JP2000002845A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000002845A
JP2000002845A JP18332398A JP18332398A JP2000002845A JP 2000002845 A JP2000002845 A JP 2000002845A JP 18332398 A JP18332398 A JP 18332398A JP 18332398 A JP18332398 A JP 18332398A JP 2000002845 A JP2000002845 A JP 2000002845A
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beam scanning
scanning optical
image
polygon mirror
image forming
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Takao Watanabe
崇雄 渡辺
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2ビーム走査光学系の構成を複数組み合わせ
ることにより、画像出力速度を高速化した画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 2本のレーザビームを感光体101表面
に同時に平行に走査可能な2つのマルチビーム走査光学
系110、120を備え、これら複数のマルチビーム走
査光学系110、120が回転多面鏡123を共用する
ように構成した。その結果、各マルチビーム走査光学系
110、120毎に回転多面鏡123を設けた場合と比
較して製造コストを大幅に削減でき、且つ2つのマルチ
ビーム走査光学系110、120によるレーザービーム
の走査特性を同一にできるので高品質の画像を形成でき
る。また、各々のマルチビーム走査光学系110,12
0からのレーザービームを回転多面鏡123の相異なる
面に照射することにより、回転多面鏡123によるレー
ザービームの反射方向を各マルチビーム走査光学系毎に
異ならせ、光学素子等の配置を容易にすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1回の走査で同時
に複数ラインの走査を行うマルチビーム走査光学系を備
えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機やレーザプリンタ
などの電子写真方式の画像形成装置においては、半導体
レーザからのレーザビームをポリゴンスキャナと呼ばれ
る回転多面鏡に照射し、回転多面鏡により主走査方向に
走査(スキャン)される反射ビームを副走査方向(主走
査方向と直交する方向)に移動する感光体表面に照射す
ることにより、出力すべき画像の潜像を形成する。レー
ザビームは、出力すべき画像に応じて変調されるので、
感光体上には出力すべき画像に応じた静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像が現像されてトナー像となる。このよ
うなデジタル画像形成装置において出力画像の精細度を
高めるためには走査線の間隔を狭くする必要がある。ま
た、アナログ高速機並に高速で画像を出力するために
は、レーザービームの走査速度を高める必要がある。し
かし、感光体にレーザービームを照射する際の主走査方
向の走査速度は、回転多面鏡の回転速度の限界によって
制限される。 そこで近年、複数のレーザビームで被走
査面を同時に走査するマルチビーム方式が採用されるよ
うになった。この方式によれば、レーザビーム数に比例
して走査速度を高めることがことができる。したがっ
て、レーザビームにより静電潜像の書き込みを行うこの
種の画像形成装置において、複写速度、印字速度を高速
化するためには、理論上は感光体に同時に走査するレー
ザービームの走査本数を2本、3本と単純に増加させて
いけばよいが、そのためにはレーザービームを感光体に
安定して平行に走査可能なレンズ光学系の開発が必要に
なる。現在、複数の半導体レーザを近接させてマルチビ
ームレーザアレイを製造する方法の開発が進んでおり、
この種のマルチビームレーザアレイを光書き込み系の光
源に用いた画像形成装置が提案されはいるが(特開平5
−29711 号、特開平5−53068 号等参照)、この種の光
源はコストが高いため、また技術的にも3本以上のレー
ザビームを安定に出射可能なマルチビームレーザアレイ
光源は実用化に至っていない。また、この種のマルチビ
ームレーザアレイ光源が安価に供給されるようになった
としても、3本以上のレーザビームを感光体上で同時に
平行に走査する場合、各ビームの感光体上での副走査方
向(感光体の回転方向)の走査間隔(走査ピッチ)を光
学的な絞りを用いて十分近接させることが可能なマルチ
ビーム走査光学系を安価な構成で実現する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決すべき課
題は、現在既に実用に至っている2ビーム走査光学系の
構成を複数組み合わせることにより、画像出力速度を高
速化した画像形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、レーザビームを回転多面
鏡に照射し、該回転多面鏡により主走査方向に走査され
る反射ビームを副走査方向に移動する感光体表面に照射
することにより、出力すべき画像の潜像を形成するよう
になした画像形成装置において、2本以上のレーザビー
ムを感光体表面に同時に平行に走査可能な複数のマルチ
ビーム走査光学系を備えると共に、これら複数のマルチ
ビーム走査光学系が前記回転多面鏡を共用するように構
成したことを特徴としている。このように、回転多面鏡
を複数のマルチビーム走査光学系で共用することによ
り、各マルチビーム走査光学系毎に回転多面鏡を設けた
場合と比較して製造コストを大幅に削減できる。また、
複数のマルチビーム走査光学系で同一の回転多面鏡を使
用することにより、回転多面鏡の回転数精度等にむらが
あっても、これら複数のマルチビーム走査光学系による
レーザービームの走査特性を同一にできるので、高品質
の画像を形成できる。また、請求項2記載の発明では、
請求項1記載の画像形成装置において、各々のマルチビ
ーム走査光学系からのレーザービームを前記回転多面鏡
の相異なる面に照射するようになしたことを特徴として
いる。このように、各々のマルチビーム走査光学系から
のレーザービームを前記回転多面鏡の相異なる面に照射
することにより、回転多面鏡によるレーザービームの反
射方向を各マルチビーム走査光学系毎に異ならせること
ができるので、各々のマルチビーム走査光学系を光学的
に独立させて構成することが可能となり光学素子等の配
置を容易にすることができる。
【0005】また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載の画像形成装置において、各々のマルチビーム走査
光学系毎に設けられた複数のレーザ変調手段と、画像情
報をライン単位に分離して各レーザ変調手段に供給する
画像情報分離手段とを備え、前記複数のレーザ変調手段
のうちの少なくとも一つは、前記マルチビーム走査装置
による走査の向きに応じて、前記画像情報分離手段から
の画像情報の向きを反転させる画像反転手段を有するこ
とを特徴としている。このように、各々のマルチビーム
走査光学系からのレーザービームを前記回転多面鏡の相
異なる面に照射する場合に、マルチビーム走査装置によ
る走査の向きに応じて、画像情報の向きを反転させるよ
うに構成することにより、正常な画像を感光体上に書き
込むことができる。つまり、各マルチビーム走査光学系
からのレーザービームが回転多面鏡の相異なる面に照射
され反射した場合、反射光の振られる向きがマルチビー
ム走査光学系によって走査の向きが逆向きの状態(例え
ば、一方が主走査方向先端側から後端側に走査されてい
るときに、他方が主走査方向後端側から先端側に走査さ
れるといった状態)になることが考えられ、このような
場合に画像情報の向きをそのままにして書き込みを行っ
たのでは画像を正常に書き込むことができないが、上記
のように走査の向きに応じて画像情報の向きを反転させ
ればこのような不具合は生じない。また、請求項4記載
の発明は、請求項1、2または3記載の画像形成装置に
おいて、主走査方向の書き込み開始位置を一定にするた
めに各マルチビーム走査光学系によるビーム走査位置を
検出する同期検知手段を、前記複数のマルチビーム走査
光学系が共用するように構成したことを特徴としてい
る。このように、各マルチビーム走査光学系によるビー
ム走査位置を検出する同期検知手段を複数のマルチビー
ム走査光学系で共用することにより、各マルチビーム走
査光学系毎に同期検知手段を設けた場合と比較して製造
コストを大幅に削減できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態の一
例を示す画像形成装置の概略構成図である。図示するよ
うに、この画像形成装置100は、感光体ドラム101
と、この感光体ドラム101の表面に各々2本のレーザ
ビーム(ビーム1、3)、(ビーム2、4)を照射する
第1及び第2のマルチビーム走査光学系110、120
を有するマルチビーム書込ユニット107とを備えてい
る。感光体ドラム101の周囲には、上記マルチビーム
書込ユニット107、帯電ユニット102、現像ユニッ
ト103、転写ユニット104、分離ユニット105、
クリーニングユニット106等がドラム回転方向(副走
査方向)に沿って配設されており、第1及び第2のマル
チビーム走査光学系110、120を有するマルチビー
ム書込ユニット107を備えたことを除けば、公知の電
子写真プロセスにより画像形成を行うように構成されて
いる。図中、aは第1のマルチビーム走査光学系110
が感光体ドラム101上をビーム走査する位置、bは第
2のマルチビーム走査光学系120が感光体ドラム10
1上をビーム走査する位置をそれぞれ示している。ここ
では位置aと位置bとの間の距離をD[mm]とする。
【0007】図2にマルチビーム書込ユニット107の
構成を示す。図示するように、マルチビーム書込ユニッ
ト107は、レーザ光源としての第1及び第2のLDア
レイ121、131と、コリメートレンズ122、13
2と、LDアレイ121、131からのレーザ光を主走
査方向に振らせつつ感光体ドラム101上に照射するた
めの回転多面鏡(以下、ポリゴンミラーという。)12
3と、感光体ドラム101上でのレーザビームの走査速
度を等速にするためのfθレンズ124、134と、反
射ミラー126、136と、ポリゴンミラー123から
の反射光によりポリゴンミラー123の回転位置を検出
し、ポリゴンミラー123の回転に同期したタイミング
信号を生成する光検出器125とを有する。光検出器1
25は、ポリゴンミラー123により反射されたLDア
レイ121、131からのレーザビームが、反射ミラー
127、137により反射されて感光体ドラム101に
到達する前に光検出器125の受光部を走査する位置に
配置されている。
【0008】図2において、図1中の第1のマルチビー
ム走査光学系110は、第1のLDアレイ121、コリ
メートレンズ122、ポリゴンミラー123、fθレン
ズ124、及び反射ミラー126からなり、図1中の第
2のマルチビーム走査光学系120は、第2のLDアレ
イ131、コリメートレンズ132、ポリゴンミラー1
33、fθレンズ134、及び反射ミラー136からな
る。すなわち、上記第1及び第2のマルチビーム走査光
学系110、120は、一つのポリゴンミラー123を
互いに共用している。各LDアレイ121、131は各
々二つのレーザービーム(ビーム1、3)、(ビーム
2、4)を出射する2ビームLDアレイである。この実
施の形態では、第1及び第2のマルチビーム走査光学系
110、120からのレーザービームがポリゴンミラー
133の互いに逆向きの面に照射されるようになってい
る。したがって、第1のマルチビーム走査光学系110
からのレーザービームと、第2のマルチビーム走査光学
系120からのレーザービームの主走査方向における走
査の向きは互いに逆向きとなる。
【0009】ポリゴンミラー133の回転数(RPM)
は機器の印字速度の要求から決定され、感光体線速度を
v[mm/s]、印字画素密度をdpi(dpi :dot pe
r inch)、ポリゴンミラー133のミラー面数をnとす
ると次式(1)によって決まる。 RPM=(v×dpi×60)/(25.4×n) ・・・(1) 上記式(1)は単一のレーザビームを感光体ドラム10
1に走査させる場合のポリゴンミラー133すなわちミ
ラー駆動モータの回転数であり、複数のレーザビームで
同時に走査する場合、ポリゴンミラー133の回転数
は、同時に走査するレーザビーム本数をmとすると、次
式(2)で与えられる。 RPM(m)=(v×dpi×60)/(25.4×n×m) ・・・(2) したがって、この実施の形態のように、2ビームLDア
レイを2つ同時に使用して書き込みを行う構成の場合、
レーザビーム本数mは4であるので、ポリゴンミラー1
33の回転数は、単一のレーザビームのみ使用した場合
の1/4に抑えることが可能となる。
【0010】図3は上記画像形成装置100の画像信号
処理系の構成を示したブロック図である。図中、150
は原稿読み取り装置など画像入力部、160はこの画像
形成装置100全体を統括制御するCPU161や画像
処理部162などからなるメイン制御部である。画像入
力部150により取り込まれた画像情報はメイン制御部
160に入力される。メイン制御部160に入力された
画像情報は、画像処理部162において処理され、上記
第1及び第2のLDアレイ121、131を画像情報に
応じて変調駆動する書込部200に伝送される。書込部
200は、画像情報分離部210、第1のLDアレイ変
調部220、第2のLDアレイ変調部230で楕成され
ている。
【0011】図4に示すように、第1LDアレイ変調部
220は、LD変調部A(221)、LD変調部B(2
22)、及び制御部227で構成され、第2LDアレイ
変調部230はLD変調部C(231)、LD変調部D
(232)、及び制御部227で構成されている。第2
LDアレイ変調部230の制御部227は、ラインメモ
リ237及び画像反転部238を有している。また、各
LDアレイ121、131は、それぞれ2つのLD22
4及び225、234及び235と、1つのPD(フォ
トダイオード)226、236を1パッケージに収納し
てなり、図示のように接続されているものとする。書込
部200に伝送された画像情報は通常、主走査方向の走
査ライン毎の情報として順次送信されて来るので、画像
情報分離部210において、順次、奇数ラインの画像情
報は第1LDアレイ変調部220へ送信し、偶数ライン
の画像情報は第2のLDアレイ変調部230へ送信す
る。
【0012】第1のアレイ変調部220においては、
1,5,〜,4m+1ライン目の画像情報をLD変調部
A(221)に送信し、3,7,〜,4m+3ライン目
の画像情報をLD変調部B(222)に送信する。同様
にして、第2のLDアレイ変調部(230)において
は、ラインメモリ237に偶数ラインの画像情報を下記
式(3)で与えられる一定の時間だけ一時保管し、2,
6,〜,4m+2ライン目の画像情報をLD変調部C
(231)に送信し、4,8,〜,4mライン目の画像
情報をLD変調部D(232)に送信する。(ただし、
m=1,2,3,・・・)ここで、ラインメモリ237
に一時保管されたライン画像情報は、画像反転手段23
8により反転され、主走査方向の後端より第2のLDア
レイ変調部(230)に送出する。 一定時間(補間時間)T(s)=D[mm]/v[mm/s] ・・・(3 ) 第1のLDアレイ変調部220は第1のマルチビーム走
査光学系110に含まれており、第2のLDアレイ変調
部230は第2のマルチビーム走査光学系120に含ま
れている。なお、この実施の形態では、第2のLDアレ
イ変調部230の制御部239にラインメモリ237、
画像反転部238を有する構成としているが、画像情報
分離部210と第2のLDアレイ変調部230の間や、
画像情報分離部210にこれらを設けてもよい。
【0013】第1のLDアレイ変調部220のLD変調
部A、Bは各々、送信されたライン画像情報に応じて、
光検出器125によって検出されたポリゴンミラー13
3の回転と同期してLD1(224)、LD3(22
5)を変調制御して、感光体ドラム101上に2ライン
同時に奇数ラインを平行に走査して静電潜像を形成す
る。同様に第2のLDアレイ変調部230のLD変調部
C、Dは各々、送信されたライン情報に応じて、ポリゴ
ンミラー133の回転と同期してLD2(234),L
D4(235)を変調制御して、感光体ドラム101上
に2ライン同時に偶数ラインを平行に走査して静電潜像
を形成する。上記構成及び動作により、感光体ドラム1
01上には、図5のようにして静電潜像が形成される。
すなわち、第1のマルチビーム走査光学系110により
奇数番目のラインが2ラインずつ走査され、その一定時
間T(s)後に第2のマルチビーム走査光学系120に
より奇数番目のラインが2ラインずつ走査される。奇数
番目のラインの書き込み終了後、上記一定時間T(s)
経過する間に、感光体ドラム101が回転し、第1のマ
ルチビーム走査光学系110が走査を行った箇所がD[
mm] だけ移動し、そのタイミングで偶数ラインの書き
込みが行われるので、奇数番目と偶数番目のライン画像
が正しく交互に書き込まれる。
【0014】また、偶数番目のライン走査方向は、奇数
番目のライン走査方向と逆方向となっているが、偶数番
目のラインの画像はラインメモリ237に一時保管され
た後画像反転手段238により反転されて出力されるの
で、奇数番目も偶数番目もライン画像が正常に書き込ま
れる。上記のようにして、奇数番目のライン画像と偶数
番目のライン画像の書き込みを各々2ラインずつ行って
感光体ドラム101表面に静電潜像を書き込んだ後、静
電潜像がトナーで現像され、そのトナー画像が用紙に転
写、定着されることにより所望の画像が形成される。な
お、装置ごとにおけるマルチビーム書込ユニット107
の取り付け位置や感光体ドラム101上での書込位置の
ばらつきを吸収できるようにするために、奇数番目のラ
イン走査を行ってから偶数番目のライン走査を行うまで
の上記一定時間T(s)は装置ごとに調整可能ととす
る。また、上記の例ではマルチビーム走査光学系の光源
としてLDアレイを用いているが、LDアレイを用いる
代わりに、単一ビームのLDを複数平行に設置し、プリ
ズム、レンズ等の光学素子を用いて感光体ドラム上に所
望のビームピッチで集光するようにしてもよい。また、
上記の例では2ビーム走査光学系を複数(上記の例では
2つ)用いているが、各々3本以上のレーザビームを出
射するマルチビーム走査光学系を複数用いるようにして
もよい。3ビーム以上のマルチビーム走査光学系が実用
化されれば、本発明の構成により容易に、印字速度を高
速化できるようになる。また、本発明をデジタル複写
機、プリンタ、ファクシミリなど様々な画像形成装置に
適用可能である。すなわち、上記画像入力部150は、
デジタル複写機の場合は原稿読み取り装置(スキャナ)
に相当し、プリンタの場合はパーソナルコンピュータ等
との通信インタフェースに相当し、ファクシミリの場合
は回線通信手段に相当する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような優れた効果を発揮できる。請求項1に記載の
発明では、レーザビームを回転多面鏡に照射し、該回転
多面鏡により主走査方向に走査される反射ビームを副走
査方向に移動する感光体表面に照射することにより、出
力すべき画像の潜像を形成するようになした画像形成装
置において、2本以上のレーザビームを感光体表面に同
時に平行に走査可能な複数のマルチビーム走査光学系を
備えると共に、これら複数のマルチビーム走査光学系が
前記回転多面鏡を共用するように構成したことにより、
各マルチビーム走査光学系毎に回転多面鏡を設けた場合
と比較して製造コストを大幅に削減でき、且つ、複数の
マルチビーム走査光学系によるレーザービームの走査特
性を同一にできるので高品質の画像を形成できる。ま
た、請求項2記載の発明では、請求項1記載の画像形成
装置において、各々のマルチビーム走査光学系からのレ
ーザービームを前記回転多面鏡の相異なる面に照射する
ようになしたことにより、回転多面鏡によるレーザービ
ームの反射方向を各マルチビーム走査光学系毎に異なら
せることができるので、各々のマルチビーム走査光学系
を光学的に独立させて構成することが可能となり光学素
子等の配置を容易にすることができる。また、請求項3
記載の発明では、請求項2記載の画像形成装置におい
て、各々のマルチビーム走査光学系毎に設けられた複数
のレーザ変調手段と、画像情報をライン単位に分離して
各レーザ変調手段に供給する画像情報分離手段とを備
え、前記複数のレーザ変調手段のうちの少なくとも一つ
は、前記マルチビーム走査装置による走査の向きに応じ
て、前記画像情報分離手段からの画像情報の向きを反転
させる画像反転手段を有することにより、正常な画像を
感光体上に書き込むことができる。また、請求項4記載
の発明では、請求項1、2または3記載の画像形成装置
において、各マルチビーム走査光学系によるビーム走査
位置を検出する同期検知手段を複数のマルチビーム走査
光学系で共用することにより、各マルチビーム走査光学
系毎に同期検知手段を設けた場合と比較して製造コスト
を大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す画像形成装置
の概略構成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の一構成要素であるマ
ルチビーム書込ユニットの構成を示す概略斜視図であ
る。
【図3】図1に示す画像形成装置の画像信号処理系の構
成を示すブロック図である。
【図4】図3中のLDアレイ変調部及びLDアレイの構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す静電潜像形成動作の
説明図である。
【符号の説明】
100:画像形成装置、101:感光体ドラム、1、
3:レーザビーム、2、4:レーザビーム、110:第
1のマルチビーム走査光学系、120:第2のマルチビ
ーム走査光学系、107:マルチビーム書込ユニット、
121:第1のLDアレイ、131:第2のLDアレ
イ、122:コリメートレンズ、132:コリメートレ
ンズ、121:LDアレイ、131:LDアレイ、12
3:回転多面鏡と、125 光検出器(同期検知手
段)、150:画像入力部、162:画像処理部、16
0:メイン制御部、200:書込部、210 画像情報
分離部(画像情報分離手段)、220:第1のLDアレ
イ変調部(レーザ変調手段)、230:第2のLDアレ
イ変調部(レーザ変調手段)、221:LD変調部A、
222:LD変調部B、231:LD変調部C、23
2:LD変調部D、237 ラインメモリ、238:画
像反転部(画像反転手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを回転多面鏡に照射し、該
    回転多面鏡により主走査方向に走査される反射ビームを
    副走査方向に移動する感光体表面に照射することによ
    り、出力すべき画像の潜像を形成するようになした画像
    形成装置において、2本以上のレーザビームを感光体表
    面に同時に平行に走査可能な複数のマルチビーム走査光
    学系を備えると共に、これら複数のマルチビーム走査光
    学系が前記回転多面鏡を共用するように構成したことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    各々のマルチビーム走査光学系からのレーザービームを
    前記回転多面鏡の相異なる面に照射するようになしたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、
    各々のマルチビーム走査光学系毎に設けられた複数のレ
    ーザ変調手段と、画像情報をライン単位に分離して各レ
    ーザ変調手段に供給する画像情報分離手段とを備え、 前記複数のレーザ変調手段のうちの少なくとも一つは、
    前記マルチビーム走査装置による走査の向きに応じて、
    前記画像情報分離手段からの画像情報の向きを反転させ
    る画像反転手段を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の画像形成装
    置において、主走査方向の書き込み開始位置を一定にす
    るために各マルチビーム走査光学系によるビーム走査位
    置を検出する同期検知手段を、前記複数のマルチビーム
    走査光学系が共用するように構成したことを特徴とする
    画像形成装置。
JP18332398A 1998-06-15 1998-06-15 画像形成装置 Withdrawn JP2000002845A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109725299A (zh) * 2017-10-31 2019-05-07 北京北科天绘科技有限公司 一种激光扫描装置、雷达装置及其扫描方法
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