JP2005081554A - 記録装置 - Google Patents

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Hisatsugu Naito
久嗣 内藤
Tetsuya Kawanabe
哲也 河鍋
Makoto Hibi
真 日比
Norio Shimura
典男 志村
Kazuya Imafuku
和也 今福
Arata Miyagi
新 宮城
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Abstract

【課題】 給紙装置を複数有して切り替え可能な記録装置において、選択された給紙装置の給紙可能用紙幅より幅広の印字データを受信した場合は、記録不可能なデータを吐出しないことを目的とする。
【解決手段】 給紙装置切り替え手段と、選択給紙装置検出手段と、印字データ幅検出手段と、データ幅と最大給紙可能幅との比較手段と、印字データカット手段と、印字禁止手段と、を有し、最大給紙可能用紙幅より大きい印字データはカットして印字する、あるいは、一切印字しないよう構成した。
【選択図】 図7

Description

本発明は、記録媒体に画像の記録を行う記録装置に関し、特には、積載手段に積載された記録媒体を記録が行われる位置へ供給して記録を行うとともに、積載手段を複数有し、複数の積載手段のうち記録のために使用する積載手段を切り替えて給紙する記録媒体を切り替え可能に構成された記録装置に関するものである。
近年、記録装置の中でも、インクを吐出するインクジェット方式によりカラー画像を記録する記録装置が普及しており、高画質化のための改良がなされている。デジタルカメラの急速な普及に伴い、記録装置が記録する画質については、銀塩写真と並ぶ高画質、高品位が求められてきており、また、実際にもその銀塩写真に匹敵する高画質な記録装置も開発されている。
そのため、家庭において、はがき・L判サイズ等の写真を、簡単な操作で気軽にプリントしたい、という要求が高まっている。
様々な用紙サイズに対応して画像記録を行う構成として、原稿を読み取って画像を記録するとともに、記録紙のサイズと原稿のサイズが異なっている場合に、使用する記録手段が複数色に対応したものか単色に対応したものかを検知するとともに、原稿及び記録紙のサイズを検知し、原稿の読み取りをカラーで、モノクロのいずれとするかを使用者が指示した場合に、カラーの場合とモノクロの場合とで適切に等倍コピー、縮小コピーを選択してコピー動作を実行するようにした構成が知られている(例えば、特許文献1)。
また、被記録材のサイズの変更に速やかに対応できるようにすることを目的として、シート、カード等の記録媒体が積載される積載体に、記録媒体の複数のサイズそれぞれに対応した積載部を設けたものが知られている(例えば、特許文献2)。
また、記録媒体の存在しない部分に記録されるのを防止することを目的として、記録される用紙の幅を検出して、記録されるデータに適合した幅でない場合、特にデータによって記録される幅が記録用紙の幅よりも大きいときに、縮小して記録する構成(例えば、特許文献3)や、記録紙の幅とデータによって記録される幅とが適合しないときは印字を停止する構成(例えば、特許文献4)が知られている。
特開平10−126611号公報 特開2000−031261号公報 特開平06−340141号公報 特開2000−020274号公報
前述のように、写真調の印刷を、サイズの異なる複数の記録媒体に対して行う場合、PC上のプリンタドライバーで用紙を選択すると同時に、記録装置の給紙積載部(一般に1箇所)に記録しようとする記録シートをユーザーが入れてプリントを行う必要があるが、通常、文書や電子メールなどを記録媒体に記録する時は普通紙、ある時は写真調用紙、と使い分けることが通常の使用状況として想定され、文書等のプリントと写真のプリントなどを交互に、あるいは順不同に行う場合には、写真調のプリントを行った後に、写真調のプリントに対応した特殊用紙(写真調用紙)をプリンタから取り除き、その後、普通紙をセットする、またはこの逆の操作を頻繁に行う必要があった。
このように記録シートを入れ替える時は、同時に取り外した記録シートを保管する必要もあり、その時、写真調用紙を裸の状態で保存しておくとホコリやら外光の影響を受けてしまい好ましくないので元の収納袋等に戻して保管する必要があり、ユーザにとって煩雑な作業となる。
このように、用紙の変更に伴って、積載する用紙の変更が必要な構成に対して、A4サイズの普通紙、L版・はがきサイズ写真調用紙、それぞれに対する2つの給紙口、もしくは用紙を積載する積載部を設け、それぞれに独立した給紙機構を持てば上記の不都合は解消されるが、装置が複雑となって部品点数も増えることから装置の製造コストが高くなり、また、装置サイズも当然大きくなってしまうことになる。
そこで、給紙装置のトレイに小さい記録シートを積載可能な第二の積載トレイを退避位置と給紙位置を移動可能なように配して、給紙装置にはA4サイズの普通紙をセットし、第二の積載トレイには、L版・はがきサイズ写真調用紙をセットして、写真印刷が必要な時のみ、第二の積載トレイから給紙するように可動し、印刷終了すると元の退避位置に戻すことにより、前記問題に対応するような提案もされている。
ところが、このような構成の場合、例えば、A4サイズのデータを印刷するつもりで記録データを送信した際に、給紙装置に用紙が一切セットされていなかったら、給紙動作後、記録用紙なしエラーが発生する。ここで、操作者が間違って、小さい記録シートを積載した第二の積載トレイを給紙可能位置に移動して、エラー後の動作再開させてしまうと、記録装置は、第二の積載トレイからL版ないしは、はがきサイズの写真調用紙を給紙し、その用紙にA4サイズのデータを印刷してしまうことになる。
結果として、本来の印刷結果が得られないのみならず、高価な写真調記録用紙を無駄に消費し、また、記録用紙に印刷しきれないインクで、記録装置内部を汚してしまったり、といったさまざまな不具合が発生してしまうことになる。
このように、ユーザーにとっては決して使いやすい装置を提供できているとはいえない面があった。
本発明は上記の問題を解決すべく、記録データによって記録される主走査方向に沿った長さ(記録幅)と、給紙した積載手段の最大給紙可能幅とを比べ、記録データによって記録される幅の方が大きい場合には、積載手段の最大給紙可能幅以外の領域に対する記録を行わない、あるいは、一切の印字をしないで排紙するようにするものである。
本発明上記目的を達成するために、具体的には、記録媒体を積載する第1の積載手段と第2の積載手段のうち、選択されたいずれか一方に積載される記録媒体を1枚ずつ分離して送り出す給紙手段を備え、前記給紙手段によって送られた記録媒体に対して記録ヘッドを主走査方向へ走査しながら記録データに応じて記録を行う記録装置において、前記第1、第2の積載手段のうち、どちらの積載手段が選択されているかを検出する検出手段と、記録データによって記録される、前記主走査方向に沿った長さを検出する記録幅検出手段と、積載手段に積載可能な最もサイズの大きい記録媒体の前記主走査方向に沿った長さを超える分の記録データをカットする記録データ制限手段と、を有し、記録データによって記録される前記主走査方向に沿った長さが、前記第1、第2の積載手段のうち、選択されている積載手段に積載可能な最もサイズの大きい記録媒体の前記主走査方向の長さを超えるとき、前記記録データ制限手段により、選択された積載手段に積載される記録媒体の外に対する記録動作を行わないようにすることを特徴とする。
また、本発明は、記録媒体を積載する第1の積載手段と第2の積載手段のうち、選択されたいずれか一方に積載される記録媒体を1枚ずつ分離して送り出す給紙手段を備え、前記給紙手段によって送られた記録媒体に対して記録ヘッドを主走査方向へ走査しながら記録データに応じて記録を行う記録装置において、前記第1、第2の積載手段のうち、どちらの積載手段が選択されているかを検出する検出手段と、記録データによって記録される、前記主走査方向に沿った長さを検出する記録幅検出手段と、記録データによって記録される前記主走査方向に沿った長さが、前記第1、第2の積載手段のうち、選択されている積載手段に積載可能な最もサイズの大きい記録媒体の前記主走査方向の長さを超えるとき、選択された積載手段から送られた記録媒体に対する記録動作を行わないよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、第1の給紙トレイに付加して小さい記録シートを積載可能な第2の積載トレイを、退避位置と給紙可能位置を移動可能なように操作でき、その状態を検知できるようにし、その1つの給紙・分離機構で第1と第2の両方の積載トレイからの給紙・分離・紙種検知を行える様な状態において、A4サイズ等の大きな用紙の印字データを、小さいサイズ専用の第二の積載トレイから給紙して印字しようとした場合でも、記録装置内部をインクで汚したり、小さい用紙サイズの高価な写真調記録用紙に無駄な印字をしたりすることない記録装置を供給することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。
本発明を適用したインクジェット記録装置の全体斜視図を図1に示す。
給紙トレイ3に積載された記録媒体である記録シート1は給紙装置部5によって1枚ずつ分離されて記録部2に矢印6の方向に給紙されていく。図示する装置によって記録可能な記録媒体としては、普通紙、インク吸収用にコート層が形成されて特殊紙(写真調の記録に適した用紙においては写真調用紙ともいう)等のシート状の記録媒体が主であり、記録媒体を以下記録シートとして説明する。なお、トレイにCD(コンパクトディスク)を載置してCDのラベル面上にプリントを行う構成も知られており、本発明はそのような機能、機構を備えた構成としてもよい。
記録シート1の上方にはサブ給紙トレイ200(以下フォトトレイともいう)を保持したサブ給紙ユニット100(以下フォトデッキともいう)が給紙装置部5にユーザーが着脱可能な形式で装着してある。サブ給紙トレイ200の中には大きさの比較的小さい、L判・はがき等の写真用記録シートが複数枚収納してある。サブ給紙トレイ200には収納した記録シートに対して埃や外光を遮断するためにトレイ蓋203(以下カバーともいう)が設けられており、ユーザーはこのトレイ蓋203を開けて写真用記録シートを装填させるようになっている。後方の記録シート1については、大きさはA4・B5等の比較的大きな、書類作成用に使用する用紙を積載するのが好適であり、その例を図1に示してあるが、これに限るものでなく、後方部に大きな写真用記録シートを積載することも可能である。記録シート積載方向上方に位置しているサブ給紙ユニット100とは適正な隙間を持っているので、記録シート1もたとえば100枚程度の積載が可能なように構成してある。記録シートの表面には紙種センサ4が適正圧力で接触する様に具備してあり、記録部2に送り出す前の記録シートの表面状態を光学的に検出・識別し、その結果に基づいて最適な画像プリントが行われるように制御されている。
サブ給紙ユニット100は先に述べたように給紙装置部5に着脱可能に構成されており、取り外した状態を図2に示す。写真用記録シートを収納したまま着脱が可能になっていて、サブ給紙ユニット100の左右部にはロックレバーR112とロックレバーL116が配してあり、これに連動した係合部が給紙装置部5に係合することで固定され、逆にはずす時はロックレバーR112とロックレバーL116を操作して係合を解除するようになっている。
次に図3を用いて、サブ給紙トレイ100の動作について説明する。サブ給紙ユニット100の正面部には回転ノブ105(以下セットレバーともいう)が設けてあり、ポジション7と8の2ポジションの間を回転させて操作する様になっている。回転ノブ105は後述する機構に連動しており、サブ給紙トレイ200を矢印6及びその逆方向に往復移動させる様になっていて、ポジション7の時には(図1の状態)サブ給紙トレイ200は待避状態に、そしてポジション8の時(図3の状態)にはサブ給紙トレイ200は給紙可能状態に、それぞれ位置するようになっている。この2つのポジションについて、リリースポジションと、スタンバイポジションというように表現する。
本実施例においては記録装置1本体に着脱可能に小サイズ紙専用のサブ給紙ユニットが設けられている。フォトデッキは記録装置本体に装着される際は給紙装置部に位置決めされ、給紙装置部の圧板及び圧板に積載される記録シートと略平行に積載上方に配置される。フォトデッキはフォトデッキに積載された記録シートを給紙し該記録シートに記録することができるスタンバイポジションと記録装置本体の給紙装置部に積載された記録シートを給紙し(つまりフォトデッキに積載された記録シートは給紙されない)該記録シートに記録するリリースポジションとの2つのポジションを簡単なレバー操作で選択可能な構成としており簡易2bin給紙装置のように使用できる。また、フォトデッキは駆動源をもたず記録装置本体の給紙部の駆動力及び分離機構を利用する構成としている。これにより簡単な構成、コンパクト、低コスト、利便性を併せ持つことができる。
本実施例においてフォトデッキは、L版写真用紙サイズ、パノラマ写真用紙サイズ、官製はがきサイズ、4×6インチサイズの記録シートサイズに対応している。
次にフォトデッキ100の使用方法について図に沿って説明する。
図1は記録装置にフォトデッキ100を装着しリリースポジションにある状態を示し、図2は記録装置本体からフォトデッキ100が外れている状態を示し、図3は記録装置本体にフォトデッキ100を装着しスタンバイポジションにある状態を示す説明図である。
図2のフォトデッキ100が外れている状態からフォトデッキ100を記録装置本体の給紙装置部の圧板51(図5参照)と略平行に移動しフォトデッキ100を記録装置本体の給紙装置部5に装着する(図1:フォトデッキ装着、リリースポジション)。
フォトデッキ100の右側は足部を本体外装の穴を貫通して給紙装置部のフォトデッキ取り付け部(不図示)に差し込む。給紙装置部の凸形状先端部(不図示)がフォトデッキ100の溝形状の天井部(不図示)に当接することで差し込み方向の位置が決まる。
この時、ロックレバーR112は前記給紙装置部の側壁に形成されたリブ形状5aに係合しフォトデッキが装着方向と反対方向に抜けてしまうのをロックする。
ロックレバーL116はフォトデッキベース101とともに前記給紙装置部5のマウントの板厚分を挟みこむようにしてロックレバーR112同様フォトデッキが装着方向と反対方向に抜けてしまうのをロックする。
図4は、図1のリリースポジション状態にされた状態のフォトデッキの断面説明図である。この状態では、サブ給紙トレイ200は上に上がった状態なので、PCから印字命令を受信すると、図1のフォトデッキ背面に設置されている給紙トレイ上にある記録用紙を給紙するよう構成されている。
次にフォトデッキからの給送について説明する。
図5は、図3のスタンバイ状態にされた状態のフォトデッキの断面説明図で、フォトデッキ100から給紙が行われているところを示すものである。この状態では、サブ給紙トレイ200は下に下がった状態となり、フォトデッキ背面に設置されている給紙トレイ上にある記録用紙と、給紙ローラー52の間にサブ給紙トレイを潜り込ませることになるので、PCから印字命令を受信すると、図1のフォトデッキ背面に設置されている給紙トレイ上にある記録用紙ではなく、その上に配置されているサブ給紙トレイから給紙するよう構成されている。
また、サブ給紙トレイ200が下に下がった状態になると、ポジションセンサ(トレイ位置検知センサ)により、状態が検出されているので、PCから印字命令を受信して、給紙命令が実行されるときのセンサー状態を保持しておくことにより、サブ給紙トレイから給紙された()か、あるいは、給紙トレイ上から給紙されたかを判断することができる。
給紙装置部から1枚ずつ分離されて送り出す機構は公知であるものを使っているのでここでは詳しい説明を省略するが、送り出すための給紙ローラ52が記録シート1の先端部付近に位置しており、この給紙ローラ52及びその近傍の機構にて積載した用紙の最上面から1枚ずつ記録シートが送り出されるようになっている。
上記実施例でフォトトレイ200上の記録シートを便宜上写真用記録シートと称して説明を続けてきたが、ここに積載するものは写真用記録シートに限るものでなく、記録シート全般に適用可能である事は言うまでもない。
次に、このインクジェット記録装置の制御系の構成について、図6のブロック図を参照して説明する。このインクジェット記録装置は、ホストコンピュータ400と接続して用いることができ、ホストコンピュータ400から指令信号や、記録すべき文字や画像などのデータ(以下、画像データと称する。)を受信して、この画像データに応じた画像の記録を行うことができる。また、インクジェット記録装置からは、正しくデータが転送されているか否かを確認するデータ、インクジェット記録装置の動作状態を知らせるデータなどがホストコンピュータ400に返される。
ホストコンピュータ400から受信した記録データは、インクジェット記録装置の受信バッファ401に入力される。インクジェット記録装置は、この受信バッファ401に入力されたデータに基づいて記録動作を統括制御する、CPU402aを有する制御部402を有している。制御部402は、受信バッファ401に入力された画像データの処理を行い、圧縮された画像データの解凍や、各色間の境界や空白を検知して、記録のためのデータを生成する画像処理部402bを含んでいる。この制御部402には、受信した画像データなどを一時的に記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)から構成されるメモリ部403や、各部のコントロール部が接続されている。
次に、各コントロール部について説明する。メカコントロール部404は、キャリアモータ、LFモータなどのメカ部405を駆動制御する。センサ/SWコントロール部406は、紙種センサ4やトレイ位置検知センサ114等の各種センサおよびSW(スイッチ)を含むセンサ/SW部407からの信号を処理する。表示素子コントロール部408は、表示パネル群のLEDや液晶表示素子などを含む表示素子部409を制御する。記録ヘッドコントロール部410は記録ヘッド411を制御する。これら各コントロール部は、制御部402からの指令に基づいて動作し、必要に応じて制御部402にフィードバック信号などを送る。例えば、記録ヘッドコントロール部410は、記録ヘッド411の状態を示す温度情報などを制御部402に送る。
図7は、本発明の実施例1における記録装置のメカコントロール部メイン処理のフローチャートである。まず、電源ON中は、画像処理部からの命令を待ちながらこのエンジン制御メイン処理をループしつづける。コントローラー部は、通常、IEEE1284ないしは、USB等のI/Fからから受信した印字用データをコマンド解析して、記録用紙を給紙し、平行して印字用バッファにデータ展開し、エンジン部が印字できるような状態にして、印字命令を出したりすることにより、記録用紙に印字を行っていくよう構成されている。
通常、まず、S701のメッセージ待ち状態で停止しているが、リアルタイムOS等によるメッセージ受信によりループを抜けて、S702で最初に電源ON初期化動作命令かどうかチェックし、電源ON初期化動作命令だったら、S703に進み、電源ON時の初期化処理(キャリッジのホームポジション検出、紙送りモーター初期化、給紙機構初期化、クリーニング機構初期化等)を行った後、ふたたびS701のメッセージ受信待ち状態に戻る。
同様に、画像処理部部からのメッセージを受信すると、S701のメッセージ待ち状態を抜けて、S702で、電源ON初期化動作命令かどうかチェックし、そうでなかったら、S704に進み、給紙命令かどうかチェックする。給紙命令だったら、積載装置から記録用紙をピックアップし、印字動作可能な位置まで記録用紙を紙送りしてから、ふたたびS701のメッセージ受信待ち状態に戻る。同様に、メッセージを受信したら、以下、S706〜S714で、紙送り命令、紙送り&1行印字命令、排紙命令、クリーニング命令、電源OFF時動作命令、かどうかチェックし、該当していたら、それぞれの処理(S707〜S715)をおこなった後、ふたたびS701のメッセージ受信待ち状態に戻るよう構成されている。
図8は、図7のS708で、メカコントロール部が画像処理部から紙送り&1行印字命令を受信した際の、S709紙送り&1行印字の処理内容を示したものである。通常、主走査方向と直交する副走査方向への紙送りがすでに、S706の紙送り命令で実行されている可能性があるので、実行されているかどうかS801でチェックする。実行済みであれば、紙送り動作は行わず、キャリッジを主走査方向へ走査しながら行う記録動作に入る。もし、未実行であれば、S802で紙送り動作を行う。次に、S803で、現在の記録動作を行っている用紙がどちらの積載トレイから給紙されたかの状態を調べ、同時に記録動作の最大印字幅PrintWidthを調べ、第一、第二の積載トレイのうち、給紙された方の最大積載可能用紙幅PaperWidthと比較する。
「PrintWidth>PaperWidth+ふちなし印字分+α(マージン)」の条件を満たしていたら、記録用紙と印字幅がマッチしていないと判断し、印字動作自体(主走査方向へのキャリッジスキャンをともなうインク吐出動作)を行わない。そうでなければ、通常通り、S804で印字動作を行う。
単純に、最大積載可能用紙幅PaperWidthと記録動作の最大印字幅PrintWidthを比較しないのは、ふちなし印字を行う場合は、記録用紙に対して印字幅がはみ出した形になるので、その分を考慮にいれる必要があるのと、マージンα(数mm程度)は若干の誤差等を許容するためである。
上述の実施例1では、印字データを毎行印字するたびに印字するかどうか判断するように構成していたが、あらかじめ給紙した時に、PrintWidth>PaperWidth+ふちなし印字分+α(マージン)かどうか決定し、以降はその決定した情報を参照するように構成しても良い。
上述の実施例2の構成では、あらかじめ給紙した時に、「PrintWidth>PaperWidth+ふちなし印字分+α(マージン)」かどうか決定するよう構成したが、決定後は、印字しないで即排紙するよう構成しても良い。このようにすると、給紙、紙送り+(印字しない)、紙送り+(印字しない)・・・排紙、といったような印字しない紙送り動作で記録用紙を搬送することなく、給紙、即排紙してしまうので、動作自体が早く終了するというメリットがある。
上述の実施例1〜3では、「PrintWidth>PaperWidth+ふちなし印字分+α(マージン)」の場合、一切印字しないよう構成したが、PaperWidth+ふちなし印字分+α(マージン)分だけは印字して、それ以上のPrintWidthまでの分の印字をカットするよう構成することも可能である。この場合、異なった記録用紙に印字(たとえば、A4用の記録データの一部分をL版の写真調記録用紙に記録)してしまうが、記録装置内部にインクを吐出してしまい、本体内部の機構部等を汚してしまうことはない。
前述した実施例では、二種類の積載トレイを切り替え可能に構成した場合についてのものだが、二種類に限定されることなく、三つ以上の積載トレイを切り替え可能に構成した場合でも、選択された給紙装置の最大給紙可能用紙幅と比較することにより、同様の効果を得ることができる。
本発明を適用した記録装置でのサブ給紙トレイの待避状態を表した全体斜視図である。 サブ給紙ユニット自体を取り外した説明図である。 本発明を適用した記録装置でのサブ給紙トレイの給紙可能状態を表した全体斜視図である。 サブ給紙ユニットのスタンバイポジション状態での記録装置本体の給紙装置部の断面説明図である。 サブ給紙ユニットのスタンバイポジション状態での記録装置本体の給紙装置部の断面説明図である。 本発明を適用可能なインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。 実施例1におけるメカコントロール部の処理を示すフローチャートである。 実施例1における処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 記録シート
2 記録部
3 給紙トレイ
4 紙種センサ
5 給紙装置部
7 リリースポジション(退避ポジション)指標
8 スタンバイポジション(給紙ポジション)指標
51 圧板
52 給紙ローラ
53 給紙装置部の凸形状部
100 フォトデッキ(サブ給紙ユニット)
101 フォトデッキベース
103 フロントカバー
105 セットレバー(回転ノブ)
106 セットアーム
107 ロックシャフト
109 ポジションセンスレバー
110 ポジションセンスレバーバネ
111 ポジションセンスリンクレバー
112 ロックレバーR
116 ロックレバーL
200 フォトトレイ
201 下ケース
202 上ケース
203 カバー
209 写真用記録シート
210 レバー

Claims (4)

  1. 記録媒体を積載する第1の積載手段と第2の積載手段のうち、選択されたいずれか一方に積載される記録媒体を1枚ずつ分離して送り出す給紙手段を備え、前記給紙手段によって送られた記録媒体に対して記録ヘッドを主走査方向へ走査しながら記録データに応じて記録を行う記録装置において、
    前記第1、第2の積載手段のうち、どちらの積載手段が選択されているかを検出する検出手段と、
    記録データによって記録される、前記主走査方向に沿った長さを検出する記録幅検出手段と、
    積載手段に積載可能な最もサイズの大きい記録媒体の前記主走査方向に沿った長さを超える分の記録データをカットする記録データ制限手段と、
    を有し、記録データによって記録される前記主走査方向に沿った長さが、前記第1、第2の積載手段のうち、選択されている積載手段に積載可能な最もサイズの大きい記録媒体の前記主走査方向の長さを超えるとき、前記記録データ制限手段により、選択された積載手段に積載される記録媒体の外に対する記録動作を行わないようにすることを特徴とする記録装置。
  2. 前記第2の積載手段は、前記第1の積載手段の上方に、退避位置と給紙可能位置とに移動可能に構成され、
    前記検出手段は、操作者により前記第2の積載手段が前記退避位置にあるか前記給紙可能位置にあるかを検知して、選択されている積載手段を検出することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 記録媒体を積載する第1の積載手段と第2の積載手段のうち、選択されたいずれか一方に積載される記録媒体を1枚ずつ分離して送り出す給紙手段を備え、前記給紙手段によって送られた記録媒体に対して記録ヘッドを主走査方向へ走査しながら記録データに応じて記録を行う記録装置において、
    前記第1、第2の積載手段のうち、どちらの積載手段が選択されているかを検出する検出手段と、
    記録データによって記録される、前記主走査方向に沿った長さを検出する記録幅検出手段と、
    記録データによって記録される前記主走査方向に沿った長さが、前記第1、第2の積載手段のうち、選択されている積載手段に積載可能な最もサイズの大きい記録媒体の前記主走査方向の長さを超えるとき、選択された積載手段から送られた記録媒体に対する記録動作を行わないよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
  4. 前記制御手段は、記録データによって記録される前記主走査方向に沿った長さが、前記第1、第2の積載手段のうち、選択されている積載手段に積載可能な最もサイズの大きい記録媒体の前記主走査方向の長さを超えるとき、前記給紙手段によって送られた記録媒体に対して記録を行わずに、送られた記録媒体を装置外へ排出する動作を行うよう制御することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
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