JP2005081177A - 撹拌装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数の容器2に対してマグネット回転体3を組として配設し、撹拌子と一対の関係で同期回転するよう連装して、マグネット回転体3を、隣設するマグネット32の磁極同士が互いに回転位置で対向しないよう異なる磁軸向きをもって配置させて構成し、または、マグネットの磁極を、その磁力線が上下方向に背反して働くよう構成させて、前記撹拌子4は、マグネットのS−N磁極幅よりも短い寸法に設定する。
【選択図】 図1
Description
ところで、従来、例えば特許文献1に開示された如く、2つの容器(4)内にセットされたマグネット付き撹拌子(5)を、1つのマグネット回転体(6)の磁力伝達により従動回転させようにし、プーリ(7、8,9)による駆動伝達手段を介して3組のものをモータ(13)により同期駆動するようにしたものが知られている。
なお上記カッコ付き符号は当該公報に所載の符号であることを示す。
また、上記課題を解決するために本発明が採用した技術手段は、複数の容器の外部下側にモータ駆動に連動して同期回動すべく設けられたマグネット回転体によって、各容器内にセットされた撹拌子を、その磁力伝達により従動せしめて一斉回転可能に構成することで、容器内液体の混合や撹拌などを行う撹拌装置であって、前記マグネット回転体は、各容器に組として配設されると共に、マグネットの磁極を、その磁力線が上下方向に背反して働くよう構成する一方、前記撹拌子は、マグネットのS−N磁極幅よりも短い寸法に設定してあることを特徴とするものである。
マグネット回転体は、隣設するマグネットの磁極同士が互いに回転位置で対向しないよう異なる磁軸向きをもって配置させて構成してあるので、
また、マグネット回転体は、各容器に組として配設されると共に、マグネットの磁極を、その磁力線が上下方向に背反して働くよう構成する一方、前記撹拌子は、マグネットのS−N磁極幅よりも短い寸法に設定してあるので、
隣設するマグネット回転体同士を、近接配置しても、相互の磁力干渉を軽減・回避して、殊更磁力を有しない撹拌子に対しても良好な磁力伝達が図られ、結果、ステッピングモータの駆動特性を利用できるようになり、各撹拌子を低速から高速へ、一定速度へと任意に速度切換えする精度の良い同期回転制御を可能にし、変化性に富んだ渦流生成による撹拌を行うことができ、しかも、規格ピッチで配列された薬品吐出器具、分注装置等のを利用した分注工程をそのまま撹拌工程として移行することができ、装置のコンパクト化と共に、作業工程の簡略化や作業性の向上を図ることができる。
各マグネット回転体3……は、それぞれ隣接する弾性ローラ13同士を弾圧係合することで回転が伝達されるよう連動連結され、任意の回転軸33の一つ(図1の右から2番目)をモータ12の駆動軸33aに直結させて、互いに異方向に同期回動すべく構成されている。
なお、撹拌子4は、磁力を有しない強磁性体を用いたが、マグネットを用いても良く、また、その材質は検体等との反応を起こさないのものであれば任意のものを用いることができる。さらに、鉄など液体と反応するものであってもフッ素樹脂等の被膜材で被覆することで用いることができる。また、撹拌子4の両端部を切断時に潰すなどして扁平状に形成させ、あるいは、スパイラル溝形成されたねじり棒体などを用いても良い。
この場合、マグネット32aと32bの配置態様は、その磁軸が中心に位置するものを水平方向にし、周廻りに配置されるものを垂直方向(左右のものを垂直、上下のものを45度)にして、隣設する相互間で回転時にマグネット同士が対面して磁力干渉が起こらないように角度ズレさせて配設したものとなっている。なお、本実施例では中心部にもマグネット回転体3を配設したが、配設の有無は任意であり、また、駆動軸33aに直結される弾性ローラ13の径を大きくしてマグネット回転体3の配設数を増やすなどしても良い。
その結果、各撹拌子4……は、切断端部の扁平などの影響により、上下にブレながら液体の粘性に抗して回転揺動することができるばかりか、前記同様に各撹拌子4……を任意に速度切り替えする同期回転制御を可能にし、液体の粘性に影響を受けることなく変化性に富んだ渦流生成による撹拌を行うことができ、特に、ステッピングモータ12の駆動特性を利用し得て、各撹拌子を正逆回動を含め精度良く回転制御できるようになり、かつ、規格ピッチで配列された医療器具、装置を利用した作業工程の簡略化や作業性の向上を図ることができる。
11 容器ホルダ
111 セット孔
12 モータ
13 弾性ローラ(駆動伝達手段)
14 仕切板
15 ベースフレーム
2 容器
3 マグネット回転体
31 基盤
32 マグネット
32a マグネット
32b マグネット
32c マグネット
33 回転軸
33a 駆動軸
34 磁着片
4 撹拌子
Claims (10)
- 複数の容器の外部下側にモータ駆動に連動して同期回動すべく設けられたマグネット回転体によって、各容器内にセットされた撹拌子を、その磁力伝達により従動せしめて一斉回転可能に構成することで、容器内液体の混合や撹拌などを行う撹拌装置であって、前記マグネット回転体は、各容器に組として配設されると共に、隣設するマグネットの磁極同士が互いに回転位置で対向しないよう異なる磁軸向きをもって配置されていることを特徴とする撹拌装置。
- 複数の容器の外部下側にモータ駆動に連動して同期回動すべく設けられたマグネット回転体によって、各容器内にセットされた撹拌子を、その磁力伝達により従動せしめて一斉回転可能に構成することで、容器内液体の混合や撹拌などを行う撹拌装置であって、前記マグネット回転体は、各容器に組として配設されると共に、マグネットの磁極を、その磁力線が上下方向に背反して働くよう構成する一方、前記撹拌子は、マグネットのS−N磁極幅よりも短い寸法に設定してあることを特徴とする撹拌装置。
- 請求項1または2において、前記マグネットの両磁極端部には、磁着片が設けられていることをことを特徴とする撹拌装置。
- 請求項1または2において、前記マグネット回転体は、基盤と、該基盤上に対向配設された一対のマグネットとからなり、該マグネットは、その間隔を容器外寸幅と略同幅内に設定してあることをことを特徴とする撹拌装置。
- 請求項1乃至4の何れかにおいて、前記マグネット回転体に、駆動伝達する樹脂製またはゴム質製の弾性ローラを軸着し、各マグネット回転体を、隣接する弾性ローラ同士を弾圧連結せしめて同期回動すべく構成してあることをことを特徴とする撹拌装置。
- 請求項5において、隣設するマグネット回転体は、互いに異方向に同期回動することをことを特徴とする撹拌装置。
- 請求項1または4において、前記マグネット回転体に、駆動伝達する樹脂製またはゴム質製の弾性ローラを軸着し、各マグネット回転体を、モータの駆動軸に設けられたプーリー外周面に弾圧連結せしめて同期回動すべく構成してあることをことを特徴とする撹拌装置。
- 請求項1乃至7の何れかにおいて、前記撹拌子は、ワイヤ状の磁性棒体であることを特徴とする撹拌装置。
- 請求項1乃至8の何れかにおいて、前記撹拌子は、容器内に投入され、撹拌作業後に容器に同伴して処理されることを特徴とする撹拌装置。
- 請求項1乃至9の何れかにおいて、前記撹拌子は、フッ素樹脂等の被膜材で被覆されていることを特徴とする撹拌装置。
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