JP2005079852A - 翻訳通信システム及び通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通話の途中であってもその通話を継続したまま、原語と翻訳された言語のいずれにも切替えることができる翻訳通信システム及び通信端末装置を提供する。
【解決手段】 第1及び第2のタイムスロットを用いて通信行なう第1の通信端末装置8と、第1の通信端末装置と第2の通信端末装置8間を相互に接続する通信網4内に配置され、音声原語を翻訳して翻訳合成音声データを出力する音声翻訳装置6を備え、第1の通信端末装置は、原語の音声データを第1のタイムスロットにより第2の通信端末装置に送信すると共に、同一の音声データを第2のタイムスロットにより第2の通信端末装置を特定する相手先情報を付加して音声翻訳装置に送信し、音声翻訳装置は受信した原語の音声データを翻訳し相手先情報により特定された第2の通信端末装置に翻訳合成音声データを送信するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信端末装置による相互の通信において、それぞれの通信端末装置から送信される音声を通信網内の音声翻訳装置が翻訳したものを相手先の通信端末装置が受信するようにした翻訳通信システム、及びこの翻訳通信システムに用いられる通信端末装置に関するものである。
従来、親機に接続された翻訳センターと複数の子機を用いて同時通訳を行なうシステムがあった(特許文献1参照)。また、送信側の通信端末装置から送信した音声データを通信網内に配置される音声翻訳装置を経由させるようにしたことにより、受信側の通信端末装置のユーザーが翻訳された合成音声を聞けるようにした翻訳通信システムがあった。
特開平4−185156号公報
しかしながら、背景技術に記載されているような翻訳通信システムでは、翻訳された合成音声を聞くように設定した場合に、この設定を通話の途中で変更することができないという問題があった。例えば、通話の途中で一方の通信端末装置の話者が交代したことにより、翻訳された合成音声ではなく元の原語で会話したいような場合であっても、元に戻すことができないため、通話を一度切断してから音声翻訳装置を経由しない設定で電話を掛け直す必要があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、通話の途中であってもその通話を継続したまま、原語と翻訳された言語のいずれにも切替えることができる翻訳通信システム及び通信端末装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明による翻訳通信システムは、
第1及び第2のタイムスロットを用いて通信を行なう第1の通信端末装置と、
前記第1の通信端末装置と第2の通信端末装置間を相互に接続する通信網内に配置され、音声原語を翻訳して翻訳文字データ又は翻訳合成音声データを出力する音声翻訳装置を備え、
前記第1の通信端末装置は、原語の音声データを第1のタイムスロットにより通信の相手先の第2の通信端末装置に送信すると共に、同一の音声データを第2のタイムスロットにより第2の通信端末装置を特定する相手先情報を付加して前記音声翻訳装置に送信し、音声翻訳装置は第2のタイムスロットにより受信した原語の音声データを翻訳し前記相手先情報により特定された第2の通信端末装置に翻訳文字データ又は翻訳合成音声データを送信することを特徴とするものである。
また、本発明による翻訳通信システムは、
前記第1の通信端末装置は、前記第2の通信端末装置との接続確立後の所定時間内に同一の遅延時間測定メッセージを第1のタイムスロットにより第2の通信端末装置と、第2のタイムスロットにより第2の通信端末装置を特定する相手先情報を付加して前記音声翻訳装置とに同時に送信し、第2の通信端末は第1及び第2のタイムスロットにより相手先の通信端末装置から遅延時間測定メッセージを受信した場合にその到着時間差を算出する遅延時間測定部と、原語の音声データを一時保管するデータバッファ部を備え、
前記音声翻訳装置は、前記第1の通信端末装置から前記遅延時間測定メッセージを受信した場合にはこの遅延時間測定メッセージに平均翻訳遅延時間の情報を付加するように動作して、
前記第2の通信端末装置が、第1のタイムスロットにより前記原語の音声データを受信した場合に、これを前記到着時間差と前記平均翻訳遅延時間との合計時間だけ前記データバッファ部に一時保管するようにすることができる。
また、本発明による翻訳通信システムは、前記第1の通信端末装置及び/又は第2の通信端末装置を、無線通信端末装置とすることができる。
また、本発明による通信端末装置は、
複数のタイムスロットを用いて通信を行なう通信端末装置であって、
通信の相手先の通信端末装置との接続確立後の所定時間内に同一の遅延時間測定メッセージを同時に第1のタイムスロットにより相手先の通信端末装置に、第2のタイムスロットにより相手先の通信端末装置を特定する相手先情報を付加して通信網内の音声翻訳装置に送信すると共に、第3のタイムスロットにより相手先の通信端末装置から送信される遅延時間測定メッセージを受信し、第4のタイムスロットにより音声翻訳装置から送信される平均翻訳遅延時間の情報が付加された遅延時間測定メッセージを受信した場合にその到着時間差を算出する遅延時間測定部と、
翻訳文字データ又は翻訳合成音声データを一時保管するデータバッファ部と、
第3のタイムスロットにより音声データを受信した場合に、これを前記到着時間差と前記平均翻訳遅延時間との合計時間だけ前記データバッファ部に一時保管する制御を行なう制御部を備えることを特徴とするものである。
また、本発明による通信端末装置は、無線通信端末装置とすることができる。
本発明の翻訳通信システム及び通信端末装置によれば、通信端末装置のユーザーは通話の途中であってもその通話を継続したまま、原語と翻訳された言語のいずれにも切替えることができる。
以下、本発明に係る翻訳通信システムの実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1ないし図3は、本発明の一実施の形態に係る翻訳通信システムについて説明するために参照する図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る翻訳通信システムには、複数の基地局2を含む有線の通信網4内に音声翻訳装置6が配置されている。そして、通信端末装置に相当する複数の簡易型携帯電話機8(PHS:Personal Handy phone System)のそれぞれは、最も電波状況のよい基地局2と無線による送受信を行なうようになっている。
各基地局2は、隣り合う基地局2との混信を防止するため、隣り合う基地局2と互いに異なる特定の周波数で簡易型携帯電話機8との送受信を行なうようになっている。また、1つの基地局2が、特定の周波数を1つだけではなく2つ以上の異なる特定の周波数を用いているような場合でも、これらは隣り合う他の基地局2が用いる周波数とは相互に異なるようになっている。
そして、基地局2と簡易型携帯電話機8との間の送受信は、デジタル方式の時分割多元接続方式(TDMA方式)で行なわれるようになっており、特に送信と受信の両方を同一の周波数で行なう時分割二重化方式(TDD方式)が採用されている。
すなわち、基地局2は、1つの周波数に複数のチャンネル(回線)を割当てることができるようにするために、所定の時間長さの送受信タイムフレームを、その周波数に割当てるチャンネル数のタイムスロット(期間)に等分するようになっている。PHSシステムでは、送受信それぞれ4スロットとなるように等分される。各送受信タイムフレームは、その前半の部分が各チャンネルにおける基地局2から簡易型携帯電話機8への送信スロットに割当てられ、後半の部分が簡易型携帯電話機8から基地局2への受信スロットに割当てられるようになっている。
一方、簡易型携帯電話機8は、音声データ等の信号を基地局2へ送信するときには、送受信タイムフレーム分の時間長さごとに、その音声等の情報を時間圧縮して、これを1つのタイムスロットに押し込んで送信することにより、基地局2がその簡易型携帯電話機8との送受信に用いるチャンネルに対応するタイムスロットの受信時間で受信することができるようになっている。逆に、簡易型携帯電話機8が基地局2から受信した場合には、そのチャンネルに対応するタイムスロットの送信時間に押し込まれている信号を送受信タイムフレーム分の時間長さに伸長するようになっている。
そして、本実施の形態に係る翻訳通信システムは、送受信をそれぞれ2つのタイムスロットを用いて2チャンネルで行なうようになっている。例えば、簡易型携帯電話機8が送信に用いる2つのタイムスロットのうち、その一方を第1のタイムスロット、他方を第2のタイムスロットということにする。
2つのチャンネルは、1つの基地局2における同一の周波数に存在することもあるし、異なる周波数に存在する場合もある。また、この2つのチャンネルは、それぞれが異なる基地局2で送受信されていることもある。
図1に示すように、2つの簡易型携帯電話機8の間で行なわれる通話は、第1のタイムスロット及び第2のタイムスロットの2つが用いられ、相互に、いずれか一方の簡易型携帯電話機8からユーザーの発した原語の音声データは、第1のタイムスロットにより相手先である他方の簡易型携帯電話機8に送信されるようになっている(図1中、破線矢印Aの経路)。
また、これらの簡易型携帯電話機8は、それぞれ第1のタイムスロットにより送信される音声データと同一の音声データに相手先の簡易型携帯電話機8を特定するための相手先情報を付加して、第2のタイムスロットにより通信網の音声翻訳装置6に送信するようになっている(図1中、破線矢印B又はCの経路)。音声データに付加される相手先情報としては、相手先の簡易型携帯電話機8の電話番号等が用いられる。
音声翻訳装置6は、第2のタイムスロットにより、原語の音声データと相手先情報を受信すると、まず、原語の音声データを音声認識してこれを原語の文字データに変換する。次に、この原語の文字データを自動翻訳して翻訳文字データを作成した後、この翻訳文字データに基づいて合成音声による翻訳合成音声データを作成する。そして、音声翻訳装置6は、第2のタイムスロットにより、作成した翻訳音声データを相手先情報により特定される簡易型携帯電話機8に送信するようになっている(図1中、破線矢印C又はBの経路)。
したがって、相手先の簡易型携帯電話機8では、第1のタイムスロットにより原語の音声データを受信し、第2のタイムスロットにより翻訳音声データを受信するようになっており、これらは、ユーザーの操作によりいずれかが選択されて、スピーカーから出力させることができるようになっている。
また、音声翻訳装置6は、後述するように、2つの簡易型携帯電話機8の間に通信が確立した後の所定時間内に、両方の簡易型携帯電話機8から別々に相手先情報が付加された、後述する遅延測定メッセージを受信するようになっている。音声翻訳装置6は、この遅延測定メッセージを受信した場合には、音声認識や翻訳の動作は行なわずに、予め定められている平均翻訳遅延時間の情報を遅延測定メッセージのデータに付加した後、その遅延測定メッセージの相手先情報に基づいて、この遅延測定メッセージを送信した方の簡易型携帯電話機8とは他方の簡易型携帯電話機8に送信するようになっている。
次に、図2は、本実施の形態に係る簡易型携帯電話機8の回路構成を示すブロック図である。簡易型携帯電話機8は、従来の一般的な簡易型携帯電話機と同様に、無線による通信を行なう通信部10、操作部12、LCD(液晶ディスプレイ)等の表示部14、スピーカー16、マイクロホン18及びこれらを制御する制御部20を備えている。通信部10、操作部12、表示部14、スピーカー16及びマイクロホン18については、従来の一般的な簡易型携帯電話機と同様に動作するものであるため、その説明は省略する。
また、本実施の形態に係る簡易型携帯電話機8には、従来の一般的な簡易型携帯電話機と異なり、通信部10と制御部20との間に遅延時間測定部22が並列に設けられ、スピーカー16と制御部20との間にはデータバッファ部24が設けられている。
遅延時間測定部22は、相手先の簡易型携帯電話機8との通話を開始する際において、自機と相手先の簡易型携帯電話機8の間に通信が接続確立した後であって、音声データの送受信を行なう前の所定時間内に、以下に説明するように、相互に遅延測定メッセージを送受信するようになっている。
ここで、図3に示すように、特に発呼の動作を行なう方の簡易型携帯電話機8の符号を「8a」で表し、着呼の動作を行なう方の簡易型携帯電話機8の符号を「8b」で表すこととする。
簡易型携帯電話機8の遅延時間測定部22は、自機が発呼の動作を行なった方の簡易型携帯電話機8aである場合には、相手先の簡易型携帯電話機8bとの通信が接続確立すると、通信部10を介して第1及び第2のタイムスロットにより同一の遅延時間測定メッセージを同時に送信するようになっている。第1のタイムスロットによる遅延時間測定メッセージは、音声翻訳装置6を経由せずに相手先の簡易型携帯電話機8bに送信され、第2のタイムスロットによる遅延時間測定メッセージは、音声翻訳装置6を経由して相手先の簡易型携帯電話機8bに送信されるようになっている。
また、発呼の動作を行なった方の簡易型携帯電話機8aの遅延時間測定部22は、相手先である着呼した方の簡易型携帯電話機8bから送信される同一の遅延時間測定メッセージを、第3及び第4のタイムスロットのそれぞれによって受信するようになっており、これらの到着時間差を算出すると共に、この到着時間差、及び第4のタイムスロットにより受信した遅延時間測定メッセージに付加されている平均翻訳遅延時間の情報を、制御部20に出力するようになっている。
一方、自機が着呼した方の簡易型携帯電話機8bである場合には、その遅延時間測定部22は、発呼の動作を行なった方の簡易型携帯電話機8aと同様に、第1及び第2のタイムスロットにより同一の遅延時間測定メッセージを受信すると、これらの到着時間差を算出して、この到着時間差及び平均翻訳遅延時間の情報を制御部20に出力すると共に、発呼の動作を行なった方の簡易型携帯電話機8aに対して、第3及び第4のタイムスロットにより同一の遅延時間測定メッセージを同時に送信するようになっている。
次に、発呼の動作を行なった方の簡易型携帯電話機8a、及び着呼した方の簡易型携帯電話機8bのいずれの制御部20も、遅延時間測定部22から受信した到着時間差と平均翻訳遅延時間に基づき、その合計時間を算出するようになっている。
そして、制御部20は、第1のタイムスロットにより受信した原語の音声データをスピーカー16で音声出力させる場合には、この原語の音声データを到着時間差と平均翻訳遅延時間の合計時間だけデータバッファ部24に一時保管してから出力するように制御するようになっている。
このため、第1のタイムスロットにより受信した原語の音声データをスピーカー16で出力している状態から、第2のタイムスロットにより受信した翻訳合成音声データを出力するように切替る操作を行なったとき、或いは、逆に切替る操作を行なったときに、会話の内容が同期して整合性を保つことができるようになっている。
次に、図3に基づいて、発呼側の簡易型携帯電話機8a、着呼側の簡易型携帯電話機8b及び翻訳装置6の動作について説明する。発呼側の簡易型携帯電話機8aのユーザーが、相手先である着呼側の簡易型携帯電話機8bに対して発呼の操作を行なうと、簡易型携帯電話機8aの通信部10は、第1のタイムスロット(図3中、矢印a,b,c)及び第2のタイムスロット(図3中、矢印d,e,f,g)を用いて相手先である着呼側の簡易型携帯電話機8bを呼び出すようになっている。
発呼側の簡易型携帯電話機8aと着呼側の簡易型携帯電話機8bの相互の通信接続が確立すると、発呼側の簡易型携帯電話機8aの遅延時間測定部は、第1及び第2のタイムスロットにより同一の遅延測定メッセージを同時に送信する(図3中、矢印h,k)。第1のタイムスロットによる遅延測定メッセージは、音声翻訳装置6を経由せずに着呼側の簡易型携帯電話機8bに届く(図3中、矢印h,i,j)。第2のタイムスロットによる遅延測定メッセージは、音声翻訳装置を経由することにより平均翻訳遅延時間の情報が付されて着呼側の簡易型携帯電話機8bに届く(図3中、矢印k,l,m,n)。
着呼側の簡易型携帯電話機8bは、その遅延時間測定部22が遅延測定メッセージの到着時間差を算出して制御部20に出力すると共に、発呼側の簡易型携帯電話機8aに対して、第3及び第4のタイムスロットにより同一の遅延測定メッセージを同時に送信する(図3中、矢印p,s)。第3のタイムスロットによる遅延測定メッセージは、音声翻訳装置6を経由せずに発呼側の簡易型携帯電話機8aに届く(図3中、矢印p,q,r)。第4のタイムスロットによる遅延測定メッセージは、音声翻訳装置6を経由することにより平均翻訳遅延時間の情報が付されて発呼側の簡易型携帯電話機8aに届く(図3中、矢印s,t,u,v)。
発呼側の簡易型携帯電話機8aは、着呼側の簡易型携帯電話機8bと同様に、その遅延時間測定部22が遅延測定メッセージの到着時間差を算出して制御部20に出力する。
このような遅延測定メッセージの相互の送受信は、発呼側の簡易型携帯電話機8aと着呼側の簡易型携帯電話機8bとの間に通信が接続確立した後であって、音声データの送受信を行なう前の所定時間内に行なわれる。そして、所定時間の経過後においては、発呼側の簡易型携帯電話機8a及び着呼側の簡易型携帯電話機8bは、相互に第1及び第3のタイムスロットにより原語の音声データの送受信を行なうと共に、第2及び第4のタイムスロットにより原語の音声データを送信して翻訳合成音声データを受信するようになる。
そして、発呼側の簡易型携帯電話機8a及び着呼側の簡易型携帯電話機8bのいずれも、原語の音声データ又は翻訳合成音声データのいずれかを選択してスピーカー16から出力させることができる。原語の音声データを出力させるようにする場合には、制御部20が遅延測定メッセージの到着時間差及び平均翻訳遅延時間の合計時間だけデータバッファ部24に一時保管してからスピーカー16に出力させるので、原語の音声データを出力している状態から翻訳合成音声データを出力させるように切替る操作を行なったとき、或いは、逆に切替る操作を行なったときでも、会話の内容が同期して整合性を保つことができるようになっている。
このような翻訳通信システム及び簡易型携帯電話機8によれば、通話の途中であってもその通話を継続したまま、原語と翻訳された言語のいずれにも切替えることができる。
また、原語と翻訳された言語は、いずれも切替えたときに会話の内容が同期してスピーカーから出力されるので、通話の途中で原語と翻訳された言語を切替えた場合でも、会話の内容に整合性を保つことができる。
なお、本実施の形態に係る翻訳通信システム及び通信端末装置においては、原語の音声データ又は翻訳合成音声データのいずれかを選択操作してスピーカー16から出力させるようになっているが、簡易型携帯電話機8のスピーカー16を2つ設けて両方を同時に出力するようにしてもよい。
また、本実施の形態に係る翻訳通信システム及び通信端末装置おいては、音声翻訳装置6が原語の音声データに基づいて翻訳合成音声データを送信し、これを受信した簡易型携帯電話機8がスピーカーにより出力するようになっているが、音声翻訳装置6が原語の音声データに基づいて翻訳文字データを出力して、これを受信した簡易型携帯電話機8がその表示部14に出力するようになっていてもよい。
また、本実施の形態に係る翻訳通信システム及び通信端末装置においては、通信端末装置として、時分割多元接続方式であって基地局との間の送信と受信の両方を同じ周波数で行なう時分割二重化方式(TDD方式)を用いる簡易型携帯電話機に本発明を適用したが、本実施の形態と同様に時分割多元接続方式であって、基地局との送信と受信を異なる周波数で行なう周波数分割二重化方式(FDD方式)を用いる携帯電話機や、ISDN(Integrated Services Digital Network)のようなデジタル方式の有線の通信回線に接続される電話機等の通信端末装置に本発明を適用しても良い。
本発明の一実施の形態に係る翻訳通信システムを示す構成図である。 図1に示す簡易型携帯電話機8の回路構成を示すブロック図である。 簡易型携帯電話機8a,8bが、到着時間差及び平均翻訳遅延時間の合計時間を算出するまでの手順を示すタイムチャート図である。
符号の説明
2 基地局
4 通信網
6 音声翻訳装置
8,8a,8b 簡易型携帯電話機
10 通信部
12 操作部
14 表示部
16 スピーカー
18 マイクロホン
20 制御部
22 遅延時間測定部
24 データバッファ部

Claims (5)

  1. 第1及び第2のタイムスロットを用いて通信を行なう第1の通信端末装置と、
    前記第1の通信端末装置と第2の通信端末装置間を相互に接続する通信網内に配置され、音声原語を翻訳して翻訳文字データ又は翻訳合成音声データを出力する音声翻訳装置を備え、
    前記第1の通信端末装置は、原語の音声データを第1のタイムスロットにより通信の相手先の第2の通信端末装置に送信すると共に、同一の音声データを第2のタイムスロットにより第2の通信端末装置を特定する相手先情報を付加して前記音声翻訳装置に送信し、音声翻訳装置は第2のタイムスロットにより受信した原語の音声データを翻訳し前記相手先情報により特定された第2の通信端末装置に翻訳文字データ又は翻訳合成音声データを送信する
    ことを特徴とする翻訳通信システム。
  2. 前記第1の通信端末装置は、前記第2の通信端末装置との接続確立後の所定時間内に同一の遅延時間測定メッセージを第1のタイムスロットにより第2の通信端末装置と、第2のタイムスロットにより第2の通信端末装置を特定する相手先情報を付加して前記音声翻訳装置とに同時に送信し、第2の通信端末は第1及び第2のタイムスロットにより相手先の通信端末装置から遅延時間測定メッセージを受信した場合にその到着時間差を算出する遅延時間測定部と、原語の音声データを一時保管するデータバッファ部を備え、
    前記音声翻訳装置は、前記第1の通信端末装置から前記遅延時間測定メッセージを受信した場合にはこの遅延時間測定メッセージに平均翻訳遅延時間の情報を付加するように動作して、
    前記第2の通信端末装置が、第1のタイムスロットにより前記原語の音声データを受信した場合に、これを前記到着時間差と前記平均翻訳遅延時間との合計時間だけ前記データバッファ部に一時保管するようにした請求項1に記載の翻訳通信システム。
  3. 前記第1の通信端末装置及び/又は第2の通信端末装置は、無線通信端末装置である請求項1又は請求項2に記載の翻訳通信システム。
  4. 複数のタイムスロットを用いて通信を行なう通信端末装置であって、
    通信の相手先の通信端末装置との接続確立後の所定時間内に同一の遅延時間測定メッセージを同時に第1のタイムスロットにより相手先の通信端末装置に、第2のタイムスロットにより相手先の通信端末装置を特定する相手先情報を付加して通信網内の音声翻訳装置に送信すると共に、第3のタイムスロットにより相手先の通信端末装置から送信される遅延時間測定メッセージを受信し、第4のタイムスロットにより音声翻訳装置から送信される平均翻訳遅延時間の情報が付加された遅延時間測定メッセージを受信した場合にその到着時間差を算出する遅延時間測定部と、
    翻訳文字データ又は翻訳合成音声データを一時保管するデータバッファ部と、
    第3のタイムスロットにより音声データを受信した場合に、これを前記到着時間差と前記平均翻訳遅延時間との合計時間だけ前記データバッファ部に一時保管する制御を行なう制御部を備える
    ことを特徴とする通信端末装置。
  5. 無線通信端末装置である請求項4に記載の通信端末装置。
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WO2022201820A1 (ja) * 2021-03-24 2022-09-29 株式会社Jvcケンウッド 翻訳通信システム及び端末装置

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