JP2005078673A - 再生装置及びフォーマット判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 TOC情報が何らかの原因で間違っていたとしても、確実にデータフォーマットを判別することができる再生装置及びフォーマット判定方法を提供する。
【解決手段】 先ず、リードインエリアLIのTOCを読み出しプログラムエリアPAのデータフォーマットがCD−DAフォーマットかROMフォーマットか判別する。そして、そのTOC情報を基に、プログラムエリアPAにジャンプし、プログラムエリアPAのコントロールビットを一定時間読み出し、フォーマットを再度確認する。例えば、CD−DAデータ専用再生機器においては、TOC情報からプログラムエリアがROMフォーマットであるとされても、プログラムエリアをリードした結果がCD−DAフォーマットであることを示せば、そのプログラムエリアはCD−DAフォーマットと判定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、1以上のセッションからなる光ディスクのデータフォーマットを判定する生成装置及びフォーマット判定方法に関し、特に、故意又は何らかの原因により、規格通りに記録されていないようなディスクのデータフォーマットを判別可能な再生装置及びフォーマット判定方法に関する。
従来、光ディスクであるコンパクトディスクには、CD−DA(Compact Disc Digital Audio)型コンパクトディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)型コンパクトディスクがある。更に、コンパクトディスクには、CD−DA(Compact Disc Digital Audio)型コンパクトディスクのフォーマットを基礎にしたCD−R(Compact Disc Recordable)型コンパクトディスク、CD−RW(Compact Disc Rewritable)型コンパクトディスク、CD−Extra型コンパクトディスク等のマルチセッション型のコンパクトディスクがある。例えば、マルチセッション型であるCD−Extra型コンパクトディスクでは、内周側のセッションに一又は複数のオーディオデータを記録し、外周側のセッションに、内周側セッションに記録されたオーディオデータに関連した画像データ、映像データ、コンピュータプログラム等の関連データが記録される。なお、このマルチセッション型のコンパクトディスクに関しては、下記特許文献1がある。
以上のようなコンパクトディスクの再生装置としては、専らCD−DA(Compact Disc Digital Audio)型コンパクトディスク等に記録されたオーディオデータの再生を目的としたオーディオ専用再生装置と、上述のコンパクトディスク全ての再生を可能とする複合再生装置とがある。
ここで、マルチセッション型コンパクトディスクを例に取り説明すると、このマルチセッション型コンパクトディスク1は、図11に示すように、センタ孔2の周囲にクランピングエリア2aが設けられ、このクランピングエリア2aの外周側に、オーディオデータ等が記録される第1のセッション3が設けられ、この第1のセッション3の外周側に、第1のセッション3に関連した関連データが記録される第2のセッション4が設けられている。各セッション3,4は、内周側に、TOC(Table Of Contents)データが記録されるリードインエリア3a,4aが設けられ、リードインエリア3a,4aの外周側に、オーディオデータ、関連データ等の一又は複数のコンテンツデータが記録されるプログラムエリア(プログラム領域)3b,4bが設けられ、プログラムエリア3b,4bの外周側に、セッション3,4の終わりを示すリードアウトエリア3c,4cが設けられている。なお、CD−DA型コンパクトディスクは、全体が一のセッションで構成されている。
コンパクトディスク1では、各セッション3,4に、8−14変調(EFM変調:Eight to Fourteen Modulation)されたデータが図12に示す記録フォーマットで記録されている。すなわち、図13に示すように、各セッション3,4に記録されるデータを構成するフレームは、例えば32個のシンボル(1シンボルは14ビットで構成される。)を一まとめで取り扱うことができるように、フレームの先頭に24ビットの同期信号(11T,11T’(’は反転を示す。),2Tのパターン又はこの逆パターン)が設けられ、次いで、1シンボル(14ビット)のサブコードデータが設けられ、次いで、32シンボルからなる主信号データと訂正用パリティが設けられ、全体が588チャンネルビットで構成されている。また、各シンボルの間には、フレーム同期信号とサブコードデータとの間を除き3ビットの接続ビットが挿入されている。
サブコードデータは、1つのシンボルが各フレームに1つ記録されている。このサブコードデータには、アドレス情報等が記録されている。サブコードデータを構成するEFM変調前の8ビットのデータは、P、Q、R、S、T、U、V、Wのチャンネルに割り振られている。サブコードデータは、図14に示すように、98フレームで1つのブロックを構成し、このブロックの先頭には、当該ブロックの先頭を識別するための同期信号S,Sが格納されている。この同期信号S,Sには、EFM変換テーブルに用いられないパターンが用いられている。すなわち、図13に示すように、サブコードデータは、2バイトの同期信号を除いた96バイトで1ブロックを構成する。サブコードデータのP〜Wの各チャンネルのブロックは、P〜WからP96〜W96、すなわち96ビット(同期信号を含めて98ビット)で構成される。
サブコードデータのPチャンネルは、主として、スタートフラグとして用いられ、Qチャンネル(サブQデータ)は、主として、アドレス情報等が記録され、リードインエリア3a,4aでは、TOCデータとなる。また、R〜Wチャンネルは、ユーザーズビットとして、6つをひとまとまりとして、グラフィック、エラーチェック等に使用される。なお、リードインエリア3a,4aに記録されるTOCデータについては後述する。
更に、図14に示すように、サブコードデータ以降に設けられる主信号データは、12シンボルで構成されており、主信号データに次いで設けられる訂正用パリティは、4シンボルで構成されている。訂正用パリティには、(Cross Interleave Reed-Solomon Code;CIRC)のリードソロモン符号記号が格納されている。1フレームには、サブコードデータに次いで12シンボルの主信号データが設けられ、次いで、4シンボルの訂正用パリティが設けられ、次いで、12シンボルの主信号データが設けられ、次いで、4シンボルの訂正用パリティが設けられている。
図15(a)は、リードインエリア3a,4aのQチャンネルフォーマットを示す図である。図15(a)に示すように、リードインエリア3a,4aのQチャンネル、すなわちTOCデータは、先頭から順に、4ビットのコントロールブロックCNT、4ビットのアドレスブロックADR、8ビットのトラック番号ブロックTNO、8ビットのポイントブロックPOINT、8ビットの分成分ブロックMin、8ビットの秒成分ブロックSec、8ビットのフレーム成分ブロックFrame、「0」が記録された8ビットのゼロブロックZERO、8ビットの分成分ブロックPmin、8ビットの秒成分ブロックPsec、フレーム成分ブロックPframeが設けられている。
コントロールブロックCNTには、このPOINTが1〜99の場合、そのトラックがデータ用(ROM型)であるかオーディオ用であるかを示す識別データが記録され、具体的に、データ用であるとき「1」が設定され、オーディオ用であるとき「0」が設定されている。
アドレスブロックADRは、レッドブック(Red Book)の規格にそって作成したCD−DA型のディスクか、オレンジブック(Orange Book)の規格に沿って作成したマルチセッション型のディスクかを示す。具体的に、CD−DA型のレッドブックの規格に沿って作成したディスクであるとき「1」が設定され、マルチセッション型のオレンジブックの規格に沿って作成したディスクであるとき「5」が設定されている。
トラック番号ブロックTNOには、リードインエリア3a,4aを示す「0」が設定されている。
ポイントブロックPOINTには、アドレスブロックADRがCD−DA型を示す「1」が設定されているとき、16進数の「A0」、「A1」及び「A2」並びに10進数の「01」〜「99」が設定されている。「A0」を設定したときに、秒成分ブロックPsecに「$00」又は「$20」を設定する場合は、分成分ブロックPminに最初のトラックナンバが設定される。秒成分ブロックPsecに「$10」を設定する場合は、分成分ブロックPminに最後のトラックナンバ+1が設定される。「A1」が設定されたときには、分成分ブロックPminに最後のトラックナンバ又は最後のトラックナンバ+1が設定され、秒成分ブロックPsec及びフレーム成分ブロックPframeは「0」が設定される。「A2」が設定されたときには、分成分ブロックPmin、秒成分ブロックPsec及びフレーム成分ブロックPframeに、リードアウトエリア3c,4cの開始時間が設定される。「01」〜「99」が設定されたときには、分成分ブロックPmin、秒成分ブロックPsec及びフレーム成分ブロックPframeに、各トラックの開始時間が設定される。
なお、ポイントブロックPOINTにC0が設定されているディスクでは、アドレスブロックADRが「1」に設定されているとき、分成分ブロックMin、秒成分ブロックSec及びフレーム成分ブロックFrameには、絶対時間が記録されている。すなわち、POINTにC0が設定されていないときには、分成分ブロックMin、秒成分ブロックSec及びフレーム成分ブロックFrameに絶対時間が記録されない。なお、以下、秒成分ブロックSec及びフレーム成分ブロックFrameを単に「MSF(Min,Sec,Frame)」ともいう。
また、ポイントブロックPOINTには、アドレスブロックADRが「5」に設定されているとき、「B0」、「C0」等が設定されている。「B0」が設定されているとき、MSFには、次のセッションのプログラムエリアの開始時間が記録されている。例えば、2セッションで構成されているとき、第1セッション3のポイントブロックPOINTに「B0」が設定されていると、MSFには、第2セッション4のプログラムエリア4bの開始時間が記録される。また、3セッションで構成されているときには、第1セッションのポイントブロックPOINTに「B0」が設定されていると、MSFは、第2セッションのプログラムエリア4bの開始時間を示し、第2セッションのポイントブロックPOINTに「B0」が設定されていると、MSFは、第3セッションのプログラムエリアの開始時間を示す。
また、「B0」が設定されているとき、分成分ブロックPmin、秒成分ブロックPsec及びフレーム成分ブロックPframeには、最も外側のリードアウトエリアの最大開始時間が記録されている。
「C0」は、最初のセッションのリードインエリアのポイントブロックPOINTに設定されることがある。「C0」が設定されているとき、分成分ブロックPmin、秒成分ブロックPsec及びフレーム成分ブロックPframeには、最初のリードインエリアの開始時間が記録されている。
図15(b)は、プログラムエリアでのQチャンネルフォーマットを示す図である。基本的なフォーマットは、リードインエリアにおけるデータフォーマットと同様であるが、リードインエリアにおけるトラック番号ブロックTNO=「0」であったのに対し、プログラムエリアのトラック番号ブロックTNOには、BCDコード(2進化10進コード)2桁で、01〜99のトラック番号が記録される。また、リードアウトエリアでは、「AA」と記録される。そして、次の8ビットのXブロックには、トラック番号ブロックTNOへのインデックスが記録される。インデックスは、各トラックを更に細分化することができる情報である。更にその次に記録される8ビットの分成分ブロックMIN(分)、8ビットの秒成分ブロックSEC(秒)、8ビットのフレーム成分ブロックFRAMにてトラック内の経過時間(相対アドレス)が記録され、次の8ビットは、「0」とされ、更に8ビットの分成分ブロックAMIN、8ビットの秒成分ブロックASEC、8ビットのフレーム成分ブロックAFRAMEには、絶対アドレスが記録される。絶対アドレスとは、第1トラックの先頭、即ちプログラムエリアのセンタからリードアウトエリアまで連続的に付されるアドレスである。
ここでマルチセッション型コンパクトディスクは、専らCD−DA型コンパクトディスク等に記録されたオーディオデータの再生を目的としたオーディオ専用再生装置に装着されたとき、第1のセッション3のみにアクセスし、第1のセッション3のリードインエリア3aに記録されたTOCデータを読み出した後、プログラムエリア4bに記録されたオーディオデータの読出を行う。オーディオ専用再生装置では、オーディオデータの再生を目的としているため、オーディオデータ以外が記録された第2のセッション4を再生することはできない。具体的に、オーディオ専用再生装置は、第1のセッションのリードインエリア3aのTOCデータを構成するポイントブロックPOINTの「B0」や「B0」のときのMSFを無視し、第2のセッション4にアクセスすることなく第1のセッション3のプログラムエリア3bに記録されたオーディオデータの再生を開始する。したがって、CD−Extra型コンパクトディスクを再生するときにも、オーディオ専用再生装置は、オーディオデータが記録された第1のセッションのみにアクセスし読み出したオーディオデータを再生する。
また、マルチセッション型のコンパクトディスクには、第1のセッション3にオーディオデータを記録している他、第2のセッション4にも、MP3(MPEG(Moving Picture Experts Group)-1 Audio Layer3)等の音楽ファイルを格納したものがあり、オーディオ専用再生装置の中にも、CD−DA型コンパクトディスクのみならず、マルチセッション型コンパクトディスクにも対応したものがある。第2のセッション4に音楽ファイルが記録されているときには、オーディオデータの再生という点でCD−DA型コンパクトディスクの規格のみに対応したオーディオ専用再生装置と目的が共通しているからである。このため、マルチセッション型に対応したオーディオ専用再生装置は、次に説明する複合再生装置と同様な動作をする。
マルチセッション型のコンパクトディスクが複合再生装置に装着されると、第1のセッション3や第2のセッション4のリードインエリア3a,4aに記録されたTOCデータの読出を行う。具体的に、複合再生装置は、第1のセッションのリードインエリア3aのTOCデータを構成するポイントブロックPOINTの「B0」や「B0」のときのMSFを参照して、第2のセッション4のリードインエリア4aのTOCデータ、更に、第2のセッション4の外周に更にセッションがあるときにはそのセッションのTOCデータの読出を開始し、ユーザの指定に応じたセッションのプログラムエリアに記録されたデータの再生を開始する。
ところで、このようなフォーマットで記録され再生されるデータとしては、規格上音楽データであるCD−DAとコンピュータなどのデータ用としてのCD−ROMとの2種類があり、それぞれの識別には一般的にはサブコードデータにおけるQチャンネルのコントロールビット4ビットを用いて識別することになっている。即ち、4ビットのコントロールデータは次のように定義される。
「0***」:2チャンネルオーディオ
「1***」:4チャンネルオーディオ
「*0**」:CD−DA(CDデジタルオーディオ)
「*1**」:CD−ROM
「**0*」:ディジタルコピー不可
「**1*」:ディジタルコピー可
「***0」:プリエンファシスなし
「***1」:プリエンファシスあり
そこで、従来の光ディスク再生装置においては、ディスク上のリードインエリアに書かれている上述のTOC情報をリードし、その中のサブコードデータにおけるQチャンネルの上記コントロールビットから、データの種別を判断する。しかしながら、TOC情報が存在しないディスク等も存在するため、TOC情報のみからデータフォーマットを判別しようとしても、ディスクによっては正確な判別ができない場合がある。
これに対して、TOC情報ではなくプログラムエリア内の実際のデータをリードして毎セクタ、そのサブコードデータのQチャンネルのコントロールビットをシステム制御部(CPU)がチェックすることによって、データフォーマットの判別を行う方法がある(下記特許文献1参照。)
特開2003−77221号公報
しかしながら、近時、PC(Personal Computer)でのディスク複製を防ぐためのコピープロテクト手段より、故意にTOC情報が操作されているディスク等においては、TOC情報から正確にセッションフォーマットが判定できなくなってしまう場合が多々あり、また、同様に、プログラムデータ内のコントロールビットが故意又は何らかの原因で、実際のデータとは異なるフォーマットを示す場合があり、TOC情報のみ、又はプログラムエリア内のコントロールビット情報のみでフォーマット判定するには信頼性に問題点がある。
即ち、TOC情報のみや、プログラムデータのみでのデータフォーマット判別を行うとデータフォーマットの判定を誤る可能性が高く、そのような場合TOCの読出し処理終了までに長い時間を要してしまたり、最悪の場合には再生しなければならないトラックを再生できなくなってしまう恐れもあるという問題点がある。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、TOC情報が何らかの原因で間違っていたとしても、確実にデータフォーマットを判別することができる再生装置及びフォーマット判定方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る再生装置は、データが記録されるプログラム領域及び該プログラム領域を管理する管理領域が1以上設けられた記録媒体を再生可能な再生装置において、上記管理領域及びプログラム領域のデータを読み出す読出し手段と、上記読出し手段の読出し結果に基づき上記プログラム領域のフォーマットを判定するフォーマット判定手段とを有し、上記読出し手段は、上記管理領域に記録された管理データを読出し、該管理データに基づきプログラム領域からデータを読出し、上記フォーマット判定手段は、上記管理領域及びプログラム領域の読出し結果に基づき当該プログラム領域の再生範囲のデータフォーマットを判定することを特徴とする。
本発明においては、管理領域の管理データのみならず、プログラム領域(プログラムエリア)のデータを読出し、両者の結果に基づきプログラム領域のデータフォーマットを判定するため、例えば管理データが何らかの原因又は人為的に間違った情報が記載されていた場合であっても正しいフォーマット判定をすることができる。
また、上記フォーマット判定手段は、上記プログラム領域のフォーマット判定開始位置から一定時間データを読み出した結果、CD−DAフォーマットであることを示すデータの方が、CD−ROMフォーマットであることを示すデータよりも多い場合は、当該プログラム領域はCD−DAフォーマットであると判定することができ、CD−DAデータ専用の再生装置等において、一定時間プログラム領域のコントロールビットをチェックすることで、データフォーマットを確実に判定して、本来は再生可能なデータを確実に再生させることができる。
更に、上記プログラム領域は、1以上のトラックを有し、上記読出し手段は、上記プログラム領域の所定のフォーマット判定開始位置からデータを読み出すことができ、上記フォーマット判定開始位置は、上記管理データを読み出した管理領域に隣接するトラックや、又は上記管理データを読み出した管理領域に隣接するプログラム領域の最終トラック上記トラックの先頭位置とすることができる。隣接トラックとすれば、プログラム領域を読み出す読出し時間を最短にすることができ、最終トラックとすれば、マルチセッションの記録媒体である場合、次のセッションのリードインエリアへのアクセス時間を短くすることができる。
また、上記プログラム領域のフォーマット判定開始位置は、上記トラックの先頭であっても、上記トラックの途中であってもよく、トラックの先頭であればアクセスがしやすくなり、また、途中からアクセスしてトラックの先頭近傍を避けることで、より正確なフォーマット判定を行うことができる。
更にまた、CD−DAデータを優先して再生するモードにおいては、上記フォーマット判定手段は、上記管理領域及びプログラム領域の読出し結果のいずれか一方がCD−DAフォーマットを示した場合、CD−DAフォーマットと判定することができ、また、ROMデータを優先して再生するモードにおいては、上記フォーマット判定手段は、上記管理領域及びプログラム領域の読出し結果のいずれか一方がROMフォーマットを示した場合、ROMフォーマットと判定することができ、再生装置が優先して再生するフォーマットがある場合には、そのフォーマットをできるだけ見逃さないようにすることができる。
本発明に係るフォーマット判定方法は、データが記録されるプログラム領域及び該プログラム領域を管理する管理領域が1以上設けられた記録媒体を再生可能な再生装置の該記録媒体のフォーマット判定方法において、上記管理領域及びプログラム領域のデータを読み出す読出し工程と、上記読出し手段の読出し結果に基づき上記プログラム領域のフォーマットを判定するフォーマット判定工程とを有し、上記読出し工程では、上記管理領域に記録された管理データを読出し、該管理データに基づきプログラム領域からデータを読出し、上記フォーマット判定工程では、上記管理領域及びプログラム領域の読出し結果に基づき当該プログラム領域の再生範囲のデータフォーマットを判定することを特徴とする。
本発明によれば、管理領域のみならずプログラム領域の情報をも使用してフォーマット判定を行うため、管理データや、プログラム領域のデータが何らかの原因で間違っているような場合に、フォーマット判定を誤って、例えば本来再生可能であるはずのCD−DAデータを再生不可と判断するようなことを防止し、確実にフォーマット判定することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、CD−DA型コンパクトディスクやマルチセッション型であるCD−Extra型コンパクトディスク等、1以上のセッションを有する光ディスクの再生が可能な再生装置であって、故意又は何らかの原因で規格外のデータが記録されている光ディスクのプログラムエリアのデータフォーマットを判定可能な再生装置に適用したものである。
図1は、本実施の形態における再生装置を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態における再生装置11は、規格外光ディスクやコンパクトディスク規格に準拠したコンパクトディスク等の光ディスク10を回転するモータ12と、モータ12の回転を制御する回転制御部13と、光ディスク10に対して光ビームを出射し反射した戻りの光ビームを検出する光ピックアップ14と、光ピックアップ14を光ディスク10の径方向に送り操作するスレッド機構15と、光ピックアップ14からの出力よりRF信号等を生成するRFアンプ16と、光ピックアップ14の対物レンズのフォーカシングサーボ制御及びトラッキングサーボ制御を行うサーボ制御部17とを備える。
また、再生装置11は、RFアンプ16から出力されたRF信号より同期信号を検出しクロックを生成する同期信号検出部18と、EFM変調されているオーディオデータ等の記録データを復調する復調部19と、復調されたデータのエラー訂正処理を行うエラー訂正処理部20と、エラー訂正処理部20のエラー訂正能力を超えたエラーを補間する補間処理部21と、ディジタルのオーディオデータ等の記録データをアナログに変換し出力端子23より出力するディジタル/アナログ変換部(以下、単にD/A変換部という。)22とを備える。
更に、再生装置11は、RF信号より復調部19の前段でサブコードデータを抽出し復調するサブコード復調部24と、サブコード復調部24で復調したサブコードデータを保存するサブコード用メモリ25と、ユーザによって操作される操作部26と、装置の動作に関連した情報を表示する表示部27と、全体の動作を制御する制御部28とを備える。
モータ12は、駆動軸にディスクテーブルが一体的に設けられており、光ディスク10の回転駆動部となる。ディスクテーブルは、光ディスク10のセンタ孔に係合することによって、光ディスク10のセンタリングを図った状態でクランプする。そして、モータ12は、ディスクテーブルと一体的に光ディスク1を回転する。なお、ここで、ディスクテーブルに装着される光ディスク10は、主として、CD−DA型のコンパクトディスク、マルチセッション型のコンパクトディスク、上述の規格外光ディスクであるが、その他、コンパクトディスクより高密度記録されたディジタル・バーサタイル・ディスク、ブルーレイディスク等であってもよい。
回転制御部13は、光ディスク10が線速度一定に回転するようにモータ12を駆動制御する。回転制御部13は、同期信号より生成したクロックが水晶発振器からの基準クロックと周波数、位相と同期するように回転サーボ信号を生成し、この回転サーボ信号に基づいて光ディスク10が線速度一定で回転するようにモータ12を駆動制御する。なお、回転制御部13は、線速度一定で光ディスク10を回転する他に、角速度一定で光ディスク10を回転するようにしてもよい。
光ピックアップ14は、光ビームを出射する半導体レーザ、半導体レーザより出射された光ビームを集束する対物レンズ、光ディスク10の反射膜で反射された戻りの光ビームを検出する光検出器等を備える。半導体レーザより出射された光ビームは、対物レンズにより集束され、光ディスク10の信号記録面に照射される。光ディスク10の信号記録面で反射された戻りの光ビームは、光検出器により電気信号に変換され、光検出器は、この電気信号をRFアンプ16に出力する。また、対物レンズは、2軸アクチュエータ等の対物レンズ駆動機構に保持され、対物レンズの光軸と平行なフォーカシング方向及び対物レンズの光軸に直交するトラッキング方向に駆動変位される。
スレッド機構15は、光ピックアップ14を光ディスク10の内外周に亘って直線的に移動させる。具体的に、スレッド機構15は、待機時において、光ディスク10の最内周側に位置させ、内周側から順次読出を行うとき、光ピックアップ14を内周側から外周側に順に移動する。また、スレッド機構15は、ユーザによって順方向又は逆方向のトラックジャンプ操作がされたとき、ユーザが指定したトラックの読出を行うことができるように、光ピックアップ14を移動する。
RFアンプ16は、光ピックアップ14を構成する光検出器からの出力信号に基づいて、RF信号、フォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成する。例えばフォーカシングエラー信号は、非点収差法等により生成され、トラッキングエラー信号は、3ビーム法、プッシュプル法等により生成される。RFアンプ16は、同期信号検出部18を介してRF信号をEFM変調されたデータを復調するため復調部19に出力すると共に、フォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号をサーボ制御部17に出力する。
サーボ制御部17は、RFアンプ16から入力されたフォーカシングエラー信号やトラッキングエラー信号に基づいて、これらのエラー信号がゼロとなるようなフォーカシングサーボ信号やトラッキングサーボ信号を生成し、これらのサーボ信号を光ピックアップ14の対物レンズ駆動機構の駆動回路に出力する。これにより、対物レンズ駆動機構に保持された対物レンズは、フォーカシングサーボ信号やトラッキングサーボ信号に基づいて、対物レンズの光軸と平行なフォーカシング方向及び対物レンズの光軸に直交するトラッキング方向に駆動変位される。
同期信号検出部18は、RFアンプ16より出力されたRF信号より、フレーム同期信号(11T,11T’(’は反転を示す。),2Tのパターン又はこの逆パターン)を検出すると共に、サブコードを復調する際の同期信号を検出し、検出した同期信号を回転制御部13に出力する。
復調部19は、EFMのアルゴリズムに従ってオーディオデータ等の記録データを復調する。具体的に、復調部19は、EFM変換テーブルに従って、14ビットの記録符号系列のデータビットを8ビットの系列のデータビットに変換し復調する。
エラー訂正処理部20は、12シンボルで構成された主信号データに次いで設けられた訂正用パリティに格納されたリードソロモン符号を用いて復号処理する。エラー訂正処理部20は、CIRCで用いられている2段のリードソロモン符号の内、最初のC1符号によってランダムエラーの訂正処理を行い、次いで、デインターリーブ処理を行い、次いで、C2符号を用いてバーストエラーの訂正処理を行い、補間処理部21に出力する。補間処理部21は、CIRCのエラー訂正能力を超えたエラーの平均値補間等の補間処理を行い、D/A変換部22に出力する。D/A変換部22は、補間処理部21から入力されたディジタルデータをアナログデータに変換し、スピーカ、イヤホン、ヘッドフォン等の電気音響変換器が接続された出力端子23に出力する。
サブコード復調部24は、RFアンプ16で生成されたRF信号より図15等に示したPチャンネルやQチャンネルのサブコードを抽出する。このサブコードデータは、上述のEFM変換テーブルのアウトオブルールで変調されており、サブコード復調部24は、EFM変換テーブルのアウトオブルールで14ビットの記録符号系列のデータビットを8ビットの系列のデータビットに変換し復調し、復調して得られたTOCデータ等を制御部28に出力する。
サブコード用メモリ25は、サブコード復調部24が復調したTOCデータを保持する。具体的に、サブコード用メモリ25には、光ディスク10のリードインエリアに格納されたサブコードのQチャンネルのデータが格納される。更に本実施の形態における再生装置11は、リードインエリアにアクセスした後、プログラムエリアのサブコードを読み出し、そのQチャンネルのデータも格納する。光ディスク10がディスクテーブルに装着されると、光ディスク10の最内周のリードインエリアにアクセスし、リードインエリアに記録されたTOCデータを読み出し、更にプログラムエリアのQチャンネルのデータを読み出す。サブコード用メモリ25は、光ディスク10が装着されて最初にTOCデータ及びプログラムエリアのQチャンネルのデータを読み出してから光ディスク10が取り出され又は電源がオフされるまでTOCデータを保存する。
操作部26は、光ディスク10を再生するための再生開始、再生停止、順方向又は逆方向トラックジャンプ、再生停止、再生一時停止等の機能を実行するための押しボタン、ダイヤル等で構成されている。操作部26は、ユーザによって操作されると、操作信号を発生し、発生した操作信号を制御部28に入力する。
表示部27は、液晶表示パネル等で構成されており、サブコード用メモリ25に保存されているTOCデータに基づいて再生時間、再生中のトラックナンバ、タイトル等を文字、記号等を用いて表示する。
制御部28は、再生装置11の機能を実現するためのプログラム等が格納されたROM(Read Only Memory)、ROMに保存されたプログラム、サブコード用メモリ25から読み出したTOCデータ及びプログラムデータから読み出したサブコード等が一時的にロードされるRAM(Random Access Memory)、ROMに格納されたプログラム等に応じて演算するCPU(Central Processing Unit)等で構成されている。制御部28は、操作部26から入力された操作信号に応じて全体の動作を制御する。例えば、操作部26よりトラックジャンプの操作信号が入力されたとき、制御部28は、スレッド機構15を駆動し、光ピックアップ14を、指定されたトラックの先頭位置まで移動する。また、制御部28は、操作部26より再生開始信号が入力されると、スレッド機構15を駆動し、光ピックアップ14を、光ディスク10の内周側から順に移動させる。
ここで、本実施の形態における制御部28は、リードインエリアを読み出したTOC情報のみでプログラムエリアのフォーマットを判定せず、このTOC情報に基づき、プログラムエリアの所定の処理位置にアクセスし、プログラムエリアをトレースし、実際にプログラムエリアに記述されているQチャンネルのデータからデータフォーマットを取得し、TOC情報とプログラムエリアのトレース結果とに基づき、フォーマット判定を実行する。
これは、近時のコピー制限されたディスク等において、TOC情報に規格外の情報が記述される場合や、製造時(記録時)等における不具合等により、TOC情報が間違って記録されてしまっている場合があるためで、このような規格外又は間違ったTOC情報に従うと、再生装置11は本来再生可能なデータであっても再生不可能と判断してしまう場合があるためである。
具体的には、あるセッションにおいて、CD−DAデータが記録されたフォーマットであるのにも関わらず、TOC情報のコントロールビットにROMデータが記録されていることを示す情報、即ちコントロールビットが「*1**」と記録されるような場合である。
再生装置がこのようなTOC情報を読み取ると、本来CD−DAデータを再生すべき装置であるのにも関わらず、ROMデータと判定してしまうことで、CD−DAセッションが再生不可になってしまう場合があり問題である。これを回避するため、本再生装置11は、TOC情報のみならず、プログラムエリアのトレース結果をもフォーマット判定に使用するものである。
即ち、本実施の形態におけるフォーマット判定は、再生装置のTOC読出し処理(TOCREAD)の際にプログラムエリアも参照することにより実現させる。ここで、本再生装置は、図2に示すシングルセッションディスクのみに対応したものであっても、図3に示すマルチセッションディスクにも対応したものであっても同様にフォーマット判定することができる。
図2に示すように、シングルセッションからなるディスクDは、CD−DAデータが記録されるプログラムエリアPAがリードイン(LEAD IN)エリアLIとリードアウト(LEAD OUT)エリアLOで閉じられた状態で、セッション(Session)Sという単位になる。セッションSは、複数のトラック(Track)、例えばトラックTr〜トラックTr等を有する。
そして、このセッションという単位が1枚のディスクに複数連続して書き込まれているものをマルチセッションという。即ち、図3に示すように、マルチセッションのディスクDは、ディスクの最内周側からセッションS、セッションS、セッションSを有しており、各セッションS〜Sには、夫々その内周側及び外周側にリードインエリアLI〜LI及びLO〜LOを有し、各リードインエリアLI〜LIとリードアウトエリアLO〜LOとの間にそれぞれプログラムエリアPA〜PAを有している。
また、後述するように、図2に示すシングルセッションのディスクにおいて、各トラック毎に異なるフォーマット、例えば1トラック目がROMデータが記録され、2〜4トラック目には、レッドブックに定められているCD−DAデータが記録されるようなものをミックスモードディスクという規格で定められている。
上述の如く、通常、再生対象とする図2及び図3のようなディスクのフォーマット判定は、管理領域としてのリードインエリアに記録された管理データとしてのTOC情報のみを基に行なわれるが、本再生装置11においては、リードインエリアのTOC情報を取得後、そのTOC情報を利用して任意のセッションのトラックへアクセスしてデータエリアのフォーマット状態を実際に確認してセッションフォーマットを確定する。
図4は、本実施の形態のおけるフォーマット判定方法を示すものであって、シングルセッションディスクにおけるフォーマット判定方法を示すフローチャートである。また、図5は、その際のディスクへのアクセス方法を説明する図である。
図4に示すように、先ず最内周セッション(1stセッション)SのリードインエリアLIのTOCリード処理を開始する(ステップS1)。図5のSP1に示すように、通常のTOCリード処理と同様である。
次に、全トラックのTOC情報の読み取りが終了し、TOCリード処理として必要十分なデータの読み取りが終了したと判断したら(ステップS2)、ディスク外周方向にトラックジャンプを行ってリードインエリアから脱出させる(ステップS3)。これは、リードインエリア内では、サブコードにて現在位置を正確に確定しにくいためである。このジャンプによる着地地点は、図5のSP2に示すように、同一セッション内であれば、プログラムエリアでも、また、リードアウトエリアでも構わないが、次のセッションまではジャンプしないようなトラックジャンプ数を設定する。図5においては、SP2に示すように、プログラムエリアの最内周のトラックTr1内にジャンプしている様子を示す。
その後、既に取得済みのTOC情報を元にデータフォーマット判定を行なう目標位置をサーチしてアクセスする(ステップS4)。例えば、図5のSP3に示すように、トラックTr2の開始位置をフォーマット開始位置とし、これをサーチしてアクセスする。そして、図5のSP4に示すように、フォーマット判定開始位置から一定時間プログラムエリアをトレースする。これにより、プログラムエリアのコントロールビットの取得処理を行う。即ち、トレースした一定時間の間のサブコード情報より、データフォーマットを読み取る。この処理の際にはオーディオデータにはミュートをかけた状態で行う必要がある。プログラムエリアのトレースによるフォーマット判定結果とTOC情報によるセッションフォーマット判定結果とを比較判定することで、該当セッションのデータフォーマットを最終決定する(ステップS5)。そして、フォーマットを確定した時点でディスクを停止し、TOC読出し処理を終了する(ステップS6)。
プログラムエリアで行なうセッションフォーマットの判定方法は、一定時間プログラムエリアをトレースしている際に得られるQチャンネル(サブQコード)のコントロールビット情報をチェックしてフォーマットを判別する。Qコード取得毎にこのコントロールビット情報を確認し、ROMビットが立っているかどうかのチェックを繰り返す。一定時間の間において、このROMデータを表すビットが立っている時間の割合が多かったならばROMフォーマットと判定し、ROMデータを表すビットが立っていない時間の割合が多かったならばCD−DAフォーマットとする。他の判定例として、処理時間の短縮を狙って、一定時間の確認処理の間に、所定の回数以上コントロールビット情報がCD−ROMを示したら、その時点でCD−ROMフォーマットセッションと確定する方法、同じく、一定時間の確認処理の間に所定の回数以上コントロールビット情報がCD−DAフォーマットを示したらその時点でCD−DAフォーマットセッションと確定する方法も有効である。
上述したように、フォーマット判定においてCD−DAフォーマットセッションかCD−ROMフォーマットセッションかを誤ってしまうと、再生機器の仕様によっては対象のディスクを再生不可ディスクにしてしまう恐れがある。本発明によって、故意にTOC情報を操作されたディスクや不良ディスクでTOCエリアのフォーマット情報が意図しないデータになってしまっているディスクを再生不可としてしまうことから防ぐのが目的である。
そこで、CD−DAトラックを優先的に再生する機器、例えば、CD−DAデータ専用の再生装置や、CD−DAデータのみならず、MP3等の圧縮オーディオデータの再生が可能なマルチセッション対応型の再生装置において、ユーザの指示によりCD−DAデータを優先して再生させる装置の場合、TOC情報にて、再生を優先するフォーマット、即ちCD−DAフォーマットとは異なるフォーマットであるCD−ROMフォーマットセッションと判定した場合に、上述のフォーマット判定処理を実行すると極めて効果的である。
この場合、プログラムエリアをトレースした判定結果がCD−DAフォーマットとなり、双方の結果が異なったならば、該当セッションはCD−DAフォーマットと判定しておくべきであり、2つのフォーマット判定結果が共にCD−ROMフォーマットであれば、当該プログラムエリアのフォーマットは、ROMセッションと確定するものとする。
上述したように、CD−DAフォーマットであるにも関わらずTOC情報のコントロールビットがROMデータを示すような場合があり、このような場合、CD−DA専用再生装置では、再生不可と判断してしまう場合があり、このような間違った判断をしないよう、プログラムエリアをトレースした結果を参照し、フォーマットを判定する。
また、CD−DAデータを優先して再生させたい場合は、CD−DAフォーマットの判定を優先的に利用するものとするため、例えばTOC情報にてCD−DAフォーマットと判定されている場合に、必ずしもプログラムエリアをトレースして確認する必要はなく、これを省略してもよい。更に、いずれの結果も参照するように設定してある場合において、TOC情報がCD−DAデータであることを示し、プログラムエリアのトレース結果がROMデータであることを示した場合であっても、この例に示すように、CD−DAデータの再生を優先する場合においては、CD−DAデータであるというTOC情報を優先して採用するものとする。
なお、CD−DAフォーマットであるとフォーマット判定したプログラムエリアのデータが実際にはROMデータであった場合には、再生の際に出力をミュートすればよい。
このことはCD−ROMフォーマットであるMP3を優先的に再生する機器においても逆のパターンとして同様の方法によりフォーマットを判定することができる。即ち、圧縮オーディオデータのMP3を再生可能な再生装置において、例えばユーザの指示により、MP3を優先して再生したい場合がある。このような場合においては、例えばTOC情報がCD−DAデータであることを示した場合は、プログラムエリアをトレースして、再度フォーマットを確認する。ここで、プログラムエリアのトレース結果により、ROMフォーマットであることが判定できれば、TOC情報を信じず、プログラムエリアをトレースした結果のROMフォーマットを判定結果とする。なお、TOC情報及びプログラムエリアのトレース結果が共にCD−DAである場合には、そのプログラムエリアはCD−DAフォーマットであると判定する。
また、MP3対応の再生装置は、フォーマット判定を誤ったとしても、即ち、本来は、CD−DAデータであるのに、ROMデータ(MP3)であると判定してしまった場合においても、その後のファイル解析の時点でMP3ファイルが存在しなかいことを判別することができ、そこで再生不可ディスクと判定すればよい。
また、上述の図3に示すようなマルチセッションディスクのフォーマットにおいては、セッション毎にフォーマットを確定していき、再生装置の仕様によって最終的にディスクフォーマットとしてCD−DAディスクであるのか、CD−ROMディスクであるのかを確定する。
次に、プログラムエリアでのセッションフォーマット判定を行なうフォーマット判定開始位置について説明する。ここでは、シングルセッションのディスクの場合と、マルチセッションのディスクの場合とに好適な2種類のフォーマット判定開始位置について説明する。
フォーマット判定は、TOCリード処理中に行われるが、このようなTOCリード処理は、短ければ短いほどよい。そこで、ここでは、先ず、シングルセッションのディスクであって、フォーマット判定する時間を最小限に短縮することができるフォーマット判定位置について説明する。
図6は、リードインエリアLIに最も近い1stトラックTrの先頭からフォーマット判定する場合の読み出し位置を説明する図である。シングルセッションのディスクDにおいては、リードインエリアのTOC情報読み取り後、少しでもリードインエリアから近い位置にサーチ処理を済ませてセッションフォーマット判定を行なうことで、サーチ処理を最小限に抑えることができる。即ち、図6に示すように、ディスクDのリードインエリアLIのTOCリード処理を行い(ステップSP11)、そのセッションの先頭トラック開始ポイントから極力離れないようジャンプする(ステップSP12)。そして、ジャンプした先頭トラックの開始位置まで戻って(ステップSP13)、フォーマット判定のためにデータの読出しを開始する(ステップSP14)。なお、図6において、リードインエリアからのジャンプ距離が大きいのは説明図上の都合であって、最初の着地位置もリードインエリアLIから近い位置が好ましい。
次に、再生対象ディスクがマルチセッションディスクである場合に、フォーマット判定を最小時間で行うための判定開始位置について説明する。図7は、マルチセッションのディスクである例えばCDエキストラディスクDのTOCリード処理における読み出し位置を説明する図である。
図7に示すように、ディスクDは、CD−DAデータが記録された1stセッションSと、ROMデータが記録された2ndセッションSとからなり、1stセッションのプログラムエリアPAは、内周側から1stトラックTr、2ndトラックTrとなっており、2ndセッションのプログラムエリアPAは、トラックTrのみからなる。
このように、マルチセッションのディスクにおいては、1stセッションSの次に、2ndセッションSが設けられる。従って、1stセッションSのTOC読出し処理後に、2ndセッションSのTOC読出し処理がある。そこで、1stセッションSの最終トラックTrの終了付近にてトレース判定を行うと、処理時間の増加を抑えるのに有効である。即ち、図7に示すように、1stセッションの最終トラックTrの途中から最後までのエリア(SP24)をトレースした結果をフォーマット判定に使用することができる。
また、1つのセッションは閉じている場合でも、CDを閉じていない場合には実際の最終セッションのTOC情報にはそのセッションが最終セッションである情報が書き込まれておらず、次にまだセッションが存在するかもしれないと判断せざるを得なく、次セッションのリードインエリアを探しに行く処理を行う必要がある。
このため、実際にはその先は、データの記録が終了しており、リードインエリアが存在せず、ミラー面である可能性もあるため、一気に次のリードインエリア開始付近にアクセスせずに前セッションのリードアウトエリアからディスク外周側へ少しずつジャンプを繰り返していくことが望ましい。このようなマルチセッションディスクのTOC読出し処理においても、上述と同様、リードアウトエリア近傍にて、フォーマット判定のためのデータ読出し処理を行うと、フォーマット判定を行った直ぐ、次のセッションのリードエリアを探す処理を行うことができ、時間短縮に効果的である。
即ち、図7に示すように、例えば最内周のリードインエリアのTOC情報を読出し(ステップSP21)、その後、そのプログラムエリアのフォーマット判定をするため、リードイエリアから脱出し(ステップSP22)、TOC情報を基に、最終トラックTrの後半位置へサーチする(ステップSP23)。そこで、フォーマット判定のためにプログラムエリアである最終トラックTrを一定時間トレースし(ステップSP24)、新しいリードインエリアを探しながらトラックジャンプを繰り返す(ステップSP25、ステップSP26)。
また、プログラムエリアでのフォーマット判定を該当セッションの最終トラックでも行なう必要性として、ミックスモード(Mixmode)ディスクの場合が挙げられる。
ミックスモードとは、図8のように、1つのセッションのプログラムエリアPAは、複数のトラックからなり(図8に示すのは、4つのトラックTr〜Tr)、そのうち、先頭のトラックTrが、例えばMP3等のCD−ROMデータが記録されたROMトラック、同一セッションの他のトラックTr以降(本例においてはトラックTr〜トラックTr)は、CD−DAデータが記録されたCD−DAトラックとなっている1stセッション構成のディスクと規格で定められている。
上述した如く、TOCの読出し処理した際、セッション内のトラック情報にCD−DAトラックとROMトラックが混在していた時にはその再生装置が優先的に再生するフォーマットのセッションに確定しておくことで、再生装置が有効(優先)とするフォーマットトラックの再生が可能であるが、確実にミックスモードディスクであることを確認する必要がある場合には、TOC情報の結果に合わせて該当セッションの先頭トラックTrのトレースでCD−ROMフォーマットであることを確認し、更に同一セッション内の最終トラックにてCD−DAフォーマットであることを確認すればよい。
図9は、本発明の実施の形態のおけるフォーマット判定方法を示す他の例であって、ミックスモードディスクにおけるフォーマット判定方法を示すフローチャートでああり、図10は、その際のディスクへのアクセス方法を説明する図である。
このような処理は、TOC情報のみに従わずにフォーマット判定するのではなく、TOCのフォーマット情報とプログラムエリアのフォーマット情報とを共にチェックしてセッションフォーマットを確定する方法に好適である。
先ず、図10にてSP31に示すように、最内周のセッションのリードインエリアを読み取り(ステップS11)、ディスクDに必要な情報が全て揃ったか否かを判定し(ステップS12)、全て揃った場合には、図10のSP32に示すように、リードインエリアから脱出する(ステップS13)。この際、同一セッションの範囲内にジャンプするものとする。次に、TOC情報がミックスモードであったか否かが判断される(ステップS14)。ミックスモードディスクは、上述したように、同一セッション内に含まれる複数のトラックのうち、最内周に配置されるトラックのみCD−ROMフォーマットになっており、その他のトラックがCD−DAフォーマットになっていることにより、ミックスモードであることが判定できる。
次に、ミックスモードディスクであることが確認された場合、SP33に示すように、同一セッションの最内周のトラック(1stトラックTr)へサーチし、SP34に示すように、一定時間トレースしてフォーマット判定を行い(ステップS15)、次に、SP35に示すように、同一セッション内の最外周のトラック(トラックTr)へサーチし、SP36に示すように、一定時間サーチし、フォーマット判定を行う(ステップS16)。
そして、同一セッションにおける最内周のトラックのフォーマット判定結果及び最外周のトラックのフォーマット判定結果が夫々CD−ROMフォーマット及びCD−DAフォーマットであるか否かを判定し(ステップS17)、Yesである場合には、ミックスモードセッションであると確定する(ステップS18)。
一方、ステップS14にてTOC情報がミックスモードではないと判定された場合、同一セッションの最後のトラックの終了位置近傍にサーチし、一定時間トレースしてフォーマット判定を行い(ステップS19)、プログラムエリアのフォーマット判定結果と、TOC情報とを比較し、当該セッションのフォーマットを確定する。ここでは、上述したように、CD−DAデータを優先して再生したい装置の場合には、CD−DAフォーマット判定結果を優先し、CD−ROMフォーマットを優先したい装置の場合には、CD−ROMフォーマット判定結果を優先するものとする。
また、ステップS17にて、同一セッションにおける最内周のトラックのフォーマット判定結果及び最外周のトラックのフォーマット判定結果が夫々CD−ROMフォーマット及びCD−DAフォーマットでないと判定された場合、ミックスモードではないと判定し、再生装置が優先して再生したい方のフォーマットとして確定する。ここで、例えば、プログラムデータにおいて、割合が多かった方のデータフォーマットであるとしてもよい。
また、ステップS15等において、トレース開始位置をトラックの先頭とせず、トラックの途中からとすることができる。即ち、故意にトラックの先頭エリアのみ異なったフォーマットデータに操作しているディスクや、故意にトラック先頭の数フレームのサブコードを欠落させたようなディスクにも対応するため、リードインエリアから脱出した後に、TOC情報を基に任意の位置にサーチさせる処理は、トラック先頭近傍領域を避け、TOC情報によるトラック開始位置より、ややディスク外周側の位置にてフォーマット判定を開始すると有効である。これは、上述した一定時間判定を続ける方法と同様の効果を奏する。即ち、トラック開始近傍領域を避けてフォーマット判定したり、一定時間フォーマット判定を続けることにより、プログラムエリアの一部のデータが故意に操作されたディスクや、不良ディスクをも救うことが可能となっている。
本実施の形態においては、TOC情報のみならず、プログラムエリアのコントロールビットをチェックすることにより、故意にTOC情報が操作された規格違反ディスク、または意図せぬ不良ディスクであるために、TOCエリアのフォーマット情報がプログラムエリアの実際のデータと異なるフォーマットであっても、その不正データに影響されずに、再生すべき領域のデータフォーマットを判別することが可能である。
また、フォーマットを確実に判定するため、CD−DAセッションに対して誤ってCD−ROMセッションと判定してファイル解析を行い、不要にTOCの読み取り処理時間を費やしてしまったり、最悪の場合には再生不可ディスクと判定してしまったりすることを防止することができる。
即ち、本来再生できるはずのデータが再生できないと、善意のユーザの混乱を招くこととなるため、オーディオディスク再生機器を設計する上では、TOC情報等のフォーマットを判別するための情報が間違っている場合等においても再生動作を保証することが必要となる。本実施の形態におけるフォーマット判定は、再生すべきデータは確実に再生可能とされるよう、安全面を考慮し、確実に正しいフォーマットを判定するための手法である。
本発明の実施の形態における再生装置を示すブロック図である。 シングルセッションディスクのフォーマットを示す模式図である。 マルチセッションディスクのフォーマットを示す模式図である。 本発明の実施の形態のおけるフォーマット判定方法を示すものであって、シングルセッションディスクにおけるフォーマット判定方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のおけるフォーマット判定方法を示すものであって、シングルセッションディスクへのアクセス方法を説明する図である。 本発明の実施の形態のおけるフォーマット判定方法を示す他の例であって、リードインエリアLIに最も近い1stトラックTrの先頭からフォーマット判定する場合の読み出し位置を説明する図である。 本発明の実施の形態のおけるフォーマット判定方法を示す他の例であって、マルチセッションのディスクである例えばCDエキストラディスクDのTOCリード処理における読み出し位置を説明する図である。 ミックスモードのディスクフォーマットを示す模式図である。 本発明の実施の形態のおけるフォーマット判定方法を示す他の例であって、ミックスモードディスクにおけるフォーマット判定方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のおけるフォーマット判定方法を示すものであって、ミックスモードディスクへのアクセス方法を説明する図である。 マルチセッション型のコンパクトディスクを説明する図である。 コンパクトディスクのフォーマットを説明する図である。 サブコードとフレームフォーマットを説明する図である。 サブコードを説明する図である。 (a)は、リードインエリアのQチャンネルフォーマットを示す図、(b)は、プログラムエリアにおけるQチャンネルフォーマットを示す図である。
符号の説明
0 光ディスク、11 再生装置、12 モータ、13 回転制御部、14 光ピックアップ、15 スレッド機構、16 RFアンプ、17 サーボ制御部、18 同期信号検出部、19 復調部、20 エラー訂正処理部、21 補間処理部、23 出力端子、22 D/A変換部、24 サブコード復調部、25 サブコード用メモリ、26 操作部、27 表示部、28 制御部

Claims (18)

  1. データが記録されるプログラム領域及び該プログラム領域を管理する管理領域が1以上設けられた記録媒体を再生可能な再生装置において、
    上記管理領域及びプログラム領域のデータを読み出す読出し手段と、
    上記読出し手段の読出し結果に基づき上記プログラム領域のフォーマットを判定するフォーマット判定手段とを有し、
    上記読出し手段は、上記管理領域に記録された管理データを読出し、該管理データに基づきプログラム領域からデータを読出し、
    上記フォーマット判定手段は、上記管理領域及びプログラム領域の読出し結果に基づき当該プログラム領域の再生範囲のデータフォーマットを判定する
    ことを特徴とする再生装置。
  2. 上記フォーマット判定手段は、上記プログラム領域のフォーマット判定開始位置から一定時間データを読み出した結果、CD−DAフォーマットであることを示すデータの方が、CD−ROMフォーマットであることを示すデータよりも多い場合は、当該プログラム領域はCD−DAフォーマットであると判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 上記プログラム領域は、1以上のトラックを有し、
    上記読出し手段は、上記プログラム領域の所定のフォーマット判定開始位置からデータを読み出す
    ことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  4. 上記フォーマット判定開始位置は、上記管理データを読み出した管理領域に隣接するトラックに位置する
    ことを特徴とする請求項3記載の再生装置。
  5. 上記フォーマット判定開始位置は、上記管理データを読み出した管理領域に隣接するプログラム領域の最終トラックに位置する
    ことを特徴とする請求項3記載の再生装置。
  6. 上記フォーマット判定開始位置は、上記トラックの先頭位置である
    ことを特徴とする請求項3記載の再生装置。
  7. 上記フォーマット判定開始位置は、上記トラックの途中に位置する
    ことを特徴とする請求項3記載の再生装置。
  8. CD−DAデータを優先して再生するモードにおいては、上記フォーマット判定手段は、上記管理領域及びプログラム領域の読出し結果のいずれか一方がCD−DAフォーマットを示した場合、CD−DAフォーマットと判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  9. ROMデータを優先して再生するモードにおいては、上記フォーマット判定手段は、上記管理領域及びプログラム領域の読出し結果のいずれか一方がROMフォーマットを示した場合、ROMフォーマットと判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  10. データが記録されるプログラム領域及び該プログラム領域を管理する管理領域が1以上設けられた記録媒体を再生可能な再生装置における該記録媒体のフォーマット判定方法において、
    上記管理領域及びプログラム領域のデータを読み出す読出し工程と、
    上記読出し行程での読出し結果に基づき上記プログラム領域のフォーマットを判定するフォーマット判定工程とを有し、
    上記読出し工程では、上記管理領域に記録された管理データを読出し、該管理データに基づきプログラム領域からデータを読出し、
    上記フォーマット判定工程では、上記管理領域及びプログラム領域の読出し結果に基づき当該プログラム領域の再生範囲のデータフォーマットを判定する
    ことを特徴とするフォーマット判定方法。
  11. 上記フォーマット判定工程では、上記プログラム領域のフォーマット判定開始位置から一定時間データを読み出した結果、CD−DAフォーマットであることを示すデータの方が、CD−ROMフォーマットであることを示すデータよりも多い場合は、当該プログラム領域はCD−DAフォーマットであると判定する
    ことを特徴とする請求項10記載のフォーマット判定方法。
  12. 上記記録媒体は、複数のトラックを有し、
    上記読出し工程では、上記プログラム領域の所定のフォーマット判定開始位置からデータを読み出す
    ことを特徴とする請求項10記載のフォーマット判定方法。
  13. 上記フォーマット判定開始位置は、上記管理データを読み出した管理領域に隣接するトラックに位置する
    ことを特徴とする請求項12記載のフォーマット判定方法。
  14. 上記フォーマット判定開始位置は、上記管理データを読み出した管理領域に隣接するプログラム領域の最終トラックに位置する
    ことを特徴とする請求項12記載のフォーマット判定方法。
  15. 上記フォーマット判定開始位置は、上記トラックの先頭位置である
    ことを特徴とする請求項12記載のフォーマット判定方法。
  16. 上記フォーマット判定開始位置は、上記トラックの途中に位置する
    ことを特徴とする請求項12記載のフォーマット判定方法。
  17. 上記フォーマット判定工程では、CD−DAデータを優先して再生するモードの場合は、上記管理領域及びプログラム領域の読出し結果のいずれか一方がCD−DAフォーマットを示した場合、CD−DAフォーマットと判定する
    ことを特徴とする請求項10記載のフォーマット判定方法。
  18. 上記フォーマット判定工程では、ROMデータを優先して再生するモードの場合は、上記管理領域及びプログラム領域の読出し結果のいずれか一方がROMフォーマットを示した場合、ROMフォーマットと判定する
    ことを特徴とする請求項10記載のフォーマット判定方法。
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