JP2005129103A - コンテンツデータ再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体中のダミートラックを検出してコンテンツデータの再生及び記録に活用できるコンテンツデータ再生装置を提供する。
【解決手段】コンテンツデータと、その管理データが記録された音楽CD(Compact Disc)に対して、オーディオデータの音声レベルが所定値以下である無音声区間を検出する。そして、検出された無音声区間の直前のデータ区間の終了位置及び無音声区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成し、そのフラグ及びTOCデータに基づいて記録媒体に記録されたコンテンツの記録・再生を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生するコンテンツデータ再生装置に関する。
音声・映像等のコンテンツは、様々な記録媒体によって提供されている。例えば音楽コンテンツは、一般に、光ディスクとして提供されており、標準的なCD(Compact Disc)フォーマット(CD−DA(Compact Disc Digital Audio)フォーマット)に従い、データが記録されている。この光ディスクは、音楽データなどのプログラムデータが記録されたデータ領域と、その内側に設けられたリードイン領域とを有しており、リードイン領域には、データ領域の記録位置や記録内容を示す管理情報TOC(Table of Contents)が記録されている。
近年では、CDやDVD(Digital Versatile Disc)にて提供されるコンテンツデータをハードディスクや他の記録媒体に記録してパーソナルコンピュータ若しくはこれに準ずる情報処理機能を備えた機器によって管理することが行われている。
例えば、音楽CDのコンテンツをMD(Mini Disc:商標)に記録する場合、特に、ユーザが手動にて記録操作を行う場合、光学ヘッドの立ち上げやアクセスに必要な時間等を含めたタイムラグが発生するため、録音開始操作がされたタイミングよりも実際の録音開始が遅れることがある。そのため、ユーザは、タイムラグを見計らってコンテンツ開始前からある程度の時間余分に録音操作を行う必要があった。そのうえ、このようにタイムラグをもって記録された音楽コンテンツは、厳密な再生タイミングが要求される場面では不都合である。
そこで、コンテンツが記録された後のMDに対して、先頭部分に無音部分をもって記録されてしまったMD上の音楽コンテンツデータの無音部分のU−TOCを自動的に更新することで、無音部分を再生しないようにする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この技術では、無音部分は、新たなフリーエリアとされる場合、トラッシュエリアとされる場合等が説明されているが、昨今ハードディスクや記録媒体の大容量化が進んでいるなかで、多数の曲を記録することを想定すると、上述のように発生するタイムラグ部分(無音声部分)を記憶するための記録容量が無駄になってしまう。
ところで、音楽用CDのなかには制作したアーティストの意向などから、その付加価値を高めるためにジャケット(パッケージ)や歌詞カードに記載されていないトラック(曲)やインタビューなどが存在するものがある。これらは、シークレットトラックと呼ばれ、例えば、秘密性を強調するために、シークレットトラックの前に故意に複数の無音声トラックを配置したり、シークレットトラック自体に長時間の無音声区間を含ませたりして編集されている。以下、これら無音声トラックやトラック内の無音声区間をダミートラックと記す。
ユーザがシークレットトラックを含むコンテンツを上述のようにハードディスクや他の記録媒体に記録して管理しようとすると、通常、もとのCDと同様の構成にて記録されるため、ダミートラックも当然記録されてしまう。しかし、一旦シークレットトラックを発見したユーザにとってはダミートラックを除いて再生するための操作を行うことが煩わしいだけでなく、上述した録音操作にかかるタイムラグ分の記憶容量と同様、ハードディスクや他の記録媒体にコンテンツを記録した際に、ダミートラックが占めるリソースが無駄になってしまう。
特開平10−199211号公報
本発明は、上記した問題点に鑑み、記録媒体中のダミートラックを検出してコンテンツデータの再生及び記録に活用できるコンテンツデータ再生装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係るコンテンツデータ再生装置は、コンテンツデータと該コンテンツデータを管理する管理データとが記録された記録媒体を再生するコンテンツデータ再生装置において、記録媒体に記録されたコンテンツデータのうち特徴的なデータが記録された特定データ区間を検出する特定データ区間検出手段と、検出された特定データ区間の直前のデータ区間の終了位置及び特定データ区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成するフラグ生成手段と、フラグ生成手段にて生成したフラグ及び管理データを記憶するフラグ記憶手段と、生成されたフラグに応じて記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生する再生手段とを備える。
再生手段は、フラグに基づいて、特定データ区間検出手段にて検出された特定データ区間を再生しないようにする。また、コンテンツデータを記録する記録手段を設けた場合には、記録手段は、フラグに基づいて、特定データ区間検出手段にて検出された特定データ区間を記録しないようにする。ただし、このとき再生手段は、記録手段に記録されたコンテンツを再生する際に、フラグ記憶手段に記憶されたフラグ及び管理データに基づいて特定データ区間を再現再生できるようにする。
ここで、特定データ区間検出手段は、無音声区間である。また、この無音声区間は、音声レベル情報から検出される。
本発明に係るコンテンツデータ再生装置によれば、特定データ区間を検出し再生しないようにできる。また、特定データ区間を含む一連のコンテンツデータを記録媒体に記録する際には、特定データ区間を記録しないようにして記録容量の無駄をなくすことができる。
本発明の具体例として示すコンテンツデータ再生装置は、コンテンツデータとしてオーディオデータと、その管理データとしてTOC(Table of Contents)データが記録された音楽CD(Compact Disc)に対して、オーディオデータの音声レベルが所定値以下である無音声区間を検出する。そして、検出された無音声区間の直前のデータ区間の終了位置及び無音声区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成し、そのフラグ及びTOCデータに基づいて記録媒体に記録されたコンテンツの記録・再生を制御する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本発明を適用したコンテンツデータ再生装置は、専らオーディオデータの再生を目的としたCE(Consumer Electronics)機器であり、CD−DA(Compact Disc Digital Audio)型コンパクトディスクやマルチセッション型であるCD−Extra型コンパクトディスク等の再生が可能な装置である。
図1に示すように、本発明の適用例として示すコンテンツデータ再生装置11は、コンパクトディスク規格に準拠したコンパクトディスク等の光ディスク10を回転するモータ12と、モータ12の回転を制御する回転制御部13と、光ディスク10に対して光ビームを出射し反射した戻りの光ビームを検出する光ピックアップ14と、光ピックアップ14を光ディスク10の径方向に送り操作するスレッド機構15と、光ピックアップ14からの出力よりRF信号等を生成するRFアンプ16と、光ピックアップ14の対物レンズのフォーカシングサーボ制御及びトラッキングサーボ制御を行うサーボ制御部17とを備える。
また、コンテンツデータ再生装置11は、RFアンプ16から出力されたRF信号より同期信号を検出しクロックを生成する同期信号検出部18と、EFM変調(Eight to Fourteen Modulation)されているオーディオデータ等の記録データを復調する復調部19と、復調されたデータのエラー訂正処理を行うエラー訂正処理部20と、エラー訂正処理部20のエラー訂正能力を超えたエラーを補間する補間処理部21と、エラーが補間されたデータから無音等のユーザにとって有効ではない区間を検出する検出部22と、ディジタルデータのオーディオデータ等の記録データをアナログに変換するディジタル/アナログ変換部(以下、単にD/A変換部という。)23と、変換されたアナログデータを出力するアナログ出力端子24と、ディジタルデータのオーディオデータ等の記録データそのまま出力するディジタル出力端子25とを備える。
更に、コンテンツデータ再生装置11は、RF信号より復調部19の前段でサブコードデータを抽出し復調するサブコード復調部26と、サブコード復調部26で復調したサブコードデータより抽出したTOCデータを保存するメモリ27と、ユーザによって操作される操作部28と、装置の動作に関連した情報を表示する表示部29と、全体の動作を制御する制御部30とを備える。
モータ12は、駆動軸にディスクテーブルが一体的に設けられており、光ディスク10の回転駆動部となる。ディスクテーブルは、光ディスク10のセンタ孔に係合することによって、光ディスク10のセンタリングを図った状態でクランプする。そして、モータ12は、ディスクテーブルと一体的に光ディスク1を回転する。なお、ここで、ディスクテーブルに装着される光ディスク10は、主として、CD−DA型のコンパクトディスク、マルチセッション型のコンパクトディスクであるが、その他、コンパクトディスクより高密度記録された、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク等であってもよい。
回転制御部13は、光ディスク10が線速度一定に回転するようにモータ12を駆動制御する。回転制御部13は、同期信号より生成したクロックが水晶発振器からの基準クロックと周波数、位相と同期するように回転サーボ信号を生成し、この回転サーボ信号に基づいて光ディスク10が線速度一定で回転するようにモータ12を駆動制御する。なお、回転制御部13は、線速度一定で光ディスク10を回転する他に、角速度一定で光ディスク10を回転するようにしてもよい。
光ピックアップ14は、光ビームを出射する半導体レーザ、半導体レーザより出射された光ビームを集束する対物レンズ、光ディスク10の反射膜で反射された戻りの光ビームを検出する光検出器等を備える。半導体レーザより出射された光ビームは、対物レンズにより集束され、光ディスク10の信号記録面に照射される。光ディスク10の信号記録面で反射された戻りの光ビームは、光検出器により電気信号に変換され、光検出器は、この電気信号をRFアンプ16に出力する。また、対物レンズは、2軸アクチュエータ等の対物レンズ駆動機構に保持され、対物レンズの光軸と平行なフォーカシング方向及び対物レンズの光軸に直交するトラッキング方向に駆動変位される。
スレッド機構15は、光ピックアップ14を光ディスク10の内外周に亘って直線的に移動させる。具体的に、スレッド機構15は、待機時において、光ディスク10の最内周側に位置させ、内周側から順次読出を行うとき、光ピックアップ14を内周側から外周側に順に移動する。また、スレッド機構15は、ユーザによって順方向又は逆方向のトラックジャンプ操作がされたとき、ユーザが指定したトラックの読出を行うことができるように、光ピックアップ14を移動する。
RFアンプ16は、光ピックアップ14を構成する光検出器からの出力信号に基づいて、RF信号、フォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成する。例えばフォーカシングエラー信号は、非点収差法等により生成され、トラッキングエラー信号は、3ビーム法、プッシュプル法等により生成される。RFアンプ16は、同期信号検出部18を介してRF信号をEFM変調されたデータを復調するため復調部19に出力すると共に、フォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号をサーボ制御部17に出力する。
サーボ制御部17は、RFアンプ16から入力されたフォーカシングエラー信号やトラッキングエラー信号に基づいて、これらのエラー信号がゼロとなるようなフォーカシングサーボ信号やトラッキングサーボ信号を生成し、これらのサーボ信号を光ピックアップ14の対物レンズ駆動機構の駆動回路に出力する。これにより、対物レンズ駆動機構に保持された対物レンズは、フォーカシングサーボ信号やトラッキングサーボ信号に基づいて、対物レンズの光軸と平行なフォーカシング方向及び対物レンズの光軸に直交するトラッキング方向に駆動変位される。
同期信号検出部18は、RFアンプ16より出力されたRF信号より、フレーム同期信号を検出すると共に、サブコードを復調する際の同期信号を検出し、検出した同期信号を回転制御部13に出力する。
復調部19は、EFMのアルゴリズムに従ってオーディオデータ等の記録データを復調する。具体的に、復調部19は、EFM変換テーブルに従って、14ビットの記録符号系列のデータビットを8ビットの系列のデータビットに変換し復調する。
エラー訂正処理部20は、12シンボルで構成された主信号データに次いで設けられた訂正用パリティに格納されたリードソロモン符号を用いて復号処理する。エラー訂正処理部20は、CIRC(Cross Interleave Reed-Solomon Code)で用いられている2段のリードソロモン符号の内、最初のC1符号によってランダムエラーの訂正処理を行い、次いで、デインターリーブ処理を行い、次いで、C2符号を用いてバーストエラーの訂正処理を行い、補間処理部21に出力する。補間処理部21は、CIRCのエラー訂正能力を超えたエラーの平均値補間等の補間処理を行う。
検出部22は、補間処理されたディジタルデータから、無音等の特定データ区間を検出する。無音声区間の検出では、オーディオデータの音声レベルが所定値以下である区間を検出する。なお、一定音が長時間続くような有音であっても、検出できるようにディジタルデータの変化量に基づいて検出するようにしてもよい。
D/A変換部23は、検出部22から入力されたディジタルデータをアナログデータに変換し、スピーカ、イヤホン、ヘッドフォン等の電気音響変換器(図示せず)が接続されたアナログ出力端子24に出力する。
ディジタル出力端子25は、検出部22からのディジタルデータをそのまま出力し、ディジタル記録媒体(図示せず)に接続される。ディジタル記録媒体には、ハードディスク、CD−R(Compact Disc Recordable)、CD−RW(Compact Disc Rewritable)、MD(Mini Disc:商標)等が用いられる。
サブコード復調部26は、RFアンプ16で生成されたRF信号よりPチャンネルやQチャンネルのサブコードを抽出する。このサブコードデータは、上述のEFM変換テーブルのアウトオブルールで変調されており、サブコード復調部26は、EFM変換テーブルのアウトオブルールで14ビットの記録符号系列のデータビットを8ビットの系列のデータビットに変換し復調し、復調して得られたTOCデータ等を制御部30に出力する。
メモリ27は、サブコード復調部26が復調したTOCデータを保持する。具体的に、メモリ27には、光ディスク10のリードインエリアに格納されたサブコードのQチャンネルのデータが格納される。コンテンツデータ再生装置11は、光ディスク10がディスクテーブルに装着されると、光ディスク10の最内周のリードインエリアにアクセスし、リードインエリアに記録されたTOCデータを読み出し、メモリ27に記憶する。また、メモリ27は、検出部22で検出された特定データ区間の直前のデータ区間の終了位置及び特定データ区間に続くデータ区間の開始位置を記憶する。
操作部28は、光ディスク10から記録・再生するための開始、停止、一時停止等の機能を実行するための押しボタン、無音等の特定データ区間を自動除去するダミートラック除去ボタン、ダイヤル等で構成されている。操作部28は、ユーザによって操作されると、操作信号を発生し、発生した操作信号を制御部30に入力する。
表示部29は、液晶表示パネル等で構成されており、メモリ27に保存されているTOCデータ又は管理データに基づいて再生時間、再生中のトラックナンバ、タイトル等を文字、記号等を用いて表示する。
制御部30は、コンテンツデータ再生装置11の機能を実現するためのプログラム等が格納されたROM(Read Only Memory)、ROMに保存されたプログラム、メモリ27から読み出したTOCデータ、管理リスト等が一時的にロードされるRAM(Random Access Memory)、ROMに格納されたプログラム等に応じて演算するCPU(Central Processing Unit)等で構成されている。制御部30は、操作部28から入力された操作信号に応じて全体の動作を制御する。例えば、操作部28よりトラックジャンプの操作信号が入力されたとき、制御部30は、スレッド機構15を駆動し、光ピックアップ14を、指定されたトラックの先頭位置まで移動する。また、制御部30は、操作部28より再生開始信号が入力されると、スレッド機構15を駆動し、光ピックアップ14を、光ディスク10の内周側から順に移動させる。また、制御部30は、後述するように検出部22で検出された特定データ区間の直前のデータ区間の終了位置及び特定データ区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成する。
次に、図2を参照にして、光ディスク10に記録されるTOCデータについて説明する。TOCデータは、Red BookやOrange Bookなどに規格化されており、このTOCデータには、4ビットのコントロールブロックCNT、4ビットのアドレスブロックADR、8ビットのトラック番号ブロックTNO、8ビットのポイントブロックPOINT、8ビットの分成分ブロックMin、8ビットの秒成分ブロックSec、8ビットのフレーム成分ブロックFrame、「0」が記録された8ビットのゼロブロックZERO、8ビットの分成分ブロックPmin、8ビットの秒成分ブロックPsec、フレーム成分ブロックPframeが設けられている。コントロールブロックCNTには、データ用であるとき「1」が設定され、オーディオ用であるとき「0」が設定されている。また、コントロールブロックCNTは、トラック毎に記録されており、ポイントブロックPOINTが1〜99の場合、トラックナンバを示し、このトラックナンバそのものがオーディオ用であることを示し、これ以外のとき、データ用であることを示す。
アドレスブロックADRは、CD−DA型であるか、マルチセッション型であるかの識別データが記録されている。具体的に、CD−DA型のRed Book規格に従っているとき、「1」が設定され、マルチセッション型のOrange Book規格に従っているとき、「5」が設定されている。
トラック番号ブロックTNOには、リードインエリア3a,4aを示す「0」が設定されている。
ポイントブロックPOINTには、アドレスブロックADRがCD−DA型を示す「1」が設定されているとき、16進数の「A0」、「A1」及び「A2」並びに10進数の「01」〜「99」が設定されている。「A0」を設定したときに、秒成分ブロックPsecに「$00」又は「$20」を設定する場合は、分成分ブロックPminに最初のトラックナンバが設定される。秒成分ブロックPsecに「$10」を設定する場合は、分成分ブロックPminに最後のトラックナンバ+1が設定される。「A1」が設定されたときには、分成分ブロックPminに最後のトラックナンバ又は最後のトラックナンバ+1が設定され、秒成分ブロックPsec及びフレーム成分ブロックPframeは「0」が設定される。「A2」が設定されたときには、分成分ブロックPmin、秒成分ブロックPsec及びフレーム成分ブロックPframeに、リードアウトエリア3c,4cの開始時間が設定される。「01」〜「99」が設定されたときには、分成分ブロックPmin、秒成分ブロックPsec及びフレーム成分ブロックPframeに、各トラックの開始時間が設定される。
なお、ポイントブロックPOINTにC0が設定されたディスクでは、アドレスブロックADRが「1」に設定されているとき、分成分ブロックMin、秒成分ブロックSec及びフレーム成分ブロックFrameには、絶対時間が記録されている。すなわち、POINTにC0が設定されていないときには、分成分ブロックMin、秒成分ブロックSec及びフレーム成分ブロックFrameに絶対時間が記録されない。なお、以下、秒成分ブロックSec及びフレーム成分ブロックFrameを単に「MSF(Min,Sec,Frame)」ともいう。
また、ポイントブロックPOINTには、アドレスブロックADRが「5」に設定されているとき、「B0」、「C0」等が設定されている。「B0」が設定されているとき、MSFには、次のプログラムエリアの開始時間が記録されている。例えば、2セッションで構成されているとき、第1セッション3のポイントブロックPOINTに「B0」が設定されていると、MSFには、第2セッション4のプログラムエリア4bの開始時間が記録される。また、3セッションで構成されているときには、第1セッションのポイントブロックPOINTに「B0」が設定されていると、MSFは、第2セッションのプログラムエリア4bの開始時間を示し、第2セッションのポイントブロックPOINTに「B0」が設定されていると、MSFは、第3セッションのプログラムエリアの開始時間を示す。
また、「B0」が設定されているとき、分成分ブロックPmin、秒成分ブロックPsec及びフレーム成分ブロックPframeには、最も外側のリードアウトエリアの最大開始時間が記録されている。
「C0」は、最初のセッションのリードインエリアのポイントブロックPOINTに設定されることがある。「C0」が設定されているとき、分成分ブロックPmin、秒成分ブロックPsec及びフレーム成分ブロックPframeには、最初のリードインエリアの開始時間が記録されている。
本発明の実施形態におけるコンテンツデータ再生装置11は、このTOCデータと制御部30で生成したフラグに基づいて特定データ区間の記録・再生を制御する。
次に、検出部22で検出された特定データ区間の除去について説明する。ここでは、特定データ区間として無音声区間を例にして説明する。音楽CD等のオーディオデータには、図3に示すように通常のトラックの後に音楽CD等のジャケット(パッケージ)などに記載されていないトラック、いわゆるシークレットトラックが存在することがある。図3のオーディオデータ(a)〜(e)には、通常のトラックが2つとシークレットトラックが1つの計3曲が収録されており、シークレットトラックの前、又は後には、秘密性を強調するために無音トラックやトラック内の無音声区間などのダミートラックが存在している。TOCデータには、このダミートラックの管理データが記録されており、各トラックの開始時間及び絶対時間が記載されている。
図3の(a)は、通常のトラックt2の後、複数の無音声のトラック(t3〜tn−1)が存在し、シークレットトラックは、n番目のトラックに記録されている。このような場合、検出部22は、無音声区間、すなわち無音声のトラックを検出し、制御部30は、メモリ27に記憶されたTOCデータに基づいて無音声区間の直前のデータ区間の終了位置及び無音声区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成し、メモリ27に記憶させる。そして、制御部30は、フラグ及びTOCデータに基づいて無音トラックを再生しないように制御する。また、制御部30は、フラグ及びTOCデータに基づいてトラックを再編成し、シークレットトラックのトラック番号が3番であると表示部29に表示する。このようにして、シークレットトラックは、(f)に示すように、あたかも3曲目であるかのように再生することができる。
図3(b)は、トラックt2内に通常の2曲目とシークレットトラックとが存在し、無音声区間がその間に記録されている。この場合も同様にして、検出部22は、この無音声区間を検出し、制御部30は、メモリ27に記憶されたTOCデータに基づいて無音声区間の直前のデータ区間の終了位置及び無音声区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成生成し、メモリ27に記憶させる。トラックt2は、図4(b2)に示すように、フラグ及びTOCデータに基づいて3つの区間(t21、t22、t23)に分けられる。制御部30は、分けられた3つの区間のうち(b3)に示すようにフラグが生成されたt22の無音声区間を再生しないように制御する。また、シークレットトラックはトラック番号が3番であると表示部29に表示される。
図3(c)、(d)は、トラック番号t3にシークレットトラックと無音声区間とが存在している。この場合も同様にして、検出部22は、この無音声区間を検出し、制御部30は、メモリ27に記憶されたTOCデータに基づいて無音声区間の直前のデータ区間の終了位置及び無音声区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成し、メモリ27に記憶させる。そして、制御部30は、フラグ及びTOCデータに基づいて無音声区間を再生しないように制御する。また、制御部30は、フラグ及びTOCデータに基づいてトラックを再編成する。また、シークレットトラックはトラック番号が3番であると表示部29に表示される。
図3(e)は、図3(c)、(d)と同様にトラック番号t3にシークレットトラックと無音声区間とが存在しているが、シークレットトラックが無音声区間で挟まれている場合である。この場合、図3(b)のときと同様に、検出部22は、この無音声区間を検出し、制御部30は、メモリ27に記憶されたTOCデータに基づいて無音声区間の直前のデータ区間の終了位置及び無音声区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成生成し、メモリ27に記憶させる。トラックt3は、フラグ及びTOCデータに基づいて3つの区間に分けられる。制御部30は、(f)に示すように分けられた3つの区間のうちフラグが生成された2つの無音声区間を再生しないように制御する。また、シークレットトラックはトラック番号が3番であると表示部29に表示される。
このように、TOCデータに基づいて無音声区間の直前のデータ区間の終了位置及び無音声区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成させることにより、無音声区間を除去したように再生することができる。したがって、早送りなどのユーザ操作が不要となるだけでなく、無音声区間を聴く不快感からも開放される。また、記録時には、無音声区間が記録されないため、記録媒体のデータ領域を削減することができる。
図5は、上述したコンテンツデータ再生装置11における記録・再生処理を説明するフローチャートである。
先ず、ステップS51において、ダミートラック除去ボタンがONか否かを判別する。ONのときは、光ディスク10の管理データであるTOCデータとコンテンツデータであるオーディオデータとを読み込む(ステップS52)。このとき、読み込まれたTOCデータは、メモリ27に記憶される。そして、検出部22は、読み込んだ音楽データから、無音声区間などの特定データ区間を検出する(ステップS53)。ダミートラック除去ボタンがOFFのときは、光ディスク10のTOCデータに基づき記録・再生を行う(ステップS58)。
ステップS54において、光ディスク10のオーディオデータの所定区間を読み込んだときはステップS55に進み、読み込んでいないときにはステップS52に戻りデータを読み込む。ここで例えば、シークレットトラックが存在することが多いTOCデータ上の最後のトラックのみを読み込み、特定データ区間を検出するようにすれば、管理リストを作成する時間が少なくて済む。なお、ここでは光ディスク10の所定区間の音楽データを読み込むようにしたが、オーディオデータの全てを読み込むようにしてもよい。
ステップS55では、ステップS53にて検出した特定データ区間が存在するときは、ステップS56に進み、制御部30にて編成処理を行う。
ここで、無音声区間を再生しないようにする編集は、著作権者の意図に反する虞があるため、ユーザにその旨の確認を行う(ステップS57)。
ステップS58において、ステップS57のユーザへの確認がとれたときは、特定データ区間が編成された記録・再生を行い、確認が取れないときは、TOCデータに基づいて記録・再生を行う。
また、ステップS55で特定データ区間が存在しなかったときにはTOCデータに基づき記録・再生処理を行う。
このような記録・再生処理によれば、トラック等の所定区間の検出を行いながら、記録・再生することが可能となる。また、無音声区間などの特定データ区間を記録・再生しないようにする編成処理は、ユーザが選択することにより、ユーザは、好みの方法で記録・再生させることができる。
ここで、図5の記録再生・処理におけるの特定データ区間の検出処理(ステップS53)について、図6を用いて説明する。ステップ61では、オーディオデータの解析を行ない、音声レベルを解析する。そして、音声レベルが無音声と想定される規定値より小さいかどうかを判別する(ステップS62)。規定値よりも小さい場合には、各チャンネルとも規定値より小さいかどうかを判別する(ステップS63)。
ステップS62及びステップS63とも音声レベルが規定値よりも小さいときには、ステップS64に進み、その音声レベルが規定時間以上続いたかどうかを判別する。規定時間以上続いていたときには、特定データ区間として記憶され(ステップS65)、図5のステップS54に進む。なお、特定データ区間として規定する時間は、例えばユーザが無音状態で違和感を覚える10秒程度が適当であるが、予めユーザにその時間を設定/選択させてもよい。
ステップS62及びステップS63において、一方でも音声レベルが規定値よりも大きいときは、検出処理は終了する。また、ステップS64にて規定時間以上続かないときも、検出処理は終了する。
また、ステップS56の編成処理は、図7に示すように行われる。制御部30は、メモリ27に記憶されたTOCデータに基づいて、ステップS65で記憶された特定データ区間の直前のデータ区間の終了位置及び特定データ区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成し(ステップS71)、位置を記憶する(ステップS72)。そして、生成されたフラグに基づいてトラック番号を変えるなどの編成処理を行う(ステップS73)。
このような検出処理及び編成処理により、コンテンツデータは、自動的に特定データ区間を記録・再生しないようにさせることができる。
さらに、本発明の実施形態のコンテンツデータ再生装置11は、生成したフラグ及びTOCデータをメモリ27に記憶するので、例えば一度記憶させた音楽CD等は、また、新たに特定データ区間を検出する必要がない。このとき、制御部30は、挿入された光ディスク10に記録されたTOCデータを読み取り、メモリ27に記憶されたTOCデータと照合し、メモリ27からフラグを読み出す。
また、特定データ区間を削除して記録された記録媒体を、コンテンツデータ再生装置11で再生するときは、その記録媒体に記録されたフラグから、オリジナルのTOCデータを読み出し、そのTOCデータに基づく記録・再生が可能となる。
なお、実施の形態としてはオーディオデータが記録された光ディスク10を再生するものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、映画等のDVDにおいて、特定データ区間を有し、出演者のインタビュー、映画の主題歌などがある場合にも本発明を適用することができる。その結果、早送りなどのユーザ操作を必要としないでも、インタビュー等を簡単に読み出すことができる。
以上説明したように本発明のコンテンツデータ再生装置は、記録されたコンテンツデータうち無音声データ等の特徴的なデータが記録された特定データ区間を検出し、特定データ区間の直前のデータ区間の終了位置及び特定データ区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成し、そのフラグに応じて記録・再生を制御するようにしたため、ユーザの特定データ区間の除去操作が不要となる。また、他の記録媒体への記録時には、特定データ区間が記録されないため、記録容量を無駄にせずに有効的に使用することができる。
本発明の実施形態におけるコンテンツデータ再生装置の構成を示すブロック図である。 コンパクトディスクにおけるTOCデータを説明する図である。 コンテンツデータ再生装置における無音声区間除去処理を説明する図である。 コンテンツデータ再生装置における無音声区間除去処理を説明する図である。 コンテンツデータ再生装置における記録・再生処理を説明するフローチャートである。 上記記録・再生処理における特定データ区間検出処理を説明するフローチャートである。 上記記録・再生処理における編成処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 光ディスク、 11 コンテンツデータ再生装置、 12 モータ、 13 回転制御部、 14 光ピックアップ、 15 スレッド機構、 16 RFアンプ、 17 サーボ制御部、 18 同期信号検出部、 19 復調部、 20 エラー訂正処理部、 21 補間処理部、 22 検出部、 23 D/A変換部、 24 アナログ出力端子、 25 ディジタル出力端子、 26 サブコード復調部、 27 メモリ、 28 操作部、 29 表示部、 30 制御部

Claims (6)

  1. コンテンツデータと該コンテンツデータを管理する管理データとが記録された記録媒体を再生するコンテンツデータ再生装置において、
    上記記録媒体に記録されたコンテンツデータのうち特徴的なデータが記録された特定データ区間を検出する特定データ区間検出手段と、
    コンテンツの上記検出された特定データ区間の直前のデータ区間の終了位置及び特定データ区間に続くデータ区間の開始位置に対応してフラグを生成するフラグ生成手段と、
    上記フラグ生成手段にて生成したフラグ及び上記管理データを記憶するフラグ記憶手段と、
    上記生成されたフラグに応じて上記記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生する再生手段と
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ再生装置。
  2. 上記再生手段は、上記特定データ区間検出手段にて検出された特定データ区間を再生しないことを特徴とする請求項1記載のコンテンツデータ再生装置。
  3. 上記コンテンツデータを記録する記録手段を備え、
    上記記録手段は、上記特定データ区間検出手段にて検出された特定データ区間を記録しないことを特徴とする請求項1記載のコンテンツデータ再生装置。
  4. 上記再生手段は、上記記録手段に記録されたコンテンツを再生する際に、上記フラグ記憶手段に記憶されたフラグ及び上記管理データに基づいて上記特定データ区間を再現再生することを特徴とする請求項3記載のコンテンツデータ再生装置。
  5. 上記特定データ区間は、無音声区間であることを特徴とする請求項1記載のコンテンツデータ再生装置。
  6. 上記特定データ区間検出手段は、音声レベル情報から無音声区間を検出することを特徴とする請求項5記載のコンテンツデータ再生装置。
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