JP2005078418A - 端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システム - Google Patents

端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システム Download PDF

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Abstract

【課題】 端末に格納済みの有料ユーザーデータと同一のものを、別の端末に格納する場合に、第三者からの改竄を防止した端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムを提供する。
【解決手段】 通信手段に接続可能な第1,第2端末(10,20)と、通信手段を介して接続された第1,第2端末を制御する手段(OTAシステム30)とを備え、第1端末には、そのユーザー用のデータが予め格納され、第2端末は、ユーザーデータを格納するメモリを備え、制御手段は、予め許可された端末だけをアクセス可能にする手段(認証機構31)と共に、アクセスした第1端末のユーザーデータを一時格納する手段(メモリ32)を備え、該手段のユーザーデータを、アクセスしてきた第2端末にコピー/移行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムに関し、特に、携帯端末装置に格納済みの有料ユーザーデータと同一のものを、別の携帯端末装置に格納する場合に、第三者からの改竄を防止した端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムに関する。
例えば、携帯端末装置の一種である携帯電話機では、内蔵したメモリに、通話やメール送信をする相手の電話番号やメールアドレス(以下、単にアドレス帳と記す)を記憶させておくことが可能になっている。
また、携帯電話機では、他者からの着信(通話,メール)をユーザーが認識する手段として「音」を聴く場合と、マナーモード等で「振動」を感じる場合とがある。「音」を聴く場合には、一般の着信音を鳴らすようにセットしておく場合と、着信メロディー(着メロ)を鳴らすようにセットしておく場合とがある。そして、着メロには、その携帯電話機のメモリに予め内蔵している曲名の中から所望の曲を選択する場合と、最新のヒット曲等を、インターネットを介して有料でダウンロードする場合とがある(以下、「有料ユーザーデータ」と記す)。
ところで、携帯電話機の技術進歩は目覚しく、近年、例えばデジタルカメラ機能を備えた携帯電話機(以下、デジカメ携帯電話機と記す)が市場に登場し、人気を集めている。
ここで、或る携帯電話機ユーザーが従来の携帯電話機(デジカメ機能無し)からデジカメ携帯電話機に機種を変更する場合を想定する。また、従来の携帯電話機には、前記アドレス帳と有料ユーザーデータとが、メモリに格納済みであると仮定する。そして、機種変更のユーザーは、前記アドレス帳と有料ユーザーデータをそのまま新機種のデジカメ携帯電話機に移し替えるものと仮定する。
しかしながら、従来の移し替えの仕組みは、アドレス帳は無料で行えるが、有料ユーザーデータは、無料では行えなかった。即ち、ユーザーは旧機種にダウンロード済みの曲と同一曲を、新機種にダウンロードする場合には、もう一度、料金を支払ってダウンロードする仕組みになっていた。そのため、着信相手に応じて着メロを変えているようなユーザーにとっては、ダウンロードする曲の種類が多いので、携帯電話機を新機種に変更する場合の経済的負担が大きくなってしまっていた。
このような欠点を解決するために、例えば次の提案がある(特許文献1)。
即ち、図5において、サーバ装置101は、課金を条件として、クライアント機器102からのダウンロード要求に対して、要求されたユーザーデータの配信を実行する。サーバ装置101および/またはクライアント機器102は、ダウンロードされたユーザーデータに関する購入の記録を保持する。
クライアント機器102は、購入の記録を参照して、購入の記録にあるユーザーデータのダウンロードの要求は、「再ダウンロード要求」とする。サーバ装置は、「再ダウンロード要求」に対しては、購入の記録を参照して、チェックして、購入の記録に保持されているユーザーデータのダウンロード要求であったときには、対価無しによるダウンロード、または割引対価によるダウンロードを実行する。
このようにすれば、課金を条件にダウンロードされたユーザーデータの購入の記録を、サーバ装置側および/またはクライアント機器側に保持し、その購入の記録に保持されているユーザーデータの再度のダウンロードは、対価無し、または割引対価によって行うようにするものであるので、サーバ側にとっても、クライアント側にとっても、リーゾナブルな対価となる。
一方、近年、米国等においては、OTAシステム(Over The Air)が導入されている場合がある。OTAシステムは、無線経由で携帯電話機等の新規加入や機種変更手続きを可能にするシステムである。
具体例で説明する。例えば、携帯電話機の新規加入手続きや機種変更手続きを行う場合に、従来は、携帯電話機の販売店や代理店にユーザーが出向き、ケーブル接続により機種変更等を行っていた。つまり、ユーザーにしてみれば、機種変更等のための場所を束縛されていた。
しかし、OTAシステムを使用すれば、有人店舗に出向かなくとも、遠隔で手続きを行えるというメリットがある。
特開2002−288449号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術の場合、ダウンロードされたユーザーデータに関する重要な情報(購入の記録等)を、携帯電話機(クライアント機器)に保持しておくと、改竄されるおそれがある。この改竄が可能になると、例えば「実際には購入していないユーザーデータ」を「購入済み」に改竄される場合があるので、この場合は、ユーザーデータ提供側は適正な対価を得られない。即ち、有料ユーザーデータの著作権者は、正当な著作権料を得ることができない。
本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、端末装置に格納済みの有料ユーザーデータと同一のものを、別の端末装置に格納する場合に、第三者からの改竄を防止した端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムの提供を目的とする。
前記問題点を解決するために請求項1記載の発明は、通信手段(図1の無線システム)と、該通信手段に接続可能な予めユーザーデータを格納した第1の端末装置(旧端末10)と、前記ユーザーデータを格納可能なメモリを有する第2の端末装置(新端末20)と、前記通信手段を介して前記第1および第2の端末装置が接続される制御手段(OTAシステム30)とを備えてなり、
前記制御手段は、アクセスしてきた端末装置のアクセス可否を識別するアクセス可否識別手段(認証機構31)と、アクセスを許可された前記第1の端末装置に格納された前記ユーザーデータを一時記憶する一時記憶手段(テンポラリ・メモリ32)とを備え、該一時記憶手段に一時記憶された前記ユーザーデータを、アクセスしてきた前記第2の端末装置にコピー/移行するようにした構成としてある。
前記構成において、例えば図1に示すように、第1の端末装置(旧端末10)には予めユーザーデータ(コンテンツ)が格納してあり、第2の端末装置(新端末20)は前記ユーザーデータを格納するメモリを備えている。旧端末10および新端末20を、無線により制御手段(OTAシステム30)に接続する。OTAシステム30は旧端末10が予め登録済みであるか否かをアクセス可否識別手段(認証機構31)で認証する。
アクセスしてきた端末装置(この場合は旧端末10)が予め登録済みである場合には、旧端末10に格納したユーザーデータを、OTAシステム30の一時記憶手段(テンポラリ・メモリ32)に移行して格納する。そして、その一時記憶手段に格納したユーザーデータを新端末20に移行して、格納する。
このようにすれば、ユーザーデータに関する重要な情報(購入の記録等)は、認証機構31を経ているので、改竄されていないことが保証される。即ち、著作権を保護できる。
また、例えば購入済みのユーザーデータを旧端末10から新端末20に転送するだけなので、二度目のユーザーデータ(コンテンツ)購入代金を不要にすることができる。
次に請求項2記載の発明は、通信手段(図3の無線システム)と、該通信手段に接続可能な予めユーザーデータを格納した第1の端末装置(図3の旧端末10)と、前記ユーザーデータを格納可能なメモリを有する第2の端末装置(新端末20)と、前記通信手段を介して前記第1および第2の端末装置が接続される制御手段(OTAシステム30)と、該制御手段に専用線(第1〜第3の専用線51〜53)により接続され、少なくとも前記ユーザーデータを格納するユーザーデータ格納手段(第1〜第3のコンテンツサービスプロバイダー41〜43)とを備えてなり、
前記制御手段は、アクセスしてきた端末装置のアクセス可否を識別するアクセス可否識別手段(認証機構31)と、アクセスを許可された前記第1の端末装置に格納された前記ユーザーデータに関する情報を一時記憶する一時記憶手段(テンポラリメモリ32)とを備え、
前記第2の端末装置が前記ユーザーデータ格納手段に対して、前記第1の端末装置に格納済みのユーザーデータのダウンロードを要求してきた場合に、前記第1の端末装置が前記制御手段へのアクセスが許可されている場合には、前記要求されたユーザーデータを、前記ユーザーデータ格納手段から前記第2の端末装置にダウンロードする構成としてある。
前記構成において(例えば、図3に示したシステムにおいて)、ユーザーデータを第1〜第3のコンテンツサービスプロバイダー41〜43に格納しておく。そして、旧端末10からはOTAシステム30に機種を変更することを伝えると、認証機構31は旧端末10の認証を行い、旧端末10が予め登録済みの場合には、登録済みである(正当なユーザーである)旨をテンポラリメモリ32に格納しておく。
一方、新端末20は、コンテンツサービスプロバイダーに購入済みのユーザーデータの再ダウンロードをコンテンツサービスプロバイダーに直接要求する。すると、コンテンツサービスプロバイダーはOTAシステム30に正当なユーザーか否かを問い合わせる。正当なユーザーである場合には、コンテンツサービスプロバイダーから直接新端末20にダウンロードする。従って、旧端末10からはOTAシステム30へ、インデックス情報(購入済みのユーザーデータの属性情報)のみを伝えるので、パケット代や時間が掛からない。
次に請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムにおいて、
前記ユーザーデータは複数からなり、前記第1の端末装置(図1または図3の旧端末10)は、該複数のユーザーデータの何れかを指定可能にした構成としてある。
このようにすれば、ユーザーは所望のユーザーデータのみを第2の端末装置にコピー/移行することができる。
次に請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項3記載の端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムにおいて、
前記制御手段は、OTAシステム(図1または図3のOTAシステム30)である構成としてある。
このようにすれば、無線により通信可能なOTAシステムを使うので、有人店舗に出向かなくとも、遠隔でユーザーデータの転送・格納の手続きを行える。
具体的には、例えば、図1のコンテンツ・コピー/移行システムCK1において、旧端末10のユーザーデータ(例えば、着メロ)を、同一ユーザーの新端末20にコピー/移行する場合を考える。この場合は、OTAシステム30の認証機構31により、同一ユーザーの機種変更であることが認識されるので、旧端末10のユーザーデータを例えば無料で、新端末20にコピー/移行することができる。
次に請求項5記載の発明は、請求項1〜請求項3記載の端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムにおいて、
前記第1の端末装置および第2の端末装置は、携帯電話機である構成としてある。
このようにすれば、例えば、図1に示したシステムにおいて、ユーザーは携帯電話機の機種変更に伴うユーザーデータの再ダウンロードを、ユーザーデータに関する重要な情報(購入の記録等)の改竄のおそれなく、行うことができる。
次に請求項6記載の発明は、請求項1〜請求項5記載の端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムにおいて、
前記ユーザーデータは、携帯電話機の着信メロディーである構成としてある。
このようにすれば、例えば、図1に示したシステムにおいて、ユーザーは携帯電話機の機種変更に伴う着メロの再ダウンロードを、ユーザーデータに関する重要な情報(購入の記録等)の改竄のおそれなく、行うことができる。
本発明によれば、以下の効果を発揮することができる。
請求項1記載の発明によれば、ユーザーデータは認証機構を経ているので、ユーザーデータに関する重要な情報(購入の記録等)が改竄されていないことが保証される。即ち、著作権を保護できる。
また、例えば購入済みのユーザーデータを第1の端末装置から第2の端末装置に移行するだけなので、二度目のユーザーデータ購入代金を不要にすることができる。
請求項2記載の発明によれば、正当なユーザーである旨の登録済み識別記号(インデックス情報)のみを伝えればよいので、パケット代や転送時間が掛からない。
請求項3記載の発明によれば、ユーザーは所望のユーザーデータのみを第2の端末装置にコピー/移行することができる。
請求項4記載の発明によれば、無線により通信可能な無線区間を使うので、有人店舗に出向かなくとも、遠隔でユーザーデータのコピー/移行の手続きを行える。
例えば、OTAシステムの認証機構により、同一ユーザーの機種変更であることが認識されるので、旧端末のユーザーデータを例えば無料で、新端末にコピー/移行することができる。
請求項5記載の発明によれば、ユーザーは携帯電話機の機種変更に伴うユーザーデータの再ダウンロードを、重要情報の改竄のおそれなく、行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、ユーザーは携帯電話機の機種変更に伴う着メロの再ダウンロードを、重要情報の改竄のおそれなく、行うことができる。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
図1は、本実施例のシステム構成図である。
本実施例のコンテンツ(ユーザーデータ)コピー/移行システムCK1は、旧端末10と、新端末20と、OTAシステム30とを備えてなる。
旧端末10はデジカメ機能無しの携帯電話機であり、ユーザーの知人等のアドレス帳と、頻繁に着信のある知人毎に異なった着メロを5曲(着メロA〜着メロE)とを、格納してある。
新端末20はデジカメ機能を有する携帯電話機であり、前記ユーザーが旧端末10に格納した前記アドレス帳と着メロ5曲を、新端末20に格納するものとする。
OTAシステム(Over The Air)30は、従来技術で説明した「無線経由で携帯電話機等の新規加入や機種変更手続きを可能にするシステム」である。
OTAシステム30は、認証機構31と、ユーザーデータ(コンテンツ)を一時的に格納するテンポラリ・メモリ32とを備える。
認証機構31は、当該OTAシステム30にアクセスしてきた端末が、登録済みであるか否かを確認する。認証には、例えば、OTAシステム30の構築者(携帯電話事業者)と旧端末10のユーザーとの間で、予め設定したパスワードを使用する。
テンポラリ・メモリ32は、旧端末10に格納してあるアドレス帳および着メロ5曲を一時的に格納するメモリである。
次に、本実施例の作用を、図2を参照しつつ説明する。図2は本実施例のフローチャート図である。
先ず、図1に示すように、OTAシステム30に対し、旧端末10と新端末20とを接続可能な状態に設定する。
そして、旧端末10からOTAシステム30にアクセスすると(ステップS1)、OTAシステム30の認証機構31が正当なユーザーであるか否かを認証する(ステップS2)。正当なユーザーであれば(ステップS2:Yes)、旧端末10から新端末20に機種を変更したい旨の要求をする(ステップS3)。すると、OTAシステム30は機種変更の音声または画面によるガイダンスを開始し(ステップS4)、このガイダンスの途中で旧端末10に格納済みのユーザーデータを、新端末20に移し替えるか否かの問い合わせがある(ステップS5)。
旧端末10の全てのユーザーデータ(この場合は着メロ5曲)を移し替える場合は(ステップS6:Yes)、ステップS8に進むが、一部のユーザーデータを移し替える場合(例えば、着メロ3曲を移し替え)は(ステップS6:No)、その移し替えのユーザーデータを旧端末10が指定する(ステップS7)。
なお、一部のユーザーデータを移し替える場合には、例えば旧端末10の表示画面上にユーザーデータ一覧(この場合は着メロ5曲)を表示させ、必要なユーザーデータのみを選択(チェックマークを入れる等)すればよい。
そして、前述の全てのユーザーデータを移し替える場合(ステップS6:Yes)、および一部のユーザーデータを移し替え用に指定した場合には(ステップS7)、旧端末10から移し替えるユーザーデータをテンポラリ・メモリ32にアップロードする(ステップS8)。次いで、テンポラリ・メモリ32にアップロードしたユーザーデータを、新端末20にダウンロードする(ステップS9)。
このようにすれば、次の効果がある。
その1は、OTAシステム30を使用しているので、ユーザーがユーザーデータを新端末20に格納するために、販売店等に出向く必要が無い。
その2は、OTAシステム30が旧端末10を認証した後、アクセスさせるようにしているので、信頼性の高い(例えば、改竄のおそれのない)旧端末だけを取り扱うことができる。
その3は、ユーザーは既に料金を支払済みの有料ユーザーデータを旧端末10から新端末20へ移し替えるので、無料で有料ユーザーデータの移し替えが可能となる。但し、このような移し替えに関し、予め無料である旨のルール、または、移し替えの場合には移し替え用の料金(有料ユーザーデータの再ダウンロードより安価な)を徴収する旨のルールを、設定しておく必要がある。
なお、一連の移し替えの操作を自動化するソフトウェアを、予め旧端末10および新端末20の双方に組み込んでおくことも可能である。
また、本実施例によれば、旧端末10のユーザーデータ(例えば、着メロ)を、同一ユーザーの新端末20にコピー/移行する場合は、OTAシステム30の認証機構31により、同一ユーザーの機種変更であることが認識されるので、旧端末10のユーザーデータを例えば無料で、新端末20にコピー/移行することができる。
図3は本実施例のシステム構成図である。
図3に示すように、本実施例のコンテンツ(ユーザーデータ)コピー/移行システムCK2は、旧端末10と、新端末20と、OTAシステム30と、着メロ等の有料ユーザーデータを提供する第1〜第3のユーザーデータサービスプロバイダー(CSP)41〜43とを備えてなる。
携帯電話事業者が設置したOTAシステム30と、第1〜第3のユーザーデータサービスプロバイダー41〜43のwebサイトとの間は、それぞれ第1〜第3の専用線51〜53で接続されている。第1〜第3のユーザーデータサービスプロバイダー41〜43とOTAシステム30との間は、それぞれ第1〜第3の専用線で接続されているので、第三者の介入は不可能である。
次に、本実施例の作用を、図4を参照しつつ説明する。図4は、本実施例のフローチャート図である。
先ず、図3に示すように、OTAシステム30に対し、旧端末10と新端末20とを接続可能な状態に設定する。
そして、旧端末10からOTAシステム30にアクセスし(ステップS11)、旧端末10から新端末20へ、機種を変更したい旨の要求をする(ステップS12)。すると、OTAシステム30は機種変更のガイダンスを開始し(ステップS13)、このガイダンスの途中で旧端末10に格納済みのユーザーデータを、新端末20に移し替える操作方法が入るので、その操作方法に従い旧端末10に内蔵した購入済みのユーザーデータの属性情報(例えば、着メロのファイル名,ダウンロード元ユーザーデータプロバイダ名など)をアップロードし、OTAシステム30のテンポラリ・メモリ32に一時保管する(ステップS14)。
旧端末10の全てのユーザーデータ(この場合は着メロ5曲)を移し替える場合は(ステップS15:Yes)、ステップS17に進むが、一部のユーザーデータを移し替える場合(例えば、着メロ3曲)は(ステップS15:No)、その移し替えのユーザーデータを旧端末10が指定する(ステップS16)。
そして、前述の全てのユーザーデータを移し替えする場合(ステップS15:Yes)、および一部のユーザーデータを移し替え用に指定した場合には(ステップS16)、新端末20は、ユーザーデータの提供元(例えば第3のユーザーデータサービスプロバイダー43)に、ユーザーデータの再ダウンロードを要求する(ステップS17)。
この再度のダウンロード要求を受けた第3のユーザーデータサービスプロバイダー43は、OTAシステム30に対して正当なユーザー(ユーザーデータを購入済みのユーザー)からの要求であることを確認する(ステップS18)。正当なユーザーであれば(ステップS18:Yes)、無料で再度のダウンロードを許可する(ステップS19)。正当なユーザーでなければ(ステップS18:No)、再度のダウンロードをせずに終了する。
このようにすれば、次の効果がある。
前記実施例1によれば、旧端末10内の着メロなどのユーザーデータそのものをOTAシステム30にアップロードするため、パケット代・時間がかかってしまう。これに対し、実施例2によれば、旧端末20からユーザーデータのインデックス情報のみをOTAシステム30に伝えるので、パケット代・時間がかからない。
また、本実施例によれば、旧端末10のユーザーデータ(例えば、着メロ)を、同一ユーザーの新端末20にコピー/移行する場合は、OTAシステム30の認証機構31により、同一ユーザーの機種変更であることが認識されるので、旧端末10のユーザーデータを例えば無料で、新端末20にコピー/移行することができる。
前記実施例1と実施例2では、旧端末および新端末として携帯電話機の場合を説明した。しかし、端末装置としては、携帯電話機に限らず、PDA(携帯情報端末)や各種の端末装置にも、本発明を適用可能であるのは勿論である。
また、前記実施例1と実施例2では、通信手段として無線システムの場合を説明したが、有線システムでも、本発明を適用可能であるのは勿論である。
本発明の実施例1のシステム構成図である。 同実施例1のフローチャート図である。 本発明の実施例2のシステム構成図である。 同実施例2のフローチャート図である。 従来例のシステム構成図である。
符号の説明
CK1,CK2 コンテンツ・コピー/移行システム
10 旧端末
20 新端末
30 OTAシステム
31 認証機構
32 テンポラリ・メモリ
41 第1のユーザーデータサービスプロバイダー
42 第2のユーザーデータサービスプロバイダー
43 第3のユーザーデータサービスプロバイダー
51 第1の専用線
52 第2の専用線
53 第3の専用線

Claims (6)

  1. 通信手段と、該通信手段に接続可能な予めユーザーデータを格納した第1の端末装置と、前記ユーザーデータを格納可能なメモリを有する第2の端末装置と、前記通信手段を介して前記第1および第2の端末装置が接続される制御手段とを備えてなり、
    前記制御手段は、アクセスしてきた端末装置のアクセス可否を識別するアクセス可否識別手段と、アクセスを許可された前記第1の端末装置に格納された前記ユーザーデータを一時記憶する一時記憶手段とを備え、該一時記憶手段に一時記憶された前記ユーザーデータを、アクセスしてきた前記第2の端末装置にコピー/移行するようにしたことを特徴とする端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システム。
  2. 通信手段と、該通信手段に接続可能な予めユーザーデータを格納した第1の端末装置と、前記ユーザーデータを格納可能なメモリを有する第2の端末装置と、前記通信手段を介して前記第1および第2の端末装置が接続される制御手段と、該制御手段に専用線により接続され、少なくとも前記ユーザーデータを格納するユーザーデータ格納手段とを備えてなり、
    前記制御手段は、アクセスしてきた端末装置のアクセス可否を識別するアクセス可否識別手段と、アクセスを許可された前記第1の端末装置に格納された前記ユーザーデータに関する情報を一時記憶する一時記憶手段とを備え、
    前記第2の端末装置が前記ユーザーデータ格納手段に対して、前記第1の端末装置に格納済みのユーザーデータのダウンロードを要求してきた場合に、前記第1の端末装置が前記制御手段へのアクセスが許可されている場合には、前記要求されたユーザーデータを、前記ユーザーデータ格納手段から前記第2の端末装置にダウンロードすることを特徴とする端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システム。
  3. 請求項1または請求項2記載の端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムにおいて、
    前記ユーザーデータは複数からなり、前記第1の端末装置は、該複数のユーザーデータの何れかを指定可能にしたことを特徴とする端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システム。
  4. 請求項1〜請求項3記載の端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムにおいて、
    前記制御手段は、OTAシステムであることを特徴とする端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システム。
  5. 請求項1〜請求項4記載の端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムにおいて、
    前記第1の端末装置および第2の端末装置は、携帯電話機であることを特徴とする端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システム。
  6. 請求項1〜請求項5記載の端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システムにおいて、
    前記ユーザーデータは、携帯電話機の着信メロディーであることを特徴とする端末装置のユーザーデータ・コピー/移行システム。
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