JP2005077373A - 情報報知装置及びプログラム - Google Patents

情報報知装置及びプログラム

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Abstract

【課題】 ラジオ放送局から放送される音声等に含まれる情報についての関連情報を報知し、利用者の理解をより助けることができる情報報知装置等を提供する。
【解決手段】 ラジオ放送等から得られる音声信号を解析し(S130)、その中から報知すべき情報があるか否かを判断する(S140)。そして、報知すべき情報がある場合はDVD−ROM等の地図記憶媒体からその報知すべき情報に関連する関連情報を取得し(S150)、取得した関連情報を報知する(S170)。このため、乗員はラジオ放送等を聞くだけの場合より、内容を深く理解することができる。
【選択図】図3



Description

本発明は、オーディオ装置等から得られる情報を利用者によりわかりやすく案内する情報報知装置等に関する。
交通情報の配信方法の1つとして、VICS(Vehicle Information Communication System)が知られている。しかし、VICSは発展途上のサービスであるためサービス範囲が一部の都市や幹線道路沿いに限られている。そのため、道路公団等が放送する交通情報専用ラジオ放送による交通情報や、民放のラジオ放送による交通情報(ラジオ番組の合間に放送される交通情報)もまだまだ広く利用されている。
このうち、交通情報専用ラジオ放送は、聴取のために運転者が意図的に交通情報専用ラジオ放送の放送周波数にラジオ受信機の受信周波数を合わせる必要があり、利便性が良いとは言いづらい。また、関係のないもの(例えば、高速道路における反対車線の情報)まで放送されるため、運転者が放送されている交通情報の中から必要な交通情報を聞き分ける必要がある。
また、民放のラジオ放送によるものは、基本的にニュース番号や娯楽番組が主であるため、まずはそれらの中から運転者が交通情報自体を聞き分ける必要がある。そして、その聞き分けた交通情報の中からさらに自身にとって必要な交通情報であるか否かを判断する必要がある。
このように、交通情報専用ラジオ放送や民放のラジオ放送による交通情報の配信は、運転者に取って利便性が良いとは言いづらい。そこで、特許文献1に記載のような道路交通情報報知装置が知られている。この道路交通情報報知装置は、ラジオ放送を受信してそのラジオ放送中の音声を音声認識により言語データに変換し、その言語データの中から自車両にとって必要なものを抽出して音声合成によって運転者に報知するものである。
このような道路交通情報報知装置によれば、ラジオ放送を聞いて自車両に必要な情報か否かを運転者が判断することなく、自車両にとって必要な情報を運転者が把握することができる。
特開2000−222682号公報
ところが、上述した道路交通情報報知装置は、ラジオ放送によって放送された情報の範囲内から情報を選択して報知するため、ラジオ放送によって放送された情報以上の情報を報知することができない。このため、場合によっては報知された情報を運転者が理解できない場合がある。具体的には、例えば運転者がわからない道路名称や行政名称や施設名称等が報知された場合である。このような場合は、せっかく自車両にとって必要な情報を報知しても意味が薄れてしまうといった問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、ラジオ放送局から放送される音声等に含まれる情報についての関連情報を報知し、利用者の理解をより助けることができる情報報知装置等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の情報報知装置は、音声信号取得手段と、言語データ変換手段と、関連情報取得手段と、報知手段と、制御手段とを備える。音声信号取得手段は、オーディオ装置から音声信号を取得し、言語データ変換手段は、音声信号取得手段が取得した音声信号を認識して言語データに変換し、関連情報取得手段は、指定された単語に関連する関連情報を取得し、報知手段は、種々の情報を報知する。そして、制御手段が、言語データ変換手段が変換した言語データの中から所定の条件に合致する一又は複数の単語を抽出し、その抽出した一又は複数の単語に関連する関連情報を関連情報取得手段に取得させ、取得させた関連情報を報知手段に報知させる。
ここで言う「言語データ」というのは、音声信号に基づいた、人間の理解する言語に準ずるデータを意味し、例えばテキストデータが考えられる。また、「所定の条件」というのは、例えば行政名称に関連するものという条件や、施設名称に関連するものという条件や、道路名称に関連するものという条件や、人名に関するものという条件であり、抽出された一又は複数の単語に対応する関連情報が望ましくは関連情報取得手段によって取得可能な一又は複数の単語が抽出できる条件である。また「関連情報」の具体例としては、行政の所在地(抽出した一又は複数の単語が行政名称である場合)や、施設の所在地(抽出した一又は複数の単語が施設名称である場合)や、道路のレーン数や制限速度や通行料等(抽出した一又は複数の単語が道路名称である場合)や、人物のプロフィール(抽出した一又は複数の単語が人名である場合)である。また、関連情報の具体的な報知方法としては、例えば表示装置に関連情報を表示させて報知したり、音声出力装置に音声を出力させて報知することが考えられる。
このような情報報知装置であれば、オーディオ装置が通常出力する音声情報(例えばラジオ放送によって放送される音声やCDに記憶された歌の音声)に加え、その音声情報に基づく関連情報も利用者は把握することができるため、利用者はオーディオ装置が出力する音声だけを聞く場合より、内容を深く理解することができる。
ところで、音声信号取得手段は、オーディオ装置から音声信号を取得するようになっていてもよいが、請求項2に記載の情報報知装置のように、音声信号取得手段は、オーディオ装置から取得する音声信号と共に、又はオーディオ装置から取得する音声信号の代わりに、当該情報報知装置の近傍で話されている会話を音声信号として取得するようになっていてもよい。つまり、情報報知装置の近傍(例えば半径数メートル程度)にいる利用者の会話を取得して言語データを生成し、その言語データに含まれる報知すべき言語データ(例えば関連情報を取得可能な言語データ)を抽出し、抽出した言語データに対応する関連情報を利用者に報知する。
このような情報報知装置によれば、情報報知装置の近傍で会話を行っている利用者が、会話に出てくる言葉のいくつかについて、より深く理解することができる。また、発話者自身が知らなかった詳細な情報まで意図せずして知ることができる場合もある。例えば、発話者は施設の名称しか知らなかったが、情報報知装置から施設の所在地や営業時間や駐車場の情報が報知されるような場合である。
ところで、関連情報取得手段は、例えばDVD−ROMやハードディスクやメモリカード等から関連情報を取得するようになっていてもよいが、請求項3に記載のように、関連情報を保持するサーバからネットワークを介して関連情報を取得するようになっていてもよい。
このようになっていれば、より多くの関連情報や最新の関連情報を取得することができ、利用者の理解をより助けることができる。
また、情報報知装置が報知した関連情報が例えば施設名称であった場合、利用者はその施設の場所まで行ってみたいと思う場合がある。そのような場合のために、情報報知装置は請求項4に記載のようになっているとよい。つまり、更に、当該情報報知装置の現在位置を特定するための情報を取得する現在位置情報取得手段を備えるようにし、関連情報取得手段は、関連情報として所在地情報を取得し、制御手段は、現在位置情報取得手段が取得した情報に基づいて当該情報報知装置の現在位置を特定し、その特定した現在位置から関連情報取得手段が取得した所在地情報に対応する場所までの経路を算出し、算出した経路を報知手段に報知させるようになっているとよい。
このようになっていると次のようなことが実現できる。例えばラジオ放送で「○○動物園でコアラの赤ちゃんが生まれました」と放送され、情報報知装置が関連情報として○○動物園の位置情報と営業情報を取得し、そのうち、営業情報の方を報知したとする(位置情報も報知してもよい)。続いて、情報報知装置は位置情報を利用して○○動物園までの経路を算出し、算出した経路を案内する。このように、情報報知装置が報知した施設等に対して利用者が手動でその施設等の位置情報を入力しなくても、その施設等まで経路が算出されて案内がなされる。したがって、利用者が位置情報を入力する手間が省け、また入力間違いも防げる。
また、オーディオ装置から出力された音声の中に電話番号が含まれている場合や、報知手段が報知する関連情報の中に電話番号が含まれているような場合、利用者はその電話番号先に電話をしたいと思う場合も考えられる。そのため、請求項5に記載の情報報知装置のように、更に、電話機を制御する電話機制御手段を備えるようにし、制御手段は、言語データ変換手段が変換した言語データの中に電話番号を意味するデータが含まれていた場合、又は報知手段が報知した関連情報の中に電話番号が含まれていた場合、その電話番号に対して電話機を発信させるよう電話機制御手段に指令するようになっているとよい。
このようになっていると、オーディオ装置から出力された音声の中に電話番号が含まれている場合や、報知手段が報知する関連情報の中に電話番号が含まれているような場合に、利用者は電話番号を入力する操作なしにその電話番号先に電話をすることができる。したがって、運転中などのように電話番号の入力操作が困難なときに特に有効である。
ところで、請求項6に記載のような請求項1〜請求項5の何れかに記載の情報報知装置の制御手段として機能させるプログラムを、情報報知装置が内蔵するコンピュータに実行させるようになっていてもよい。このようになっていれば、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータが読みとり可能な記録媒体にプログラムを記録し、そのプログラムを必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより情報報知装置として機能させることができる。また、プログラムはネットワークを用いて流通させることも可能であるため、情報報知装置の機能向上も容易である。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1は実施例のナビゲーション装置20の概略構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置20は車両に搭載され、車両の現在位置を検出する位置検出器21と、ユーザーからの各種指示を入力するための操作スイッチ群22と、操作スイッチ群22と同様に各種指示を入力可能であってナビゲーション装置20とは別体となったリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す)23aと、リモコン23aからの信号を入力するリモコンセンサ23bと、ナビゲーション装置20とは別の装置から情報を入力したり別の装置に情報を出力したりすることが可能な外部情報入出力部24と、地図データや各種の情報を記録した地図記憶媒体から地図データ等を入力する地図データ入力器25と、地図や各種情報の表示を行うための表示部26と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力部27と、上述した位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコンセンサ23b,外部情報入出力部24,地図データ入力器25からの入力に応じて各種処理を実行し、外部情報入出力部24,表示部26,音声出力部27を制御する処理部29とを備えている。
位置検出器21は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受信し、車両の位置,方位,速度等を検出するGPS受信機21aと、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ21bと、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出するための距離センサ21cと、地磁気から進行方位を検出するための地磁気センサ21dとを備えている。そして、これら各センサ等21a〜21dは、各々が性質の異なる誤差を有しているため、互いに補完しながら使用するように構成されている。
操作スイッチ群22は、表示部26の表示面と一体に構成されたタッチパネル及び表示部26の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等から構成される。尚、タッチパネルと表示部26とは積層一体化されており、タッチパネルには、感圧方式,電磁誘導方式,静電容量方式,あるいはこれらを組み合わせた方式など各種の方式があるが、その何れを用いてもよい。
外部情報入出力部24は、他の外部機器等に接続されそれらの機器との間で情報を入出力する機能を担う。外部機器の一つとして図示しないオーディオ装置に接続され、ラジオやテープやCD等の音声信号を入力することができる。
地図データ入力器25は、図示しない地図記憶媒体に記憶された各種データを入力するための装置である。地図記憶媒体には、地図データ(道路データ、地形データ、マークデータ、交差点データ、施設のデータ等)、案内用の音声データ、音声認識データ等が記憶されている。このようなデータを記憶する地図記憶媒体の種類としては、そのデータ量からCD−ROMやDVDを用いるのが一般的であるが、ハードディスクなどの磁気記憶装置やメモリカード等の媒体を用いても良い。
表示部26は、カラー表示装置であり、液晶ディスプレイ,有機ELディスプレイ,CRTなどがあるが、その何れを用いてもよい。表示部26の表示画面には、位置検出器21にて検出した車両の現在位置と地図データ入力器25より入力された地図データとから特定した現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとを重ねて表示することができる。また、施設のガイド等も表示できる。
音声出力部27は、地図データ入力器25より入力した施設のガイドや各種案内の音声を出力することができる。
マイクロフォン28は、利用者が音声を入力(発話)するとその入力した音声に基づく電気信号(音声信号)を出力するものである。利用者はこのマイクロフォン28に様々な音声を入力することにより、ナビゲーション装置20を操作することができる。
処理部29は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。例えば、位置検出器21からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器25を介して読み込んだ現在位置付近の地図等を表示部26に表示する表示処理や、地図データ入力器25に格納された地点データと、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作に従って設定された目的地とに基づいて、現在位置から目的地までの最適な経路を算出し、その算出した経路を案内する経路案内処理等を行う。
処理部29の内部構成について図2のブロック図を用いて説明する。図2に示すように、処理部29は、制御部29aと言語データ生成部29bと言語データ解析部29cと言語データ記憶部29dを備える。
制御部29aは、位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコンセンサ23b,外部情報入出力部24,地図データ入力器25等から信号等を入力し、外部情報入出力部24,表示部26,音声出力部27を制御するための信号等を出力する。また、処理部29の各部を統括的に制御する。
言語データ生成部29bは、入力された音声信号に基づいて言語データを生成する機能を有する。生成した言語データは、逐一、言語データ解析部29cに送る。
言語データ解析部29cは、言語データ生成部29bから送られた言語データを解析する。解析した言語データのうち、必要なもののみ言語データ記憶部29dに送る。
言語データ記憶部29dは、言語データ解析部29cから送られた言語データを記憶する。
ここまででナビゲーション装置20の概略構成を説明したが、ナビゲーション装置20の各部と特許請求の範囲に記載の用語との対応を示す。外部情報入出力部24が音声信号取得手段に相当し、言語データ生成部29bが言語データ変換手段に相当し、言語データ解析部29c及び制御部29aが制御手段に相当する。また、位置検出器21が現在位置情報取得手段に相当し、地図データ入力器25が関連情報取得手段に相当し、表示部26及び音声出力部27が報知手段に相当する。
次に処理部29で実行される情報報知処理について図3のフローチャートを用いて説明する。この情報報知処理は、実施例のナビゲーション装置20が搭載された車両のエンジンが始動され、ナビゲーション装置20に電源が供給されるようになると実行が開始される。
実行が開始されるとまず外部情報入出力部24がオーディオ装置から音声信号を入力し、その入力した音声信号が言語データ生成部29bに送られ、言語データ生成部29bが言語データを生成する(S110)。ここで言う音声信号というのは、オーディオ装置が受信したラジオ放送の音声信号や、オーディオ装置が再生するCDの音声信号である。また、言語データというのは、音声信号に基づいた、人間の理解する言語に準ずるデータを意味し、本実施例ではテキストデータである。
続いて、位置検出器21から入力した信号に基づいて制御部29aが、ナビゲーション装置20の現在位置を特定する(S120)。続いて、S110で生成した言語データを言語データ解析部29cが解析する(S130)。ここで言う解析というのは、言語データを構成する単語やその単語の語順等から文意を判断することを意味する。この解析は文毎に行い、前後の文の情報も用いる。
続いて、解析結果に基づいて乗員に報知すべき情報に関連する一又は複数の単語が含まれているか否かを判断する(S140)。具体的には、例えば行政名称や施設名称や道路名称等が含まれているか否かを判断する。この判断は、予め単語辞書を用意してその単語辞書の中に該当単語が存在するか否かを判定して判断するようになっていてもよいし、S130で解析した文意に基づいて判断するようになっていてもよい。また、S120で特定した車両の現在位置に基づいて判断を行う。具体的には現在位置の付近の情報であるか否かによって判断する。案内経路が設定されているのであれば案内経路の付近の情報であるか否かによって判断するようになっていてもよい。
乗員に報知すべき情報に関連する一又は複数の単語が含まれている場合にはS150に進み、乗員に報知すべき情報に関連する一又は複数の単語が含まれていない場合にはS120に戻って再び一連の処理(S120〜S140)を繰り返す。
S150では、S140で報知すべき情報に関連する単語であると判断した単語に関連する関連情報を、地図データ入力器25を介して地図記憶媒体の地図データの中から取得する。具体的には、例えば上記単語が行政名称であればその行政の緯度や経度などの位置情報を取得したり、上記単語が施設名称であればその施設の施設情報(施設住所や施設の概要や営業時間等)を取得したりする。
続くS160では、S150で関連情報を取得できたか否かによって分岐する。関連情報を取得できた場合にはS170に進み、関連情報を取得できなかった場合にはS120に戻って再び一連の処理(S120〜S160)を繰り返す。
S170では、S150で取得した関連情報を表示部26や音声出力部27に報知させる。具体的には、表示部26に行政や施設の存在する地域の地図を表示させたり、音声出力部27に行政の住所を音声出力させたり、音声出力部27に施設の案内(施設の住所や施設の概要や営業時間等)を音声出力させる。報知が終了するとS120に戻り、再び上述した一連の処理(S120〜S170)を繰り返す。
次に、より具体的な例を示す。例えばラジオ放送で「愛知県刈谷市昭和町にある○○ビルで大規模な火災が発生しています」と放送されたとする。ナビゲーション装置20はこの放送内容を解析し、車両が愛知県刈谷市昭和町の○○ビル付近を走行しているのであれば、愛知県刈谷市昭和町の○○ビル付近の地図を地図記憶媒体から読み込んで表示部26に表示して乗員に注意を促す。また、○○ビル付近に車両が近づいた際に、注意する旨を音声出力部27に音声出力させる。
また、例えばラジオ放送で「本日、△△水族館でイルカショーが開催されています」と放送されたとする。ナビゲーション装置20はこの放送内容を解析し、地図記憶媒体から△△水族館の所在地や施設の概要や営業時間等の情報を取得し、表示部26に文字や写真を用いて表示して乗員に報知する。
また、例えばオーディオ装置が音楽CDを再生することによって「襟裳岬」という歌詞を含む曲が再生されたとする。ナビゲーション装置20は、この曲の歌詞を解析し、地図記憶媒体から襟裳岬の付近の地図や観光案内情報を取得し、表示部26に表示して乗員に報知する。
ここまでで実施例のナビゲーション装置20について説明したが、ナビゲーション装置20によれば、オーディオ装置から出力されるラジオ放送等から報知される情報に加え、その情報に基づくナビゲーション装置が備える関連情報も乗員は把握することができるため、乗員はオーディオ装置が出力するラジオ放送等を聞くだけの場合より、内容を深く理解することができる。
以下、他の実施例について述べる。
(1)地図記憶媒体から取得した種々の情報は、表示部26や音声出力部27に報知させることにのみ利用してもよいが、経路案内の際の目的地の情報に利用するようになっていてもよい。例えば、上述した例を用いると、表示部26に表示された襟裳岬の付近の地図を表示させた後、乗員から目的地設定の操作を受け付けると、そのまま襟裳岬を目的地として案内経路を算出して案内するようになっていてもよい。
このようになっていれば、例えば乗員がラジオ放送を聞いてその放送の中で紹介された場所まで行きたいと思った際に、乗員がラジオ放送で放送された内容に基づいて目的地の住所等を特定し、手動で目的地に関する情報を入力して設定するというような操作を行うことなく、自動的に表示された地図等の情報を単に選択するだけで目的地を設定することができる。このため、利用者の操作の手間を省くと共に目的地の設定間違いも防ぐことができる。
(2)上述した関連情報(図3のフローチャートで言うところのS150で取得する情報)は、地図データ入力器25を介して地図記憶媒体の地図データの中から取得するだけでなく、外部情報入出力部24に携帯電話等の通信機器を接続してその通信機器を介して外部のサーバから関連情報を取得するようになっていてもよい。なお、この場合は、外部情報入出力部24が特許請求の範囲で言うところの関連情報取得手段に相当する。このようになっていれば、より多くの情報や最新の情報を取得することも可能になる。
(3)上記実施例では外部情報入出力部24を介してオーディオ装置から音声信号を取得するようになっていたが、マイクロフォン28が出力する音声信号を取得して利用するようになっていてもよい。つまり車内の会話に含まれる単語に関連する情報をナビゲーション装置20が報知するのである。なお、その場合は、マイクロフォン28が特許請求の範囲で言うところの音声信号取得手段に相当する。
このようになっていると、何気なく話した会話に含まれる施設の情報が表示部26に表示され、施設の情報を確認することができたり、会話の展開のきっかけになったりする。
(4)外部情報入出力部24に携帯電話を接続して携帯電話を制御可能に構成し、外部情報入出力部24を介して入力した音声信号やマイクロフォン28が出力した音声信号に電話番号を意味する情報が含まれていたり、地図記憶媒体から取得した関連情報に電話番号が含まれていたりした場合に、その電話番号に携帯電話を発信させるようになっていてもよい。
このようになっていると、乗員は電話番号を入力する操作なしにその電話番号先に電話をすることができる。したがって、運転中などのように電話番号の入力操作が困難なときに特に有効である。
ナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。 処理部の構成を示すブロック図である。 情報報知処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
20…ナビゲーション装置、21…位置検出器、21a…GPS受信機、21b…ジャイロスコープ、21c…距離センサ、21d…地磁気センサ、22…操作スイッチ群、23a…リモコン、23b…リモコンセンサ、24…外部情報入出力部、25…地図データ入力器、26…表示部、27…音声出力部、28…マイクロフォン、29…処理部、29a…制御部、29b…言語データ生成部、29c…言語データ解析部、29d…言語データ記憶部。

Claims (6)

  1. オーディオ装置から音声信号を取得する音声信号取得手段と、
    前記音声信号取得手段が取得した前記音声信号を認識して言語データに変換する言語データ変換手段と、
    指定された単語に関連する関連情報を取得する関連情報取得手段と、
    種々の情報を報知する報知手段と、
    前記言語データ変換手段が変換した前記言語データの中から所定の条件に合致する一又は複数の単語を抽出し、その抽出した一又は複数の単語に関連する関連情報を前記関連情報取得手段に取得させ、取得させた関連情報を前記報知手段に報知させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報報知装置。
  2. 請求項1に記載の情報報知装置において、
    前記音声信号取得手段は、前記オーディオ装置から取得する前記音声信号と共に、又は前記オーディオ装置から取得する前記音声信号の代わりに、当該情報報知装置の近傍で話されている会話を音声信号として取得することを特徴とする情報報知装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報報知装置において、
    前記関連情報取得手段は、関連情報を保持するサーバからネットワークを介して前記関連情報を取得することを特徴とする情報報知装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の情報報知装置において、
    更に、当該情報報知装置の現在位置を特定するための情報を取得する現在位置情報取得手段を備え、
    前記関連情報取得手段は、前記関連情報として所在地情報を取得し、
    前記制御手段は、前記現在位置情報取得手段が取得した情報に基づいて当該情報報知装置の現在位置を特定し、その特定した現在位置から前記関連情報取得手段が取得した所在地情報に対応する場所までの経路を算出し、算出した前記経路を前記報知手段に報知させることを特徴とする情報報知装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の情報報知装置において、
    更に、電話機を制御する電話機制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記言語データ変換手段が変換した前記言語データの中に電話番号を意味するデータが含まれていた場合、又は前記報知手段が報知した前記関連情報の中に電話番号が含まれていた場合、その電話番号に対して前記電話機を発信させるよう前記電話機制御手段に指令することを特徴とする情報報知装置。
  6. コンピュータを請求項1〜請求項5の何れかに記載の情報報知装置の前記制御手段として機能させるためのプログラム。
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