JPH10271403A - 地図データベース機能付ｔｖ受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ＴＶ受信によって得られた音声情報による地
図データの検索を自動的に行わせる。 【解決手段】 ＴＶ信号を受信して映像信号と音声信号
を出力するＴＶ受信処理手段と、上記映像信号を表示出
力する映像出力手段と、上記音声信号を音響出力する音
声出力装置を有するＴＶ受信機にあって、上記音声信号
を音声認識処理する音声認識手段と、この音声認識手段
の出力データから地名データを検索する地名検索手段
と、この地名検索手段にて検索される地名データによっ
てデータ検索が行われる表示情報データベース手段と、
この表示情報データベース手段からデータ検索されて出
力されるデータを上記映像出力手段に表示させる表示制
御手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ＴＶ受信機に係
り、特に、地図データの検索および表示の機能を備えた
地図データベース機能付ＴＶ受信機に関する。

【０００２】

【従来の技術】この種のＴＶ受信機は、たとえばカーナ
ビゲーションシステムに使用されている地図データベー
ス機能を用いることにより実現することができる。

【０００３】カーナビゲーションシステムは、人工衛星
などを使って現在位置情報を取得するＧＰＳ機能、上記
位置情報による検索によって現在地の地図データを出力
する地図データベース機能、上記地図データを画面表示
する表示機能などによって構成されるが、上記地図デー
タベース機能をＴＶ受信機に付属させることにより、地
図データの画面表示をＴＶ受信機の映像出力装置に行わ
せることができる。

【０００４】上記地図データベース機能には、上記位置
情報以外に、文字コード形式の地名情報による検索も可
能なように構成されているものが多い。この場合は、キ
ーボード等の文字コード入力手段を備えることにより、
使用者が任意に指定する地域の地図データを検索して表
示させることが可能となる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のＴＶ受信機では、データベース機能を付属させ
ることにより、地図データの表示機能をＴＶ受信機の映
像出力装置で肩代わりできるという構成上の利点は生じ
るものの、ＴＶ受信された情報と地図データベースとの
連携はなく、たとえば使用者が、ＴＶ放送内容の理解を
深めるために、放送された未知の地名を地図データベー
スから検索して画面表示させようとしても、その検索の
ための地名情報は、使用者がキーボード等の文字コード
入力手段を使って行わなければならず、使用操作上での
利点はほとんどなかった。

【０００６】カーナビゲーションシステムでは、ＧＰＳ
機能によって取得された情報による地図データ検索を自
動的に行うことができるが、上述したＴＶ受信機では、
ＴＶ受信によって取得された情報による地図データ検索
を自動的に行わせることができない。

【０００７】本発明の目的は、地図データの表示機能を
ＴＶ受信機の映像出力装置で肩代わりできるという構成
上の利点に加えて、ＴＶ受信によって得られた音声情報
による地図データの検索を自動的に行わせることができ
る地図データベース機能付ＴＶ受信機を提供することに
ある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】この出願の請求項１に記
載の発明は、ＴＶ信号を受信して映像信号と音声信号を
出力するＴＶ受信処理手段と、前記映像信号を表示出力
する映像出力手段と、前記音声信号を音響出力する音声
出力装置を有するＴＶ受信機にあって、受信音声信号を
音声認識処理する音声認識手段と、この音声認識手段の
出力データから地名データを検索する地名検索手段と、
この地名検索手段にて検索される地名データによってデ
ータ検索が行われる表示情報データベース手段と、この
表示情報データベース手段からデータ検索されて出力さ
れるデータを前記映像出力手段に表示させる表示制御手
段と、を具備すること、を特徴とする地図データベース
機能付ＴＶ受信機にある。

【０００９】この出願の請求項２に記載の発明は、ＴＶ
受信処理手段はＴＶ放送受信回路を含むことを特徴とす
る請求項１に記載の地図データベース機能付ＴＶ受信機
にある。

【００１０】この出願の請求項３に記載の発明は、音声
認識手段は、音声情報の認識結果を文字情報の形で出力
する認識機能を備えたことを特徴とする請求項１に記載
の地図データベース機能付ＴＶ受信機にある。

【００１１】この出願の請求項４に記載の発明は、表示
情報データベース手段は、地名データから地図情報を検
索する地図データベース機能を有することを特徴とする
請求項１に記載の地図データベース機能付ＴＶ受信機に
ある。

【００１２】この出願の請求項５に記載の発明は、表示
制御手段は、表示情報データベース手段から検索されて
出力されるデータを、ＴＶ受信処理手段から出力される
映像信号に合成して表示させる表示映像合成手段である
ことを特徴とする請求項１に記載の地図データベース機
能付ＴＶ受信機にある。

【００１３】この出願の請求項６に記載の発明は、音声
認識手段に入力される音声信号をユーザーのスイッチ操
作に基づいて時間切り出しする制御手段を備えたことを
特徴とする請求項１に記載の地図データベース機能付Ｔ
Ｖ受信機にある。

【００１４】この出願の請求項７に記載の発明は、音声
認識手段にて認識処理される前の受信音声信号を一時的
にバッファ記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする
請求項１に記載の地図データベース機能付ＴＶ受信機に
ある。

【００１５】この出願の請求項８に記載の発明は、ユー
ザーにより任意にオン／オフ操作されるスイッチと、前
記スイッチがオフ状態にあるときの受信音声信号を常時
一定時間分だけ記憶・蓄積する第１の記憶手段と、前記
スイッチがオン状態になったときからの受信音声信号を
記憶・蓄積する第２の記憶手段と、前記スイッチがオフ
状態に復帰したときに、前記第１の記憶手段と第２の記
憶手段にそれぞれに記憶・蓄積されている音声信号を時
間順に前記音声認識手段に入力させて認識処理を行わせ
る制御手段とを備えたことを特徴とする請求項１に記載
の地図データベース機能付ＴＶ受信機にある。

【００１６】この出願の請求項９に記載の発明は、音声
認識手段に入力される音声信号をユーザーのスイッチ操
作に基づいて時間切り出しする制御手段を備えるととも
に、前記スイッチをＴＶ受信機の遠隔操作装置側に設け
たことを特徴とする請求項１に記載の地図データベース
機能付ＴＶ受信機にある。

【００１７】そして、以上の本発明によれば、地図デー
タの表示機能をＴＶ受信機の映像出力装置で肩代わりで
きるという構成上の利点に加えて、ＴＶ受信によって得
られた音声情報による地図データの検索を自動的に行わ
せることができる地図データベース機能付ＴＶ受信機を
提供することができる。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図１から図６を用いて説明する。

【００１９】図１は本発明の技術が適用された地図デー
タベース機能付ＴＶ受信機の一実施形態を示す。

【００２０】同図に示すＴＶ受信機は、ＴＶ受信処理部
１０１、制御装置１０２、音声出力装置１０３、第１の
記憶装置１０４、ユーザー操作スイッチ１０５、第２の
記憶装置１０６、音声認識部１０７、地名検索部１０
８、表示情報データベース部１０９、表示映像合成部１
１０、映像出力装置１１１などにより構成される。

【００２１】ここで、ＴＶ受信処理部１０１、音声出力
装置１０３、映像出力装置１１１は、図２に示すような
従来のＴＶ受信機の部分を構成する。すなわち、ＴＶ受
信処理部１０１は、アンテナから入力されるＴＶ信号を
受信処理して映像信号と音声信号を出力する。このＴＶ
受信処理部１０１には、ＴＶ放送受信回路いわゆるチュ
ーナーなども含まれている。音声出力装置１０３は上記
音声信号を音響出力する。映像出力装置１１１は、ＣＲ
Ｔ表示装置あるいは液晶表示装置などを用いて構成さ
れ、上記映像信号を表示出力する。

【００２２】音声認識部１０７は上記音声信号を音声認
識処理する。この音声認識部１０７は、たとえば「１９
９４年６月、電子情報通信学会誌、第７７巻、第６号、
６１５〜６３１ページ」に記載されているように、音声
波（音声信号）を音素単位にパターン認識する方法によ
り、音声情報を認識処理して文字コードデータに変換す
る。つまり、音声情報の認識結果を文字情報の形で出力
する。

【００２３】地名検索部１０８は、上記音声認識部１０
７から文字コードデータの形で出力されるデータから地
名データを検索・抽出する。

【００２４】表示情報データベース部１０９は、地名デ
ータから地図情報を検索する地図データベース機能を含
み、そのデータ検索は上記地名検索部１０８にて検索さ
れた文字コード形式の地名データによって行われる。

【００２５】表示映像合成部１１０は、地図データを映
像出力装置１１０に表示させる表示制御手段を構成す
る。具体的には、上記表示情報データベース部１０９か
ら検索されて出力される地図データを、ＴＶ受信処理部
１０１から出力される映像信号に合成して表示させる。

【００２６】第１，第２の記憶装置１０４，１０６は、
ＴＶ受信処理部１０１から音声認識部１０７側へ伝達さ
れる音声信号を、その音声認識部１０７に入力される前
に一時的にバッファ記憶する記憶手段を構成する。

【００２７】制御装置１０２は、音声認識部１０７に入
力される音声信号をユーザーによるスイッチ１０５の操
作に基づいて時間切り出しする制御を行う。この時間切
り出し制御は、第１，第２の記憶装置１０４，１０６を
用いて、次のようにして行われる。

【００２８】すなわち、第１の記憶装置１０４は、上記
スイッチ１０５がオフ状態にあるときの受信音声信号を
常時一定時間分だけ記憶・蓄積する。第２の記憶装置１
０６は、上記スイッチ１０５がオフ状態からオン状態に
なったときに、そのときからの受信音声信号を記憶・蓄
積する。上記スイッチ１０５がオン状態からオフ状態に
復帰すると、第１の記憶装置１０４と第２の記憶装置１
０６にそれぞれに記憶・蓄積されている音声信号を時間
順に音声認識部１０７に入力して認識処理を行わせる。

【００２９】この場合、第２の記憶装置１０６は、上記
スイッチ１０５がオン状態になっている間の音声信号を
記憶するが、そのオン状態の継続中に記憶容量が満杯に
なった場合は新規の記憶を停止して、その満杯になった
記憶内容を上記スイッチ１０５がオフ状態に復帰するま
で保持する。

【００３０】これにより、ユーザーがスイッチ１０５を
オン操作した時点よりも一定時間遡った時点から、ユー
ザーがスイッチ１０５をオフ復帰操作した時点または第
２の記憶装置１０６の記憶容量が満杯になる時点までの
音声信号が、時間切り出されて音声認識部１０７に入力
される。

【００３１】上記スイッチ１０５は、図示を省略する
が、ＴＶ受信機の遠隔操作装置（いわゆるリモートコン
トローラ）側に設けられ、ユーザーの手元にて任意にオ
ン／オフ操作されるようになっている。

【００３２】図３は上記記憶装置１０４，１０６の動作
を時系列的なイメージにて示す図である。

【００３３】図１、図３において、第１の記憶装置１０
４の記憶領域は、複数（ｎ）の記憶ブロック１０４＿
[０］〜１０４＿［ｎ］に分割されている。各記憶ブロ
ック１０４＿[０］〜１０４＿［ｎ］はそれぞれに１秒
間の音声信号を記憶できるだけの記憶容量を有する。

【００３４】スイッチ１０５がオン状態に設定される前
の段階では、１番目の記憶ブロック１０４＿[０］が１
秒間音声信号を記憶した後、２番目の記憶ブロック１０
４＿[１］が１秒間音声信号を記憶し、以下同様にし
て、ｎ番目までの各記憶ブロック１０４＿[ｎ］がそれ
ぞれ順に１秒間ずつ音声信号を記憶する。一巡の後は、
再び１番目の記憶ブロック１０４＿[０］から１秒合い
だずつの記憶が繰り返される。この場合、各記憶ブロッ
ク１０４＿[０］〜１０４＿［ｎ］の記憶内容は、常に
新規の音声信号で更新されるようになっている。

【００３５】この繰り返し記憶動作はスイッチ１０５が
オン状態に設定されるまで続く。これにより、第１の記
憶装置１０４には、ｎ秒だけ過去に遡った時点からの音
声信号が常時記憶・蓄積される。つまり、第１の記憶装
置１０４はｎ秒間の音声信号遅延路を形成する。

【００３６】スイッチ１０５がオフ状態からオン状態に
設定操作されると、そのときの第１の記憶装置１０４の
記憶状態が固定されるとともに、第２の記憶装置１０６
が音声信号の記憶を開始する。この第２の記憶装置１０
６の記憶動作は、上記スイッチ１０５がオン状態からオ
フ状態に復帰操作されるか、あるいは記憶容量が満杯に
なるまで継続される。

【００３７】上記スイッチ１０５がオン状態からオフ状
態に復帰操作されると、この操作時点にて第１の記憶装
置１０４と第２の記憶装置１０６にそれぞれに記憶・蓄
積されている音声信号が時間順に連結されて音声認識部
１０７へ転送され、そこで音声認識処理にかけられる。
これとともに、第１，第２の記憶装置１０４，１０６の
記憶内容が削除・破棄（クリアー）されて、第１の記憶
装置１０４によるｎ秒間分の音声信号の記憶・蓄積動作
が再開される。

【００３８】図４は上記制御装置１０２の処理内容をフ
ローチャートで示す。

【００３９】図１、図４において、まず、制御用パラメ
ータ（ｉ）の初期化が行われた後、記憶開始信号の有無
を判断する（４０１，４０２）。記憶開始信号は上記ス
イッチ１０５のオン操作により発せられる。

【００４０】記憶開始信号無しと判断された場合は、第
１の記憶装置１０４のｉ番目の記憶ブロック１０４＿
［ｉ］にて音声信号の記憶を行う（４０３）。

【００４１】ｉ番目の記憶ブロック１０４＿［ｉ］にて
一定時間（１秒）分の音声信号が記憶されたならば、パ
ラメータ（ｉ）を１だけ増進（インクリメント）させる
とともに、増進後のパラメータ（ｉ）が所定値（ｎ）を
越えたか否かをチェックする（４０４，４０５）。

【００４２】パラメータ（ｉ）が所定値（ｎ）を越えて
いたならば（ｉ＞ｎ）、パラメータの初期化（ｉ＝０）
する処理（４０１）に戻る。また、パラメータ（ｉ）が
所定値（ｎ）以下であったならば（ｉ≦ｎ）、記憶開始
信号の有無を判断する処理（４０２）に戻る。

【００４３】処理（４０２）にて記憶開始信号有りと判
断された場合は、その時点での第１の記憶装置１０４の
記憶内容を保存したまま、第２の記憶装置１０６にて音
声信号の記憶を行わせる（４０６）。

【００４４】第２の記憶装置１０６での音声信号の記憶
は、スイッチ１０５のオフ操作による記憶終了信号が送
られてくるまで継続される（４０７）。

【００４５】記憶終了信号が送られてくると、その時点
での第１の記憶装置１０４と第２の記憶装置１０６にそ
れぞれに記憶されている音声信号が時間順に連結されて
音声認識部１０７へ出力される（４０８，４０９）。

【００４６】この後、第１，第２の記憶装置１０４，１
０６の記憶内容が削除・破棄（クリアー処理）されて
（４１０）、最初の初期化処理（４０１）に戻る。

【００４７】以上のようにして、ＴＶ受信された音声信
号を、ユーザーのスイッチ操作により任意の時間で切り
出して音声認識処理にかけることができる。このときに
切り出される音声信号には、第１の記憶装置１０４に記
憶されている過去の音声信号も含まれている。したがっ
て、ユーザーが音声信号をある程度聴取して内容を確認
した後で、その音声信号の切り出し開始の操作を行った
としても、その操作に先だって内容確認した音声信号ま
でも確実に取り込んで、音声認識処理にかけることがで
きる。

【００４８】音声認識処理の結果は文字コードデータの
形で出力される。この文字コードデータは地名検索部１
０８に入力される。地名検索部１０８は、入力された文
字コードデータから地名データを検索する。

【００４９】図５は地名検索部１０８の動作例をフロー
チャートで示す。

【００５０】同図に示す動作例では、まず、入力された
文字コードデータの中に都道府県名を表すデータが含ま
れているかを検索する（５０１）。

【００５１】都道府県名が含まれていたならば、その都
道府県に属する市町村名のデータが含まれているかを検
索する（５０２）。また、都道府県名が含まれていなか
った場合は、市町村名だけを直接表すデータの有無を検
索する（５０５）。

【００５２】市町村名が検索された場合は、その市町村
名を地名データとして出力する（５０３）。都道府県名
だけが検索された場合は、その都道府県名を地名データ
として出力する（５０４）。

【００５３】都道府県名も市町村名も検索されなかった
場合は、該当する地名がない旨の地名データ（ダミー）
を出力する（５０６）。

【００５４】以上のようにして地名検索部１０８から出
力される地名データは、表示情報データベース部１０９
へ検索用データとして送られる。

【００５５】表示情報データベース部１０９は、上記地
名データによって検索された地図データを出力する。検
索された地図データは表示映像合成部１１０を介して映
像出力装置１１０に画面表示される。

【００５６】以上のようにして、ＴＶ受信された情報と
地図データベースを連携させることにより、たとえば使
用者がＴＶ放送内容の理解を深めるために、放送された
未知の地名の地図データを検索して表示させようとした
場合、キーボード等から地名データの文字コードを入力
したりする面倒な操作を行うことなく、ＴＶ放送された
地名の地図データを自動的にデータベース検索して画面
表示させることができる。

【００５７】これにより、地図データの表示機能をＴＶ
受信機の映像出力装置で肩代わりできるという構成上の
利点に加えて、ＴＶ受信によって得られた音声情報によ
る地図データの検索を自動的に行わせることができると
いう効果が得られる。

【００５８】なお、地名データには、県名や町村名を直
接表すデータ以外に、たとえば「特許庁」や「国会図書
館」と言ったような間接的なデータも含ませることがで
きる。

【００５９】また、表示情報データベース部１０９に格
納される検索対象データとしては、地図データ以外のデ
ータも使用することができ、検索用データも必ずしも地
名に関するデータでなくてもよい。

【００６０】

【発明の効果】以上のように本発明の地図データベース
機能付ＴＶ受信機によれば、地図データの表示機能をＴ
Ｖ受信機の映像出力装置で肩代わりできるという構成上
の利点に加えて、ＴＶ受信によって得られた音声情報に
よる地図データの検索を自動的に行わせることができる
という効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の技術が適用された地図データベース機
能付ＴＶ受信機の一実施例を示す機能ブロック図

【図２】ＴＶ受信機部分の構成を示す機能ブロック図

【図３】音声信号を一時的に記憶させる記憶装置の動作
を時系列的に示すイメージ図

【図４】音声信号を時間切り出しする制御装置の処理例
を示すフローチャート

【図５】地名検索部の動作例をフローチャートで示す。

【符号の説明】

１０１ ＴＶ受信処理部 １０２ 制御装置 １０３ 音声出力装置 １０４ 第１の記憶装置 １０５ ユーザー操作スイッチ １０６ 第２の記憶装置 １０７ 音声認識部 １０８ 地名検索部 １０９ 表示情報データベース部 １１０ 表示映像合成部 １１１ 映像出力装置

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ＴＶ信号を受信して映像信号と音声信号
   を出力するＴＶ受信処理手段と、前記映像信号を表示出
   力する映像出力手段と、前記音声信号を音響出力する音
   声出力装置を有するＴＶ受信機にあって、 受信音声信号を音声認識処理する音声認識手段と、 この音声認識手段の出力データから地名データを検索す
   る地名検索手段と、 この地名検索手段にて検索される地名データによってデ
   ータ検索が行われる表示情報データベース手段と、 この表示情報データベース手段からデータ検索されて出
   力されるデータを前記映像出力手段に表示させる表示制
   御手段と、 を具備すること、を特徴とする地図データベース機能付
   ＴＶ受信機。
2. 【請求項２】 ＴＶ受信処理手段はＴＶ放送受信回路を
   含むことを特徴とする請求項１に記載の地図データベー
   ス機能付ＴＶ受信機。
3. 【請求項３】 音声認識手段は、音声情報の認識結果を
   文字情報の形で出力する認識機能を備えたことを特徴と
   する請求項１に記載の地図データベース機能付ＴＶ受信
   機。
4. 【請求項４】 表示情報データベース手段は、地名デー
   タから地図情報を検索する地図データベース機能を有す
   ることを特徴とする請求項１に記載の地図データベース
   機能付ＴＶ受信機。
5. 【請求項５】 表示制御手段は、表示情報データベース
   手段から検索されて出力されるデータを、ＴＶ受信処理
   手段から出力される映像信号に合成して表示させる表示
   映像合成手段であることを特徴とする請求項１に記載の
   地図データベース機能付ＴＶ受信機。
6. 【請求項６】 音声認識手段に入力される音声信号をユ
   ーザーのスイッチ操作に基づいて時間切り出しする制御
   手段を備えたことを特徴とする請求項１に記載の地図デ
   ータベース機能付ＴＶ受信機。
7. 【請求項７】 音声認識手段にて認識処理される前の受
   信音声信号を一時的にバッファ記憶する記憶手段を備え
   たことを特徴とする請求項１に記載の地図データベース
   機能付ＴＶ受信機。
8. 【請求項８】 ユーザーにより任意にオン／オフ操作さ
   れるスイッチと、前記スイッチがオフ状態にあるときの
   受信音声信号を常時一定時間分だけ記憶・蓄積する第１
   の記憶手段と、前記スイッチがオン状態になったときか
   らの受信音声信号を記憶・蓄積する第２の記憶手段と、
   前記スイッチがオフ状態に復帰したときに、前記第１の
   記憶手段と第２の記憶手段にそれぞれに記憶・蓄積され
   ている音声信号を時間順に前記音声認識手段に入力させ
   て認識処理を行わせる制御手段とを備えたことを特徴と
   する請求項１に記載の地図データベース機能付ＴＶ受信
   機。
9. 【請求項９】 音声認識手段に入力される音声信号をユ
   ーザーのスイッチ操作に基づいて時間切り出しする制御
   手段を備えるとともに、前記スイッチをＴＶ受信機の遠
   隔操作装置側に設けたことを特徴とする請求項１に記載
   の地図データベース機能付ＴＶ受信機。