JP3580023B2 - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に音声により乗員に種々の情報を伝える機能を備えた車両用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、現在地を地図上に表示する車両用ナビゲーション装置が種々提案されている。
このものによれば、地図上に現在地が表示されるため、現在地がどこであるかをその表示により把握することができるが、車両の運転中においては、運転者はその表示を見ることができないため、現在、どこを走行しているのか把握しずらいという問題がある。
【0003】
この場合、現在地に関する情報を音声発生することが考えられるが、運転者が知らない地域を走行している場合には、現在地に関する情報だけでは、走行場所を把握することができない。
また、停車中は、表示画面から現在地がどこであるかを把握することができるが、表示装置を持たない場合、現在地の把握には音声情報のみに頼らざるを得ない。
【0004】
この場合、現在地周辺も含めた詳細な地域を把握したくても把握できない。
本発明は上記問題に鑑みたもので、車両の運転中においても現在の走行場所を把握できるようにすることを第1の目的とする。
また、表示装置を持たない場合でも、音声情報を基に、現在地周辺の地域を確実に把握できるようにすることを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1、2に記載の発明では、目的地に関する音声を認識したとき、その目的地の位置と現在地との位置関係を音声発生するようにしたことを特徴としている。従って、乗員は、現在地付近の地理を知らなくても、目的地を音声入力することにより、目的地と現在地との位置関係が音声発生されるため、現在の走行場所を把握することができる。その場合、音声応答を用いているから、車両の運転中においても、現在の走行場所を把握することができる。
【0006】
また、請求項3に記載の発明のように、現在地を意味する音声を認識したときに、現在の走行状況を音声発生するようにすれば、一層、現在の走行場所を把握しやすくすることができる。この場合、請求項5に記載の発明のように、道路マップの所定地点を特定可能な案内情報を音声発生させるようにすれば、表示装置を持たない場合でも、この案内情報を基に、現在地周辺の地域を確実に把握することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。
図1に、本発明の一実施形態を示す車両用ナビゲーション装置の全体構成を示す。
本実施形態においては、車両の現在地を検出するため、GPS受信機1、ジャイロ2、車輪速センサ3を備えている。GPS受信機1は、人工衛星からの電波を受信して、車両の現在地を示す信号を出力する。ジャイロ2は、車両の水平方向の角速度に応じた信号を出力する。車輪速センサ3は、車輪の回転数により車両の走行距離を検出し距離信号を出力する。
【0008】
地図データ記憶装置4は、地図データを記憶するCDROM等の記憶媒体を備え、制御装置6に地図データを出力する。
入力装置5は、車両の乗員等により操作される種々の入力キーを有し、ナビゲーションに必要な各種入力信号を出力する。
制御装置6は、マイクロコンピュータ等のコンピュータ手段を含んで構成されており、上記各構成要素1〜5からの信号を取り込み、表示装置7に車両の走行領域の道路地図を表示させるとともに、その道路地図上に車両の現在地を表示させる演算処理を実行する。また、音声認識装置8から乗員の音声を認識したときに、車両の現在地に関する情報等を音声発生装置9から音声発生させる処理も実行する。
【0009】
表示装置7は、車両のインストルメントパネル部に設けられ、現在地および道路地図を表示する。この表示装置7としては、液晶表示装置、CRT表示装置等を用いることができる。
音声認識装置8は、音声認識を行うときに操作される操作スイッチを備え、その操作スイッチが操作された時に、運転席近傍に設置されたマイクから乗員の発生する音声を取り込み、音声認識を行って、認識があった旨の信号を制御装置6に出力するとともに、認識した音声を示す認識データを制御装置6に出力する。
【0010】
音声発生装置9は、制御装置6から音声発生のためのデータを受けると、そのデータに応じた音声を車室内に発生する。
上記構成においてその作動を説明する。
制御装置6は、イグニッションスイッチが閉成すると車載バッテリからの電源供給を受けて、図2に示すメインの処理を繰り返し実行する。
【0011】
まず、GPS受信機1、ジャイロ2、車輪速センサ3からの信号により現在地を求め(ステップ100)、地図データ記憶装置4から地図データを読み込み、現在地および道路地図を表示装置7に表示させる(ステップ200)。なお、図示しない処理により、目的地が設定されて経路案内を行うときには、目的地までの経路を表示装置7に表示させ、またその経路に従って音声発生装置9から案内音声を発生させる。
【0012】
この後、乗員からの音声リクエストに対し音声による応答を行う音声応答処理を行う(ステップ300)。
この音声応答処理の具体的な演算処理を図3に示す。
まず、音声認識装置8から認識があった旨の信号が発生しているか否かを判定する(ステップ301)。音声認識装置8は、上述したように、音声認識を行うとその旨の信号を出力するため、その信号が発生しているか否かによりその判定を行う。
【0013】
音声認識装置8から認識があった旨の信号が発生していると、音声認識装置8から、認識した音声を示す認識データを読み込む(ステップ302)。その読み込んだ認識データが現在地をリクエストするものであるか否かを判定する(ステップ303)。乗員が現在地リクエストするときに、例えば「現在地」という音声を発生し、音声認識装置8からその音声に対する認識データが出力されたときには、ステップ303の判定がYESになる。
【0014】
この判定により、先のステップ100にて求めた現在地および地図データ記憶装置4からの地図データにより、現在地に関する情報を音声発生装置9から音声発生させる(ステップ304)。例えば、現在地が属する地名、あるいは現在地近傍の地名を検出し、「○○市□□町付近です」といった音声を発生させる。
また、地名以外に、現在の走行状況を音声発生させるようにしてもよい。例えば、現在走行している道路の名称と車両の進行方向を用いて、「国道△号線を北へ走行しています」といった音声発生させるようにしてもよい。さらに、VICS等からの情報を受信しているときには、現在地の所定距離以内に発生している交通情報を音声発生させるようにしてもよい。
【0015】
また、認識データが現在地リクエストをするものでないときには、詳細情報をリクエストするものであるか否かを判定する(ステップ305)。
乗員は、詳細リクエストするときに、地名、施設名等の地点名あるいはメモリ地点、目的地等といった、乗員が指定する特定地点に関する音声、例えば、「□□町」、「○○地点」、「目的地」といった音声を発生する。これらは、指定した特定地点に対し現在地がどのような位置関係にあるかの音声応答を行うためのものである。なお、メモリ地点とは、乗員が地図上で登録した地点であり、目的地は、経路案内するときに設定された目的地である。
【0016】
音声認識装置8がそのような音声を認識し、それに対する認識データが出力されていると、ステップ305の判定がYESになる。
そして、その認識データにより、特定地点が地名、施設名といった地点名であるときには地図データを用いて特定地点の位置(座標)を特定し、特定地点がメモリ地点、目的地であるときには、制御装置6内に記憶されている、メモリ地点、目的地の座標(特許請求の範囲に記載した「走行案内に関して予め記憶されたデータ」)を読み出す。この後、特定地点の座標と現在地の座標により、現在地に対する特定地点の方向および距離といった詳細情報を演算する(ステップ306)。
【0017】
この演算された詳細情報を音声発生装置9から音声発生させる(ステップ307)。例えば、「南西方向に△△kmです」、「北方向に××kmです」といった音声を発生させる。
なお、詳細情報としては、距離、方向の他に到達予想時間等を加えてもよい。さらに、乗員が指定した特定地点の所定距離以内にVICS等からの交通情報があるときには、それも加えて音声発生させるようにしてもよい。例えば、「国道△号線、北行き、○kmの渋滞です」といった音声を発生させる。
【0018】
このような詳細情報により、乗員は、現在地がどこか分からないときでも、乗員が知っている特定地点との関係で現在地を容易に把握することができる。
なお、上記実施形態では、表示および音声により走行案内を行うものを示したが、表示装置7をなくし音声のみを用いて走行案内を行うようにしてもよい。この場合、地図データ記憶装置4に、地図データ内の各地名情報に対応付けて、道路マップの種類、道路マップのページ、ページ内の位置を記憶しておく。これにより、乗員が、初期設定として、利用している道路マップの種類を設定入力しておき、現在地をリクエストすると、例えば「現在地は・・市・・町付近です。道路マップの・・ページの・・です。」といった、現在地の名称に加えて、予め設定入力した道路マップの、現在地が属するページおよびページ内の位置をも音声発生することになる。
【0019】
このようにして、乗員は、表示装置がなくても道路マップから現在地周辺の地域の詳細を確実に把握することができる。
なお、上記実施形態に用いられる音声認識装置8および音声発生装置9は、この技術分野で用いられる一般的な装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す車両用ナビゲーション装置の全体構成図である。
【図2】図1中の制御装置6のメインの演算処理を示すフローチャートである。
【図3】図2中のマップマッチング処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…GPS受信機、2…ジャイロ、3…車輪速センサ、
4…地図データ記憶装置、5…入力装置、6…制御装置、7…表示装置、
8…音声認識装置、9…音声発生装置。
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に音声により乗員に種々の情報を伝える機能を備えた車両用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、現在地を地図上に表示する車両用ナビゲーション装置が種々提案されている。
このものによれば、地図上に現在地が表示されるため、現在地がどこであるかをその表示により把握することができるが、車両の運転中においては、運転者はその表示を見ることができないため、現在、どこを走行しているのか把握しずらいという問題がある。
【0003】
この場合、現在地に関する情報を音声発生することが考えられるが、運転者が知らない地域を走行している場合には、現在地に関する情報だけでは、走行場所を把握することができない。
また、停車中は、表示画面から現在地がどこであるかを把握することができるが、表示装置を持たない場合、現在地の把握には音声情報のみに頼らざるを得ない。
【0004】
この場合、現在地周辺も含めた詳細な地域を把握したくても把握できない。
本発明は上記問題に鑑みたもので、車両の運転中においても現在の走行場所を把握できるようにすることを第1の目的とする。
また、表示装置を持たない場合でも、音声情報を基に、現在地周辺の地域を確実に把握できるようにすることを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1、2に記載の発明では、目的地に関する音声を認識したとき、その目的地の位置と現在地との位置関係を音声発生するようにしたことを特徴としている。従って、乗員は、現在地付近の地理を知らなくても、目的地を音声入力することにより、目的地と現在地との位置関係が音声発生されるため、現在の走行場所を把握することができる。その場合、音声応答を用いているから、車両の運転中においても、現在の走行場所を把握することができる。
【0006】
また、請求項3に記載の発明のように、現在地を意味する音声を認識したときに、現在の走行状況を音声発生するようにすれば、一層、現在の走行場所を把握しやすくすることができる。この場合、請求項5に記載の発明のように、道路マップの所定地点を特定可能な案内情報を音声発生させるようにすれば、表示装置を持たない場合でも、この案内情報を基に、現在地周辺の地域を確実に把握することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。
図1に、本発明の一実施形態を示す車両用ナビゲーション装置の全体構成を示す。
本実施形態においては、車両の現在地を検出するため、GPS受信機1、ジャイロ2、車輪速センサ3を備えている。GPS受信機1は、人工衛星からの電波を受信して、車両の現在地を示す信号を出力する。ジャイロ2は、車両の水平方向の角速度に応じた信号を出力する。車輪速センサ3は、車輪の回転数により車両の走行距離を検出し距離信号を出力する。
【0008】
地図データ記憶装置4は、地図データを記憶するCDROM等の記憶媒体を備え、制御装置6に地図データを出力する。
入力装置5は、車両の乗員等により操作される種々の入力キーを有し、ナビゲーションに必要な各種入力信号を出力する。
制御装置6は、マイクロコンピュータ等のコンピュータ手段を含んで構成されており、上記各構成要素1〜5からの信号を取り込み、表示装置7に車両の走行領域の道路地図を表示させるとともに、その道路地図上に車両の現在地を表示させる演算処理を実行する。また、音声認識装置8から乗員の音声を認識したときに、車両の現在地に関する情報等を音声発生装置9から音声発生させる処理も実行する。
【0009】
表示装置7は、車両のインストルメントパネル部に設けられ、現在地および道路地図を表示する。この表示装置7としては、液晶表示装置、CRT表示装置等を用いることができる。
音声認識装置8は、音声認識を行うときに操作される操作スイッチを備え、その操作スイッチが操作された時に、運転席近傍に設置されたマイクから乗員の発生する音声を取り込み、音声認識を行って、認識があった旨の信号を制御装置6に出力するとともに、認識した音声を示す認識データを制御装置6に出力する。
【0010】
音声発生装置9は、制御装置6から音声発生のためのデータを受けると、そのデータに応じた音声を車室内に発生する。
上記構成においてその作動を説明する。
制御装置6は、イグニッションスイッチが閉成すると車載バッテリからの電源供給を受けて、図2に示すメインの処理を繰り返し実行する。
【0011】
まず、GPS受信機1、ジャイロ2、車輪速センサ3からの信号により現在地を求め(ステップ100)、地図データ記憶装置4から地図データを読み込み、現在地および道路地図を表示装置7に表示させる(ステップ200)。なお、図示しない処理により、目的地が設定されて経路案内を行うときには、目的地までの経路を表示装置7に表示させ、またその経路に従って音声発生装置9から案内音声を発生させる。
【0012】
この後、乗員からの音声リクエストに対し音声による応答を行う音声応答処理を行う(ステップ300)。
この音声応答処理の具体的な演算処理を図3に示す。
まず、音声認識装置8から認識があった旨の信号が発生しているか否かを判定する(ステップ301)。音声認識装置8は、上述したように、音声認識を行うとその旨の信号を出力するため、その信号が発生しているか否かによりその判定を行う。
【0013】
音声認識装置8から認識があった旨の信号が発生していると、音声認識装置8から、認識した音声を示す認識データを読み込む(ステップ302)。その読み込んだ認識データが現在地をリクエストするものであるか否かを判定する(ステップ303)。乗員が現在地リクエストするときに、例えば「現在地」という音声を発生し、音声認識装置8からその音声に対する認識データが出力されたときには、ステップ303の判定がYESになる。
【0014】
この判定により、先のステップ100にて求めた現在地および地図データ記憶装置4からの地図データにより、現在地に関する情報を音声発生装置9から音声発生させる(ステップ304)。例えば、現在地が属する地名、あるいは現在地近傍の地名を検出し、「○○市□□町付近です」といった音声を発生させる。
また、地名以外に、現在の走行状況を音声発生させるようにしてもよい。例えば、現在走行している道路の名称と車両の進行方向を用いて、「国道△号線を北へ走行しています」といった音声発生させるようにしてもよい。さらに、VICS等からの情報を受信しているときには、現在地の所定距離以内に発生している交通情報を音声発生させるようにしてもよい。
【0015】
また、認識データが現在地リクエストをするものでないときには、詳細情報をリクエストするものであるか否かを判定する(ステップ305)。
乗員は、詳細リクエストするときに、地名、施設名等の地点名あるいはメモリ地点、目的地等といった、乗員が指定する特定地点に関する音声、例えば、「□□町」、「○○地点」、「目的地」といった音声を発生する。これらは、指定した特定地点に対し現在地がどのような位置関係にあるかの音声応答を行うためのものである。なお、メモリ地点とは、乗員が地図上で登録した地点であり、目的地は、経路案内するときに設定された目的地である。
【0016】
音声認識装置8がそのような音声を認識し、それに対する認識データが出力されていると、ステップ305の判定がYESになる。
そして、その認識データにより、特定地点が地名、施設名といった地点名であるときには地図データを用いて特定地点の位置(座標)を特定し、特定地点がメモリ地点、目的地であるときには、制御装置6内に記憶されている、メモリ地点、目的地の座標(特許請求の範囲に記載した「走行案内に関して予め記憶されたデータ」)を読み出す。この後、特定地点の座標と現在地の座標により、現在地に対する特定地点の方向および距離といった詳細情報を演算する(ステップ306)。
【0017】
この演算された詳細情報を音声発生装置9から音声発生させる(ステップ307)。例えば、「南西方向に△△kmです」、「北方向に××kmです」といった音声を発生させる。
なお、詳細情報としては、距離、方向の他に到達予想時間等を加えてもよい。さらに、乗員が指定した特定地点の所定距離以内にVICS等からの交通情報があるときには、それも加えて音声発生させるようにしてもよい。例えば、「国道△号線、北行き、○kmの渋滞です」といった音声を発生させる。
【0018】
このような詳細情報により、乗員は、現在地がどこか分からないときでも、乗員が知っている特定地点との関係で現在地を容易に把握することができる。
なお、上記実施形態では、表示および音声により走行案内を行うものを示したが、表示装置7をなくし音声のみを用いて走行案内を行うようにしてもよい。この場合、地図データ記憶装置4に、地図データ内の各地名情報に対応付けて、道路マップの種類、道路マップのページ、ページ内の位置を記憶しておく。これにより、乗員が、初期設定として、利用している道路マップの種類を設定入力しておき、現在地をリクエストすると、例えば「現在地は・・市・・町付近です。道路マップの・・ページの・・です。」といった、現在地の名称に加えて、予め設定入力した道路マップの、現在地が属するページおよびページ内の位置をも音声発生することになる。
【0019】
このようにして、乗員は、表示装置がなくても道路マップから現在地周辺の地域の詳細を確実に把握することができる。
なお、上記実施形態に用いられる音声認識装置8および音声発生装置9は、この技術分野で用いられる一般的な装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す車両用ナビゲーション装置の全体構成図である。
【図2】図1中の制御装置6のメインの演算処理を示すフローチャートである。
【図3】図2中のマップマッチング処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…GPS受信機、2…ジャイロ、3…車輪速センサ、
4…地図データ記憶装置、5…入力装置、6…制御装置、7…表示装置、
8…音声認識装置、9…音声発生装置。
Claims (5)
- 車両の現在地を検出する現在地検出手段(1〜3、100)と、地図データを記憶した地図データ記憶手段(4)とを備え、前記検出された現在地および前記地図データに基づいて、設定された目的地まで走行案内を行う車両用ナビゲーション装置において、
乗員の発生する音声を認識する音声認識手段(8)と、
車室内に音声発生する音声発生手段(9)と、
前記音声認識手段が、目的地に関する音声を認識したとき、その目的地の位置と前記検出された現在地との位置関係を演算する演算手段(306)と、
この演算された位置関係に到達予想時間を加えて前記音声発生手段より音声発生させる手段(307)と
を備えたことを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 - 前記演算手段(306)は、前記目的地の位置を前記走行案内に関して予め記憶されたデータから特定することを特徴とする請求項1に記載の車両用ナビゲーション装置。
- 車両の現在地を検出する現在地検出手段(1〜3、100)と、
地図データを記憶した地図データ記憶手段(4)と、
乗員の発生する音声を認識する音声認識手段(8)と、
車室内に音声発生する音声発生手段(9)と、
前記音声認識手段が、現在地を意味する音声を認識したとき、現在の走行状況を前記音声発生手段から音声発生させる手段(304)と
を備えたことを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 - さらに、VICSからの情報を受信しているときには、前記現在地の所定距離以内に発生している交通情報を前記現在の走行状況に加えて音声発生させることを特徴とする請求項3に記載の車両用ナビゲーション装置。
- 前記音声発生させる手段は、前記現在の走行状況に加えて、道路マップの所定地点を特定可能な案内情報を音声発生させることを特徴とする請求項4に記載の車両用ナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11798296A JP3580023B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 車両用ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11798296A JP3580023B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 車両用ナビゲーション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09304100A JPH09304100A (ja) | 1997-11-28 |
JP3580023B2 true JP3580023B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=14725092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11798296A Expired - Fee Related JP3580023B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 車両用ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3580023B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1967523B (zh) * | 2005-11-15 | 2010-07-28 | 日电(中国)有限公司 | 路况信息查询系统及路况信息查询方法 |
CN108168546B (zh) * | 2017-12-28 | 2021-08-06 | 重庆大学 | 定位系统及定位方法 |
-
1996
- 1996-05-13 JP JP11798296A patent/JP3580023B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH09304100A (ja) | 1997-11-28 |
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