JP2005077285A - 物体検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 送信波を走査する反射面の角度情報について、位相補正を行って物標検出方位を正確なものとする。
【解決手段】 2次元方向に走査しながらレーザダイオード11から出射された赤外レーザ光を二次元スキャナ13から送出波として送出し、当該送出波が物標によって反射された反射波を信号受信部2により検出して物標を検出するに際して、送信方位検出部32により、反射面の縦方向の振動により縦振動駆動用コイルに印加される逆起電力及び反射面の横方向の振動により横振動駆動用コイルに印加される逆起電力から、反射面の振動波形を求めて、送出波の送出方位を検出し、送信方位補正部33により、送信方位検出部32により求められる反射面の振動波形の位相を、送出波の送出範囲における物体消失点付近に存在する物体から反射した反射波の検知範囲が最小となるように補正する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2次元スキャナを用いて車両周囲に存在する障害物や先行車の存在を検出する物体検出装置に関する。
従来より、車両周囲の障害物や先行車を検出するための技術としては、下記の特許文献1に記載された技術が知られている。この特許文献1に記載された光スキャナ装置には、縦横の2方向にミラー面が振動するマイクロスキャナを用いて、該ミラー面にレーザダイオードからのパルス光を反射させることで2次元走査を行っている。そして、従来では、2次元走査をしたことにより得た反射光を解析することにより、障害物との間の距離や方位を検出していた。
また、2次元スキャナを用いたレーダ装置において、縦横の2方向に振動するミラー面の角度を検出する技術としては、PSD(Position Sensitive Device)等の位置検出素子を用いた手法、ミラーの支持部に設けたピエゾ抵抗の変化より検出する手法、スキャナの内部に配置した駆動用コイルの駆動信号に重畳する逆起電力を検出する手法などがある。
特開平9−101474号公報
しかしながら、上述した各ミラー面の角度を検出する技術において、広角の2次元スキャナの場合、大型の受光面を持つPSDが必要となって高コストになってしまう。
また、ピエゾ抵抗を検出する技術では、ミラー支持部を細くするためピエゾ抵抗の装着が困難であるという問題があった。
更に、スキャナの駆動信号に重畳した逆起電力を検出する技術では、ミラー面の振動により変位速度成分に比例した電流が駆動用コイルに流れ、当該電流を積分することによりミラー面の角度や位相に関する情報を検出するが、駆動用コイルに流れる駆動パルス信号の影響によって位相誤差が生じやすい。
また、ダブルジンバルタイプの2次元スキャナの場合、内側コイルと外側コイルのクロストークの影響によって両方の振動の逆起電力が混在した信号になってしまう。そして、クロストークの影響を受けた信号から移動平均算出処理を行って、ミラー面の変位速度情報を算出すると、位相誤差が生じやすく、ミラー面の角度情報に位相オフセットが生じ、検出画面で一つの物標が二重に検出されるといった問題点があった。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、逆起電力から得られるスキャナのミラー面の角度情報について、位相補正を行って物体検出方位を正確なものとすることができる物体検出装置を提供することを目的とする。
本発明では、2次元方向に走査しながら送出波を送出し、当該送出波が物体によって反射された反射波を検出して物体を検出するに際して、送出方位検出手段により、反射面の縦方向の振動により縦振動駆動用コイルに印加される逆起電力及び前記反射面の横方向の振動により横振動駆動用コイルに印加される逆起電力から、反射面の振動波形を求めて、送出波の送出方位を検出し、送出方位補正手段により、送出方位検出手段により求められる反射面の振動波形の位相を、前記送出波の送出範囲における物体消失点付近に存在する物体から反射した反射波の検知範囲が最小となるように補正することにより、上述の課題を解決する。
本発明に係る物体検出装置によれば、縦振動駆動用コイルと横振動駆動用コイルとの間で逆起電力波形にクロストークが発生する場合であっても、送出波の送出範囲における物体消失点付近における物体の検出範囲が最小となるように反射面の振動位相の補正を行うので、正確な物体の方位を検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、例えば図1に示すように構成された物体検出装置に適用される。
[物体検出装置の構成]
本発明に係る物体検出装置では、光学式スキャナを搭載し、当該光学式スキャナによって赤外光を送信信号として出射して、短時間のパルス信号を送信し、検出対象となる物標によって反射して戻ってきたパルス信号(反射信号)を受信するまでの時間を測定して距離を算出するパルス方式を採用した場合について説明する。また、以下の説明では、物体検出装置が車両に搭載され、車両周囲の物標を検出対象とする場合について説明する。
なお、物体検出手法としては、赤外光を用いるレーザレーダの他に、電磁波を用いる電磁波レーダなどを用いても良く、更には送信信号として三角波によって周波数変調や振幅変調を施した連続波を送信し、反射信号の周波数変位や位相変位により距離を算出する方式であっても良い。
この物体検出装置は、図1に示すように、信号送出部1、信号受信部2、信号処理部3を備え、当該信号処理部3が図示しない車両側CPU(Central Processing Unit)に接続されて構成されている。
信号送出部1は、レーザダイオード11、ミラー12、二次元スキャナ13、二次元スキャナ駆動部14及び温度検出部15を備えて構成されている。このような信号送出部1では、送信信号を送出するに際して、信号処理部3からレーザダイオード11に発光命令が送られることによりレーザダイオード11を駆動させ、当該レーザダイオード11により出射した赤外線レーザ光をミラー12を介して二次元スキャナ13に導き、二次元スキャナ13の動作によって送信信号を生成する。これにより、信号送出部1では、送信信号を例えば車両前方に送出する。
このとき、二次元スキャナ駆動部14では、二次元スキャナ13の赤外レーザ光反射面から送出される送信信号を車両前方において二次元走査させるために、二次元スキャナ13の反射面を縦方向及び横方向の二次元に振動させるように制御する。ここで、二次元スキャナ駆動部14では、信号処理部3からの周波数制御信号を受け、当該周波数制御信号によって指定された周波数にて二次元スキャナ13の反射面を振動させる。
また、信号送出部1における温度検出部15は、二次元スキャナ13の共振周波数が車両周囲の温度変化等に起因して経時変化することがあるため、二次元スキャナ13の温度を検出して信号処理部3に送る。
信号受信部2は、送信信号の送出範囲に存在する物体にて反射した反射信号を受光するフォトダイオード21及び光学レンズ22から構成されている。このような信号受信部2では、送信信号を二次元方向で走査して物体にて反射された異なる入射角の反射信号が送られると、当該入射角の異なる反射信号を光学レンズ22によって集光して、フォトダイオード21に送る。これにより、フォトダイオード21では、反射信号の強度に応じた受光情報を信号処理部3に送る。
二次元スキャナ13は、例えば図2に示すようなダブルジンバル型マイクロスキャナとして構成される。すなわち、二次元スキャナ13は、略中央部に赤外レーザ光を反射して反射信号として送出する信号送出用ミラー41が設けられ、当該信号送出用ミラー41が縦方向梁部42を介してミラーサポート43に接続され、当該ミラーサポート43が横方向梁部44を介してスキャナ台座基板45に接続されている。このような二次元スキャナ13では、横方向梁部44によってミラーサポート43をスキャナ台座基板45に支持させ、縦方向梁部42によって信号送出用ミラー41をミラーサポート43に支持させて構成されている。
また、二次元スキャナ13には、縦方向に信号反射角度を振動させるための縦方向用永久磁石46a、46b、横方向に信号反射角度を振動させるための横方向用永久磁石47a、47bの二組の永久磁石が配設されている。これにより、二次元スキャナ13では、縦方向用永久磁石46a、46bにより縦方向における磁界をスキャナ台座基板45全体に印加し、横方向用永久磁石47a、47bにより横方向における磁界をスキャナ台座基板45全体に印加する。
更に、二次元スキャナ13は、図示しないが、信号送出用ミラー41の裏面外枠に内側振動駆動用コイル(縦振動駆動用コイル)、ミラーサポート43の裏面外枠に外側振動駆動コイル(横振動駆動用コイル)が配線されている。これにより、二次元スキャナ駆動部14では、各コイルに流す電流量と各永久磁石46,47により印加させている磁界とによって、信号送出用ミラー41の端部及びミラーサポート43の端部にローレンツ力を発生させて、縦方向梁部42及び横方向梁部44を軸として縦方向振動及び横方向振動の共振振動を発生させることになる。
このような二次元スキャナ駆動部14は、図3に示すように、縦駆動信号発生器51、横駆動信号発生器52、利得可変増幅器53、54から構成される。
この二次元スキャナ駆動部14では、信号処理部3からの二次元スキャナ13の駆動命令を入力すると、縦駆動信号発生器51により矩形波の縦振動信号(縦駆動信号)を発振させ、横駆動信号発生器52により矩形波の横振動信号(横駆動信号)を発振させる。このとき、二次元スキャナ駆動部14では、縦駆動信号発生器16及び横駆動信号発生器17で発振させた縦駆動信号及び横駆動信号の矩形波を、信号処理部3から入力される周波数制御信号に応じた周波数に調整して、利得可変増幅器53,54に出力させる。
なお、縦駆動信号及び横駆動信号は、二次元スキャナ13の共振周波数付近の周波数に初期設定される。この共振周波数は、二次元スキャナ13の1次共振、2次共振などのいずれの共振周波数でもよい。また、この縦駆動信号及び横駆動信号の周波数は、温度検出部15により検出された二次元スキャナ13の温度に応じた二次元スキャナ13の共振周波数信号と近い周波数となるように、信号処理部3によって調整される。
利得可変増幅器53,54は、入力された各縦駆動信号及び横駆動信号を、信号処理部3からの振動振幅制御信号にて示される調整値に基づき信号増幅を行って、二次元スキャナ13に送る。これにより、二次元スキャナ駆動部14では、縦振動駆動用コイルに縦駆動信号を供給すると共に横振動駆動用コイルに横駆動信号を供給して、上述したように信号送出用ミラー41を縦方向及び横方向に振動させて、信号送出用ミラー41から送出する送信信号を走査させる。
このように、二次元スキャナ駆動部14により二次元スキャナ13の動作を制御することにより、物体検出装置からは、図4に示すような走査を行うように送信信号を送出する。すなわち、物体検出装置は、所謂リサージュスキャンと称されるスキャン方法によって二次元スキャナ13を二次元振動させることにより、図4中の各観測点に示すような単位時間で送信信号を送出する。
信号処理部3は、図示しないROM(Read Only Memory)等の記憶部に車両前方に存在する物体との距離及び方位を求めるプログラムを記憶し、RAM(Random Access Memory)等の作業領域を使用して当該プログラムをCPU(Central Processing Unit)により実行することにより、図1に示すような各機能部を有する。すなわち、信号処理部3は、レーザダイオード11と接続された送信パルス発生部31、二次元スキャナ13と接続された送信方位検出部32、送信方位補正部33、二次元スキャナ駆動部14と接続された駆動信号調整部34、フォトダイオード21と接続された距離検出部35、物標認識処理部36とを有し、物標までの距離や物標の方位、形状などを算出する。
送信パルス発生部31は、図4に示すような各観測点に送信信号を送出させるために、パルス方式によってレーザダイオード11を発光させる発光命令を生成する。これにより、送信パルス発生部31は、レーザダイオード11から赤外レーザ光からなるパルスを発生させる。
送信方位検出部32は、二次元スキャナ13の状態を監視することにより、信号送出用ミラー41から車両前方に送出している送信信号の送信方位を検出する。このとき、送信方位検出部32は、レーザダイオード11から送出信号が送信された時点での信号送出用ミラー41における反射面角度を縦振動駆動用コイル及び横振動駆動用コイルに重畳する逆起電力から算出して、送信信号の送出方位を検出する。
送信方位補正部33は、送信方位検出部32にて検出している送信信号の送信方位を入力すると共に、物標認識処理部36から送信方位を補正する補正情報が送られる。これにより、送信方位補正部33は、補正情報に基づいて、送信方位検出部32から送られた送信方位を補正して、方位情報として物標認識処理部36に送る。
駆動信号調整部34は、二次元スキャナ13の信号送出用ミラー41の縦方向及び横方向の周波数及び振幅を制御する制御信号を二次元スキャナ駆動部14に送る。また、この駆動信号調整部34では、温度検出部15により検出された二次元スキャナ13の温度情報を入力して、縦駆動信号及び横駆動信号の周波数を調整して、信号送出用ミラー41の振動周波数を調整する。
距離検出部35は、送信パルス発生部31による送信信号の送信タイミング及びフォトダイオード21による受信信号の受光タイミングを検出して、自車両から前方に存在する物体との距離を検出して、物標認識処理部36に送る。
このとき、物体検出装置は、図5に示すように、送信信号を送出するトリガ信号に従って送信パルス発生部31からレーザダイオード11に発光命令を与えると(図5(a))、当該発光命令が発生したタイミングで、レーザダイオード11によって、パルス幅τの発光パルスを発生させ(図5(b))、時刻t1にて信号送出用ミラー41から送信信号を送出する(図5(c))。そして、車両前方の物体によって送信信号が反射して、時刻t1から時間Δtを経た後の時刻t2でフォトダイオード21によって受光信号を受光すると(図5(d))、距離検出部35にて時間Δtを用いて物体との距離を演算する。
ここで、距離検出部35は、パルス光である送信信号を送出してから反射光である受信信号が受光されるまでの時間をΔt、光速をC、物体検出装置と物標までの距離Dとすると、当該距離Dを、下記の式1に示すように、
D=C・Δt/2 (式1)
なる演算を行うことにより求める。なお、距離検出部35は、実際の距離算出に際して、回路遅延などにより生じる計測距離の誤差を考慮し、誤差を補正して物標までの距離を算出する。そして、距離検出部35により求められた距離Dは、物標認識処理部36に送られる。
物標認識処理部36では、距離検出部35から物体との距離Dが送られると共に、送信方位補正部33から補正済の方位情報が送られる。これにより、物標認識処理部36では、方位情報から信号送出用ミラー41の反射面角度を認識することで、送信信号の送出方向を検出し、当該送出方向と距離Dとを対応させる。そして、物標認識処理部36では、予め設定された観測時間毎に送出方向と距離Dとからなる2次元観測データを生成する。
また、物標認識処理部36では、観測時間ごとの2次元観測データから、複数の観測時間に亘って、例えば先行車の同定処理を行って先行車情報や障害物情報を生成する。そして、物標認識処理部36では、車両側CPUとして、例えば先行車までの距離が設定車間距離となるように先行車追従制御を行うACC(Adaptive Cruise Control)コントローラなどに、先行車情報や障害物情報を送信する。
[位相補正処理]
つぎに、本発明を適用した物体検出装置において、信号送出用ミラー41の角度を示す角度情報の位相補正を行う位相補正処理について説明する。この位相補正処理は、信号送出用ミラー41を縦方向に駆動する場合と、横方向に駆動する場合とで、各方向に対応したコイル間において発生する逆起電力のクロストークによって発生する位相ずれを補正するものである。
すなわち、この位相補正処理を行う物体検出装置は、図6に示すように、送信方位検出部32が二次元スキャナ13及び二次元スキャナ駆動部14と接続された逆起電力検出部61及びスキャナ位相算出部62により構成され、送信方位補正部33が位相波形微分値検出部71及び位相補正量加減算部72により構成されている。
逆起電力検出部61では、二次元スキャナ駆動部14の駆動信号から抽出した逆起電力を正規化し、角度情報推定部62では、移動平均および時間積分することで、スキャナ反射面振動の位相情報を推定し、信号送出用ミラー41の振幅値を乗算することで角度情報を出力して、送信方位補正部33に送る。
これに応じて、位相波形微分値検出部71では、位相波形の時間微分値を検出して、当該時間微分値の符号が正又は負であるかの判定を行って信号送出用ミラー41の変位方向の検出を行う。そして、位相補正量加減算部72では、位相波形微分値検出部71による正負判定に基づいて、物標認識処理部36からの位相補正値の符号を変化させてスキャナ位相算出部62からの位相情報に加算する構成としている。これにより、送信方位補正部33では、クロストークによって発生する検出位相の誤差を補正する。
ここで、位相補正量加減算部72は、予め測定しておいた逆起電力のクロストークによって発生する固定位相ずれ量に基づいた位相補正値を用いて、下記の式2及び式3の演算を行うことにより信号送出用ミラー41の補正角度を演算する。このとき、Aを信号送出用ミラー41の変位振幅とし、位相遅れが生じていて、反射面振動の位相情報の時間微分値が正の場合には、信号送出用ミラー41の補正角度を、
A・sin{(反射面振動の位相情報)+(位相補正量)} (式2)
なる演算式により求め、位相遅れが生じていて、反射面振動の位相情報の時間微分値が負の場合には、信号送出用ミラー41の補正角度を、
A・sin{(反射面振動の位相情報)−(位相補正量)} (式3)
なる演算式により求める。
そして、位相補正量加減算部72では、信号送出用ミラー41の反射面の変位方向によって、位相補正値の符号を変えて、位相情報を修正することで固定位相ずれ量による角度位相情報の検出誤差を低減する。
このような式2及び式3の演算を行った場合の逆起電力波形の位相及び振幅のシミュレーション結果を図7に示す。この図7によれば、誤差を含んだ角度位相情報(出力位相、出力波形)を信号送出用ミラー41の変位方向に応じて、位相補正量を加算又は減算した補正位相波形を求める。
また、この物体検出装置においては、信号送出用ミラー41の共振周波数が温度変化によって経時変化する場合があり、当該信号送出用ミラー41の共振周波数の変化により各コイル間のクロストークによる位相誤差が変化してしまい、上述した固定位相ずれ量に基づいた補正を行っても物標が確実に認識されない場合がある。これに対し、物体検出装置では、物標を認識している最中において位相補正量を調整する処理を行う。
ここで、物体検出装置は、固定位相ずれ量に基づいた位相補正量を求めるに際して、送信信号の送出範囲である2次元観測エリアの中央付近に単一の反射体を置き、位相補正量を変動させながら、2次元観測を行い、2次元検知画面上における物体消失点に存在する物標の検出領域及び検出面積が縦横ともに最小になるような位相補正量を検出する。そして、物体検出装置では、この位相補正量をRAM等に保存しておき、式2及び式3に示す演算を行う。
これに対し、例えば車両が走行しているときに位相補正量を調整するに際して、物体検出装置では、直線道路を一定速度で先行車両に追従している場合など反射信号が物体消失点付近に安定して検出される状態で、位相補正量を変動させながら2次元観測を行い、先行車両の検出領域及び検出面積が最小になる位相補正量を検出する。
このような位相補正量を調整する処理は、図8に示すような処理手順を行うフローチャートにて実現される。この処理は、例えば車両が走行しているときに所定期間ごとに実行される。
先ず、ステップS1においては、物標認識処理部36により、車両が直線走行をしている状態か否かを判定するために、図示しない舵角センサ等からの信号を入力し、操舵角が中立付近であって舵角変動が所定範囲内か否かを判定する。そして、物標認識処理部36では、舵角変動が所定範囲内でないと判定した場合には車両が直線走行していないと判定して処理を終了し、舵角変動が所定範囲内であると判定した場合には直線走行をしていると判定してステップS2に処理を進める。
ステップS2においては、物標認識処理部36により、物体検出装置にとっての消失点付近に対象となる反射信号が安定してフォトダイオード21にて受光されているか否かを判定する。
換言すれば、物標認識処理部36では、例えば車両前方を監視する監視画面における消失点、すなわち送信信号の二次元観測範囲における物体消失点に物標が存在して、当該二次元観測範囲における物体消失点にて反射した反射信号が受光可能な状態か否かを判定する。具体的には、物体検出装置では、二次元観測範囲における消失点付近に送信信号を複数回に亘って送出した場合に、当該送信信号が反射されて反射信号を複数回に亘って検出したか否かを判定する。
そして、物標認識処理部36では、消失点付近に物標が存在して安定した反射信号を検出していると判定した場合にはステップS3に処理を進め、そうでない場合には処理を終了する。
次に物標認識処理部36では、ステップS3において、位相補正量を所定の変化振幅の正弦量だけ変化させてステップS4及びステップS5に処理を進める。
物標認識処理部36は、ステップS3にてなされた位相補正をして信号送出用ミラー41を駆動して送信信号を送出させると共にフォトダイオード21にて反射信号を検出し、ステップS4においては、消失点付近を中心とした反射信号の検出幅(二次元観測範囲における検出領域)が減少したか否かを判定し、ステップS5においては、消失点付近を中心とした反射信号の検出面積が減少したか否かを判定する。そして、物標認識処理部36では、反射信号の幅及び面積が共に減少していないと判定した場合にはステップS6に処理を進め、反射信号の幅又は面積の何れかが減少したと判定した場合にはステップS8に処理を進める。
ステップS8においては、物標認識処理部36により、ステップS3にて変化させた位相補正量を保存して、再度ステップS3に処理を戻す。
ステップS6においては、物標認識処理部36により、ステップS3にて変化させている正弦変化が1周期したか否かを判定し、1周期していないと判定した場合はステップS3に処理を戻し、1周期したと判定した場合はステップS7に処理を進める。
ステップS7においては、物標認識処理部36により、ステップS8にて保存されている位相補正値がステップS3で行った正弦変化の極値(極大値又は極小値)であるか否かを判定し、極値であると判定した場合にはステップS9にて補正変化幅を大きくしてステップS3に処理を戻し、極値でないと判定した場合は処理を終了する。
このような処理を行うことにより、物体検出装置では、位相補正量を変動させて送信方位補正部33に補正情報として出力して、位相補正した結果として信号送出用ミラー41の方位情報を得ることができる。
[駆動パルス周期設定処理]
つぎに、本発明を適用した物体検出装置において、信号送出用ミラー41を駆動するために縦方向及び横方向に対応した各コイルに出力する駆動パルスの周期を調整する処理について説明する。
ここで、物体検出装置において、縦振動駆動用コイル及び横振動駆動用コイルに信号送出用ミラー41を駆動する駆動用パルスを供給する必要があるが、二次元スキャナ駆動部14から二次元スキャナ13に駆動用パルスの出力されている時間領域では逆起電力がマスクされることになり、逆起電力の波形検出に影響を与える。すなわち、図9に示すように、横方向における低周波の逆起電力波形及び当該逆起電力波形に重畳した高周波の逆起電力波形が、駆動用パルスを発生させたときにマスクされてしまう。
このような駆動用パルスが逆起電力波形に与える影響を除去するために、物体検出装置では、駆動信号調整部34により、二次元スキャナ駆動部14から二次元スキャナ13に与える駆動用パルスの出力周期を、信号送出用ミラー41の振動動作を維持できる範囲で、振動周期の整数倍に設定する。具体的には、物体検出装置は、図9に示す逆起電力波形の周期に対して、駆動用パルスの出力周期を2倍の周期とすることにより図10に示すような逆起電力波形とする。
これにより、物体検出装置では、逆起電力波形の各周期ごとに発生させていた駆動用パルスを、逆起電力波形の2周期ごとに発生させるようにし、逆起電力波形を推定する処理を、時間領域において駆動用パルスの発生しない時間領域で行う。したがって、この物体検出装置では、時間的に隣接する駆動用パルス発生間隔の時間領域に、逆起電力波形が1周期以上存在し、逆起電力波形の推定に誤差を生じにくくなる。
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した物体検出装置によれば、二次元スキャナ13を駆動するに際して、縦振動駆動用コイルと横振動駆動用コイルとの間で逆起電力波形にクロストークが発生する場合であっても、送信信号の送出範囲における物標消失点付近における物標の検出範囲が最小となるように送出方位の位相補正を行うので、正確な物標の方位を検出することができる。
すなわち、ダブルジンバル型の二次元スキャナ13を使用した場合においては、縦振動駆動用コイルと横振動駆動用コイルとが近接して配置されているため、相互のコイル間においてクロストークが発生し、相互のコイルに他軸方向の振動の逆起電力信号が混入してしまう。このような逆起電力波形を用いる場合、当該逆起電力波形に周波数帯域フィルタをかけて移動平均処理を行い、低周波側の逆起電力波形を推定して信号送出用ミラー41の振動速度を算出しても、縦方向と横方向との周波数差が少ないため、完全に分離することができない。特に、低周波の逆起電力波形の角度位相に位相ずれが発生してしまう。このように信号送出用ミラー41の角度位相に位相ずれが生じると、信号送出用ミラー41の変動方向によって異なる角度が出力されることになり、図11に示すような物標81が二重に見えるような誤検出画面となってしまう。
これに対し、本発明を適用した物体検出装置では、物標81が最小となるように逆起電力波形の補正を行うことにより位相角度を補正して、図12に示すように単一の物標81を認識することができる。
また、この物体検出装置によれば、車両が走行している場合であっても、消失点付近における物標の検出範囲が最小となるように位相補正量を変化させるので、車両首位の温度変化によって二次元スキャナ13の共振周波数が変化する場合であっても、物標の方位を誤検出することなく、物標の方位を正確に検出することができる。
更に、この物体検出装置によれば、車両が直線走行している場合に位相補正量を調整するので、送信信号の送出範囲における物標消失点付近を正確に認識して、当該物標消失点付近に存在する物標の検出範囲が最小となるような位相補正量を設定することができ、更に物標の方位を正確に検出することができる。
更にまた、この物体検出装置によれば、逆起電力波形を微分演算して得た変位方向に応じて位相補正値の符号を変えて、信号送出用ミラー41の角度を補正することができるので、振動方位によって正確に信号送出用ミラー41の角度を補正することができる。
更にまた、この物体検出装置によれば、縦振動駆動用コイル及び横振動駆動用コイルに印加する駆動パルスの発生周期を、逆起電力波形の周期の整数倍としたので、駆動パルスの発生によりマスクされた逆起電力波形を使用することなく信号送出用ミラー41の位相補正をすることができ、更に正確に物標の方位を検出することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
すなわち、上述した物体検出装置においては、二次元スキャナ13の駆動方式として電磁方式を用いた場合について説明したが、静電方式、圧電方式、磁歪膜方式などの駆動方式であっても良い。また、物体検出装置では、赤外線を用いるレーザレーダについて説明したが、これに限らず、可視光を用いるレーザレーダ、電波を用いる電波レーダ、超音波を用いる超音波レーダ、その他の方式であっても本発明が適用可能である。
本発明を適用した物体検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した物体検出装置において、二次元スキャナの具体的な構成を示す上面図である。 本発明を適用した物体検出装置において、二次元スキャナ駆動部の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明を適用した物体検出装置において、送信信号のスキャン方式について説明するための図である。 本発明を適用した物体検出装置において、物標との距離を求める処理を説明するためのタイミングチャートであって、(a)はトリガ信号、(b)は発光パルス、(c)は送信信号、(d)は受信信号の変化を示す図である。 本発明を適用した物体検出装置において、送信方位検出部及び送信方位補正部の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明を適用した物体検出装置において、補正前の逆起電力波形の位相及び振幅、補正後の逆起電力波形の位相及び振幅を示す図である。 本発明を適用した物体検出装置において、位相補正量を調整する処理を示すフローチャートである。 本発明を適用した物体検出装置において、逆起電力波形及び当該逆起電力波形に重畳される逆起電力波形、駆動パルスの関係を説明するための図である。 本発明を適用した物体検出装置において、駆動パルスの発生間隔を調整する処理を説明するための図である。 信号送出用ミラーの角度を誤検出した場合の物標検出結果を示す図である。 本発明を適用した物体検出装置において、信号送出用ミラーの角度を補正した場合の物標検出結果を示す図である。
符号の説明
1 信号送出部
2 信号受信部
3 信号処理部
11 レーザダイオード
12 ミラー
13 二次元スキャナ
14 二次元スキャナ駆動部
15 温度検出部
21 フォトダイオード
22 光学レンズ
31 送信パルス発生部
32 送信方位検出部
33 送信方位補正部
34 駆動信号調整部
35 距離検出部
36 物標認識処理部
41 信号送出用ミラー
42 縦方向梁部
43 ミラーサポート
44 横方向梁部
45 スキャナ台座基板
46 縦方向用永久磁石
47 横方向用永久磁石
51 縦駆動信号発生器
52 横駆動信号発生器
53 利得可変増幅器
61 逆起電力検出部
62 スキャナ位相算出部
71 位相波形微分値検出部
72 位相補正量加減算部
81 物標

Claims (7)

  1. 送出波を送出し、当該送出波が物体によって反射された反射波を検出して物体を検出する物体検出装置において、
    送出波を送出する反射面を縦振動駆動用コイルにより縦方向に振動させると共に前記反射面を横振動駆動用コイルにより横方向に振動させて、送出波を2次元方向に走査しながら送出する送出手段と、
    前記送出波が物体にて反射された反射波を受信する受信手段と、
    前記反射面の縦方向の振動により前記縦振動駆動用コイルに印加される逆起電力及び前記反射面の横方向の振動により前記横振動駆動用コイルに印加される逆起電力から、前記反射面の振動波形を求めて、前記送出波の送出方位を検出する送出方位検出手段と、
    前記送出方位検出手段により求められる前記反射面の振動波形の位相を、前記送出波の送出範囲における物体消失点付近に存在する物体から反射した反射波の検知範囲が最小となるように補正する送出方位補正手段と
    を備えることを特徴とする物体検出装置。
  2. 前記送出方位補正手段は、前記反射面の振動波形の位相を変動させながら、前記反射波の検知範囲が最小となるような前記反射面の位相補正量を設定することを特徴とする請求項1に記載の物体検出装置。
  3. 前記送出方位補正手段は、車両が直線走行をしている場合に前記反射面の振動波形の位相を補正することを特徴とする請求項2に記載の物体検出装置。
  4. 前記送出方位補正手段は、前記反射面の振動波形の位相を、前記反射面の振動方向に応じて異なる符号の位相補正量で補正することを特徴とする請求項1に記載の物体検出装置。
  5. 前記送出方位補正手段は、前記逆起電力波形の位相変化を時間微分して得られる値の正負により前記反射面の振動方向を検出することを特徴とする請求項4に記載の物体検出装置。
  6. 前記送出方位検出手段は、前記縦振動駆動用コイル及び前記横振動駆動用コイルに印加する駆動パルスの間隔を、前記反射面の振動周期の整数倍に設定し、前記駆動パルスの印加タイミングでない時間領域において前記反射面の振動波形を求めることを特徴とする請求項1に記載の物体検出装置。
  7. 前記送出波は、赤外線パルス光であることを特徴とする請求項1に記載の物体検出装置。
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