JP2005076785A - クラッチ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 純機械的なクラッチの寿命を延長する。
【解決手段】 外周面に母線に沿うm×n(m:1以上の正整数、n:2以上の正整数)条の浅い第1円弧溝14を中心軸線回りに等角度間隔で形成した従動体4と、内周面にn(n:2以上の正整数)条の第1円弧溝14より深い第2円弧溝23を中心軸線回りに等角度間隔で形成した駆動体6と、上記第1及び第2円弧溝との間にn(n:2以上の正整数)条の案内溝24を放射状に、かつ等角度間隔で形成したホルダーと、各案内溝24に、その長さ方向に移動可能に収納されたn個のローラー25とを設けたものにおいて、従動体4を回動自在に装着し、ホルダーを回り止めを施した状態で装着した支軸を、O−リングを介して基枠に支承させる。
【選択図】 図12

Description

この発明は、クラッチ機構に係り、特に、構造が簡単で作動が確実である、純機械的なクラッチ機構に関する。
高級な電気錠は、マイクロモーターの回転力を減速ギア列を介して直接デッドボルト制御機構に伝達する、所謂モーター駆動型式のものが多い。
この場合、デッドボルトと係合して直接これをフロント板から出し入れする所謂デッドカム等のデッドボルト制御機構は、減速ギア列を介してマイクロモーターに連結されると共に、停電等の万一の事故に備えて、室内側のサムターン或いはシリンダ錠にも連結されている。
そして、火災や地震等で停電した場合には、室外側からは合鍵でシリンダ錠を制御することにより、室内側からはサムターンを使用することにより、電気錠を普通のシリンダ錠に切り替えて扉口の施解錠を行う。
ところで、デッドボルト制御機構をマイクロモーター及びシリンダ錠の双方に常時接続しておくと、一方が他方のブレーキになって電気錠が動かない。
そこで、通常のモーター駆動電気錠は、内部にクラッチ機構を設け、マイクロモーターとデッドボルト制御機構を接続するときには後者とシリンダ錠を切り離し、シリンダ錠とデッドボルト制御機構とを接続するときには、後者とマイクロモーターとを切り離すようにしている。
従来のクラッチ機構は、例えば電磁クラッチを内蔵し、この電磁クラッチを作動させて接続を切り替え、或いは、例えば実公平3−17012号公報、実公平3−51497号公報に記載された電気錠のように、ゼネバストップ機構を採用し、マイクロモーターでデッドボルトを駆動し終えたとき、自動的かつ機械的にデッドボルト制御機構とマイクロモーターとを切り離すようにしている。
しかしながら、いずれの方式も複雑かつ高価となり、かかるモーター駆動電気錠の普及のネックとなっている。
そこで、本出願人は、先に、後記特許文献1を以て、構造が簡単で作動が確実な純機械的なクラッチ機構を提案した。この本出願の先の提案に係るクラッチ機構については、特許文献1に詳細に記載されているので、ここでは説明を省略する。
特願2002−033387
上記特許文献1に記載の新規な純機械的なクラッチは、勿論所要の機能を発揮し、電気錠に組込まれて使用されており、それ自体不都合があるわけではない。
この発明は、上記純機械的なクラッチが作動原理上必要とする摩擦トルクの発生機構を改良し、クラッチの寿命を延長する目的でなされたものである。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、両端を基枠に回動自在に支承された棒状体で、少なくとも一方の支承部にO−リングを巻装して、基枠との間に摩擦トルクを発生させるようにした支軸と、この支軸に回動可能に支承され、外周面に母線に沿うm×n(m:1以上の正整数、n:2以上の正整数)条の浅い第1円弧溝を中心軸線回りに等角度間隔で形成した従動体と、支軸と回動可能に嵌合し、従動体と同軸かつ回動自在に遊嵌するカップ状の厚肉円筒体で、内周面にn(n:2以上の正整数)条の第1円弧溝より深い第2円弧溝を中心軸線回りに等角度間隔で形成した駆動体と、この駆動体及び上記従動体との間における支軸に回り止めを施された状態で装着され、上記第1及び第2円弧溝との間にn(n:2以上の正整数)条の案内溝を放射状に、かつ等角度間隔で形成したホルダーと、支軸と平行な中心軸線を有する小円柱体であって、ホルダーの案内溝中において駆動体の半径方向に移動可能に案内され、案内溝中を外方に移動して駆動体の第2円弧溝中に係入したとき、従動体の第1円弧溝を脱出して、第1円弧溝を形成した円筒の外周面に乗り上がることができるようにその直径を設定したn個のローラーとを有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、両端を基枠に回動自在に支承された棒状体で、少なくとも一方の支承部にO−リングを巻装して、基枠との間に摩擦トルクを発生させるようにした支軸と、この支軸に回動可能に支承され、外周面に母線に沿うm×n(m:1以上の正整数、n:2以上の正整数)条の浅い第1円弧溝を中心軸線回りに等角度間隔で形成した従動体と、支軸と回動可能に嵌合し、従動体と同軸かつ回動自在に遊嵌するカップ状の厚肉円筒体で、内周面にn(n:2以上の正整数)条の第1円弧溝より深い第2円弧溝を中心軸線回りに等角度間隔で形成すると共に、トルクリミッターを内蔵した駆動体と、この駆動体及び上記従動体との間における支軸に回り止めを施された状態で装着され、上記第1及び第2円弧溝との間にn(n:2以上の正整数)条の案内溝を放射状に、かつ等角度間隔で形成したホルダーと、支軸と平行な中心軸線を有する小円柱体であって、ホルダーの案内溝中において駆動体の半径方向に移動可能に案内され、案内溝中を外方に移動して駆動体の第2円弧溝中に係入したとき、従動体の第1円弧溝を脱出して、第1円弧溝を形成した円筒の外周面に乗り上がることができるようにその直径を設定したn個のローラーとを有することを特徴とする。
上記のように構成された請求項1に記載の発明は、クラッチが作動して駆動体と従動体とをローラーを介して機械的に連結するのに必要な、ホルダーを一時的に基枠に固定するための摩擦トルクを、支軸の少なくとも一端に巻装したO−リングによって発生させるので、前記本出願の先の提案に係るクラッチ機構においてリング状のホルダーを直接、かつ渋い嵌合で基枠に支承させる場合と比較して、クラッチ機構の寿命が格段に伸びる、という効果を奏する。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の効果に加えて、従動体に連結されたデッドボルト制御機構がロックしたとしても、駆動体に内蔵されたトルクリミッターによりモーターが空回りするようになるので、モーターの焼付けを防止することができる、という別の効果を奏する。
摩擦係合を利用する機構の本質的な弱点である部材の摩耗を、支軸の支承部に巻装したO−リングにより従来のものと比較して格段に小さくした。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、図示の実施例は、この発明によるクラッチ機構をモータ駆動電気錠の動力伝達機構に適用した場合を示すものである。
また、説明の都合上請求項2に記載の発明について説明する。それは、請求項2に記載の発明を説明すれば、請求項1に記載の発明も説明することになるからである。
図1において符号1はこの発明の一実施例によるクラッチ機構の全体を示し、このクラッチ機構1は、電気錠の基枠2に回動可能に支承された支軸3及びこの支軸に支承された2個の回転体並びに複数個(図示の実施例では4個)のローラーよりなる。
上記2個の回転体の内従動体4は、その外周に形成された第1歯車5を介して、図示しないサムターンに連結されている。
また、駆動体6は、トルクリミッター7、第2歯車8及び図示しない減速歯車列を介して図示しないマイクロモーターに連結されている。
上記した構成により、また、後述する電気錠の作用により、図示の電気錠は、それまでのサムターンを取り外して扉の内面に面付することにより、既設の錠前を電気錠に改造することを可能にするが、そのことはこの発明と直接の関係はないので、更に詳細な説明は省略する。
一方、上記支軸3は、図1に示すように、その一端(図1で上端)を大径にした段付の棒状体で、その下端部は横断面小判形の異形断面部となっている。
また、支軸の上記大径部には溝部9が形成されており、この溝部9に巻装されたO−リング11を介して、基枠2に回動可能に支承されている。
したがって、支軸3は、摩擦係合を介して、換言すれば少し渋い嵌合で、その大径部を基枠2に支承させている。なお、上記O−リング11は支軸3の他端部にも巻装してよい。
更にまた、支軸3の外周部には、その一端部から順に、後述する駆動体6、ホルダー12及び従動体4が夫々装着され、E−リング13によって抜け止めを施されてクラッチ1が組立られる。以下、各構成部材について詳細に説明する。
上記従動体4は、図1乃至図3に示すように、円筒体とその外側に一体かつ同軸に結合された偏平なカップ状体とからなり、カップ状体の内側における円筒体の外周面には、その母線に沿うm×n(m:1以上の正整数、n:2以上の正整数)条の浅い第1円弧溝14、14が中心軸線回りに等角度間隔で形成されている。
また、従動体4のカップ状体の外周面に第1歯車5が形成されていることは前記した通りである。
更にまた、図2に示すように、従動体の筒状体の内筒は断面が円形であるから、支軸3の異形断面部と嵌合していても支軸3の回りを自由に回動できることは言うまでも無い。
一方、図示の実施例における駆動体6は、図4及び図5に示す外側リング15と、図6乃至図8に示す本体部16とをトルクリミッター7で相互に連結してなる。
上記外側リング15は、内周面に球を押込んだ形状(図1参照)のクリック凹部17、17が等角度間隔で12個形成されている。
上記クリック凹部17を外側リングの内側から見るとU字形であり、図4に示すように上方から見ると、中心を見込む角度が180度以下の円弧の一部となる。
また、外側リング15の外周面には前記第2歯車8が形成されている。
更にまた、図6及び図7に示すように、本体部16の上方にはその中心軸線に垂直な4個のばね収納筒18、18が放射状に、かつ等角度間隔で形成されている。このばね収納筒18の横断面形状は例えば円形であるとする。
上記本体部16及び外側リング15は、図1に示すように、同軸かつ回動可能に嵌合しており、本体部16の上記各ばね収納筒18内には、圧縮コイルばねとしてのクリックばね19が弾装されている。
また、クリックばね19は、ばね収納筒18の開口端部及び前記クリック溝17にまたがるように定座しているクリックボール21をクリック溝17に押し付けるように弾圧している。
上記したように構成されたトルクリミッター7は、第2歯車8にかかるトルクが一定の値以下の場合には、外側リング15と本体部16とをクリックボール21を介して一体的に連結するが、例えば第1歯車が固定されるほどの抉りが従動側に生じると、クリックボール21がクリック溝17から押し出されてばね摺動筒18内に移動し、このようにして外側リング15が空回りしてマイクロモーターの焼き付きが防止される。
また、図7及び図8に示すように、本体部16の下方には短い円筒の4個所を外側に膨らませた形状のスカート部22が一体に形成されている。
このスカート部22の4個所に等角度間隔で形成された突出部の内側は前記した第2円弧溝23となっており、この第2円弧溝23の深さは前記第1円弧溝14より深くなるように設定されている。
他方、図12示すように、従動体4と駆動体6との間における支軸3の部分には、ホルダー12の平面部が回り止めを施された状態で挿設されている。
図示の実施例におけるホルダー12は、例えば図9及び図10に示すように、略方形で中央部に小判形の開口を有する平面部の4隅に、断面扇形のブロック体を一体に形成したもので、軽量化のために各ブロック体の外側の肉を盗んである。
そして、各ブロック体の間には計4個の案内溝24、24が形成されており、図1に示すように、各案内溝24には、支軸3と平行な中心軸を有するローラー25が支軸3の半径方向に移動可能に収納されている。
上記のように構成されたこの発明の一実施例によるクラッチ機構は、その主要な可動部材である駆動体のスカート部22、ローラー25及び従動体4の係合の態様は図11に示すようになる。
すなわち、各ローラー25は、ホルダー12の案内溝24内において支軸3の半径方向に移動可能に案内されているが、クラッチ機構に外力が作用しない常態においては、図11に示すように、ローラー25が第1及び第2円弧溝14、14の間で遊動できる。
一方、図示しないマイクロモーターにより電気錠として施解錠操作を行うときには、施錠或いは解錠の操作に対応して、駆動体6を図11において時計方向或いは反時計方向に回動させる。
仮に施錠のため駆動体6を図11及び図12において反時計方向に回動させるものとすると、駆動体6の回動開始時には、基枠2に渋く嵌合している支軸3及びこれと一体のホルダー12は一時的に固定されているから、駆動体の第2円弧溝23の稜部(第2円弧溝とスカート部22の内周面の交差部)がローラー25を円周方向に押動するが、固定されたホルダー12の案内溝24との間に生じる楔作用により、各ローラー25は駆動体6の半径方向に移動し、その一部が従動体の第1円弧溝14に係入すると共に、これに弾圧される。
すなわち、各ローラー25は、図12において矢印方向に力を受け、駆動体の第2円弧溝23の稜部と従動体の第1円弧溝14との間に突っ張るようにして挟持される。
また、駆動体6はローラー25、25を介して従動体4に一体的に連結されるので、図示しないマイクロモータの回転力はこれも図示しない減速歯車列によって増力されて、従動体4を介してサムターン軸に伝達され、図示しないデッドカムを介してデッドボルトをフロント板から出し入れする。
このときには、ホルダー12はローラー14、14を介して駆動体6に駆動されるから、その摩擦トルクにも拘らず基枠2に対して相対的に回動する。
一方、この電気錠を室外側からシリンダ錠、或いは室内側からサムターンを操作して機械的に施解錠するときには、何らの切り替え操作をすること無く、例えばサムターンを回して従動体4を図11において時計方向或いは反時計方向に90度回す。
すると、摩擦トルク及び支軸3を介して一時的に基枠2に固定されたホルダー12に対し、従動体4のみが回動するから、その第1円弧溝14に一部係入していた各ローラー25は、第1円弧溝14の稜部に円周方向に押動されるが、固定されたホルダー12の案内溝24との間に生じる楔作用により半径方向外側に移動して、図13に示すように、従動体4の筒部の外周面に乗り上がる。
すると、サムターン軸は自由になるから、これを時計方向或いは反時計方向に回すことにより、デッドカムを駆動してデッドボルトをフロント板から出し入れできる。
すなわち、クラッチ機構1が作動してデッドカムをマイクロモータから切り離し、サムターン或いは合鍵による手動の施解錠操作を可能にする。
なお、請求項1に記載の発明は、請求項2に記載の発明と比較して、駆動体6がトルクリミッター7を内蔵してしていない点のみが異なり、そのクラッチとしての機能は請求項2に記載の発明と変るところはないから、更に詳細な説明は省略する。
この発明の一実施例によるクラッチ機構の拡大断面図。 従動体の平面図。 従動体の断面図。 外側リングの平面図。 外側リングの断面図。 駆動体の一部断面平面図。 駆動体の一部断面側面図。 駆動体の下面図。 ホルダーの一部断面側面図。 ホルダーの下面図。 この発明の一実施例によるクラッチ機構の要部を示す一部断面下面図で、常態を示す。 この発明の一実施例によるクラッチ機構の要部を示す線図で、クラッチが繋がっている状態を示す。 この発明の一実施例によるクラッチ機構の要部を示す線図で、クラッチが切れている状態を示す。
符号の説明
1 クラッチ機構
2 基枠
3 支軸
4 従動体
5 第1歯車
6 駆動体
7 トルクリミッター
8 第2歯車
9 溝部
11 O−リング
12 ホルダー
14 第1円弧溝
15 外側リング
16 本体部
17 クリック溝
18 ばね収納筒
19 クリックばね
21 クリックボール
22 スカート部
23 第2円弧溝
24 案内溝
25 ローラー

Claims (2)

  1. 両端を基枠に回動自在に支承された棒状体で、少なくとも一方の支承部にO−リングを巻装して、基枠との間に摩擦トルクを発生させるようにした支軸と、この支軸に回動可能に支承され、外周面に母線に沿うm×n(m:1以上の正整数、n:2以上の正整数)条の浅い第1円弧溝を中心軸線回りに等角度間隔で形成した従動体と、支軸と回動可能に嵌合し、従動体と同軸かつ回動自在に遊嵌するカップ状の厚肉円筒体で、内周面にn(n:2以上の正整数)条の第1円弧溝より深い第2円弧溝を中心軸線回りに等角度間隔で形成した駆動体と、この駆動体及び上記従動体との間における支軸に回り止めを施された状態で装着され、上記第1及び第2円弧溝との間にn(n:2以上の正整数)条の案内溝を放射状に、かつ等角度間隔で形成したホルダーと、支軸と平行な中心軸線を有する小円柱体であって、ホルダーの案内溝中において駆動体の半径方向に移動可能に案内され、案内溝中を外方に移動して駆動体の第2円弧溝中に係入したとき、従動体の第1円弧溝を脱出して、第1円弧溝を形成した円筒の外周面に乗り上がることができるようにその直径を設定したn個のローラーとを有することを特徴とするクラッチ機構。
  2. 両端を基枠に回動自在に支承された棒状体で、少なくとも一方の支承部にO−リングを巻装して、基枠との間に摩擦トルクを発生させるようにした支軸と、この支軸に回動可能に支承され、外周面に母線に沿うm×n(m:1以上の正整数、n:2以上の正整数)条の浅い第1円弧溝を中心軸線回りに等角度間隔で形成した従動体と、支軸と回動可能に嵌合し、従動体と同軸かつ回動自在に遊嵌するカップ状の厚肉円筒体で、内周面にn(n:2以上の正整数)条の第1円弧溝より深い第2円弧溝を中心軸線回りに等角度間隔で形成すると共に、トルクリミッターを内蔵した駆動体と、この駆動体及び上記従動体との間における支軸に回り止めを施された状態で装着され、上記第1及び第2円弧溝との間にn(n:2以上の正整数)条の案内溝を放射状に、かつ等角度間隔で形成したホルダーと、支軸と平行な中心軸線を有する小円柱体であって、ホルダーの案内溝中において駆動体の半径方向に移動可能に案内され、案内溝中を外方に移動して駆動体の第2円弧溝中に係入したとき、従動体の第1円弧溝を脱出して、第1円弧溝を形成した円筒の外周面に乗り上がることができるようにその直径を設定したn個のローラーとを有することを特徴とするクラッチ機構。
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