JP2005076054A - スパッタリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 広範に変動する負荷インピーダンスに対応してほぼ一定の定格電力を供給する。
【解決手段】 スパッタリング装置は、直流電源1と、直流電圧を交流電圧に変換するインバータ2と、交流電圧を変圧するマッチング回路10と、変圧された交流電圧を直流へ変換する整流器4と、スパッタリング負荷6を具備する。マッチング回路10は、インバータ2からの交流電圧を変圧するトランス3と、一次巻線31および二次巻線32の少なくとも一方と直列に設けられたインダクタンスLと、インダクタンスLを介して一次巻線31および二次巻線32の少なくとも一方と並列に設けられたコンデンサCとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インピーダンスが広範囲に変化するスパッタリング負荷に対して、ほぼ一定の直流電力を供給するスパッタリング装置に関する。
この種の直流スパッタリング装置は、例えば薄膜形成装置として使用される。この場合、真空チャンバー内にアルゴンなどの不活性ガスを導入し、アルミニウム、銅、チタンなどからなるターゲット電極に数100Vの負極性電圧を印加してプラズマ放電を発生させる。このプラズマ放電により、不活性ガスを正イオン化し、この正イオンを加速してターゲット表面に衝突させる。これにより、ターゲット材料を蒸発させ、この蒸気を半導体表面、光デスクなどの基板上に沈着させ、ターゲット材料からなる薄膜を基板上に形成する。
このようにガス中(または真空中)で、比較的低い電圧でプラズマ放電を発生させるスパッタリング装置では、ターゲットの材料や導入ガスの種類により、スパッタリング電圧が大きく変化する。例えば、一般的なスパッタリング電圧は、500Vから1000V程度まで、ほぼ2倍の電圧範囲で変化し、範囲内の各電圧において、同一の定格電力が要求される。すなわち、スパッタリング負荷のインピーダンスは約4倍の範囲で変化し、この広範にインピーダンスが変化するスパッタリング負荷に定電力を供給する必要がある。
図7は、10kWスパッタリング装置の出力特性の理想的な例を示している。この例では、負荷インピーダンスが25Ωから100Ωに約4倍変化している。定格電圧1000Vで100Ωの負荷に供給可能な電流は10Aであり、電圧500Vでは25Ωの負荷に20A供給できる。また、図7に示すように、この種の電源装置では、電流ゼロ付近で電圧が上昇する必要がある。スパッタリング装置では、プラズマ放電を開始するために、最初に定格電圧の1.5倍以上のトリガー電圧を印加する必要があるためである。
ところが、通常の電源装置の設計では、1000V×10Aで電源を設計すると、回路方式により若干の差があるが500Vでの最大電流も10A程度になる。このため、1000Vと500Vの両電圧でいずれも10kWをカバーするためには、1000V×20A程度の大容量の電源装置を設計しなければならない。しかし、必要以上に大電力で設計されたコンバータは、変換回路の無効電流が増大して大きな損失を発生する。
図8は、従来の直流スパッタリング装置の一例を示す。直流電源41は、例えば三相交流電源を整流する三相ブリッジ整流回路などである。直流電圧は高周波インバータ42により高周波交流電圧に変換される。この高周波交流電圧は、トランス43によりスパッタリングに適当な電圧に変換される。トランス43の二次巻線432には、両端タップ433,434以外に中間タップ435が設けられ、必要な電圧に応じてタップ434,435がタップ切替器436により切替可能になっている。図では、中間タップ435に接続されている。選択されたタップからの交流電圧は、ブリッジ整流回路44の交流入力端子に入力される。ブリッジ整流回路44は変圧された高周波電圧を直流電圧に変換して、フィルターコンデンサ45でリプル電圧を減少した負極電圧をスパッタリング負荷46に給電する。スパッタリング負荷46のハウジング47は整流回路44の正極側に接続され、かつ接地される。トランス43は、商用電源電位とスパッタリング負荷46とを絶縁する機能も有する。
この従来のスパッタリング装置では、スパッタリング負荷46に導入されるガスおよびターゲット材料に応じて、予測されるスパッタリング負荷のインピーダンスの高低によりタップ434,435のいずれかを予め選択する。例えば600V以下の低インピーダンス負荷材料では、中間タップ435を選択する。また成膜条件が変更され、900V程度の高インピーダンス負荷が予測されるときは、図のように端部のタップ434を選択する。
しかし、放電開始後にガス温度が上昇するにつれ、スパッタリング負荷46のインピーダンスも変化し、電圧が変化する。このため、変化後のインピーダンスに整合しないタップを選択した場合、定格電力が得られない電圧範囲に入り込み、所定のスパッタリング処理が得られない問題があった。
また、タップの切り替えを行う場合、安全を確保するために、必ず直流電源41に入力されるAC電源を遮断し、電源装置のカバーを外し、回路内のコンデンサの残留電荷を放電し、さらに放電完了を確認の上、タップの切り替えを行なわなければならず、非常に煩わしい作業が必要だった。電源装置の外から切り替えスイッチでタップを切り替える構造も可能ではあるが、装置の構造、特に絶縁構造および接点構造が複雑かつ高価となり、電源装置のコストアップを招く欠点があった。
特開2001−335928号公報
本発明の課題は、トランスのタップを使用せずに、広いインピーダンス範囲のスパッタリング負荷に定格電力を供給できるスパッタリング装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、スパッタリング負荷のインピーダンスが大きく変化しても、自動的にマッチングして定格電力を供給するスパッタリング装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、例えば約4倍もの広い範囲でインピーダンスが変化するスパッタリング負荷に定格電力を供給できるスパッタリング装置を提供することである。
本発明のスパッタリング装置は、直流電源と、前記直流電源からの直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、前記インバータからの交流電圧を変圧するマッチング回路と、前記マッチング回路により変圧された交流電圧を直流へ変換する整流器と、前記整流器から得られた直流電圧が供給されるスパッタリング負荷とを具備する。前記マッチング回路は、前記インバータからの交流電圧を変圧するトランスと、前記トランスの一次巻線または二次巻線と直列に設けられたインダクタンスと、前記インダクタンスと前記整流器との間に並列に設けられたコンデンサとを有する。
前記トランスの一次巻線と二次巻線との巻数比(二次巻線数/一次巻線数)は、前記スパッタリング負荷に求められる最高定格電圧と、前記直流電源の電圧との比(最高定格電圧/直流電源電圧)より小さくてもよい。
前記スパッタリング負荷に供給される電力を測定する電力検出装置を備え、前記電力検出装置からの信号により前記インバータをPWM制御してもよい。
前記インバータは、それぞれ逆並列ダイオードを有する2個の上アーム半導体スイッチおよび2個の下アーム半導体スイッチを有するブリッジインバータであり、前記電力検出装置によって検出した電力と設定電力との誤差信号に基づいて前記各アーム半導体スイッチをPWM制御することにより、スパッタリング負荷に供給する電力を定電力制御してもよい。
前記インバータは、それぞれ逆並列ダイオードを有する2個の上アーム半導体スイッチおよび2個の下アーム半導体スイッチを有するブリッジインバータであり、前記上アーム半導体スイッチおよび前記下アーム半導体スイッチのいずれか一方には常に一定のパルス幅(PWM制御の最大パルス幅が好ましい)でオン信号を与え、前記上アーム半導体スイッチおよび前記下アーム半導体スイッチの他方には、前記電力検出装置によって検出した電力と設定電力との誤差信号に基づいてPWM制御されたオン信号を与えることにより、スパッタリング負荷に供給する電力を定電力制御してもよい。
前記トランスは、鉄心と、前記鉄心に互いに分離して設けられた一次巻線および二次巻線を有し、前記インダクタンスの少なくとも一部は、前記トランスのリーケージインダクタンスであってもよい。
前記トランスは、第1脚および第2脚を有する鉄心と、これら第1脚および第2脚にそれぞれ2分割して巻かれた一次巻線および二次巻線とを有し、前記インダクタンスの少なくとも一部は、前記トランスのリーケージインダクタンスであってもよい。
前記電力検出装置は、前記スパッタリング負荷に供給される電圧を計測する電圧センサと、前記スパッタリング負荷に供給される電流を計測する電流センサと、これらセンサが検出した電圧値および電流値を乗算して電力値を出力する乗算器とを備えていてもよい。
前記コンデンサの少なくとも一部は、前記トランスの前記一次巻線または前記二次巻線の浮遊分布容量であってもよい。
前記インダクタンスは、選定された巻数比と直流電源電圧において、定格最大電流を供給できる値に選定されていてもよい。
前記コンデンサは、選定されたインダクタンスによる電圧降下を補償して定格最大電圧を供給できる値に選定されていてもよい。
本発明によれば、トランス、インダクタンス、およびコンデンサの相互作用により広範囲で変化するスパッタリング負荷の全インピーダンス範囲に亘って、連続的に一定電力を供給することが可能である。
以下、図面を参照して本発明に係るスパッタリング装置の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において様々な変形が可能である。例えば、従来より周知の構成を付加してもよいし、実施形態の構成の一部を相互に置換してもよいし、各構成を従来より周知の構成と置換してもよい。
図1は本発明の第1実施形態を示す。直流電源1は限定されないが、例えば三相交流電源を整流した後、チョークコイルとコンデンサで平滑化した直流電圧を出力する三相ブリッジ整流回路である。直流電源1からの直流電圧は、インバータ2に供給される。この例のインバータ2は、4基の半導体スイッチA1〜A4としてMOSFETを使用したブリッジ型高周波インバータであり、直流電圧を高周波交流電圧に変換する。各半導体スイッチA1〜A4には、逆並列ダイオードB1〜B4が並列に接続されている。ただし、半導体スイッチA1〜A4としてMOSFETを使用した場合には、MOSFETの寄生(内部)ダイオードを使用してもよい。その場合、逆並列ダイオードB1〜B4はMOSFETと一体化される。半導体スイッチA1〜A4としては、図示のMOSFET以外に、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、バイポーラトランジスタなど他の素子も使用できる。インバータ2からの高周波交流電圧は、マッチング回路10に入力される。マッチング回路10はトランス3を有し、高周波交流電圧はトランス3の一次巻線31に供給され、二次巻線32から適当な電圧として出力される。
一次巻線31と二次巻線32の巻数比(二次巻線数/一次巻線数)をnとする。nは後述するように、直流電源1の電圧とスパッタリング電圧から選定される。この例のトランス3は、一次巻線31と二次巻線32間の漏れインダクタンス、いわゆるリーケージインダクタンスが故意に生じるように作ったリーケージトランスである。図面ではインダクタンスLがトランス3から分離して記載されているが、この例ではリーケージインダクタンスをインダクタンスLとして利用している。したがって、インダクタンスLは別個の部品として設けられているのではなく、トランス3と一体化している。ただし、一次巻線31と二次巻線32間の漏れインダクタンスが殆ど生じない低リーケージトランスを使用し、インダクタンスLとして二次巻線32と直列にコイルを配置することも可能であるし、あるいは、一次巻線31と二次巻線32間の漏れインダクタンスをインダクタンスLの値よりも少なくして、インダクタンスLの一部を二次巻線32と直列に接続されたコイルで構成してもよい。
インダクタンスLはトランス3の一次巻線31と直列に設けることもできる。この場合に必要なインダクタンス値は、二次巻線32側に設けた場合に必要なインダクタンス値を巻線比nの二乗で除した値が目安となる。さらに、インダクタンスLをトランス3の一次巻線31および二次巻線32の両方に設けることも可能である。これらの場合、後述するコンデンサCをインダクタンスLと整流器4との間に設ければよい。
二次巻線32に中間タップは設けられていない。二次巻線32には、インダクタンスLを介して、コンデンサCが並列に接続されている。トランス3、リーケージインダクタンスL、およびコンデンサCは、相互作用により広範囲に共振可能なマッチング回路10を構成する。マッチング回路10は、特に負荷のインピーダンスが高い時には共振モードで動作する。コンデンサCの必要容量は、インバータの変換周波数が高くなるにつれ原理的に小さくなるので、トランス3の二次巻線32または一次巻線31の浮遊分布容量をコンデンサCの一部または全部として利用してもよい。
コンデンサCの両端に生じる交流電圧は、ブリッジ整流回路4に入力される。この例のブリッジ整流回路4は、4基のダイオードD1,D2,D3,D4を有し、変圧された高周波電圧を直流電圧に変換する。ブリッジ整流回路4と並列にフィルターコンデンサ5が接続され、整流後の直流電圧からリプルを吸収する。フィルターコンデンサ5の容量は高周波電圧の周波数およびスパッタリング電流にもよるが0.1μF〜10μF程度であると好ましい。ただし、この範囲には限定されない。得られた直流電圧がスパッタリング負荷6に供給される。スパッタリング負荷6は金属製のハウジング7を有する。ハウジング7は整流回路4の正極側に接続され、かつ接地されている。
この例では、スパッタリング負荷6に供給される電圧を計測する出力電圧検出器8と、スパッタリング負荷6へ流れる電流を計測する出力電流検出器9と、これらからの電圧信号および電流信号を乗算して電力を計算する乗算回路11が設けられている。乗算回路11からの出力は、誤差増幅器12の一方の入力へ供給され、誤差増幅器12の他方の入力には設定電力信号Psが入力される。誤差増幅器12はこれら入力信号を比較して、入力信号の差分に対応する誤差信号Veを、周知のパルス幅変調またはパルス幅制御(PWM)回路14に与える。
PWM回路14は、誤差信号Veに基づいてインバータ2のPWM制御を行い、スパッタリング負荷6へ供給する電力を一定に保つようにフィードバック制御する。インバータ2の上アーム第1列をMOSFET_A1、上アーム第2列をMOSFET_A2、下アーム第1列をMOSFET_A3、下アーム第2列をMOSFET_A4とした場合、A1とA4、A2とA3がそれぞれ同相信号で駆動され、各グループ(A1とA4、A2とA3)は交互にON/OFFされる。例えば、インバータ2の変換周波数が50kHzである場合には、各グループは半サイクル10μs毎に交互にオンされ、休止時間(デットタイム)は1μsとされる。この場合、各グループのオン時間は、0〜9μsの範囲内で誤差信号Veに対応して制御される。例えば、スパッタリング負荷6へ供給される出力電力が基準値よりも低く、誤差信号Veの電圧が低い場合には、オン時間を広げて出力電力を高める。逆に、出力電力が基準値よりも高く、誤差信号Veの電圧が高い場合には、オン時間を狭めて出力電力を低める。これにより、出力電力を安定化させる。なお、各MOSFET_A1〜A4のゲート回路は実際には電気的に絶縁されなければならないが、絶縁回路は図面では省略している。
直流電源1の電圧E(V)、トランス3の巻数比n、インダクタンスLの値L、コンデンサCの容量Cの関係は、厳密な数式により規定することも可能であるが、以下の簡単な数式で目安を付けた値からシミュレーション、およびカットアンドトライで定数を選定することも可能である。
(1)巻数比nの選定
巻数比nは、最高定格電圧Vh(V)と最低直流電圧E(V)の比m(Vh/E)より小さいことが望ましい。すなわち、n<m=Vh/Eであることが望ましい。さらに望ましくは、nはmの50%〜90%の範囲とされる。例えば、直流電源1の電圧Eの最低値を250Vとし、スパッタリング負荷6へ供給される最高定格電圧を1000Vとした場合、m=4である。単純なトランスを用いた場合には、n=m=4でなければ1000Vを発生できない。しかし、本発明では特に高インピーダンス負荷の場合に共振モードで変圧することにより、nとして4より小さい値を用いることができる。後述の実施例ではn=3(mの75%)とする。ただし、この値に限定されることはない。
(2)インダクタンスLの選定
インダクタンスLの値L(H)は、直流電源1の電圧E(V)、スイッチング周波数f(Hz)、巻数比nのトランスで最大定格電流Im(A)を供給できるインダクタンス値L以下とする。下式を目安とする。
<L=n×E/8(Im×f)
例えば、スイッチング周波数f=50kHz、Im=20Aとした場合、
<3×250/8(20×50k)=93μH
したがって、後述の実施例ではL=80μHとする。
(3)コンデンサCの選定
コンデンサCは、高インピーダンス負荷時に、原理的に必要な巻数比mより小さな巻数比nを選定したことによる二次巻線の電圧不足を、インダクタンスLとの共振作用により補償するものである。コンデンサCの容量Cの目安は、前記のように選定されたインダクタンスLと直列共振する下式の容量Cよりも小さいことが条件であるとしか現在解析できていない。発明者はさらにシミュレーションと実験を行い、容量Cを選定している。
=1/(ω×L)
後述する実施例の条件では、
=1/(2×π×f)×L=1/((2×π×50k)×80μ)=127nF
である。実施例では、コンデンサCの容量C=20nFとした。
表1は、巻数比nを2、3、4、5、6に変化させ、直流電源1の電圧250V、インバータ変換周波数50kHz、最大パルス幅9μs(デューティ比:0.9)にて、500V×20Aと1000V×10Aを得ることができたインダクタンスLの値LとコンデンサCの容量Cの組み合わせ、並びにそれぞれの負荷におけるインバータ電流のピーク値Ipのシュミレーション結果をまとめたものである。また、スパッタリングではプラズマ放電を開始するために、プラズマ放電電圧の1.5倍程度のトリガー電圧を必要とするので、負荷インピーダンス100kΩ時の出力電圧をシミュレーションした結果も、トリガー電圧として併せて示す。
Figure 2005076054
シミュレーション条件は以下の通りである。
直流電源1の電圧E=250V
f=50kHz
最大パルス変調幅(Tonmax)=9μs
低インピーダンス時
負荷:25Ω、出力500V×20A、電力:10kW
高インピーダンス時
負荷:100Ω、出力1000V×10A、電力:10kW
プラズマ放電前インピーダンス:100kΩ
表1から判るように、n=2以上であれば、どの巻数比nでも一応出力は得られた。しかし、高低負荷インピーダンスにおけるインバータ電流のピーク値Ipの絶対値が小さいのは、n=2または3の時であった。すなわち、巻数比n=2〜3を基本としてインダクタンスL,コンデンサCを選定すれば、広い範囲の負荷インピーダンスに最大定格電力を供給しながらも、トランスおよび半導体スイッチング素子に要求される定格電流が小さくなり、効率が向上し、装置の小型化が図れることが明らかである。
一方、n=3以上であれば、インダクタンスLとコンデンサCの共振作用により、トリガー時のような軽負荷時に定格電圧以上の高電圧を発生できる利点がある。
n=1では、各負荷インピーダンスに対して、定格出力を出せるL,Cの組み合わせは見つからなかった。
図2は、本発明の第2実施形態を示す。図1に示した第1実施形態と同一の箇所には同一符号を付して説明を省略する。この第2実施形態では、インバータ2の上アームの半導体スイッチ(この例ではMOSFET)A1,A2の制御方法が変更されている。この構成によれば、直流電源1の出力電圧に変動がある場合に、スパッタリング負荷6へ供給する出力電圧のリプルを小さくする効果が得られる。
通常、直流電源は商用交流電源から作るのが普通である。商用交流電源は±10%程度の変動を見込む必要があり、それを整流して得られる直流電源電圧も同じく±10%程度の変動を有する。例えば、直流電源1の−10%時の電圧Eが250Vである場合、最大電圧は300Vとなる。図1の実施形態のPWM回路14は、電源電圧が上昇したときにスイッチング素子A1〜A4全てのオン時間を共通に短くして定電力にするように制御する。このため、スパッタリング負荷6へ供給される出力電圧のリプルが増加する。通常のPWM制御の欠点の一つは、パルス幅を短くすると、インバータからの出力電流供給時間が短縮するため、リプルが増加することである。
これに対し、図2の実施形態では、インバータ2の下アームと上アームの制御方法を異ならせる。A1とA4、A2とA3がそれぞれ同時にオンされ、各グループ(A1とA4、A2とA3)が交互にオンされる点は第1実施形態と同様である。また、下アームのMOSFET_A3、A4は、図1と同様のパルス幅変調(PWM)回路14AによりPWM制御される。すなわち、スパッタリング負荷6へ供給される出力電力が基準値よりも低く、誤差信号Veの電圧が低い場合には、オン時間を広げて出力電力を高める。逆に、誤差信号Veの電圧が高い場合には、オン時間を狭めて出力電力を低める。
一方、上アームのMOSFET_A1、A2は、パルス幅変調が行われず、変調回路15により常に、下アームのPWM制御における最大パルス幅(例えば9μs)で一定時間オンされる。なお、この一定時間は最大パルス幅であることが好ましいが、それより若干短くても制御は可能である。この結果、電源電圧が上昇すると、下アームのA3、A4のパルス幅は短くなるが、上アームのパルス幅は一定のままである。このため、下アームのMOSFET_A3、A4がオフした後も、対応する同位相の上アームのMOSFET_A1、A2が最大パルス幅(例えば9μs)でオンするので、インバータ2からの出力電流供給時間は全てのMOSFET_A1〜A4をPWM制御する場合に比べて長くなり、リプルが増加しにくい。特に、電源電圧Eが上昇した時のMOSFET電流ピーク値が増加しない。図3は、この実施形態におけるMOSFET_A1〜A4の各ゲート信号Vg1,Vg2,Vg3,Vg4を示すタイミングチャートである。
図4は、フィルターコンデンサ5として1μFを使用し、トランス3、インダクタンスL、コンデンサCを先の例と同一とし、直流電源電圧E=300V、負荷インピーダンス=25Ωの条件で得られた出力電圧Vの波形、およびインバータ電流Ipの波形を示すグラフである。図4(a)および(b)は、図1に示す第1実施形態での結果であり、図4(c)および(d)は、図2に示す第2実施形態での結果である。
第1実施形態においては、PWM信号のパルス幅が6μsの時に定格電力が得られ、出力電圧Vo1の波形は図4(a)、インバータ電流Ip1の波形は図4(b)に示す通りになった。一方、第2実施形態においては、PWM信号のパルス幅が5μsの時に定格電力が得られ、出力電圧Vo2の波形は図4(c)、インバータ電流Ip2の波形は図4(d)で示すとおりになった。図4(a)〜(d)の比較から明らかなように、第1実施形態ではインバータ電流Ip1が0になる通流停止期間が生じて、出力電圧Vo1に比較的大きなリプルが生じるのに対し、第2実施形態では、インバータ電流Ip2の通流期間が広がって出力電圧Vo2のリプルが減少し、さらにインバータ電流Ip2のピーク値も低下した。
図5はいずれの実施形態にも適用できるトランス3の好ましい例を示す。この例では、一次巻線31と二次巻線32が同心的に重ねて実装されていない。また、一次巻線31は巻線N11とN12に、二次巻線は巻線N21とN22にそれぞれ2分割されている。この例で使用する鉄心は、Uコア20とIコア21からなる。Uコア20の第1脚20Aには巻線N11と巻線N21が互いに離間して配置され、第2脚20Bには巻線N12と巻線N22が互いに離間して配置されている。巻線N11とN12、巻線N21とN22はそれぞれ直列かつ同極性に接続されている。
このような構造によれば、一次巻線31および二次巻線32の表面積がいずれも大きくなって放熱効果が高まり、巻線の温度上昇を抑えることができる。また、リーケージインダクタンスが大きくなるため、二次側のインダクタンスLをリーケージインダクタンスのみで形成することが容易である。よって、トランス3とは別の部品としてのインダクタンスLを設ける必要が無くなる。
図6は本発明の第3実施形態を示している。図1に示す第1実施形態と同一の箇所には同一符号を付して説明を省略する。この例では、整流器として倍圧整流回路4Aを使用したことを特徴としている。倍圧整流回路4Aは、マッチング回路10からの一方の出力端に逆極性で接続された一対のダイオードD1,D3と、他方の出力端に接続された一対のコンデンサ5A,5Bとを有する。
倍圧整流回路4Aを使用することにより、スパッタリング負荷6へ供給される出力電圧は、マッチング回路10の出力電圧の約2倍になる。したがって、トランス3Aの巻数比nは、最高定格電圧Vh(V)と最低直流電圧E(V)の比m(Vh/E)の1/2より小さいことが望ましい。すなわち、n<m/2=Vh/2Eであることが望ましい。さらに望ましくは、nはm/2の50%〜90%の範囲とされる。
この第3実施形態においても、インバータ2を第2実施形態と同様に変更することができる。
本発明のスパッタリング装置は、広範に変動する負荷インピーダンスに対応して常にほぼ一定の定格電力を供給できる。また、インバータ電流を全電圧範囲でバランスよく制限できるため、スイッチング損失およびトランスの巻線損失なども低減できる。
本発明の第1実施形態を示す回路図である。 本発明の第2実施形態を示す回路図である。 本発明の第2実施形態におけるスイッチング信号波形を示すグラフである。 本発明の第1および第2実施形態における出力電圧波形およびインバータ電流を示すグラフである。 本発明に適したトランスの一例を示す正面図である。 本発明の第3実施形態を示す回路図である。 スパッタリング装置に要求される出力電圧および電流を示すグラフである。 従来のスパッタリング装置の一例を示す回路図である。
符号の説明
1 直流電源
2 インバータ
A1〜A4 スイッチング素子
B1〜B4 逆並列ダイオード
3 トランス
31 一次巻線
32 二次巻線
L インダクタンス
C コンデンサ
4 整流器
D1〜D4 ダイオード
5 コンデンサ
6 スパッタリング負荷
7 ハウジング
8 出力電圧検出器
9 出力電流検出器
10 マッチング回路
11 乗算回路
12 誤差増幅器
14、14A パルス幅変調(PWM)回路
15 変調回路
20 Uコア
20A 第1脚
20B 第2脚
21 Iコア
11〜N22 巻線


Claims (9)

  1. 直流電源と、前記直流電源からの直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、前記インバータからの交流電圧を変圧するマッチング回路と、前記マッチング回路により変圧された交流電圧を直流へ変換する整流器と、前記整流器から得られた直流電圧が供給されるスパッタリング負荷とを具備し、前記マッチング回路は、前記インバータからの交流電圧を変圧するトランスと、前記トランスの一次巻線および二次巻線の少なくとも一方と直列に設けられたインダクタンスと、前記インダクタンスと前記整流器との間に並列に設けられたコンデンサとを有することを特徴とするスパッタリング装置。
  2. 前記トランスの一次巻線と二次巻線との巻数比(二次巻線数/一次巻線数)は、前記スパッタリング負荷に求められる最高定格電圧と、前記直流電源の電圧との比(最高定格電圧/直流電源電圧)より小さいことを特徴とする請求項1記載のスパッタリング装置。
  3. 前記スパッタリング負荷に供給される電力を測定する電力検出装置を備え、前記電力検出装置からの信号により前記インバータをPWM制御することを特徴とする請求項1または2記載のスパッタリング装置。
  4. 前記インバータは、それぞれ逆並列ダイオードを有する2個の上アーム半導体スイッチおよび2個の下アーム半導体スイッチを有するブリッジインバータであり、前記電力検出装置によって検出した電力と設定電力との誤差信号に基づいて前記各アーム半導体スイッチをPWM制御することにより、スパッタリング負荷に供給する電力を定電力制御することを特徴とする請求項3のスパッタリング装置。
  5. 前記インバータは、それぞれ逆並列ダイオードを有する2個の上アーム半導体スイッチおよび2個の下アーム半導体スイッチを有するブリッジインバータであり、前記上アーム半導体スイッチおよび前記下アーム半導体スイッチのいずれか一方には常に一定のパルス幅でオン信号を与え、前記上アーム半導体スイッチおよび前記下アーム半導体スイッチの他方には、前記電力検出装置によって検出した電力と設定電力との誤差信号に基づいてPWM制御されたオン信号を与えることにより、スパッタリング負荷に供給する電力を定電力制御することを特徴とする請求項3のスパッタリング装置。
  6. 前記トランスは、鉄心と、前記鉄心に互いに分離して設けられた一次巻線および二次巻線を有し、前記インダクタンスの少なくとも一部は、前記トランスのリーケージインダクタンスであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスパッタリング装置。
  7. 前記トランスは、第1脚および第2脚を有する鉄心と、これら第1脚および第2脚にそれぞれ2分割して巻かれた一次巻線および二次巻線とを有し、前記インダクタンスの少なくとも一部は、前記トランスのリーケージインダクタンスであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスパッタリング装置。
  8. 前記電力検出装置は、前記スパッタリング負荷に供給される電圧を計測する電圧センサと、前記スパッタリング負荷に供給される電流を計測する電流センサと、これらセンサが検出した電圧値および電流値を乗算して電力値を出力する乗算器とを備えていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のスパッタリング装置。
  9. 前記コンデンサの少なくとも一部は、前記トランスの前記一次巻線または前記二次巻線の浮遊分布容量であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のスパッタリング装置。
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