JP2005075392A - 容器キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】単価が安く、かつ、かさ高くない容器キャップを提供する。
【解決手段】円盤状の天面部12とこの天面部12の外周下部から垂下する円筒部14とからなり、容器1の口部3に被せられて円筒部14の裾部14aが容器1のネック部5に曲げ掛けられることにより容器1を密封して固定される容器キャップ10であって、天面部12の外周縁部に径方向外側に突出する引っ掛かり部16を設けるとともに、前記裾部14aに複数のスプリット線18を円周方向に間隔をあけて形成したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば医薬品用ガラス瓶のような容器の開口部を密封する容器キャップに関する。
従来、例えば注射液などの医薬品を充填した比較的小さなガラス瓶のような容器を密封するためのキャップとして、例えば特許文献1では図2に示すようなキャップ40が開示されている。
前記キャップ40は、例えばアルミ板を絞り加工して形成された山高帽子のような形状をなしており、中央部に細長く突出する一端部閉鎖の上側円筒部42と、この上側円筒部42の下部につながって拡径された円筒状のスカート部44とからなっている。スカート部44の内径は、ガラス瓶1の開口部2を含む口部3の外径とほぼ等しく形成されている。
このように構成されるキャップ40は、ガラス瓶1に内容物が充填されて開口部2がゴム栓4で封をされた後に、ガラス瓶1の口部3およびゴム栓4の上に被せられる。そして、キャップ40は、スカート部44の下側縁部44aが容器1のネック部5に曲げ込まれて巻き締められることにより、容器1を密封して固定される。
このように容器1に取り付けられたキャップ40を開封する際には、使用者が容器1を手に持って、上側円筒部42の上部を指で矢印A方向に押すと、てこの原理によりスカート部44には上側に上がろうとする力が作用する。これにより、スカート部44の下側縁部44aが変形して容器1のネック部5との係合が外れ、その結果、キャップ40を容器1から取り外すことができる状態になる。
実公平1−28036号公報
しかしながら、上述したキャップ40では、その形状を成形するために絞り加工工程を何回かに分けて行う必要があり、生産工数がかかるためにそれだけ単価が高くなるという問題がある。
また、キャップ40では、てこの原理により適度な力加減で開栓できるように上側円筒部42を細長く上方に突出させる必要があるために、容器を含めた全体が高さ方向にかさ高くなるという問題もある。
そこで、前記問題を解決するために本発明は、円盤状の天面部とこの天面部の外周下部から垂下する円筒部とからなり、容器の口部に被せられて前記円筒部の裾部が前記容器のネック部に曲げ掛けられることにより前記容器を密封して固定される容器キャップであって、前記天面部の外周縁部に径方向外側に突出する引っ掛かり部を設けるとともに、前記裾部に複数のスプリット線を円周方向に間隔をあけて形成したことを特徴とするものである。
本発明の容器キャップでは、前記引っ掛かり部が、一端部が閉じた円筒状キャップの閉鎖端部側を押しつぶすことによって形成されてもよい。
また、本発明の容器キャップでは、前記引っ掛かり部が、前記天面部の外周縁部全体にわたって設けられていてもよい。
また、本発明の容器キャップでは、前記天面部、前記円筒部および前記引っ掛かり部が、アルミ板から一体成形されていてもよい。
また、本発明の容器キャップでは、前記複数のスプリット線が、前記円筒部を構成する板の厚みの所定深さまで切り込まれた弱化線であってもよい。
さらに、本発明の容器キャップでは、前記容器の口部の開口部がゴム栓で封がされていてもよい。
本発明の容器キャップでは、例えばアルミ板から1回の絞り加工で一端部が閉じた円筒キャップを形成し、その円筒状キャップの閉じた端部側を少し押しつぶして変形させることで前記引っ掛かり部を形成することができる。したがって、本発明の容器キャップによれば、絞り加工は1回だけでよく、工程の簡略化により単価を安くすることができる。
また、本発明の容器キャップでは、従来技術で説明したキャップのようにキャップ上部に突出する円筒部がないので、容器を含めた全体が高さ方向にかさ高くなることがない。
さらに、本発明の容器キャップによれば、例えば切り込み深さを調節することによりスプリット線の破断強さを任意に設定することができ、これにより容器キャップを適度な力加減で開栓できるようにすることができる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、例えば医薬品用容器である比較的小さなガラス瓶1を密封状態に栓をする容器キャップ10の半断面図である。容器キャップ10は、円盤状の天面部12と、この天面部12の外周下部から垂下する円筒部14とからなっている。
容器キャップ10には、天面部12の外周縁部全体にわたって径方向外側に突出する引っ掛かり部16が設けられている。この引っ掛かり部16の円筒部14からの突出幅は、例えば1ないし2mm程度であるが、それ以上であってもよい。引っ掛かり部16は、天面部12および円筒部14と共に、例えば板厚0.2mmのアルミ板から一体成形されている。
なお、引っ掛かり部16は、必ずしも天面部12の全外周にわたって形成されてなくてもよく、例えば隙間をあけて形成された複数の引っ掛かり部に分かれていてもよいし、あるいは、天面部12の外周縁部の一部についてだけ設けられていてもよい。
円筒部14の開口側端部である裾部14aには、複数のスプリット線18が円周方向に適当な間隔をあけて形成されている。本実施形態おいてスプリット線18は、円筒部14の軸(X軸)方向に沿って長さが例えば数mm程度に形成されている。ただし、スプリット線18は、円筒部14の軸方向に対して15°〜80°の角度をなすように形成されてもよい。このように角度をつけることで、後述するように円筒部14の裾部14aをガラス瓶1のネック部5に巻き締めるときに、スプリット線18が破断してしまうのを防止する効果がある。
前記スプリット線18は、円筒部12の板厚の例えば3分の2まで切り込んだ弱化線として形成されている。この切り込み深さを調節することで、スプリット線18の破断強さを任意に設定することができる。
なお、スプリット線18は、浅く切り込んだ弱化線に限らず、例えばミシン目線として形成されてもよい。
前記容器キャップ10は、次のようにして製造される。まず、アルミ板に複数のスプリット線18を円周方向に並んで形成した後、型を用いた絞り加工を施すことによって、一端部が閉じた円筒状キャップをつくる。その後、円筒状キャップの閉じた端部側を少し押しつぶして変形させることにより、つぶれた部分が径方向外側に突出することで引っ掛かり部16が形成される。
このようにして形成された容器キャップ10は、開口部2がゴム栓4で封をされたガラス瓶1の口部3に被せられる。そして、円筒部14の裾部14aがガラス瓶1のネック部5に円周方向にわたって曲げ込まれて巻き締められることにより、容器キャップ10はガラス瓶1を密封した状態に固定される。これらの取付工程は、キャッパーと呼ばれる装置によって自動的に行われる。
上記のようにしてガラス瓶1に取り付けられて封をする容器キャップ10を開栓する際には、図1に示すように、ガラス瓶1の本体部(図示せず)を手でつかんで、親指で引っ掛かり部18を矢印B方向に押し上げる。これにより、例えば1本または2本のスプリット線18が破断することで円筒部14の巻き締められた裾部14aが広がり、円筒部14の裾部14aがガラス瓶1のネック部5から外れ、その結果、容器キャップ10をガラス瓶1から取り外すことができる。
なお、容器キャップ10をガラス瓶1から取り外す際に、円筒部14の折れ曲がった裾部14aがゴム栓4のフランジ部4aに引っ掛かることにより、容器キャップ10と共にゴム栓4がガラス瓶1の開口部2から抜けて取り外されてもよい。この場合、ゴム栓4は容器キャップ10から容易に引き離すことができるので、分離廃棄が可能である。
以上に説明したように本実施形態の容器キャップ10によれば、例えばアルミ板を1回の絞り加工で一端部が閉じた円筒キャップを形成し、その円筒状キャップの閉じた端部側を少し押しつぶして変形させることで引っ掛かり部16を形成することができるので、絞り加工は1回だけでよく、工程の簡略化により単価を安くすることができる。
また、従来技術で説明したキャップ40のようにキャップ上部に突出する円筒部がないので、ガラス瓶1を含めた全体が高さ方向にかさ高くなることがない。
さらに、切り込み深さを調節することによりスプリット線18の破断強さを任意に設定することができ、これにより容器キャップ10を適度な力加減で開栓できるようにすることができる。
なお、本実施形態ではガラス瓶1の開口部2をゴム栓4で封をした状態で容器キャップ10を装着するものとして説明したが、本発明の容器キャップは、容器の開口部をゴム栓で封をすることなく、容器キャップの天面部の内側にプラスチック製の密封シール部材を配した状態で装着されてもよい。
本発明にかかる容器キャップの半断面図。 従来例のキャップの示す断面図。
符号の説明
1…ガラス瓶(容器)
2…開口部
3…口部
4…ゴム栓
5…ネック部
10…容器キャップ
12…天面部
14…円筒部
14a…裾部
16…引っ掛かり部
18…スプリット線

Claims (6)

  1. 円盤状の天面部とこの天面部の外周下部から垂下する円筒部とからなり、容器の口部に被せられて前記円筒部の裾部が前記容器のネック部に曲げ掛けられることにより前記容器を密封して固定される容器キャップであって、前記天面部の外周縁部に径方向外側に突出する引っ掛かり部を設けるとともに、前記裾部に複数のスプリット線を円周方向に間隔をあけて形成したことを特徴とする容器キャップ。
  2. 前記引っ掛かり部は、一端部が閉じた円筒状キャップの閉鎖端部側を押しつぶすことにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の容器キャップ。
  3. 前記引っ掛かり部は、前記天面部の外周縁部全体にわたって設けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器キャップ。
  4. 前記天面部、前記円筒部および前記引っ掛かり部は、アルミ板から一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の容器キャップ。
  5. 前記複数のスプリット線は、前記円筒部を構成する板の厚みの所定深さまで切り込まれた弱化線であることを特徴とする請求項1に記載の容器キャップ。
  6. 前記容器の口部の開口部はゴム栓で封がされていることを特徴とする請求項1に記載の容器キャップ。
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