JP2005075256A - 鉄道車両用衝撃吸収構造体 - Google Patents

鉄道車両用衝撃吸収構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005075256A
JP2005075256A JP2003310948A JP2003310948A JP2005075256A JP 2005075256 A JP2005075256 A JP 2005075256A JP 2003310948 A JP2003310948 A JP 2003310948A JP 2003310948 A JP2003310948 A JP 2003310948A JP 2005075256 A JP2005075256 A JP 2005075256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shock absorbing
absorbing structure
shock
railway vehicle
reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003310948A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kawasaki
健 川崎
Hideyuki Nakamura
英之 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2003310948A priority Critical patent/JP2005075256A/ja
Publication of JP2005075256A publication Critical patent/JP2005075256A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T30/00Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance

Landscapes

  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

【課題】 鉄道車両の床構体の下部に取付けられて衝突時の衝撃を吸収する衝撃吸収構造体の改良を図る。
【解決手段】 衝撃吸収構造体200は、4枚の板材210,220,230,240を溶接等により接合して、長さ寸法Lを有する4角柱状に構成した構体を備える。4角柱の構体の内部には、空間250が形成される。そして、この内部空間250内に、補強用の板材260,270を溶接した構造にしてある。補強用の板材260,270の構造体端部からの取付部のピッチP,Pや、板材260,270のピッチPは適宜に選択される。この構造により、衝撃吸収特性を向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鉄道車両用の衝撃吸収構造体に関する。
図7は、本発明を適用する鉄道車両の構造を示す説明図である。
全体を符号1で示す鉄道車両は床構体10、側構体20、屋根構体30を有する。床構体10の下部には、中梁50や側梁70が取付けられて台枠を形成している。又、床構体10の下部には、配線や配管60も取付けられる。
台枠の中梁50と側梁70で囲まれる空間80に衝撃吸収構造体100が取付けられる。この衝撃吸収構造体100は、例えば4角柱状の断面形状を有し、軸方向に所定の長さ寸法を有する。
図8は、従来の衝撃吸収構造体100の概要を示す斜視図である。
全体を符号100で示す衝撃吸収構造体は、4枚の板材110,120,130,140で構成される4角柱の形状を有し、内部に空間150が形成される。板材は、アルミ合金を含めて適当な金属材料が使用される。
図9は、この衝撃吸収構造体100が衝撃により荷重Fを受けて座屈を生じて、初期の長さ寸法LからLに変位を受けて圧縮された状態を示す。
衝撃吸収構造体100は、この圧縮を受ける際に衝撃吸収構造体エネルギーを吸収する。
図10は、横軸に変位量Dをたて軸に荷重Fをとったグラフである。
カーブCで囲まれる領域Eが吸収されるエネルギーである。
中空形材で構成される鉄道車両の衝撃緩和構造は、下記の特許文献1に開示されている。
特開2002−316640号公報
4枚の板材で4角柱状に構成される衝撃吸収構造体100は、座屈を起こす際に衝撃吸収構造体100の内側の空間150と外側に対して不規則に座屈変形を生ずる。
このために座屈のピッチ等を制御することができず、求められる衝撃吸収特性が得られないことがある。
本発明の目的は、衝撃吸収特性を改良した衝撃吸収構造体を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の衝撃吸収構造体は、基本的な手段として、中空の4辺形の断面形状を有する4枚の板材で構成される4角柱状の構造の内部に溶接した補強用の平板を備えるものである。
本発明の衝撃吸収構造体は、大きな変位をともなう座屈が防止され、衝撃吸収特性が向上する。
以下、本発明の衝撃吸収構造体の実施例を説明する。
図1は、本発明の第1の実施例を示す説明図である。
全体を符号200で示す衝撃吸収構造体は、4枚の板材210,220,230,240を溶接等により接合して、長さ寸法Lを有する4角柱状に構成した構体を備える。4角柱の構体の内部には、空間250が形成される。
本実施例にあっては、この内部空間250内に、補強用の板材260,270を溶接した構造にしてある。
補強用の板材260,270の端面からのピッチP,Pや板材間のピッチPは適宜に選択される。また、取付けられる板材の枚数も適宜に選択される。
この構成により、衝撃を受けたときに、衝撃吸収構造体200が内側に大きく変形することが防止される。
図2は、本発明の衝撃吸収構造体200が衝撃荷重を受ける変形する状態を示す。
初期の長さ寸法Lが変位Dだけ圧縮されて長さ寸法Lに変化した状態を示す。
図3は、本発明の衝撃吸収構造体200による変位と荷重の変化を示すグラフである。
カーブCにより囲まれる領域Eが吸収されるエネルギーである。
図4は、本発明の衝撃吸収構造体200を用いて実際に衝突テストを行ったときに得られる変位量Dを荷重Fの関係を示すグラフである。
実験により得られたカーブCと吸収エネルギーEを示す。
図5は、本発明の第2の実施例を示す説明図である。
全体を符号300で示す衝撃吸収構造体は、4枚の板材310,320,330,340を溶接等により接合して、長さ寸法Lを有する4角柱状に構成した構体を備える。4角柱の構体の内部には空間350が形成される。
本実施例にあっては、4角柱の外周に補強材360,370を溶接した構造にしてある。
補強材360,370は、平板の棒材等でつくられ、その端面からのピッチP、Pや補強材間のピッチPは適宜に選択される。また、取付けられる補強材の個数も適宜に選択される。
この構成により、衝撃を受けたときに、衝撃吸収構造体300が外側に大きく変形することが防止される。このために、衝撃エネルギーの吸収特性を向上させることができる。
図6は、本発明の第3の実施例を示す説明図である。
全体を符号400で示す衝撃吸収構造体は、4枚の板材410,420,430,440を溶接等により接合して、長さ寸法Lを有する4角柱状に構成した構体を備える。4角柱の構体の内部には、空間450が形成される。
本実施例にあっては、この内部空間450内に、補強用の板材460,470を溶接した構造にしてある。
補強用の板材460,470の端面からのピッチP,Pや板材間のピッチPは適宜に選択される。また、取付けられる板材の枚数も適宜に選択される。
さらに、4角柱の外周に補強材480,490を溶接した構造にしてある。
補強材480,490は、平板の棒材等でつくられ、その端面からのピッチP、Pや補強材間のピッチPは適宜に選択される。また、取付けられる補強材の個数も適宜に選択される。
この構成により、衝撃を受けたときに、衝撃吸収構造体400が内側や外側に大きく変形することが防止される。このために、衝撃エネルギーの吸収特性を向上させることができる。
本発明は以上のように、鉄道車両の衝撃吸収構造体に実用することができる。
本発明の第1の実施例を示す説明図。 本発明の第1の実施例を示す説明図。 本発明の特性を示す図。 本発明の特性を示す図。 本発明の第2の実施例を示す説明図。 本発明の第3の実施例を示す説明図。 本発明を適用する鉄道車両の説明図。 従来の衝撃吸収構造体を示す説明図。 従来の衝撃吸収構造体の特性を示す説明図。 従来の衝撃吸収構造体の特性を示す説明図。
符号の説明
1 鉄道車両
10 床構体
20 側構体
30 屋根構体
50 中梁
70 側梁
200 衝撃吸収構造体
210,220,230,240 板材
250 空間
260,270 板材

Claims (4)

  1. 床構体と側構体と屋根構体を有する鉄道車両の床構造体の下部に設けられる衝撃吸収構造体であって、
    衝撃吸収構造体は、中空の4辺形の断面形状を有する4枚の板材で構成される4角柱状の構造の内部に溶接した補強用の平板を備える鉄道車両用衝撃吸収構造体。
  2. 床構体と側構体と屋根構体を有する鉄道車両の床構造体の下部に設けられる衝撃吸収構造体であって、
    衝撃吸収構造体は、中空の4辺形の断面形状を有する4枚の板材で構成される4角柱状の構造の外周部に溶接した補強材を備える鉄道車両用衝撃吸収構造体。
  3. 床構体と側構体と屋根構体を有する鉄道車両の床構造体の下部に設けられる衝撃吸収構造体であって、
    衝撃吸収構造体は、中空の4辺形の断面形状を有する4枚の板材で構成される4角柱状の構造の内部に溶接した補強用の平板と、構体の外周部に溶接した補強部材を備える鉄道車両用衝撃吸収構造体。
  4. 構体の内部に溶接した補強用の板材と構体の外周部に溶接した補強材の個数とピッチは適宜に選択される請求項1乃至3のいずれかに記載の鉄道車両用衝撃吸収構造体。
JP2003310948A 2003-09-03 2003-09-03 鉄道車両用衝撃吸収構造体 Pending JP2005075256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003310948A JP2005075256A (ja) 2003-09-03 2003-09-03 鉄道車両用衝撃吸収構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003310948A JP2005075256A (ja) 2003-09-03 2003-09-03 鉄道車両用衝撃吸収構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005075256A true JP2005075256A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34412641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003310948A Pending JP2005075256A (ja) 2003-09-03 2003-09-03 鉄道車両用衝撃吸収構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005075256A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007161128A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両用衝撃吸収構造
EP1854690A2 (en) 2006-05-10 2007-11-14 Hitachi, Ltd. Collision energy absorbing device and railway vehicle comprising such a device
CN102689638A (zh) * 2012-05-31 2012-09-26 中南大学 一种隔板套筒式串联多孔固体元件的撞击吸能装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007161128A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両用衝撃吸収構造
EP1854690A2 (en) 2006-05-10 2007-11-14 Hitachi, Ltd. Collision energy absorbing device and railway vehicle comprising such a device
CN102689638A (zh) * 2012-05-31 2012-09-26 中南大学 一种隔板套筒式串联多孔固体元件的撞击吸能装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5121677B2 (ja) 衝撃吸収部材
JP4733702B2 (ja) 車両用クラッシュ・ボックス
JP4350731B2 (ja) 車両用衝撃吸収部材
US8066322B2 (en) Vehicle body structure
JP5348910B2 (ja) 衝撃吸収部材及びその配置構造
JP5949925B2 (ja) クラッシュボックス及び自動車車体
KR100841033B1 (ko) 충돌 에너지 흡수장치 및 그것을 구비한 레일차량
JP6625545B2 (ja) 衝撃吸収部材
JPWO2005010398A1 (ja) 衝撃吸収部材
JP5353209B2 (ja) 衝撃吸収部材
JP5179053B2 (ja) 衝突エネルギー吸収装置及びそれを備えた軌条車両
KR102346877B1 (ko) 차량용 골격 부재 및 차량
JP5147003B2 (ja) サイドメンバー
JP2002012107A (ja) バンパステイ
JP2010111239A (ja) 衝突エネルギ吸収部材
JP4604740B2 (ja) 衝撃吸収部材
JP2007326551A (ja) 衝突エネルギー吸収装置及びそれを備えた軌条車両
JP6488758B2 (ja) 衝撃吸収部材
JP2005075293A (ja) 鉄道車両用衝撃吸収構造体
JP2005075256A (ja) 鉄道車両用衝撃吸収構造体
JPH11301476A (ja) 鉄道車両用衝撃吸収台枠構造
JP2005075255A (ja) 鉄道車両用衝撃吸収構造体
JP2009220635A (ja) 自動車用補強部材
JP2023541988A (ja) 車両用サイドシール
JP2008018849A (ja) エネルギ吸収部材