JP2005075146A - 乗り物用座席 - Google Patents
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Abstract
【課題】 テーブルの使用時に後席乗員がぶつかってもテーブルを構成する化粧面部及びテーブル面部が分離しない商品性の著しく向上したテーブルを備えた乗り物用座席を提供する。
【解決手段】 テーブル14は、格納状態で後席に対向する化粧面部17と、全開状態でテーブル機能を有するテーブル面部18とよりシェル状に形成されてなると共に化粧面部17及びテーブル面部18の辺部に、溝部24が形成されてなり、該溝部24内には、前記化粧面部17及びテーブル面部18にそれぞれ固着された弾性体26が介在されてなる。
【選択図】 図4
【解決手段】 テーブル14は、格納状態で後席に対向する化粧面部17と、全開状態でテーブル機能を有するテーブル面部18とよりシェル状に形成されてなると共に化粧面部17及びテーブル面部18の辺部に、溝部24が形成されてなり、該溝部24内には、前記化粧面部17及びテーブル面部18にそれぞれ固着された弾性体26が介在されてなる。
【選択図】 図4
Description
この発明は、乗り物用座席、特に後ろ倒れ可能なるテーブルを備えた乗り物用座席に関するものである。
自動車などの乗り物に採用されている座席としては、例えば、シートクッションと、該シートクッションに支持されてなるシートバックとを少なくとも備えてなり、前記シートバックの背面には、該シートバックの背面に沿った格納状態と、略水平な全開状態とに移動自在なテーブルが備えられ、該テーブルは、前記格納状態で後席に対向する化粧面部と、前記全開状態でテーブル機能を有するテーブル面部とよりシェル状に形成されてなると共に前記化粧面部及びテーブル面部の一方より複数突設されてなる爪部と他方より複数突設されてなる係合部とが相互に係合支持されてなる(例えば、特許文献1。)。
実開平6−83462号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、テーブルを全開状態にした使用位置で、追突されるなどして後席に着座した乗員が前側に移動して、該使用状態にあるテーブルにぶつかると、テーブルを構成する化粧面部及びテーブル面部の一方より複数突設されてなる爪部と他方より複数突設されてなる係合部とが外れて、分離してしまうおそれがある。
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、テーブルの使用時に後席乗員がぶつかってもテーブルを構成する化粧面部及びテーブル面部が分離しない商品性の著しく向上したテーブルを備えた乗り物用座席を提供するものである。
かかる従来技術を解決するために、請求項1に記載の発明は、シートクッションと、該シートクッションに支持されてなるシートバックとを少なくとも備えてなり、前記シートバックには、該シートバックの背面に沿った格納状態と、略水平な全開状態とに、下側に配設したヒンジを中心に回転自在に支持されてなるテーブルを配設してなり、該テーブルは、前記格納状態で後席に対向する化粧面部と、前記全開状態でテーブル機能を有するテーブル面部とよりシェル状に形成されてなると共に前記化粧面部及びテーブル面部の一方より複数突設されてなる爪部と他方より複数突設されてなる係合部とが相互に係合支持されてなる乗り物用座席において、前記化粧面部及びテーブル面部の辺部に、溝部が形成されてなり、該溝部内には、前記化粧面部及びテーブル面部にそれぞれ固着された弾性体が介在されてなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の乗り物用座席であって、前記化粧面部及びテーブル面部の一方より複数突設されてなる爪部と他方より複数突設されてなる係合部とが相互に係合支持されてなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、化粧面部及びテーブル面部の辺部に形成されてなる溝部内には、前記化粧面部及びテーブル面部にそれぞれ固着された弾性体が介在されてなるので、テーブルの使用時に後席乗員がぶつかって、一旦テーブルを構成する化粧面部及びテーブル面部が分離しても、弾性体の弾性力によって復帰し、テーブルとしての商品性が著しく向上する。
請求項2に記載の発明によれば、化粧面部及びテーブル面部の一方より複数突設されてなる爪部と他方より複数突設されてなる係合部とが相互に係合支持されてなることで、テーブルを構成する化粧面部及びテーブル面部が簡易に係合し、支持できる。
テーブルの使用時に後席乗員がぶつかってもテーブルを構成する化粧面部及びテーブル面部が分離しないという目的を、化粧面部及びテーブル面部の辺部に、溝部が形成されてなり、該溝部内には、前記化粧面部及びテーブル面部にそれぞれ固着された弾性体が介在されてなることにより実現した。
図1乃至図5は、この発明の一実施例にかかる乗り物用座席を示した図面である。符号1は前席である乗り物用座席で、該乗り物用座席1は、図示しないスライド装置により前側FR及び後側RRに摺動自在なるシートクッション2と、該シートクッション2に図示しないリクライニング装置の中心軸5を中心に前側FR及び後側RRに傾斜自在なるシートバック3と、該シートバック3の頂部3aに支持されてなると共に略上下方向に可動自在且つ前倒れ自在なるヘッドレスト4とを備えてなる。符号7は前席1の後側に配設されてなる後席で、該後席7は、車体に固定されてなるシートクッション8と、同じく車体に固定されてなるシートバック9とよりなる。
前記前席1のシートバック3の上半分の後側RRの上側UPには、前記シートバック3の背面3bに沿った格納状態と、略水平な全開状態とに、下側LWOに配設したヒンジ13を中心に回転自在に支持されてなると共に該全開状態で前後にスライド可能なるテーブル14を配設してなる。
前記テーブル14は、前記ヒンジ13から後側RRに延在されてなる固定レール15と、該固定レール15に前後方向に摺動自在なるテーブル部16とより構成されてなる。該テーブル14の開成角θ1は、58.2度である。
前記テーブル14のテーブル部16は、前記格納状態で後席7に対向する化粧面部17と、前記全開状態でテーブル機能を有するテーブル面部18とよりシェル状に形成されてなる。符号19は、該テーブル面部18の上を覆うカバー部である。前記化粧面部17は、前記固定レール15側を覆う化粧本体20と、該化粧本体20の先端を覆う先端部21とより構成されてなる。
前記化粧面部17の先端部21より複数突設されてなる爪部22と、テーブル面部18より複数突設されてなる係合部23とが相互に係合支持されてなる。前記爪部22及び前記係合部23の形成されていない部位の化粧面部17の先端部21の内面21aとテーブル面部18との間の辺部には、溝部24が形成されてなり、該溝部24内には、前記化粧面部17の先端部21の内面21aとテーブル面部18にそれぞれ両面テープ25により固着されたゴム板により形成されてなる弾性体26が介在されてなる。
前記弾性体26は、幅寸法25ミリメートル、縦寸法15ミリメートル、そして厚さ4ミリメートルの平板状で、4カ所配設されている。
符号27,27は、テーブル面部18に形成された薄肉部で、テーブル14への衝撃吸収用の機能を有する。
次に、かかる乗り物用座席1の作用について説明する。
化粧面部17の先端部21及びテーブル面部18の辺部に形成されてなる溝部24内には、前記化粧面部17の先端部21及びテーブル面部18にそれぞれ固着された弾性体26が介在されてなるので、テーブル14の使用時に後席7に着座した乗員12がぶつかって、弾性体26が伸びることにより、一旦テーブル14を構成する化粧面部17の先端部21及びテーブル面部18が分離しても、弾性体26の弾性力によって復帰し、テーブル14としての商品性が著しく向上する。
化粧面部17の先端部21及びテーブル面部18の一方より複数突設されてなる爪部22と他方より複数突設されてなる係合部23とが相互に係合支持されてなることで、テーブル14を構成する化粧面部17の先端部21及びテーブル面部18が簡易に係合し、支持できる。
シートバック3には、該シートバック3の背面3bに沿った格納状態と、略水平な全開状態とに、下側に配設したヒンジ13を中心に回転自在に支持されてなると共に該全開状態で前後にスライド可能なるテーブル14を配設してなるので、使用時のテーブル14の高さが後席7のシートクッション8に着座する乗員12にとって適切であり、しかも、テーブル14のテーブル部16を後側RRにスライドさせることで、乗員12の手前側に移動でき、テーブル14の使用性が著しく向上する。
かかる座席1は、自動車だけでなく、航空機、船舶、鉄道など、あらゆる乗り物の座席に適用できる。
1 乗り物用座席(前席)
2 シートクッション
3 シートバック
3b シートバックの背面
5 中心軸
7 後席
12 後席の乗員
13 ヒンジ
14 テーブル
16 テーブル部
17 化粧面部
18 テーブル面部
21 化粧面部の先端部
22 爪部
23 係合部
24 溝部
26 弾性体
2 シートクッション
3 シートバック
3b シートバックの背面
5 中心軸
7 後席
12 後席の乗員
13 ヒンジ
14 テーブル
16 テーブル部
17 化粧面部
18 テーブル面部
21 化粧面部の先端部
22 爪部
23 係合部
24 溝部
26 弾性体
Claims (2)
- シートクッションと、該シートクッションに支持されてなるシートバックとを少なくとも備えてなり、
前記シートバックには、該シートバックの背面に沿った格納状態と、略水平な全開状態とに、下側に配設したヒンジを中心に回転自在に支持されてなるテーブルを配設してなり、
該テーブルは、前記格納状態で後席に対向する化粧面部と、前記全開状態でテーブル機能を有するテーブル面部とよりシェル状に形成されてなると共に前記化粧面部及びテーブル面部の一方より複数突設されてなる爪部と他方より複数突設されてなる係合部とが相互に係合支持されてなる乗り物用座席において、
前記化粧面部及びテーブル面部の辺部に、溝部が形成されてなり、
該溝部内には、前記化粧面部及びテーブル面部にそれぞれ固着された弾性体が介在されてなることを特徴とする乗り物用座席。 - 請求項1に記載の乗り物用座席であって、
前記化粧面部及びテーブル面部の一方より複数突設されてなる爪部と他方より複数突設されてなる係合部とが相互に係合支持されてなることを特徴とする乗り物用座席。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003308029A JP2005075146A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 乗り物用座席 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003308029A JP2005075146A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 乗り物用座席 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005075146A true JP2005075146A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34410615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003308029A Pending JP2005075146A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 乗り物用座席 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005075146A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008113806A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Koito Ind Ltd | 収納棚および座席システム |
-
2003
- 2003-08-29 JP JP2003308029A patent/JP2005075146A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008113806A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Koito Ind Ltd | 収納棚および座席システム |
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