JP2005074991A - 任意角切断ガイド - Google Patents
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Abstract
【課題】 木材等被切断物をその大きさに合わせてしっかり固定し、任意の角度に正確に切断するための任意角切断ガイドを提供する。
【解決手段】 切断する木材等を保持する部分をスライド式にして、その大きさに合わせて固定できるようにし、ベース本体1の見やすい場所にアーム角読取機構を設けて任意角の設定を容易にし、刃ガイドポールのスリットをガイドにすることで、切断面の正確な角度が得られることを特徴とした任意角切断ガイド。
【選択図】 図1
【解決手段】 切断する木材等を保持する部分をスライド式にして、その大きさに合わせて固定できるようにし、ベース本体1の見やすい場所にアーム角読取機構を設けて任意角の設定を容易にし、刃ガイドポールのスリットをガイドにすることで、切断面の正確な角度が得られることを特徴とした任意角切断ガイド。
【選択図】 図1
Description
本発明は木材やプラスチック等の被切断物を任意の角度に加工する際の道具に関するものである。
従来の切断ガイドは、図5に示すように、凹型をした長さ約15cm〜20cmのもので、対向する壁部に直角、45°、22.5°のスリットが刻まれている。
切断は凹型の部分に木材等被切断物を落しこみ、木材等を手で押さえながら、スリットに鋸歯を入れて切断する方法であった。
切断は凹型の部分に木材等被切断物を落しこみ、木材等を手で押さえながら、スリットに鋸歯を入れて切断する方法であった。
そのために、次のような問題点があった。
従来の切断ガイドでは、木材を固定するものが無いため、切断中に動いてしまい正確な角度の切断面が得られない懸念があった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
従来の切断ガイドでは、木材を固定するものが無いため、切断中に動いてしまい正確な角度の切断面が得られない懸念があった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
ベース本体に取付けられた固定支持部材のアームをアーム角読取機構により任意の角度に固定し、サポートを切断時の最良の位置にスライドさせる。移動支持部材のサポートも同じようにスライドさせて、サポートの置載用段差上に被切断物を保持し、締付け具を移動支持部材に近接した位置に固定して被切断物を締付け、刃ガイドポールに垂直に切られたスリットを基準に切断することで任意角が正確に得られる。以上を特徴とする任意角切断ガイドである。
本発明は、ベース本体に取付けられた固定支持部材と、被切断物の幅に合わせてベース本体のスライドガイド上を移動できる移動支持部材の、各々のアームに取付けられた二つのサポート上に被切断物を保持し締付具でこれらを固定する構成を有するため、異なる大きさの被切断物に利用することが出来る。
自由に角度設定が可能なアームは、固定支持部材あるいは移動支持部材に設けられたアームの角度を示すアーム角読取機構により任意の角度に設定できる。
サポートはアームのスライド機構により、被切断物の大きさに合わせて、アーム長手方向の最良の位置に移動でき、サポート内側の置載用段差上で被切断物を保持することで(請求項4)の構成により被切断物のみを切り落とすことが出来る。
自由に角度設定が可能なアームは、固定支持部材あるいは移動支持部材に設けられたアームの角度を示すアーム角読取機構により任意の角度に設定できる。
サポートはアームのスライド機構により、被切断物の大きさに合わせて、アーム長手方向の最良の位置に移動でき、サポート内側の置載用段差上で被切断物を保持することで(請求項4)の構成により被切断物のみを切り落とすことが出来る。
以下、実施の形態を図1から図4を利用して説明する。
本発明はベース本体、固定支持部材、移動支持部材、および締付具により構成されている。
ベース本体1は長手方向の約2/3にスライドガイド(6)が設けられ、残る平面の中央に固定支持部材を取付けるための取付けガイド(7a)があり、取付けガイドの裏面には固定支持部材を確実に固定するために、中央に穴の開いた凹部(8a)があり、ここに木ネジ(9a)を差込んで固定支持部材を固定する。
固定支持部材は刃ガイドポール(12a)と、アーム(17a)およびサポート(23a)で構成されており、刃ガイドポールは、大径部(13a)に切断の基準となるスリット(14a)を有し、下部にはアームを組み込むための小径部(15a)がある。
小径部の底辺には刃ガイドポールをベース本体の取付けガイドに嵌め込むため、その形状に合った差込溝(16a)があり、アームを組み込んだ後ベース本体に嵌め込み、ベース本体の裏面から前記の木ネジで固定する。
アームは中央に外筒部(18a)があり、ここを刃ガイドポールの小径部に差込み取付けることにより、アームは自由に回転することが出来る。また、その内径から外筒部に貫通した割れ目(19a)があり、割れ目に直交した位置にネジ穴(20a)があって、アームを任意の角度に設定した後外筒側から固定ネジ(21a)を差込み、刃ガイドポールの小径部にしっかり固定することが出来る。アームを任意の角度に設定する方法は図3に示すように、アーム外筒部の基線とベース本体に刻まれたアーム角読取機構(5)により行う。アーム角読取機構には木材等を正八角形など正多角形の加工に必要な角度が明記されていて、任意角を容易に設定することが出来る。
アームは長手方向にスライド機構(22a)を有し、サポートがこの溝に沿ってスライドすることにより、被切断物を最良の位置で保持出来る構造となっている。
サポートは被切断物を保持する保持部(24a)と、その下部に設けられた置載用段差(25a)と、アームの長手方向を移動できるスライド溝(26a)を有する。
置載用段差とは図4に示すように被切断物の底辺の高さを、切断の基準となる刃ガイドポールに設けられたスリットの底部より高い位置で保持するためのもので、被切断物の底辺をこの高さに置くことにより完全に切り落とすことが出来る。
移動支持部材はベース本体の代わりにスライドガイドに沿って移動する移動台座(10)に取付けられ、その構成は固定支持部材と同じ刃ガイドポール(12b)と、アーム(17b)と、サポート(23b)で成り立っている。
移動台座は二辺が段付き(11)になっていて、上面の中央に移動支持部材を取付けるための取付けガイド(7b)がある。取付けガイドの裏面には固定支持部材を確実に固定するために、中央に穴の開いた凹部(8b)があり、ここに木ネジ(9b)を差込んで移動支持部材を固定する。
締付具はプレート(27)と、シュー(28)および締付ネジ(29)より成り、締付ネジをプレートにねじ込んでその先端にシューをはめ込み、カシメることで締付具が一体をなす。
任意角切断ガイドの使い方は、まずベース本体(1)に設けられたアーム角読取機構(5)により固定支持部のアーム(17a)を任意の角度に設定して固定ネジ(21a)でこれを固定し、固定部、移動部それぞれのアーム(17a;17b)に組み付けられたサポート(23a;23b)を、固定部、移動部双方のスリット(14a;14b)を結ぶ線に近接した外側にセットして、移動支持部材(3)を被切断物の大きさに合った位置に移動して、サポートの置載用段差上に被切断物を載せ、移動支持部材に隣接して置かれた締付具(4)で締め付ける。次に、刃ガイドポールのスリットに鋸歯を入れて引くことにより、置載用段差上に固定された被切断物は下まで完全に切り落とすことが出来る。
任意角切断ガイドは、基本的に硬質プラスチックの成型品とし、サポートと、固定ネジ等各ネジ類は金属製とする。なお、切断時に刃ガイドポールのスリットが鋸歯で削られないように、硬質の金属片又は耐摩耗性のチップを刃ガイドポールの成型時に埋め込むことも出来る。
本発明はベース本体、固定支持部材、移動支持部材、および締付具により構成されている。
ベース本体1は長手方向の約2/3にスライドガイド(6)が設けられ、残る平面の中央に固定支持部材を取付けるための取付けガイド(7a)があり、取付けガイドの裏面には固定支持部材を確実に固定するために、中央に穴の開いた凹部(8a)があり、ここに木ネジ(9a)を差込んで固定支持部材を固定する。
固定支持部材は刃ガイドポール(12a)と、アーム(17a)およびサポート(23a)で構成されており、刃ガイドポールは、大径部(13a)に切断の基準となるスリット(14a)を有し、下部にはアームを組み込むための小径部(15a)がある。
小径部の底辺には刃ガイドポールをベース本体の取付けガイドに嵌め込むため、その形状に合った差込溝(16a)があり、アームを組み込んだ後ベース本体に嵌め込み、ベース本体の裏面から前記の木ネジで固定する。
アームは中央に外筒部(18a)があり、ここを刃ガイドポールの小径部に差込み取付けることにより、アームは自由に回転することが出来る。また、その内径から外筒部に貫通した割れ目(19a)があり、割れ目に直交した位置にネジ穴(20a)があって、アームを任意の角度に設定した後外筒側から固定ネジ(21a)を差込み、刃ガイドポールの小径部にしっかり固定することが出来る。アームを任意の角度に設定する方法は図3に示すように、アーム外筒部の基線とベース本体に刻まれたアーム角読取機構(5)により行う。アーム角読取機構には木材等を正八角形など正多角形の加工に必要な角度が明記されていて、任意角を容易に設定することが出来る。
アームは長手方向にスライド機構(22a)を有し、サポートがこの溝に沿ってスライドすることにより、被切断物を最良の位置で保持出来る構造となっている。
サポートは被切断物を保持する保持部(24a)と、その下部に設けられた置載用段差(25a)と、アームの長手方向を移動できるスライド溝(26a)を有する。
置載用段差とは図4に示すように被切断物の底辺の高さを、切断の基準となる刃ガイドポールに設けられたスリットの底部より高い位置で保持するためのもので、被切断物の底辺をこの高さに置くことにより完全に切り落とすことが出来る。
移動支持部材はベース本体の代わりにスライドガイドに沿って移動する移動台座(10)に取付けられ、その構成は固定支持部材と同じ刃ガイドポール(12b)と、アーム(17b)と、サポート(23b)で成り立っている。
移動台座は二辺が段付き(11)になっていて、上面の中央に移動支持部材を取付けるための取付けガイド(7b)がある。取付けガイドの裏面には固定支持部材を確実に固定するために、中央に穴の開いた凹部(8b)があり、ここに木ネジ(9b)を差込んで移動支持部材を固定する。
締付具はプレート(27)と、シュー(28)および締付ネジ(29)より成り、締付ネジをプレートにねじ込んでその先端にシューをはめ込み、カシメることで締付具が一体をなす。
任意角切断ガイドの使い方は、まずベース本体(1)に設けられたアーム角読取機構(5)により固定支持部のアーム(17a)を任意の角度に設定して固定ネジ(21a)でこれを固定し、固定部、移動部それぞれのアーム(17a;17b)に組み付けられたサポート(23a;23b)を、固定部、移動部双方のスリット(14a;14b)を結ぶ線に近接した外側にセットして、移動支持部材(3)を被切断物の大きさに合った位置に移動して、サポートの置載用段差上に被切断物を載せ、移動支持部材に隣接して置かれた締付具(4)で締め付ける。次に、刃ガイドポールのスリットに鋸歯を入れて引くことにより、置載用段差上に固定された被切断物は下まで完全に切り落とすことが出来る。
任意角切断ガイドは、基本的に硬質プラスチックの成型品とし、サポートと、固定ネジ等各ネジ類は金属製とする。なお、切断時に刃ガイドポールのスリットが鋸歯で削られないように、硬質の金属片又は耐摩耗性のチップを刃ガイドポールの成型時に埋め込むことも出来る。
1 ベース本体
2 固定支持部材
3 移動支持部材
4 締付具
5 アーム角読取機構
6 スライドガイド
7;7a;7b 取付けガイド
8;8a;8b 凹部
9;9a;9b 木ネジ
10 移動台座
11 段付き部
12;12a;12b 刃ガイドポール
13;13a;13b 大径部
14;14あ;14b スリット
15;15a;15b 小径部
16;16a;16b 差込み溝
17;17a;17b アーム
18;18a;18b 外筒部
19;19a;19b 割れ目
20;20a;20b ネジ穴
21;21a;21b 固定ネジ
22;22a;22b スライド機溝
23;23a;23b サポート
24;24a;24b 保持部
25;25a;25b 置載用段差
26;26a;26b スライド溝
27 プレート
28 シュー
29 締付ネジ
2 固定支持部材
3 移動支持部材
4 締付具
5 アーム角読取機構
6 スライドガイド
7;7a;7b 取付けガイド
8;8a;8b 凹部
9;9a;9b 木ネジ
10 移動台座
11 段付き部
12;12a;12b 刃ガイドポール
13;13a;13b 大径部
14;14あ;14b スリット
15;15a;15b 小径部
16;16a;16b 差込み溝
17;17a;17b アーム
18;18a;18b 外筒部
19;19a;19b 割れ目
20;20a;20b ネジ穴
21;21a;21b 固定ネジ
22;22a;22b スライド機溝
23;23a;23b サポート
24;24a;24b 保持部
25;25a;25b 置載用段差
26;26a;26b スライド溝
27 プレート
28 シュー
29 締付ネジ
Claims (4)
- スライドガイドを有するベース本体と、被切断物を保持する固定支持部材と、被切断物の大きさに合わせてスライドできる移動支持部材と、その2つの支持部材で挟んだ被切断物を締付けるための締付具とにより構成され、固定支持部材はベース本体に位置固定が可能な台座と、台座上部に取付けられ、切断時の刃をガイドするスリットを有する刃ガイドポールと、刃ガイドポールと台座の間で自由に角度が変えられるアームと、アームを任意の角度で固定するアーム固定機構と、アームにセットされ被切断物を保持するためのサポートからなり、移動支持部材はベース本体のスライドガイドに差し込める形状をした移動台座と、台座上部に取付けられ、切断時の刃をガイドするスリットを有する刃ガイドポールと、刃ガイドポールと台座の間で自由に角度が変えられるアームと、アームを任意の角度で固定するアーム固定機構と、アームにセットされ被切断物を保持するためのサポートで構成されていることを特徴とする任意角切断ガイド
- アーム長手方向に被切断物の大きさに合わせて位置調整可能となるように、スライド機構を介してサポートを設けたことを特徴とする請求項1記載の任意角切断ガイド
- 固定支持部材あるいは移動支持部材に、アームの角度を示すアーム角読取機構を有することを特徴とする請求項1又は2記載の任意角切断ガイド
- サポート内側に、前記刃ガイドポールのスリット最下部より高い位置に置載用段差を有することを特徴とする請求項2又は3記載の任意角切断ガイド
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003347568A JP2005074991A (ja) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | 任意角切断ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003347568A JP2005074991A (ja) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | 任意角切断ガイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005074991A true JP2005074991A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34419588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003347568A Pending JP2005074991A (ja) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | 任意角切断ガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005074991A (ja) |
-
2003
- 2003-09-01 JP JP2003347568A patent/JP2005074991A/ja active Pending
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