JP2005074532A - 回転工具 - Google Patents

回転工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005074532A
JP2005074532A JP2003304794A JP2003304794A JP2005074532A JP 2005074532 A JP2005074532 A JP 2005074532A JP 2003304794 A JP2003304794 A JP 2003304794A JP 2003304794 A JP2003304794 A JP 2003304794A JP 2005074532 A JP2005074532 A JP 2005074532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drill
core material
composite fiber
molded body
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003304794A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Shibata
大輔 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2003304794A priority Critical patent/JP2005074532A/ja
Publication of JP2005074532A publication Critical patent/JP2005074532A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drilling Tools (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

【課題】 ドリル加工の高速化、小径化によっても高い耐摩耗性および耐折損性を兼ね備えたドリルを提供する。
【解決手段】 長尺状の芯材4と、芯材4とは異なる組成の表皮材5で構成される複合繊維体6を複数本収束した複合構造体3からなり、先端に切刃部2を形成してなる回転工具1において、複合構造体3が回転工具1の軸方向Lと平行に配置される複合繊維体6aと前記回転工具の径方向Lと平行に配置される複合繊維体6bとの集合体からなる構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は鋼等の金属やプリント基板をなす樹脂等の被削材に穴あけ加工するためのドリルや側面加工するためのエンドミル等の回転工具に関する。
従来より、鋼等の金属や樹脂等の被削材に穴あけ加工や側面加工をするためのドリルやエンドミルが好適に使用されており、特に、スラスト抵抗が高い粘りのある被削材については、ドリルの耐折損性を高めることが要求されている。
そこで、特許文献1では、中心部を靭性の高い超硬合金とし、その外周に中心部とは異なる組成の高硬度超硬合金を配設したドリル構成とすることにより、耐摩耗性および耐折損性に優れたドリルとなることが記載されている。
また、特許文献2では、ドリルをセラミックス成分と金属成分で構成するとともに、ドリル中の金属成分を傾斜させて、表面が耐摩耗性に優れ、かつ内部が耐欠損性に優れる構成としたドリルが記載されている。
特開昭59−175912号公報 特開平12−296405号公報
しかしながら、特許文献1または2に記載された単芯構造からなるドリルでは、特にドリルに強いスラスト抵抗がかかるような切削条件で加工した場合、ドリルのシャンク部分での剛性が不足して折損が発生しやすくなるという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、その目的は、強いスラスト抵抗等がかかるようなドリルやエンドミル等回転工具の加工によっても高い耐摩耗性および耐折損性を兼ね備えた回転工具を提供することにある。
本発明者らは上記課題に対し、大きなスラスト抵抗がかかるような加工においても優れた耐欠損性および耐摩耗性を発揮するとともに、長期にわたって使用が可能な回転工具を開発すべく研究を行った結果、長尺状の芯材の外周を前記芯材とは異なる表皮材にて被覆してなる複合繊維体を、軸方向に複数本集束するとともに、その集束された軸方向の繊維体自体を複雑に曲げるか、あるいは別の繊維体を径方向にも配置するかして、集束された軸方向の繊維体を径方向にもかしめることによって、ドリルやエンドミル等の回転工具の耐摩耗性および耐折損性をともに高めることができ、かつ、回転工具のねじり方向にかかる応力に対する強度が増すとともに、ドリル内部の組成が複雑になってドリル内部に衝撃やたわみに対抗する残留応力が発生し、回転工具の切刃部における耐欠損性および回転工具の抗折強度を高めることができることを知見し本発明に至った。
すなわち、本発明の回転工具は、回転軸を有する回転工具であって、長尺状の芯材と、該芯材とは異なる組成の表皮材で構成される複合繊維体の複数本を、工具の径方向にねじりながら回転軸方向に編込んで束ねたことを特徴とするものである。
また、本発明の他の回転工具は、回転軸を有する回転工具であって、長尺状の芯材と、該芯材とは異なる組成の表皮材で構成される複合繊維体を、工具の回転軸方向に複数本集束するとともに、該回転軸方向に集束した集束繊維体を径方向に配置した複合繊維体にて束ねたことを特徴とするものである。
ここで、前記径方向に配置した複合繊維体と前記回転工具の軸方向とのなす角度が45°〜90°であることが、ねじり方向にかかる応力に対する強度が増すとともに、ドリル内部の組成が複雑になってドリル内部に衝撃やたわみに対抗する残留応力が発生し、回転工具の切刃部における耐欠損性および回転工具の抗折強度を高める点で望ましい。
また、前記複合繊維体が一本の長尺状の芯材の外周を表皮材で被覆した単芯繊維体が複数本集束された多芯繊維体からなることが、ねじり方向にかかる応力に対する強度が増すとともに、衝撃やたわみに対抗する残留応力を増して、より回転工具の耐欠損性および抗折強度を高める点で望ましい。
上記本発明の回転工具によれば、長尺状の芯材の外周を前記芯材とは異なる表皮材にて被覆してなる複合繊維体を、軸方向に複数本配置するとともに、軸方向の繊維体自体あるいは別の繊維体を径方向にも配置して、軸方向の繊維体を径方向にもかしめることによって、回転工具の耐摩耗性および耐折損性をともに高めることができるとともに、ねじり方向の応力に対する強度を増すことができるため、耐折損性および耐欠損性を向上させることができる。
本発明の回転工具についてその好適例であるツイストドリルの一例について、概略側面図を示す図1を基に説明する。
図1によれば、ツイストドリル(以下、単にドリルと略す。)1は、全体が略円柱状をなし、その先端にチゼル形状の切刃部2を形成した形状からなる。また、ドリル1は図2に示すような、高硬度、高強度の芯材4の外周を、芯材4とは異なる組成からなる表皮材5にて被覆した(a)シングルフィラメント構造、または(b)マルチフィラメント構造の複合繊維体6が複数本ドリル1の径方向にねじりながら回転軸方向に編込んで束ねられており、この構造によって、ドリル1の強度を高めることができ、かつクラックの進展を抑制してドリル1が根元から破壊することを防止することができることから、優れた耐摩耗性と耐折損性を併せ持つ工具寿命の長いドリル1となる。また、複合繊維体6の複数本を複雑な構造に集束させることにより、ドリル1の強度の向上やクラックを偏向してクラックの進展を抑制する作用が働き、ドリル1全体としての耐折損性を飛躍的に高めることができる。さらに、複合繊維体6同士が複雑に絡み合った構造からなるために、構造体内に複雑な応力分布が発生する結果、ドリル1のヤング率が向上するため、安定した穴位置精度を発揮することができる。
ここで、複合繊維体6としては、図2に示すように、(a)1本の芯材4の外周を被覆材5にて被覆した単芯繊維体6s、または(b)単芯繊維体6sを複数本集束した多芯繊維体6mのいずれも適応可能であるが、本発明によれば、多芯繊維体6mとすることがドリル1の強度を高めることができる点で望ましい。
さらに、本発明によれば、図1に示されるように、複合繊維体6の複数本を、ドリル1の径方向Lにねじりながら回転軸L方向に編込んで束ねた構造からなり、これによって、ドリル1のねじり方向にかかる応力に対する強度が増すとともに、ドリル内部の組成が複雑になってドリル内部に衝撃やたわみに対抗する残留応力が発生し、回転工具の切刃部2における耐欠損性および回転工具の抗折強度を高めることができる。
また、本発明によれば、図3、4の本発明の他の実施態様に示すように、軸方向Lに配置した複数本の複合繊維体6aをドリル7の径方向Lに配置した複合繊維体6bにて束ねた構造となっており、これによって、ドリル1のねじり方向にかかる応力に対する強度が増し、切刃部2の耐欠損性およびドリル1の抗折強度を向上させることができる。さらに、ドリル内部の組成が複雑に構成されるため、ドリル内部に残留応力が発生し、ドリル1の強度を増す効果もある。
なお、本発明によれば、軸方向に配置する複合繊維体6aの軸方向Lとのなす角度は0〜10°、特に0〜5°、さらには0〜3°の範囲内とすることがドリル1の抗折強度の低下を防ぐことができる点で望ましい。
さらに、図4のドリル7の(a)縦(L方向)断面図、(b)横(L方向)断面図に示すが、図4(b)に示すように、径方向に配置する複合繊維体6bの軸方向Lとのなす角度αを45〜90°、特に60〜90°、さらには80〜90°、さらにまた85〜90°(ほぼ平行)の範囲内とすることがドリル1のねじり方向に対する強度を高め、抗折強度と耐欠損性を向上させることができる点で望ましい。なお、図4(b)ではα=90°をなしている。
また、例えば、一般的なドリル径1.0〜5.0mm、切刃部+フルート部の合計長さ15〜75mmの金属加工用小径ドリルにおいて、ドリル1の横断面で見たときに複合繊維体単芯の平均直径10〜100μm、特に20〜50μmからなることがドリル全体における強度と硬度を保持させる点で望ましい。
本発明におけるドリル1は、芯材4と表皮材5の材質の選択により熱膨張係数の差から芯材4と表皮材5間に残留応力を生じさせることが可能であり、ドリル1の耐折損性を向上させることができる。芯材4−表皮材5の材質としては、ハイス鋼などの金属、超硬合金、サーメット、セラミック、ダイヤモンド、cBN等が挙げられ、中でも、ドリル1の耐摩耗性および耐折損性、穴位置精度、焼成等の製造の容易性、コスト等を勘案すると、芯材4および表皮材5共にWCを主成分とする硬質相と、CoやNi等の鉄族金属の結合相を有するWC基超硬合金とすることが望ましい。また、硬質相としてはWC以外にW以外の周期律表4a,5a,6a族金属の炭化物、窒化物または炭窒化物の少なくとも1種である、いわゆるβ相が分散していても良い。また、本発明によれば、ドリル1の耐摩耗性および耐折損性のバランスを考えると、芯材4が表皮材5よりも靭性が高く、かつ表皮材5が芯材4よりも硬度が高い材料からなることが望ましい。さらに、WC基超硬合金を表皮材5に用いることにより加工時に発生した熱を効率的に逃がす効果もある。
ここで、表皮材5を構成するWC基超硬合金としては、硬度が高く、耐摩耗性の優れているWC粒子の平均粒径が1μm未満と微細な超微粒超硬合金を用いることがより耐摩耗性の優れたドリル1を作製できるため望ましい。
また、本発明によれば、切刃部2の耐摩耗性をさらに高めるために、少なくとも切刃部2に、周期律表4a,5a,6a族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物、Al、ZrO、BN、DLC等の硬質被覆膜を少なくとも1層形成することもできる。
(製造方法)
次に、本発明のドリルを製造する方法の一例について、図5の模式図をもとに説明する。
まず、芯材4用の原料として、例えば平均粒径0.01〜10μmの芯材4を形成する粉末に、パラフィンワックス、ポリスチレン、ポリエチレン、エチレン‐エチルアクリレート、エチレン‐ビニルアセテート、ポリブチルメタクリレート、ポリエチレングリコールおよびジブチルフタレート等の有機バインダ、可塑剤および溶剤を添加して混錬して作成した芯材用混合物をプレス成形または鋳込み成形等の成形法により円柱形状に成形した芯材用成形体8を作製する。ここで、後述する共押出成形によって均質な複合成形体12を得るためには、前記有機バインダの添加量を50〜200体積部、特に70〜150体積部とすることが望ましい。
一方、上述した表皮材5をなす原料粉末を前述したバインダとともに混錬してプレス成形、押出成形または鋳込み成形等の成形方法により半割り形状を有する表皮材用成形体9を作製し、芯材用成形体8の周囲を覆うようにして成形体10を作製する(図5(a)〜(c)参照)。
なお、成形体10を作製する際、中空状の表皮材用成形体(図示せず。)に芯材用成形体8を挿入する方法を用いることもできる。
そして、上記成形体10を押出機15内に入れて押出成形することにより芯材用成形体8の周囲に表皮材用成形体9が被覆された複合繊維成形体11を作製する(図5(d)参照)。さらに、所望により、複合繊維成形体11を複数本集束して再度押出し成形することにより、集束繊維成形体12を作製する(図5(e)参照)。
次に、作成した複合繊維成形体11または集束繊維成形体12を編込みながら束ねてゆくか、または複数本集束した軸方向の複合繊維体6aに対して、他の複合繊維体6bを用いて径方向Lに縫いこみながら複合繊維体6aを束ねてゆくことによって、ドリルまたはエンドミル形状の基となる棒状の複合成形体13を作製する(図5(f)参照)。なお、複合成形体13は、所望により金型17内に配置して加熱プレス成形するか、または冷完成水圧プレス(CIP)を施し、繊維間を強固に結合させておくことが望ましい(図5(g)参照)。
次に、上記複合成形体12を300〜700℃で10〜200時間昇温または保持する脱バインダ処理した後、さらに所定の条件にて焼成を行う。焼成については通常の無加圧焼成であってもよいが、ホットプレスやHIP焼成、超高圧焼成を用いてもよい。
そして、上記工程にて得られた焼結体に対し、所望により外周研磨を施した後、繊維体の配置を勘案しつつ、上記複合成形体12の先端に切刃を、および周面にフルートを研削によって形成して表皮材5からなる切刃部2を形成することにより本発明のドリル1を作製することができる(図5(h)参照)。
なお、図1乃至3については、ドリル1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エンドミル等の他の回転工具であってもよく、上述したドリル同様の耐折損性、耐欠損性および耐摩耗性を向上させることができる。
原料粉末として、WC粉末(平均粒径0.3μm)、Co粉末(平均粒径0.6μm)、VC粉末(平均粒径1.0μm)、Cr粉末(平均粒径1.2μm)を用意し、これら原料粉末を表1に示す配合組成に配合し、湿式ボールミルで72時間混合した。さらに、所定量の有機バインダとして、ポリビニルアルコール、セルロース、ポリエチレングリコールを用い、潤滑剤、分散剤を上記混合粉末に対して100体積部添加して混練機で混練して2種の混練物を作製した。
Figure 2005074532
次に、図3に示した方法により外径22mmの中空状の表皮材用成形体と直径18mmの芯材用成形体をそれぞれ成形した後芯材用成形体の外周に表皮材用成形体を被覆した配置として、共押出成形し単芯成形体を作製した。さらにこの単芯成形体を250本束ねて再度共押出成形して多芯成形体も作製した。
そして、上記単芯成形体または多芯成形体を編込みながら束ねてゆくか、または複数本集束した軸方向の複合繊維体に対して他の複合繊維体を用いて径方向L2に縫込みながら複合繊維体を束ねてゆくことによって、図1または図2に示すような構成からなる棒状の複合成形体を作製し、この複合成形体を丸棒状の金型内に載置して150℃に加熱した状態で再度成形した。
上記複合成形体を500℃で50時間脱バインダ処理を行った後、真空中、1400℃で1時間焼成し、引き続いてAr雰囲気中、温度:1340℃、圧力:100MPa、保持時間:1時間の条件でHIP処理を施し、外周加工を施して直径が3.5mm、全長40mmの円柱形状の複合構造体を作製した。
さらに、上記複合構造体の外周に径方向に配置された複合繊維体の位置を確認しながら先端から側面に切刃部およびフルート部を加工によって形成して(切刃部+フルート部)の長さ9.0mmの外径2.0mmφの表1に示される試料No.1〜3のドリルを作製した。
得られたドリルを用いて、厚さ2.0mmのSCM440板に対し、下記の条件で孔あけ加工を行い、ドリルが折損するまでに加工できた加工数および基板上面の穴位置に対する基板下面の穴位置のずれを穴位置精度として竹内製作所製ピクセルを用いて測定した。結果は表2に示した。
加工条件
主軸回転数:3krpm
送り:0.04m/ref.
基板:SCM440板 厚み2mm
(比較例1)
実施例1と同様に、図3に示した方法により外径20mmの芯成形体の周囲に厚さ1mmの半割り形状の表皮材用成形体を配置して、共押出成形し単芯成形体を作製し、この単芯繊維体250本を束ねて再度共押出成形したものを実施例と同様に焼成、加工して繊維体の向きが軸方向のみからなるドリルを作製した(試料No.4,5)。得られたドリルを実施例と同様に穴あけ試験を行った。結果は表2に示した。
(比較例2)
実施例の芯材の組成に有機バインダを加えた後、金型成形を行って均一な組成からなる成形体を作製する以外は実施例と全く同様にドリルを作製した(試料No.6)。また、得られたドリルで実施例と同様に穴あけ試験を行った。結果は表2に示した。
Figure 2005074532
表2の結果から明らかなように、多芯繊維体を編込んだ試料No.1および単芯繊維体3本を編込んだ試料No.2では、実使用上十分な加工数10000個以上まで折損することなく良好な加工ができ、かつ穴位置精度も優れていた。また、軸方向の多芯繊維体を径方向の多芯繊維体で束ねた長尺方向にねじれた構造をもつサンプル3については11000個まで加工が可能であった。
これに対して、比較例1である試料No.4,5では、それぞれ加工数5000個、8000個まで加工した時点でドリルのチャック部から折損が発生した。また、刃先に微小な欠損が発生したため、穴位置精度が悪くなってしまった。また、比較例2である試料No.6では、加工数2000個を加工した時点でドリルのチャック部から折損が発生した。
本発明の回転工具の好適例であるドリルの一例についての概略側面図である。 本発明の回転工具を構成する複合繊維体について、(a)単芯繊維体、(b)多芯繊維体の概略斜視図である。 本発明の回転工具の好適例であるドリルの他の実施態様を示す概略側面図である。 図3のドリルについて、(a)縦(L方向)断面図、(b)横(L方向)断面図である。 (a)〜(h)は本発明の回転工具の製造方法について、図1のドリルの製造方法を説明するための工程図である。
符号の説明
1 ツイストドリル(ドリル)
2 切刃部
3 複合構造体
4 芯材
5 表皮材
6 複合繊維体
6a 軸方向の複合繊維体
6b 径方向の複合繊維体
6s 単芯複合繊維体
6m 多芯複合繊維体
8 芯材用成形体
9 表皮材用成形体
10 成形体
11 複合繊維成形体
12 複合成形体
13 複合成形体(編込み構造)
15 押出成形機
17 金型
回転工具の軸方向
回転工具の径方向

Claims (4)

  1. 回転軸を有する回転工具であって、長尺状の芯材と、該芯材とは異なる組成の表皮材で構成される複合繊維体の複数本を、工具の径方向にねじりながら回転軸方向に編込んで束ねたことを特徴とする回転工具。
  2. 回転軸を有する回転工具であって、長尺状の芯材と、該芯材とは異なる組成の表皮材で構成される複合繊維体を、工具の回転軸方向に複数本集束するとともに、該回転軸方向に集束した集束繊維体を径方向に配置した複合繊維体にて束ねたことを特徴とする回転工具。
  3. 前記径方向に配置した複合繊維体と前記回転工具の軸方向とのなす角度が45°〜90°であることを特徴とする請求項2記載の回転工具。
  4. 前記複合繊維体が、一本の長尺状の芯材の外周を表皮材で被覆した単芯繊維体が複数本集束された多芯繊維体からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の回転工具。
JP2003304794A 2003-08-28 2003-08-28 回転工具 Pending JP2005074532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304794A JP2005074532A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 回転工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304794A JP2005074532A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 回転工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005074532A true JP2005074532A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34408385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003304794A Pending JP2005074532A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 回転工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005074532A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012514503A (ja) * 2009-01-12 2012-06-28 ザ ジレット カンパニー 等方圧加圧を使用する、刃先上の薄く均一なコーティングの形成
JP2012514504A (ja) * 2009-01-12 2012-06-28 ザ ジレット カンパニー 等方圧加圧を使用する、刃先上の薄く均一なコーティングの形成
CN109604663A (zh) * 2019-01-09 2019-04-12 成都飞机工业(集团)有限责任公司 一种碳纤维夹芯-铝合金层叠材料高精孔加工方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08176721A (ja) * 1994-12-28 1996-07-09 Tokyo Seiko Co Ltd 高靭化超硬合金
JPH09277177A (ja) * 1996-04-15 1997-10-28 Jiibetsuku Internatl Corp:Kk 回転工具
JP2000024814A (ja) * 1998-07-07 2000-01-25 Hitachi Metals Ltd 複合ドリル
JP2003238275A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Kyocera Corp 複合構造体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08176721A (ja) * 1994-12-28 1996-07-09 Tokyo Seiko Co Ltd 高靭化超硬合金
JPH09277177A (ja) * 1996-04-15 1997-10-28 Jiibetsuku Internatl Corp:Kk 回転工具
JP2000024814A (ja) * 1998-07-07 2000-01-25 Hitachi Metals Ltd 複合ドリル
JP2003238275A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Kyocera Corp 複合構造体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012514503A (ja) * 2009-01-12 2012-06-28 ザ ジレット カンパニー 等方圧加圧を使用する、刃先上の薄く均一なコーティングの形成
JP2012514504A (ja) * 2009-01-12 2012-06-28 ザ ジレット カンパニー 等方圧加圧を使用する、刃先上の薄く均一なコーティングの形成
US11465307B2 (en) 2009-01-12 2022-10-11 The Gillette Company Llc Formation of thin uniform coatings on blade edges using isostatic press
CN109604663A (zh) * 2019-01-09 2019-04-12 成都飞机工业(集团)有限责任公司 一种碳纤维夹芯-铝合金层叠材料高精孔加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4912552B2 (ja) 複合回転切削工具
US9844814B2 (en) Superhard tool tip, method for making same and tool comprising same
JP5288309B2 (ja) 冷却体流路を有する複合物品および工具製造方法
EP2582478B1 (en) Cutter element of a ball nose end mill and method for making same
US5154549A (en) Throw-away tipped drill bit
TWI323202B (en) Machine reamer
JP2005511890A (ja) 動的環境中での衝撃損傷軽減および耐摩耗用の整列複合構造体
JP2005074532A (ja) 回転工具
JP2004358580A (ja) 切削工具およびその製造方法
JP4061247B2 (ja) ドリルおよびエンドミル
JP3847192B2 (ja) ドリルおよびその製造方法
JP4439240B2 (ja) 複合構造体の製造方法
JP4061222B2 (ja) 切削工具
JPS61152308A (ja) 硬質焼結体小径ドリル
JPH06226522A (ja) エンドミル
JP5241123B2 (ja) スローアウェイチップ
JP2005281759A (ja) 超高圧焼結構造体、超高圧複合焼結構造体およびその製造方法、並びに切削工具
JP5743868B2 (ja) 切削工具
JP2002192405A (ja) 切削工具
JP4309777B2 (ja) 切削工具
JP3847177B2 (ja) ドリルおよびその製造方法
JP2020157430A (ja) スパイラル油穴付き超硬合金製ドリル
JP2004204258A (ja) 複合硬質焼結体およびこれを用いた複合部材、切削工具
JP2001232512A (ja) 深溝切削加工でスローアウエイチップがすぐれた耐欠損性を発揮するスローアウェイエンドミル工具
JP2004283950A (ja) 切削工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060518

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081016

A521 Written amendment

Effective date: 20081212

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100105

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100610