JP2005074159A - 消防ポンプ車載ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 安全かつ迅速に消防ポンプを降ろせ、降ろした消防ポンプをそのまま台車で狭い路地等を移動でき、機動性に優れ低価格な消防ポンプ車載ユニットを提供する。
【解決手段】 消防ポンプ車載ユニット1は、消防ポンプ2が固定された2つの車輪11付きの台車3を消防ポンプ搬送車4の後部積載部4aに堅固に固定し、後部積載部4aに左右1対のベースガイドレール6が溶接され、その内側にはベースガイドレール6に対して前後方向にスライド可能にスライドフレーム7が取付けられ、その上には消防ポンプ2を固定した台車3をスライドフレーム7に対して前後方向にスライドさせ、さらに上下方向に昇降させる昇降板13及び昇降ベースを中心として構成された昇降ユニットを取付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軽トラック、1トントラック等の車輌を赤色に塗装して消防車として用いる際等に、エンジン付き消防ポンプを確実に固定して載せることができ、かつ火災現場に到着したら迅速・安全・確実に消防車から台車ごと地面に降ろすことができ、そのまま消防水利と火災現場に近い場所まで台車で移動させることができる消防ポンプ車載ユニットに関するものである。
従来、消防ポンプは消火の際の小回り性を考慮して、消防ポンプにエンジンを備えて単独でもポンプとして作用することが可能に構成され、このエンジン付き消防ポンプが消防車に積み降ろし可能に搭載される方式がある。この方式においては、火災現場が消防車が接近できないような狭い場所であるときには、エンジン付き消防ポンプを消防車から降ろして火災現場近くまで搬送して消火活動が行えるという利点がある。しかし、このような搬送式消防ポンプにおいては、例え小型のものであってもエンジンを備えて重量が重くなるため、複数の消防士が取っ手を持って消防ポンプを降ろさなければならないが、かかる重量物を緊急時に安全かつ迅速に取扱うのは容易なことではない。
そこで、特許文献1に記載された発明においては、車両の荷台の所定の場所に設置される固定台と、ロック・解除装置を備えて消防ポンプが着脱可能に載せられるポンプ載せ台と、油圧シリンダを備えた平行四辺形リンク機構の構造で固定台の側方に一体的に立設され、消防ポンプを載せたポンプ載せ台が片持ちで吊り下げられる油圧式リンク機構と、この油圧式リンク機構をボタン1つで上下動させられる電動モータ付き油圧ユニットとを備えている。これによって、安全かつ迅速にエンジン付き消防ポンプを車両から地上へ降ろすことができ、解除装置でロックを解除することでポンプ載せ台から消防ポンプを外して複数の消防士が狭い路地等を搬送して火災現場近くまで運ぶことができる。
特開平7−289655号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来技術においては、装置が非常に高価になってしまうという問題点があった。このため、町村や地区の消防団にはとてもかかる高価な装置を搭載した車両を備えることができず、道が狭くて都市部よりもかかる搬送式消防ポンプの必要性の高い田舎の町村において、取扱い易い消防ポンプ車載ユニットが得られなかった。さらに、上記特許文献1に記載された従来技術においても、ポンプ載せ台から消防ポンプを外して複数の消防士が人力で火災現場近くまで搬送しなければならず、機動性に欠けるという欠点もあった。
そこで、本発明は、安全かつ迅速に消防ポンプを降ろすことができるとともに、降ろした消防ポンプをそのまま台車で狭い路地等を移動することができる、機動性に優れかつ低価格の消防ポンプ車載ユニットを提供することを課題とするものである。
請求項1の発明にかかる消防ポンプ車載ユニットは、消防ポンプ搬送車の後部積載部に取付けられる前後方向に伸びるベースガイド部材と、該ベースガイド部材に前後方向にスライド可能に嵌合するスライド部材と、該スライド部材に前後方向にスライド可能に嵌合する昇降ユニットと、該昇降ユニットの昇降ベースに載置された消防ポンプが固定された車輪付きの台車と、前記スライド部材を前記ベースガイド部材に対してスライド不能に固定する第1のロック機構と、前記昇降ユニットを前記スライド部材に対してスライド不能に固定する第2のロック機構と、前記台車を前記昇降ベースに対して移動不能に固定する第3のロック機構と、前記スライド部材を前記ベースガイド部材に対して後方向にスライドさせたとき所定位置で前記スライド部材を停止させるとともに前記第1のロック機構によって前記ベースガイド部材に対して固定する第1のストッパーと、前記昇降ユニットを前記スライド部材に対して後方向にスライドさせたとき所定位置で前記昇降ユニットを停止させるとともに前記第2のロック機構によって前記スライド部材に対して固定する第2のストッパーと、前記スライド部材及び前記昇降ユニットを後方向に停止するまでスライドさせた状態で、前記台車の前記車輪が地面に着くまで前記昇降ベースを手動で下降させ、消火活動が終了したときは、再び前記台車を前記昇降ベースに載せて前記昇降ベースを手動で最初の位置まで上昇させる手動油圧ユニットとを具備するものである。
請求項2の発明にかかる消防ポンプ車載ユニットは、請求項1の構成において、前記台車は左右に1個ずつの車輪が設けられ、前端下部と後端下部に転倒防止用ストッパーが設けられた2輪型のものである。
請求項3の発明にかかる消防ポンプ車載ユニットは、請求項1または請求項2の構成において、前記第1のロック機構及び前記第2のロック機構は前記消防ポンプ搬送車の後部の外部からロックを解除して前記スライド部材を前記ベースガイド部材に対してスライド可能に、前記昇降ユニットを前記スライド部材に対してスライド可能にできるものである。
請求項4の発明にかかる消防ポンプ車載ユニットは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記台車のハンドルはほぼ中央で2つに分離しており、それぞれの下端は水平方向に回転可能に前記台車に取付けられており、前記台車が前記消防ポンプ搬送車の後部積載部に積載されているときは前記ハンドルは左右に分かれて前記消防ポンプの両側面に接して収納され、前記台車が地面に降ろされたときは前記ハンドルは左右がそれぞれ逆回りに水平に回転させられて、前記台車に固定された前記消防ポンプを搬送する定位置で回転不能に固定されるものである。
請求項1の発明にかかる消防ポンプ車載ユニットにおいては、消防ポンプ搬送車の後部積載部に溶接等によって強固に取付けられたベースガイド部材に前後方向にスライド可能にスライド部材が嵌合しているが、第1のロック機構によって固定されているのでスライド部材はスライドできない。同様に、スライド部材には前後方向にスライド可能に昇降ユニットが嵌合しているが、第2のロック機構によって固定されているので昇降ユニットはスライドできない。昇降ユニットの昇降ベースには消防ポンプが固定された車輪付きの台車が載置され、第3のロック機構によって昇降ベースに固定されている。したがって、消防ポンプが固定された車輪付きの台車は、消防ポンプ搬送車が火災現場に急行するために高速で走行して激しく揺れても、ずれたり外れたりすることなく堅固に載置されている。
消防ポンプ搬送車がそれ以上火災現場に接近できない場所まで来たら、消防ポンプ搬送車を停車させ、第1のロック機構を解除してスライド部材をベースガイド部材に対して後方向にスライドさせる。すると、第1のストッパーによってスライド部材が所定位置までスライドして停止するとともに、再び第1のロック機構によって固定される。続いて、第2のロック機構を解除して、昇降ユニットをスライド部材に対して後方向にスライドさせると、第2のストッパーによって昇降ユニットが所定位置までスライドして停止するとともに、再び第2のロック機構によって固定される。
これによって、昇降ユニットの昇降ベースは、消防ポンプ搬送車の後端から大きく外部へ突き出た状態になるので、手動油圧ユニットを操作して昇降ベースを下降させ、消防ポンプが固定された台車の車輪が地面に着くまで降ろす。そして、第3のロック機構を解除して台車を昇降ベースから降ろして、消防士が台車のハンドルを持って狭い通路を台車を押してまたは引いて、火災現場近くまで重い消防ポンプを楽に搬送することができる。
消火活動が終了したら、再び消防士が台車のハンドルを持って移動させて消防ポンプ搬送車まで戻り、台車を昇降ベースに載置して第3のロック機構で固定し、手動油圧ユニットを操作して昇降ベースを元の高さまで上昇させる。
後は、台車を降ろしたときと逆の手順で、第2のロック機構を解除して昇降ユニットをスライド部材に対して前方向にスライドさせ、元の位置まで戻して第2のロック機構で固定し、さらに第1のロック機構を解除してスライド部材をベースガイド部材に対して前方向にスライドさせ、元の位置まで戻して第1のロック機構で固定する。これで、最初のロックされた状態に戻ったので、消防ポンプ搬送車を走らせることができる。
このように、本発明にかかる消防ポンプ車載ユニットは、単純な2段階のスライド構造と昇降機構と手動油圧ユニットによって構成されているので、低価格で製造することができ、町村の消防団の消防車にも取付けることができる。また、消防ポンプが車輪付きの台車に固定されているので、複数の消防士が手で持って運ぶ必要がなく、一人でも楽に移動させることができて機動性に富んでいる。
このようにして、安全かつ迅速に消防ポンプを降ろすことができるとともに、降ろした消防ポンプをそのまま台車で狭い路地等を移動させることができる、機動性に優れかつ低価格の消防ポンプ車載ユニットとなる。
請求項2の発明にかかる消防ポンプ車載ユニットにおいては、消防ポンプを固定した台車が前端と後端に転倒防止用ストッパーが設けられた2輪型のものである。したがって、4輪や3輪の台車より回転性能に優れ、小回りがきき、狭い入り組んだ通り道しかない火災現場においても迅速に移動させることができる。また、台車のハンドルを離しても転倒防止用ストッパーが設けられているため、2輪でも転倒することなく前か後へ傾いた状態で安定する。
このようにして、安全かつ迅速に消防ポンプを降ろすことができるとともに、降ろした消防ポンプを固定した台車の取り回し性に優れ、狭い路地等も楽々と通行できる、より機動性に優れた消防ポンプ車載ユニットとなる。
請求項3の発明にかかる消防ポンプ車載ユニットは、第1のロック機構及び第2のロック機構は消防ポンプ搬送車の後部の外部からロックを解除できるものである。したがって、消防ポンプ搬送車の後部に消防士が乗っていなくても、火災現場で待ち構えている消防止が消防ポンプ搬送車が到着次第、外部から第1のロック機構及び第2のロック機構を解除して、スライド部材をベースガイド部材に対してスライドさせ、昇降ユニットをスライド部材に対してスライドさせ、昇降ベースを下降させて台車を地面まで降ろすことができる。このように、本発明にかかる消防ポンプ車載ユニットは、消防ポンプ搬送車の外部からでもスライド及び下降動作させることが容易にできるので、より迅速に消防ポンプ付き台車を降ろして消火活動に移ることができる。
このようにして、消防ポンプ搬送車の後部に消防士が乗っていなくても、より迅速に消防ポンプ付き台車を降ろして消火活動に移ることができる消防ポンプ車載ユニットとなる。
請求項4の発明にかかる消防ポンプ車載ユニットにおいては、消防ポンプを固定した台車のハンドルがほぼ中央で2つに分離しており、それぞれの下端は水平方向に回転可能に台車に取付けられている。そして、台車が消防ポンプ搬送車の後部積載部に積載されているときはハンドルは左右に分かれて消防ポンプの両側面に接して収納されるので、ハンドルが消防ポンプ搬送車の後部から外へ突き出したりすることもなく、コンパクトに収納される。また、台車が地面に降ろされたときはハンドルは左右がそれぞれ逆回りに水平に回転させられて、台車に固定された消防ポンプを搬送する定位置で回転不能に固定される。この固定の方法としては、2つに分離したハンドルのそれぞれの下端をねじで締め付けることによって回転不能にしても良いし、さらにハンドルの分離箇所を一体に接続するパイプ状の接続部材を用いても良い。
このようにして、消防ポンプ搬送車への積載時には台車のハンドルが場所を取らずコンパクトに収納でき、台車を降ろして動かすときには台車のハンドルが取り回しし易い位置と長さを有する消防ポンプ車載ユニットとなる。
以下、本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットについて、図1乃至図11を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットを車両に取付けた状態の全体構成を示す斜視図である。図2は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットの全体構成を示す平面図である。図3は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットの全体構成を示す側面図である。図4は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットが水平方向に最初の一段階スライドした状態の全体構成を示す平面図である。図5は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットが水平方向に最初の一段階スライドした状態の全体構成を示す側面図である。図6は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットが水平方向に第二段階のスライドをした状態の全体構成を示す平面図である。図7は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットが水平方向に第二段階のスライドをした状態の全体構成を示す側面図である。
図8は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットが消防ポンプを固定した台車を垂直方向に降ろした状態の全体構成を示す側面図である。図9は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットから分離した消防ポンプを固定した台車の全体構成を示す斜視図である。図10(a)は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットの第1のロック機構を外す方法を示す説明図、(b)は水平方向に第一段階のスライドをして第1のストッパーで止められるとともにロックされる工程を示す説明図である。図11(a)は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットの第2のロック機構を示す部分拡大図、(b)は水平方向に第一段階のスライドをしたときの第2のロック機構の移動を示す部分斜視図、(c)は水平方向に第ニ段階のスライドをして第2のストッパーで止められるとともにロックされる工程を示す説明図である。
図1に示されるように、本実施の形態の消防ポンプ車載ユニット1は、消防ポンプ2が固定された車輪11付きの台車3を消防ポンプ搬送車4の後部積載部4aに、消防ポンプ搬送車4が火災現場に急行するのに高速を出して揺れても外れることなく堅固に固定し、消防ポンプ搬送車4が目的地に着いたら直ちに、安全かつ迅速に消防ポンプ2が固定された車輪11付きの台車3を消防ポンプ搬送車4から降ろすためのものである。
この目的のために、消防ポンプ搬送車4の後部積載部4aに、3枚の平板12が間隔をおいて平行に溶接され、その上にほぼ直角にベースガイド部材としての左右1対のベースガイドレール6が溶接されており、ベースガイドレール6の後端は後部積載部4aの後端近傍に達している。その内側には、ベースガイドレール6に対して前後方向にスライド可能にスライド部材としてのスライドフレーム7が取付けられており、その上には消防ポンプ2を固定した台車3をスライドフレーム7に対して前後方向にスライドさせ、さらに上下方向に昇降させる昇降板13を中心として構成された昇降ユニットが取付けられている。
左右1対のベースガイドレール6の間には、1枚の平板が固定されてその上にスライドフレーム7の後方向へのスライドを停止させる第1のストッパー8が取付けられており、スライドフレーム7の左右1対のスライドレールの間には同様に1枚の平板が固定されており、その上に昇降ユニットの後方向へのスライドを停止させる左右1対の第2のストッパー9が取付けられている。
また、台車3の後端の左右端にはそれぞれハンドル取付けパイプ3aが溶接されており、各ハンドル取付けパイプ3aには貫通穴に雌ねじが切ってあり、この雌ねじにそれぞれハンドル固定ねじ3bが螺合している。これらのハンドル取付けパイプ3aに、通常の台車のハンドルを中央で切り離した形状のハンドル30の下端を嵌め込み、車載時には実線で示されるように消防ポンプ2の両側面に密着させるように回転させて、ハンドル固定ねじ3bで締め付けて収納状態とする。台車3を地面に降ろしたときには、ハンドル固定ねじ3bを弛めて想像線で示されるように台車3を押し引きできる位置まで回転させて、ハンドル固定ねじ3bで強固に締め付ける。
消防ポンプ搬送車4の後部積載部4aには、消防士が楽に乗り降りできるようにステップ5が付けられている。したがって、本実施の形態の昇降ユニットは、このステップ5に昇降部分が当らないように、大きく外へ飛び出させる必要がある。
次に、本実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニット1のより詳細な構造について、図2の元位置の平面図を参照して説明する。図2に示されるように、左右1対のベースガイドレール6内には、スライドフレーム7に回転自在に取付けられた合計8個のベアリング構造の車輪20が懸架されており、これらのベアリング構造の車輪20が回転することによって、スライドフレーム7は左右1対のベースガイドレール6に対して滑らかにスライドする。同様に、スライドフレーム7の左右1対のスライドレール内には、昇降ユニット16に回転自在に取付けられた合計8個のベアリング構造の車輪21が懸架されており、これらのベアリング構造の車輪21が回転することによって、昇降ユニット16はスライドフレーム7に対して滑らかにスライドする。
消防ポンプ搬送車4の運転中にスライドフレーム7が左右1対のベースガイドレール6に対してスライドしないように固定するために、第1のロック機構14,14a,14b,14cが設けられている。即ち、一方のベースガイドレール6に回動自在に支持されたシャフト14aの一端がほぼ直角に折れ曲がって取っ手14が付けられており、シャフト14aには両端近傍の2箇所にL形のロック棒14bが一体に溶接されており、スライドフレーム7にはロック棒14bが嵌合する凹部を有する受け材14cが固定されている。さらに、シャフト14aは図示しないばねによって、ロック棒14bが受け材14cの凹部に嵌合する方向に回動するように付勢されている。
これによって、スライドフレーム7の受け材14cの凹部に奥の方のロック棒14bがばねの付勢力によって押し付けられて嵌合しているので、スライドフレーム7がベースガイドレール6に対してスライドしないように固定される。
同様にして、消防ポンプ搬送車4の運転中に昇降ユニット16がスライドフレーム7に対してスライドしないように固定するために、第2のロック機構15,15a,15b,15cが設けられている。即ち、反対側のスライドレールに回動自在に支持されたシャフト15aの一端がほぼ直角に折れ曲がって取っ手15が付けられており、シャフト15aには両端近傍の2箇所に直線形のロック棒15bが一体に溶接されており、昇降ユニット16にはロック棒15bが嵌合する凹部を有する受け材15cが固定されている。さらに、シャフト15aは図示しないばねによって、ロック棒15bが受け材15cの凹部に嵌合する方向に回動するように付勢されている。
これによって、昇降ユニット16の受け材15cの凹部に奥の方のロック棒15bがばねの付勢力によって押し付けられて嵌合しているので、昇降ユニット16がスライドフレーム7に対してスライドしないように固定される。
昇降ユニット16は、想像線で示される消防ポンプ2を固定した車輪11付き台車3を載置して、車輪11が地面に着くまで降りる昇降ベース22及び昇降板13と、その昇降機構23及び手動油圧ユニット17,18,19とからなる。即ち、昇降機構23内部の油圧シリンダに油を送り込んで昇降ベース22及び昇降板13を通常時の高さに保つ手動油圧ポンプ17と、左回りに緩めることによって昇降機構23内部の油圧シリンダ内の油を抜いて、消防ポンプ2を固定した車輪11付き台車3を載置した昇降ベース22及び昇降板13を自重で車輪11が地面に着くまで降下させる油圧開閉バルブ18と、油圧開閉バルブ18を右回りに締めて手動で往復運動させることによって、手動油圧ポンプ17を作動させて昇降機構23内部の油圧シリンダに油を送り込んで昇降ベース22及び昇降板13を上昇させる油圧ポンプ作動桿19である。
さらに、元位置の消防ポンプ車載ユニット1の構造について、図3の側面図を参照して説明する。図3に示されるように、ベースガイド部材としての1対のベースガイドレール6はその後端が消防ポンプ搬送車4の後部積載部4aの後端に略一致するように、3枚の平板12の上に溶接固定されている。ベースガイドレール6内にはスライド部材7をスライドさせるためのベアリング構造の車輪20が内蔵されており、スライド部材としてのスライドレール7内には昇降ユニット16を水平方向にスライドさせるためのベアリング構造の車輪21が内蔵されている。昇降機構23には図示しないチェーンとともに上下動するチェーンカバー24が上下にスライド可能に取付けられており、このチェーンが昇降板13内部のスプロケットと噛み合ってスムーズに昇降が行われる。
次に、消防ポンプ搬送車4が停車して、消防ポンプ2を固定した車輪11付き台車3を地上に降ろす操作の第1段階について、図4及び図5を参照して説明する。図4に示されるように、スライド部材7がその上に載った昇降ユニット16とともに、ベースガイドレール6に対して一定距離だけスライドしている。このスライド操作は、次のようにして行われる。まず、図2において、第1のロック機構14,14a,14b,14cの取っ手14を押し下げて、受け材14cの凹部に嵌合している奥の方のロック棒14bをばねの付勢力に抗して抜き出して、第1のロック機構を解除する。この状態で、スライド部材7を後部方向に引張りまたは押してベアリング構造の車輪20を転がすことによって、スライド部材7をベースガイドレール6に対してスライドさせる。
図4に示されるように、所定距離スライドすると、スライド部材7の中間付近に固定されている止め部材7aがベースガイドレール6に固定されている第1のストッパー8に当接して停止し、同時に第1のロック機構の取っ手14近傍のロック棒14bが、ばねの付勢力によって受け材14cの凹部に嵌合して、スライド部材7はベースガイドレール6に対して再びロックされる。側面から見ると、図5に示されるように、スライド部材7の後端がステップ5を越える位置までスライドしている。これによって、ステップ5が後方に突き出ていても、消防ポンプ2を固定した台車3を載置した昇降ベース22を車輪11が地面に着くまで降ろすことができる。
次に、操作の第2段階について、図6及び図7を参照して説明する。図6に示されるように、昇降ユニット16がその上に載った消防ポンプ2を固定した台車3とともにスライド部材7に対して大きくスライドしている。このスライド操作は、図4において、第2のロック機構15,15a,15b,15cの取っ手15を押し下げて、受け材15cの凹部に嵌合している奥の方のロック棒15bをばねの付勢力に抗して抜き出して、第2のロック機構を解除する。この状態で、昇降ユニット16を後部方向に引張りまたは押してベアリング構造の車輪21を転がすことによって、昇降ユニット16をスライド部材7に対してスライドさせる。
図6に示されるように、所定距離スライドすると、昇降ユニット16の後端に設けられている止め部材16aがスライド部材7に固定されている第2のストッパー9に当接して停止し、同時に第2のロック機構の取っ手15近傍のロック棒15bが、ばねの付勢力によって受け材15cの凹部に嵌合して、昇降ユニット16はスライド部材7に対して再びロックされる。側面から見ると、図7に示されるように、昇降板13及び昇降ベース22がステップ5を越える位置までスライドしている。これによって、ステップ5が後方に突き出ていても、消防ポンプ2を固定した台車3を載置した昇降ベース22を車輪11が地面Gに着くまで降ろすことができる。
次に、操作の第3段階について、図7及び図8を参照して説明する。図7に示されるように、昇降板13及び昇降ベース22がその上に載った消防ポンプ2を固定した台車3とともにスライド部材7に対して突出している。そこで、油圧開閉バルブ18をゆっくり左回りに緩めることによって昇降機構23内部の油圧シリンダ内の油を抜いて、消防ポンプ2を固定した車輪11付き台車3を載置した昇降ベース22及び昇降板13を自重で、図8に示されるように、車輪11が地面Gに着くまで降下させる。
操作の第4段階としては、図9に示されるように、台車3の1対のハンドル30を固定しているハンドル固定ねじ3bを緩めて、矢印で示されるようにそれぞれ回転させ、実線で示されるように台車3を取扱い易い位置として、ハンドル固定ねじ3bを再び強固に締め付けて固定する。そして、図1に示される第3のロック機構10を外して、台車3を昇降ベース22から降ろして、ハンドル30を持って消防ポンプ2を固定した台車3を火災現場まで押して行って、消火活動を行う。
このとき、台車3の車輪11が2輪であるため、4輪や3輪の台車より回転性能に優れ、小回りがきき、狭い入り組んだ通り道しかない火災現場においても迅速に移動させることができる。また、台車3のハンドル30を離しても前後に転倒防止用ストッパーが設けられているため、2輪でも転倒することなく前か後へ傾いた状態で安定する。そして、吸水口に吸水管を接続して、消火栓・川・池等の消防水利の中へ先端を入れ、消防ポンプ2のエンジンを動かすことによって真空ポンプを作動させ、消防水利から吸水を行う。そして、吐水口に消火ホースを接続して吐水バルブを開けて消火ホースを火炎に向けて放水する。
消火活動が終了したら、再び消防士が台車3のハンドル30を持って移動させて消防ポンプ搬送車4まで戻り、台車3を昇降ベース22に載置して第3のロック機構10で固定し、ハンドル30を収納位置まで回してから、手動油圧ユニットの油圧開閉バルブ18を右回りに締めて手動で油圧ポンプ作動桿19を往復運動させることによって、手動油圧ポンプ17を作動させて昇降ベース22を元の高さまで上昇させる。
後は、台車3を降ろしたときと逆の手順で、第2のロック機構15,15a,15b,15cを解除して昇降ユニット16をスライド部材7に対して前方向にスライドさせ、元の位置まで戻して第2のロック機構15,15a,15b,15cで固定し、さらに第1のロック機構14,14a,14b,14cを解除してスライド部材7をベースガイドレール6に対して前方向にスライドさせ、元の位置まで戻して第1のロック機構14,14a,14b,14cで固定する。これで、最初のロックされた状態に戻ったので、消防ポンプ搬送車4を走らせることができる。
ここで、第1のロック機構14,14a,14b,14cのより詳細な構造について、図10を参照して説明する。図10(a)に示されるように、第1のロック機構のシャフト14aの先端部分には、ばねとしてのコイルスプリング14eが設けられている。即ち、ベースガイドレール6にスプリング固定棒14dが溶接され、シャフト14aの先端近傍にはスプリング受け部材14fが溶接されており、これらのスプリング固定棒14dとスプリング受け部材14fの間にコイルスプリング14eが取付けられている。これによって、第1のロック機構はシャフト14aの両端近くに溶接された2個のL形のロック棒14bが、スライド部材7に溶接された凹部を有する受け材14cに嵌合する方向にシャフト14aが回動するように付勢されている。
前述したように、このコイルスプリング14eの付勢力に抗して、図10(a)に矢印で示されるように、取っ手14を押し下げてシャフト14aを回動させ、シャフト14aの先端近くのL形ロック棒14bを受け材14cの凹部から離した状態として、この状態を保ったままスライド部材7を手前側へ引けば、図10(b)に示されるようにベースガイドレール6に固定された第1のストッパー8にスライド部材7に固定された止め部材7aが当接するまで、スライド部材7がベースガイドレール6に対してスライドする。とともに、この位置で取っ手14を離すと、受け材14cに嵌合する方向にシャフト14aが回動して、取っ手14の近傍のL形ロック棒14bが受け材14cの凹部に嵌合して、スライド部材7がベースガイドレール6に対してロックされる。
次に、第2のロック機構15,15a,15b,15cのより詳細な構造について、図11を参照して説明する。図11(a)に示されるように、第2のロック機構のシャフト15aの先端部分には、ばねとしてのコイルスプリング15eが設けられている。即ち、スライド部材7にスプリング固定部材15fが溶接され、シャフト15aの先端近傍にはスプリング受け部材15dが溶接されており、これらのスプリング固定部材15fとスプリング受け部材15dの間にコイルスプリング15eが取付けられている。これによって、第2のロック機構はシャフト15aの両端近くに溶接された2個のロック棒15bが、昇降ユニット16にねじ止めされた凹部を有する受け材15cに嵌合する方向にシャフト15aが回動するように付勢されている。
図11(b)に示されるのは、スライド部材7がベースガイドレール6に対してスライドした状態で、ここでは第2のロック機構は平行移動するだけである。この状態から、コイルスプリング15eの付勢力に抗して、取っ手15を押し下げてシャフト15aを回動させ、シャフト15aの先端近くのロック棒15bを受け材15cの凹部から離した状態として、この状態を保ったまま昇降ユニット16を手前側へ引けば、図10(c)に示されるように、スライド部材7に固定された第2のストッパー9(図示せず)に昇降ユニット16の後端に設けられた止め部材16a(図示せず)が当接するまで、昇降ユニット16がスライド部材7に対して大きくスライドする。とともに、この位置で取っ手15を離すと、受け材15cに嵌合する方向にシャフト15aが回動して、取っ手15の近傍のロック棒15bが受け材15cの凹部に嵌合して、昇降ユニット16がスライド部材7に対してロックされる。
以上説明したように、本実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニット1においては、単純な2段階のスライド構造と昇降機構と手動油圧ユニットによって構成されているので、低価格で製造することができ、町村の消防団の消防車にも取付けることができる。また、消防ポンプが車輪付きの台車に固定されているので、複数の消防士が手で持って運ぶ必要がなく、一人でも楽に移動させることができて機動性に富んだものとなる。
なお、本実施の形態においては、台車3のハンドル30を2つに分割して回転させることによってコンパクトに収納する方式としたが、通常の一繋がりのハンドルを用いて、消防ポンプ搬送車4に載せるときには1対のハンドル固定ねじ3bを緩めてハンドル取付けパイプ3aから引き抜き、消防ポンプ搬送車4の空いたスペースに載せておき、台車3を降ろしたときには、一繋がりのハンドルをハンドル取付けパイプ3aに嵌め込んでハンドル固定ねじ3bを強固に締めて固定して、台車3を操作する方式としても良い。
さらに、通常の一繋がりのハンドルを用いて、台車3を消防ポンプ搬送車4に載せるときにはハンドルを消防ポンプ2側に折り畳める方式とすれば、より機動性に優れたものとなる。
また、本実施の形態においては、消防ポンプ車載ユニット1を軽トラック型の屋根のない消防ポンプ搬送車4に取付けた場合について説明したが、屋根のあるトラック型の消防ポンプ搬送車に取付けることも可能である。
消防ポンプ車載ユニットのその他の部分の構成、形状、数量、材質、大きさ、接続関係等についても、本実施の形態に限定されるものではない。
図1は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットを車両に取付けた状態の全体構成を示す斜視図である。 図2は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットの全体構成を示す平面図である。 図3は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットの全体構成を示す側面図である。 図4は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットが水平方向に最初の一段階スライドした状態の全体構成を示す平面図である。 図5は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットが水平方向に最初の一段階スライドした状態の全体構成を示す側面図である。 図6は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットが水平方向に第二段階のスライドをした状態の全体構成を示す平面図である。 図7は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットが水平方向に第二段階のスライドをした状態の全体構成を示す側面図である。 図8は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットが消防ポンプを固定した台車を垂直方向に降ろした状態の全体構成を示す側面図である。 図9は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットから分離した消防ポンプを固定した台車の全体構成を示す斜視図である。 図10(a)は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットの第1のロック機構を外す方法を示す説明図、(b)は水平方向に第一段階のスライドをして第1のストッパーで止められるとともにロックされる工程を示す説明図である。 図11(a)は本発明の実施の形態にかかる消防ポンプ車載ユニットの第2のロック機構を示す部分拡大図、(b)は水平方向に第一段階のスライドをしたときの第2のロック機構の移動を示す部分斜視図、(c)は水平方向に第ニ段階のスライドをして第2のストッパーで止められるとともにロックされる工程を示す説明図である。
符号の説明
1 消防ポンプ車載ユニット
2 消防ポンプ
3 台車
4 消防ポンプ搬送車
6 ベースガイド部材
7 スライド部材
8 第1のストッパー
9 第2のストッパー
10 第3のロック機構
14,14a,14b,14c 第1のロック機構
15,15a,15b,15c 第2のロック機構
16 昇降ユニット
17,18,19 手動油圧ユニット
22 昇降ベース

Claims (4)

  1. 消防ポンプ搬送車の後部積載部に取付けられる前後方向に伸びるベースガイド部材と、
    該ベースガイド部材に前後方向にスライド可能に嵌合するスライド部材と、
    該スライド部材に前後方向にスライド可能に嵌合する昇降ユニットと、
    該昇降ユニットの昇降ベースに載置された消防ポンプが固定された車輪付きの台車と、
    前記スライド部材を前記ベースガイド部材に対してスライド不能に固定する第1のロック機構と、
    前記昇降ユニットを前記スライド部材に対してスライド不能に固定する第2のロック機構と、
    前記台車を前記昇降ベースに対して移動不能に固定する第3のロック機構と、
    前記スライド部材を前記ベースガイド部材に対して後方向にスライドさせたとき所定位置で前記スライド部材を停止させるとともに前記第1のロック機構によって前記ベースガイド部材に対して固定する第1のストッパーと、
    前記昇降ユニットを前記スライド部材に対して後方向にスライドさせたとき所定位置で前記昇降ユニットを停止させるとともに前記第2のロック機構によって前記スライド部材に対して固定する第2のストッパーと、
    前記スライド部材及び前記昇降ユニットを後方向に停止するまでスライドさせた状態で、前記台車の前記車輪が地面に着くまで前記昇降ベースを手動で下降させ、消火活動が終了したときは、再び前記台車を前記昇降ベースに載せて前記昇降ベースを手動で最初の位置まで上昇させる手動油圧ユニットと
    を具備することを特徴とする消防ポンプ車載ユニット。
  2. 前記台車は左右に1個ずつの車輪が設けられ、前端下部と後端下部に転倒防止用ストッパーが設けられた2輪型のものであることを特徴とする請求項1に記載の消防ポンプ車載ユニット。
  3. 前記第1のロック機構及び前記第2のロック機構は前記消防ポンプ搬送車の後部の外部からロックを解除して前記スライド部材を前記ベースガイド部材に対してスライド可能に、前記昇降ユニットを前記スライド部材に対してスライド可能にできることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の消防ポンプ車載ユニット。
  4. 前記台車のハンドルはほぼ中央で2つに分離しており、それぞれの下端は水平方向に回転可能に前記台車に取付けられており、前記台車が前記消防ポンプ搬送車の後部積載部に積載されているときは前記ハンドルは左右に分かれて前記消防ポンプの両側面に接して収納され、前記台車が地面に降ろされたときは前記ハンドルは左右がそれぞれ逆回りに水平に回転させられて、前記台車に固定された前記消防ポンプを搬送する定位置で回転不能に固定されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の消防ポンプ車載ユニット。
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