JP2005073293A - データ処理装置及びデータ処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ないメモリ容量で効率よく画像を記録できるデータ処理装置とデータ処理方法を提供する。
【解決手段】画像入出力部15から供給された画像データを内部記憶装置70や外部記憶装置に記録させる。また、メモリ部50には、画像入力部から供給された画像データを処理するデータ処理部とメモリを設けて、データ処理部で処理された画像データをメモリに記憶させる。画像入力部から供給された画像データが記憶装置に記録されるので、画像を高画質で鮮明に速やかに記録できる。メモリにはデータ量削減後の画像データが記憶されるので、少ないメモリ容量で効率よく画像を記憶できる。
【選択図】 図1
【解決手段】画像入出力部15から供給された画像データを内部記憶装置70や外部記憶装置に記録させる。また、メモリ部50には、画像入力部から供給された画像データを処理するデータ処理部とメモリを設けて、データ処理部で処理された画像データをメモリに記憶させる。画像入力部から供給された画像データが記憶装置に記録されるので、画像を高画質で鮮明に速やかに記録できる。メモリにはデータ量削減後の画像データが記憶されるので、少ないメモリ容量で効率よく画像を記憶できる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、データ処理装置及びデータ処理方法に関する。詳しくは、記憶装置に画像入力部から供給された画像データを記録し、また、画像入力部から供給された画像データを処理して、メモリに記憶させるものである。
現在、工業計測分野やセキュリティ分野あるいは医療分野等では、撮影画像を磁気テープや磁気ディスクあるいは光ディスク等の記録媒体に記録させるデータ処理装置が用いられてきている。
このデータ処理装置では、例えば撮影画像を記録媒体に記録させる場合、アナログのビデオ信号をA/D変換してディジタルの画像データとし、この画像データを磁気テープや磁気ディスクあるいは光ディスク等の記録媒体に供給するものとして撮影画像の記録が行われる。
また、被写体を撮影して連続してモニタリングすると共に撮影画像を連続的に記録する場合、データ処理装置では被写体のコマ取り画像を記録媒体に供給して記録したり、記録媒体がテープであるときにはテープ速度を落として白黒画像を供給することにより記録が行われる。
ところで、撮影画像を高画質で鮮明に連続して記録するものとすれば、大容量の記録媒体が必要とされるだけでなく記録された撮影画像の大部分は不要となる可能性が高いので、記録媒体を有効に活用することができない。
そこで、この発明では、少ないメモリ容量で効率よく画像を記録できるデータ処理装置及びデータ処理方法を提供する。
この発明に係るデータ処理装置は、画像入力部から供給された画像データを記録する第1の記憶手段と、上記画像入力部から供給された画像データの処理を行う記憶データ処理手段と、上記記憶データ処理手段で処理された画像データを記憶する第2の記憶手段を有するものである。
また、データ処理方法は、記憶装置に画像入力部から供給された画像データを記録する第1の記憶工程と、上記画像入力部から供給された画像データの処理を行う記憶データ処理工程と、上記記憶データ処理工程で処理された画像データを記憶する第2の記憶工程を有するものである。
この発明においては、画像入力部から供給された画像データに対して例えば間引きやデータ量を削減する処理が行われて、処理後の画像データがメモリに記憶される。また、画像入力部から供給された画像データは、間引きやデータ量を削減する処理が行われることなく記録される。
この発明においては、画像入力部から供給された画像データが第1の記憶手段に記録される。また、画像入力部から供給された画像データに対して例えば間引きやデータ量の削減が行われて第2の記憶手段に記憶される。このように画像入力部から供給された画像データを記憶装置に記録することで、画像を高画質で鮮明に速やかに記録することができる。また、メモリには間引きやデータ量の削減が行われた画像データが記憶されるので、少ないメモリ容量で効率よく画像を記憶することができる。
以下、図1を参照しながら、この発明に係るデータ処理装置の実施の一形態の構成について説明する。
図1において、複合映像信号SVやY/C分離信号である輝度信号SYと搬送色信号SCあるいはアナログの三原色信号SR,SG,SBは、データ処理装置10の画像入出力部15に供給される。画像入出力部15では、複合映像信号SVやY/C分離信号SY,SCがディジタルの三原色の画像データDVに変換される。また、アナログの三原色信号SR,SG,SBもA/D変換されてディジタルの三原色の画像データDVに変換される。このとき、三原色の画像データDVの1画面分の画像データのデータ量は一定とされる。例えば画像の解像度が640×480で色数が1677万色とされるときには、画像データDVのデータ量は約900KBとされる。さらに、画像バス21を介して画像データDVが供給された場合には、画像データDVがD/A変換されてアナログの三原色信号SR,SG,SBとして出力される。また、画像データDVに基づき複合映像信号SVや輝度信号SY、搬送色信号SCが生成されて出力される。なお、画像入出力部15の信号変換動作は、コントロールバス22を介して後述するメインコントロール部30から供給される制御データCDに基づいて行われる。
画像入出力部15は、画像データDVの通信を行うための専用の画像バス21および制御データCDの通信を行うためのコントロールバス22を介してメインコントロール部30に接続される。また、画像バス21およびコントロールバス22には、データ処理装置10の機能を拡張するための拡張部40が接続されると共に、画像データDVを記憶するメモリ部50が接続される。
この拡張部40には、機能を拡張する拡張手段、例えばディジタルカメラを接続するためのインタフェースボード41、画像データを符号化して圧縮したり圧縮されたデータを復号化して伸張するデータ圧縮伸張ボード42、公衆通信回線を介して画像データ等の通信を行うための通信ボード43、プリンタを接続するためのセントロニクスインタフェースボード44、拡張メモリボード45等が必要に応じて接続される。
メインコントロール部30には、パーソナルコンピュータ接続用のインタフェース部61(例えばSCSI(Small Computer System Interface)等)が接続されており、このインタフェース部61を介してパーソナルコンピュータ(図示せず)が接続される。また、記憶装置接続用のインタフェース部62(例えばSCSI等)が接続されており、このインタフェース部62を介して第1の記憶手段を構成する例えば磁気ディスク装置や光ディスク装置等で構成された内部記憶装置70および外部記憶装置(図示せず)が接続される。さらに、メインコントロール部30には操作入力部81が接続されており、操作入力部81のキーボード操作あるいはリモコン装置(図示せず)から操作入力部81に供給されたリモコン信号RMに基づき操作信号OPが生成されてメインコントロール部30に供給される。
次に、メインコントロール部30の構成を図2に示す。図2において、メインコントロール部30のマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)31には操作入力部81から操作信号OPが供給される。このマイコン31には、データ処理装置10を起動させるためのブートプログラムや所定の動作を行うための基本コントロールプログラムが記憶された第1のプログラムメモリ手段であるメインROM(Read Only Memory)32が接続されると共に、メインROM32に記憶されている基本コントロールプログラムや新たな拡張基本コントロールプログラム等が記憶される第2のプログラムメモリ手段であるメインRAM(Random Access Memory)33が接続される。マイコン31では、メインROM32のブートプログラムを実行後、メインRAM33に記憶されたプログラムが実行される。その後、操作信号OPが供給されると、操作信号OPに基づき画像入出力部15やメモリ部50、拡張部40、内部記憶装置70あるいは外部記憶装置等の制御およびパーソナルコンピュータとのデータ通信等が行われる。
データ選択部34の端子34aはマイコン31に接続されると共に、端子34bは画像バス21に接続される。可動端子34cはインタフェース部62を介して内部記憶装置70や外部記憶装置に接続される。このデータ選択部34の可動端子34cは、マイコン31からの制御信号CHによって制御される。
また、マイコン31にはディレクトリ用RAM35が接続されており、ディレクトリ用RAM35には、マイコン31によって読み出された内部記憶装置70や外部記憶装置の記録媒体に記録されているディレクトリ情報DDRが、マイコン31からの制御信号CRに基づいて記憶される。このディレクトリ情報DDRは、画像データDVのファイル名や属性およびFAT(File Allocation Table)のエントリ番号等を示すデータ管理情報である。さらにマイコン31には記録位置メモリ手段であるFAT用ROM37が接続されており、FAT用ROM37には、画像データDVを記録する内部記憶装置70や外部記憶装置の記録位置管理情報であるFAT情報DFAが予め記憶される。
ディレクトリ用RAM35にはポインタレジスタ36が接続されており、ディレクトリ用RAM35のディレクトリ情報DDRに基づいてFATのエントリ番号が指定されたときに、このエントリ番号に対応するアドレス信号ASがポインタレジスタ36からFAT用ROM37に供給される。FAT用ROM37ではアドレス信号ASで指定された位置のFAT情報DFAがマイコン31に供給される。このFAT情報DFAに基づいて内部記憶装置70や外部記憶装置に対する画像データDVの記録や読み出しが行われる。
画像バス21を介して画像入出力部15やメモリ部50から供給された画像データDVは、データ選択部34およびインタフェース部62を介して内部記憶装置70や外部記憶装置に記録されると共に、内部記憶装置70や外部記憶装置から読み出された画像データDVは、インタフェース部62やデータ選択部34および画像バス21を介して画像入出力部15等に供給される。
なお、マイコン31では、データ処理装置10の動作を示す表示信号DPが生成されて表示部82に供給される。このため、表示部82の表示によってデータ処理装置10の動作状態を確認することができる。
次にデータ処理装置10の動作について説明する。例えばデータ処理装置10の電源がオン状態とされると、メインコントロール部30のメインROM32に記憶された起動用のブートプログラムがマイコン31で実行される。このブートプログラムの動作を図3に示す。
図3において、ステップST1では、図1に示す拡張部40に第1種の拡張ボードが接続されているか否かが判別される。この第1種の拡張ボードは、メインROM32に記憶された基本コントロールプログラムでは制御できないものであり、第1種の拡張ボードには、第1種の拡張ボードを制御するためのプログラムと所定の動作をデータ処理装置10で実行させるための基本プログラムに基づいて生成された拡張基本コントロールプログラムが保持される。この第1種の拡張ボードとしては、図1に示すデータ圧縮伸張ボード42や通信ボード43が相当する。
ステップST1で第1種の拡張ボードが接続されていると判断されたときにはステップST2に進み、第1種の拡張ボードが接続されていないと判断されたときにはステップST3に進む。
ステップST2では、図1に示すコントロールバス22の制御データCDによって拡張基本コントロールプログラムが読み出されたのち、図4Bに示すようにメインRAM33に記憶されてステップST7に進む。
ステップST3では、拡張部40に第2種の拡張ボードが接続されているか否かが判別される。この第2種の拡張ボードは、メインROM32に記憶された基本コントロールプログラムに第2種の拡張ボードを制御するための拡張ボード用コントロールプログラムを付加することで制御できるものであり、第2種の拡張ボードには拡張ボード用コントロールプログラムが保持される。この第2種の拡張ボードとしては、図1に示すインタフェースボード41とセントロニクスインタフェース44が相当する。なお、拡張メモリボード45はメインROM32に記憶された基本コントロールプログラムで制御可能なものである。
ステップST3で第2種の拡張ボードが接続されていると判断されたときにはステップST4に進み、第2種の拡張ボードが接続されていないと判断されたときにはステップST6に進む。
ステップST4では、図2に示すマイコン31からの制御信号CMに基づき図4Cに示すようにメインROM32に記憶された基本コントロールプログラムがメインRAM33に記憶されてステップST5に進み、さらに、ステップST5で制御データCDに基づいて第2種の拡張ボードから読み出された拡張ボード用コントロールプログラムがメインRAM33に記憶されてステップST7に進む。
ステップST6では、マイコン31からの制御信号CMに基づき図4Aに示すようにメインROM32に記憶された基本コントロールプログラムがメインRAM33に記憶されてステップST7に進む。
ステップST7では、メインRAM33のプログラムが実行されて、データ処理装置10の動作が開始される。
このように、拡張部40に機能を拡張するための拡張ボードが接続されたか否か拡張判別手段であるマイコン31で起動時に判別されて、接続された拡張ボードに応じてデータ処理装置10を動作させるためのプログラムが自動的にメインRAM33に供給されて記憶される。このため、メインRAM33に記憶されたプログラムを実行することで、メインROM32の基本コントロールプログラムを書き換えることなく容易に機能を拡張することができる。
次に、データ処理装置10の動作が開始されて、図1に示す画像入出力部15に複合映像信号SVや輝度信号SY、搬送色信号SCあるいはアナログの三原色信号SR,SG,SBが供給されると、画像入出力部15からディジタルの三原色の画像データDVが出力されて画像バス21を介してメモリ部50に供給される。
ここで、図5にメモリ部50の構成を示す。メモリ部50は、図5に示すようにTEMPメモリ51と第2の記憶手段として用いられるPASTメモリ52を有しており、画像バス21を介して供給された画像データDVがTEMPメモリ51に記憶される。このTEMPメモリ51は、順次画像バス21を介して供給された例えばP画面分のフレーム画像の画像データDVを記憶できるものである。ここで、P画面分の画像データDVがTEMPメモリ51に記録されると、古い画像の画像データが新しい画像の画像データに順次更新される。このTEMPメモリ51の更新された古い画像データは、記憶データ処理部54に供給される。
記憶データ処理手段である記憶データ処理部54では、古い画像の間引きが行われて、間引き画像の画像データがPASTメモリ52に転送されて記憶される。あるいは、記憶データ処理部54では、TEMPメモリ51からの古い画像の画像データDVが所定のタイミング、例えばTEMPメモリ51の所定の領域の画像データが更新されたときに、更新された古い画像の画像データDVが1画面分選択されてPASTメモリ52に記憶される。次に、TEMPメモリ51から供給された1画面分の画像データと、PASTメモリ52に記憶された1画面分の画像データとの差分値が順次算出されて、差分データFDとしてPASTメモリ52に供給されて記憶される。また、PASTメモリ52に差分データFDが記憶されている場合、記憶データ処理部54では、PASTメモリ52に記憶された1画面分の画像データDVがデータ選択部53の端子53bに供給されると共に、1画面分の画像データDVと差分データFDが加算されて1画面分の画像データが生成されてからデータ選択部53の端子53bに供給される。
TEMPメモリ51の画像データDVの記憶処理や読出処理はメモリ制御部55によって行われると共にメモリ制御部55はコントロールバス22を介して供給された制御データCDによって制御される。同様に、PASTメモリ52でのデータの記憶処理や読出処理はメモリ制御部56によって行われると共にメモリ制御部56はコントロールバス22を介して供給された制御データCDによって制御される。
この制御データCDに基づいてメモリ制御部55によってTEMPメモリ51から読み出された画像データは、データ選択部53の端子53aに供給されると共に、メモリ制御部56によってPASTメモリ52から読み出された画像データは記憶データ処理部54を介してデータ選択部53の端子53bに供給される。
データ選択部53のデータ選択動作もコントロールバス22を介して供給された制御データCDによって制御されて、TEMPメモリ51から読み出された画像データ、あるいはPASTメモリ52からの画像データのいずれかの画像データが選択されて画像バス21に供給される。
次に、図6を使用してメモリ部50の動作を説明する。図6Aは画像入出力部15からTEMPメモリ51に供給される画像データDVを示している。この画像データDVは、図6Bに示すようにTEMPメモリ51に順次記憶される。例えば画像データDVnは、TEMPメモリ51の領域TM0に記憶される。次に供給された画像データDVn+1は、TEMPメモリ51の領域TM1に記憶される。以下同様に処理されて、画像データDVn+Pは、TEMPメモリ51の領域TMPに記憶される。
その後、画像データDVn+P+1が供給されると、TEMPメモリ51の領域TM0の画像データDVnが読み出されると共に、画像データDVnが記憶データ処理部54によってPASTメモリ52に転送されて、図6Cに示すようにPASTメモリ52に記憶される。またTEMPメモリ51の領域TM0には、新たに画像データDVn+P+1が記憶される。
画像データDVn+P+2が供給されると、TEMPメモリ51の領域TM1の画像データDVn+1が画像データDVn+P+2に更新される。その後、新たな画像データがTEMPメモリ51に供給されると、TEMPメモリ51の画像データが新たな画像データに順次更新される。
次に、TEMPメモリ51の領域TMPの画像データの更新後、画像データDVn+2P+1が供給されると、TEMPメモリ51の領域TM0の画像データDVn+p+1が読み出されてPASTメモリ52に記憶されると共に、TEMPメモリ51の領域TM0の画像データDVn+P+1が画像データDVn+2P+1に更新される。
以下同様に処理されて、PASTメモリ52には間引き画像の画像データが記憶される。
なお、PASTメモリ52には、間引き画像の画像データに限らず図7に示すように画像データのデータ量を削減して記憶するものとしてもよい。
図7AはTEMPメモリ51に供給される三原色の画像データDVであり、図7Bに示すようにTEMPメモリ51に順次記憶される。ここで、TEMPメモリ51の領域TM0から領域TMPに画像データが記憶された後に画像データDVn+P+1が供給されると、TEMPメモリ51の領域TM0の画像データDVnが読み出されると共に、画像データDVnが記憶データ処理部54によって図7Cに示すようにPASTメモリ52に転送されて、図7Dに示すようにPASTメモリ52に記憶される。また、このTEMPメモリ51の領域TM0には、新たに画像データDVn+P+1が記憶される。
画像データDVn+P+2が供給されると、TEMPメモリ51の領域TM1の画像データDVn+1が読み出されて、記憶データ処理部54に供給される。記憶データ処理部54では、既に読み出した画像データDVnから画像データDVn+1が減算されて差分データFDn+1が生成される。この差分データFDn+1は、PASTメモリ52に記憶される。また、このTEMPメモリ51の領域TM1に、画像データDVn+P+2が記憶される。
画像データDVn+P+3が供給されると、TEMPメモリ51の領域TM1の画像データDVn+1が読み出されて、記憶データ処理部54に供給される。記憶データ処理部54では、既に読み出した画像データDVnから画像データDVn+2が減算されて差分データFDn+2が生成されると共に、この差分データFDn+2がPASTメモリ52に記憶される。また、このTEMPメモリ51の領域TM2に、画像データDVn+P+3が記憶される。
その後、同様に処理されて、TEMPメモリ51の領域TMPまでの画像データが更新されると共に、PASTメモリ52には、差分データFDn+pが記憶される。
次に、画像データDVn+2P+1が供給されると、TEMPメモリ51の領域TM0の画像データDVn+p+1が読み出されて、PASTメモリ52に記憶されて、TEMPメモリ51の領域TM0に画像データDVn+2P+1が記憶される。その後、画像データDVn+p+1に対する差分データがPASTメモリ52に記憶されると共に、TEMPメモリ51に新たな画像データが記憶される。
このように、TEMPメモリ51には数画面分の画像データDVが記憶されると共に、PASTメモリ52には間引きされた画像の画像データ、あるいは画像データとこの画像データに対する差分データが記憶される。このため、例えば異常検出等のイベントが発生したときにデータ処理装置10に記録開始用のトリガ信号を与えて画像を記録する場合、TEMPメモリ51に記憶された画像データを図1に示す内部記憶装置70や外部記憶装置に記録することで、イベント発生時前後の画像を高画質で鮮明に連続して速やかに記録できる。またPASTメモリ52に記憶された画像データを記録することで、イベント発生時よりも過去の画像も記録することができる。このため、少ないメモリ容量で効率よく画像を記録できる。なお、TEMPメモリ51には専用の画像バス21を介して画像データDVの供給が行われるので、TEMPメモリ51にはリアルタイムの画像の画像データDVを記憶することができる。
ところで、画像入出力部15で生成された画像データDVやメモリ部50に記憶されている画像データDVの記録は、内部記憶装置70あるいは外部記憶装置等の記憶装置で行われる。
ここで、記憶装置で用いられる記録媒体、例えば磁気ディスクの論理フォーマットを図8に示す。図8Aはディスク論理構造を示す図である。図8Aのデータ管理情報領域であるディレクトリ領域には、図8Bに示すように磁気ディスクに書き込まれているデータのファイル名や属性およびFATのエントリ番号等の管理情報であるディレクトリ情報DDRが記録される。記録位置管理情報領域であるFAT領域には、図8Cに示すFAT用ROM37の記録位置管理情報であるFAT情報が記録される。このFAT情報は、データを記録した位置を管理するための情報である。画像データはデータ領域に例えばクラスタ単位で記録される。このクラスタは、磁気ディスクのデータ領域の確保や開放を効率的に行うための論理的な最小使用単位であり、1つのセクタあるいは複数のセクタで1クラスタが構成される。
ところで、1画面分の画像データDVは、図1に示す画像入出力部15でデータ量が一定とされているので、図2に示す記録位置メモリ手段であるFAT用ROM37には、例えば2つのクラスタを用いて1画面分の画像データDVが記録されるようにFAT情報が予め記憶される。
ここで、画像Aの三原色の画像データDVをファイル名「画像A」として磁気ディスクに記録する場合には、ディレクトリ領域FDBにデータのファイル名「画像A」や属性およびデータの記録されていないクラスタを示すFAT領域のエントリ番号、例えば「4」が記録される。
ここで、FATエントリ番号「4」とされると、図2に示すポインタレジスタ36からFATエントリ番号「4」のFAT情報を記録した位置を示すアドレス信号ASがFAT用ROM37に供給されて、FAT用ROM37からFATエントリ番号「4」のFAT情報が読み出される。ここで、図8Cに示すようにFATエントリ番号「4」のFAT情報には次のFATエントリ番号「5」が記録されているので、同様にしてFATエントリ番号「5」のFAT情報が読み出される。このFATエントリ番号「5」のFAT情報にはデータの終了を示す「FFF」が記録されているので、FATエントリ番号「4」「5」のFAT情報で指定されたクラスタに画像Aの画像データDVAが記録される。
同様に、画像Bの画像データDVをファイル名「画像B」として記録する場合には、ディレクトリ領域FDBにファイル名「画像B」や属性およびFAT領域のエントリ番号「6」が記録される。このFATエントリ番号「6」のFAT情報がFAT用ROM37から読み出されると共に、FATエントリ番号「7」のFAT情報が読み出されて、FATエントリ番号「6」「7」のFAT情報で指定されたクラスタに画像Bの画像データDVBが記録される。以下同様に処理されて、2つのクラスタに1つの画面を形成する画像データが記録される。
また、このように画像データが記録された磁気ディスクからデータを読み出す場合には、ディレクトリ領域から所望のファイル名の情報やFAT領域のエントリ番号が読み出される。次に、FATエントリ番号のFAT情報を記録した位置を示すアドレス信号ASが図2に示すポインタレジスタ36からFAT用ROM37に供給されて、FAT用ROM37からFAT情報が読み出されると共に、このFAT情報に基づき次のFAT情報が読み出される。このようにして読み出されたFAT情報で指定されたクラスタから画像データを読み出すことにより所望の画像を得ることができる。
また、FAT用ROM37のFAT情報を記録媒体のFAT領域に記録することにより、FAT用ROM37を有していないデータ処理装置でも、記録媒体のディレクトリ領域およびFAT領域の情報に基づきデータ領域に記録された画像データを読み出すことができる。
なお、図8Dは、磁気ディスク上でのディレクトリ領域やFAT領域あるいはデータ領域の位置を示す図である。
このように、画像データDVのデータ量を一定として、FAT情報が予めFAT用ROM37に記憶されているので、ディレクトリ領域から画像データのファイル名が選択されると、記録媒体からFAT情報を読み出すことなく直ちに画像データの記録位置が判別されて画像データの読み出しが開始される。また画像データはデータ領域に連続して記録されているので、磁気ヘッドあるいは光ヘッドのヘッド移動時間が少ないものとされて、記録媒体からの画像データの読み出しを速やかに完了することができる。さらに、画像データは専用の画像バスを介して行われるので、画像の再生を高速で行うことができる。
また、画像データを記録する場合も、データ領域に画像データが連続して記録されるので、データの記録を短時間で完了することができる。
なお、記録媒体は磁気ディスクに限らず光ディスクや磁気テープ等であってもよい。また、三原色の画像データだけでなく、画像データをTIFF(tag image file format)形式のデータとして処理すれば、このデータをコンピュータで直接読み出すことができる。
以上のように、本発明にかかるデータ処理装置とデータ処理方法は、画像データを記録する際に有用であり、少ないメモリ容量で効率よく画像を記録するのに適用している。
10・・・データ処理装置、15・・・画像入出力部、21・・・画像バス、22・・・コントロールバス、30・・・メインコントロール部、31・・・マイコン、32・・・メインROM、33・・・メインRAM、34,53・・・データ選択部、35・・・ディレクトリ用RAM、36・・・ポインタレジスタ、37・・・FAT用ROM、40・・・拡張部、50・・・メモリ部、51・・・TEMPメモリ、52・・・PASTメモリ、54・・・記憶データ処理部、55,56・・・メモリ制御部、61,62・・・インタフェース部、70・・・内部記憶装置、81・・・操作入力部
Claims (4)
- 画像入力部から供給された画像データを記録する第1の記憶手段と、
上記画像入力部から供給された画像データの処理を行う記憶データ処理手段と、
上記記憶データ処理手段で処理された画像データを記憶する第2の記憶手段を有する
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 上記記憶データ処理手段は、前記画像データの間引きやデータ量の削減を行う
ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。 - 記憶装置に画像入力部から供給された画像データを記録する第1の記憶工程と、
上記画像入力部から供給された画像データの処理を行う記憶データ処理工程と、
上記記憶データ処理工程で処理された画像データを記憶する第2の記憶工程を有する
ことを特徴とするデータ処理方法。 - 上記記憶データ処理工程では、前記画像データの間引きやデータ量の削減を行う
ことを特徴とする請求項3記載のデータ処理方法。
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Legal Events
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