JPH09265761A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

Info

Publication number
JPH09265761A
JPH09265761A JP7498996A JP7498996A JPH09265761A JP H09265761 A JPH09265761 A JP H09265761A JP 7498996 A JP7498996 A JP 7498996A JP 7498996 A JP7498996 A JP 7498996A JP H09265761 A JPH09265761 A JP H09265761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
data
recording
image
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7498996A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Takado
清一 高堂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP7498996A priority Critical patent/JPH09265761A/ja
Publication of JPH09265761A publication Critical patent/JPH09265761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】画像の記録や再生を高速で行うことができるデ
ータ処理装置を提供する。 【解決手段】画像データの1画面分のデータ量を一定と
して、画像バス21、データ選択部34、インタフェー
ス部62を介して内部記憶装置や外部記憶装置に記録す
る。1画面分の画像データのデータ量を一定として生成
した記録位置管理情報であるFAT情報DFAをFAT
用ROM37に記憶する。内部記憶装置70や外部記憶
装置のディレクトリ情報DDRがディレクトリ用RAM
35に記憶する。ディレクトリ用RAM35にポインタ
レジスタ36を接続し、RAM35の情報DDRに基づ
いてポインタレジスタ36からアドレス信号ASをRO
M37に供給して情報DDRに対応するFAT情報DF
Aを得て、このFAT情報DFAに基づき画像データの
記録再生を行う。記憶装置のFAT情報を読み出す必要
がないので、高速に記録や再生を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ処理装置
に関する。詳しくは、記録媒体に記録される画像データ
の1画面分のデータ量を一定とすると共に、1画面分の
画像データのデータ量を一定として生成した記録位置管
理情報を記録位置メモリ手段に保持するものとし、この
記録位置メモリ手段の記録位置管理情報を用いて記録媒
体に対する画像データの記録再生処理を高速に行うもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在、工業計測分野やセキュリティ分野
あるいは医療分野等では、撮影画像を磁気テープや磁気
ディスクあるいは光ディスク等の記録媒体に記録させる
データ処理装置が用いられてきている。
【0003】このデータ処理装置では、例えば撮影画像
を記録媒体に記録させる場合、アナログのビデオ信号を
A/D変換してディジタルの画像データとし、この画像
データを磁気テープや磁気ディスクあるいは光ディスク
等の記録媒体に供給するものとして撮影画像の記録が行
われる。
【0004】また、被写体を撮影して連続してモニタリ
ングすると共に撮影画像を連続的に記録する場合、デー
タ処理装置では被写体のコマ取り画像を記録媒体に供給
して記録したり、記録媒体がテープであるときにはテー
プ速度を落として白黒画像を供給することにより記録が
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオカメ
ラで撮影した画像をパーソナルコンピュータ等で処理す
る場合、ビデオカメラの出力信号が複合映像信号やY/
C分離信号であるときには、パーソナルコンピュータで
画像を処理できるものとするために複合映像信号やY/
C分離信号が三原色の画像データに変換される。また、
この画像データを磁気ディスク装置や書換可能な光ディ
スク装置に記録する場合には、汎用のフォーマットで信
号の記録が行われる。
【0006】ここで、磁気ディスク装置や光ディスク装
置に記録された画像の書き換えが繰り返し行なわれる
と、データの記録されていない領域が非連続に発生し、
図8に示すように非連続とされたデータ領域に1つの画
像を形成するための画像データが分散して記録される。
なお、図8においてクラスタは、データ領域の確保や開
放を効率的に行うための論理的な最小使用単位である。
【0007】このように、画像データが分散して記録さ
れるので、画像データを記録するために用いられる磁気
ヘッドあるいは光ヘッドのヘッド移動時間が多く必要と
されて、画像データを高速で記録することができない。
また記録された画像データの読み出しも同様の理由から
高速で行うことができない。
【0008】そこで、この発明では、画像の記録や再生
を高速で行うことができるデータ処理装置を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ処
理装置は、画像データを記録する記録媒体と、記録媒体
に記録される画像データのデータ量を一定とするデータ
量調整手段と、記録媒体の記録位置管理情報を保持する
ための記録位置メモリ手段とを有し、記録位置メモリ手
段には、データ量を一定として生成された画像データの
記録位置管理情報を保持するものとし、記録位置メモリ
手段に保持された記録位置管理情報に基づき記録媒体に
対する画像データの記録再生処理を行うものである。
【0010】また、記録媒体は、画像データに関する管
理情報を記録するデータ管理情報領域と、記録位置管理
情報を記録する記録位置管理情報領域と、画像データを
記録するデータ領域を有し、記録媒体の記録位置管理情
報領域には、記録位置メモリ手段で保持する記録位置管
理情報を記録するものである。
【0011】この発明においては、例えばデータ量調整
手段で記録媒体に記録される1画面分の画像データのデ
ータ量が一定とされると共に、記録位置メモリ手段には
1画面分の画像データのデータ量を一定として生成した
記録位置管理情報が保持される。この記録位置メモリ手
段の記録位置管理情報を用いて、データ量が一定とされ
た画像データが記録媒体に記録されると共に、記録媒体
に記録された画像データの再生が行われる。また記録媒
体の記録位置管理情報領域には、記録位置メモリ手段で
保持する記録位置管理情報が記録される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しながら、この
発明に係るデータ処理装置の実施の一形態の構成につい
て説明する。
【0013】図1において、複合映像信号SVやY/C
分離信号である輝度信号SYと搬送色信号SCあるいはア
ナログの三原色信号SR,SG,SBは、データ処理装置
10の画像入出力部15に供給される。画像入出力部1
5では、複合映像信号SVやY/C分離信号SY,SCが
ディジタルの三原色の画像データDVに変換される。ま
た、アナログの三原色信号SR,SG,SBもA/D変換
されてディジタルの三原色の画像データDVに変換され
る。このとき、三原色の画像データDVの1画面分の画
像データのデータ量は一定とされる。例えば画像の解像
度が640×480で色数が1677万色とされるとき
には、画像データDVのデータ量は約900KBとされ
る。さらに、画像バス21を介して画像データDVが供
給された場合には、画像データDVがD/A変換されて
アナログの三原色信号SR,SG,SBとして出力され
る。また、画像データDVに基づき複合映像信号SVや
輝度信号SY、搬送色信号SCが生成されて出力される。
なお、画像入出力部15の信号変換動作は、コントロー
ルバス22を介して後述するメインコントロール部30
から供給される制御データCDに基づいて行われる。
【0014】画像入出力部15は、画像データDVの通
信を行うための専用の画像バス21および制御データC
Dの通信を行うためのコントロールバス22を介してメ
インコントロール部30に接続される。また、画像バス
21およびコントロールバス22には、データ処理装置
10の機能を拡張するための拡張部40が接続されると
共に、画像データDVを記憶するメモリ部50が接続さ
れる。
【0015】この拡張部40には、機能を拡張する拡張
手段、例えばディジタルカメラを接続するためのインタ
フェースボード41、画像データを符号化して圧縮した
り圧縮されたデータを復号化して伸張するデータ圧縮伸
張ボード42、公衆通信回線を介して画像データ等の通
信を行うための通信ボード43、プリンタを接続するた
めのセントロニクスインタフェースボード44、拡張メ
モリボード45等が必要に応じて接続される。
【0016】メインコントロール部30には、パーソナ
ルコンピュータ接続用のインタフェース部61(例えば
SCSI(Small Computer Sysytem Interface)等)が接
続されており、このインタフェース部61を介してパー
ソナルコンピュータ(図示せず)が接続される。また、
記憶装置接続用のインタフェース部62(例えばSCS
I等)が接続されており、このインタフェース部62を
介して磁気ディスク装置や光ディスク装置等で構成され
た内部記憶装置70および外部記憶装置(図示せず)が
接続される。さらに、メインコントロール部30には操
作入力部81が接続されており、操作入力部81のキー
ボード操作あるいはリモコン装置(図示せず)から操作
入力部81に供給されたリモコン信号RMに基づき操作
信号OPが生成されてメインコントロール部30に供給
される。
【0017】次に、メインコントロール部30の構成を
図2に示す。図2において、メインコントロール部30
のマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)3
1には操作入力部81から操作信号OPが供給される。
このマイコン31には、データ処理装置10を起動させ
るためのブートプログラムや所定の動作を行うための基
本コントロールプログラムが記憶された第1のプログラ
ムメモリ手段であるメインROM(Read Only Memory)
32が接続されると共に、メインROM32に記憶され
ている基本コントロールプログラムや新たな拡張基本コ
ントロールプログラム等が記憶される第2のプログラム
メモリ手段であるメインRAM(RandomAccess Memor
y)33が接続される。マイコン31では、メインRO
M32のブートプログラムを実行後、メインRAM33
に記憶されたプログラムが実行される。その後、操作信
号OPが供給されると、操作信号OPに基づき画像入出
力部15やメモリ部50、拡張部40、内部記憶装置7
0あるいは外部記憶装置等の制御およびパーソナルコン
ピュータとのデータ通信等が行われる。
【0018】データ選択部34の端子34aはマイコン
31に接続されると共に、端子34bは画像バス21に
接続される。可動端子34cはインタフェース部62を
介して内部記憶装置70や外部記憶装置に接続される。
このデータ選択部34の可動端子34cは、マイコン3
1からの制御信号CHによって制御される。
【0019】また、マイコン31にはディレクトリ用R
AM35が接続されており、ディレクトリ用RAM35
には、マイコン31によって読み出された内部記憶装置
70や外部記憶装置の記録媒体に記録されているディレ
クトリ情報DDRが、マイコン31からの制御信号CR
に基づいて記憶される。このディレクトリ情報DDR
は、画像データDVのファイル名や属性およびFAT
(File Allocation Table)のエントリ番号等を示すデ
ータ管理情報である。さらにマイコン31には記録位置
メモリ手段であるFAT用ROM37が接続されてお
り、FAT用ROM37には、画像データDVを記録す
る内部記憶装置70や外部記憶装置の記録位置管理情報
であるFAT情報DFAが予め記憶される。
【0020】ディレクトリ用RAM35にはポインタレ
ジスタ36が接続されており、ディレクトリ用RAM3
5のディレクトリ情報DDRに基づいてFATのエント
リ番号が指定されたときに、このエントリ番号に対応す
るアドレス信号ASがポインタレジスタ36からFAT
用ROM37に供給される。FAT用ROM37ではア
ドレス信号ASで指定された位置のFAT情報DFAが
マイコン31に供給される。このFAT情報DFAに基
づいて内部記憶装置70や外部記憶装置に対する画像デ
ータDVの記録や読み出しが行われる。
【0021】画像バス21を介して画像入出力部15や
メモリ部50から供給された画像データDVは、データ
選択部34およびインタフェース部62を介して内部記
憶装置70や外部記憶装置に記録されると共に、内部記
憶装置70や外部記憶装置から読み出された画像データ
DVは、インタフェース部62やデータ選択部34およ
び画像バス21を介して画像入出力部15等に供給され
る。
【0022】なお、マイコン31では、データ処理装置
10の動作を示す表示信号DPが生成されて表示部82
に供給される。このため、表示部82の表示によってデ
ータ処理装置10の動作状態を確認することができる。
【0023】次にデータ処理装置10の動作について説
明する。例えばデータ処理装置10の電源がオン状態と
されると、メインコントロール部30のメインROM3
2に記憶された起動用のブートプログラムがマイコン3
1で実行される。このブートプログラムの動作を図3に
示す。
【0024】図3において、ステップST1では、図1
に示す拡張部40に第1種の拡張ボードが接続されてい
るか否かが判別される。この第1種の拡張ボードは、メ
インROM32に記憶された基本コントロールプログラ
ムでは制御できないものであり、第1種の拡張ボードに
は、第1種の拡張ボードを制御するためのプログラムと
所定の動作をデータ処理装置10で実行させるための基
本プログラムに基づいて生成された拡張基本コントロー
ルプログラムが保持される。この第1種の拡張ボードと
しては、図1に示すデータ圧縮伸張ボード42や通信ボ
ード43が相当する。
【0025】ステップST1で第1種の拡張ボードが接
続されていると判断されたときにはステップST2に進
み、第1種の拡張ボードが接続されていないと判断され
たときにはステップST3に進む。
【0026】ステップST2では、図1に示すコントロ
ールバス22の制御データCDによって拡張基本コント
ロールプログラムが読み出されたのち、図4Bに示すよ
うにメインRAM33に記憶されてステップST7に進
む。
【0027】ステップST3では、拡張部40に第2種
の拡張ボードが接続されているか否かが判別される。こ
の第2種の拡張ボードは、メインROM32に記憶され
た基本コントロールプログラムに第2種の拡張ボードを
制御するための拡張ボード用コントロールプログラムを
付加することで制御できるものであり、第2種の拡張ボ
ードには拡張ボード用コントロールプログラムが保持さ
れる。この第2種の拡張ボードとしては、図1に示すイ
ンタフェースボード41とセントロニクスインタフェー
ス44が相当する。なお、拡張メモリボード45はメイ
ンROM32に記憶された基本コントロールプログラム
で制御可能なものである。
【0028】ステップST3で第2種の拡張ボードが接
続されていると判断されたときにはステップST4に進
み、第2種の拡張ボードが接続されていないと判断され
たときにはステップST6に進む。
【0029】ステップST4では、図2に示すマイコン
31からの制御信号CMに基づき図4Cに示すようにメ
インROM32に記憶された基本コントロールプログラ
ムがメインRAM33に記憶されてステップST5に進
み、さらに、ステップST5で制御データCDに基づい
て第2種の拡張ボードから読み出された拡張ボード用コ
ントロールプログラムがメインRAM33に記憶されて
ステップST7に進む。
【0030】ステップST6では、マイコン31からの
制御信号CMに基づき図4Aに示すようにメインROM
32に記憶された基本コントロールプログラムがメイン
RAM33に記憶されてステップST7に進む。
【0031】ステップST7では、メインRAM33の
プログラムが実行されて、データ処理装置10の動作が
開始される。
【0032】このように、拡張部40に機能を拡張する
ための拡張ボードが接続されたか否か拡張判別手段であ
るマイコン31で起動時に判別されて、接続された拡張
ボードに応じてデータ処理装置10を動作させるための
プログラムが自動的にメインRAM33に供給されて記
憶される。このため、メインRAM33に記憶されたプ
ログラムを実行することで、メインROM32の基本コ
ントロールプログラムを書き換えることなく容易に機能
を拡張することができる。
【0033】次に、データ処理装置10の動作が開始さ
れて、図1に示す画像入出力部15に複合映像信号SV
や輝度信号SY、搬送色信号SCあるいはアナログの三原
色信号SR,SG,SBが供給されると、画像入出力部1
5からディジタルの三原色の画像データDVが出力され
て画像バス21を介してメモリ部50に供給される。
【0034】ここで、図5にメモリ部50の構成を示
す。メモリ部50は図5に示すように第1の画像データ
記憶手段であるTEMPメモリ51と第2の画像データ
記憶手段であるPASTメモリ52を有しており、画像
バス21を介して供給された画像データDVがTEMP
メモリ51に記憶される。このTEMPメモリ51は、
順次画像バス21を介して供給された例えばP画面分の
フレーム画像の画像データDVを記憶できるものであ
る。ここで、P画面分の画像データDVがTEMPメモ
リ51に記録されると、古い画像の画像データが新しい
画像の画像データに順次更新される。このTEMPメモ
リ51の更新された古い画像データは、記憶データ処理
部54に供給される。
【0035】記憶データ処理手段である記憶データ処理
部54では、古い画像の間引きが行われて、間引き画像
の画像データがPASTメモリ52に転送されて記憶さ
れる。あるいは、記憶データ処理部54では、TEMP
メモリ51からの古い画像の画像データDVが所定のタ
イミング、例えばTEMPメモリ51の所定の領域の画
像データが更新されたときに、更新された古い画像の画
像データDVが1画面分選択されてPASTメモリ52
に記憶される。次に、TEMPメモリ51から供給され
た1画面分の画像データと、PASTメモリ52に記憶
された1画面分の画像データとの差分値が順次算出され
て、差分データFDとしてPASTメモリ52に供給さ
れて記憶される。また、PASTメモリ52に差分デー
タFDが記憶されている場合、記憶データ処理部54で
は、PASTメモリ52に記憶された1画面分の画像デ
ータDVがデータ選択部53の端子53bに供給される
と共に、1画面分の画像データDVと差分データFDが
加算されて1画面分の画像データが生成されてからデー
タ選択部53の端子53bに供給される。
【0036】TEMPメモリ51の画像データDVの記
憶処理や読出処理はメモリ制御部55によって行われる
と共にメモリ制御部55はコントロールバス22を介し
て供給された制御データCDによって制御される。同様
に、PASTメモリ52でのデータの記憶処理や読出処
理はメモリ制御部56によって行われると共にメモリ制
御部56はコントロールバス22を介して供給された制
御データCDによって制御される。
【0037】この制御データCDに基づいてメモリ制御
部55によってTEMPメモリ51から読み出された画
像データは、データ選択部53の端子53aに供給され
ると共に、メモリ制御部56によってPASTメモリ5
2から読み出された画像データは記憶データ処理部54
を介してデータ選択部53の端子53bに供給される。
【0038】データ選択部53のデータ選択動作もコン
トロールバス22を介して供給された制御データCDに
よって制御されて、TEMPメモリ51から読み出され
た画像データ、あるいはPASTメモリ52からの画像
データのいずれかの画像データが選択されて画像バス2
1に供給される。
【0039】次に、図6を使用してメモリ部50の動作
を説明する。図6Aは画像入出力部15からTEMPメ
モリ51に供給される画像データDVを示している。こ
の画像データDVは、図6Bに示すようにTEMPメモ
リ51に順次記憶される。例えば画像データDVnは、
TEMPメモリ51の領域TM0に記憶される。次に供
給された画像データDVn+1は、TEMPメモリ51の
領域TM1に記憶される。以下同様に処理されて、画像
データDVn+Pは、TEMPメモリ51の領域TMPに記
憶される。
【0040】その後、画像データDVn+P+1が供給され
ると、TEMPメモリ51の領域TM0の画像データD
Vnが読み出されると共に、画像データDVnが記憶デー
タ処理部54によってPASTメモリ52に転送され
て、図6Cに示すようにPASTメモリ52に記憶され
る。またTEMPメモリ51の領域TM0には、新たに
画像データDVn+P+1が記憶される。
【0041】画像データDVn+P+2が供給されると、T
EMPメモリ51の領域TM1の画像データDVn+1が画
像データDVn+P+2に更新される。その後、新たな画像
データがTEMPメモリ51に供給されると、TEMP
メモリ51の画像データが新たな画像データに順次更新
される。
【0042】次に、TEMPメモリ51の領域TMPの
画像データの更新後、画像データDVn+2P+1が供給され
ると、TEMPメモリ51の領域TM0の画像データD
Vn+p+1が読み出されてPASTメモリ52に記憶され
ると共に、TEMPメモリ51の領域TM0の画像デー
タDVn+P+1が画像データDVn+2P+1に更新される。
【0043】以下同様に処理されて、PASTメモリ5
2には間引き画像の画像データが記憶される。
【0044】なお、PASTメモリ52には、間引き画
像の画像データに限らず図7に示すように画像データの
データ量を削減して記憶するものとしてもよい。
【0045】図7AはTEMPメモリ51に供給される
三原色の画像データDVであり、図7Bに示すようにT
EMPメモリ51に順次記憶される。ここで、TEMP
メモリ51の領域TM0から領域TMPに画像データが記
憶された後に画像データDVn+P+1が供給されると、T
EMPメモリ51の領域TM0の画像データDVnが読み
出されると共に、画像データDVnが記憶データ処理部
54によって図7Cに示すようにPASTメモリ52に
転送されて、図7Dに示すようにPASTメモリ52に
記憶される。また、このTEMPメモリ51の領域TM
0には、新たに画像データDVn+P+1が記憶される。
【0046】画像データDVn+P+2が供給されると、T
EMPメモリ51の領域TM1の画像データDVn+1が読
み出されて、記憶データ処理部54に供給される。記憶
データ処理部54では、既に読み出した画像データDV
nから画像データDVn+1が減算されて差分データFDn+
1が生成される。この差分データFDn+1は、PASTメ
モリ52に記憶される。また、このTEMPメモリ51
の領域TM1に、画像データDVn+P+2が記憶される。
【0047】画像データDVn+P+3が供給されると、T
EMPメモリ51の領域TM1の画像データDVn+1が読
み出されて、記憶データ処理部54に供給される。記憶
データ処理部54では、既に読み出した画像データDV
nから画像データDVn+2が減算されて差分データFDn+
2が生成されると共に、この差分データFDn+2がPAS
Tメモリ52に記憶される。また、このTEMPメモリ
51の領域TM2に、画像データDVn+P+3が記憶され
る。
【0048】その後、同様に処理されて、TEMPメモ
リ51の領域TMPまでの画像データが更新されると共
に、PASTメモリ52には、差分データFDn+pが記
憶される。
【0049】次に、画像データDVn+2P+1が供給される
と、TEMPメモリ51の領域TM0の画像データDVn
+p+1が読み出されて、PASTメモリ52に記憶され
て、TEMPメモリ51の領域TM0に画像データDVn
+2P+1が記憶される。その後、画像データDVn+p+1に対
する差分データがPASTメモリ52に記憶されると共
に、TEMPメモリ51に新たな画像データが記憶され
る。
【0050】このように、TEMPメモリ51には数画
面分の画像データDVが記憶されると共に、PASTメ
モリ52には間引きされた画像の画像データ、あるいは
画像データとこの画像データに対する差分データが記憶
される。このため、例えば異常検出等のイベントが発生
したときにデータ処理装置10に記録開始用のトリガ信
号を与えて画像を記録する場合、TEMPメモリ51に
記憶された画像データを図1に示す内部記憶装置70や
外部記憶装置に記録することで、イベント発生時前後の
画像を高画質で鮮明に連続して速やかに記録できる。ま
たPASTメモリ52に記憶された画像データを記録す
ることで、イベント発生時よりも過去の画像も記録する
ことができる。このため、少ないメモリ容量で効率よく
画像を記録できる。なお、TEMPメモリ51には専用
の画像バス21を介して画像データDVの供給が行われ
るので、TEMPメモリ51にはリアルタイムの画像の
画像データDVを記憶することができる。
【0051】ところで、画像入出力部15で生成された
画像データDVやメモリ部50に記憶されている画像デ
ータDVの記録は、内部記憶装置70あるいは外部記憶
装置等の記憶装置で行われる。
【0052】ここで、記憶装置で用いられる記録媒体、
例えば磁気ディスクの論理フォーマットを図8に示す。
図8Aはディスク論理構造を示す図である。図8Aのデ
ータ管理情報領域であるディレクトリ領域には、図8B
に示すように磁気ディスクに書き込まれているデータの
ファイル名や属性およびFATのエントリ番号等の管理
情報であるディレクトリ情報DDRが記録される。記録
位置管理情報領域であるFAT領域には、図8Cに示す
FAT用ROM37の記録位置管理情報であるFAT情
報が記録される。このFAT情報は、データを記録した
位置を管理するための情報である。画像データはデータ
領域に例えばクラスタ単位で記録される。このクラスタ
は、磁気ディスクのデータ領域の確保や開放を効率的に
行うための論理的な最小使用単位であり、1つのセクタ
あるいは複数のセクタで1クラスタが構成される。
【0053】ところで、1画面分の画像データDVは、
図1に示す画像入出力部15でデータ量が一定とされて
いるので、図2に示す記録位置メモリ手段であるFAT
用ROM37には、例えば2つのクラスタを用いて1画
面分の画像データDVが記録されるようにFAT情報が
予め記憶される。
【0054】ここで、画像Aの三原色の画像データDV
をファイル名「画像A」として磁気ディスクに記録する
場合には、ディレクトリ領域FDBにデータのファイル
名「画像A」や属性およびデータの記録されていないク
ラスタを示すFAT領域のエントリ番号、例えば「4」
が記録される。
【0055】ここで、FATエントリ番号「4」とされ
ると、図2に示すポインタレジスタ36からFATエン
トリ番号「4」のFAT情報を記録した位置を示すアド
レス信号ASがFAT用ROM37に供給されて、FA
T用ROM37からFATエントリ番号「4」のFAT
情報が読み出される。ここで、図8Cに示すようにFA
Tエントリ番号「4」のFAT情報には次のFATエン
トリ番号「5」が記録されているので、同様にしてFA
Tエントリ番号「5」のFAT情報が読み出される。こ
のFATエントリ番号「5」のFAT情報にはデータの
終了を示す「FFF」が記録されているので、FATエ
ントリ番号「4」「5」のFAT情報で指定されたクラ
スタに画像Aの画像データDVAが記録される。
【0056】同様に、画像Bの画像データDVをファイ
ル名「画像B」として記録する場合には、ディレクトリ
領域FDBにファイル名「画像B」や属性およびFAT
領域のエントリ番号「6」が記録される。このFATエ
ントリ番号「6」のFAT情報がFAT用ROM37か
ら読み出されると共に、FATエントリ番号「7」のF
AT情報が読み出されて、FATエントリ番号「6」
「7」のFAT情報で指定されたクラスタに画像Bの画
像データDVBが記録される。以下同様に処理されて、
2つのクラスタに1つの画面を形成する画像データが記
録される。
【0057】また、このように画像データが記録された
磁気ディスクからデータを読み出す場合には、ディレク
トリ領域から所望のファイル名の情報やFAT領域のエ
ントリ番号が読み出される。次に、FATエントリ番号
のFAT情報を記録した位置を示すアドレス信号ASが
図2に示すポインタレジズタ36からFAT用ROM3
7に供給されて、FAT用ROM37からFAT情報が
読み出されると共に、このFAT情報に基づき次のFA
T情報が読み出される。このようにして読み出されたF
AT情報で指定されたクラスタから画像データを読み出
すことにより所望の画像を得ることができる。
【0058】また、FAT用ROM37のFAT情報を
記録媒体のFAT領域に記録することにより、FAT用
ROM37を有していないデータ処理装置でも、記録媒
体のディレクトリ領域およびFAT領域の情報に基づき
データ領域に記録された画像データを読み出すことがで
きる。
【0059】なお、図8Dは、磁気ディスク上でのディ
レクトリ領域やFAT領域あるいはデータ領域の位置を
示す図である。
【0060】このように、画像データDVのデータ量を
一定として、FAT情報が予めFAT用ROM37に記
憶されているので、ディレクトリ領域から画像データの
ファイル名が選択されると、記録媒体からFAT情報を
読み出すことなく直ちに画像データの記録位置が判別さ
れて画像データの読み出しが開始される。また画像デー
タはデータ領域に連続して記録されているので、磁気ヘ
ッドあるいは光ヘッドのヘッド移動時間が少ないものと
されて、記録媒体からの画像データの読み出しを速やか
に完了することができる。さらに、画像データは専用の
画像バスを介して行われるので、画像の再生を高速で行
うことができる。
【0061】また、画像データを記録する場合も、デー
タ領域に画像データが連続して記録されるので、データ
の記録を短時間で完了することができる。
【0062】なお、記録媒体は磁気ディスクに限らず光
ディスクや磁気テープ等であってもよい。また、三原色
の画像データだけでなく、画像データをTIFF(tag
image file format)形式のデータとして処理すれば、
このデータをコンピュータで直接読み出すことができ
る。
【0063】
【発明の効果】この発明によれば、例えばデータ量調整
手段で記録媒体に記録される画像データの1画面分のデ
ータ量が一定とされると共に、記録位置メモリ手段には
1画面分の画像データのデータ量を一定として生成した
記録位置管理情報が保持される。この記録位置メモリ手
段の記録位置管理情報を用いてデータ量が一定とされた
画像データの記録や再生が行われるので、記録媒体から
記録位置管理情報を読み出す必要がなく、画像データの
記録や再生を高速に行うことができる。
【0064】また、記録媒体の記録位置管理情報領域に
は、記録位置メモリ手段で保持する記録位置管理情報が
記録されるので、この記録媒体に記録された画像データ
を他の装置で処理する場合であっても、記録位置管理情
報領域の情報に基づいて所望の画像データを読み出すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ処理装置の実施の一形態
の構成を示す図である。
【図2】メインコントロール部30の構成を示す図であ
る。
【図3】ブートプログラムの動作を示すフローチャート
である。
【図4】メインRAM33のプログラムを示す図であ
る。
【図5】メモリ部50の構成を示す図である。
【図6】メモリ部50の動作を示す図である。
【図7】メモリ部50の他の動作を示す図である。
【図8】画像データの記録再生動作を説明するための図
である。
【図9】従来の画像データの記録再生動作を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10 データ処理装置 15 画像入出力部 21 画像バス 22 コントロールバス 30 メインコントロール部 31 マイコン 32 メインROM 33 メインRAM 34,53 データ選択部 35 ディレクトリ用RAM 36 ポインタレジスタ 37 FAT用ROM 40 拡張部 50 メモリ部 51 TEMPメモリ 52 PASTメモリ 54 記憶データ処理部 55,56 メモリ制御部 61,62 インタフェース部 70 内部記憶装置 81 操作入力部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記録する記録媒体と、 上記記録媒体に記録される画像データのデータ量を一定
    とするデータ量調整手段と、 上記記録媒体の記録位置管理情報を保持するための記録
    位置メモリ手段とを有し、 上記記録位置メモリ手段には、データ量を一定として生
    成された上記画像データの記録位置管理情報を保持する
    ものとし、 上記記録位置メモリ手段に保持された記録位置管理情報
    に基づき上記記録媒体に対する画像データの記録再生処
    理を行うことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体は、 上記画像データに関する管理情報を記録するデータ管理
    情報領域と、 上記記録位置管理情報を記録する記録位置管理情報領域
    と、 上記画像データを記録するデータ領域を有し、 上記記録媒体の記録位置管理情報領域には、上記記録位
    置メモリ手段で保持する記録位置管理情報を記録するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
JP7498996A 1996-03-28 1996-03-28 データ処理装置 Pending JPH09265761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7498996A JPH09265761A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7498996A JPH09265761A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09265761A true JPH09265761A (ja) 1997-10-07

Family

ID=13563208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7498996A Pending JPH09265761A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09265761A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120243847A1 (en) Image playback apparatus, image recording apparatus, and methods thereof
US8854479B2 (en) Information processing apparatus and method
JPH10136299A (ja) 画像データ書込装置および方法、画像データ読出装置および方法、画像データ書込読出装置および方法、メモリカードシステム、データ処理システム、並びにメモリカード
JPH07131746A (ja) 電子カメラ
JP2000138883A (ja) 画像取り扱い装置
JP2001144921A (ja) 画像ファイルの管理方法、電子カメラ及び画像ファイル装置
JPH114404A (ja) デジタルスチルカメラ
US20020154336A1 (en) Image processing apparatus, method of controlling an image processing apparatus, and storage medium
JP4058120B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法
JPH09265444A (ja) データ処理装置
JPH09265761A (ja) データ処理装置
JP2003346418A (ja) データ記録装置、データ記録方法およびデータ記録プログラム
US8314855B2 (en) Reproducing apparatus and recording apparatus
US20030117657A1 (en) Function control method for camera
JP2005073293A (ja) データ処理装置及びデータ処理方法
JP3264970B2 (ja) デジタルカメラ
JP2001111920A (ja) 画像記録装置及び画像記録方法
JPH10145721A (ja) 画像再生装置および画像記録装置
JPH0879686A (ja) 電子スチルカメラの情報記録方法およびその装置
JP3092208B2 (ja) プリントシステム
JP4298935B2 (ja) ディジタル・スチル・カメラおよびその動作制御方法
JP3957775B2 (ja) デジタルカメラ及びその記録方法
JP3141425B2 (ja) ビデオプリントシステム及びプリント指令方法
JP4347715B2 (ja) 電子撮像装置
JPH09168109A (ja) ビデオカメラ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040615

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20041019

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02