JP2005071458A - 光学ヘッドの光検出器取付装置 - Google Patents

光学ヘッドの光検出器取付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装着板を面方向に立てて光学ハウジングに接着する場合、紫外線を照射して接着剤を硬化させるまでの間に装着板の周縁と光学ハウジングに形成される突片との間に塗布した接着剤が流れてしまう問題がある。
【解決手段】光検出器3を装着板2に重ねて装着し、この装着板2の周縁に接着位置となり接着剤が溜められる切込み5a,5b,5c,5dを複数形成し、かつ、前記装着板2と共に光検出器3が取り付けられる光学ハウジング1の取付面に前記装着板2の各切込み5a,5b,5c,5dに相対する部分の前記装着板2の周囲に突片6a,6b,6cを形成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、光検出器を光学ハウジングに取り付ける光学ヘッドの光検出器取付装置に関する。
ディスク等の信号記録媒体に対して光学的に信号の読み取り、あるいは書き込みを行う光学ヘッドにおいては、信号記録媒体の信号で変調された光ビームを受光する光検出器が光源からの光ビームを対物レンズに導く光路及び該対物レンズに戻された光ビームを光検出器に導く光路を構成する光学ハウジングに取り付けられており、前記光検出器は各受光領域に正しく光ビームが照射されるように位置調整が行われて前記光学ハウジングに取り付けられる。
ところで、光検出器の光学ハウジングへの取付は、光検出器が装着板に装着され、この装着板を紫外線硬化タイプの接着剤により光学ハウジングに接着することにより行われる場合が多い(特許文献1参照)。
この場合、接着剤を塗布した状態で調整用治具により光検出器の位置調整を行い、この位置調整が完了した後に紫外線を照射して接着剤を硬化させ、光検出器を位置調整が行われた位置に固定する。
特開平5−182231号公報
ところで、紫外線硬化タイプの接着剤を用いる場合、紫外線照射が行えるように接着位置を露出させる構成にするため、また、光検出器の受光面を光学ハウジングの光路に相対させる位置とするため、装着板に光検出器を重ねて光検出器を内側に、装着板を外側に配置することが行われる。
このような構成にした場合、前記装着板と光学ハウジングとが接する部分が確保できないので、光学ハウジングの形状を工夫し、接着箇所を確保する必要がある。
この接着箇所を確保するために、光学ハウジングの装着板の周囲に突片を形成し、この突片と装着板とを接着することが考えられる。
ところで、上記突片と装着板との接着固定は、光検出器の位置調整を完了させた状態に光検出器の位置を保持して行うことになるので、この位置調整を行う調整用治具との関係から装着板を面方向に立てて光学ハウジングに接着する場合がある。このような場合、紫外線を照射して接着剤を硬化させるまでの間に前記装着板の周縁と前記突片との間に塗布した接着剤が流れてしまう問題がある。
また、光学ヘッドにおいては、レーザーダイオードや光検出器と機器本体側の回路基板との間で電源供給や各種信号の授受を行うべく伝送ケーブルが接続され、この伝送ケーブルとして樹脂フィルムに配線パターンが形成された構造のフレキシブル配線板が用いられることが多いが、このフレキシブル配線板の光検出器に接続される近辺においてフレキシブル配線板を光学ハウジングに沿って折り曲げるので、この折り曲げ部分のフレキシブル配線板のループによりこのループを解放させる力が光検出器に印加される。その為、温度変化により接着剤が膨張や伸縮する際に前記力により光検出器の位置ずれが発生する問題
があった。
本発明は、光検出器を装着板に重ねて装着し、この装着板の周縁に接着位置となり接着剤が溜められる切込みを複数形成し、かつ、前記装着板と共に光検出器が取り付けられる光学ハウジングの取付面に前記装着板の各切込みに相対する部分の前記装着板の周囲に突片を形成している。これにより光検出器の位置調整を行う調整用治具との関係から前記装着板を面方向に立てて光学ハウジングに接着する際に、前記装着板の周縁と前記突片との間に塗布した接着剤を前記切込みに溜めるようにしている。
本発明の光学ヘッドの光検出器取付装置は、装着板を面方向に立てて光学ハウジングに接着する際に、装着板の周縁と突片との間に塗布した接着剤が接着箇所ごとにそれぞれ装着板の周縁に形成される切込みに溜まるようしているので、装着板を面方向に立てた状態で接着剤が流れるのを防止して確実に装着板を介して光検出器を光学ハウジングに接着固定することが出来る。
この場合、前記切込みの位置を光検出器の中心から略等距離の複数点としているので、温度変化により接着剤の膨張及び収縮が発生しても各接着箇所で発生する接着剤の膨張及び収縮が均等になり、温度変化による光検出器の位置ずれを防止出来る利点がある。
また、フレキシブル配線板を所定の隣り合う突片の間から引き出すようにし、これらの突片にフレキシブル配線板を接着固定しているので、光検出器に接続されるフレキシブル配線板に印加される力により光検出器が位置ずれするのが防止出来る。
図1は本発明に係る光学ヘッドの光検出器取付装置を示す斜視図、図2は図1の部分断面図である。
光学ハウジング1には光源となる半導体レーザー(図示せず)他光学ヘッドを構成する各光学素子(図示せず)が組込まれる共に、装着板2上に装着された光検出器3が取り付けられている。
前記装着板2は、機器本体側の回路基板と光学ヘッドとの間で電源供給や各種信号の授受を行う伝送ケーブルとなるフレキシブル配線板4に固着されており、光検出器3は装着板2上に形成されるフレキシブル配線板4のランドにハンダ付けされることにより装着板2に重ねて装着される。
前記装着板2の周縁には接着位置となる複数の半円形状の切込み5a,5b,5c,5dが形成されている。そして、装着板2の各切込み5a,5bに相対する部分の装着板2の周囲には光学ハウジング1の光検出器3の取付面から突出させて突片6a,6bが光学ハウジング1に一体に形成され、切込み5c,5dに相対する部分の装着板2の周囲には突片6cが光学ハウジング1に一体に形成されている。
また、フレキシブル配線板4が装着板2から引き出される位置において、装着板2の周囲のフレキシブル配線板4を前記突片6bとの間で挟むための突片6dが光学ハウジング1に一体に形成されている。
このように構成される光学ヘッドの光検出器取付装置において、光検出器3の位置調整を行う調整用治具(図示せず)との関係から装着板2は図1に示すように面方向に立てて
光学ハウジング1に接着されるようになっている。
光検出器3を光学ハウジング1に取り付ける際、光検出器3を光学ハウジング1の取付面に対向させて装着板2を突片6a,6b,6c,6dに周囲が囲まれる位置に調整用治具を用いて設置する。この場合、フレキシブル配線板4は前記突片6b及び6d間に挟まれるように配置される。
そして、光検出器3の各受光領域から得られる所定の受光出力を監視しながら、光検出器3の位置調整を行い、この位置調整が完了した時点で図3の平面図に破線で示された領域を接着点として装着板2を突片6a,6b,6cに接着固定する。
ここで、突片6a,6bに相対する装着板2の周縁には、それぞれ切込み5a,5bが形成されているので、図3に示すように装着板2が面方向に立てられた状態において塗布された接着剤が前記切込み5a,5bに溜まり、硬化前であっても毛細管現象により拡がること及び重力により流れ落ちるのが防止される。
一方、残りの突片6cに相対する装着板2の周縁に形成されている切込み5c,5d付近にも接着剤が塗布され、接着剤が毛細管現象により隙間に浸透して拡がることが切込み5c,5dにより防止される。
接着剤は紫外線硬化タイプが使用され、光検出器3の位置調整前に滴下され、この位置調整の完了後に各接着点に紫外線を照射して接着剤を硬化させて光学ハウジング1に装着板2を固定し、光学ハウジング1への光検出器3の取付を行う。
ところで、前記切込み5a,5b,5c,5dの各位置は光検出器3の中心から略等距離に設定されている。その為、温度変化によって接着剤が膨張及び収縮した場合に光検出器3の位置ずれが発生しにくくなる。
また、光学ハウジング1への光検出器3の取付を行う際に、図3に示すように接着剤を突片6b及び6dとフレキシブル配線板4との間に滴下し、光検出器3の位置調整の完了後に各接着点に紫外線を照射して接着剤を硬化させて突片6b及び6d間でフレキシブル配線板4を光学ハウジング1に接着固定する。その為、図2に示す如く、フレキシブル配線板4が光検出器3に接続される近辺において光学ハウジング1に沿って折り曲げられてフレキシブル配線板4に形成されるループ7を解放させる力がフレキシブル配線板4の各接着点により食い止められ、光検出器3に伝達されるのが阻止される。
本発明に係る光学ヘッドの光検出器取付装置を示す斜視図である。 図1の部分断面図である。 装着板2を光学ハウジング1に接着する際の接着点を説明する平面図である。
符号の説明
1 光学ハウジング
2 装着板
3 光検出器
4 フレキシブル配線板
5a,5b,5c,5d 切込み
6a,6b,6c,6d 突片

Claims (3)

  1. 光学ヘッドを構成する各光学素子が組込まれる光学ハウジングに光検出器を取り付ける光学ヘッドの光検出器取付装置において、光検出器を装着板に重ねて装着し、この装着板の周縁に接着位置となり接着剤が溜められる切込みを複数形成し、かつ、前記装着板と共に光検出器が取り付けられる光学ハウジングの取付面に前記装着板の各切込みに相対する部分の前記装着板の周囲に突片を形成し、前記装着板を面方向に立てて光学ハウジングに接着する際に、前記装着板の周縁と前記突片との間に塗布した接着剤が前記切込みに溜まるようしたことを特徴とする光学ヘッドの光検出器取付装置。
  2. 前記切込みの位置を光検出器の中心から略等距離の複数点としたことを特徴とする請求項1記載の光学ヘッドの光検出器取付装置。
  3. 光検出器に接続されるフレキシブル配線板を所定の隣り合う突片の間から引き出すように前記突片及び前記フレキシブル配線板を配置し、前記突片とフレキシブル配線板とを接着固定することを特徴とする請求項1記載の光学ヘッドの光検出器取付装置。

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