JP2005069989A - 検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成の装置で液晶パネル等のガラス板の表面、裏面及び内部の欠陥を判別する。
【解決手段】検査装置は、ディスプレイパネル用のガラス板Wの欠陥Dを検査するための装置であり、レーザー光を発射させるレーザーダイオード11、集光レンズ12、ライン状の光線にするシリンドリカルレンズ13等を備えたレーザーマーカー1、撮像レンズ21及びCCD受光素子22を備えていて表面正反射光M及び裏面正反射光Nを受光して画像を形成可能なCCDカメラ2、ガラス板をY方向に移動させるライン搬送装置4、カメラ2が形成した画像を取り入れる画像メモリ51及び欠陥判断部52を備えた画像処理装置5、等を有する。欠陥判断部52は、取り入れた画像が表面H、裏面R及び中間Iの欠陥Df,Dr,Diの何れかを含む異常画像であるときに、これが一ヶ所、二カ所又は三ヶ所に出たときにそれぞれR、I又はHに欠陥があると判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、板状透明体の不良部を検査するための検査装置に関する。
板状透明体としての液晶パネル用のガラス基板の欠陥を検査する検査装置としては、投光系からガラス基板にレーザービームを投射し、基板の表面及び裏面に当たって正反射する正反射光をフィルタで除去し、基板の表面又は裏面に欠陥があってこれにレーザービームが当たったときに欠陥から乱反射する表面散乱光及び裏面散乱光を受光系で受光し、CCDイメージセンサの間隔を隔てた2位置に結像させ、その位置によって表面又は裏面の欠陥の何れであったかを判断するガラス基板の表裏欠陥識別方法を用いた装置が提案されている。(特許文献1参照)。
特開平9−258197号公報(特許請求の範囲の記載、図1、2及び関連説明)
しかしながら、このような方法を用いた検査装置では、ガラスの表面及び裏面から直接反射する正反射光を使用することなく、この光よりも相当程度に光量の低下した乱反射光を使用しているため、レーザー光を強く当てるようにスポット光で照射する必要があり、基板をX−Yの二次元移動ステージによって移動させることによって基板全面を検査しているため、検査装置が複雑で高価になること、検査面が移動したときに表面から透過し裏面から反射した正反射光の影響が出て確実な表裏判定ができないこと、即ち、裏面には欠陥がなく表面欠陥又は表面と裏面との中間に内部欠陥があり、この欠陥が移動して裏面からの直接反射光を遮る位置に到達すると、その散乱光が結像するため、表面及び裏面の欠陥が正確に判定されず、又内部欠陥については初めから判定されないという問題がある。
一方、近年の液晶パネルの普及によってその品質基準が高くなっていて、回路パターンの形成される検査時の表面に加えて、人が画像を見るときの画像のゆがみや色ずれ等に関係する内部や検査時の裏面の欠陥も重要視されるようになり、例えば、テレビ画面等に使用される大型のプラズマディスプレーパネルでは、表面、内部及び裏面の欠陥サイズをそれぞれ50〜100μ、200〜300μ及び300〜500μ以下にするように規制することがある。
そこで本発明は、従来技術における上記問題を解決し、簡単な構成で低コストの下に液晶ディスプレーパネル等の板状透明体の表面、内部及び裏面の不良部分を確実に検査することができる検査装置を提供することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するために、請求項1の発明は、板状透明体の不良部を検査するための検査装置において、
一定の関係位置に配置されている投光部と受光部とで構成された光学系と、前記板状透明体と前記光学系とが一定の方向に相対的に移動可能なように前記板状透明体又は前記光学系のうちの何れか一方を移動可能にする移動機構と、判断部と、を有し、前記投光部は前記板状透明体にレーザー光を投光可能なように構成されていて、前記受光部は前記レーザー光のうち前記板状透明体の表面から正反射した表面正反射光と裏面から正反射した裏面正反射光とを受光して画像を形成可能なように構成されていて、前記判断部は、前記受光部が形成した前記画像を取り入れて該画像が異常画像として前記不良部を含んでいるときに前記異常画像が一ヶ所又は所定の短時間内に前記一定の方向に二カ所もしくは三ヶ所にあるとそれぞれ前記裏面又は前記表面と前記裏面との中間もしくは前記表面に前記不良部があったものと判断することを特徴とする。
以上の如く本発明によれば、請求項1の発明においては、板状透明体の不良部を検査するための検査装置が、一定の関係位置に配置されている投光部と受光部とで構成された光学系を有し、投光部が板状透明体にレーザー光を投光可能なように構成されていて、受光部が投光されたレーザー光のうち板状透明体の表面から正反射した表面正反射光と裏面から正反射した裏面正反射光とを受光して画像を形成可能なように構成されているので、表面に不良部があったときには、不良部に当たったレーザー光が乱反射し、正反射光する方向には極めて弱い光しか到達しないので、その周囲の正反射光との間で光量に大幅な差が生じ、受光部に不良部の撮影された異常画像が形成される。又、不良部の周辺から板状透明体中にレーザー光の大部分が進入し、板状透明体の裏面で反射した裏面正反射光も受光部に異常画像を形成する。従って、表面に不良部があるときには、板状透明体の一定の位置で同時に受光部の異なった二カ所の位置に二回異常画像が形成される。
一方、不良部が板状透明体の中の中間位置又は裏面に存在するときには、表面に不良部がないので表面正反射光では異常画像が形成されず、中間位置の不良部の周囲から又は直接に裏面に到達して裏面から正反射した裏面正反射光に異常画像が形成される。即ち、板状透明体の一定の位置では、裏面又は内部の不良部については受光部の裏面画像形成位置に一回だけ一ヶ所に異常画像が形成される。
この場合、このような画像は正反射光によって形成されるので、散乱光を使用する場合に較べると格段に光量があるため、レーザー光をスポット光にすることなく長さのあるライン状の光にして、検査可能な範囲を十分長くすることができる。
又、板状透明体と光学系とが一定の方向に相対的に移動可能なように板状透明体又は光学系のうちの何れか一方を移動可能にする移動機構を有するので、投光して受光する板状透明体の位置を移動させ、ライン状のレーザー光によって板状透明体の一定幅を二次元に検査して行くことができる。従って、板状透明体が大きい場合には、移動方向に直角な方向に必要な台数だけ光学系を並設することにより、板状透明体の面積の全体を検査することができる。
そしてこの場合、板状透明体の表面又は中間位置に不良部があったときには、上記の如く同時に表面及び裏面正反射光により又は表面正反射光によって異常画像を検出できると共に、不良部が板状透明体の厚み程度の小距離を移動すると、表面の不良部の影響がなくなっても、不良部自体が移動することにより、裏面正反射光のライン上に不良部が来て、裏面正反射光によって再び異常画像が形成される。即ち、小距離従って小時間内にこの異常画像が追加され、結局、小距離、小時間内に、表面の不良部又は中間の不良部に対して異常画像が三ヶ所に三回又は二カ所に二回形成されることになる。一方、裏面に不良部があるときには、一度これを含む画像が形成されれば、板状透明体が移動しても再び表面又は裏面正反射光の位置に不良部が来ることがないため、結局、裏面の不良部では一ヶ所に一回だけ異常画像が形成されることになる。
そして、画像メモリや画像処理プログラム等としてマイコン等で構成可能な判断部を設けて、これにより、上記のように受光部で形成された画像を取り入れ、その画像が異常画像として不良部を含んでいるときに、異常画像が一ヶ所又は板状透明体がその厚み程度の距離を移動するくらいの所定の短時間内に移動する一定の方向に二カ所もしくは三ヶ所にあると、それぞれ裏面又は表面と裏面との中間もしくは表面に不良部があったものと判断するので、表面だけでなく裏面及び内部の位置を含めて、確実に不良部の存在及びその位置を判断することができる。
そして、このような検査装置は、板状透明体を一次元方向に移動させればよいので、装置構成を簡単にして、低コストで確実に作動するものにすることができる。
図1は本発明を適用した検査装置の全体構成の一例を示す。
検査装置は、板状透明体としてのプラズマディスプレイや液晶ディスプレイ用のガラス基板等からなるガラス板Wのきずや歪みや異物や気泡等の不良部である欠陥Dを検査するための装置であり、投光部としてのレーザーマーカー1と受光部としてのCCDカメラ2とで構成された光学系3、移動機構としてのライン搬送装置4、判断部としての画像処理装置5、等で構成されている。
レーザーマーカー1は、ガラス板Wにレーザー光Lを投光可能なうように構成されていて、レーザー光を発射させるレーザーダイオード11、発射されたレーザー光を収束させる集光レンズ12、収束されたレーザー光をガラス板Wに向けて図において紙面に直角な方向であり図2等に示す横X方向に広げてある程度の長さを持つライン状の光線にするシリンドリカルレンズ13、等を備えている。
CCDカメラ2は、レーザー光Lのうちガラス板Wの表面H及び裏面Rからそれぞれ正反射した表面正反射光M及び裏面正反射光Nからなる正反射光を受光して画像を形成可能なように構成されていて、撮像レンズ21及びCCD受光素子22を備えている。表面及び裏面正反射光M及びNはそれぞれCCD受光素子22の異なった位置P1 及びP2 に結像する。
CCD受光素子22は、ガラス板Wの微小な欠陥Dの位置が正確に分かるように多数の微小区画で構成されている。レーザーマーカー1とCCDカメラ2とは以上のように投光及び受光が可能なように一定の関係位置に配置されて前記光学系3を形成している。投光及び受光の入射角及び反射角は本例では45°である。レーザー光Lはガラス板Wに一定角度屈折して入射及び反射をする。
ライン搬送装置4は、ガラス板Wと光学系3とが一定の方向として縦Y方向に一定の速度で相対的に移動可能なようにガラス板W又は光学系3のうちの何れか一方を移動可能にするが、本例ではガラス板Wを矢印のように移動可能にしている。このようなライン搬送装置4としては、通常ローラコンベア装置が使用される。符号41は、搬送されるガラス板Wの移動量に対応したパルス信号を画像処理装置5に送信するロータリーエンコーダーである。
なお、本例では搬送機構を連続的にガラス板Wを搬送するローラコンベアからなるライン搬送装置4にしているが、製造工程の都合等によっては、ガラス板Wを順次一定位置に停止させ、光学系3をガラス板上で往復移動させるような機構にしてもよい。
画像処理装置5は画像メモリ51及び欠陥判断部52を備えている。画像メモリ51は、CCDカメラ2が形成した画像を取り入れ、欠陥判断部52は、この画像が異常画像として欠陥Dを含んでいるときに、この異常画像が一ヶ所又は一定の短時間t内に縦Y方向に二カ所もしくは三ヶ所あると、それぞれ裏面R又は表面Hと裏面Rとの中間Iもしくは表面Hに欠陥Dがそれぞれ欠陥Db、Di又はDfとして存在していると判断する。
図2乃至図4によって上記の欠陥判断手段について詳細に説明する。
図2(a)は、表面側のレーザー光のみを対象とし、ガラス板Wが縦Y方向に移動して来て図1に示すA位置にあった表面の欠陥Dfがレーザーマーカー1の表面照射位置Qに到達したときのレーザー光の状態を示していると共に、ガラス板Wの縦Y方向において欠陥Dfの前後で欠陥Dfのない位置A1 及びA2 が位置Qを通過してそこでレーザー光を照射されたときのレーザー光の状態を位置Qの前後に仮想的に示している。そして、CCDカメラ2で撮影した欠陥Df及びその前後の画像データを画像処理装置5の画像メモリ部51に取り込んだときのX−Y平面状態を同図(d)の上の図の画像f1 として示している。
図示の如く、欠陥DfがQ位置に到達したときには、レーザー光LのうちX−Y方向の一部分で欠陥Dfに当たった部分は乱反射し、光強度の極めて弱い散乱光mになり、CCDカメラ2のCCD受光素子22にはこれを点灯させるだけの光が到達せず、一方、欠陥Dfに当たらないレーザー光L並びにQ位置で欠陥Dfの前後のA1 及びA2 位置を照射したレーザー光L1 、L2 は、ガラス面から通常5%程度が正反射をして散乱光よりも格段に光量の多い正反射光Lm及びM1 、M2 になり、CCDカメラ2のCCD受光素子22のうちのP1 位置の一定範囲のものを点灯させる。その結果、同図(d)に示す如く、欠陥Dfが撮像されてその状態が画像メモリ51に記憶されることになる。なお、レーザー光LはX方向に長さlでY方向に例えば0.1mm程度の幅を持つものであり、欠陥Dfの大きさによりLm等は1本以下から10本程度までの本数になる。
同図(b)及び(e)の上の図の画像r1 は、(a)及び画像f1 と同じ欠陥位置における裏面反射光の状態を示している。レーザー光LのうちX−Y方向の一部分で欠陥Dfに当たった部分は反射及び透過した散乱光mになり、裏面Rで反射してもCCD受光素子22を点灯させず、一方、欠陥Dfに当たらないレーザー光L並びにQ位置で欠陥Dfの前後のA1 及びA2 位置を照射したレーザー光L1 、L2 は、その大部分が表面Hを透過して裏面Rから通常5%程度が正反射をして散乱光よりも格段に光量の多い正反射光Ln及びN1 、N2 になり、CCDカメラ2のCCD受光素子22のうちの表面とは異なったP2 位置の一定範囲のものを点灯させる。その結果、同図(e)のr1 画像に示す如く、欠陥Dfが撮像されてその状態が画像メモリ51に記憶されることになる。
以上の如く、A位置の欠陥DfがQ位置に到達したときには、f1 及びr1 画像として同時に2回形成される。画像メモリ51は、数値で画像データを取り入れるが、通常、ガラス板Wに対応した仮想画面にこのような画像データを書き込むことができる。その場合、欠陥Dfの判定の後工程等のために、通常、表面画像f1 と裏面画像r1 とは別画面にされる。(d)及び(e)の画面を重ね合わせると、欠陥Dfの位置が実際の位置と一致し、その位置に両方の欠陥が重なって表示される。即ち、両画像f1 とr1 とはX方向に同じ位置で且つY方向にも同じ位置に表示される。
図2(c)と(e)及び(d)の下の図の画像r2 及びf2 とは、ガラス板Wが更にY方向に進行して欠陥DfのA位置がQ位置からQ1 位置まで移動したときの状態を示す。このときには、図示の如くQ位置におけるL、L1 、L2 のレーザー光の表面正反射光は欠陥Dfの影響を受けなくなっていて完全な正反射光M、M1 、M2 になるが,表面Hから透過した裏面正反射光NのX方向の一部分が丁度欠陥Dfに妨げられることになり、Nは欠陥Dfを透過したのち欠陥Dfによって曲げられて散乱光nになり、同図(b)と同様に裏面正反射光Ln、N1 及びN2 がCCD素子を点灯させ、(e)の下の図に示す画像r2 が形成される。
この画像r2 は、欠陥Dfが移動したQ−Q1 間の距離sだけX方向の同じ位置でY方向にQから離れた位置に形成されていると共に、所定の短時間としてr1 の画像が形成されてからt=s/vだけ遅れた時間に形成されている。vはガラス板Wの搬送速度である。sはガラス板Wの厚みaに対応していて光が屈折する分だけaより少し短い距離である。なおこのときには、レーザー光照射位置のQ点でも表面正反射光による画像は形成されるが、Q位置に欠陥Dfがないので、(d)の下の図に示す欠陥の写っていない画像f2 として表される。
以上から、表面Hに生じた欠陥Dfでは、ガラス板Wの移動方向であるY方向に、この方向に直角な横X方向の一定位置で、ガラス板Wの厚みaに近い程度の小距離及びこれに対応した欠陥移動の小時間内に、画像メモリ51に欠陥Dfを含む異常画像が合計3回形成されることになる。
図3は、ガラス板WがY方向に移動して図1のB位置にあった裏面Rの欠陥Drがレーザー光照射位置Qから少し移動してレーザーマーカー1の裏面照射位置Q2 に到達したときの状態を示す。裏面Rに欠陥Drがあるときには、表面照射位置Qには欠陥Drがないため、表面照射光LはL1 、L2 と共に正反射するので、同図(c)の上の図に示す如く、表面の画像f1 には欠陥Drが現れないが、同図(d)の上の図に示す如く、裏面の画像r1 に欠陥Drが現れる。そして、ガラス板WがY方向に更に移動して欠陥DrがQ2 位置を離れると、それ以後はQ及びQ2 位置に欠陥Dが来ないので、(c)及び(d)の下の図の画像f2 及びr2 のように欠陥の映像は生じない。従って、裏面Rに生じた欠陥Drでは、前記小距離及びこれに対応した小時間内に、画像メモリ51に欠陥Drを含む画像が1回だけ形成されることになる。
図4は、ガラス板WがY方向に移動して図1のC位置にあった中間Iの欠陥Diがレーザー光照射位置Qから少し移動してレーザーマーカー1の中間照射位置Q3 に到達したときの状態を示す。中間Iに欠陥Diがあるときには、表面照射位置Qには欠陥Diがないため、表面照射光LはL1 、L2 と共に正反射するので、同図(c)の上の図に示す如く、表面の画像f1 には欠陥Diが現れないが、同図(d)の上の図に示す如く、レーザー光Lの一部分が欠陥Diに遮られて裏面の画像r1 に欠陥Diが現れる。
そして、ガラス板WがY方向に更に距離s2 だけ移動して欠陥DiがQ3 位置からQ4 位置に来ると、レーザー光Lが裏面Rで反射してその一部分が欠陥Diに遮られて裏面正反射光Lnになり、裏面の画像r2 に再び欠陥Diが現れる。従って、中間Iに生じた欠陥Diでは、前記小距離及びこれに対応した小時間内に、画像メモリ51に欠陥Diを含む画像が2回形成されることになる。距離s2 もガラス板Wの厚みに対応した小距離であり、例えば欠陥Diがガラス板の厚みの中心位置にあるときには、s2 はs1 の1/2である。
以上図2乃至図4により詳しく説明したように、欠陥が表面、裏面又は中間にあるときには、画像メモリ51にそれぞれの欠陥を含む画像データが3回、1回又は2回現れる。画像処理装置5の欠陥判断部52は、取り入れた画像データから、CCDカメラ2のCCD受光素子22を点灯させなかった欠陥Dを含む画像データの有無を検出し、このように欠陥画像が検出されると、横X方向の一定位置でガラス板Wの移動方向であるY方向にガラス板Wの厚みaに近い程度の小距離及びこれに対応した欠陥移動の小時間内に、更に欠陥画像があったかどうかを検出し、異常画像が一ヶ所だけ又は二カ所もしくは三ヶ所にあることを検出すると、それぞれ裏面又は中間もしくは表面にそれぞれ欠陥Dr又はDiもしくはDfがあったものと判断する。欠陥のY方向位置は、本例ではロータリーエンコーダー41によるガラス板Wの移動量の検出によって与えられている。
なお、欠陥があってこのように判断されると、それ以後は、通常の検査手段により、欠陥の大きさや輝度等が測定され、表面、裏面又は中間の欠陥種類に対応して一定の検査基準に従って欠陥部分の製品としての使用の可否が判断され、欠陥を含む製品部分を排除したり、製品全体の合否を定めるような処理がされる。
図5及び図6は、図1に示す光学系3により、ガラス板Wの欠陥を含む画像をCCDカメラ2のCCD受光素子22上に撮影した結果を示す。
図5(a)は、図2の(a)及び(b)のP2 及びP1 位置の画像である。図において黒地の中の白く厚みのある部分は正反射光の当たった部分を示し、その中の小さい黒い部分は正反射光が散乱して光が殆ど当たっていない表面欠陥Dfを示し、これを含む画像が二カ所の位置に現れている。なお、上下の映像はそれぞれP2 及びP1 位置のものである。白い部分は欠陥Dfを中心としてX方向に約10mmの長さになっている。従って、レーザー光を、スポット光でなく10mmの長さを持つライン状の光にしても、欠陥Dfが確実に撮像されることが確認された。図5(b)は、ガラス板Wを少し移動させた図2の(c)のP2 及びP1 位置の画像である。欠陥Dfは裏面正反射光側の一ヶ所だけに現れている。従って、表面欠陥Dfでは、同時に二カ所に二回撮像されると共に小時間遅れて一ヶ所に1回、合計三ヶ所に三回撮像されることも明らかになった。
図6(a)及び(b)は、それぞれ図4(a)及び(b)のP2 とP1 位置の画像である。それぞれの上及び下の裏面及び表面正反射光の白い部分は、図4の(d)及び(c)の図に対応する。図示の如く、中間の欠陥Diでは、同じライン状のレーザー光の裏面正反射光により、ガラス板Wの搬送方向の二カ所の位置に、二回欠陥Diの映像が現れることが確認された。
以上のような欠陥の検査装置によれば、欠陥Dを含む画像を一定の光強度も持つ正反射光だけで形成させるので、ガラス板Wを一定の方向に直線状に移動させるだけの簡単な構成により、確実に表面又は中間又は裏面にある欠陥を判別することができる。なお、例えばガラス板Wの裏面Rに近接して2以上の欠陥があるような場合には、これを表面又は中間の欠陥と誤判断する可能性がないではないが、一般に、このような欠陥は例えば検査されるべき多数枚の1.2m角のガラス板で一ヶ所に生ずる程度の頻度のものであるため、同じ1枚のガラス板のX方向の同位置で且つごく近距離中に二カ所以上の欠陥が生ずることは皆無と言えるくらいであるため、本発明の検査装置によれば実質的に確実に欠陥位置を判別することができる。
図7は本発明を適用した検査装置の光学系の一例を示す。
本例の検査装置は、寸法Ws=1200mm角のガラス板Wを対象とした装置であり、34台のレーザーマーカー1及び24台のCCDカメラ2で光学系3を構成している。なお、図ではこれらの相当部分の数を省略している。又、レーザー光Lと表面及び裏面正反射光M及びNのガラス板Wへの入射角及び反射角を45°にしているが、図では平面状態を示している。光路長S1 及びS2 はそれぞれ1064mm及び152mm である。
1台のCCDカメラ2の視野lcは50mmになっていて,この範囲にレーザーマーカー9台分の発射したレーザー光を受光する。従って、1台のレーザーマーカーから発射されるライン状のレーザー光の有効長さは6.25mmである。図5、6に示す実験結果では、長さ約10mmのレーザー光によってガラス板の欠陥Dを撮影することができたので、6.25mmは十分な余裕のある値であり、また、ガラス板からの正反射光を一旦スクリーンに投影し、スクリーンに映ったレーザーラインを撮影することにより、レーザーマーカーの台数は更に削減可能である。そして、光学系又はガラス板Wの何れか一方だけを移動させることにより、ガラス板Wの1200mm幅を一度に撮影して行くことができる。なお、画像処理装置5の部分は、これまで説明したような処理の可能な装置として、マイコン等で構成される。このような検査装置によれば、一次元動作をする簡単な機構によって確実な作動の下に、ガラス板Wの欠陥の存在及びそのガラス厚み方向の位置を判断することができる。
本発明は、液晶パネルや大型のプラズマディスプレーパネル等に使用するガラス板の検査装置として特に好都合に利用される。
本発明を適用した検査装置の全体構成の一例を示す説明図である。 (a)乃至(e)は上記装置によるガラス板の表面欠陥の画像形成状態の説明図である。 (a)乃至(d)は裏面欠陥の画像形成状態の説明図である。 (a)乃至(d)は中間位置の欠陥の画像形成状態の説明図である。 (a)及び(b)は実際のカメラで表面欠陥を撮影した状態を示す説明図である。 (a)及び(b)は実際のカメラで中間位置の欠陥を撮影した状態を示す説明図である。 本発明を適用した実施例の検査装置の光学系の平面図である。
符号の説明
1 レーザーマーカー(投光部)
2 CCDカメラ(受光部)
3 光学系
4 ライン搬送装置(移動機構)
5 画像処理装置(判断部)
D,Df,Dr,Di 欠陥,表面,裏面及び中間の欠陥(不良部)
F 表面
1 ,f2 ,r1 ,r2 画像
H 表面
I 中間
L,L1 ,L2 レーザー光
M,Lm,M1 ,M2 表面正反射光
N,Ln,N1 ,N2 裏面正反射光
R 裏面
W ガラス板(板状透明体)
Y 縦方向(一定の方向)
t 所定の短時間

Claims (1)

  1. 板状透明体の不良部を検査するための検査装置において、
    一定の関係位置に配置されている投光部と受光部とで構成された光学系と、前記板状透明体と前記光学系とが一定の方向に相対的に移動可能なように前記板状透明体又は前記光学系のうちの何れか一方を移動可能にする移動機構と、判断部と、を有し、前記投光部は前記板状透明体にレーザー光を投光可能なように構成されていて、前記受光部は前記レーザー光のうち前記板状透明体の表面から正反射した表面正反射光と裏面から正反射した裏面正反射光とを受光して画像を形成可能なように構成されていて、前記判断部は、前記受光部が形成した前記画像を取り入れて該画像が異常画像として前記不良部を含んでいるときに前記異常画像が一ヶ所又は所定の短時間内に前記一定の方向に二カ所もしくは三ヶ所にあるとそれぞれ前記裏面又は前記表面と前記裏面との中間もしくは前記表面に前記不良部があったものと判断することを特徴とする検査装置。
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