JP2005069436A - 摺動シャフト - Google Patents

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【課題】摺動シャフトにおいて、トーションバーを用いてガタ除去を達成しようとする場合、外軸と内軸との嵌合長をあまり長くできないと、ガタ除去効果が得られないおそれがある。
【解決手段】摺動シャフト1は、筒状の外軸2と、外軸2に軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸3とを備える。内軸3は、主体部4と、軸端部5と、主体部4および軸端部5を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結する例えば断面円形のねじり軸部6とを含む。ねじり軸部6の軸線7が主体部5および軸端部6の軸線8から所定のオフセット量Aだけオフセットされている。ねじり軸部6をその軸線7回りに少しねじっただけで、外軸2と内軸3の嵌合部分における回転方向の相対変位長さを十分に確保する。
【選択図】 図5

Description

本発明は軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸および外軸を備える摺動シャフトに関する。
この種の摺動シャフトとして、筒状の外軸と、この外軸内に嵌め合わされる内軸とを備え、内軸が、主体部と、この主体部に軸細のトーションバーを介して連結された軸端部とを含む摺動シャフトがある。この摺動シャフトでは、上記トーションバーが主体部および軸端部を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結しており、トーションバーをねじった状態で内軸を外軸内に挿入し、トーションバーのねじりを戻そうとする復元力で内軸と外軸に相対回転方向の予圧を与え、内軸と外軸の間の回転方向のガタをなくすようにしている(例えば特許文献1)。
仏公開特許公報No.2228175号
トーションバーは長さが長いほど主体部と軸端部との間のねじれ量を大きくすることができるが、実際には、内軸と外軸の嵌合長をあまり長くできない関係上、トーションバーの長さをあまり長くできない。このような比較的短いトーションバーでは、そのねじり応力の限界いっぱいまでねじったとしても、主体部と軸端部の間のねじれ量が小さく、ガタ除去に効果を発揮できないおそれがある。
例えば、摺動シャフトをステアリングシャフトやインターミディエイトシャフト等のステアリング装置に用いた場合、摺動部で回転方向にガタ(遊び)が存在すると、操舵中立位置付近で操舵フィーリングや操縦安定性が悪くなるおそれがある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、確実にガタを除去することができる摺動シャフトを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、
本発明は、筒状の外軸と、外軸に軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸とを備え、内軸は、主体部と、軸端部と、主体部および軸端部を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結するねじり軸部とを含み、ねじり軸部の軸線が主体部の軸線からオフセットされる場合がある。
この場合、ねじり軸部の軸線回りのねじり角度が小さくても、内軸と外軸の回転方向の相対変位長を長くすることができる。したがって、比較的短いねじり軸部をその応力限界内でねじった場合でも、内軸と外軸のガタを確実に除去することができ、結果として、確実にガタ除去を達成することができる。
また、本発明は、筒状の外軸と、外軸に軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸とを備え、外軸および内軸の何れか一方は、主体部と、主体部から分割された軸端部と、主体部および軸端部を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結する連結手段とを含み、連結手段は、主体部および軸端部の間に介在し主体部および軸端部に加硫接着するゴムを含む場合がある。
この場合、ゴムであれば、応力的に有利であり仮に軸方向長さが短くても、内軸および外軸の回転方向の遊びを除去するに十分なねじり変位量を確保することができる。したがって、確実にガタ除去を達成することができる。
また、本発明は、筒状の外軸と、外軸に軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸とを備え、内軸は、主体部と、主体部から分割された軸端部と、主体部および軸端部を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結するトーションバーとを含み、上記主体部はトーションバーを収容する筒状をなし、トーションバーの一端が上記軸端部に一体回転可能に固定されると共に他端が主体部に一体回転可能に固定される場合がある。
この場合、トーションバーを中空の内軸内に組み込むので、全体を大型化することなく、トーションバーの長さを比較的自由に設定でき、その結果、内軸および外軸の回転方向の遊びを除去するに十分なねじり変位量を確保することができる。結果として確実にガタ除去を達成することができる。
また、本発明は、筒状の外軸と、外軸に軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸とを備え、外軸および内軸の何れか一方は、主体部と、主体部から分割された軸端部と、主体部および軸端部を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結する連結手段とを含み、外軸および内軸は互いに対応する軌道溝を含み、これら互いに対応する軌道溝間に転動体が介在する場合がある。
この場合、連結手段のねじりを戻す方向の付勢力によって内軸と外軸の回転方向のガタを確実に除去することができる。しかも、転動体を用いることで、内軸と外軸の軸方向の相対移動抵抗を小さくすることができる。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態の摺動シャフトの分解斜視図である。図1を参照して、本摺動シャフト1は、筒状の外軸2と、外軸2に軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸3とを備える。外軸2および内軸3の嵌合部分の断面図である図4Aおよび図4Bを参照して、外軸2の内周面21には、互いの間に二面幅を形成する一対の相対向する平坦面22が設けられている。
図1および図2を参照して、内軸3は、主体部4と、軸端部5と、主体部4および軸端部5を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結する例えば断面円形のねじり軸部6とを含む。内軸3は一体に形成されており、ねじり軸部6は相対的に太い主体部4および軸端部5に対して軸細部として構成されている。
主体部4および軸端部5の断面形状は外軸2の断面形状に適合する形状をなしている。図4Aを参照して、主体部4の外周面41には、互いの間に二面幅を形成する一対の相対向する平坦面42が設けられ、図4Bを参照して、軸端部5の外周面51には、互いの間に二面幅を形成する一対の相対向する平坦面52が設けられている。主体部4および軸端部5の平坦面42,52が外軸2の平坦面22に対応する。
無負荷の状態の内軸3において(すなわちねじり軸部6の自由状態で)、主体部4と軸端部5との間に生ずる位相ずれ量は、外軸2と内軸3との間に生ずるおそれのある回転方向の遊び量よりも大きくしてある。外軸2に内軸3を組み込むときに、主体部4と軸端部5の間の位相ずれを戻す態様にて挿入するが、挿入後の内軸3において、主体部4と軸端部5の位相ずれ量を元の量(自由状態での位相ずれ量)に復帰しようとする復元力が働く。この復元力を用いて、外軸2と内軸3に相対回転方向の予圧が与えられる。図4Aおよび図4Bに示すように、主体部4および軸端部5の平坦面42,52は互いに逆向きに傾斜して、対応する外軸の平坦面22に対向する。
本実施の形態の特徴とするところは、図2および図3に示すように、ねじり軸部6の軸線7が主体部5(および軸端部6)の軸線8から所定のオフセット量Aだけオフセットされている点にある。
本実施の形態によれば、ねじり軸部6の軸線7回りのねじり角度Bが小さくても、内軸3と外軸2の嵌合部分(特に、ねじり軸部6の軸線7から遠い側の嵌合部分)の回転方向の相対変位長Cを大きくすることができる。したがって、ねじ軸部6が短い場合でも、該ねじ軸部6をその応力限界内でねじることで、内軸3と外軸2のガタを確実に除去することができる。結果として、小型で確実にガタ除去を達成することができる。
なお、本実施の形態においては、主体部4および軸端部5の断面形状として、二面幅を形成する形状を採用したが、これに限らず、例えばD形断面その他の異形形状を採用することができる。また、外軸2と内軸3をスプライン結合させることもできる。
次いで、図5は本発明の別の実施の形態を示している。図5を参照して、本実施の形態では、摺動シャフト1Aが、筒状の外軸2Aと、内軸3Aとを備え、外軸2Aと内軸3Aはスプライン嵌合により軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされる。
内軸3Aは、主体部4Aと、主体部4Aから分割された軸端部5Aと、主体部4Aおよび軸端部5Aの間に介在し主体部4Aおよび軸端部5Aを互いに連結する連結手段としてのゴム9を含む。ゴム9は主体部4Aおよび軸端部5Aの対向端面に加硫接着されており、主体部4Aおよび軸端部5Aを互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結する。
内軸3Aの主体部4Aおよび軸端部5Aは同一断面形状をなし、それぞれ外周面にスプライン歯10,11を形成している。外軸2Aに組み込む前の無負荷状態のときに、スプライン歯10,11は互いに位相がずらされている。一方、外軸2Aは軸長方向に真直に延びるスプライン溝12を形成している。
組み込み前の無負荷のときの内軸3Aのスプライン歯10,11の位相ずれ量は、外軸2Aと内軸3Aとの間に生ずるおそれのある回転方向の遊び量よりも大きくしてある。外軸2Aに内軸3Aを組み込むときに、主体部4Aと軸端部5Aの間の位相ずれを戻す態様にねじって挿入するが、挿入後の内軸3Aにおいて、主体部4Aと軸端部5Aの位相ずれ量を元の量(自由状態での位相ずれ量)に復帰しようとする復元力が働く。この復元力を用いて、外軸2Aと内軸3Aに相対回転方向の予圧が与えられる。
図6を参照して、一方の回転方向では、外軸2Aおよび内軸3Aのうちの一方からなる入力軸から他方からなる出力軸へ直接トルクが伝達され、リニアな特性eが得られる。また、他方の回転方向では、小トルク伝達時には、入力軸からゴム9を介して出力軸にトルクが伝達されるためゴム9による低勾配のリニアな特性fが得られる一方、大トルク伝達時には、入力軸から出力軸へスプライン嵌合部分を介してトルクが伝達される高勾配のリニアな特性gが得られ、二段折れ特性となる。
本実施の形態によれば、下記の利点がある。すなわち、ゴム9であれば、応力的に有利であり仮に軸方向長さが短くても、内軸3Aおよび外軸4Aの回転方向の遊びを除去するに十分なねじり変位量を確保することができる。したがって、小型で確実にガタ除去を達成することができる。特に、本摺動シャフト1Aをステアリングシャフト乃至インターミディエイトシャフトに適用した場合には、操舵中立位置の近傍でのステアリング操作においてガタ感の解消を通じて操舵フィーリングを向上させることができると共に、ガタ除去による操舵レスポンスの向上を通じて操舵安定性を向上させることができる。
次いで、図7は本発明の別の実施の形態を示している。図7を参照して、本実施の形態が図5の実施の形態と異なるのは、本摺動シャフト1Bでは、筒状の外軸2Bが、主体部13と、主体部13から分割された軸端部14と、主体部13および軸端部14を回転方向の位相をずらした状態で連結し主体部13および軸端部14に加硫接着されるゴム15を有する点である。ゴム15は筒状をなし、主体部13と軸端部14の対向端部の外周に嵌合されて加硫接着されている。ゴム15は主体部13と軸端部14の対向端部間に介在する部分を有していても良い。
主体部13および軸端部14にはそれぞれスプライン溝16,17が形成され、これらスプライン溝16,17の位相がずらされている。内軸3Bは分割されておらず、軸長方向に真直なスプライン歯18を形成している。
本実施の形態においても、図5の実施の形態と同様の作用効果を奏することができ、確実にガタ除去を達成することができ、摺動シャフト1Bの小型化を図ることもできる。
次いで、図8は本発明の別の実施の形態を示している。図8を参照して、本実施の形態が図1の実施の形態と異なる構成は、摺動シャフト1Cが、外軸2に軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされる内軸3Cが、主体部30と、主体部30から分割された軸端部31と、主体部30および軸端部31を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結するトーションバー32とを含む点にある。
また、上記主体部30がトーションバー32を収容する筒状をなしており、トーションバー32の一端32aが上記軸端部31に一体回転可能に固定されると共に他端32bが主体部30に一体回転可能に固定される点にある。トーションバー32の他端32bには、筒状の主体部30に一体回転可能に嵌合可能な断面形状をなす太軸部33が設けられている。ただし、太軸部33を設けずにトーションバー32の他端32bを主体部30と一体に固定することもできる。
本実施の形態によれば、トーションバー32を中空の内軸3C内に組み込むので、全体を大型化することなく、トーションバー32の長さを比較的自由に設定でき、その結果、内軸3Cおよび外軸2の回転方向の遊びを除去するに十分なねじり変位量を確保することができる。結果として、小型で確実にガタ除去を達成することができる。
次いで、図9は本発明の別の実施の形態を示している。図9を参照して、本実施の形態では、摺動シャフト1Dが、筒状の外軸2Dと、外軸2Dに転動体34を介して軸方向に相対移動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸3Dとを備える。具体的には、転動体34としてボールを用いることで、本摺動シャフト1Dはボールスプラインシャフトとして構成されている。
内軸3Dは、主体部35と、主体部35から分割された軸端部36と、主体部35および軸端部36を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結する連結手段としてのトーションバー37を含む。連結手段としては、図示のトーションバー37に代えて、ヘリカルカップリングを用いることもできる。
外軸2Dおよび内軸3Dは互いに対応する軌道溝40,41を含み、これら互いに対応する軌道溝40,41間に複数の転動体35が介在する。内軸3Dの軌道溝41は、主体部35および軸端部36に形成され、図10Aおよび図10Bに示すように、主体部35の軌道溝41と軸端部36の軌道溝41とは互いの位相がずらされている。
本実施の形態によれば、トーションバー37のねじりの復元力によって転動体34に予圧を与えて外軸2Dと内軸3Dの回転方向のガタを確実に除去することができる。しかも、転動体34を用いることで、外軸2Dと内軸3Dの軸方向の相対移動抵抗を格段に小さくすることができる。
本実施の形態においては、内軸3Dが主体部35と軸端部36と連結用のトーションバー37を有する構成としたが、これに代えて、外軸2Dが主体部と軸端部に分割されてこれら主体部および軸端部が図7の実施の形態で示したゴム9を介して連結される構成としても良い。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図1、図5、図7および図8の各摺動シャフト1,1A,1B,1Cにおいて、その外軸と内軸とをボール等の転動体を介してトルク伝達させる図9の実施の形態と同様の構成としても良い。その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
本発明の一実施の形態の摺動シャフトの一部破断分解斜視図である。 摺動シャフトの断面図である。 内軸の要部の断面図である。 図4Aおよび図4Bはそれぞれ、図2の4A−4A線に沿う断面図および図2の4B−4B線に沿う断面図である。 本発明の別の実施の形態の摺動シャフトの概略断面図である。 回転角と伝達トルクの関係を示すグラフ図である。 本発明のさらに別の実施の形態の摺動シャフトの一部破断分解側面図である。 本発明のさらに別の実施の形態の摺動シャフトの分解断面図である。 本発明のさらに別の実施の形態の摺動シャフトの一部破断分解側面図である。 図10Aおよび図10Bはそれぞれ、図9の10A−10A線に沿う断面図および 図9の10B−10B線に沿う断面図である。
符号の説明
1,1A,1B,1C,1D 摺動シャフト
2,2A,2B,2D 外軸
3,3A,3B,3C,3D 内軸
4,4A 主体部
5,5A 軸端部
6 ねじり軸部(連結手段)
7 軸線
8 軸線
9 ゴム(連結手段)
10,11 スプライン歯
12 スプライン溝
13 主体部
14 軸端部
16,17 スプライン歯
18 スプライン溝
21 内周面
22 平坦面
30 主体部
31 軸端部
32 トーションバー(連結手段)
32a 一端
32b 他端
33 太軸部
34 転動体
35 主体部
36 軸端部
37 トーションバー(連結手段)
40,41 軌道溝
42 平坦面
51 外周面
52 平坦面
A オフセット量

Claims (4)

  1. 筒状の外軸と、外軸に軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸とを備え、
    内軸は、主体部と、軸端部と、主体部および軸端部を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結するねじり軸部とを含み、
    ねじり軸部の軸線が主体部の軸線からオフセットされることを特徴とする摺動シャフト。
  2. 筒状の外軸と、外軸に軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸とを備え、
    外軸および内軸の何れか一方は、主体部と、主体部から分割された軸端部と、主体部および軸端部を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結する連結手段とを含み、
    連結手段は、主体部および軸端部の間に介在し主体部および軸端部に加硫接着するゴムを含むことを特徴とする摺動シャフト。
  3. 筒状の外軸と、外軸に軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸とを備え、
    内軸は、主体部と、主体部から分割された軸端部と、主体部および軸端部を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結するトーションバーとを含み、
    上記主体部はトーションバーを収容する筒状をなし、
    トーションバーの一端が上記軸端部に一体回転可能に固定されると共に他端が主体部に一体回転可能に固定されることを特徴とする摺動シャフト。
  4. 筒状の外軸と、外軸に軸方向に相対摺動可能に且つトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸とを備え、
    外軸および内軸の何れか一方は、主体部と、主体部から分割された軸端部と、主体部および軸端部を互いに位相をずらした状態で回転方向にねじり弾性をもって連結する連結手段とを含み、
    外軸および内軸は互いに対応する軌道溝を含み、これら互いに対応する軌道溝間に転動体が介在することを特徴とする摺動シャフト。
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JP2018155291A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 株式会社ショーワ スプライン嵌合体

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