JP2005069354A - スプリング組立体 - Google Patents

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秀幸 今中
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雅彦 岩瀬
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Abstract

【課題】 スプリング組立体において、コイルスプリングの摩耗を低減するとともに、コイルスプリングの性能を安定して発揮できるようにする。
【解決手段】 スプリング組立体5は、第1コイルスプリング51と、第2コイルスプリング52と、一対のスプリングシート53と、第1および第2有底円筒部材54,55とを有している。第2コイルスプリング52は、第1コイルスプリング51の内周部に配置されている。一対のスプリングシート53は、第1コイルスプリング51の両端にそれぞれ対向して配置されている。第1および第2係合部材54,55は、第2コイルスプリング52の内周部に配置されている。この第1および第2係合部材54,55は、一端54a,55aが一対のスプリングシート53の係合部53bにそれぞれ揺動自在に係合して、他端側54b,55bが互いに摺動自在に嵌合されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スプリング組立体、特に、捩り振動ダンパーの少なくとも2つの部材が相対回転する際に回転方向に圧縮されるスプリング組立体に関する。
車両のクラッチディスク組立体、フライホイール組立体、トルクコンバーターのロックアップクラッチ等のダンパー機構には、捩り振動を吸収するためにスプリング組立体が設置されている。スプリング組立体は、入力側回転部材および出力側回転部材を円周方向において弾性的に連結するように配置されている。このスプリング組立体は、入力側回転部材と出力側回転部材とが相対回転することで、両部材間で回転方向に圧縮される。このようなスプリング組立体と、相対回転時に摩擦抵抗を発生する摩擦抵抗発生部とを用いることによって、入力側回転部材に入力された捩り振動が吸収・減衰される。
スプリング組立体は、たとえば、第1コイルスプリングと、第2コイルスプリングと、一対のスプリングシートとを有している。第2コイルスプリングは、第1コイルスプリングの内周部に配置されている。この第2コイルスプリングでは、自由長が第1コイルスプリングより短く設定される場合がある。このとき、入力側回転部材と出力側回転部材とが相対回転をしていない状態で、第2コイルスプリングが第1コイルスプリングの内周部で回転方向に移動自在になっている。一対のスプリングシートは、第1コイルスプリングの両端にそれぞれ対向して配置されている。この一対のスプリングシートは、支持部と係合部とを有している。支持部は、第1コイルスプリングの両端を支持可能になっている。係合部は、支持部に設けられており、第1コイルスプリングの内周部に係合可能かつ第2コイルスプリングの両端に当接可能になっている。
このようなスプリング組立体では、入力側回転部材と出力側回転部材とが相対回転すると、第1コイルスプリングがスプリングシートの支持部によって圧縮される。そして、入力側回転部材と出力側回転部材との相対回転がより一層大きくなると、第1コイルスプリングが支持部によって圧縮された状態で、第2コイルスプリングがスプリングシートの係合部によって圧縮される。
従来のスプリング組立体では、入力側回転部材と出力側回転部材とが相対回転すると、第1コイルスプリングの内周部に配置された第2コイルスプリングが、遠心力によって第1コイルスプリングの内周外側に押しつけられたり接触を繰り返したりしながら摺動することがある。すると、第2コイルスプリングが第1コイルスプリングの素線間に入り込んだり、第1コイルスプリングの内周や第2コイルスプリングの外周が摩耗したりする。また、入力側回転部材と出力側回転部材との相対回転が大きくなると、第1コイルスプリングの内周外側に第2コイルスプリングが押しつけられた状態で、第2コイルスプリングが圧縮されるために、第1および第2コイルスプリングの摩耗がより促進される。特に、第2コイルスプリングが第1コイルスプリングの内周外側に接触を繰り返しているときに、第2コイルスプリングが圧縮されると、第2コイルスプリングが作動する軌道が安定しないために、第2コイルスプリングの性能にばらつきが生じる。このように、第2コイルスプリングの性能にばらつきが生じると、第2コイルスプリングだけでなく、第1および第2コイルスプリング全体での性能が安定して発揮されにくくなる。
本発明の課題は、スプリング組立体において、コイルスプリングの摩耗を低減するとともに、コイルスプリングの性能を安定して発揮できるようにすることにある。
請求項1に記載のスプリング組立体は、捩り振動ダンパーの少なくとも2つの部材が相対回転する際に回転方向に圧縮されるスプリング組立体であって、第1コイルスプリングと、第2コイルスプリングと、一対のスプリングシートと、第1および第2係合部材とを備えている。第2コイルスプリングは、第1コイルスプリングより短く、捩り振動ダンパーの少なくとも2つの部材が相対回転をしていない状態で、第1コイルスプリングの内周部に回転方向に移動自在に配置されている。一対のスプリングシートは、第1コイルスプリングの両端にそれぞれ対向して配置されている。この一対のスプリングシートは、支持部と係合部とを有している。支持部は、第1コイルスプリングの両端を支持可能になっている。係合部は、支持部に設けられており、第1コイルスプリングの内周部に係合可能かつ第2コイルスプリングの両端に当接可能になっている。第1および第2係合部材は、第2コイルスプリングの内周部に配置されている。この第1および第2係合部材は、一端が一対のスプリングシートの係合部にそれぞれ揺動自在に係合しており、他端側が互いに摺動自在に嵌合されている。
このスプリング組立体では、捩り振動ダンパーの少なくとも2つの部材が相対回転すると、一対のスプリングシートの支持部が第1コイルスプリングの両端を押圧して第1コイルスプリングを圧縮する。このとき、一対のスプリングシートの係合部が、第2コイルスプリングの内周部に配置された第1および第2係合部材の一端をそれぞれ押圧する。すると、第1および第2係合部材の一端が係合部に対して揺動しながら、第1および第2係合部材の他端側が互いに摺動する。このようにして、第1および第2係合部材は、第1コイルスプリングの圧縮方向に動作する。捩り振動ダンパーの少なくとも2つの部材の相対回転が大きくなると、支持部が第1コイルスプリングを圧縮しながら、係合部が第1コイルスプリングの内周部に配置された第2コイルスプリングを圧縮する。このときも、第1および第2係合部材の一端が係合部に押圧され係合部に対して揺動しながら、第1および第2係合部材の他端側が互いに摺動する。このようにして、第1および第2係合部材は、第2コイルスプリングの圧縮方向に動作する。
ここでは、一対のスプリングシートの係合部を第1コイルスプリングの内周部に係合させているので、第1コイルスプリングが作動する軌道を、一対のスプリングシートによって安定に維持することができる。また、第1および第2係合部材を第2コイルスプリングの内周部に配置して、第1および第2係合部材を第2コイルスプリングの圧縮方向に動作させているので、第2コイルスプリングが作動する軌道を、第1および第2係合部材によって安定に維持することができる。このように、第1コイルスプリングの作動する軌道を確保した上で、第2コイルスプリングの作動する軌道を安定に維持しているので、第1コイルスプリングの内周部に配置された第2コイルスプリングは、第1コイルスプリングの内周外側に接触しにくくなる。これにより、第1コイルスプリングと第2コイルスプリングとの間に生じうる摩耗を低減することができる。この状態で、第1および第2コイルスプリングが一対のスプリングシートによって圧縮されるので、第1および第2コイルスプリングの性能を安定して発揮させることができる。
請求項2に記載のスプリング組立体は、請求項1において、第1および第2係合部材が互いに接近すると圧縮されるように配置される第3コイルスプリングをさらに有している。この第3コイルスプリングは、第2コイルスプリングより剛性が低く設定されている。このスプリング組立体では、第1および第2係合部材が互いに接近すると、第3コイルスプリングが圧縮されるように配置されているので、第1および第2係合部材を第2コイルスプリングの圧縮方向にスムーズに動作させることができる。ここでは、第3コイルスプリングの剛性を第2コイルスプリングの剛性より低く設定して、第3コイルスプリングの剛性がスプリング組立体の全体剛性に与える影響を小さくしている。
請求項3に記載のスプリング組立体は、請求項2において、第1および第2係合部材が有底筒状に形成されている。これら第1および第2係合部材は、底部側端部が一対のスプリングシートの係合部にそれぞれ揺動自在に係合しており、開口側端部が互いに摺動自在に嵌合されている。そして、第1および第2係合部材の内周部に、第3コイルスプリングが配置されている。このスプリング組立体では、第1および第2係合部材の内周部に第3コイルスプリングが配置された状態で、第1および第2係合部材の底部側端部が一対のスプリングシートの係合部にそれぞれ揺動自在に係合して、第1および第2係合部材の開口側端部が互いに摺動自在に嵌合されている。これにより、第3コイルスプリングの外周を第2コイルスプリングの内周に接触させることなく、第1および第2係合部材を第2コイルスプリングの圧縮方向にスムーズに動作させることができ、第2コイルスプリングの性能を安定して発揮させることができる。
請求項4に記載のスプリング組立体は、請求項3において、第1および第2係合部材が有底円筒状に形成されている。これら第1および第2係合部材は、開口側端部において、第1係合部材の内周面と第2係合部材の外周面とが摺動自在に嵌合されている。このスプリング組立体では、第1および第2係合部材が有底円筒状に形成されているので、円筒状に形成された第1および第2係合部材の外周が第2コイルスプリングの内周に接触しても、第2コイルスプリングの内周が摩耗しにくい。また、第1および第2係合部材の開口側端部において、第1係合部材の内周面と第2係合部材の外周面とが摺動自在に嵌合されているので、第1および第2係合部材が第2コイルスプリングの素線間に入り込みにくくなっている。これらのことより、第2コイルスプリングの性能を安定して発揮させることができる。
請求項5に記載のスプリング組立体は、請求項3又は4において、第3コイルスプリングの両端が、第1および第2係合部材の内周底部に当接している。このスプリング組立体では、第3コイルスプリングの両端を第1および第2係合部材の内周底部に当接させることで、第3コイルスプリングの外周は第1および第2係合部材の内周に沿うように配置されるので、第1および第2係合部材を第1および第2コイルスプリングの圧縮方向に安定に動作させることができる。また、第3コイルスプリングの両端を第1および第2係合部材の内周底部に当接させたことで、第1および第2係合部材を一対のスプリングシートの係合部に容易かつ確実に係合することができる。
請求項6に記載のスプリング組立体は、請求項3から5のいずれかにおいて、一対のスプリングシートの係合部に凹部が形成されている。この凹部に第1および第2係合部材の底部側端部が揺動自在に嵌合されている。このスプリング組立体では、一対のスプリングシートの係合部に形成された凹部に第1および第2係合部材の底部側端部が揺動自在に嵌合されているので、第1および第2係合部材を一対のスプリングシートに容易に位置決めして確実に係合することができる。
請求項7に記載のスプリング組立体は、請求項6において、第1および第2係合部材の底部側端部が半球状に形成されている。そして、一対のスプリングシートの係合部に形成された凹部が、第1および第2係合部材の底部側端部を嵌合可能に半球凹状に形成されている。このスプリング組立体では、一対のスプリングシートの係合部に形成された凹部が、第1および第2係合部材の底部側端部を嵌合可能に半球凹状に形成されているので、第1および第2係合部材を一対のスプリングシートの係合部に対してスムーズに揺動させることができる。
請求項8に記載のスプリング組立体は、請求項3から7のいずれかにおいて、第1および第2係合部材の内周部に粘弾性体が封入されている。このスプリング組立体では、第1および第2係合部材の内周部に粘弾性体が封入されているので、第1および第2係合部材が動作するときに、第1および第2係合部材の内周部において生じうる抵抗や摩擦を低減することができ、第1および第2係合部材を互いにスムーズに摺動させることができる。
請求項9に記載のスプリング組立体は、請求項8において、粘弾性体がグリスからなっている。このスプリング組立体では、粘弾性体にグリスを用いることで、第1および第2係合部材の内周部において生じうる抵抗や第1および第2係合部材の摺動摩擦を低減することができる。
請求項10に記載のスプリング組立体は、請求項1から9のいずれかにおいて、一対の係合部の先端には当接面がそれぞれ形成されている。そして、捩り振動ダンパーの少なくとも2つの部材が相対回転して、一対の当接面が第2コイルスプリングの両端に当接した状態では、一対の当接面が互いに略平行になるように形成されている。このスプリング組立体では、一対の当接面が第2コイルスプリングの両端に当接した状態では、一対の当接面が互いに略平行になるように形成されているので、第2コイルスプリングの両端が一対の当接面によって押圧されたときに、第2コイルスプリングを安定した状態で圧縮することができる。
本発明に係るスプリング組立体では、コイルスプリングの摩耗を低減することができるとともに、コイルスプリングの性能を安定して発揮させることができる。
〔クラッチディスク組立体の構成〕
本発明の一実施形態としてのクラッチディスク組立体1を、図1および図2に示す。クラッチディスク組立体1は車輌のクラッチに用いられるものであり、図1のクラッチディスク組立体1の左側(軸方向エンジン側)には図示しないフライホイールが配置され、図1の右側(軸方向トランスミッション側)には図示しないトランスミッションが配置されている。図1のO−Oはクラッチディスク組立体1の回転軸線であり、図2のR1はフライホイールおよびクラッチディスク組立体1の回転方向、R2はその反対方向である。また、図1に示すクラッチディスク組立体1は、上半部が図2のO−I線による断面図、下半部がO−II線による断面図である。
クラッチディスク組立体1は、図1に示すように、主に、クラッチディスク2、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7を含む入力側回転部材3と、ハブフランジ8および出力ハブ9を含む出力側回転部材4と、入力側および出力側回転部材3,4を回転方向に連結するスプリング組立体5と、相対回転時に摩擦抵抗を発生する摩擦抵抗発生部13から構成されている。
クラッチディスク2は、図1に示すように、フライホールの摩擦面に押圧されてエンジン側のトルクを伝達するためのものであり、クッショニングプレート10とクッショニングプレート10の両側に装着された摩擦フェーシング11とを有している。
クラッチプレート6は、環状に形成された鋼製のプレート部材である。このクラッチプレート6は、図1に示すように、円周方向において複数箇所が軸方向エンジン側に膨らませて絞り加工されている。クラッチプレート6は、出力ハブ9と同軸になるように半径方向に位置決めされ、内周部において出力ハブ9の軸方向エンジン側端部の外周面に回転自在に支持されている。また、クラッチプレート6の外周部には、摩擦フェーシング11がクッショニングプレート10を介して複数のリベット14によって固定されている。一方で、クラッチプレート6には、半径方向中間部において、回転方向に所定の間隔をあけて複数の第1窓孔6aが形成されている。この第1窓孔6aの円周方向端部には保持部19が設けられている。そして、第1窓孔6aの内部にスプリング組立体5が配置され、このスプリング組立体5が保持部19によって支持される。
リティーニングプレート7は、クラッチプレート6と同様に、環状に形成された鋼製のプレートである。このリティーニングプレート7は、図1に示すように、軸方向トランスミッション側に膨らませて絞り加工されている。リティーニングプレート7は、クラッチプレート6に対向して配置され、クラッチプレート6との間に軸方向に所定の間隔を設けて装着されている。また、リティーニングプレート7は、内周部において、出力ハブ9の軸方向トランスミッション側端部の外周面と隙間をあけて配置されている。この状態で、リティーニングプレート7が、円周方向に所定の間隔で配置された複数のストップピン15によって、クラッチプレート6に固定されている。これにより、クラッチプレート6とリティーニングプレート7とは一体回転可能になる。一方で、リティーニングプレート7には、半径方向中間部において、クラッチプレート6に形成された複数の第1窓孔6aに対応する位置に第2窓孔7aが形成されている。この第2窓孔7aの円周方向端部には保持部23が設けられている。そして、第2窓孔7aの内部にスプリング組立体5が配置され、このスプリング組立体5が保持部23よって支持される。
ハブフランジ8は、環状に形成された鋼製のプレート部材である。このハブフランジ8は、図1および図2に示すように、外周部において、外側に向けて開放された複数の切欠き20が形成されている。この切欠き20内を、ストップピン15が軸方向に通過している。また、ハブフランジ8は、内周部において複数の内周歯37が形成されている。ハブフランジ8は、クラッチプレート6とリティーニングプレート7との軸方向間に配置されている。このとき、ハブフランジ8の両側面は、クラッチプレート6の軸方向トランスミッション側の側面とリティーニングプレート7の軸方向エンジン側の側面との間でそれぞれ所定の間隔が確保されている。一方で、ハブフランジ8には、半径方向中間部において、クラッチプレート6の複数の第1窓孔6aおよびリティーニングプレート7の複数の第2窓孔7aに対応する位置に第3窓孔8aが形成されている。そして、第3窓孔8aの内部にスプリング組立体5が配置される。
出力ハブ9は、筒状に形成された鋼製の部材である。この出力ハブ9は、図1および図2に示すように、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7とハブフランジ8との各回転軸が同軸になるように、これらの部材6,7,8に設けられた中心孔内に配置されている。出力ハブ9は、外周面に複数の外周歯38が形成されている。この外周歯38とハブフランジ8の内周歯37とが噛み合うことによって、出力ハブ9とハブフランジ8とは一体回転可能になっている。ここで、外周歯38と内周歯37とは、円周方向に所定の隙間を設けて係合させている。これにより、出力ハブ9およびハブフランジ8は、内周歯37と外周歯38との円周方向隙間の角度だけ相対回転可能となっている。また、出力ハブ9は、内周面において、軸方向に延びる複数のスプライン孔39が形成されている。このスプライン孔39にトランスミッションから延びるシャフトのスプラインが係合することで、出力ハブ9からトランスミッションにトルクが伝達可能となっている。
スプリング組立体5は、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7とハブフランジ8とが相対回転する際に回転方向に圧縮される。このスプリング組立体5は、図3に示すように、第1コイルスプリング51と、第2コイルスプリング52と、一対のスプリングシート53と、第1および第2有底円筒部材(第1および第2係合部材)54,55と、第3コイルスプリング56とを有している。第1および第2コイルスプリング51,52の両端には、一対の座面51a,52aがそれぞれに形成されている。この一対の座面51a,52aは、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7とハブフランジ8とが相対回転をしていない状態で、互いに平行になるように研削加工されている。
第2コイルスプリング52は、第1コイルスプリング51より自由長が短く設定されており、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7とハブフランジ8とが相対回転をしていない状態で、第1コイルスプリング51の内周部に回転方向に移動自在に配置されている。
一対のスプリングシート53は、第1コイルスプリング51の両端にそれぞれ対向して配置されており、第1から第3までの窓孔6a,7a,8aの円周方向端部に当接している。また、一対のスプリングシート53は、第1および第2窓孔6a,7aに形成された保持部19,23によって支持されている。
この一対のスプリングシート53は、支持部53aと係合部53bとを有している。支持部53aは、第1コイルスプリング51の両端を支持している。係合部53bは、支持部53aから第1コイルスプリング51の圧縮方向に突出して設けられており、第1コイルスプリング51の内径より小径の円柱状に形成されている。また、係合部53bの外径は、第2コイルスプリング52の外径より大きくなるように形成されている。さらに、係合部53bの外周縁54fは面取りされている。この係合部53bは、外周面が第1コイルスプリング51の内周部に係合可能になっており、先端部が第2コイルスプリング52に当接可能になっている。係合部53bの先端部には、当接面53dが形成されている。当接面53dは、第1コイルスプリング51の内周部外側から内周部内側に向けて傾斜するように形成されている。当接面53dには、略中央部において第2コイルスプリング52側に半球状に開口した半球凹部(凹部)53eが形成されている。このような当接面53dは、図4に示すように、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7とハブフランジ8とが相対回転して、第2コイルスプリング52の両端に当接した状態で、当接面53dが互いに略平行になるように形成されている。これにより、第2コイルスプリング52の両端が一対の当接面53dによって押圧されたときに、第2コイルスプリング52を安定した状態で圧縮することができる。
第1および第2有底円筒部材(第1および第2係合部材)54,55は、第2コイルスプリング52の内周部に配置されている。これら第1および第2有底円筒部材54,55は、第2コイルスプリング52の内周を摩耗させにくくするために外周が円筒状に形成されている。第1および第2有底円筒部材54,55は、底部側端部54a,55aにおいて一対のスプリングシート53の係合部53bにそれぞれ揺動自在に係合している。具体的には、第1および第2有底円筒部材54,55は底部側端部54a,55aが半球状に形成されており、この底部側端部54a,55aが係合部53bの当接面53dに形成された半球凹部53eに嵌合されて、第1および第2有底円筒部材54,55は係合部53bに対して揺動自在になっている。これにより、第1および第2有底円筒部材54,55を係合部53bに容易に位置決めして確実に係合することができるとともに、第1および第2有底円筒部材54,55を係合部53bに対してスムーズに揺動させることができる。また、第1および第2有底円筒部材54,55は、開口側端部54b、55bにおいて第1有底円筒部材54の内周面と第2有底円筒部材55の外周面とが摺動自在に嵌合されている。これにより、第1および第2有底円筒部材54,55が第2コイルスプリング52の素線間に入り込まないようにすることができる。また、第1有底円筒部材54の開口側端部54bを、第2有底円筒部材55の開口側端部55bに確実に嵌合すればするほど、第1有底円筒部材54の開口側端部54bと第2有底円筒部材55の開口側端部55bとの間の摺動による摩擦減衰を期待することができる。このような第1および第2有底円筒部材54,55の内周部には、後述する第3コイルスプリング56が配置されており、粘弾性体57が封入されている。粘弾性体57には、たとえばグリスが用いられている。これにより、第1および第2有底円筒部材54,55が動作するときに第1および第2有底円筒部材54,55の内周部において生じうる抵抗や摩擦を低減することができる。つまり、第1および第2有底円筒部材54,55の摺動に伴う摩耗を低減することができる。そして、第1および第2有底円筒部材54,55の内周と第3コイルスプリング56の外周との間に生じうる抵抗や摩擦を低減することができる。このようにして、第1および第2有底円筒部材54,55をスムーズに摺動させることができる。
第3コイルスプリング56は、第2コイルスプリング52より剛性が低く設定されており、第1および第2有底円筒部材54,55の内周部に配置されている。第3コイルスプリング56は、両端が第1および第2有底円筒部材54,55の内周底部54c,55cに当接しており、外周が第1および第2有底円筒部材54,55の内周に沿うように配置されている。この第3コイルスプリング56は、第1および第2有底円筒部材54,55の内周底部54c,55cを、一対の係合部53bの半球凹部53e側に、比較的小さい押圧力で押圧している。このように第3コイルスプリング56を第1および第2有底円筒部材54,55の内周部に配置すると、第3コイルスプリング56の外周が第2コイルスプリング52の内周に接触しないようにすることができる。また、第1および第2有底円筒部材54,55の底部側端部54a,55aを、一対のスプリングシート53の係合部53bに形成された半球凹部53eに容易かつ確実に係合させることができる。このようにして、第1および第2有底円筒部材54,55が、第2コイルスプリング52の圧縮方向にスムーズかつ安定に動作することができるようにしている。なお、ここでは、第3コイルスプリング56の剛性を第1および第2コイルスプリング51,52の剛性より低く設定することで、第3コイルスプリング56の剛性がスプリング組立体5の全体剛性に与える影響を小さくしている。
摩擦抵抗発生部13は、ハブフランジ8両側面の内周側に配置されている。この摩擦抵抗発生部13を、クラッチプレート6の軸方向トランスミッション側の側面およびリティーニングプレート7の軸方向エンジン側の側面とに係合させることにより、相対回転時に摩擦抵抗が発生するようになっている。
〔クラッチディスク組立体およびスプリング組立体の動作〕
エンジンからのトルクがクラッチディスク組立体1に入力されているときのクラッチディスク組立体1の動作を説明する。トルクがクラッチディスク組立体1に入力されているとき(R1方向)、トルクは、フライホールの摩擦面からクラッチディスク2の摩擦フェーシング11に伝達され、クッショニングプレート10を介してクラッチプレート6に伝達されている。このとき、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7は、トルクの大きさに応じた捩り角度でハブフランジ8に対して捩られている。スプリング組立体5は、捩り角度の大きさに応じて回転方向に圧縮されている。このような状態で、ハブフランジ8に係合させた出力ハブ9が回転している。このようにして、クラッチディスク組立体1に入力されたトルクがトランスミッションへと伝達されている。
トルクに変動が生じて、クラッチディスク組立体1に捩り振動が発生すると、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7とハブフランジ8との間で維持されていた一定の捩り角度に変動が生じる。この変動によって、ハブフランジ8の内周歯37と出力ハブ9の外周歯38との隙間がなくなると、クラッチプレート6とリティーニングプレート7とは、ハブフランジ8に対して繰り返し相対回転する。このとき、スプリング組立体5は、回転方向に圧縮された状態で、捩り角度に生じた変動の大きさに応じて繰り返し伸び縮みする。そして、摩擦抵抗発生部13には摩擦抵抗が発生する。このように、スプリング組立体5と摩擦抵抗発生部13とによって、クラッチディスク組立体1に発生した捩り振動が吸収・減衰される。
このように動作するクラッチディスク組立体1およびスプリング組立体5の捩り特性を、捩り角度の変化に対応させて説明する。図3に示した初期取付状態から、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7をR1方向に捩っていく。すると、まず、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7とともにハブフランジ8が出力ハブ9に対して相対回転して、ハブフランジ8の内周歯37と出力ハブ9の外周歯38との間の隙間がR1方向に減少していく。そして、ハブフランジ8の内周歯37と出力ハブ9の外周歯38とが当接する。次に、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7がハブフランジ8に対して相対回転して、スプリング組立体5が回転方向に圧縮される。
捩り角度の小さい範囲では、図3に示したように、第1コイルスプリング51が、回転方向R1側のスプリングシート53の支持部53aと回転方向R2側のスプリングシート53の支持部53aとの間で、回転方向に圧縮される。このとき、第1および第2有底円筒部材54,55は、底部側端部54a,55aが一対のスプリングシート53の係合部53bによって押圧される。すると、第1および第2有底円筒部材54,55の底部側端部54a,55aが係合部53bに対して揺動しながら、第1および第2有底円筒部材54,55の開口側端部54b、55bが互いに回転方向に摺動して、第1および第2有底円筒部材54,55の内周部に配置された第3コイルスプリング56が圧縮される。このようにして、第1および第2有底円筒部材54,55は、第1コイルスプリング51の圧縮方向に動作する。このとき、第2コイルスプリング52は、第1コイルスプリング51の内周部で、一対のスプリングシート53の係合部53bの間に移動自在に配置された状態である。このように、第1コイルスプリング51と第3コイルスプリング56とが圧縮されているときは、スプリング組立体5の捩り剛性は比較的低く保持される。このとき、摩擦抵抗発生部13は、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7とハブフランジ8との間で摩擦抵抗を発生させている。
一方で、捩り角度の大きい範囲では、図4に示したように、第2コイルスプリング52の両端に一対のスプリングシート53の当接面53dが当接して、第2コイルスプリング52が第1コイルスプリング51とともに圧縮される。このときも、第1および第2有底円筒部材54,55は、底部側端部54a,55aが一対のスプリングシート53の係合部53bによって押圧される。すると、第1および第2有底円筒部材54,55の底部側端部54a,55aが係合部53bに対して揺動しながら、第1および第2有底円筒部材54,55の開口側端部54b、55bが互いに回転方向に摺動して、第1および第2有底円筒部材54,55の内周部に配置された第3コイルスプリング56が圧縮される。このようにして、第1および第2有底円筒部材54,55は、第2コイルスプリング52の圧縮方向に動作する。このように第1から第3コイルスプリング51,52,56が同時に圧縮されるときは、スプリング組立体5の捩り剛性は比較的高くなる。このとき、摩擦抵抗発生部13は、クラッチプレート6およびリティーニングプレート7とハブフランジ8との間で摩擦抵抗を発生させる。
従来のクラッチディスク組立体1では、スプリング組立体5は、捩り角度の小さい範囲で、第1コイルスプリング51の内周部に配置された第2コイルスプリング52が、遠心力によって第1コイルスプリング51の内周外側に接触することがあった。すると、状況によっては第2コイルスプリング52が第1コイルスプリング51の素線間に入り込んだり、第1コイルスプリング51の内周や第2コイルスプリング52の外周が摩耗したりしていた。また、捩り角度の大きい範囲で、第1コイルスプリング51の内周外側に第2コイルスプリング52が押しつけられた状態で第2コイルスプリング52が圧縮されると、第1および第2コイルスプリング51,52の摩耗がより促進されるおそれがあった。特に、第2コイルスプリング52が第1コイルスプリング51の内周外側に接触を繰り返しているときに、第2コイルスプリング52が圧縮されると、第2コイルスプリング52が作動する軌道が安定しないために、第2コイルスプリング52の性能にばらつきが生じていた。このように、第2コイルスプリング52の性能にばらつきが生じると、第2コイルスプリング52だけでなく、第1および第2コイルスプリング51,52全体での性能が安定して発揮されにくかった。
本実施形態のスプリング組立体5では、一対のスプリングシート53の係合部53bを第1コイルスプリング51の内周部に係合させているので、第1コイルスプリング51が作動する軌道を、一対のスプリングシート53によって安定に維持することができる。また、第1および第2有底円筒部材54,55を第2コイルスプリング52の内周部に配置して、第1および第2有底円筒部材54,55を第2コイルスプリング52の圧縮方向に動作させているので、第2コイルスプリング52が作動する軌道を、第1および第2有底円筒部材54,55によって安定に維持することができる。このように、第1コイルスプリング51の作動する軌道を確保した上で、第2コイルスプリング52の作動する軌道を安定に維持しているので、第1コイルスプリング51の内周部に配置された第2コイルスプリング52は、第1コイルスプリング51の内周外側に接触しにくくなる。これにより、第1コイルスプリング51と第2コイルスプリング52との間に生じうる摩耗を低減することができる。この状態で、第1および第2コイルスプリング51,52が一対のスプリングシート53によって圧縮されるので、第1および第2コイルスプリング51,52の性能を安定して発揮させることができる。
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では、車輌のクラッチに用いられるクラッチディスク組立体1を例にしてスプリング組立体5の説明を行ったが、具体的な構造は、前記実施形態に限定されず、他の種類のクラッチディスク組立体に用いられるスプリング組立体にも本発明は適用できる。たとえば、フライホイール組立体、トルクコンバーターのロックアップクラッチ等に用いられるスプリング組立体でも良い。
(b) 前記実施形態では、出力ハブ9とハブフランジ8とが別部材で構成された出力側回転部材4の例を示したが、出力側回転部材4は、前記実施形態に限定されず、ハブフランジ8と出力ハブ9とが一体に構成されていても良い。
本発明の一実施形態としてのクラッチディスク組立体の縦断面概略図。 前記クラッチディスク組立体の平面図。 前記クラッチディスク組立体に配置されたスプリング組立体の動作前の拡大図。 前記クラッチディスク組立体に配置されたスプリング組立体の動作時の拡大図。
符号の説明
1 クラッチディスク組立体
2 クラッチディスク
3 入力側回転部材
4 出力側回転部材
5 スプリング組立体
6 クラッチプレート
7 リティーニングプレート
8 ハブフランジ
9 出力ハブ
13 摩擦抵抗発生部
51 第1コイルスプリング
51a 第1コイルスプリングの座面
52 第2コイルスプリング
52a 第2コイルスプリングの座面
53 スプリングシート
53a 支持部
53b 係合部
53d 当接面
53e 半球凹部(凹部)
54 第1有底円筒部材(第1係合部材)
54a 第1有底円筒部材の底部側端部(第1係合部材の一端)
54b 第1有底円筒部材の開口側端部(第1係合部材の他端)
54c 第1有底円筒部材の内周底部
55 第2有底円筒部材(第2係合部材)
55a 第2有底円筒部材の底部側端部(第2係合部材の一端)
55b 第2有底円筒部材の開口側端部(第2係合部材の他端)
55c 第2有底円筒部材の内周底部
56 第3コイルスプリング
57 粘弾性体

Claims (10)

  1. 捩り振動ダンパーの少なくとも2つの部材が相対回転する際に回転方向に圧縮されるスプリング組立体であって、
    第1コイルスプリングと、
    前記第1コイルスプリングより短く、前記2つの部材が相対回転をしていない状態で前記第1コイルスプリングの内周部に前記回転方向に移動自在に配置される第2コイルスプリングと、
    前記第1コイルスプリングの両端にそれぞれ対向して配置され、前記第1コイルスプリングの両端を支持可能な支持部と、前記支持部に設けられ前記第1コイルスプリングの内周部に係合可能かつ前記第2コイルスプリングの両端に当接可能な係合部とを有する一対のスプリングシートと、
    前記第2コイルスプリングの内周部に配置され、一端が一対の前記係合部にそれぞれ揺動自在に係合して他端側が互いに摺動自在に嵌合される第1および第2係合部材と、
    を備えたスプリング組立体。
  2. 前記第1および第2係合部材が互いに接近すると圧縮されるように配置され、前記第2コイルスプリングより剛性が低い第3コイルスプリングをさらに有する、請求項1に記載のスプリング組立体。
  3. 前記第1および第2係合部材は、有底筒状に形成され底部側端部が一対の前記係合部にそれぞれ揺動自在に係合して開口側端部が互いに摺動自在に嵌合されており、前記第1および第2係合部材の内周部に前記第3コイルスプリングが配置されている、請求項2に記載のスプリング組立体。
  4. 前記第1および第2係合部材は有底円筒状に形成されており、前記開口側端部において前記第1係合部材の内周面と前記第2係合部材の外周面とが摺動自在に嵌合されている、請求項3に記載のスプリング組立体。
  5. 前記第3コイルスプリングは、両端が前記第1および第2係合部材の内周底部に当接している、請求項3又は4に記載のスプリング組立体。
  6. 前記係合部には凹部が形成されており、前記凹部に前記第1および第2係合部材の前記底部側端部が揺動自在に嵌合されている、請求項3から5のいずれかに記載のスプリング組立体。
  7. 前記底部側端部は半球状に形成されており、前記凹部は前記底部側端部を嵌合可能に半球凹状に形成されている、請求項6に記載のスプリング組立体。
  8. 前記第1および第2係合部材の内周部には、粘弾性体が封入されている、請求項3から7のいずれかに記載のスプリング組立体。
  9. 前記粘弾性体は、グリスからなる、請求項8に記載のスプリング組立体。
  10. 一対の前記係合部の先端には当接面が形成されており、一対の前記当接面が前記第2コイルスプリングの両端に当接した状態では、一対の前記当接面が互いに略平行になるように形成されている、請求項1から9のいずれかに記載のスプリング組立体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006077884A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Exedy Corp スプリング組立体
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KR101256234B1 (ko) * 2004-09-30 2013-04-18 발레오 앙브라이아쥐 대좌 및 자동차용 토션 댐핑 장치

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