JP2005068581A - 仮撚加工機 - Google Patents

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Abstract

【課題】仮撚加工機の運転中に異常停止した巻取装置を放置することにより、生産効率の低下が発生する。
【解決手段】複数の錘10を備え、錘10毎に巻取装置15を有する仮撚加工機1において、各錘10の巻取装置15が個別にユニット化され、一体的に機台2に対して着脱可能に構成され、前記各巻取装置15に、巻取機構20と、トラバース機構30と、玉揚機構40とが、一体化されて設けられ、各巻取装置15に、巻取駆動用モータ33およびトラバース駆動用モータ25を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の錘を備え、錘毎に巻取装置を有する仮撚加工機の技術に関する。
従来より、複数の錘が一方向に並設され、錘毎に巻取装置が設けられる仮撚加工機が公知である。各錘の巻取装置は、単一の機台に支持されるものとなっており、錘の並設方向に沿って設けられる。
そして、各巻取装置の駆動は、錘の並設方向に沿って延設されるラインシャフトより動力を得て、行われるものとなっている。
このような仮撚加工機の一例としては、例えば特許文献1に開示される仮撚加工機がある。該仮撚加工機の巻取装置には、単錘独立型の玉揚装置(オートドッファ)が付設されている。
ここで、特許文献1の仮撚加工機に設けられる錘毎の巻取装置および玉揚装置は、駆動軸であるラインシャフトより、クラッチを介して動力伝達可能に構成されている。
特開2001−106433号公報
従来の仮撚加工機においては、巻取装置の駆動軸が多数錘に共通のラインシャフトであるため、定期的に機台を停止して各錘のメンテナンス作業を行うのが、一般的である。
そして、運転中にいずれかの錘の巻取装置が異常停止した場合は、その巻取装置は、次のメンテナンス時期が来るまで停止したまま放置される。したがって、停止した錘が放置されまま復帰することが無いので、全体としての生産効率が低下してしまうことになる。
つまり、解決しようとする問題点は、仮撚加工機の運転中に異常停止した巻取装置を放置することにより、生産効率の低下が発生する点である。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、
複数の錘を備え、
錘毎に巻取装置を有する仮撚加工機において、
各錘の巻取装置が個別にユニット化され、一体的に機台に対して着脱可能に構成されるものである。
請求項2においては、
前記各巻取装置に、
巻取機構と、トラバース機構と、玉揚機構とが、
一体化されて設けられているものである。
請求項3においては、
前記各巻取装置に、
巻取駆動用モータおよびトラバース駆動用モータを設けたものである。
請求項4においては、
前記巻取装置が上下方向で複数段に配置されると共に、
各巻取装置の玉揚機構に、起立状態でボビンストッカを設け、
該ボビンストッカは、前記巻取装置の高さを低くすべく平坦な状態に展開可能に構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、仮撚加工機の駆動中においても、各巻取装置を個別にメンテナンスして、欠錘を無くすことができ、仮撚加工機に備える各錘の稼働率を向上させることができる。
請求項2においては、メンテナンスの作業性が向上する。
請求項3においては、メンテナンスの作業性が向上する。
請求項4においては、巻取装置を、フォークリフトのフォーク等を用いて支持フレームから取り外す際に、ボビンストッカを平坦な状態にして巻取装置の全高を低くし、巻取装置の全高の短縮分のスペースを、巻取装置をすくい上げるためのスペースとして、活用することができる。
また、起立状態の巻取装置が配置されるスペースには、取り外し用のスペースが含まれているので、結果として機台の高さを低くすることができる。
本発明の一実施の形態である仮撚加工機1について、図面を用いて説明する。
まず、図1を用いて、仮撚加工機1の全体構成について説明する。
図1に示すように、仮撚加工機1は、紙面垂直方向に多数並設された錘10から構成され、各錘10は仮撚加工機1の機台2に支持される。
該機台2は、錘10の並設方向に沿って設けられる作業通路Rを囲うように形成されている。該機台2は、該作業通路Rを挟んで水平方向で対向する一対の直立機枠部2a・2bと、該直立機枠部2a・2bの上端部を連結する連結機枠部2cと、を備えている。
錘10は、一巻の給糸パッケージ3から引き出された糸条(以下糸)Yを熱加工して加工糸を製造し、該加工糸を巻き取って巻取パッケージ12を形成する装置である。
各錘10のおける糸Yの糸道に沿って、次の各装置が配置されている。糸Yは、クリールスタンド14に保持される給糸パッケージ3より引出されて、第一フィードローラ4、一次ヒータ5、クーリングプレート6、ニップツイスタ7、第二フィードローラ8、アシストローラ9、二次ヒータ11、第三フィードローラ13を経て、最下流の巻取装置15に保持される巻取パッケージ12に巻き取られる。
以下において、これらの各装置の方向を、作業通路R側を前側として定義し、反作業通路R側を後側として定義する。図1において、例えば、巻取装置15の前側は、作業通路Rの位置する左側である。
前記ニップツイスタ7は、仮撚装置である。
該ニップツイスタ7には、交差した一対のベルトが備えられており、両ベルト間に糸Yが挟さまれて、該糸Yに「撚り」と「送り」とが与えられる。このニップツイスタ7で形成される「撚り」は、第一フィードローラ4まで伝播し、一次ヒータ5で熱固定され、クーリングプレート6で冷却される。すなわち、ニップツイスタ7より上流側が加撚側であり、下流側が解撚側となっている。
仮撚の施された糸Yは、第二フィードローラ8およびアシストローラ9を経て、二次ヒータ11で再度加熱される。再度加熱された糸Yは、第三フィードローラ13を経て、オイリング装置58でオイリング処理された後、巻取装置15により、巻取りパッケージ12に巻き取られる。
錘10における糸道について説明する。
まず、糸Yは、給糸パッケージ3から第一フィードローラ4まで、直立機枠部2aに沿って、上方に送出される。次に、糸Yは、一次ヒータ5からアシストローラ9まで、連結機枠部2cに沿って送出される。
その後、糸Yは、二次ヒータ11で、糸Yは直立機枠部2cに沿って下方に送出され、二次ヒータ11の下端部より、機台2の内側である作業通路R側へと送出される。その後、糸Yは上方に送出されて、巻取装置15の前側(作業通路R側)を通り、巻取装置15の前側から巻取装置15へ導入されて、巻取装置15の巻取パッケージ12に巻き取られる。
つまり、糸Yの糸道は、作業通路Rを囲うように形成されると共に、直立機枠部2bでは上下に往復するように形成されている。そして、錘10を構成する各装置のレイアウトの設定により、以上のような糸道を形成することで、仮撚加工機1の機台高さや機台幅の増大が防止されている。
これより、巻取装置15について説明する。
図1、図2に示すように、直立機枠部2bには、作業通路R側(前側)へ突出する支持フレーム16が上下に固設されており、該支持フレーム16に巻取装置15が支持される。
各巻取装置15は、上下の支持フレーム16・16のそれぞれに支持されて、上下方向で二段に配置されている。
図3、図4に示すように、前記支持フレーム16には、共に錘10の並設方向に沿って延出する第一横柱16aと第二横柱16bとが並設され、両横柱16a・16bが連結柱16c・16c・・・を介して連結されている。第一横柱16aは直立機枠部2b側に位置し、第二横柱16bは作業通路R側に位置する。
また、図2から図4に示すように、各支持フレーム16には、第一横柱16aの後側で、錘10の並設方向に沿って、ラインシャフト50が設けられている。該ラインシャフト50は、各巻取装置15の玉揚機構40(後述)の駆動源であり、機台2の一端部に設ける駆動源により常時回転駆動されている。
図3、図4を用いて、巻取装置15の構成について説明する。
巻取装置15は、メインフレーム17上に、巻取機構20、トラバース機構30、玉揚機構40を備えて構成される。
該メインフレーム17は、第一フレーム18に、該第一フレーム18よりも糸Yの導入側に位置する第二フレーム19を固設して構成される。また、第一フレーム18上には第三フレーム22が固設されている。
第三フレーム22には、玉揚機構40の駆動軸としてのドライブ軸38が軸支されている。ドライブ軸38は、前記ラインシャフト50と並行に配置されている。
ラインシャフト50上には、巻取装置15毎に対応して等間隔にギヤ51・51・・・が設けられている。一方、ドライブ軸38の同軸上には、前記ギヤ51と噛合するギヤ46が設けられている。そして、ギヤ46とドライブ軸38とが、巻取クラッチを介して動力伝達可能に接続されている。ドライブ軸38は、巻取クラッチの切断状態では、自由回転状態となる。
図4、図5を用いて、巻取装置15を支持フレーム16上で支持する構成について説明する。
巻取装置15のメインフレーム17は、第一横柱16aと第二横柱16bとの上に載置されて、ボルト締結により固定される。
図4に示すように、巻取装置15の左右で、第二横柱16bと第二フレーム19の前端部とが、それぞれボルト53とナット54とにより、締結固定される。 また、図5に示すように、ボルト締結が解除されると、メインフレーム17上にユニット化された巻取装置15が、支持フレーム16より取り外される。
以上のように、巻取装置15と支持フレーム16とのボルト締結個所が、作業通路R側に配置されているので、作業者による固定および固定解除作業が容易である。
第一フレーム18の下面には、巻取駆動用モータ25(後述)が固設されている。巻取装置15が支持フレーム16上に取付けられた状態では、該巻取駆動用モータ25は、第一横柱16aと第二横柱16bとの間に位置する。
ここで、巻取装置15を支持フレーム16に固定する際に、第二横柱16bの前面に巻取駆動用モータ25を突き当てるように配置して、支持フレーム16に対する巻取装置15の位置決めを行う。
また、このとき、ラインシャフト50上のギヤ51と、ドライブ軸38と同軸のギヤ46とが噛合する。そして、巻取装置15が支持フレーム16に固定されると、玉揚機構40への動力供給が可能な状態となる。
以上のように、巻取装置15は、メインフレーム17上に各種装置を設けてなる構成であり、錘10毎に個別にユニット化されている。
また、メインフレーム17と支持フレーム16とを固定・解除するだけで、巻取装置15が直立機枠部2bに対して着脱可能である。
このため、仮撚加工機1全体の駆動と関わり無く、各巻取装置15を個別に、直立機枠部2b(機台2)から取り外すことができる。
したがって、仮撚加工機1の駆動中においても、各巻取装置15を個別にメンテナンスして、欠錘を無くすことができ、仮撚加工機1に備える各錘10の稼働率を向上させることができる。
また、巻取装置15が機台2より取り外し可能である構成において、巻取装置15には、巻取機構20、トラバース機構30、玉揚機構40とが、メインフレーム17上に一体化されて設けられている。
このため、巻取パッケージ12の形成に関わる各機構(巻取機構20、トラバース機構30、玉揚機構40)間において、その位置決めが容易である。また、ユニット化された一つの装置(巻取装置15)を機台2から取り外すだけで、巻取パッケージ12の形成に関わる各機構(巻取機構20、トラバース機構30、玉揚機構40)が、同時に取出される。
したがって、メンテナンスの作業性が向上する。
巻取機構20について説明する。
該巻取機構20は、ボビン21上に糸Yを巻き取って、巻取パッケージ12を形成する機構である。
図3、図4に示すように、巻取機構20には、ボビン21を保持するクレードルアーム23と、ボビン21(巻取パッケージ12)を摩擦接触により回転させるフリクションローラ24とが、備えられている。
クレードルアーム23は、前記第三フレーム22に、左右方向の回動支軸37回りで上下回動自在に設けられている。
ボビン21上には、糸Yが巻き取られることで巻取パッケージ12が形成されるが、この巻取パッケージ12の径が増大するのに応じて、クレードルアーム23が上方へ回動する。そして、巻取パッケージ12の径変化によらず、常時フリクションローラ24と巻取パッケージ12(ボビン21)とが摩擦接触する。
クレードルアーム23は平面視コ字形状であり、前側が開放側とされて、この内部にボビン21が保持される。
クレードルアーム23の両前端部には、それぞれボビンホルダ26が設けられている。各ボビンホルダ26は、クレードルアーム23の内側へ突出可能に構成されている。そして、円筒状であるボビン21の内部に、左右よりボビンホルダ26・26を突出させて、ボビン21をクレードルアーム23に保持することが可能である。なお、後述の玉揚機構40の動作により、クレードルアーム23の前端部にボビン21が供給される。
また、ボビンホルダ26・26をそれぞれクレードルアーム23側(外側)に退かせることで、クレードルアーム23によるボビン21の保持が解除される。このようにして、満巻となった巻取パッケージ12が取出される。
なお、ボビンホルダ26にはエアシリンダが内装されており、該エアシリンダの駆動により、ボビンホルダ26がクレードルアーム23に対して内外に進退する。
また、フリクションローラ24の駆動源として、巻取駆動用モータ25が巻取装置15に設けられている。該巻取駆動用モータ25は、第一フレーム18の下面に固設されている。
ここで、巻取駆動用モータ25のモータ軸に設ける駆動プーリ25aと、フリクションローラ24の軸上に設けるプーリ24aとには、巻取ベルト29が巻回されている。そして、巻取駆動用モータ25の駆動によりフリクションローラ24が回転する。
トラバース機構30について説明する。
該トラバース機構30は、巻取パッケージ12の手前側近傍で、巻取パッケージ12に導入される糸Yの案内位置を、巻取パッケージ12の軸方向で変化させる(トラバースさせる)機構である。
図3に示すように、糸導入側より見て、フリクションローラ24(巻取パッケージ12)の手前側近傍には、糸Yを案内するトラバースガイド27が設けられている。
トラバースガイド27は、ボビン21(フリクションローラ24)の軸方向に沿って、次の構成により、往復動可能である。
トラバースガイド27は、平面視において、二等辺三角形状であるトラバースベルト28の底辺上に固設されており、該トラバースベルト28の正逆方向への駆動により、フリクションローラ24の軸方向に沿って往復動する。なお、トラバースベルト28の底辺は、フリクションローラ24の軸方向と平行である。また、トラバースベルト28の後側(フリクションローラ24側)の二頂点には、それぞれ従動プーリ32・32が配置され、トラバースベルト28の前側の一頂点には、駆動プーリ31が配置されている。トラバースベルト28はこれらのプーリ31・32・32に巻回されており、駆動プーリ31の正逆回転により正逆駆動される。
図3から図5に示すように、フリクションローラ24の前下方には、トラバースガイド27の駆動源としてのトラバース駆動用モータ33が、設けられている。該トラバース駆動用モータ33のモータ軸は、前記駆動プーリ31に固設されている。
また、該トラバース駆動用モータ33は、第一フレーム18に支持固定されている。
以上で示すように、ユニット化された巻取装置15には、巻取機構20を駆動する巻取駆動用モータ25と、トラバース機構30を駆動するトラバース駆動用モータ33とが、設けられている。
このため、機台2側より巻取機構20やトラバース機構30へ動力を伝達する必要が無く、ユニット化された巻取装置15を、直立機枠部2b(支持フレーム16)に取り付ける際に、巻取機構20やトラバース機構30への動力伝達機構の位置決めを行う必要もない。
したがって、メンテナンスの作業性が向上する。
玉揚機構40について説明する。
該玉揚機構40は、巻取位置からの満巻の巻取パッケージ12の排出、巻取位置への空のボビン21の供給および、該ボビン21への糸掛けを行う機構である。
つまり、玉揚機構40は、巻取パッケージ12の排出機構と、ボビン21の供給機構と、ボビン21への糸掛け機構62と、からなっている。
前記糸掛け機構62は、巻取装置15において、後述のトラバース支点ガイド57と、前記トラバースガイド27との間に設けられる。
該糸掛け機構62は、満巻となった巻取パッケージ12に導入されている糸Yを切断するための糸切断手段と、切断した糸の先端を吸引保持する糸保持手段と、糸保持手段で保持されている糸をボビン21に装着するための糸装着手段と、を備えている。
まず、図3、図4を用いて、巻取パッケージ12の排出機構について説明する。
第二フレーム19上には、巻取パッケージ12を巻取装置15の奥側(後側)から手前側(前側)へ転出させる手段として、左右一対のガイドレール34・34が固設されている。
左右の各ガイドレール34には、ボビン21の各端部を支持するガイド面34aが形成される共に、ガイド面34aは前低後高に傾斜するように設けられている。
ここで、ボビン12上に形成される巻取パッケージ12は、ボビン21の軸方向で所定長さの範囲にのみ形成されるものとなっており、ボビン21の両端部が露出した状態にある。そして、ボビン21の露出部分に接するように、ガイド面34aが形成されている。
また、ガイド面34a・34aの高さ位置は、クレードルアーム23に保持される巻取パッケージ12が満巻状態となった際に、該巻取パッケージ12の芯管となるボビン21が位置する高さ付近に設定されている。
なお、ガイドレール34・34のクレードルアーム23側には、屈曲可能なガイド手段として、一対のガイドアーム63・64が、左右にそれぞれ設けられている。該一対のガイドアーム63・64は、満巻の巻取パッケージ12を転出させる際には伸張してガイドレール34・34の始端部を構成し(図4)、空のボビン21が供給された際には、クレードルアーム23に保持されるボビン21の進路を妨げることが無いように、屈曲して前記進路を開放する。
そして、クレードルアーム23による巻取パッケージ12の保持が解除されると、該巻取パッケージ12がガイドレール34・34に案内されて、巻取装置15の前側へ、自重により転出される。
なお、ガイドレール34・34の前端には、巻取パッケージ12の脱落を防止するための制止ローラ35がそれぞれ設けられており、巻取パッケージ12はガイドレール34・34の前端部で停止する。
次に、図3、図4を用いて、ボビン21の供給機構について説明する。
玉揚機構40には、クレードルアーム23に供給するためのボビン21を蓄えておくボビンストッカ36が設けられている。ボビンストッカ36はストッカアーム41に支持されており、該ストッカアーム41は第二フレーム19に、左右方向の回動支軸45・45回りに、回動自在に設けられている。
ここで、ボビンストッカ36の移動位置(回動位置)には、供給位置、待機位置、休止位置の三箇所が設定されている。
供給位置にあるボビンストッカ36は、クレードルアーム23側へ傾倒している(図4の実線部分)。
待機位置にあるボビンストッカ36は、ガイドレール34・34の直上方に位置して(図3の実線部分および図4の二点鎖線部分)、起立状態にある。
また、休止位置にあるボビンストッカ36は、反クレードルアーム23側に突出した位置にある(図5)。
ボビンストッカ36は、その回動方向で対向する二面が開放された箱状容器に構成されており、その内部に、ボビン21を複数(本実施の形態では三個)収容可能である。
また、ボビンストッカ36の上端部には、クレードルアーム23側に突出するカバー36aが固設されており、該カバー36aの内部には、ボビン21一つが収容されるだけのスペースが形成されている。
カバー36aの(待機状態における)下方は開放されると共に、このカバー36a内のボビン21の脱落を防止する手段として、ストッパ42・42が、ボビンストッカ36の左右に設けられている。
各ストッパ42は、ボビンストッカ36に回動自在に設けられると共に、ボビンストッカ36との間に介設されるスプリング43により、カバー36aを閉じる向きに付勢されている。
そして、カバー36a内のボビン21が、ストッパ42により、脱落が防止されると共に、ボビン21を前記スプリング43の付勢力に抗して引出すことで、ボビン21をボビンストッカ36から取出すことが可能である。
図3に示すように、ボビンストッカ36は、待機位置にあるとき、反カバー36a側の開口が丁度前側を向いている。ボビンストッカ36がこの位置にあるとき、作業通路R側(巻取装置15の前側)から、作業者が、空のボビン21をボビンストッカ36内に容易に挿入することができる。
つまり、待機位置にあるボビンストッカ36は、クレードルアーム23へのボビン21供給の待機状態であると共に、空ボビン21の補充を受ける状態でもある。
なお、待機位置になるボビンストッカ36は、若干クレードルアーム23側に傾いて、内部のボビン21・21・・・が、自重によりクレードルアーム23側に付勢された状態にある。そして、ボビンストッカ36の前側からのボビン21の脱落を防止し、カバー36a側でのボビン21の制止と合わせて、ボビンストッカ36からのボビン21の脱落を防止している。
クレードルアーム23へボビン21の供給を行う際は、クレードルアーム23を上方へ回動させると共に、ボビンストッカ36をフリクションローラ24側の供給位置に移動させる。クレードルアーム23を回動させる機構および、ボビンストッカ36を回動させる機構については、後述する。
そして、カバー36a内に保持されるボビン21と、ボビンホルダ26・26とが、同軸上に位置するようにする。
この状態で、ボビンホルダ26・26をボビン21の内部に突出させることで、該ボビン21がクレードルアーム23に保持される。ここで、ボビン21はストッパ42により制止されているが、該ボビン21はボビンホルダ26・26に保持されているため、ボビンストッカ36がクレードルアーム23から離間する際に、スプリング43によるストッパ42の付勢に逆らって、ボビン21がボビンストッカ36より取出される。
クレードルアーム23およびボビンストッカ36は、ドライブ軸38の駆動により共に回動されて、玉揚げに関わる動作を行う。クレードルアーム23およびボビンストッカ36はそれぞれ、ドライブ軸38にカムを介するリンクにより連結されており、ドライブ軸38の一回転で、一回の玉揚げに関わる動作が全て行われる。
ドライブ軸38には前記巻取クラッチの断接によりラインシャフト50から動力が伝達されるが、玉揚げ駆動の開始時に巻取クラッチが接続され、ドライブ軸38が一回転して玉揚げ駆動が終了すると、巻取クラッチが切断される。
ボビンストッカ36を、ドライブ軸38の駆動により回動させるリンクについて説明する。
第三フレーム22には、ドライブ軸38とカムを介して連動するストッカ駆動軸47が軸支されており、ストッカ駆動軸47と前記ストッカアーム41とが、巻取装置15の左右一側で、第一リンクアーム48および第二リンクアーム49を介して、連結されている。第二リンクアーム49は、ストッカアーム41の側面に突設した支持軸55に係合されている。
そして、ドライブ軸38の駆動がこれらのリンクを介して伝達されて、ボビンストッカ36が、待機位置と供給位置との間で回動する。
次に、巻取装置15を平面展開させる構成について説明する。
ボビンストッカ36は、前述したように、供給位置と待機位置との間を、回動可能に構成されている。
ボビンストッカ36の移動位置には、供給位置と待機位置の他に、休止位置が設定されているが、ボビンストッカ36の休止位置への移動は、手動により行われる。
ボビンストッカ36を供給位置と待機位置との間で回動させる機構は、ドライブ軸38およびスプリング52により構成されている。ここで、ドライブ軸38からストッカアーム41に至るリンクを、前記支持軸55と第二リンクアーム49との係合を解除することで切断して、ボビンストッカ36を手動操作可能とする。
第二リンクアーム49の前端部には、略U字状の係合溝49aが形成されており、該係合溝49aの奥側に、円柱状の支持軸55が挿入されて保持される。ここで、ドライブ軸38の駆動によりボビンストッカ36が揺動しても、第二リンクアーム49と支持軸55との係合が外れないように、係合溝49aの形成角度が設定されている。
また、ボビンストッカ36を、休止位置方向に手動で動かすと、第二リンクアーム49と支持軸55との係合が解除される。そして、そのまま休止位置まで、手動によりボビンストッカ36を回動させることが可能である。
図5に示すように、休止位置にあるボビンストッカ36は、反クレードルアーム23側に突出した位置にある。
クレードルアーム23も、巻取時(巻取パッケージ12の形成時)や空のボビン21の供給時を除いて、図5に示すような下方位置にある。
したがって、ボビンストッカ36を休止位置に移動させることで、巻取装置15の全体形状を、平面展開された形状とすることが可能である。
なお、図5において、巻取装置15は、作業台車であるフォークリフトのフォーク60に支持された状態にある。
以上のように、巻取装置15の玉揚機構40には、起立状態でボビンストッカ36が設けられ、該ボビンストッカ36は、巻取装置15の高さを低くすべく平坦な状態に展開可能に構成されている。
本実施の形態では、ボビンストッカ36は、巻取装置15のメインフレーム17に対して回動可能に設けられ、ボビンストッカ36を反クレードルアーム23側に回動させることで、ボビンストッカ36が平坦な状態になる。
このため、必要に応じて、巻取装置15の全高を低くすることができる。
したがって、巻取装置15を、フォークリフトのフォーク60等を用いて支持フレーム16から取り外す際に、ボビンストッカ36を平坦な状態にして巻取装置15の全高を低くし、巻取装置15の全高の短縮分のスペースを、巻取装置15をすくい上げるためのスペースとして、活用することができる。
また、起立状態の巻取装置15が配置されるスペースには、取り外し用のスペースが含まれているので、結果として機台2の高さを低くすることができる。
次に、図2を用いて、各巻取装置15のレイアウトについて説明する。
前述したように、各巻取装置15は、上下の支持フレーム16・16のそれぞれに支持されて、上下方向で二段に配置されている。
ここで、上下の巻取装置15・15・・・は、錘10の並設方向でズレた位置に設けられており、下側の巻取装置15の直上方位置に上側の巻取装置15が位置するものではない。
また、各巻取装置15は、錘10毎に設けられるものである。各錘10は、一方向に沿って並設されている。
つまり、各巻取装置15は、隣接する巻取装置15同士で上下位置が異なるように、錘10の並設方向に沿って千鳥状に配置されている。
各巻取装置15の下方には、トラバース機構30におけるトラバースの支点となるトラバース支点ガイド57が、それぞれ設けられている。これらのトラバース支点ガイド57は、上下の第二横柱16b・16b間に橋架されるガイド支柱56・56・・・に支持されている。
各トラバース支点ガイド57は、対応する巻取装置15の左右中央に位置している。このため、二段に配置される巻取装置15・15・・・において、上側の巻取装置15に対応するトラバース支点ガイド57は、丁度、下側の巻取装置15・15間に位置するものとなっている。
各トラバース支点ガイド57の下方には、各錘10の糸Yの案内ガイド59が設けられている。トラバース支点ガイド57の直下に位置する案内ガイド59もこの一つである。各錘10において、これらの案内ガイドにより、前記第三フィードローラ13を経て、直立機枠部2bに沿って上方へ向かう糸Yが、巻取装置15まで案内される。
なお、トラバース支点ガイド57は、糸Yの案内ガイドの一つであると共に、トラバースガイド27の左右動により振られる糸Yのトラバース支点となっている。
図2、図3において、トラバース支点ガイド57を支点とする糸Yの振れ領域Tを図示している。
また、各トラバース支点ガイド57の上方で、第二横柱2bの前側に、ガイドシャフト61が支持されている。ガイドシャフト61の延設方向は、錘10の並設方向と同じであり、支持フレーム16やラインシャフト50の延設方向と同じである。
ガイドシャフト61は円柱状の長手部材であり、下方より巻取装置15へ向かう糸Yは、ガイドシャフト61と滑らかに接触して、巻取装置15の後側の巻取機構20へと案内される。
図2に示すように、各巻取装置15の正面(錘10の並設方向に対して水平方向で垂直となる方向)より見て、各巻取装置15と、他の巻取装置15の糸Yの糸道とが、ほぼ重複しないものとなっている。糸Yの糸道は、トラバース支点ガイド57の下流側では、振れ領域Tの範囲内で変化するが、振れ領域Tと他の巻取装置15とがほぼ重複しないので、糸Yの糸道が常に他の巻取装置15とほぼ重複しない。
ここで、巻取装置15への空のボビン21の供給は、作業通路R側より、待機位置のボビンストッカ36に対して行われるものであるが、この供給作業に要するスペースが、他の巻取装置15の糸Yの糸道と重複することなく、確保されている。
また、巻取装置15からの巻取パッケージ12の取出しも同様に、作業通路R側より、ガイドレール34・34上の巻取パッケージ12に対して行われるものであるが、この取出し作業に要するスペースが、他の巻取装置15の糸Yの糸道と重複することなく、確保されている。
以上の各巻取装置15のレイアウトに関わる構成をまとめる。
各巻取装置15には、巻取位置からの巻取パッケージ12の排出、巻取位置への空ボビン21の供給および、巻取位置の空ボビン21への糸掛けを行う玉揚機構40が備えられている。そして、巻取装置15の前側、つまり作業通路R側で、玉揚機構40のガイドレール34・34から巻取パッケージ12が取出されると共に、玉揚機構40のボビンストッカ36へのボビン21の供給が、行われる。また、各巻取装置15には、作業通路R側から糸Yが導入される。
各巻取装置15は、隣接する錘10の巻取装置15・15同士で上下位置が異なるように、錘10の並設方向に沿って千鳥状に配置される。
そして、各巻取装置15へ導入される糸Yが、他の巻取装置15からの巻取パッケージ12の取出しおよび他の巻取装置15へのボビン21の供給に関わるスペースの外部を走行するように、糸走行の案内ガイドが配置される。
このため、巻取パッケージ12の取出しおよびボビン21の供給が、作業通路R側から行われる。また、巻取装置15への糸Yの導入が、作業通路R側を通過して行われる。同時に、作業通路R側より見て、巻取機構20の手前側にトラバース機構30が位置するものとなる。また、巻取装置15の配置を千鳥状とすることで、各巻取装置15における前記取出しおよび前記供給作業が、他の巻取装置15の駆動の障害となることも無い。また、巻取装置15を囲うように糸道が形成されるので、糸道が大きく屈曲する部位の発生を抑止できる。
したがって、糸道が作業通路R側に露出しているため、巻取装置15での糸掛け作業およびトラバース装置のメンテナンスが容易であり、糸切れ錘10の発見も容易である。加えて、糸道の過度の屈曲が防止されることにより、加工可能な糸種が限定されることもない。
特に、巻取装置15の千鳥状配置により、以上の各作用・効果が対立することなく同時に得られる。つまり、一つの錘10における巻取パッケージ12の取出しやボビン21の供給作業において、メンテナンス性を良好としながら、他の錘10の駆動を停止する必要などのデメリットが存在しない。
本実施の形態では、各錘10の糸道が、一部において、わずかではあるが、他の巻取装置15における機台2に対する脱着に要するスペースと、重複する構成である。
この構成において、且つ、巻取装置15がユニット化された構成において、更に、巻取装置15の機台2への脱着に要するスペースの外部を、他の錘10の糸Yが走行するものとして、他の錘10での巻取作業を停止することなく、巻取装置15の機台2からの取り外しや、取付けが可能であるように構成しても良い。
また、各巻取装置15における糸Yの巻取位置は、水平方向で、該巻取装置15への糸の導入方向の奥側に設けられている。
図3から図5に示すように、巻取装置15において、糸Yの導入側である前側より後側に向けて、玉揚機構40のガイドレール34・34、トラバースガイド27、フリクションローラ24が配置されている。フリクションローラ24と巻取パッケージ12(ボビン21)との当接部が、該巻取パッケージ12における糸Yの巻取位置である。
そして、前記巻取位置の近傍で糸がトラバース機構30によりトラバースされると共に、糸Yの案内ガイドの中に、トラバース支点となる案内ガイドが設けられている。
トラバース機構30により駆動されるトラバースガイド27は、前記巻取位置の近傍位置に設けられている。また、トラバース支点となる案内ガイドは、前記トラバース支点ガイド57である。
このため、図2に示すように、トラバース支点となる案内ガイド(トラバース支点ガイド57)からトラバース位置(トラバースガイド27)までの糸道(糸振れ範囲T)の一部が、水平方向に沿って形成される。
したがって、上下の巻取装置15・15の離間間隔を広げることなく、トラバース支点からトラバース位置までの距離を長くすることができ、トラバースによる糸のテンション変動を抑制することができる。
以上構成の仮撚加工機1において、機台2に対する各巻取装置15のレイアウトは、次のようになっている。
仮撚加工機1には、各錘10の並設方向に沿って設けられる作業通路Rと、作業通路Rを挟んで水平方向で対向する一対の直立機枠部2a・2bと、両直立機枠部2a・2bの上端部を連結する連結機枠部2cと、が備えられている。
そして、一方の直立機枠部2cに、各巻取装置15が支持される。ここで、各巻取装置15は、糸の導入側で、巻取パッケージ12の取出し及びボビン21の供給が行われる。
このため、作業通路Rを囲うように、仮撚加工に関わる各装置を配置することができる。また、各巻取装置15に、作業通路R側から、糸掛け作業と、巻取パッケージ12の取出しおよびボビン21の供給とが、可能である。
したがって、仮撚加工機1のレイアウトがコンパクト化されると共に、巻取装置15に関わる作業を、作業通路R側から行うことができる。
仮撚加工機1を錘10の並設方向より見た図である。 巻取装置15のレイアウトを示す斜視図である。 巻取装置15の斜視図である。 巻取装置15を錘10の並設方向より見た図である。 取り外し状態の巻取装置15を錘10の並設方向より見た図である。
符号の説明
1 仮撚加工機
2 機台
10 錘
12 巻取パッケージ
15 巻取装置
20 巻取機構
21 ボビン
25 巻取駆動用モータ
30 トラバース機構
33 トラバース駆動用モータ
36 ボビンストッカ
40 玉揚機構

Claims (4)

  1. 複数の錘を備え、
    錘毎に巻取装置を有する仮撚加工機において、
    各錘の巻取装置が個別にユニット化され、一体的に機台に対して着脱可能に構成される、
    ことを特徴とする仮撚加工機。
  2. 前記各巻取装置に、
    巻取機構と、トラバース機構と、玉揚機構とが、
    一体化されて設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮撚加工機。
  3. 前記各巻取装置に、
    巻取駆動用モータおよびトラバース駆動用モータを設けた、
    ことを特徴とする請求項2に記載の仮撚加工機。
  4. 前記巻取装置が上下方向で複数段に配置されると共に、
    各巻取装置の玉揚機構に、起立状態でボビンストッカを設け、
    該ボビンストッカは、前記巻取装置の高さを低くすべく平坦な状態に展開可能に構成される、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の仮撚加工機。
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