JP2005068541A - 円筒ワークの連続焼鈍装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 円筒ワークの連続焼鈍装置において、ワークの表面にすり傷が生じやすいという問題、ワークの形状が有底筒体に限定されるという問題、装置の構造が複雑になるという問題などの解決を目的とする。
【解決手段】 等分割に間欠的に公転される回転円板1と、円筒ワークWを挿入して載置可能な有底筒状に形成され回転円板1上の等分割位置に回転自在に立設された複数組の保持具10と、回転円板1上の加熱区間内を通過する各円筒ワークWの上半部に誘導渦電流を発生させて加熱する加熱コイル23,24と、加熱区間内を通過する保持具10の各ローラに各々外接するベルト59を周回させるサーボモータ36と、円筒ワークWを回転円板1の間欠的な公転と同期して保持具10に載置するワーク供給手段40と、サーボモータ36の回転速度を制御する制御手段とで構成するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 等分割に間欠的に公転される回転円板1と、円筒ワークWを挿入して載置可能な有底筒状に形成され回転円板1上の等分割位置に回転自在に立設された複数組の保持具10と、回転円板1上の加熱区間内を通過する各円筒ワークWの上半部に誘導渦電流を発生させて加熱する加熱コイル23,24と、加熱区間内を通過する保持具10の各ローラに各々外接するベルト59を周回させるサーボモータ36と、円筒ワークWを回転円板1の間欠的な公転と同期して保持具10に載置するワーク供給手段40と、サーボモータ36の回転速度を制御する制御手段とで構成するようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、回転円板上の等分割位置に複数組の保持具を設けこれらの保持具に載置された各円筒ワークを連続的に加熱して焼鈍する装置に関するものである。
この発明に係る従来の技術としては、例えば、シームレス缶体の口端部の加熱装置に係る特許文献1に開示された発明が知られている。 なお、この特許文献1の以下の説明においては、特許文献1に記載された符号を用いるために、本発明の符号と一部重複するが、特許文献1の符号は本欄および「発明が解決しようとする課題」の欄のみに限定して適用するものである。
この特許文献1に開示された発明は図7(同公報の第1図)に示すように、シュート1より送入タレット4に水平状態で受け入れた缶体2をガイド4bに沿って摺接させながら送り込み、送入ステーションPにおいて加熱用タレット5に送入する。 加熱用タレット5は周縁部の等間隔位置に複数の缶体保持装置7を水平軸線上に備え、移行中の缶体2の口端部2aに近接する位置には、対向する円弧状の導体9a,9bを備えた高周波誘導加熱コイル装置8が設けられている。 複数の缶体保持装置7は、図9(同公報の第5図)に示す保持具12と支承具13とから構成し、さらに、保持具12は図8(同公報の第2図)のように構成されている。
そして、送入ステーションPに送入された缶体2は図9(a)に示すように、缶体2の胴部下端部2cは保持具12の缶体受け具36により、口端部2aは支承具13の受け具47により各々支承される。 缶体2がステーションGに達すると図9(b)に示すように、当該保持具12に対する真空弁が開いて、缶体2の底部2bは円板23上に真空吸着され、直ちに把持体25が前進して缶体2の胴部下端部2cを把持する。
缶体2が高周波誘導加熱コイル装置8の直前に達すると図9(c)に示すように、支承具13が後退して、ほぼ同時に回転体17が回転を開始し、缶体2は回転しながら、その口端部2aが導体9a,9bと近接して通過し加熱軟化される。 缶体2が導体9a,9bから抜け出た直後にディスクブレーキ43の作動で回転体17が停止され、これにより缶体2も停止する。 その後、回転体17は図9(d)に示す原位置まで後退して支承具13が前進し、缶体2の底部2bに対する真空吸着が解除される。
特開平1−299727号公報(第3−5頁、第1,2,5図)
上記のように、特許文献1に係る発明の缶体2は、シュート1より送入タレット4に水平状態で受け入れられ、ガイド4bに沿って摺接させながら送り込まれるので、缶体2の胴部表面にガイド4bとの摺接によるすり傷が生じやすい(特に、ガイド4bの下方において缶体2の自重により増長される)という問題があった。 また、缶体2が高周波誘導加熱コイル装置8を通過する際には、缶体2の底部2bを円板23上に真空吸着する構成であるので、ワークの形状が有底筒体に限定されるという問題があった。
さらに、加熱用タレット5上の缶体2は横向きで移行されるので、送入タレット4から缶体2を受け入れる際には、保持具12の缶体受け具36と支承具13の受け具47とにより支承し、缶体2の底部2bを円板23上に真空吸着し、把持体25を前進させて胴部下端部2cを把持し、さらに、缶体2が高周波誘導加熱コイル装置8を通過する際には、支承具13を後退させて回転体17により缶体2を回転させる構成であるから、構造が複雑になるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ワークの表面にすり傷が生じやすいという問題、ワークの形状が有底筒体に限定されるという問題、装置の構造が複雑になるという問題などの課題を解決しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、回転円板上の等分割位置に複数組の保持具を設けこれらの保持具に載置された各円筒ワークを連続的に加熱して焼鈍する装置であって、水平に支承され割出し駆動手段の割出し駆動により等分割に間欠的に公転される回転円板と、上端開口部から挿入された円筒ワークを上半部は露出した状態で載置可能な有底筒状に形成されその筒部の下端に突設されて端部にローラが一体的に止着された回転軸を中心にして回転自在に前記回転円板の上面側同一円周上の等分割位置に立設された複数組の保持具と、これらの保持具に載置され前記回転円板上の加熱区間内を通過する各円筒ワークの上半部の周回内側と外側との近接位置に沿って設けられ各円筒ワークの上半部に誘導渦電流を発生させて加熱する加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を給電する高周波電源装置と、前記加熱区間内を通過する前記保持具の各ローラに各々外接する無端ベルトをサーボモータの回転駆動により周回させて前記保持具を自転させる保持具駆動手段と、供給待機位置に搬送された円筒ワークを前記回転円板の間欠的な公転と同期して移送し前記保持具の上端開口部から挿入して載置するワーク供給手段と、前記加熱区間内において前記無端ベルトにより回転される前記保持具の自転速度が前記回転円板の回転と停止にともない変化することを補正してほぼ一定回転速度になるべく前記保持具駆動手段のサーボモータを制御する制御手段とで構成するようにしたものである。
次に、請求項2に係る発明において、前記制御手段は、前記加熱区間内において前記回転円板の回転中には前記無端ベルトの周回を停止させてその無端ベルトと外接しながら公転する前記ローラを介して各々の保持具を自転させ、前記回転円板の停止中には前記無端ベルトを周回させてその無端ベルトと外接する前記ローラを介して各々の保持具を回転させ保持具の公転による回転に合わせるべく前記保持具駆動手段のサーボモータを制御するようにしたものである。
上記発明によれば、円筒ワークを移送するための保持具は、上端開口部から挿入された円筒ワークを上半部は露出した状態で載置可能な有底筒状に形成され、間欠的に公転される回転円板の等分割位置に立設されているので、移送中の円筒ワークは装置の構成要素と摺接することがなく、円筒ワークの表面にはすり傷が生じにくい。 また、円筒ワークを縦向きに載置しているために真空吸着する必要がないので、円筒ワークの形状が有底筒体に限定されることなく、無底筒体であっても容易に連続焼鈍加工ができるとともに、装置を簡素に構成できる。
本発明は、上述のとおりであるので、以下に記載するような効果を奏する。
円筒ワークを移送するための保持具を上記のように構成し、移送中の円筒ワークは装置の構成要素と摺接することがなく、円筒ワークの表面にはすり傷が生じにくいので、品質の向上を図ることができる。 また、円筒ワークの形状が有底筒体に限定されることなく、無底筒体であっても容易に連続焼鈍加工ができるので、多品種の焼鈍加工に対応できる。 さらに、装置を簡素に構成できるので、製造原価の低減や保守管理の容易化を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図6を参照して以下のとおり説明する。 図1は本発明の一実施形態を示す平面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1に示すワーク把持部の部分拡大図、図4は図3のB−B断面図、図5は図1のC−C断面図、図6は制御手段のブロック線図である。
本発明に係る円筒ワークの連続焼鈍装置は、図1,図2において大別すると、台板2上の割出し機構3により等分割に回転される回転円板1と、回転円板1に立設され円筒ワークWを載置可能な複数組の保持具10と、加熱区間内を通過する各円筒ワークWの上半部に誘導渦電流を発生させて加熱する加熱コイル機構20と、この加熱コイルに高周波電流を給電する高周波電源装置と、加熱区間内を通過する各保持具10を自転させる保持具駆動機構30と、円筒ワークWを各保持具10内に順次挿入して載置するワーク供給機構40と、加熱区間内において各保持具10の自転速度を制御する制御手段50(図6)とから構成されている。
台板2上の割出し機構3により等分割に回転される回転円板1は、周縁部の同一円周上の等分割位置に複数個の保持具穴1aが穿孔され、中心部には回転中心穴1bが穿孔されている。 この回転円板1を間欠回転させる割出し機構3は、台板2の上面に等回転角度ごとに停止を繰り返す等分割で間欠回転可能なサーボモータ4が取着され、その上方には減速機5が直結されている。
この減速機5の上端に突出した出力軸5aには、回転円板1の回転中心穴1bが嵌入されて一体的に止着され、回転円板1は、減速機5の出力軸5aにより水平面内で回転する。 本例の回転円板1には保持具穴1aが60穴穿孔されており、その回転円板1は、60割出し機能の割出し機構3により6度ごとに、図1に示す矢印Aaの反時計方向に間欠回転する。
次いで、円筒ワークWを載置可能な複数組の保持具10は、図5に示すように、下端に突設された回転軸体11と、その上に載置された筒底体12と、上部で円筒ワークWを支える環状体14と、これら筒底体12と環状体14との間に介在された支柱13と、回転軸体11を軸承する軸受筒17と、回転軸体11の端部に止着されたローラ18とで構成されている。 回転軸体11は、上端の鍔部11aの下面に軸部11bが突設され、鍔部11aの上面には、円筒ワークWを挿入可能な内径で有底短筒状の凹部が形成された筒底体12が同心に装着されている。
この筒底体12の上方には、円筒ワークWを挿入可能な穴の上端に円筒ワークWのテーパ部を受ける面取りを施した環状体14が、円周上の3箇所に立設された支柱13を介して同心に積層されている。 これらの筒底体12、支柱13および環状体14は、ボルト15により回転軸体11の鍔部11aと一体的に螺着されており、筒底体12と環状体14との間で支柱13が介在しない部分には、放熱効果を高めるための空間10aが形成される。
また、軸受筒17には、ころがり軸受16,16を介して回転軸体11の軸部11bが回転自在に装着され、その軸受筒17は、回転円板1の同一円周上の等分割位置に穿孔された複数個の保持具穴1aに、各々の環状体14を上端にして嵌着され、止めねじ17Aにより止着されている。 そして、回転軸体11の軸部11bの下端部にはローラ18がボルト18A,止めねじ18Bにより一体的に止着され、後述するベルト59の周回によって、筒底体12、支柱13および環状体14の組立て体内に載置された円筒ワークWを回転させる。
次いで、円筒ワークWの上半部を加熱する加熱コイル機構20は、設定された加熱区間内に設けられており、その加熱開始近傍で外縁近傍の台板2に脚柱21が立設され、その上端に腕木状のヨーク22が取着されている。 また、図示しない加熱終了近傍で外縁近傍の台板2にも、前記脚柱21、ヨーク22と同様の脚柱、ヨークが設けられている。 加熱開始側のヨーク22と、加熱終了側のヨークとの内側には、円筒ワークWの上半部を挟む近傍で周回内側と外側とが対向する円弧状の加熱コイル23,24が、加熱区間内を通過する円筒ワークWの上半部に誘導渦電流を発生させて加熱するように設けられている。 これら加熱コイル23,24には、図示しない高周波電源装置により高周波電流が給電される。
次いで、加熱区間内を通過する各保持具10を自転させる保持具駆動機構30は、台板2の加熱中間近傍に立設された脚板31の上端に水平姿勢で取着された水平板32と、台板2の加熱開始近傍に立設された脚板33の上端部側面に水平姿勢で平行に取着された軸支板34,35とが設けられている。 水平板32には減速機構付のサーボモータ36が、その出力軸36aを上向きにして取着され、出力軸36aに駆動側のスプロケット38が止着されている。
軸支板34,35には回転軸51が鉛直軸線上で回転自在に支承され、この回転軸51には、軸支板34,35の間に従動側のスプロケット52が一体的に止着されている。 また、図示しない加熱終了近傍の台板2にも、前記脚板33、軸支板34,35と同様の脚板、軸支板が設けられ、その軸支板には前記回転軸51、スプロケット52と同様の回転軸、スプロケットが設けられている。
駆動側のスプロケット38と、従動側のスプロケット52と、図示しない加熱終了側の従動側のスプロケットとには、チェイン53が、水平板32に設けられた遊動車54,54,54を介して張設され、サーボモータ36の駆動により図1に示す矢印Abの方向へ周回される。 また、加熱開始側の回転軸51の上端部にはプーリ56が止着され、図示しない加熱終了側の回転軸の上端部にもプーリ56と同様のプーリが止着され、これらの中間位置の水平板32には、遊動プーリ57が揺動軸58を中心にして揺動可能に設けられている。
そして、加熱開始側の回転軸51の上端部にはプーリ56と、中間位置の遊動プーリ57と、図示しない加熱終了側のプーリとには、無端のベルト59が、加熱区間内における各保持具10のローラ18と外接するようにして張設されている。 このベルト59の張力は、揺動軸58を中心にして遊動プーリ57を揺動させることで調整する。 したがって、加熱区間内の各保持具10は、サーボモータ36の駆動により図1に示す矢印Acの方向へ周回されるベルト59により、このベルト59と外接する各々のローラ18を介して各々時計方向に自転される。
次いで、円筒ワークWを各保持具10内に順次挿入して載置するワーク供給機構40は、加熱区間の前側で外縁近傍の台板2に脚板41が立設され、その側面の上下に支持板42,42が図4の紙面前方側へ突設されている。 これら支持板42,42の図4における左右両端には、2本の案内軸43,43が平行に懸架され、これら案内軸43,43が挿通された直進アクチュエータ44を上下移動可能に案内する。
この直進アクチュエータ44は電気的信号の指令により、設定された上端位置と下端位置との間で直進移動し、その上端部には、回動アクチュエータ45が、図4の紙面前方側へ積層状に取着されている。 この回動アクチュエータ45は電気的信号の指令により、設定された回動角度である180度の間で反転し、その出力軸45aには、図3に示す2腕鉤形状の鉤腕板46が一体的に止着されている。 この鉤腕板46は、回動アクチュエータ45の出力軸45aに止着された共通板46aの両端に、逆向きに直行する鉤形の腕板46b,46bが各々連設されている。
これら腕板46b,46bの両端には開閉アクチュエータ47,47が、各々の把持爪47a,47aを腕板46b,46bの各内側に向かって互いに逆向きに、かつ、共通板46aと平行に取着されている。 これらの開閉アクチュエータ47,47は、各々の把持爪47a,47aが電気的信号の指令により開閉作動して、図1の把持位置Wcにおいて円筒ワークWを把持し、その円筒ワークWを挿入位置Wrにおいて把持状態から解放するものである。
把持位置Wcの近傍には、図示しないワーク貯蔵機構から送り出された円筒ワークWを順次搬送案内するシュータ61と、このシュータ61の終端部で円筒ワークWを受け止め把持位置Wcに押し出す受け台62と、この受け台62に滞留する円筒ワークWをシュータ61の終端部から把持位置Wcに押し出すべく受け台62を移動させる空気圧シリンダ64とが設けられている。
受け台62は、シュータ61から搬送された円筒ワークWの下端面と筒部外周の下半部(図4に示す開閉アクチュエータ47,47の各々の把持爪47a,47aにより把持されない部分)を受け止める。 空気圧シリンダ64は、台板2に立設された脚板63に取着され、そのロッド64aの先端に取着された受け台62を進退移動させるものである。
そして、受け台62により把持位置Wcに位置決めされた円筒ワークWは、把持位置Wcで待機する開閉アクチュエータ47が直進アクチュエータ44により下降し、その把持爪47a,47aにより円筒ワークWが把持され、直進アクチュエータ44により上昇され、把持された円筒ワークWを回動アクチュエータ45により180度反転させて挿入位置Wrの上方に移送し、回転円板1の回転(公転)が停止している間に、直進アクチュエータ44により開閉アクチュエータ47を下降させて、挿入位置Wrの保持具10に挿入して載置する。
次いで、加熱区間内において各保持具10の自転速度を制御する制御手段50は、図6に示すように、挿入位置Wrの保持具10に円筒ワークWの挿入が完了した時期に開閉アクチュエータ47から出力されるワーク供給信号Saにもとづき、設定された割出し角度の割出し開始信号Sb(同時に割出し開始信号Sfを分流)、割出し終了信号Scを出力する割出信号発生器71と、この割出信号発生器71の割出し開始信号Sbにより設定の割出し速度で回転円板駆動用のサーボモータ4を回転させ、割出し終了信号Scにより停止させるサーボコントローラの回転円板駆動回路72とで、回転円板1を間欠的に回転制御をする。
また、割出信号発生器71からの割出し開始信号SbをONまたはOFFに手動で切り換える切換スイッチ73と、割出信号発生器71の割出し開始信号Sbを停止信号Sdに反転させる(切換スイッチ73がONの場合のみ)反転器75と、割出し終了信号Scを起動信号Seに反転させる反転器76と、反転器75の停止信号Sdにより保持具駆動用のサーボモータ36を停止させ(切換スイッチ73がONの場合のみ)、反転器76の起動信号Seにより設定の回転速度でサーボモータ36を回転させ、割出信号発生器71の割出し開始信号Sbから分流された割出し開始信号Sfを速度制御回路に受けてサーボモータ36を設定量減速させて次の割出し開始信号Sbが出力されるまでの1割出しサイクル中の回転速度をサーボモータ4の回転速度に対応させて増減速制御するサーボコントローラの保持具駆動回路77と、割出し開始信号Sbの分流である割出し開始信号Sfを保持具駆動回路77に伝送することをONまたはOFFに手動で切り換える切換スイッチ74とで、加熱区間内の各保持具10の回転速度(自転速度)を一定にすべく回転制御する。
なお、加熱区間内の各保持具10を常時サーボモータ36により回転させる際は、切換スイッチ73を予めOFFに設定し、切換スイッチ74を予めONに設定して制御するが、この場合の作業手順および作用は下記の実施例1において後述する。 また、回転円板1の回転中にはサーボモータ36の回転を停止させてベルト59と外接しながら公転するローラ18を介して各々の保持具10を自転させ、回転円板1の停止中には各保持具10をサーボモータ36により回転させる際は、切換スイッチ73を予めONに設定し、切換スイッチ74を予めOFFに設定して制御するが、この場合の作業手順および作用は下記の実施例2において後述する。
引き続いて、加熱区間内の各保持具10を常時サーボモータ36により回転させる実施例1の作業手順および作用について説明する。 作業の開始に先立ち、図6に示す制御手段50の切換スイッチ73は予めOFFに設定して、割出信号発生器71の割出し開始信号Sbが反転器75に伝送されないようにし、また、切換スイッチ74は予めONに設定して、割出し開始信号Sfが保持具駆動回路77に伝送されるようにしてから作業を開始する。
図1に示す後退位置で待機する受け台62上に、シュータ61から順次搬送された先頭の円筒ワークWが載置された後、空気圧シリンダ64の作動により円筒ワークWを載置した受け台62を前進させる。 この受け台62を前進端位置で位置決めすることにより、その円筒ワークWを開閉アクチュエータ47の把持爪47a,47aにより把持可能な把持位置Wcに位置決めされる。
次いで、受け台62が前進端位置に達したことが確認されると、図4に示す直進アクチュエータ44の作動により開閉アクチュエータ47を下降させ把持爪47a,47aが閉じて円筒ワークWを把持し、直進アクチュエータ44の作動により把持された円筒ワークWを上昇させ、把持爪47a,47aに把持された円筒ワークWを回動アクチュエータ45の作動により180度反転させて図1に示す挿入位置Wrの上方に移送する。
次いで、回転円板1の回転が停止状態であることが確認されると、直進アクチュエータ44の作動により把持された円筒ワークWを下降させ、挿入位置Wrで停止中の保持具10内に円筒ワークWを挿入し、円筒ワークWを把持した開閉アクチュエータ47の把持爪47a,47aを開いて当該円筒ワークWを保持具10内に載置する。 この把持爪47a,47aが開いて円筒ワークWを保持具10内に載置した確認信号であるワーク供給信号Saが割出信号発生器71に伝送される。 なお、挿入位置Wrの把持爪47a,47aが円筒ワークWを載置している間の同時期に、反対側の把持位置Wcに位置する把持爪47a,47aにより前記のようにして次のワークを把持する。
次いで、ワーク供給信号Saを受けた割出信号発生器71の割出し開始信号Sbにより、回転円板駆動回路72から指令される設定の割出し速度で、サーボモータ4,減速機5を介して回転円板1の回転制御をし、割出信号発生器71からの割出し終了信号Scにより、回転円板1を停止させる。 このように、円筒ワークWは回転円板1の1割出し角度ごとに、挿入位置Wrに位置決めされる保持具10内に順次載置され、回転円板1の間欠回転により図1に示す矢印Aaの反時計方向に移送される。
そして、保持具10が加熱開始近傍に達すると、図5に示す下端に止着されたローラ18が、サーボモータ36により周回されるベルト59に外接して、保持具10は自転を開始する。 その保持具10の自転速度は、回転円板1が回転中と停止中とで相違する。 すなわち、回転円板1が回転中には、サーボモータ36により図1に示す矢印Ac方向に周回されるベルト59の周回速度に従いローラ18が回転される保持具10の自転速度Vaの外に、ベルト59に外接する保持具10のローラ18が、回転円板1の回転によりベルト59と外接しながら矢印Aa方向に加勢されることで回転される保持具10の自転速度Vbが加増される。
これに対して、回転円板1が停止中には、ベルト59に外接する保持具10のローラ18は、矢印Aa方向に加勢されないので保持具10は自転速度Vaで回転する。 ところが、保持具10に載置されて加熱区間内を通過する円筒ワークWの自転速度が、回転円板1の回転中と停止中とで相違すると、円筒ワークWの上半部円周上において加熱コイル23,24による加熱時間にむらが生じ、円筒ワークWの上半部円周上の加熱温度が均一にできないという不都合が生じる。 この不都合を解消するために、以下の制御により自転速度を一定に保つ。
図6において、設定の1割出し角度に達した回転円板1を停止させる割出信号発生器71からの割出し終了信号Scにより、反転器76を介して起動信号Seを保持具駆動回路77に伝送して保持具駆動用のサーボモータ36を設定の回転速度で回転させる。 このサーボモータ36の回転により、保持具10は前記自転速度Vaで自転する。 次に、割出信号発生器71から、回転円板1を回転させる割出し開始信号Sbが出力されるが、切換スイッチ73が予めOFFに設定されているので、サーボモータ36の回転は継続する。
ただし、回転円板1が回転することにより、保持具10は前記自転速度Vaに前記自転速度Vbが加増されてしまうので、割出し開始信号Sfを予めONに設定されている切換スイッチ74経由で保持具駆動回路77の速度制御回路に伝送し、その作動によりサーボモータ36を設定量減速させ、かつ、次の割出し開始信号Sbが出力されるまでの1割出しサイクル中の回転円板1が停止中には増速制御し、保持具10が前記自転速度Vaで自転するように制御する。
すなわち、回転円板1が回転中には、自転速度Vbに相当する制御速度Vb´だけ減速させて、保持具10の自転速度がVa+Vb−Vb´=Vaとなるようにサーボモータ36を減速制御し、回転円板1が停止中には自転速度Vbが加増されないので、保持具10の自転速度がVa−Vb´となることを補正するために回転円板1が回転中よりも制御速度Vb´だけ増速させて、Va−Vb´+Vb´=Vaとなるようにサーボモータ36を増速制御する。
この制御により、保持具10は一定の前記自転速度Vaで回転し、円筒ワークWの上半部円周上の加熱温度を均一に維持することができる。 なお、その後も、割出し終了信号Scにより反転器76を介して起動信号Seが保持具駆動回路77に伝送されるが、サーボモータ36を停止させる指示系がないので、起動信号Seの有無に係わらずサーボモータ36は継続的に回転する。
引き続いて、回転円板1の回転中にはサーボモータ36の回転を停止させてベルト59と外接しながら公転するローラ18を介して加熱区間内の保持具10を自転させ、回転円板1の停止中には加熱区間内の保持具10をサーボモータ36により回転させる実施例2の作業手順および作用について説明する。 作業の開始に先立ち、図6に示す制御手段50の切換スイッチ73は予めONに設定して、割出信号発生器71の割出し開始信号Sbが反転器75に伝送されるようにし、また、切換スイッチ74は予めOFFに設定して、割出し開始信号Sfが保持具駆動回路77に伝送されないようにしてから作業を開始する。
なお、円筒ワークWを図1に示すシュータ61から受け台62を経て、把持位置Wcから開閉アクチュエータ47により挿入位置Wrの保持具10内に載置し、その保持具10が、回転円板1の間欠回転により図1に示す矢印Aaの反時計方向に移送されるまでの作業手順は実施例1と同様であるので説明は省略する。 回転円板1の間欠回転により保持具10が加熱開始近傍に達すると、回転円板1の回転中にはサーボモータ36の回転を停止させて、ベルト59と外接しながら公転するローラ18を介して加熱区間内の保持具10を自転速度Vmで回転させる。 また、回転円板1の停止中には加熱区間内の保持具10をサーボモータ36により回転させるが、保持具10が自転速度Vmで回転するようにサーボモータ36を回転制御する。
すなわち、図6において、割出しを開始して回転円板1を回転させる割出信号発生器71からの割出し開始信号Sbにより、反転器75を介して停止信号Sdを保持具駆動回路77に伝送して保持具駆動用のサーボモータ36を停止させる。 このサーボモータ36の停止により、加熱区間内の保持具10は、回転円板1の回転によりベルト59と外接しながら公転するローラ18を介して前記自転速度Vmで自転する。 なお、このとき切換スイッチ74はOFFになっているので、割出し開始信号Sfは伝送されない。
次に、回転円板1を停止させる割出信号発生器71からの割出し終了信号Scにより、反転器76を介して起動信号Seを保持具駆動回路77に伝送して、保持具駆動用のサーボモータ36を設定の回転速度で回転させる。 このサーボモータ36の回転速度は、ベルト59の周回により加熱区間内の保持具10が、前記自転速度Vmで自転するように設定されている。 この制御により、保持具10は一定の前記自転速度Vmで回転し、円筒ワークWの上半部円周上の加熱温度を均一に維持することができる。
なお、本発明に係る円筒ワークの連続焼鈍装置は、上述した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてさまざまな形態に構成することができるものである。 例えば、本実施例では回転円板の回転曲線を等速曲線で説明したが、サイン曲線など様々な曲線が選択でき、回転円板の停止時と回転時との保持具の回転速度をほぼ一定にすることができる。
1 回転円板
3 割出し機構
4 サーボモータ
10 保持具
18 ローラ
23,24 加熱コイル
30 保持具駆動機構
36 サーボモータ
40 ワーク供給機構
56 プーリ
59 ベルト
W 円筒ワーク
Wc 把持位置
Wr 挿入位置
3 割出し機構
4 サーボモータ
10 保持具
18 ローラ
23,24 加熱コイル
30 保持具駆動機構
36 サーボモータ
40 ワーク供給機構
56 プーリ
59 ベルト
W 円筒ワーク
Wc 把持位置
Wr 挿入位置
Claims (2)
- 回転円板上の等分割位置に複数組の保持具を設けこれらの保持具に載置された各円筒ワークを連続的に加熱して焼鈍する装置であって、
水平に支承され割出し駆動手段の割出し駆動により等分割に間欠的に公転される回転円板と、上端開口部から挿入された円筒ワークを上半部は露出した状態で載置可能な有底筒状に形成されその筒部の下端に突設されて端部にローラが一体的に止着された回転軸を中心にして回転自在に前記回転円板の上面側同一円周上の等分割位置に立設された複数組の保持具と、これらの保持具に載置され前記回転円板上の加熱区間内を通過する各円筒ワークの上半部の周回内側と外側との近接位置に沿って設けられ各円筒ワークの上半部に誘導渦電流を発生させて加熱する加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を給電する高周波電源装置と、前記加熱区間内を通過する前記保持具の各ローラに各々外接する無端ベルトをサーボモータの回転駆動により周回させて前記保持具を自転させる保持具駆動手段と、供給待機位置に搬送された円筒ワークを前記回転円板の間欠的な公転と同期して移送し前記保持具の上端開口部から挿入して載置するワーク供給手段と、前記加熱区間内において前記無端ベルトにより回転される前記保持具の自転速度が前記回転円板の回転と停止にともない変化することを補正してほぼ一定回転速度になるべく前記保持具駆動手段のサーボモータを制御する制御手段とで構成することを特徴とする円筒ワークの連続焼鈍装置。 - 前記制御手段は、前記加熱区間内において前記回転円板の回転中には前記無端ベルトの周回を停止させてその無端ベルトと外接しながら公転する前記ローラを介して各々の保持具を自転させ、前記回転円板の停止中には前記無端ベルトを周回させてその無端ベルトと外接する前記ローラを介して各々の保持具を回転させ保持具の公転による回転に合わせるべく前記保持具駆動手段のサーボモータを制御する請求項1に記載の円筒ワークの連続焼鈍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003304185A JP2005068541A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 円筒ワークの連続焼鈍装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005068541A true JP2005068541A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34407943
Family Applications (1)
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JP2003304185A Pending JP2005068541A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 円筒ワークの連続焼鈍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005068541A (ja) |
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-
2003
- 2003-08-28 JP JP2003304185A patent/JP2005068541A/ja active Pending
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