JP2005067504A - 自動二輪車のフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 剛性の高い、タンク容量の大きい燃料タンクがメインフレーム上に載置でき、且つダウンチューブがヘッドパイプ側に正確な位置でもって容易に連結できる自動二輪車のフレームを提供することを目的とする。
【解決手段】 ヘッドパイプ2の後方にメインフレーム4が長手方向に延設されるとともに、該ヘッドパイプ2から下方に且つ後方にダウンチューブ5が配設された自動二輪車のフレーム1において、ヘッドパイプ2の後方に隣接して箱状部3を該ヘッドパイプ2と一体に形成し、この箱状部3に、前記メインフレーム4を一体に連結した。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車のフレームに関し、特に大型自動二輪車に適したダブル・クレードル・フレームに関する。
自動二輪車の場合にも、他の製品と同じく多様化が進み、種々の形式の自動二輪車が市場に提供されている。
そして、各自動二輪車は、それぞれ目的にあった形式のフレームを有する。
近年、大型の自動二輪車の場合、排気量が次第に大きくなる傾向にある。この大型の自動二輪車の一種として、米国を中心に所謂「アメリカン」と呼ばれるタイプのものがあり、この「アメリカン」タイプの自動二輪車は、基本的に、排気量に関係なくV型2気筒のエンジンが使用され、しかも自動二輪車としては低速型のエンジンが原動機として搭載されている。
そして、ライダーは、この「アメリカン」タイプの自動二輪車の有する、大きな且つシート位置の低い車体に跨がって、前記エンジンの発する低い振動数の振動を感じて楽しむ。
ところで、前記「アメリカン」タイプのものを含む大型の自動二輪車には、求められるフレームの剛性の高さに起因して、「ダブル・クレードル」タイプのフレームが採用されることが多い。そして、この「ダブル・クレードル」タイプのフレームの場合、エンジンがフレームで囲まれた空間内に配置されることから、フレーム全体としての剛性が高い反面、極めて大きな排気量のエンジン或いはエンジンに減速装置が一体に付設され全体として大きなユニットになったものを前記空間内に配置することが難しい。
また、極めて大きな排気量のエンジンを搭載した自動二輪車の場合、その重量および駆動トルク等に鑑みて、剛性をそれに相応して高めるためには、フレームのうちメインメレームを左右に2本設けた形態のものが好ましい(特許文献1参照)。しかし、このようにメインメレームを左右に2本設けると、該メインフレームにマウントさせる燃料タンク底部の中央部分を前記メインメレームの左右の2本間にわたって大きく凹ませなければならない。かかる場合、燃料タンクの底面を大きく凹ませなければならないことから、外形の割に燃料タンクのタンク容量が小さくなり、かかる場合には自動二輪車の航続距離が短くなる。また、航続距離を長くするにはより大型のタンクにする必要がある。
特開2000−344169号公報。
本発明は、前述したような現況に鑑みておこなわれたもので、剛性の高い、且つ、タンク容量の大きい燃料タンクがメインフレーム上に載置でき、且つダウンチューブがヘッドパイプ(メインフレーム)側に正確な位置でもって容易に連結できるような、自動二輪車のフレームを提供することを目的とする。
本発明にかかる自動二輪車のフレームは、ヘッドパイプの後方にメインフレームが長手方向に延設されるとともに、該ヘッドパイプから下方に且つ後方にダウンチューブが配設された自動二輪車のフレームにおいて、
前記ヘッドパイプの後方に隣接して箱状部を該ヘッドパイプと一体に形成し、この箱状部に、前記メインフレームを一体に連結したことを特徴とする。
しかして、このように構成された自動二輪車のフレームによれば、ヘッドパイプの後方に箱状部を一体に形成し、該箱状部を介して、その後方にメインフレームを一体に連結しているため、自動二輪車のフレームの剛性に最も影響を与えるヘッドパイプとそれに一体に連結されるメインフレームの連結部分の剛性が、大きく高められる。つまり、メインフレームのヘッドパイプへの連結部分において、例えば、0.05度程度曲がったとしても、該メインフレームの後端では2mm程度も変位することになり、この連結部分での剛性を高めることが重要となる。
このため、フレーム全体の曲げ応力あるいはねじり応力に対して、極めて剛性の高いフレームが実現できる。
このように剛性を大きく高めることができることから、本発明にかかるフレームでは、メインフレームを1本状のフレームで構成することが可能となる。この結果、メインフレーム上に載置される燃料タンクの底部の凹み部分を小さくすることができ、従って、燃料タンクのタンク容量を、大きくすることが可能となる。
また、前記自動二輪車のフレームにおいて、前記箱状部の内部に、該箱状部の二つの壁部を接続する補強壁が形成されていると、さらに箱状部の剛性を高めることができる構成となる。
また、前記自動二輪車のフレームにおいて、前記箱状部に、前記ダウンチューブを連結した構成とすると、ダウンチューブとヘッドパイプ及びメインフレームを高い剛性をもって連結できるため、フレーム全体としての剛性を高めることができ、且つこのダウンチューブによりエンジンを高い剛性を持って支持することが可能となる。この結果、箱状部で連結したメインフレームとダウンチューブの間の空間にエンジンを搭載すると、エンジンがこれらメインフレームとダウンチューブを含むフレームと、剛性の高い状態で一体となり、エンジンの発する低い振動数の振動をフレームを介してライダーが感じて楽しむことができるような自動二輪車が提供できる。
また、前記自動二輪車のフレームにおいて、前記ヘッドパイプとダウンチューブの連結部分に両者の位置決めをおこなう位置決め手段が設けられていると、ダウンチューブを、ヘッドパイプの正確な位置に、容易に連結することが可能となる。従って、組立が容易になるとともに、熟練者でなくとも容易に且つ正確に組立することができる。
また、前記自動二輪車のフレームにおいて、前記ヘッドパイプと箱状部が一体成形された鋳造品であると、剛性を高めるためにこれらの部分が複雑な構造となっても、容易に且つ安価に、大量に、生産することが可能となる。
また、前記自動二輪車のフレームにおいて、前記メインフレームが、一本の角パイプ状の部材に断面係数および断面二次モーメントを増加させる補強部材がさらに付設された部材によって形成されていると、メインフレーム自体の剛性をも高めることができ、フレーム全体としての剛性をさらに高めることができる。この結果、メインフレームによってエンジンを強固に一体に吊持することが可能な構成となる。
また、前記自動二輪車のフレームにおいて、前記メインフレームの補強部材が、断面Uの字状の部材であり、この補強部材が、前記角パイプ状の部材の上方あるいは下方に付設されるよう構成されていると、溶接によって簡単に補強部材を付設することができる構成となる。
また、前記自動二輪車のフレームにおいて、前記メインフレームの断面係数および断面二次モーメントが後方にゆくに従って小さくなっていると、このメインフレームに作用する応力の分布に対応した、合理的な剛性を備えた好ましいフレームとなる。
また、前記自動二輪車のフレームにおいて、前記メインフレームの後端に、その後方で左右の部材に分岐する分岐部材が一体に連結され、この分岐部材の一部とエンジンとが連結されていると、大型の重量的に重いエンジンをも、フレームと、さらに一体感を増加させた状態で取着することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例にかかる自動二輪車のフレームについて具体的に説明する。
図1は本発明の実施例にかかる自動二輪車の全体の構成を示す左側面図、図2は図1に示す自動二輪車のフレームを示す斜視図、図3は図2に示すフレームのヘッドパイプにおけるダウンチューブの連結部分の構成を示す図4の III-III矢視断面図、図4はヘッドパイプにダウンチューブが取着された状態での略側方からの部分拡大斜視図、図5は図4に示すヘッドパイプ単体の構成を示す斜め後方から見た斜視図である。
図1に図示するように、自動二輪車1のフレーム1Fの先端には、ステアリングシャフト(図示せず)を回転自在に支承するヘッドパイプ2が配設され、このヘッドパイプ2の後方に隣接して箱状部3が該ヘッドパイプ2と一体に設けられている。前記ヘッドパイプ2と箱状部3は、図5に拡大して図示するように、この実施例の場合には、鋳造品として一体のものとして形成されており、材質的には、溶接が可能な鉄系のスチール(鋳鉄)が使用されている。
この箱状部3の両側壁3B1 ,3B2 には、図3に図示するように、左右のダウンチューブ5を連結するための締結穴3hが、各側壁3B1 ,3B2 にそれぞれ2箇所形成されている。そして、この締結穴3hは、この箱状部3の両側壁3B1 ,3B2 からそれら左右の側壁3B1 ,3B2 間を接続するパイプ状部3Dの部材(補強壁の一種)が内方に形成されており、且つ、両側壁3B1 ,3B2 の各外表面からは、前記パイプ状部3Dと同径のパイプ状突起3De が突設されている。このパイプ状突起3De は、後述する図1〜図4に図示するダウンチューブ5の上端部5kに形成されている取付部5Dの取付面5d(図6参照)に形成されている凹部5Bと、形状的に対応した形状になって、該パイプ状突起3Deが凹部5B内にほぼぴったりの状態で収容されるよう構成されている。つまり、この実施例では、前記パイプ状突起3De と前記凹部5Bとが、前記ダウンチューブ5を箱状部3へ取付る際の位置決め手段となっている。しかし、位置決め手段としては、別の形態のものでよく、例えば、箱状部3とダウンチューブ5のいずれか1方に、単なる突起を、他方にそれに合致した形状の単なる凹部を形成することによって、構成してもよい。かかる場合、前記突起と凹部は、少なくとも2箇所、相互に離間した位置に設けることが好ましい。また、突起と凹部を非円形状に構成すると、回転方向での自由度が無くなるため、該突起と凹部をそれぞれ1箇所に設けても同様の作用を奏する構成とすることができる。
また、箱状部3の内部には、図3に図示するように、互いに離間した二箇所に配設されている前記パイプ状部3D間を接続する、リブ3Lが側壁の内面に形成されている。さらに、下方のパイプ状部3Dと箱状部材3の底部とを接続するリブ3Uが側壁の内面に形成されている。
この結果、箱状部が極めて大きな剛性を具備し、このため、前記ヘッドパイプ2とその後方の箱状部3とは、上下方向および幅方向あるいはねじり方向において、あるいは圧縮又は引っ張り方向に対して、極めて高い剛性を具備するような構成となっている。
また、さらに箱状部3の剛性を増大させたいときには、図5に示す箱状部3のメインフレーム4との接続端面の全部又は一部にも、壁面を設けることが望ましい。
ところで、前記箱状部3の後端の上半部には、図4に図示するように、鋼材からなるメインフレーム4の前端が溶接されている。この実施例の場合、両者は、差し込み構造になってこの差し込んだ部分に所謂「すみ肉」溶接が施されている。このメインフレーム4は、図1あるいは図7に図示するように、断面が略矩形状で後方にゆくに従って断面形状が小さくなった角パイプ状のもので形成されている。また、このメインフレーム4の先端は、図1あるいは図7に図示するように、側面視において上下方向の中程の位置から下方部分が下方にゆくにしたがって後方に退いた形状をしている。さらに、前記メインフレーム4の先端(箱状部3との接続端)は、平面視において幅方向の左右の各端から中央方にゆくにしたがって後方に退いた形状をしている。また、前記メインフレーム4の先端と連結される前記箱状部3の後端も、図2に図示するように、該メインフレーム4の先端の立体的形状に実質上合致した立体的形状をしている。
このように、この実施例では、前記箱状部3とメインフレーム4との溶接ラインをできる限り長く、且つ自動二輪車1のフレーム1Fの長手方向の同じ位置に溶接ラインが位置しないように溶接することによって、溶接部分の強度が向上するように構成されている。さらに言えば、前述のように、メインフレーム4の先端の形状が、図1,図2,図4に示すように、側面視において上下方向の中程の位置から下方部分が下方にゆくにしたがって後方に退いた形状をしているため、且つ平面視において幅方向の中央の位置から左右にゆくにしたがって後方に退いた形状をしているため、走行状態において、前記箱状部3側へのメインフレーム4の接続部分の上部では、引っ張り力が作用し、同接続部分の下部では圧縮力が作用した状態になったり、あるいはその逆の状態になったりするが、これら引っ張り力と圧縮力とが、前記溶接ライン(溶接部あるいは連結部)に対して、応力的に有利な状態で作用する。また、溶接ラインの長さを長くすることによって、溶接の単位長さ当たりに作用する応力を小さくするよう作用する。
また、本実施例では、前記メインフレーム4の剛性をさらに高くするために、図7に一部切り欠いて内部の該パイプ状の部材4bを示すように、また図1に破線で示すように、該角パイプ状の部材4bを下方から囲むようなU字状の鋼材(溝形鋼状の部材)4gを、該角パイプ状の部材4bの下端側に、該鋼材4gの上端部が角パイプ状の部材4bの側面に溶接によって一体に取着された構成とすることが望ましい。あるいは、図示しないが、別の実施例として、角パイプ状の部材の上方から、前記U字状の鋼材を取着してもよい。
そして、このように構成すると、メインフレーム4の断面係数および断面二次モーメントが大幅に増加して、フレーム全体の剛性を高めることができる。また、図7に一部切り欠いて図示するように、前記角パイプ状の部材4bの底面とU字状の鋼材4gの内面との間に長手方向に延びる隙間60を形成すると、断面係数および断面二次モーメントをさらに高めることができ、しかも、これらの隙間に配線あるいは配管等を通すことができ、言わば「一石二鳥」の作用効果を得る構造となる。
また、このメインフレーム4の長手方向の中央部の底部には、図2,図7に図示するように、エンジンEを上方から吊持するためのブラケット11(図1,図2参照)の取付ボルトを挿通する、幅方向に貫通したパイプ部材4q,4nが前後に離間した二箇所に設けられている。
ところで、前記箱状部3の両側の側壁3B1,3B2の表面の下部には、前記ダウンチューブ5の上端部5kが、ボルトとナットにより、それぞれ連結される。このダウンチューブ5の上端部(箱状部3側への取着部)5kには、図6に図示するように、上述のとおり、ダウンチューブ5側の位置決め手段である凹部5Bが形成されている。
また、図1,図2に図示するように、このダウンチューブ5は、前記上端部から下方に延設されてこのダウンチューブ5の中央部で略L字状に湾曲して、さらに自動二輪車1の後方へ延設され、後端部5rが、ボルトとナットによって、スイングアーム支持部材7の下端側から前方に延設されている水平部材6に連結されている。つまり、このダウンチューブ5は、上端部5kと後端部5rが、共に、それぞれ2組みのボルトとナットによって簡単に取り付け、取り外し可能に連結されている。そして、位置的には、図1に図示するように、前記ダウンチューブ5の上端部5kは、エンジンEの前端より前方で且つエンジンEの最上端と略同じ位置に位置し、前記後端部5rの後端は、エンジンEのミッションケースMcの後端の下方に位置している。
また、図2に図示するように、前記ダウンチューブ5のうち、自動二輪車1の右側のダウンチューブ5Rには、足置き用のステップ取着用のブラケット5vが一体に形成されている。また、自動二輪車1の左側のダウンチューブ5Lには、ステップおよびチェエンジレバー取付用およびサイドスタンド取付用のブラケット5xが一体に形成されている。
そして、これらのダウンチューブ5は、図2に図示するように、上端部5kと、前記略L字状に湾曲した屈曲部5tのうち右側のダウンチューブ5Rの屈曲部5tと、ブラケット5v,5xが形成されている箇所、および後端部5rが鍛造部品で構成され、その他の部分は各鍛造品を連結するパイプ材5pによって構成されている。そして、これら鍛造品とパイプ材5pとの間は溶接によって連結され、結果的に、左右それぞれ1本のダウンチューブ5(5R,5L)を形成している。
そして、前記上端部5kと前記略L字状に湾曲した屈曲部5tおよび後端部5r等の鍛造品の外側になる部分は、外観がパイプ材5pと同じに見えるような半パイプ状の形状を有している。しかし、実際には内側がえぐられて軽量化が図られている。
また、図2に図示するように、前記屈曲部5tには、両方のダウンチューブ5R,5L間をフレーム1Fの幅方向に接続するクロス部材17を連結するための取付ブラケット5fが形成されている。そして、前記クロス部材17には、図1に示すエンジンEの前端部をとラジエータ70を支持するためのエンジンブラケット18が取着されている。
このように、本実施例にかかる自動二輪車のフレーム1Fの場合、鋳造品とパイプ(鋼管のパイプ材)、あるいは鍛造品とパイプ(鋼管のパイプ材)が適宜組み合わされることによって、特別な形状あるいはブラケット等の突起等が必要な箇所とそうでない箇所を部材的に適宜使い分けた、合理的な構成となっている。つまり、ブラケット等が形成される部位は、鍛造品で形成することによって、ブラケットを含むその部分を一体に簡単に成形することによって、部品点数と溶接等の組立加工工数等を省き、生産効率を向上させている。また、リブ等の補強部材を用いて剛性を高めた複雑な構造が要求される部位には、鍛造品を用いることによって、そのような複雑な構造であっても容易に生産できるような構造上の配慮がなされている。しかも、外観的には、ダウンチューブ全体があたかも1本のパイプ状の部材で構成されている如き、また、前記スイングアーム支持部材7の側面を、後述するパイプ部材9R,9Lとアッパー部材20Uとがあたかも1本のパイプがとおっているかのように、外観をスマートに見せるような配慮がなされている。
そして、図2あるいは図8に図示するように、前記メインフレーム4の後端には、鍛造品からなる骨盤の形態に似たような外観を有する分岐部材8が連結されている。この分岐部材8の前端には、図9に図示するように、前記メインフレーム4の後端の横断面(矩形横断面)と等しい形状で寸法的に少し小さい寸法からなる接続突起8Fが形成され、この接続突起8Fが、該メインフレーム4の後端に挿入された状態で、溶接によって、メインフレーム4の後方に分岐部材8が一体に配設されている。
そして、この分岐部材8の前記メインフレーム4が取着されている下方位置の後端面8Bには、二本のパイプ部材9R,9Lの先端部が挿着可能な、パイプ連結用の突起8Eが左右に二箇所形成されている。そして、この突起8Eに、図2あるいは図8に図示するように、前記二本のパイプ部材9R,9Lのそれぞれが挿入された状態で溶接によって、一体に連結されている。
また、この分岐部材8には、リアショックアブソーバユニット(図示せず)の先端を揺動自在に軸支するボルト(図示せず)の支承穴8h(図8,図9参照)が形成されている。
そして、この分岐部材8は、エンジンE(図1参照)の後端部を吊持するための吊持部材8yが下方に向けて延設され、この吊持部材8yの下端部には、エンジンE(図1参照)をボルト止めするボルト穴8uが形成されている。
そして、図2あるいは図8に図示するように、二股状になった前記パイプ部材9R,9Lの後端側では、前端側に比べて後端側にゆくにしたがって次第に両側(幅方向)に拡がり、後端で、左右一対になったスイングアーム支持部材7の上下方向の略中央部に形成されているパイプ取着用突起7mに挿着されている。そして、このパイプ部材9R,9Lの後端と前記スイングアーム支持部材7とは、溶接することによって、一体に形成されている。
また、図2に図示するように、これら左右のパイプ部材9R,9Lの前端部には、これらを接続し、且つライダーが座るシートSt(図1参照)を取着するための、シート取付用のブラケット12が配設されている。
また、図2あるいは図8に図示するように、前記左右のスイングアーム支持部材7は、この実施例では、部分円弧状の形態(換言すれば弓形状の形態)を有し、鍛造品によって形成されている。この左右のスイングアーム支持部材7は、その前記突起7mが形成されているやや上方且つ後方の部位で、該スイングアーム支持部材7の内面に直交する方向にパイプ部材からなるクロス部材7Wによって、強固に連結されている。また、この左右のスイングアーム支持部材7は、下端において、パイプ部材からなる下部クロス部材7Gによって、強固に連結されている。前記左右のスイングアーム支持部材7と前記クロス部材7Wあるいは下部クロス部材7Gとの連結は、溶接によっておこなわれている。
また、このスイングアーム支持部材7の前記突起7m(図8参照)が形成されているやや下方位置には、前方に向けてスイングアーム支持ブラケット7Bが一体に形成され、このスイングアーム支持ブラケット7Bには、図1に図示するスイングアーム軸19を軸支する保持穴7Pが形成されている。そして、この保持穴7Pは、前記スイングアーム軸19(図1参照)を介して、後述するスイングアーム20を、該スイングアーム軸19を中心に所定角度揺動自在に支承する。
ところで、図2あるいは図8に図示するように、前記下部クロス部材7Gの両端から少し内側によった位置から、左右一対の前述した水平部材6が前方に突設されている。そして、この左右一対の水平部材6もまたパイプ部材からなる前部クロス部材11によって、強固に連結されている。この左右の水平部材6と前部クロス部材11との連結も溶接によっておこなわれている。そして、この前部クロス部材11の左右両端部には、前記エンジンE(図1参照)を下方から固着・支持する支持ブラケット11b(図8参照)が上方に向けて、それぞれ突設されている。
前記水平部材6および前部クロス部材11は、前記ダウンチューブ5後端との接続部および前記ブラケット11b等を一体に形成するため、この実施例では、鍛造品で構成されている。
そして、前記スイングアーム支持ブラケット7Bに揺動自在に軸支される図2に図示するスイングアーム20は、中央部で前方に屈曲した左右一対の主部材20Bと、この主部材20Bの上端から斜め下方に向けて延設された左右一対のアッパー部材20Uと、該主部材20Bの下端から斜め上方に向けて延設された左右一対のロアー部材20Lと、これらアッパー部材20Uとロアー部材20Lとをそれぞれの後端で連結する左右一対の連結部材20Jから構成されている。
そして、前記主部材20Bと連結部材20Jとは鍛造品で構成され、前記アッパー部材20Uとロアー部材20Lとは、主部材20Bとの接続部分を除いて、パイプ部材で構成されている。
そして、前記主部材20Bの上下端部には、前記アッパー部材20Uとロアー部材20Lとに挿通するためのパイプ連結用の突起20Eが形成され、該アッパー部材20Uとロアー部材20Lの前端部は、この突起20Eに挿着された状態において、溶接によって主部材20Bとこれらアッパー部材20Uあるいはロアー部材20Lが一体に連結されている。
また、前記連結部材20Jは、中央で後方に屈曲した様な形態を有し、この連結部材20Jの上下端部には、前記アッパー部材20Uとロアー部材20Lとに挿通するためのパイプ連結用の突起20F(図2参照)が形成され、該アッパー部材20Uとロアー部材20Lの後端部はこの突起に挿着された状態において、溶接によってこの連結部材20Jに一体に連結されている。
そして、左右の前記主部材20Bは、スイングアーム軸19が挿通する中央部と、上端部と下端部において、それぞれクロス部材20C,20D,20Gによって連結されており、全体として強固なラーメン構造になっている。そして、この主部材20Bから前記アッパー部材20Uとロアー部材20Lは後方に片持ち式に後方へ延設された構造となっている。しかしながら、このアッパー部材20Uとロアー部材20Lの後端を連結する前記連結部材20Jと図1に図示する後輪24の車軸23を介して、これらアッパー部材20Uとロアー部材20Lは、自動二輪車1の後輪24が間に介装された状態で、両側から挟着されることから、自動二輪車1全体としては、強固な立体的に構造を形成していることになる。
また、前記構成において、部材間の位置決めの正確さが得られるように、特に記載していない箇所においても、鍛造品とパイプとを溶接によって接続する箇所では、所謂「入れ子式」にして、鍛造品の該パイプと接続しようとする箇所に突起を設けて該突起を該パイプ内に挿入し、その後それらの間を溶接するように構成している。この入れ子式では、できれば挿入側および被挿入側の断面が、非円形であることが位置決めが一義的におこなえる点で好ましい構成となる。
このように構成された本発明の実施例にかかる自動二輪車のフレームによれば、以下のように作用する。つまり、
自動二輪車1のヘッドパイプ2の後方に箱状部3を一体に形成して、この箱状部3を介して、その後方にメインフレーム4を一体に連結している。このため、自動二輪車1のフレーム1Fの全体の剛性に最も影響を与えるヘッドパイプ2とそれに一体に連結されるメインフレーム4の連結部分の剛性が、極めて高められる。
この結果、フレーム全体の曲げ応力あるいはねじり応力等に対して、極めて剛性の高いフレームが実現できる。
このため、大型の自動二輪車であっても、メインフレーム1Fを1本状のメインフレーム4で構成することができる。
この結果、メインフレーム4上に載置される燃料タンク30は、1本のメインフレーム4が通過する分だけ底面を凹ませればよいため、外観が同じ場合、2本のメインフレームを配置したものに比べて、燃料タンク30のタンク容量を、大きくすることが可能となる。
(また、メインフレーム4を、上述のように角パイプ状の部材4bにその下方あるいは上方から囲むようなU字状の鋼材4gを一体に溶接し、これらの間に隙間を形成した構成とすると、この隙間内を各種のケーブル等を収容することができる。)また、メインフレーム4の断面係数および断面二次モーメントを大きくしてメインフレーム4の剛性をより高めることができる。
また、前述のようにメインフレーム4を後方にゆくにしたがって断面形状が小さくなった角パイプで構成すると、重量的に軽減できるとともに、作用する応力に応じて断面係数あるいは断面二次モーメントを小さく変化させることによって、フレーム1F全体として、バランスのよいフレームとすることができる。
さらに、メインフレーム4と箱状部3との溶接ライン40が前述のように側面視において上下方向の中程の位置から下方部分が下方にゆくにしたがって後方に退いた形状をし、且つ平面視において幅方向の左右の各端から中央方にゆくにしたがって後方に退いた形状とすると、溶接ラインを長くすることができて、接合部分の剛性と信頼性を向上させることができる。この部分に曲げあるいはねじり応力等が作用したときにも、これらの応力に対して異なる部分が異なる方向の応力を受持ち、合理的な構成となる。
また、フレーム1Fが前述のように構成されていると、エンジンEは、メインフレーム4の中央部で上方からブラケット11を介して吊持されるとともに、且つエンジンEの後端部が前記分岐部材8によって吊持され、しかもエンジンEの前端部が前記ダウンチューブ5間に横設されたクロス部材17によって、エンジンブラケット18を介して下方から支持され、エンジンE後端部において前記前部クロス部材11で下方から支持されるため、従来にない大型のエンジンEであっても、エンジンEとフレーム1Fが一体になるよう、エンジンEをフレーム1Fで支持することができる。
この結果、エンジンEの低い振動(鼓動)を、心地よく下方からライダーに伝達することができる構成となる。従って、所謂「アメリカン」タイプの自動二輪車として好適なフレームとなる。
また、前記箱状部3にダウンチューブ5を取着する箇所に位置決め手段が形成されているため、誰が組み立てても正確な位置決め状態で組み立てることができ、且つ強固にダウンチューブ5を箱状部3に取着することができる。
さらに、この実施例にかかる自動二輪車1のフレーム1Fの場合には、前記ダウンチューブ5をメインフレーム4側等とエンジンE側から取り外すことによって、エンジンEの前方と下方が全面的に開放される。従って、この状態において、図示しない専用のエンジン台車をエンジンEの下方に滑り込ませ、次に、該エンジンEを該エンジン台車によって下方から支持した状態で、エンジンEを吊持している前記ブラケット11とエンジンEとを取り付けているボルト等を外し、且つ、前記吊持部材8yとエンジンEとを取り付けているボルト等を外せば、フレーム1Fに搭載されているエンジンEをエンジン台車によって簡単に該フレーム1Fから下ろすことが可能となる。そして、エンジンEをフレーム1Fに搭載する場合には、上記逆の手順によって簡単に搭載することが可能となる。
従って、エンジンEが非常に大型になった場合にも、フレーム1Fに対して、簡単にエンジンEを着脱することが可能となり、生産時の組立性およびメンテナンス性に優れた自動二輪車のフレームとなる。
ところで、前記実施例において、鍛造品を鋳造品に置き換えることも勿論可能であるし、逆に、前記実施例において、鋳造品を鍛造品とすることも可能であり、鍛造品とするか鋳造品とするかは、その形状や形状の複雑さ等を考えて適宜決めればよい。また、前記鍛造品、鋳造品やパイプ部材を含め、この実施例にかかるフレームの場合、材質的に、全て溶接可能な鉄系のものが使用されている。
しかして、本発明にかかる自動二輪車のフレームによれば、大型の自動二輪車に最適なフレームとなる。勿論、より小型の自動二輪車にも適用できる。
本発明の実施例にかかる自動二輪車の全体の構成を示す左側面図である。 図1に示す自動二輪車のフレームを示す斜視図である。 図2に示すフレームのヘッドパイプにおけるダウンチューブの連結部分の構成を示す図4の III-III矢視断面図である。 ヘッドパイプにダウンチューブが取着された状態での略側方からの部分拡大斜視図である。 図4に示すヘッドパイプ単体の構成を示す斜め後方から見た斜視図である。 図4に示すダウンチューブの取付部分の構成を示す部分拡大斜視図である。 図5に示すヘッドパイプの後方に一体に取着されるメインフレームの要部の斜視図である。 自動二輪車のフレームの後部の構成を示す斜視図である。 メインフレームの後端に連結されている分岐部材の構成を示す図で、(a)はフレームの後方(スイングアーム側)から見た図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は前方(ヘッドパイプ側)から見た図である。
符号の説明
1 自動二輪車
1F フレーム
2 ヘッドパイプ
3 箱状部
4 メインフレーム

Claims (9)

  1. ヘッドパイプの後方にメインフレームが長手方向に延設されるとともに、該ヘッドパイプから下方に且つ後方にダウンチューブが配設された自動二輪車のフレームにおいて、
    前記ヘッドパイプの後方に隣接して箱状部を該ヘッドパイプと一体に形成し、この箱状部に、前記メインフレームを一体に連結したことを特徴とする自動二輪車のフレーム。
  2. 前記箱状部の内部に、該箱状部の二つの壁部を接続する補強壁が形成されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のフレーム。
  3. 前記箱状部に、前記ダウンチューブを連結したことを特徴とする請求項1又は2記載の自動二輪車のフレーム。
  4. 前記ヘッドパイプとダウンチューブの連結部分に両者の位置決めをおこなう位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車のフレーム。
  5. 前記ヘッドパイプと箱状部が一体に成形された鋳造品であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の項に記載の自動二輪車のフレーム。
  6. 前記メインフレームが、一本の角パイプ状の部材に断面係数および断面二次モーメントを増加させる補強部材がさらに付設された部材によって形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1の項に記載の自動二輪車のフレーム。
  7. 前記メインフレームの補強部材が、断面Uの字状の部材であり、この補強部材が、前記角パイプ状のものの上方あるいは下方に付設されていることを特徴とする請求項6記載の自動二輪車のフレーム。
  8. 前記メインフレームの断面係数および断面二次モーメントが後方にゆくに従って小さくなっていることを特徴とする請求項5記載の自動二輪車のフレーム。
  9. 前記メインフレームの後端に、その後方で左右の部材に分岐する分岐部材が一体に連結され、この分岐部材の一部とエンジンとが連結されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1の項に記載の自動二輪車のフレーム。
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