JP2001138973A - フレーム一体型オイルタンクの構造 - Google Patents

フレーム一体型オイルタンクの構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーム内蔵形式のオイルタンクにおいて、
液密性を要求される溶接部の数と長さを可及的に少なく
かつ短くし、メインパイプの密栓も不要にする。 【解決手段】 車体フレーム5をヘッド部30、メイン
パイプ31、センターパイプ32、ピボットフレーム3
3、ロアーパイプ34及びダウンパイプ35でクレドー
ル型に形成する。このうちヘッド部30は、ヘッドパイ
プ3を一体に形成した鋳造品とし、その本体部37と角
パイプ状のダウンパイプ35及びその下端とロアーパイ
プ34を接続する鋳造品のジョイントピース47とでオ
イルタンクを形成する。本体部37内にはタンク空間を
形成し、メインパイプ31との間を不通にするシール壁
52を一体に形成する。また、タンク空間の内壁面に多
数のリブ58を一体に設ける。さらに、オイルタンクを
構成するヘッド部30とダウンパイプ35を横断面角形
状とし、ジョイントピース47を含めて熱伝導率の高い
アルミ合金製とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動2輪車におけ
るフレーム一体型オイルタンクの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車体フレームの内部をオイルタンクに利
用することは公知である(一例として特開平10−71
983号)。このオイルタンク構造は、ヘッドパイプか
ら後方へ延出するメインパイプ及び下方へ延出するダウ
ンパイプ並びにメインパイプとダウンパイプを連結する
補強パイプからなるフレーム部分の各内部空間をオイル
タンクとして利用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にオイルタンクを構成すると、メインパイプの後部を密
栓しなければならない。また、各連結部は液密に溶接し
なければならず、さらにゲージの口金等も同様に液密で
溶接しなければならない。このようにメインパイプ端部
の密栓や液密性を要求される溶接部が多くなると多くの
手間がかかる。したがって、このようなメインパイプ端
部の密栓を不要とし、かつ液密性を要求される溶接部の
数及び長さを可能な限り少なくかつ短くすることが望ま
れる。本願発明はこのような要請を満たすことを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願に係るフレーム一体型オイルタンクの構造に関する
第1の発明は、ヘッドパイプを一体に形成したヘッド部
と、このヘッド部からエンジンの上方を通って後方へ延
びるメインパイプと、エンジン前方を下方へ延びるダウ
ンパイプとを設けた車体フレームを有する自動2輪車に
おいて、ヘッド部はメインパイプ及びダウンパイプとの
各ジョイント部が設けられた本体部と、ヘッドパイプと
を一体に設けた中空の鋳造品であり、本体部及びダウン
パイプの各内部空間を連通してオイルタンクとし、かつ
メインパイプとのジョイント部にメインパイプとの間を
不通にするシール壁を一体に設けたことを特徴とする。
【0005】第2の発明は、上記第1の発明において、
本体部の内部空間内に複数のリブを一体に設けたことを
特徴とする。
【0006】第3の発明は、ヘッドパイプを一体に形成
したヘッド部と、このヘッド部からエンジンの上方を通
って後方へ延びるメインパイプと、エンジン前方を下方
へ延びるダウンパイプとを設けた車体フレーム内にオイ
ルタンクを一体に設け、前記エンジンを循環するオイル
を一時蓄えるようにした自動2輪車において、前記車体
フレームを熱伝導率が高いアルミ合金としたことを特徴
とする。
【0007】第4の発明は、上記第3の発明において、
前記オイルタンクを構成する車体フレームの横断面形状
を角形にしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の効果】第1の発明によれば、ヘッド部を本体部
とヘッドパイプを有する中空の鋳造品とし、オイルタン
クをヘッド部の本体部とダウンパイプで構成し、さらに
メインパイプに対するジョイント部にメインパイプとの
間を不通にするシール壁を一体に設けた。
【0009】ゆえに、オイルタンクを構成するために液
密性を要求される溶接部はヘッド部のジョイント部とダ
ウンパイプとの間の溶接及びダウンパイプ下端部を閉塞
するための溶接のみで足り、従来のように各部材の接続
部や他の取付部品の溶接部に液密性を要求される溶接を
不要にできる。
【0010】その結果、液密性を要求される溶接部の数
を可及的に少なくし、かつ溶接長を可及的に短くでき
る。しかも、シール壁を一体に形成することによりメイ
ンパイプの密栓工程を省略できるので、車体フレームの
組立が容易になる。
【0011】第2の発明によれば、本体部の内部空間内
に複数のリブを一体に設けたので、本体部内をオイルタ
ンクの一部として利用するために大容量の中空部として
も、十分な強度を得ることができる。しかも、オイルタ
ンクの内表面積を大きくできるので、放熱の促進による
冷却効率を向上できる。
【0012】第3の発明によれば、車体フレームを熱伝
導率が高いアルミ合金としたので、放熱性に優れるか
ら、オイルタンク内へ一時的に蓄えられる高温のオイル
を効率的に冷却でき、冷却効率の良いフレーム一体型オ
イルタンクが得られる。
【0013】第4の発明によれば、オイルタンクを構成
する車体フレームを横断面角形状にしたので、剛性強度
の方向性における自由度が大きくなるとともに、オイル
タンクの横断面を角形状にでき、円形断面の場合と比べ
て体積当たりの表面積が大きくなるからそれだけ放熱性
に優れたオイルタンクとなる。したがって、前記熱伝導
率の高いアルミ合金素材の採用と相まってさらにオイル
タンクの冷却効率を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて一実施例を
説明する。図1は本実施例にかかるオイルタンク部分を
示す車体前部の要部側面図、図2は実施例の適用された
自動2輪車の全体側面図、図3は車体フレーム前部の側
面図、図4はオイルタンク部分の断面図、図5はヘッド
部の平面図、図6は図3の6−6線断面図、図7は図3
のA矢示図である。
【0015】まず、図2により、自動2輪車の概略構造
を説明する。前端1を支持するフロントフォーク2の上
部はヘッドパイプ3へ取付けられ、ハンドル4により回
動自在に車体フレーム5の前端部へ支持されている。
【0016】車体フレーム5はクレドール型であり、上
部に燃料タンク6及びシート7を支持し、下方にエンジ
ン8を支持している。エンジン8は水冷式であり、ラジ
エタ9で冷却されるとともに、シート2の下方に配置さ
れたエアクリーナ10から気化器11を介して吸気し、
排気口から排気管12を介して排気するようになってい
る。
【0017】エンジン8のクランクケース13後方に位
置する車体フレーム5にはリヤスイングアーム14の前
端部がピボット軸15で上下方向へ揺動自在に支持さ
れ、リヤスイングアーム14と車体フレーム5との間に
リヤクッションユニット16が設けられている。リヤス
イングアーム14の後端部には後輪17が支持され、同
軸で設けられた従動側スプロケット18とともに、チェ
ーン19を介してクランクケース13の駆動側スプロケ
ット20により駆動される。
【0018】符号21はステップブラケット、22はチ
ェーンプロテクタ、23はリヤステイ、24はシートレ
ール、25はリヤフェンダである。
【0019】図3は車体フレーム5のうちリヤステイ2
3及びシートレール24を除く前半側の詳細を示し、車
体フレーム5はヘッド部30、メインパイプ31、セン
ターパイプ32、ピボットフレーム33、ロアーパイプ
34、ダウンパイプ35、補強パイプ36により側面視
ループ状に形成される。
【0020】このうちメインパイプ31、センターパイ
プ32、ピボットフレーム33及びダウンパイプ35は
車体中心に沿ってそれぞれ一つづつ配置され、バックボ
ーン式フレームとなっている。なお、ロアーパイプ34
並びに本図で省略したリヤステイ23及びシートレール
24はそれぞれ左右一対づつ設けられている。
【0021】ヘッド部30はヘッドパイプ3及び本体部
37を一体にして好ましくは熱伝導率の高いアルミ合金
を用いた鋳造品又は鍛造品とする。但し、他の適宜金属
材料を用いて鋳造又は鍛造された中空体でもよく、本体
部37はメインパイプ31との接続部であるメインパイ
プ側のジョイント部38及びダウンパイプ35との接続
部であるダウンパイプ側のジョイント部39を有する。
詳細は後述する。
【0022】メインパイプ31はアルミ合金等の適宜金
属材料からなる角パイプ状のストレート形状をなす部材
であり、前端部を同形の角形断面に形成されたジョイン
ト部38の筒部へ嵌合し、溶接で結合されている。後端
部は斜めにカットされて、同様に斜めにカットされたセ
ンターパイプ32の上端部と接合されて溶接されてい
る。この結合部のメインパイプ31側側面はガセット4
0で補強されている。
【0023】センターパイプ32はアルミ合金等の適宜
金属材料からなるストレート形状をなし、メインパイプ
31と同様断面の角パイプ部材であり、メインパイプ3
1との接合部近傍の背面側にシートレール24の取付部
41とリヤクッションユニット16の取付部42を有す
るブラケット43が溶接されている。センターパイプ3
2はエンジン8の後方を下方へ延び、斜めにカットされ
た下端部を角筒状に形成されたピボットフレーム33の
上端部へ嵌合して溶接されている。
【0024】ピボットフレーム33はアルミ合金を鋳造
したものであり、前方へ開放された略コ字状をなしてい
る。ピボットフレーム33の上部には、エンジンハンガ
取付部44が設けられ、中間部にはピボット結合部15
aが設けられている。下端部には前方へ突出する角筒状
のロアーパイプジョイント部45が左右に設けられ、こ
こに左右のロアーパイプ34の各後端部が嵌合して溶接
されている。
【0025】ロアーパイプ34はエンジン8の下方を前
後方向へ配設され、中間部にはエンジンハンガ46が設
けられ、前端部は上方へ曲がってジョイントピース47
の下部へ連結されている。
【0026】ジョイントピース47もアルミ合金等の鋳
造品であり、上部はダウンパイプ35の下端部と連結し
ている。ジョイントピース47はダウンパイプ35及び
ヘッド部30とともにオイルタンクを構成するが詳細は
後述する。
【0027】次に、図1、3、4、5及び6によりヘッ
ド部30及びオイルタンクの詳細を説明する。図6に明
らかなように、ヘッド部30は横断面角形状をなしてい
る。ここでヘッド部30の横断面とは、オイルタンクの
長さ方向と横切る方向、すなわち、ヘッドパイプ3近傍
の本体部37部ではヘッドパイプ3の軸線と直交方向並
びにダウンパイプ35と接続するジョイント部39側部
分はダウンパイプ35の延長方向と直交する方向の各断
面をいう。また、図4に明らかなように、本体部37
は、操向軸の軸受け部をなすヘッドパイプ3とタンク空
間50が筒壁51で隔てられ、かつこのタンク空間50
はジョイント部38のシール壁52で隔てられている。
【0028】タンク空間50の頂部壁53にも、ゲージ
用ボス54が設けられ、ここにオイルレベルゲージ55
が着脱自在に取付けられている(図1)。タンク空間5
0の車体右側側面壁にはオイル取入口56が開口し、ま
た、ブリーザーパイプ57が外側方へ延出し、先端はエ
ンジン8の上方空間内へ通じている。さらに、タンク空
間50内には、多数のリブ58が内方へ張り出すように
一体に形成されている(図6参照)。また、前後を連結
する縦壁58aもその一部として形成されている。
【0029】なお、図6中の符号30aはラジエタ9の
上部を取付けるためにヘッド部30の側面に形成された
ボスである。また図1及び図3中の符号59は補強パイ
プ36の前端側を嵌合する凹部であり、本体部37を構
成する壁面の外表面側へ一体に形成されている。
【0030】図3及び4等に示すように、ダウンパイプ
35は、上端部をヘッド部30と連通接続して溶接し、
下端部をジョイントピース47と連通接続して溶接する
ことにより、ヘッド部30とジョイントピース47を一
体化してオイルタンクを形成する。ダウンパイプ35は
車体フレームの一部であって、アルミ合金を用いた押し
出し成形等の適宜方法によって成形される横断面(長さ
方向と直交する方向の断面)角形状の角形パイプであ
る。
【0031】図7はジョイントピース47の詳細構造を
示し、中央の本体部60は上方に開放された筒状をな
し、ここにダウンパイプ35の下端部を嵌合するように
なっている。本体部60の底部には、下方へ向けて取付
穴61が開口し、ここからストレーナ62が本体部60
内へ差し込まれ、本体部60の底部へネジ止めされる。
ストレーナ62のジョイント部63は、取付穴61から
下方へ突出している。また、取付穴61の前方にはドレ
イン孔64が斜め下方に向かって前方へ突出形成されて
いる。本体部60の左右両側には、下向きに開口する筒
状の二股ジョイント部65が一体に形成され、ここにロ
アーパイプ34の前端部は嵌合して溶接されている。本
体部60の背面側には、エンジンハンガ66が取付けら
れている(図1)。
【0032】図1に示すように、ヘッド部30とダウン
パイプ35の内部に形成されたオイルタンクは、上部に
おいてヘッド部30に設けられたオイル取入口56が供
給パイプ67を介してエンジン8に設けられている第1
のオイルポンプと通じ、下部においてジョイントピース
47に取付けられたストレーナ62のジョイント部63
が戻しパイプ68を介してエンジン8に設けられている
第2のオイルポンプと通じている。
【0033】エンジン8で加熱されたオイルがタンク空
間50のオイル取入口56からオイルタンク上部へ入
り、冷却されながらタンク空間50からダウンパイプ3
5内へとオイルタンク内を下方へ移動し、やがてストレ
ーナ62からエンジン8側へ再び戻ることによりエンジ
ン8との間で循環される。
【0034】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例のオイルタンクはヘッド部30、ダウンパイプ35及
びジョイントピース47の3部品で構成し、ヘッド部3
0とジョイントピース47を鋳造品としたので、液密性
を要求される溶接部は、ダウンパイプ35と、ジョイン
ト部39及びジョイントピース47の本体部60との各
接続部だけとなる。
【0035】したがって、手間のかかる液密性を要求さ
れる溶接部の数と長さを可及的に少なくかつ短くでき、
その結果、フレーム内蔵式にしたにもかかわらず、組立
て易いフレーム一体式のオイルタンクを得ることができ
る。
【0036】そのうえ、ジョイント部38に一体に設け
たシール壁52により、タンク空間50とメインパイプ
31との間を遮断するので、プラグ等の特別な部材を用
いてメインパイプ31を密栓する必要もなくなる。
【0037】しかも、ヘッド部30の内部に多数のリブ
58を一体に形成したので、本来高強度、高剛性を要求
されるヘッド部30内に大容量のタンク空間50を設け
ても、十分な強度及び剛性を得ることができる。そのう
えヘッド部30が横断面角形状をなすことにより(図
6)、剛性強度の方向性における自由度が大きくなる。
【0038】さらに、これら多数のリブ58の存在によ
ってタンク空間50内の表面積が増大する。そのうえ、
ヘッド部30が上記したように横断面角形状をなすた
め、円形断面の場合と比べて体積当たりの表面積が大き
くなるとともに、ダウンパイプ35も同様の横断面角形
状であるから、これらオイルタンク主体部が横断面角形
状をなすことによりタンク空間50内の表面積が著しく
増大することになり、その結果、加熱されたオイルの放
熱を促進でき、冷却効率を向上できる。
【0039】しかもまた、本願発明におけるオイルタン
クを構成する車体フレーム部分にも相当する、ヘッド部
30及びダウンパイプ35並びにジョイントピース47
の各素材をアルミ合金としたので、その高い熱伝導率に
よってオイルタンク内の加熱されたオイルの熱をオイル
タンク表面へ伝熱し、速やかに大気中に放熱することに
より内部のオイルを効率的に冷却する。したがって、オ
イルタンク自体が極めて放熱性に優れたものになってい
る。そのうえオイルタンクは前記のように角形断面構造
をして表面積が大きいから放熱面積も大きくなるのでこ
の点でも放熱性に優れている。ゆえにこれら角形断面構
造と熱伝導率の高いアルミ合金素材の採用が相まってさ
らに一層オイルタンクの冷却効率を向上させることがで
きる。
【0040】なお、ヘッド部30やダウンパイプ35以
外のオイルタンクに接続する他の車体フレーム構成部ま
でアルミ合金製にすればより一層冷却効率が向上する。
また、実施例の説明において鋳造としたものは鍛造も可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかるオイルタンクの部分を示す車
体要部側面図
【図2】本実施例の適用された自動2輪車の全体側面図
【図3】車体フレーム前部の側面図
【図4】オイルタンク部分の断面図
【図5】ヘッド部の平面図
【図6】図3の6−6線断面図
【図7】図3のA矢示図
【符号の説明】
ヘッドパイプ3、車体フレーム5、エンジン8、ヘッド
部30、メインパイプ31、ダウンパイプ35、本体部
37、ジョイントピース47、タンク空間50、シール
壁52、リブ58
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦野 直樹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D011 AF07 AH01 AK02 AK12 AK13 AK31 AK41 AL38 3D012 BC03 BC05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプを一体に形成したヘッド部
    と、このヘッド部からエンジンの上方を通って後方へ延
    びるメインパイプと、エンジン前方を下方へ延びるダウ
    ンパイプとを設けた車体フレームを有する自動2輪車に
    おいて、ヘッド部はメインパイプ及びダウンパイプとの
    各ジョイント部が設けられた本体部と、ヘッドパイプと
    を一体に設けた中空の鋳造品であり、本体部及びダウン
    パイプの各内部空間を連通してオイルタンクとし、かつ
    メインパイプとのジョイント部にメインパイプとの間を
    不通にするシール壁を一体に設けたことを特徴とするフ
    レーム一体型オイルタンクの構造。
  2. 【請求項2】 本体部の内部空間内に複数のリブを一体
    に設けたことを特徴とする請求項1に記載したフレーム
    一体型オイルタンクの構造。
  3. 【請求項3】 ヘッドパイプを一体に形成したヘッド部
    と、このヘッド部からエンジンの上方を通って後方へ延
    びるメインパイプと、エンジン前方を下方へ延びるダウ
    ンパイプとを設けた車体フレーム内にオイルタンクを一
    体に設け、前記エンジンを循環するオイルを一時蓄える
    ようにした自動2輪車において、前記車体フレームを熱
    伝導率が高いアルミ合金としたことを特徴とするフレー
    ム一体型オイルタンクの構造。
  4. 【請求項4】 前記オイルタンクを構成する車体フレー
    ムの横断面形状を角形にしたことを特徴とする請求項3
    に記載したフレーム一体型オイルタンクの構造。
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