JP2015030330A - 鞍乗り型車両の車体フレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】鍛造品であるヘッドパイプにおけるダウンフレームとの連結部に形成される差し込み構造を廃止し、コストダウンを図り、溶接品質を高める。【解決手段】鍛造されるヘッドパイプ11にメインフレーム20を溶接するメインフレーム取付部44を設け、このメインフレーム取付部44及びパイプ部40から下方へ延出する下方延出部45を一体に設ける。下方延出部45の下部でメインフレーム取付部44及びパイプ部40と離間した位置にダウンフレーム取付部50を設け、ここにダウンフレーム21の上端部を溶接する。ダウンフレーム取付部50はパイプ部と平行な連結部54とその下端部より後方へ延出する延長部55からなり、ダウンフレーム21を差し込まず、当接するだけで溶接する。差し込み形状の廃止によりコストダウンを実現し、メインフレーム取付部44及び高荷重部であるパイプ部40から離間することにより、溶接品質を高める。【選択図】図2

Description

この発明は、自動2輪車等の鞍乗り型車両における車体フレームに係り、特に、車体フレーム前端部に設けられるヘッドパイプの構造に関する。
自動2輪車の車体フレームにおいて、その前端部にステアリングシャフトを回動自在に支持するヘッドパイプを設け、このヘッドパイプの後部上方左右に、左右一対で設けられるメインフレームの各前端部を溶接するメインフレーム取付部を設け、このメインフレーム取付部の下方に隣接してダウンフレーム取付部を一体に設け、ここでダウンフレームの前端部を溶接することは公知である。また、ヘッドパイプを鍛造にて成形することも知られている。
特開2008−230416号公報
ところで、前輪サスペンションを懸架する部分であるヘッドパイプは、高強度かつ軽量化を求められるため、アルミ合金等を鍛造して成形することがある。この場合、前輪より大きな荷重が加わるメインフレーム取付部は高荷重部となるので、これに隣接するダウンフレーム取付部も高強度が求められる。
そこで、ダウンフレーム取付部は、鍛造後に機械加工で凹溝状の差し込み部を形成し、この差し込み部にダウンフレームの前部を嵌合して長い嵌合長を確保し、嵌合部を溶接して長い溶接距離を形成するようにしていた。
しかし、このように、長い嵌合長の差し込み部を形成すると、機械加工が複雑かつ多くなり、加工時間も多くなるので機械加工費が高くなる。また、溶接距離が長くなるだけ溶接費が高くなる。さらに、メインフレーム取付部とダウンフレーム取付部を一体化するためには、ヘッドパイプを大型化する必要があるが、機械加工で削除されるムダ肉が多いためそれだけ多くの材料を必要とし、材料費を高くする。したがって、このようなコストアップを招かない構造が望まれている。
また、ダウンフレーム取付部がメインフレーム取付部の高荷重部に隣接するため、ダウンフレーム取付部の溶接品質は強度に大きく影響する。特に、メインフレーム取付部の溶接部とダウンフレーム取付部の溶接部が重なるダブルビード(2重ビード)が生じると溶接品質が安定しなくなる。そこで、溶接品質に依存しない構造も望まれる。
本願はこのような要請の実現を目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載した発明は、前輪を支持するヘッドパイプ(11)と、このヘッドパイプに連結して左右後方に延出する左右一対のメインフレーム(20)と、前記ヘッドパイプ(11)に連結して下方に延出するダウンフレーム(21)とを備え、
前記ヘッドパイプ(11)は、パイプ部(40)と、このパイプ部(40)に一部が重なるように前記メインフレーム(20)の前端部を溶接するメインフレーム取付部(44)と、前記ダウンフレーム(21)の上端部を溶接するダウンフレーム取付部(50)とを備えた鞍乗り型車両の車体フレームにおいて、
前記ヘッドパイプ(11)は、前記パイプ部(40)及び前記メインフレーム取付部(44)から下方へ延出する下方延出部(45)を備え、
この下方延出部(45)の下部に前記ダウンフレーム取付部(50)が設けられることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、上記請求項1において、前記ダウンフレーム取付部(50)は、前記メインフレーム取付部(44)の後下方において、前記パイプ部(40)及び前記メインフレーム取付部(44)から離間して配置されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、上記請求項1又は2において、前記下方延出部(45)は、前記メインフレーム取付部(44)の下部から後下方に延出する上側支持部(51)と、前記パイプ部(40)の下部から後下方に延出する下側支持部(53)とを備え、鍛造で前記ヘッドパイプ(11)と一体形成されるとともに、
前記ダウンフレーム取付部(50)は、前記上側支持部(51)の下端から前記パイプ部(40)と平行方向に延出して前記下側支持部(53)に連結する連結部(54)と、この連結部(54)の下端部よりも後方へ前記下側支持部(53)から延びる延長部(55)とで構成されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、上記請求項3において、前記ダウンフレーム(21)は、その上端部の端面(21a・21b)を前記ダウンフレーム取付部(50)の前記連結部(54)及び延長部(55)へ当接させて溶接されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、上記請求項3又は4において、前記ダウンフレーム取付部(50)は、前記連結部(54)の後面及び延長部(55)の上面がそれぞれ、側面視で一直線となる平面になるように車幅方向へ機械加工されたものであることを特徴とする。

請求項1の発明によれば、パイプ部及びメインフレーム取付部から下方へ延出する下方延出部を設け、この下部にダウンフレーム取付部を設けたので、メインフレーム取付部に対してダウンフレーム取付部を下方に離間して配置し、高荷重部であるパイプ部から離間させることができる。このため、ヘッドパイプに嵌合凹部を設け、これにダウンフレームを嵌合する差し込み形状を設けることを不要にできる。
その結果、鍛造後における機械加工を少なくすることができ、かつ機械加工で切除するムダ肉が少なくなるので、コストダウンを図ることができる。
また、ダウンフレーム取付部を高荷重部であるパイプ部から離間させることで溶接品質に依存しない結合強度を得ることができるとともに、ダウンフレーム取付部をメインフレーム取付部と離間させることにより、溶接品質を高めることができる。
そのうえ、成形素材の量を同じとすれば、切除するムダ肉が少なくなる分だけヘッドパイプを大型化できる。
請求項2の発明によれば、ヘッドパイプに一体の下方延出部を設けたので、ダウンフレームを短くすることができる。
請求項3の発明によれば、下方延出部の上部をメインフレーム取付部から下方へ延出する上側支持部とし、下方延出部の下部をパイプ部から下方へ延出する下側支持部とし、これらを一体に成形するとともに、上側支持部の下端からパイプ部と平行方向に延出して下側支持部に連結する連結部と、この連結部の下端部よりも後方へ下側支持部から延びる延長部とでダウンフレーム取付部を構成したので、ダウンフレームを嵌合する差し込み形状とせず、単に当接させて当接部を溶接するだけで結合できる。したがって、ダウンフレーム取付部の構造を簡素化しつつ、必要な長さの溶接距離を確保できる。
請求項4の発明によれば、差し込み形状としないので、ヘッドパイプの下方延出部とダウンフレームとの重なりを減らして車体フレームを軽量化することができる。
請求項5の発明によれば、ダウンフレーム取付部に対する機械加工は、連結部の後面及び延長部の上面がそれぞれ、側面視で一直線となる平面になるように車幅方向へ機械加工するものであるから、機械加工を最小限とし、切削時間及び成形素材の材料費を減らしてコストダウンを図ることができる。
本発明に係る車体フレームが適用された自動2輪車の左側面図 図1における車体フレームの左側面図 図2におけるヘッドパイプの左側面図 ヘッドパイプの正面図 図3の5−5線断面図図 ダウンフレーム取付部を模式的に示す斜視図 従来例のダウンフレーム取付部を模式的に示す斜視図
以下、図面に基づいて一実施形態を説明する。図1において、この自動2輪車は、車体フレーム10の前端部に設けられたヘッドパイプ11にフロントフォーク12の上端を回動自在に支持し、フロントフォーク12をハンドル13により回動させてフロントフォーク12の下端に支持されている前輪14を操向する。フロントフォーク12はオフロード用の長ストロークタイプになっている。なお、本願における前後・左右・上下の各方向は、本願の適用された車両における各方向とする。
車体フレーム10は側面視ループ状をなし、そのループ内にエンジン15を支持するとともに、車体フレーム10の後部に設けられたピボット軸16にリヤフォーク17の前端を揺動自在に支持する。
リヤフォーク17の後端部には後輪18が支持され、リヤフォーク17の前後方向中間部と車体フレーム10の後側上部間にリヤサスペンションを構成するリヤクッション19が設けられている。後輪18はチェーンを介してエンジン15により駆動される。
車体フレーム10は、前端部からエンジン15の上方を斜め下がり後方へ延びるメインフレーム20と、ヘッドパイプ11からメインフレーム20の下方をより急角度でエンジン15の前方へ斜め下がり後方へ延びるダウンフレーム21と、ダウンフレーム21の下端部と溶接されるブラケット22を介して連結され、エンジン15の下方を通って後方へ延びるロアーフレーム23と、メインフレーム20及びロアーフレーム23の各後端部間を結んで上下方向に設けられるピボットフレーム24で構成されている。ピボットフレーム24にはピボット軸16が支持される。
メインフレーム20の上端部には、ステー25とその後側近傍にクッションブラケット26が設けられている。ステー25には斜め上がり後方へ延びる左右一対のシートレール27の前端部が支持されている。シートレール27にはシート28が支持されている。
シート28の前方には燃料タンク29が配置され、メインフレーム20上に支持されている。クッションブラケット26にはリヤクッション19の上端が支持されている。
以下、車体フレーム10の詳細構造を説明する。図2に示すように、メインフレーム20は左右一対で設けられるアルミ等の軽合金製のパイプ部材であり、その各前端部はヘッドパイプ11の後側上部側面へ溶接されて一体化されている。30は、ヘッドパイプ11とメインフレーム20の前端部を溶接するメインフレーム溶接線である。
メインフレーム20の後端もピボットフレーム24の前端部と溶接線31で溶接一体化されている。ピボットフレーム24はアルミ等の軽合金製の鋳造もしくは鍛造品である。
ダウンフレーム21は、車体中心CT(図4・5)に沿って上下方向へ一本で設けられるアルミ等の軽合金製のパイプ部材である。ダウンフレーム21は比較的短く、アルミ等の軽合金製の押し出し品である。但し、従来品のようなテーパー状にスウェージング加工されず、断面が長さ方向で変化しないストレート形状をなす。
ダウンフレーム21の上端は、ヘッドパイプ11の後ろ下部に対してダウンフレーム溶接線32で溶接一体化されている。このダウンフレーム溶接線32は、メインフレーム溶接線30から分離して下部後方に位置している。
ダウンフレーム21の下端部は、ブラケット22の上端部と溶接線33で溶接一体化されている。
ブラケット22はアルミ等の軽合金製の鋳造品等からなり、下方で左右方向へ二股状に分かれ、それぞれの下端に左右一対をなすロアーフレーム23の各前端部が溶接線34で溶接一体化されている。
左右のロアーフレーム23は、各後端部がピボットフレーム24の下端部に溶接線35で溶接一体化されている。
次にヘッドパイプ11の詳細を説明する。ヘッドパイプ11は、パイプ部40、メインフレーム取付部44及び下方延出部45を一体に形成したアルミ等からなる軽合金製の鍛造品である。
図3及び図4に示すように、ヘッドパイプ11の前部に上下方向へ形成されたパイプ部40を備え、その内側には上下方向へ貫通するシャフト穴41が設けられ、ここにステアリングシャフト42が挿入支持されるようになっている。
パイプ部40の上下には、シャフト穴41が拡径されたベアリングホルダ部43a、43bをなし、ここにステアリングシャフト42を支持するベアリング(図示省略)が嵌合されるようになっている。
ヘッドパイプ11のパイプ部40は、後方側が上部のメインフレーム取付部44と、下部の下方延出部45とに連続している。メインフレーム取付部44及び下方延出部45はそれぞれパイプ部40から後方へ延出する部分である。下方延出部45はパイプ部40及びメインフレーム取付部44から後方斜め下がりに延出している。
メインフレーム取付部44は、一部(前端部)がパイプ部40に重なり、かつその左右方向へ膨らみ(図4)、ここに左右方向へ貫通する肉抜き穴46が設けられている。また、メインフレーム取付部44の左右端面47は、パイプ部40の側面上部後側に形成された凹部48まで連続面をなし、ここに車体フレーム10の前端部内面側を当接し、その周囲を隅肉溶接するようになっている。この溶接部がメインフレーム溶接線30をなす。
下方延出部45は、メインフレーム取付部44の下方に設けられて側面視で略矩形状をなす。下方延出部45の後部は、メインフレーム取付部44よりも長く後方へ延出して形成され、後端部は連結部54とこれからさらに後方へ延出する延長部55とからなり、側面視で略L字状をなすダウンフレーム取付部50をなしている。
下方延出部45は、図5に示すように、上側支持部51、立壁52、下側支持部53を有する略H字状断面となっている。このうち、上側支持部51はメインフレーム取付部44の下部から斜め下がり後方へ延出する平面状をなし、下側支持部53はパイプ部40から斜め下がり後方へ延出する平面状をなしている。
上側支持部51と下側支持部53は前後方向へ延びる立壁52により連結され、ヘッドパイプ11と一体に鍛造される。立壁52の側方は、肉抜きされた凹部をなし、下方延出部45における成形材料を削減している。
上側支持部51は後端部が連結部54に連続する。連結部54はパイプ部40と平行で、上下方向及び車幅方向へ広がる平面状をなし、下端部は下側支持部53の後端部へ連結されている。連結部54には、図6に示すように、ダウンフレーム21の上端面21aが当接するようになっている。
延長部55は、下側支持部53を連結部54の下端部よりもさらに後方へ延出させた部分であり、上方から見て平面状をなし、この上にダウンフレーム21の上端下面21bが当接するようになっている。
また、延長部55は、図4に示す正面視が下すぼまりの舌片状をなしている。
図3中に仮想線で示す符号56は連結部側切削部、57は延長部側切削部である。いずれもヘッドパイプ11を鍛造するとき、必要な抜き勾配を確保するため、鍛造時に形成される余肉部分であるが鍛造後に機械加工で切削される。
この機械加工は、ヘッドパイプ11の側方(図6のY方向)から行われ、連結部54の後面及び延長部55の上面がそれぞれ側面視で一直線状をなすような平面に形成される。
しかも、機械加工で削除される部分は、抜き勾配のための不要肉部分のため、切削される部分は可及的に少量である。したがって、機械加工が迅速容易になり、かつムダ肉も少なくなる。
また、機械加工後の連結部54及び延長部55の角度は、ダウンフレーム21の上端部を当接するために必要なものに調整される。
さらに、連結部54の位置はメインフレーム取付部44及びパイプ部40から下方かつ後方へ離間された位置に配置される。
側面視において、シャフト穴41に軸心(ステアリングシャフト42の軸線)をL0、この直線L0と平行で連結部54の後端を通る線を後立壁後端線L1、さらに直線L0と平行でメインフレーム取付部44の後端を通る線をメインフレーム取付部後端線L2とすれば、L1とL2の間にはDなる距離がある。
すなわち、連結部54はメインフレーム取付部44よりもDだけ後方に離れ、必然的に延長部55もメインフレーム取付部44の後端から距離Dよりも大きく後方へ離れることになり、メインフレーム20の溶接されるメインフレーム取付部44並びにパイプ部40と、ダウンフレーム21が溶接されるダウンフレーム取付部50とが分離されることになる。
このため、ダウンフレーム取付部50において連結部54及び延長部55に沿って形成されるダウンフレーム溶接線32は、メインフレーム溶接線30と連続せず独立して離間位置に形成されることになる。
また、パイプ部40に対する前輪14からの大荷重が入力されるパイプ部40からも離間されているため、ダウンフレーム溶接線32は高荷重点からも後方へ大きく離れていることになる。
図中に示す仮想線121は、従来のダウンフレームであり、その上端部はメインフレーム取付部44の下部に達し、その溶接線はメインフレーム20の溶接線と近接し、ダブルビード(2重ビード)を形成している。また、メインフレーム取付部44の下方に隣接するダウンフレーム取付部150は、断面コ字状をなす嵌合凹部が形成され(図7参照)、ここにダウンフレーム121の上端部を差し込んで嵌合し、周囲で溶接されるようになっている。
図6に示すように、連結部54と延長部55は略L字状に屈曲する平面である。ダウンフレーム21はその上端面21aが連結部54に突き当たり、上端下面21bが延長部55の上に乗り、当接部周囲が溶接される。この溶接は、連結部54の上端54aに沿う左右方向(Y矢示方向)、連結部54の側端54bに沿う上下方向(矢示Z方向)及び延長部55の周囲55aに沿うほぼ前後方向(矢示X方向)におこなわれる。
したがって、ダウンフレーム溶接線32の長さは、連結部54の上端54aに沿う長さa、連結部54の側端54bに沿う長さb及び延長部55の周囲55aに沿う長さcからなる(b及びcは片側のみ示す)。
次に、作用を説明する。鍛造によりヘッドパイプ11を成形すると、図3にて連結部側切削部56及び延長部側切削部57が残された状態となる。そこで、左右方向から機械加工により連結部側切削部56及び延長部側切削部57を切削すると完成品となる。このとき、連結部54の後面は後方から見て単一平面をなし、延長部55の上面も上方から見て単一平面をなすように加工される。
続いて、左右のメインフレーム20の各前端部を左右の左右端面47に重ねて、前端を凹部48に合わせ、周囲を隅肉溶接してメインフレーム溶接線30を形成する。
同様に、ダウンフレーム21の上端面21aを連結部54の後面に当接し、上端下面21bを延長部55の上面に当接し、周囲を隅肉溶接すると、ダウンフレーム溶接線32が形成される(図2)。
このとき、ダウンフレーム21はヘッドパイプ11の下方延出部45に対して差し込み形状で結合されないから、下方延出部45とダウンフレーム21との重なりを減らして車体フレームを軽量化することができる。
また、メインフレーム取付部44とダウンフレーム取付部50を分離し、溶接部をメインフレーム取付部44の後端よりもDだけ後方にしたので、前輪14からの大荷重が入力される高荷重部であるパイプ部40から後方へ離れた位置にダウンフレーム溶接線32を形成できる。このため、ヘッドパイプ11とダウンフレーム21の結合部を溶接品質に依存しない高強度の結合構造にすることができる。
そのうえ、ダウンフレーム21の溶接部に対する要求強度が低くなるから、ダウンフレーム溶接線32を従来例に比べて短くすることができる。しかも、ダウンフレーム溶接線32は、比較的長い連結部54の側端部に沿う部分を含むため、延長部55を短くすることができる。
また、メインフレーム溶接線30とダウンフレーム溶接線32を分離することにより、ダブルビードを回避でき、溶接品質を向上させることができる。
さらに、下方延出部45の形成によりダウンフレーム21を短いものにできるので、非スウェージング加工のストレート形状とすることができ、ダウンフレーム21の加工工数並びにコストを削減できる。
しかも、ダウンフレーム溶接線32は、連結部54とダウンフレーム21の上端面21aの当接部及び上端下面21bと延長部55の当接部だけに形成されるから、ダウンフレーム取付部50の構造を簡素化しつつ、必要な長さの溶接距離を確保できる。
但し、この溶接距離は従来と比べた場合、短くなり製造が容易になる。
すなわち、図3中に示す従来のダウンフレーム121のように、メインフレーム取付部44に隣接して溶接する場合、ダウンフレーム121は図7に示す嵌合凹部に嵌合する差し込み形状にすることになる。
図7は、従来のダウンフレーム取付部150を模式的に示す。ダウンフレーム取付部150は断面コ字状の嵌合凹部が設けられ、この嵌合凹部は、左右の側壁159と下側支持部153を有する。下側支持部153は側壁159よりも長く後方へ延出する延長部155に連続している。
また下側支持部153及び側壁159の前端部は連結部154で閉じられ、上方及び後方へ開放されている。
この溶接は、連結部154の上端154aに沿う左右方向、側壁159の上端部159aに沿う前後方向、側壁159の後端159bに沿う上下方向及び延長部155の周囲155aに沿うほぼ前後方向におこなわれる。
したがって、この場合の溶接線の長さは、連結部154の上端154aに沿う長さd、側壁159の上端部159aに沿う長さe、側壁159の後端159bに沿う長さf及び延長部155の周囲155aに沿う長さgからなる(e、f及びgは片側のみ示す)。
そこで、図6と図7の溶接距離を比較すると、aとd、及びcとgがほぼ同等とすれば、従来例は側壁159を設けたことによる上端部159aに沿う前後方向の溶接距離e及び後端159bに沿う斜め上下方向の溶接距離fが明らかに長くなる。しかも、本願発明の延長部55は従来例の延長部155よりも短くできるので、実際は本願発明におけるcも従来例のgより短くなる。したがって、本願発明によれば溶接距離を短くすることができる。
また、図7における嵌合凹部を形成するには、鍛造後に、後方から前方へ向かって切削することにより機械加工で彫り込まなければならない。しかも、メインフレーム取付部44の下方を筒状に前方へ彫り込む必要があり、複雑な加工が必要になる。また、左右の側壁159を形成するため、左右方向(Y方向)から機械加工できず、例えば、前後方向(X方向)又は上下方向(Z方向)から行わなければならないので、多大な加工時間を要することとなり、かつ大きなムダ肉が生じることになる。
一方、本願発明によれば、機械加工は、抜き勾配の必要から設けられる僅かな余肉である連結部側切削部56と延長部側切削部57を左右方向から切削するだけなので、容易・迅速であり、しかも、ムダ肉を少なくすることができる。しかも、機械加工を最小限とし、切削時間及び成形素材の材料費を減らしてコストダウンを図ることができる。
さらに、鍛造後のムダ肉を少なくするため、同量の成形素材を用いるとき、その分だけヘッドパイプ11本体部を大きくすることができ、使用材料を同量に維持したまま大型化することができる。
さらに、本願発明における鍛造成形上の優位性をより詳細に説明する。図3において、パイプ部40の上端最前部を点P1、最後端部(延長部55の後端)を点P2、直線P1−P2とダウンフレーム21の前端部当接する連結部54との交点をP3とし、P1−P2の距離をヘッドパイプの全体距離A、P3−P2の距離をダウンフレーム取付部の距離B、P1−P3の距離を幅広部の距離Cとする。ここで幅広部とは車幅方向における幅が延長部55の幅よりも相対的に広い部分であり、具体的には、下側支持部53及び連結部54等が相当する。
このように幅広部を距離Cのように長くすると、鍛造する素材のボリュームを後端部の延長部55近くまで大きくすることができる。その結果、この大ボリューム部分に隣接する延長部55の鍛造も容易になるので、延長部55をパイプ部40やメインフレーム取付部44から分離して離した位置へ鍛造で形成することが容易になる。
しかも、幅広部の距離Cを長くすることにより、同じ成形素材量及び押し当てトン数であっても、ダウンフレーム21の方向へ拡大しつつより大型のヘッドパイプを鍛造で成形できることになる。また、幅広部の距離Cが長くなるだけ、ダウンフレーム21を短くすることができる。
なお、図2中に仮想線で示すスティッフナー36は、ダウンフレーム21とメインフレーム20をつなぐ補強部材である。しかし、本願発明では、ダウンフレーム21を短くするとともにヘッドパイプ11を高強度にしたので、省略することができる。
但し、スティッフナー36を設ければより車体強度を高くすることができる。
また、本願発明は上記自動2輪車に限らず、種々の形式の鞍乗り型車両に適用できる。
10:車体フレーム、11:ヘッドパイプ、20:メインフレーム、21:ダウンフレーム、30:メインフレーム溶接線、32:ダウンフレーム溶接線、40:パイプ部、44:メインフレーム取付部、45:下方延出部、50:ダウンフレーム取付部、54:連結部、55:延長部

Claims (5)

  1. 前輪を支持するヘッドパイプ(11)と、このヘッドパイプに連結して左右後方に延出する左右一対のメインフレーム(20)と、前記ヘッドパイプ(11)に連結して下方に延出するダウンフレーム(21)とを備え、
    前記ヘッドパイプ(11)は、パイプ部(40)と、このパイプ部(40)に一部が重なるように前記メインフレーム(20)の前端部を溶接するメインフレーム取付部(44)と、前記ダウンフレーム(21)の上端部を溶接するダウンフレーム取付部(50)とを備えた鞍乗り型車両の車体フレームにおいて、
    前記ヘッドパイプ(11)は、前記パイプ部(40)及び前記メインフレーム取付部(44)から下方へ延出する下方延出部(45)を備え、
    この下方延出部(45)の下部に前記ダウンフレーム取付部(50)が設けられることを特徴とする鞍乗り型車両の車体フレーム。
  2. 前記ダウンフレーム取付部(50)は、前記メインフレーム取付部(44)の後下方において、前記パイプ部(40)及び前記メインフレーム取付部(44)から離間して配置されることを特徴とする請求項1に記載した鞍乗り型車両の車体フレーム。
  3. 前記下方延出部(45)は、前記メインフレーム取付部(44)の下部から後下方に延出する上側支持部(51)と、前記パイプ部(40)の下部から後下方に延出する下側支持部(53)とを備え、鍛造で前記ヘッドパイプ(11)と一体形成されるとともに、
    前記ダウンフレーム取付部(50)は、前記上側支持部(51)の下端から前記パイプ部(40)と平行方向に延出して前記下側支持部(53)に連結する連結部(54)と、この連結部(54)の下端部よりも後方へ前記下側支持部(53)から延びる延長部(55)とで構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載した鞍乗り型車両の車体フレーム。
  4. 前記ダウンフレーム(21)は、その上端部の端面(21a・21b)を前記ダウンフレーム取付部(50)の前記連結部(54)及び延長部(55)を当接させて溶接されることを特徴とする請求項3に記載した鞍乗り型車両の車体フレーム。
  5. 前記ダウンフレーム取付部(50)は、前記連結部(54)の後面及び延長部(55)の上面がそれぞれ、側面視で一直線になる平面になるように車幅方向へ機械加工されたものであることを特徴とする請求項3又は4に記載した鞍乗り型車両の車体フレーム。
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