JP2009149307A - 二輪車の車体フレーム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 鍛造又は鋳造により一体成型されたヘッドパイプ3は、第1ソケット部36及び第2ソケット部37を備える。該第1ソケット部36及び第2ソケット部37に鍛造又は鋳造時に形成された抜き勾配38は残されたままである。第1ソケット部36には、前記抜き勾配38に整合する形状を成すメインフレーム4の前端部が嵌め込まれて溶接されている。第2ソケット部37には、前記抜き勾配38に整合する形状を成すダウンチューブ5の上端部が嵌め込まれて溶接されている。
【選択図】 図7
Description
(1) 鍛造品及び/又は鋳造品とパイプ部材とが接合されて成る二輪車の車体フレームであって、前記鍛造品及び/又は鋳造品と前記パイプ部材との接合箇所のうち、前記鍛造品及び/又は鋳造品の接合箇所には抜き勾配が形成されており、前記パイプ部材の接合箇所は前記抜き勾配に整合する形状を成していることを特徴とする二輪車の車体フレーム。
(2) 前記パイプ部材との接合箇所に抜き勾配が形成された前記鍛造品又は鋳造品であってステアリングシャフトを軸支するヘッドパイプと、前記接合箇所の抜き勾配と整合して該ヘッドパイプに接合される前記パイプ部材であって該ヘッドパイプから車体後方へ延設されるメインフレームとを備えることを特徴とする(1)に記載の二輪車の車体フレーム。
(3) 前記パイプ部材との接合箇所に抜き勾配が形成された前記鍛造品又は鋳造品であってステアリングシャフトを軸支するヘッドパイプと、前記接合箇所の抜き勾配と整合して該ヘッドパイプに接合される前記パイプ部材であって該ヘッドパイプから車体下方へ延設されるダウンチューブとを備えることを特徴とする(1)に記載の二輪車の車体フレーム。
(4) 前記パイプ部材は、押出し成型又は引抜き成型により、前記抜き勾配に整合する形状が周部に形成されていることを特徴とする(1)に記載の二輪車の車体フレーム。
(5) 前記接合箇所は、溶接されていることを特徴とする(1)〜(4)の何れかに記載の二輪車の車体フレーム。
(6) 前記鍛造品及び/又は鋳造品と前記パイプ部材とはアルミニウム製であることを特徴とする(1)〜(5)の何れかに記載の二輪車の車体フレーム。
(7) セミダブルクレードル式であることを特徴とする(1)〜(6)の何れかに記載の二輪車の車体フレーム。
(8) 二輪車の車体フレームであって、鍛造品又は鋳造品でありステアリングシャフトを軸支するヘッドパイプと、該ヘッドパイプに接合されて該ヘッドパイプから車体後方へ延設されるパイプ部材から成るメインフレームと、該メインフレーム下にて前記ヘッドパイプに接合されて該ヘッドパイプから車体下方へ延設されるパイプ部材から成るダウンチューブとを備え、前記ヘッドパイプは、前記メインフレームの前端部周面に上方から当接して接合される第1舌片と、前記ダウンチューブの上端部周面に前方から当接して接合される第2舌片とを有し、前記第1舌片及び第2舌片は、前記ヘッドパイプの鍛造又は鋳造の際に一体成型されており、更に、前記ヘッドパイプ、前記メインフレーム、及び前記ダウンチューブから成るフレーム形態を補強すべく、前記メインフレーム及びダウンチューブの間に補強部材を備えることを特徴とする二輪車の車体フレーム。
(9) 前記第1舌片における前記メインフレームとの接合箇所、及び、前記第2舌片における前記ダウンチューブとの接合箇所には抜き勾配が形成されており、前記メインフレームにおける前記第1舌片との接合箇所、及び、前記ダウンチューブにおける前記第2舌片との接合箇所は、前記抜き勾配に整合する形状を成していることを特徴とする(8)に記載の二輪車の車体フレーム。
(10) 前記ヘッドパイプにおける前記第1舌片の基部には、前記メインフレームの前端面が当接すべく、該第1舌片に対して略直交する面が形成され、前記第2舌片の基部には、前記ダウンチューブの上端面が当接すべく、該第2舌片に対して略直交する面が形成されていることを特徴とする(8)又は(9)に記載の二輪車の車体フレーム。
(11) 前記補強部材は、鍛造成型されたガセットプレートであることを特徴とする(8)に記載の二輪車の車体フレーム。
(12) 二輪車の車体フレームであって、ステアリングシャフトを軸支するヘッドパイプと、該ヘッドパイプに接合されて該ヘッドパイプから車体後方へ延設されるメインフレームと、該メインフレーム下にて前記ヘッドパイプに接合され、該ヘッドパイプから車体下方へ延設されるダウンチューブと、前記ヘッドパイプ、前記メインフレーム、及び前記ダウンチューブから成るフレーム形態を補強すべく、前記メインフレーム及びダウンチューブの間に設けられた鍛造成型されたガセットプレートとを備えることを特徴とする二輪車の車体フレーム。
2 自動二輪車
3 ヘッドパイプ
4 メインフレーム
4u,4d 窪み部
5 ダウンチューブ
5u,5d 窪み部
6 ピボットフレーム(スイングアームブラケット)
7 ガセットプレート
8 ステアリングシャフト
20 コーナー
21 第1辺部
22 第2辺部
23 第3辺部
26 抜き勾配
30 シャフト支持部
31 フレーム接合部
33 第1舌片
34 ガイド
35 第2舌片
36 第1ソケット部
37 第2ソケット部
38 抜き勾配
40 パイプ部材
42u,42d 窪み部
Claims (7)
- 鍛造品及び/又は鋳造品とパイプ部材とが接合されて成る二輪車の車体フレームであって、
前記鍛造品及び/又は鋳造品と前記パイプ部材との接合箇所のうち、前記鍛造品及び/又は鋳造品の接合箇所には抜き勾配が形成されており、前記パイプ部材の接合箇所は前記抜き勾配に整合する形状を成していることを特徴とする二輪車の車体フレーム。 - 前記パイプ部材は、押出し成型又は引抜き成型により、前記抜き勾配に整合する形状が周部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の二輪車の車体フレーム。
- 前記接合箇所は、溶接されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の二輪車の車体フレーム。
- 前記鍛造品及び/又は鋳造品と前記パイプ部材とはアルミニウム製であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の二輪車の車体フレーム。
- 二輪車の車体フレームであって、
鍛造品又は鋳造品でありステアリングシャフトを軸支するヘッドパイプと、
該ヘッドパイプに接合されて該ヘッドパイプから車体後方へ延設されるパイプ部材から成るメインフレームと、
該メインフレーム下にて前記ヘッドパイプに接合されて該ヘッドパイプから車体下方へ延設されるパイプ部材から成るダウンチューブとを備え、
前記ヘッドパイプは、前記メインフレームの前端部周面に上方から当接して接合される第1舌片と、前記ダウンチューブの上端部周面に前方から当接して接合される第2舌片とを有し、前記第1舌片及び第2舌片は、前記ヘッドパイプの鍛造又は鋳造の際に一体成型されており、
更に、前記ヘッドパイプ、前記メインフレーム、及び前記ダウンチューブから成るフレーム形態を補強すべく、前記メインフレーム及びダウンチューブの間に補強部材を備えることを特徴とする二輪車の車体フレーム。 - 前記ヘッドパイプにおける前記第1舌片の基部には、前記メインフレームの前端面が当接すべく、該第1舌片に対して略直交する面が形成され、前記第2舌片の基部には、前記ダウンチューブの上端面が当接すべく、該第2舌片に対して略直交する面が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の二輪車の車体フレーム。
- 二輪車の車体フレームであって、
ステアリングシャフトを軸支するヘッドパイプと、
該ヘッドパイプに接合されて該ヘッドパイプから車体後方へ延設されるメインフレームと、
該メインフレーム下にて前記ヘッドパイプに接合され、該ヘッドパイプから車体下方へ延設されるダウンチューブと、
前記ヘッドパイプ、前記メインフレーム、及び前記ダウンチューブから成るフレーム形態を補強すべく、前記メインフレーム及びダウンチューブの間に設けられた鍛造成型又は鋳造成型されたガセットプレートと
を備えることを特徴とする二輪車の車体フレーム。
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