JP2005067478A - 車両のバッテリトレー支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車体11にバッテリ51を載置するバッテリトレー52と、車体11にエンジン53を取付けるエンジンマウント54のマウントケース55と、車体11にフロントサスペンション56を収納するダンパハウジング45と、車体11の先端上部に渡したアッパクロスメンバ37と、を備える車両10において、マウントケース55、ダンパハウジング45及びアッパクロスメンバ37に、バッテリトレー52をそれぞれ支持させた。
【選択図】 図8
Description
実用の車両のバッテリトレー支持構造は、車体側にバッテリを載置するバッテリトレーを設け、このバッテリトレーにバッテリを固定すれば実用上十分であった。
特許文献1の車両のバッテリトレー支持構造は、車体側にロアトレイ(バッテリトレー取付け部材)10を設け、このロアトレイ10に軸部材(取付けホルダ)17を介してアッパートレイ(バッテリトレー)25を取付けたものである。なお、アッパトレイ25は、軸部材(取付けホルダ)17・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)を取付ける支持部27〜29を備える。
また、特許文献1の車両のバッテリトレー支持構造では、アッパートレイ(バッテリトレー)25をバッテリ載置のための専用の部材としたものであり、アッパトレイ25に、例えば、車体の強度及び剛性を向上させるなどの別機能を付加するような配慮がないために車体重量の増加を招くという問題があった。
すなわち、マウントケース、ダンパハウジング及びアッパクロスメンバに、バッテリトレーをそれぞれ支持させ、マウントケース、ダンパハウジング及びアッパクロスメンバをバッテリトレーで一体的に結合するようにした。
バッテリトレーを、ボルトにて直接的にマウントケース、ダンパハウジング及びアッパクロスメンバに止めることで、例えば、取付けのためのホルダなどを廃止する。
図1は本発明に係る構造を採用した車両の斜視図であり、10は車両、11は車体、12はフロントボデー、13はフロントバンパ、14はフロントグリル、15は前照灯、16はボンネット、17はフロントフェンダ、18は前輪、19はドアミラー、21はルーフ、22は前ドア、23は後ドア、24は後輪、25はリヤバンパ、26はステアリングである。
フロントボデー12は、左右のサイドフレーム31,32の先端にバンパビーム33を渡すとともに、左右のサイドフレーム31,32の先端近くにそれぞれ左・右縦フレーム35,36を取付け、これらの左・右縦フレーム35,36の上端同士にアッパクロスメンバ37を渡し、左・右縦フレーム35,36の下端同士にロアクロスメンバ38を渡し、アッパ・ロアクロスメンバ37,38の左端に左のフロントホイールハウスアッパメンバ41を取付け、アッパ・ロアクロスメンバ37,38の右端に右のフロントホイールハウスアッパメンバ42を取付け、これらの左右のフロントホイールハウスアッパメンバ41,42の先端同士にアッパダッシュボード43を渡し、このアッパダッシュボード43の下部にロアダッシュボード44を取付け、左のサイドフレーム31及び左のフロントホイールハウスアッパメンバ41の間に左のダンパハウジング45を設け、右のサイドフレーム32及び右のフロントホイールハウスアッパメンバ42の間に右のダンパハウジング46を設けたものである。
また、ロアクロスメンバ38は、ロアクロスメンバ38の上面にクロスメンバ補強材47を付設し、このクロスメンバ補強材47を略平板で形成するとともにその先端をフロントバンパ13(図1参照)近傍まで前方へ延出した。
図中、27は冷却水を冷やすラジエータ、28は冷媒を溜めるコンデンサである。
クロスメンバ補強材47の先端を下方に湾曲させたることで、例えば、クロスメンバ補強材47の前方から力がかかったときにクロスメンバ補強材47の変形を容易に許容させることができる。
(a)において、車体の前部構造200は、左右のサイドフレーム201,201(手前の201は不図示)の先端にバンパビーム202を渡すとともに、左右のサイドフレーム201,201の先端近くにそれぞれ縦フレーム203,203(手前の203は不図示)を取付け、これらの縦フレーム203,203の上端同士にアッパクロスメンバ204を渡し、縦フレーム203,203の下端同士にロアクロスメンバ205を渡した車体206において、ロアクロスメンバ205上にU字状のクロスメンバ補強材207を付設したものである。208はフロントバンパを示す。
本体部61は、エンジンマウント54(図5参照)のマウントケース55に向けて形成した凹部65と、この凹部65に形成することでボルト57を貫通させるボルト貫通孔66と、剛性を向上させる補強リブ67a〜67eと、を形成したものである。
左折曲げ部63は、左のダンパハウジング45にボルト締めするためのボルト貫通孔71と、本体部61にバッテリ51を止めるための左のロッド係止孔72と、を備える。
右折曲げ部64は、本体部61にバッテリ51を止める右のロッド係止孔73を備える。
バッテリトレー52を、ボルト57〜59にて直接的にマウントケース55、ダンパハウジング45及びアッパクロスメンバ37に止めることで、例えば、取付けのためのホルダなどを廃止することができる。この結果、部品点数の削減を図ることができるとともに車両のバッテリトレー支持構造50の簡素化を図ることができる。
なお、83,83は右の縦フレーム36にブラケット81を取付けるボルト、84はブラケット81にホーン82を取付けるボルトである。
壁部85は、道路に溜まった水の巻き上げによる水滴の付着を防止する機能を備えた部分であり、ひさし86は、ホーン82に雪が付着することを防ぐ若しくは雨滴がかかるのを防ぐ機能を備えた部分である。なお、89は壁部85に形成した補強リブである。
車両用ホーンの取付構造80は、車体11にブラケット81を取付け、このブラケット81に警告音を発生するホーン82を取付けた車両10(図1参照)であって、ブラケット81に、ホーン82に雪が付着することを防ぐ若しくは雨滴がかかるのを防ぐひさし86を備えたものと言える。
ブラケット81に、道路に溜まった水の巻き上げによる水滴の付着を防止する壁部85を備えることで、道路に溜まった水がホーン82に付着することを防止することができる。
ブラケット81を、板材で形成するとともに、車体11に取付けるために折曲げ形成したの第1の取付け部87と、この第1の取付け部87に同一平面状に形成するとともに第1の取付け部87に対して逆方向に折曲げ形成した第2の取付け部88を備えることで、ブラケット81を車体11に強固に支持することができる。
本発明の車両の前部構造30は、図3に示すように、クロスメンバ補強材47の先端を下方に湾曲させたが、これに限るものではなく、クロスメンバ補強材47の先端を上方に曲げたものであってもよい。
本発明の車両のバッテリトレーの支持構造50では、図2に示すように、車体11の左側に構成したが、これに限るものではなく、車両の右側に構成するものであってもよい。
本発明車両用ホーンの取付構造80は、図10に示すように、ホーン82の上部及び側面にひさし86を設けたが、これに限るものではなく、ホーン82の側面を囲うようにしたものであってもよい。
Claims (2)
- 車体にバッテリを載置するバッテリトレーと、車体にエンジンを取付けるエンジンマウントのマウントケースと、車体にフロントサスペンションを収納するダンパハウジングと、車体の先端上部に渡したアッパクロスメンバと、を備える車両において、
前記マウントケース、ダンパハウジング及びアッパクロスメンバに、前記バッテリトレーをそれぞれ支持させたことを特徴とする車両のバッテリトレー支持構造。 - 前記バッテリトレーを、ボルトにて直接的に前記マウントケース、ダンパハウジング及びアッパクロスメンバに止めたことを特徴とする請求項1記載の車両のバッテリトレー支持構造。
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KR101177612B1 (ko) * | 2008-10-18 | 2012-08-27 | 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 | 차체 |
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