JP2005067218A - シートトラック - Google Patents

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Abstract

【課題】ロアレール、アッパレールの剛性とストッパ強度とが低下せず、軽量で、アッパレールにロアレールから剥離する方向の荷重が作用した場合、側壁が変形しにくいシートトラックを提供することを課題とする。
【解決手段】アッパレールのロアレールに対する移動範囲を規制するストッパ機構を、ロアレール51に取付けられたピン(フロント側ストッパ)305、ピン(リア側ストッパ)54と、アッパレール57に取付けられ、ピン(ストッパ)305、ピン(ストッパ)54に当接可能で、アッパレール57の第1側壁部内面及びアッパレールの第2側壁部内面と対向する辺を有する壁部403cを有するストッパプレート403とで構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロア側に設けられるロアレールと、該ロアレールに移動可能に係合し、その断面形状が、天部と、該天部の一方の端部よりフロア方向に折曲する第1側壁部と、前記天部の他方の端部より折曲する第2側壁部とを有するアッパレールと、前記アッパレールの前記ロアレールに対する移動範囲を規制するストッパ機構とを有するシートトラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシートトラックを示す図16において、フロア側に設けられるロアレール1には、シートが設けられるアッパレール3が移動可能に係合している。ロアレール1内には、図示しないモータによって回転駆動されるねじ棒5が回転可能に設けられている。アッパレール3には、ねじ棒5に螺合するナット部材7が設けられており、ねじ棒5が回転することにより、アッパレール3はロアレール1に対して移動するようになっている。
【0003】
ここで、アッパレール3のロアレール1に対する移動範囲を規制するストッパ機構を説明する。ロアレール1と、アッパレール3との間には、アッパレール3の移動をスムーズに行わしめる鋼球11が左右両側に2つ、計4つ配置されている。そして、2つの鋼球11間にはスペーサ13が配意されている。
【0004】
更に、ロアレール1の前部、後部には、鋼球11が当接可能な4つのストッパ15が、ロアレール1を切り起こすことにより形成されている。又、アッパレール3の前部、後部にも、鋼球11が当接可能な4つのストッパ17が、アッパレール3を切り起こすことにより形成されている
図17(a)に示すように、アッパレール3がフロントモスト(最前位置)まで移動すると、アッパレール3の後部のストッパ17が、後部の鋼球11、スペーサ13、前部の鋼球11を介してロアレール1の前部のストッパ15に当接し、それ以上のアッパレールの前方への移動を禁止する。図17(b)に示すように、アッパレール3がリアモスト(最後位置)まで移動すると、アッパレール3の前部のストッパ17が、前部の鋼球11、スペーサ13、後部の鋼球11を介してロアレール1の後部のストッパ15に当接し、それ以上のアッパレールの後方への移動を禁止する(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−129788号公報(第3頁、図1、図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成のシートトラックには、ロアレール1のストッパ15、アッパレール3のストッパ17はいずれもレールを切り起こして設けられているので、ストッパ15、ストッパ17の強度と、ロアレール1、アッパレール3の剛性とを両方を満足させるには、ロアレール1、アッパレール3の厚さを厚くしなければならず、ロアレール1、アッパレール3の重量が重くなる。
【0007】
又、図16、図17に示す構成のシートトラックで、アッパレール3側にシートベルトのベルトアンカが設けられている場合、車両の衝突等で、アッパレール3がロアレール1より剥離する方向の大きな荷重がベルトアンカに入力されると、アッパレール3の側壁がアッパレール3の幅方向に変形する問題点もある。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、ロアレール、アッパレールの剛性とストッパ強度とが低下せず、軽量なシートトラックを提供することにある。
【0009】
又、本発明の別の課題は、アッパレールにロアレールから剥離する方向の荷重が作用した場合、側壁が変形しにくいシートトラックを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、フロア側に設けられるロアレールと、該ロアレールに移動可能に係合し、ベルトアンカが設けられ、その断面形状が、天部と、該天部の一方の端部よりフロア方向に折曲する第1側壁部と、前記天部の他方の端部より折曲する第2側壁部とを有したアッパレールと、前記アッパレールの前記ロアレールに対する移動範囲を規制するストッパ機構とを有するシートトラックにおいて、前記ストッパ機構は、前記ロアレールに取付けられた第1ストッパと、前記ベルトアンカ近傍の前記アッパレールに取付けられ、前記ストッパに当接可能で、前記アッパレールの第1側壁部内面及び前記アッパレールの第2側壁部内面と対向する辺を有する第1壁部を有するストッパプレートとを有することを特徴とするシートトラックである。
【0011】
アッパレールに取付けられたストッパプレートの壁部が、ロアレールに取付けられたストッパに当接することにより、アッパレールの移動範囲が規制される。
【0012】
車両の衝突等で、アッパレールがロアレールより剥離する方向の大きな荷重がベルトアンカに入力されると、その荷重はベルトアンカ近傍に設けられたストッパプレートに入力される。ストッパプレートの壁部は、アッパレールの第1側壁部内面及び前記アッパレールの第2側壁部内面と対向する辺を有することにより、ストッパプレートは、アッパレールがロアレールに対して剥離する方向の荷重が作用した場合、アッパレールの側壁の変形を防止する補強材として機能し、側壁が変形しにくい。
【0013】
ストッパプレートやストッパは、アッパレールやロアレールと別部材なので、アッパレール、ロアレールの加工が不要となり、更に、ストッパプレート、ストッパの大きさや材質等を適宜設定することにより、ロアレール、アッパレールの剛性とストッパ強度とが低下せず、軽量なシートトラックを得ることができる。
【0014】
ストッパとしては、基部がカシメによりロアレールに固着されるピンの首部や、ボルトと、このボルトに螺合するナットとで頭部がロアレールに固着されるボルトの首部等があるが限定するものではない。
【0015】
請求項2記載の発明は、前記ストッパプレートは、前記アッパレールの第1側壁部内面及び前記アッパレールの第2側壁部内面と対向する辺を有する第2壁部を有することを特徴とする請求項1記載のシートトラックである。
【0016】
前記ストッパプレートは、前記アッパレールの第1側壁部内面及び前記アッパレールの第2側壁部内面と対向する辺を有する第2壁部を有することにより、アッパレールにロアレールから剥離する方向の荷重が作用した場合、更に側壁が変形しにくくなる。
【0017】
請求項3記載の発明は、前記第2壁部は、前記第1ストッパと当接しない形状であることを特徴とする請求項2記載のシートトラックである。
【0018】
前記第2壁部は、前記第1ストッパと当接しない形状であることにより、第2壁部が第1ストッパに当接してりアッパレールの移動範囲が短くなるの防止できる。
【0019】
請求項4記載の発明は、前記第2壁部は、その上部と下部とが前記アッパレールの移動方向で異なる位置となる斜面であることを特徴とする請求項2又は3記載のシートトラックである。
【0020】
前記補強壁部は、その上部と下部とが前記アッパレールの移動方向で異なる位置となる斜面であることにより、補強壁部のアッパレールの第1側壁部内面及び前記アッパレールの第2側壁部内面と対向する辺の長さが長くなり、補強の機能が向上する。
【0021】
請求項5記載の発明は、前記ロアレールに、前記第1ストッパとで、前記ストッパプレートの第1壁部を挟むように第2ストッパを設けたことを特徴とする請求項3又は4記載のシートトラックである。
【0022】
第1壁部が第1ストッパ、第2ストッパに当接する範囲で、アッパレールは移動可能となる。
【0023】
ストッパは、ロアレールと別部材なので、ロアレールの加工が不要となり、更に、ストッパの大きさや材質を適宜設定することにより、ロアレール、アッパレールの剛性とストッパ強度とが低下せず、軽量なシートトラックを得ることができる。
【0024】
請求項6記載の発明は、前記ストッパプレートの第2壁は、第1ストッパに当接可能なことを特徴とする請求項2記載のシートトラックである。
【0025】
ストッパプレートの第1壁、第2壁が第1ストッパに当接する範囲で、アッパレールは移動可能となる。
【0026】
ストッパは、ロアレールと別部材なので、ロアレールの加工が不要となり、更に、ストッパの大きさや材質を適宜設定することにより、ロアレール、アッパレールの剛性とストッパ強度とが低下せず、軽量なシートトラックを得ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
図面を用いて本発明の実施の形態例を説明する。最初に、本実施の形態例のシートトラックの斜視図である図2を用いて全体構成を説明する。シートには通常2つのシートトラックが並設して設けられるが図11に示す構成はその一方のシートトラックを示している。
【0028】
ロアレール51は、その前方下面にピン52を用いて取付けられるフロントブラケット53、その後方下面にピン54を用いて取付けられるリアブラケット55を介してフロアに設けられる。このロアレール51には、シートが設けられるアッパレール57が移動可能に係合している。アッパレール57の前方上面には、ピン56を用いてシート取付用のブラケット58が設けられ、後方上面にはシート取付け用のウエルドボルト60が設けられている。
【0029】
アッパレール57の移動方向と平行にロッド59が配設されている。このロッド59は、軸本体部61と、軸本体部の一方の端部に折り曲げ加工により形成されたクランク部63とからなっている。
【0030】
ロアレール51の側面には、複数のロック穴65が設けられている。ロッド59の軸本体部61には、ロアレール51のロック穴65に係合可能なロックレバー67が取付けられている。
【0031】
アッパレール57には、ロッド59の軸本体部61をその軸を中心に回転可能に支持する第1ブラケット71と第2ブラケット73とがピン72、ピン74を用いて取付けられている。
【0032】
そして、ロッド59の軸本体部61がその軸を中心に回転することにより、ロックレバー67がロック穴65に係脱し、係合時にはロアレール51に対するアッパレール57の移動が禁止されるロック状態、離脱時にはアッパレール57の移動が許可されるロック解除状態となる。更に、一端部がアッパレール57に係止され、他端部がロックレバー67に係止されるトーションスプリング81により、ロッド59はロックレバー67がロック穴65に係合する方向に付勢されている。
【0033】
又、本実施の形態例では、第2ブラケット73には、ピン91を用いてオープンブラケット93が取付けられ、このオープンブラケット93はピン91を中心に回転可能となっている。このオープンブラケット93には、ループハンドル95の一方の端部側が取付けられている。更に、このループハンドル95の他方の端部側は、他方のシートトラックのオープンブラケットに取付けられている。更に、オープンブラケット93には、ロッド59のクランク部63に当接可能な突起部97が形成されている。ループハンドル95の中間部分を上方向(図において矢印I方向)に引き上げると、オープンブラケット93がピン91を中心に回転し、その突起部97がロッド59のクランク部63を押し上げる。これによりロッド59の軸本体部61がその軸を中心に回転し、ロックレバー67がロック穴65より離脱し、ロック解除状態となるようになっている。又、中間部がピン91に巻回され、一方の端部がオープンブラケット93に係止され、他方の端部がアッパレール57に係止されたスプリング99により、オープンブラケット93はその突起部97がロッド59のクランク部63から離れる方向に付勢されている。
【0034】
次に、図3〜図11を用いて各部の詳細な説明を行う。図3は実施の形態例のシートトラックの側面図、図4は図3の上面図、図5は図3の切断線A−Aでの断面図、図6は図3の切断線B−Bでの断面図、図7は図3の切断線C−Cでの断面図、図8は図3の切断線D−Dでの断面図、図9は図3の切断線F−Fでの断面図、図10は図3の切断線G−Gでの断面図、図11は図3の切断線H−Hでの断面図である
図6〜図11に示すように、ロアレール51、アッパレール57は一様断面形状である。よって、図10を用いて説明し、他の図では必要か所以外の符号は省略する。図10に示すように、ロアレール51は、フロアと略平行に設けられた基底部112と、基底部112の一方の端部より折曲し、フロアから離れる方向に延出する第1側壁部113と、基底部112の他方の端部より折曲し、フロアから離れる方向に延出する第2側壁部115と、第1側壁部113の上方の端部から、基底部112方向に向かう第1垂下部117と、第2側壁部115の上方の端部から、基底部112方向に向かう第2垂下部119とからなっている。
【0035】
アッパレール57は、フロアと略平行に設けられた天部212と、天部212の一方の端部より折曲し、ロアレール51の第1垂下部117と第2垂下部119との間の空間を介してロアレール51内へ延出する第1側壁部213と、天部212の他方の端部より折曲し、ロアレール51の第1垂下部117と第2垂下部119との間の空間を介してロアレール51内へ延出する第2側壁部215と、第1側壁部213の下方の端部よりロアレール51の第1側壁部113、第1垂下部117で形成される空間へ延出する第1跳上部217と、第2側壁部215の下方の端部よりロアレール51の第2側壁部115、第2垂下部119で形成される空間へ延出する第2跳上部219とからなっている。又、図3、図4、図5に示すように、ロアレール51の前方の端部には、樹脂でなるプロテクタ251が、アッパレール57の前方の端部にも樹脂でなるプロテクタ253が取付けられている。
【0036】
そして、図4、図6、図10に示すように、ロアレール51の第1側壁部113と、アッパレール57の第1跳上部217との間、ロアレール51の第2側壁部115と、アッパレール57の第2跳上部219との間には、一箇所あたり4つの鋼球301、鋼球301′が配置され、ロアレール51に対するアッパレール57のスムーズな移動をならしめている。4つのの鋼球301、鋼球301′はリテーナ303、リテーナ303′でその間隔が保持されるようになっている。一方、図7に示すように、ロアレール51の基底部112には、ロアレール51内に突出するピン305が設けられている。又、図10に示すように、ピン54はロアレール51内に突出している。アッパレール57がロアレール51に対して移動すると、4つの鋼球301、リテーナ303、及び4つの鋼球301′、リテーナ303′も移動する。4つの鋼球301、リテーナ303は、リテーナ303がプロテクタ251とピン305とに当接する範囲内にその移動は規制されている。4つの鋼球301′、リテーナ303′は、リテーナ303′がピン(第2ストッパ)305とピン(第1ストッパ)54とに当接する範囲内にその移動は規制されている。
【0037】
次に、図3、図4、図8、図9を用いて、第1ブラケット71回りを説明する。図3、図4に示すように、第1ブラケット71の両端には、それぞれ立壁部341、立壁部343が形成され、これら立壁部341、立壁部343にはロッド591の軸本体部61が挿通する穴341a、穴343aが形成されている。そして立壁部341と立壁部343との間にロックレバー67が配置され、ロックレバー67が取付けられたロッド57の軸方向の移動が禁止されている。
【0038】
図4、図8に示すように、第1ブラケット71には、ロックレバー67に形成された3つのロック歯351が挿通可能な3つの穴353が形成されている。又、図8に示すように、本実施の形態例では、ロアレール51の第1側壁部113のロック穴65のみならず、第1垂下部117にも第1側壁部113のロック穴65に対向するロック穴66が形成されている。更に、アッパレール57の第1跳上部217、第1側壁部213には、第1ブラケット71の穴353に対向する穴355、穴357が形成されている。従って、ロック時には、ロックレバー67のロック歯351は、第1ブラケット71の穴353、ロアレール51の第1側壁部113のロック穴65、アッパレール57の第1跳上部217の穴355、ロアレール51の第1垂下部117のロック穴66、アッパレール57の第1側壁部213の穴357まで嵌合し、高ロック強度が得られるようになっている。
【0039】
又、図9に示すように、第1ブラケット71には、ロックレバー67に形成された穴361に遊嵌する突起363が形成されている。突起363が穴361に嵌合することにより、ロック状態の際、シートの前後方向のガタ押さえとして機能する。
【0040】
更に、図3、図11に示すように、アッパレール57の後部の内壁面には、ピン401を用いてストッパプレート403が取付けられている。又、図3に示すように、ストッパプレート403近傍のアッパレール57には、ベルトアンカ404が設けられている。
【0041】
次に、図3、図4、図6、図7を用いて、第2ブラケット73回りを説明する。これらの図に示すように、オープンブラケット93には、ループハンドル95を固定するためにスプリング371が設けられている。又、図3、図4、図6に示すように、第2ブラケット73には、スプリング99に付勢されたオープンブラケット93と当接可能なストッパ部383が形成されている。このストッパ部383にオープンブラケット93が当接することにより、それ以上のオープンブラケット93の回転が禁止されることとなる。
【0042】
又、本実施の形態例では、オープンブラケット93の第2ブラケット73のストッパ部383との当接箇所には、弾性体でなるサイレンサー381が設けられ、当接時の衝撃音を緩和するようにしている。
【0043】
次に、第2ブラケット173の拡大斜視図である図12、図2、図4に示すように、ロッド59の軸本体部61の周面の下部が嵌合可能なV字形の溝が形成された第1軸受部411と、第1軸受部411とロッド59の軸本体部61の軸方向にロッド59のクランク部63が挿通可能な隙間としての穴415を介して設けられ、ロッド59の軸本体部61の周面の上部が嵌合可能なV字形の溝が形成された第2軸受部413が形成されている。
【0044】
ロッド59を組付ける際に、最初に第2ブラケット173をアッパレール57に取付けておく。次に、クランク部63が形成され、ロックレバー67が取付けられたロッド59と、このロッド59を回転可能に支持する第1ブラケット71とからなる組立体を取付けるが、この時、図12(a)に示すように、ロッド59のクランク部63を第2ブラケット173の第1軸受部411と、第2軸受部413との間の穴415に挿通させた後、図12(b)に示すように、クランク部63を先頭にロッド59をその軸方向に移動させることで、ロッド59は第2ブラケット173によって回転可能に支持される状態となる。そして、第1ブラケット71を取付ける。
【0045】
次に、実施の形態例での発明部分を示す図である図1、図11、図1のストッパプレートの斜視図である図13を用いて、アッパレール57のロアレール51に対する移動範囲を規制するストッパ機構の説明を行う。
【0046】
これらの図に示すように、ストッパプレート403は、板材を曲げ加工して製造され、アッパレール57の天部212と対向し、ピン401が挿通する穴403aが形成された天部403bと、フロント側のストッパとして機能するピン305、リア側のストッパとして機能するピン54の間に位置し、ピン305、ピン54に当接可能な壁部(第1壁部)403cと、壁部403cよりリア側に設けられ、その上部と下部とがアッパレール57の移動方向で異なる位置となる斜面である補強壁部(第2壁部)403dとからなっている。そして、ストッパプレート403の天部403b、壁部403c、補強壁部403dは、それぞれアッパレール57の第1側壁部213内面と、アッパレール57の第2側壁部215内面とに対向する辺を有している。
【0047】
そして、ストッパプレート403の壁部403cがフロント側のストッパとして機能するピン305と、リア側のストッパとして機能するピン54とに当接することにより、アッパレール57の移動範囲が規制される。
【0048】
このような構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ストッパプレート403やピン305、ピン54は、アッパレール57やロアレール51と別部材なので、アッパレール57、ロアレール51の加工が不要となり、更に、ストッパプレート403、ピン305、ピン54の大きさや材質等を適宜設定することにより、ロアレール51、アッパレール57の剛性とストッパ強度とが低下せず、軽量なシートトラックを得ることができる。
(2)ストッパプレート403の壁部403cは、アッパレール57の第1側壁部213内面及びアッパレール57の第2側壁部215内面と対向する辺を有することにより、ストッパプレート403は、アッパレール57がロアレール51に対して剥離する方向の荷重が作用した場合、アッパレール57の第1側壁部213、第2側壁部215の変形を防止する補強材として機能し、側壁が変形しにくい。
(3)ストッパプレート403は、補強壁部403dを有することにより、アッパレール57がロアレール51に対して剥離する方向の荷重が作用した場合、更にアッパレール57の第1側壁部213、第2側壁部215がが変形しにくくなる。
(4)補強壁部403dは、その上部と下部とがアッパレール57の移動方向で異なる位置となる斜面であることにより、補強壁部403dのアッパレール57の第1側壁部213内面及び、第2側壁部215内面と対向する辺の長さが長くなり、補強の機能が向上する。
【0049】
尚、本発明は上記実施の形態例に限定するものではない。上記実施の形態例のストッパプレート403は板材を折り曲げ加工して成形したが、図14に示すようなしぼり加工して形成したストッパプレート1403てもよい。更に、ストッパプレート403の壁部403cだけで、アッパレール57の第1側壁部213、第2側壁部215の変形を防止する補強材として十分な機能を有する場合、補強壁部403dはなくてもよい。
【0050】
又、図15に示すようにな構成でもよい。図において、ロアレール51には、ストッパとして機能する1つのピン501が設けられている。アッパレール57に設けられるストッパプレート503には、ピン501を挟むように設けられ、ピン501に当接可能な第1壁部505と、第2壁部507とが形成されている。
【0051】
ストッパプレート503の第1壁部505、第2壁部507がピン501に当接する範囲で、アッパレール57は移動可能となる。ピン501は、ロアレール51と別部材なので、ロアレール51の加工が不要となり、更に、ピン501の大きさや材質を適宜設定することにより、ロアレール51、アッパレール57の剛性とストッパ強度とが低下せず、軽量なシートトラックを得ることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように請求項1記載の発明によれば、車両の衝突等で、アッパレールがロアレールより剥離する方向の大きな荷重がベルトアンカに入力されると、その荷重はベルトアンカ近傍に設けられたストッパプレートに入力される。ストッパプレートの壁部は、アッパレールの第1側壁部内面及び前記アッパレールの第2側壁部内面と対向する辺を有することにより、ストッパプレートは、アッパレールがロアレールに対して剥離する方向の荷重が作用した場合、アッパレールの側壁の変形を防止する補強材として機能し、側壁が変形しにくい。
【0053】
ストッパプレートやストッパは、アッパレールやロアレールと別部材なので、アッパレール、ロアレールの加工が不要となり、更に、ストッパプレート、ストッパの大きさや材質等を適宜設定することにより、ロアレール、アッパレールの剛性とストッパ強度とが低下せず、軽量なシートトラックを得ることができる。
【0054】
ストッパとしては、基部がカシメによりロアレールに固着されるピンの首部や、ボルトと、このボルトに螺合するナットとで頭部がロアレールに固着されるボルトの首部等があるが限定するものではない。
【0055】
請求項2記載の発明によれば、前記ストッパプレートは、前記アッパレールの第1側壁部内面及び前記アッパレールの第2側壁部内面と対向する辺を有する第2壁部を有することにより、アッパレールにロアレールから剥離する方向の荷重が作用した場合、更に側壁が変形しにくくなる。
【0056】
請求項3記載の発明によれば、前記第2壁部は、前記第1ストッパと当接しない形状であることにより、第2壁部が第1ストッパに当接してりアッパレールの移動範囲が短くなるの防止できる。
【0057】
請求項4記載の発明によれば、前記補強壁部は、その上部と下部とが前記アッパレールの移動方向で異なる位置となる斜面であることにより、補強壁部のアッパレールの第1側壁部内面及び前記アッパレールの第2側壁部内面と対向する辺の長さが長くなり、補強の機能が向上する。
【0058】
請求項5記載の発明によれば、第1壁部が第1ストッパ、第2ストッパに当接する範囲で、アッパレールは移動可能となる。ストッパは、ロアレールと別部材なので、ロアレールの加工が不要となり、更に、ストッパの大きさや材質を適宜設定することにより、ロアレール、アッパレールの剛性とストッパ強度とが低下せず、軽量なシートトラックを得ることができる。
【0059】
請求項6記載の発明によれば、ストッパプレートの第1壁、第2壁が第1ストッパに当接する範囲で、アッパレールは移動可能となる。
【0060】
ストッパは、ロアレールと別部材なので、ロアレールの加工が不要となり、更に、ストッパの大きさや材質を適宜設定することにより、ロアレール、アッパレールの剛性とストッパ強度とが低下せず、軽量なシートトラックを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態例での発明部分を説明する図である。
【図2】本実施の形態例のシートトラックの斜視図である。
【図3】実施の形態例のシートトラックの側面図である。
【図4】図3の上面図である。
【図5】図3の切断線A−Aでの断面図である。
【図6】図3の切断線B−Bでの断面図である。
【図7】図3の切断線C−Cでの断面図である。
【図8】図3の切断線D−Dでの断面図である。
【図9】図3の切断線F−Fでの断面図である。
【図10】図3の切断線G−Gでの断面図である。
【図11】図3の切断線H−Hでの断面図である。
【図12】図2の第2ブラケットの拡大斜視図である。
【図13】図1のストッパプレートの斜視図である。
【図14】ストッパプレートの他の実施の形態例を説明する図である。
【図15】他の実施の形態例を説明する図である。
【図16】従来のシートトラックの斜視図である。
【図17】図16の作動を説明する図である。
【符号の説明】
51 ロアレール
57 アッパレール
54 ピン(リア側ストッパ)
403 ストッパプレート
403c 壁部
404 ベルトアンカ

Claims (6)

  1. フロア側に設けられるロアレールと、
    該ロアレールに移動可能に係合し、ベルトアンカが設けられ、その断面形状が、天部と、該天部の一方の端部よりフロア方向に折曲する第1側壁部と、前記天部の他方の端部より折曲する第2側壁部とを有したアッパレールと、
    前記アッパレールの前記ロアレールに対する移動範囲を規制するストッパ機構と、を有するシートトラックにおいて、
    前記ストッパ機構は、
    前記ロアレールに取付けられた第1ストッパと、
    前記ベルトアンカ近傍の前記アッパレールに取付けられ、前記ストッパに当接可能で、前記アッパレールの第1側壁部内面及び前記アッパレールの第2側壁部内面と対向する辺を有する第1壁部を有するストッパプレートと、を有することを特徴とするシートトラック。
  2. 前記ストッパプレートは、
    前記アッパレールの第1壁部内面及び前記アッパレールの第2壁部内面と対向する辺を有する第2壁部を有することを特徴とする請求項1記載のシートトラック。
  3. 前記第2壁部は、
    前記第1ストッパと当接しない形状であることを特徴とする請求項2記載のシートトラック。
  4. 前記第2壁部は、
    その上部と下部とが前記アッパレールの移動方向で異なる位置となる斜面であることを特徴とする請求項2又は3記載のシートトラック。
  5. 前記ロアレールに、前記第1ストッパとで、前記ストッパプレートの第1壁部を挟むように第2ストッパを設けたことを特徴とする請求項3又は4記載のシートトラック。
  6. 前記ストッパプレートの第2壁は、第1ストッパに当接可能なことを特徴とする請求項2記載のシートトラック。
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