JP2005065841A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数を増やすことなく、箱体内の冷却と共に、基板の迅速且つ効率的な冷却を行なうことができるスロットマシンの提供を目的としている。
【解決手段】 本発明のスロットマシンは、リール3L,3C,3Rとステッピングモータ59L,59C,59Rとを一体的に支持するフレーム310を備え、リール3L,3C,3Rの少なくとも1つは、ステッピングモータ59L,59C,59Rによる回転に伴って気流を形成するファンとして形成され、サブ制御基板200は、前記ファンによって形成される気流を受けるようにフレーム310に取り付けられ、ステッピングモータ59L,59C,59Rおよび各リール3L,3C,3Rと共に1つのユニット300を形成することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数種類の識別情報(図柄)を変動表示する複数のリールを備えたスロットマシンに関する。
一般に、スロットマシンは、遊技を実行するための各種装置、例えば、複数種類の識別情報としての図柄を変動表示するための複数のリールと、遊技処理動作を制御するための制御装置と、賞としての遊技メダルを払い出すためのホッパ(メダル払出装置)と、電源装置とが、スロットマシン本体としての箱体内に収容されて成る。また、前記制御装置は、遊技処理動作全体を制御する主基板を有しており、この主基板は、画像表示および音声出力を含む遊技の演出を制御する副基板に制御信号を送信するようになっている。
また、前記箱体には、前記リールに描かれた図柄が視認できる前面扉が開閉自在に装着されている。前面扉には、各リールの回転を一斉に開始させるためのスタートスイッチと、各リールの回転を個別に停止させるための複数のストップボタンと、遊技メダルを投入するためのメダル投入口と、前記本体のホッパから払い出される遊技メダルを受けるためのトレイとが設けられている。
そして、このような構成のスロットマシンでは、回転するリールをストップボタンによって完全に停止させた状態で、所定の有効ライン上に並ぶ図柄の組合せが入賞態様を構成すると、構成された入賞態様に応じた所定数の遊技メダルがホッパにより払い出されてトレイ内に受けられる(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開2003−62152号公報 特開2001−25525号公報。
ところで、このようなスロットマシンにおいて、遊技を実行するための前記各種装置は、発熱源となって熱を発散する。また、前記各種装置は、前記前面扉が閉じられた状態では、前記箱体内にほぼ密閉状態で収容される。したがって、前記各種装置から発散した熱が箱体内にこもり、これらの熱によって各種装置が悪影響を受ける虞がある。そのため、一般に、前記箱体に通気孔を設けるなどして箱体内の熱を外部に逃がすようにしている。
しかしながら、スロットマシンにおける発熱源の中には、遊技の演出を制御する前記副基板のように発熱が激しいものもあり、単に箱体に通気孔を設けるだけでは、このような発熱の激しい部品からの熱を箱体の外部に迅速且つ効率的に逃がすことは難しい。特に、前記副基板は、その制御対象となる画像表示装置やスピーカ等が前記前面扉に設置されていることから、これらの装置と同様に前面扉に設置されているのが一般的であり、そのため、副基板からの熱が箱体に設けられた通気孔から逃げ難い状態となっている。
また、箱体に冷却ファン等を設けて箱体内を積極的に冷却するようにしたとしても、前面扉に設けられた副基板は前記ファンによって形成される気流中に直接に位置しないため、副基板を迅速且つ効果的に冷却することは難しい。また、前記ファン等の冷却装置を別途設けると、部品点数が多くなり、また、冷却装置のための設置スペースを箱体内に確保する必要が生じるため、箱体の大型化や設計の自由度が制限されるという新たな問題も生じ得る。
なお、前記副基板に伴う以上の問題は、程度の差こそあれ、前記箱体内に設けられる主基板においても起こり得る。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、部品点数を増やすことなく、箱体内の冷却と共に、基板の迅速且つ効率的な冷却を行なうことができるスロットマシンを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、遊技を実行するための各種装置が収容される箱体と、この箱体内に設置され且つその回転によって複数種類の識別情報を変動表示する複数のリールと、前記箱体に開閉自在に装着され且つ前記リールの識別情報を視認できる領域を有する前面扉と、前記箱体内に設置され且つ遊技処理動作全体を制御する主基板と、前記主基板からの制御信号に基づいて画像表示および音声出力を含む遊技の演出を制御する副基板と、前記リールを回転駆動させる駆動手段と、前記各リールと前記駆動手段とを一体的に支持する支持体とを備えたスロットマシンにおいて、前記リールの少なくとも1つは、前記駆動手段による回転に伴って気流を形成するファンとして形成され、前記主基板と前記副基板の少なくとも一方は、前記ファンによって形成される気流を受けるように前記支持体に取り付けられ、前記駆動手段および前記各リールと共に1つのユニットを形成することを特徴とする。
上記構成では、複数種類の識別情報を変動表示するリールが、前記駆動手段(モータ等)による回転に伴って気流を形成するファンとして形成されているため、遊技に必要な通常の回転動作をリールが単に行なうだけで、箱体内に空気の流れが形成されて対流が促され、箱体に設けられた通気孔等からの排気により、箱体内を冷却して箱体内の熱を外部に迅速且つ効率的に逃がすことできる。また、リールそれ自体がファンとして形成されているため、箱体内を冷却するために専用のファンを別途設ける必要もなくなり、また、その取り付け部材も不要となる。したがって、部品点数を増やすことなく、箱体内を冷却することができ、冷却に伴うコストを大幅に低減することができる。
また、上記構成において、前記主基板と前記副基板の少なくとも一方は、前記ファンによって形成される気流を受けるように前記支持体に取り付けられている。そのため、主基板、特に発熱の激しい副基板を迅速且つ効果的に冷却することができる。
また、上記構成において、前記主基板と前記副基板の少なくとも一方は、前記駆動手段および前記各リールと共に1つのユニットを形成するようになっている。そのため、スロットマシンの機種変更を容易に行なうことができるようになる。すなわち、一般に、スロットマシンの機種変更は、機体全体を取り替えることなく、機種に依存するリール、主基板、副基板等を単に交換するだけで成される場合があり、そのような場合、リール、主基板、副基板等を個別に交換すると、その交換作業だけでも非常に煩雑なものとなる。したがって、本発明の構成のように、主基板と副基板の少なくとも一方、駆動手段、各リールが協働して1つのユニットを形成していれば、このユニットを交換するだけで、スロットマシンの機種変更が行なえるようになる。特に、主基板および副基板の両方が前記支持体に取り付けられて駆動手段、各リールと共に1つのユニットを形成していれば、スロットマシンの機種変更を更に簡略化できることは言うまでもない。
また、上記構成において、ファンとして形成されるリールは1つに限らない。複数のリール、全てのリールがファンとして形成されていても良い。また、ファンによって形成される空気の流れは、リールの回転軸方向であることが望ましい。リールの回転軸方向に空気流が形成されると、複数のリールがファンとして形成されている場合、一連の空気流が複数のリールを貫いて同軸的に流れるため、流束が増し、強制対流による冷却効果が大きくなる。
また、上記構成において、支持体に対する主基板や副基板の設置位置は任意である。要は、ファンによって形成される気流を受けられる位置に主基板や副基板を設置すれば良く、ファンによって形成される気流中に位置する支持体の側面部位など、様々な設置部位が考えられる。この場合、主基板や副基板に気流が直接当るように、気流が通り抜け可能な穴を支持体に設け、この穴に主基板や副基板を設置するようにしても良い。これにより、基板の冷却効果が更に高まる。また、ファンの吸気側あるいは排気側など、気流に対する基板(主基板、副基板)の位置も任意である。
以上説明したように、本発明のスロットマシンによれば、部品点数を増やすことなく、箱体内の冷却と共に、基板の迅速且つ効率的な冷却を行なうことができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るスロットマシン1の斜視図である。図1に示されるように、本実施形態に係るスロットマシン1は、前面に開閉可能な前面扉2を有する箱体3を備えている。前面扉2には、その前面のほぼ中央より上部に、パネル表示部2aと、液晶表示部2bと、固定表示部2cとが設けられている。前面扉2の内部(液晶表示部2b背面側)には、3個の回転リール(以下、単にリールと称する)3L,3C,3Rが回転自在に横一列に配設されており、これら各リール3L,3C,3Rの外周表面には、複数種類の識別情報としての図柄によって構成される図柄列が描かれている。各リール3L,3C,3Rに形成された図柄は、矩形の図柄表示領域(図示せず)を通して視認できるようになっており、各リール3L,3C,3Rは、定速回転(例えば、80回転/分)可能に構成されている。
パネル表示部2a、液晶表示部2b、固定表示部2cの下方には、略水平面の台座部4が形成されている。この台座部4の左側には、押しボタン操作によりクレジットされている遊技媒体(以下、メダルという)を賭けるためのBETスイッチ5が設けられている。台座部4の右側には、メダル投入口6が設けられており、また、台座部4の前面部左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切り換えるC/Pスイッチ(貯留メダル精算スイッチ)7が設けられている。このC/Pスイッチ7の切り換えにより、正面下部のメダル払出し口8からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受け部9に溜められる。
C/Pスイッチ7の右側には、遊技者の操作により各リール3L,3C,3Rを一斉に回転させ、前記図柄表示領域内での図柄の変動を開始(ゲームを開始)するためのスタートレバー10が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。また、台座部4の前面中央部で、スタートレバー10の右側には、3個のリール3L,3C,3Rの回転をそれぞれ個別に停止させるための3個の停止ボタン11L,11C,11Rが設けられている。前面扉2の上方の左右には、スピーカ12L,12Rが設けられ、その2台のスピーカ12L,12Rの間には、入賞図柄の組合せおよびメダルの配当枚数などを表示する配当表パネル13が設けられている。
次に、スロットマシン1の遊技の進行を制御する制御手段について説明する。
本実施形態のスロットマシン1は、演出効果を高めるために透過型液晶表示装置を組み込んでおり、膨大な画像データに基づいて、液晶表示装置における画像表示を制御すると共に、それに応じて複雑な効果音を発生するための音声データを制御する必要がある。このため、本実施形態の遊技の進行を制御する制御手段は、専ら遊技処理動作を制御するメイン制御基板(主基板)と、メイン制御基板から各種のコマンドを受けて画像表示や音声制御を行なうサブ制御基板(副基板)とに分割して構成されている。
図2は、メイン制御基板の一構成例を示すブロック図である。
メイン制御基板100は、スロットマシン1における遊技処理動作を制御する主制御回路81を備えている。この主制御回路81は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ40を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ40は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行なうCPU41と、記憶手段であるROM42およびRAM43とを含む。
CPU41には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路44および分周器45と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器46およびサンプリング回路47とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ40内で、すなわち、CPU41の動作プログラム上で、乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器46およびサンプリング回路47は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイクロコンピュータ40のROM42には、スタートレバー10を操作(スタート操作)する毎に行なわれる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止制御テーブル、後述するサブ制御基板200の副制御回路82へ送信するための各種制御指令(コマンド)などが格納されている。このコマンドには、例えば、「デモ表示コマンド」、「スタートコマンド」、「停止出目コマンド」、「ボーナス遊技状態変更指示コマンド」、「入賞役コマンド」などがある。なお、副制御回路82が主制御回路81ヘコマンドや情報などを入力することはなく、主制御回路81から副制御回路82への一方向で通信が行われる。
主制御回路81には、周辺装置(アクチュエータ)が電気的に接続されている。これらの周辺装置は、マイクロコンピュータ40からの制御信号により動作が制御されるようになっており、主要な周辺装置としては、各種ランプ(パネル表示部2aに設けられた1−BETランプ17a、2−BETランプ17bおよび最大BETランプ17c)、各種表示部(パネル表示部2aに設けられた払出表示部18、クレジット表示部(遊技メダル貯留枚数表示部)19、役物作動回数表示部20)、メダルを収納し且つホッパ駆動回路51の命令により所定枚数のメダルを払い出すホッパ(払い出しのための駆動部を含む)50、リール3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ(駆動手段)59L,59C,59Rなどがある。
また、CPU41の出力部には、ステッピングモータ59L,59C,59Rを駆動制御するモータ駆動回路49と、ホッパ50を駆動制御するホッパ駆動回路51と、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路55と、各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路58とがI/Oポート48を介して接続されている。これらの駆動回路はそれぞれ、CPU41から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。また、マイクロコンピュータ40が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ10a、1−BETスイッチ5a、2−BETスイッチ5b、最大BETスイッチ5c、C/Pスイッチ(貯留メダル精算スイッチ)7、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路56、リール位置検出回路60、払い出し完了信号回路61などがある。これらも、I/Oポート48を介してCPU41に接続されている。
スタートスイッチ10aは、スタートレバー10の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口6に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路56は、各停止ボタン11L,11C,11Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路60は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L,3C,3Rの位置を検出するための信号をCPU41へ供給する。払い出し完了信号回路61は、メダル検出部50Sの計数値(ホッパ50から払い出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達したとき、メダル払い出し完了を検知するための信号を発生する。
乱数発生器46は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路47は、スタートレバー10が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数およびROM42内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて内部当選役が決定される。内部当選役が決定された後、「停止制御テーブル」を選択するために再び乱数のサンプリングが行われる。
リール3L,3C,3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ59L,59C,59Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM43の所定エリアに書き込まれる。リール3L,3C,3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路60を介してCPU41に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM43で計数されている駆動パルスの計数値が「0」にクリアされる。これにより、RAM43内には、各リール3L,3C,3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。このようなリール3L,3C,3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブルが、ROM42内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール3L,3C,3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
更に、ROM42内には、入賞図柄組合せテーブルが格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとが対応づけられている。前記入賞図柄組合せテーブルは、左のリール3L、中央のリール3C、右のリール3Rの停止制御時および全リール停止後の入賞確認を行なうときに参照される。
前記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理)により内部当選した場合には、CPU41は、遊技者が停止ボタン11L,11C,11Rを操作したタイミングでリール停止信号回路56から送られる操作信号および選択された「停止制御テーブル」に基づいて、リール3L,3C,3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路49に送る。
内部当選した役の入賞成立を示す停止態様となれば、CPU41は、払い出し指令信号をホッパ駆動回路51に供給してホッパ50から所定個数のメダルの払い出しを行なう。その際、メダル検出部50Sは、ホッパ50から払い出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達したときに、メダル払い出し完了信号がCPU41に入力される。これにより、CPU41は、ホッパ駆動回路51を介してホッパ50の駆動を停止し、「メダルの払い出し処理」を終了する。
また、CPU41は、リール3L,3C,3Rが停止された際、その停止した図柄(停止出目)を認識し、それに対応した停止出目コマンドを後述するサブ制御基板側に送信する。この停止出目コマンドは、各リール3L,3C,3Rにおける複数の図柄に付与されたコードナンバーを認識し、そのコードナンバーを特定するものであれば良い。なお、停止出目コマンドは、1つのリールが停止される毎に送信するのが良いが、すべてのリールが停止した後に送信するようにしても良い。
図3は、サブ制御基板の一構成例を示すブロック図である。
サブ制御基板200は、副制御回路82を備えており、副制御回路82は、主制御回路81からの制御指令(コマンド)に基づいて、液晶表示部2bにおける表示制御およびスピーカ12L,12Rからの音の出力制御を行なう。この副制御回路82は、主制御回路81を構成する回路基板とは別の回路基板上に構成されており、マイクロコンピュータ(以下「サブマイクロコンピュータ」という)83を主たる構成要素とし、液晶表示部2bの表示制御手段としての画像制御回路91と、スピーカ12L,12Rにより出音される音を制御する音源IC88と、増幅器としてのパワーアンプ89とを備えている。
サブマイクロコンピュータ83は、主制御回路81から送信された制御指令に従って制御動作を行なうサブCPU84と、記憶手段としてのプログラムROM85と、ワークRAM86とを含んでいる。また、副制御回路82は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器およびサンプリング回路を備えていないが、サブCPU84の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。
サブCPU84の機能として、メイン制御基板100からのコマンドの受信を管理する受信機能、各種演出を選択・決定する演出選択機能、選択された演出種別を画像制御回路91に送信する送信機能、選択された演出種別に基づいて具体的な効果音のシーケンス制御を行なう効果音制御機能を備えている。
プログラムROM85は、サブCPU84で実行する制御プログラムを格納している。ワークRAM86は、前記制御プログラムをサブCPU84で実行するときの一時記億手段としての機能を有する。
画像制御回路91は、画像制御CPU92と、画像制御ワークRAM93と、画像制御プログラムROM94と、画像ROM96と、ビデオRAM97と、画像制御IC98とを有している。画像制御CPU92は、サブマイクロコンピュータ83で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムROM94内に格納する画像制御プログラムに従って液晶表示部2bでの表示内容を決定する。
この画像制御プログラムROM94は、液晶表示部2bでの表示に関する画像制御プログラムや、メイン制御基板側から送信されるコマンドに応じた各種演出パターンなど、各種の選択テーブルを格納する。また、画像制御ワークRAM93は、画像制御プログラムを画像制御CPU92で実行するときの一時記億手段として構成され、画像制御IC98は、画像制御CPU92で決定された表示内容に応じた画像を形成し、液晶表示部2bに出力する。また、画像ROM96は画像を形成するためのドットデータを格納し、ビデオRAM97は画像制御IC98で画像を形成するときの一時記億手段として構成される。
次に、図4を参照しながら、リール3L,3C,3Rとステッピングモータ59L,59C,59Rとサブ制御基板200とが一体となったリールユニット300について詳しく説明する。
図4に示されるように、各リール3L,3C,3Rは、その円筒形状のリールドラム315L,315C,315Rが、複数(本実施形態では4個)のプレート322を介して、ステッピングモータ59L,59C,59Rの回転軸320に取り付けられることによって構成されている。また、各リール3L,3C,3Rは、支持体としてのフレーム310に収納支持されることにより、リールユニット300を構成している。この場合、フレーム310のブラケット312には、各リール3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ59L,59C,59Rが取り付けられている。また、各リールドラム315L,315C,315Rの外周にはそれぞれ、図柄が描かれたリール帯318L,318C,318Rが貼り付けられている。
また、各リール3L,3C,3Rは、そのスポークの形状がファン形状を成している。具体的には、前記複数の各プレート322が、ステッピングモータ59L,59C,59Rの回転軸320から放射状に延出しており、軸方向(各リール3L,3C,3Rの回転軸の方向(図中に矢印で示される方向))に空気の流れを形成するように羽根形状(ファン形状)を成している。
また、フレーム310には、前記ファンによって形成される気流を受ける位置、例えばファンによって形成される軸方向の気流と交差するその側面部位310a(本実施形態では、ファンによって形成される気流の排気側(下流側))に、サブ制御基板200が取り付けられている。この場合、サブ制御基板200が気流を直接に受けることができるように(サブ制御基板200の冷却効果が高まるように)、気流が通り抜け可能な穴310bをフレーム310に設け、この穴310bにサブ制御基板200を例えば嵌め込んで設置することが望ましい。
このように、本実施形態において、サブ制御基板200、リール3L,3C,3R、ステッピングモータ59L,59C,59Rは、フレーム310により一体に支持されることにより、1つのユニット300を形成している。
また、このようなリールユニット300は、図5に示されるように、前面扉2の液晶表示部2bと略対向する箱体3の所定の空間S内に設置される。リールユニット300が設置されるこの空間Sの上側には、メイン制御基板100が設置されている。また、箱体3の一側には、外部集中端子板302が取り付けられている。この外部集中端子板302は、遊技メダル投入信号、遊技メダル払出信号、役物連続作動装置本当たり信号または役物連続作動増加装置本当たり信号を、スロットマシン1の外部へ出力し、外部打ち止め解除信号を外部から入力する基板である。また、空間Sの下側にはホッパ50が設置され、ホッパ50の下側には、遊技メダル払出カウンタスイッチ306が設けられている。更に、箱体3の底部の他側には、電源部304が設けられている。この電源部304は、内部に電源基板を内蔵し、箱体3内に装着された部品に電力を供給する。なお、箱体3には、その内部の熱を外部に逃がすことができる通気孔が形成されている。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1は、リール3L,3C,3Rとステッピングモータ59L,59C,59Rとを一体的に支持するフレーム310を備え、各リール3L,3C,3Rは、ステッピングモータ59L,59C,59Rによる回転に伴って気流を形成するファンとして形成され、サブ制御基板200は、前記ファンによって形成される気流を受けるようにフレーム310に取り付けられ、ステッピングモータ59L,59C,59Rおよび各リール3L,3C,3Rと共に1つのユニット300を形成している。
このように、複数種類の識別情報としての図柄を変動表示するリール3L,3C,3Rが、ステッピングモータ59L,59C,59Rによる回転に伴って気流を形成するファンとして形成されていれば、遊技に必要な通常の回転動作をリール3L,3C,3Rが単に行なうだけで、箱体3内に空気の流れが形成されて対流が促され、箱体3に設けられた通気孔等からの排気により、箱体3内を冷却して箱体3内の熱を外部に迅速且つ効率的に逃がすことできる。
また、本実施形態では、リール3L,3C,3Rそれ自体がファンとして形成されているため、箱体3内を冷却するために専用のファンを別途設ける必要もなくなり、また、その取り付け部材も不要となる。したがって、部品点数を増やすことなく、箱体3内を冷却することができ、冷却に伴うコストを大幅に低減することができる。
また、本実施形態において、サブ制御基板200は、前記ファンによって形成される気流を受けるようにフレーム310に取り付けられている。そのため、発熱の激しいサブ制御基板200を迅速且つ効果的に冷却することができる。
また、本実施形態において、サブ制御基板200は、リール3L,3C,3Rおよびステッピングモータ59L,59C,59Rと共に1つのユニット300を形成するようになっている。そのため、スロットマシン1の機種変更を容易に行なうことができるようになる。すなわち、一般に、スロットマシン1の機種変更は、機体全体を取り替えることなく、機種に依存するリール3L,3C,3R、メイン制御基板100、サブ制御基板200等を単に交換するだけで成される場合があり、そのような場合、リール3L,3C,3R、メイン制御基板100、サブ制御基板200等を個別に交換すると、その交換作業だけでも非常に煩雑なものとなる。したがって、本実施形態の構成のように、サブ制御基板200、ステッピングモータ59L,59C,59R、リール3L,3C,3Rが協働して1つのユニット300を形成していれば、このユニット300を交換するだけで、スロットマシン1の機種変更が行なえるようになる。なお、本実施形態において、前記ファンによって形成される気流を受けるフレーム310の部位には、サブ制御基板200の代わりに或いはサブ制御基板200と共にメイン制御基板100が取り付けられていても良い。特に、サブ制御基板200とメイン制御基板100の両者がフレーム310の前記部位に設置されていれば、両基板100,200をまとめて冷却できるとともに、両基板100,200をユニット単位で交換できるため、スロットマシン1の機種変更を更に簡略化できる。
また、本実施形態では、ファンによって形成される空気の流れが、リール3L,3C,3Rの回転軸方向となっている。このように、リール3L,3C,3Rの回転軸方向に空気流が形成されると、一連の空気流が複数の各リール3L,3C,3Rを貫いて同軸的に流れるため、流束が増し、強制対流による冷却効果が大きくなる。なお、本実施形態では、図4の矢印方向で気流の流れを形成するようにファンが形成されているが、気流の流れは、この矢印方向と逆方向に形成されても良い。また、本実施形態において、サブ制御基板200は、気流の排気側(下流側)に設置されているが、気流の吸気側(上流側)に設置されても良い。なお、この点は、メイン制御基板100をフレーム310に設ける場合も同様である。また、メイン制御基板100およびサブ制御基板200を共に気流の吸気側(上流側)または気流の排気側(下流側)に設けても良い。また、メイン制御基板100を気流の吸気側(上流側)に設置し、サブ制御基板200を気流の排気側(下流側)に設定しても良く、あるいは、その逆でも良い。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態では、全てのリール3L,3C,3Rがファン形状を成しているが、全てのリール3L,3C,3Rをファン形状に形成しなくても良い。また、本発明は、前述した実施形態で説明したようなスロットマシンの他、パチンコ遊技機などの他の遊技機にも適用することができる。
本発明は、回転するリールを伴うスロットマシン、パチンコ機といったあらゆる遊技機に適用できる。
本発明の一実施形態に係るスロットマシンの斜視図である。 図1のスロットマシンの遊技動作を制御するメイン制御基板の構成を示すブロック図である。 図1のスロットマシンの遊技動作を制御するサブ制御基板の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るリールユニットの斜視図である。 箱体内部の概略構成図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 前面扉
3 箱体
3L,3C,3R 回転リール
59L,59C,59R ステッピングモータ(駆動手段)
100 メイン制御基板(主基板)
200 サブ制御基板(副基板)
300 リールユニット
310 フレーム(支持体)

Claims (1)

  1. 遊技を実行するための各種装置が収容される箱体と、この箱体内に設置され且つその回転によって複数種類の識別情報を変動表示する複数のリールと、前記箱体に開閉自在に装着され且つ前記リールの識別情報を視認できる領域を有する前面扉と、前記箱体内に設置され且つ遊技処理動作全体を制御する主基板と、前記主基板からの制御信号に基づいて画像表示および音声出力を含む遊技の演出を制御する副基板と、前記リールを回転駆動させる駆動手段と、前記各リールと前記駆動手段とを一体的に支持する支持体とを備えたスロットマシンにおいて、
    前記リールの少なくとも1つは、前記駆動手段による回転に伴って気流を形成するファンとして形成され、
    前記主基板と前記副基板の少なくとも一方は、前記ファンによって形成される気流を受けるように前記支持体に取り付けられ、前記駆動手段および前記各リールと共に1つのユニットを形成することを特徴とするスロットマシン。
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