JP2005065426A - 電力託送における発電電力制御装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の発電所の発電電力を、電力系統を介して複数の需要家に供給する電力託送における発電電力制御装置において、少なくとも、サンプリング設定部48、制御目標値設定部49、誤差補正部42、受電電力量予測部43、送電損失電力量加算部44名及び電力量配分部45を備え、電力量配分部45の出力を各発電所発電機の担当分電力量を次回サンプリング区間幅で出力しうる電力値に変換し、次回のサンプリング区間における各発電所発電機の発電電力指令とする。
【選択図】 図2
Description
前記電力託送における同時同量を規定する時間区間内を所定のサンプリング区間で区切るサンプリング設定手段と、
前記時間区間における、前記需要家設置の電力量計により計量された前記需要家が受電した受電電力量と、前記発電所設置の電力量計により計量された前記発電所が電力系統に逆送した送電電力量から所定の送電損失電力量を除いた電力量との間の所定の関係である制御目標値を設定する制御目標値設定手段と、
前記サンプリング設定手段にて設定された前記サンプリング区間毎に計量される受電電力量と送電電力量と所定の送電損失電力量に基づき、サンプリング区間毎に前記時間区間の開始時間を起点とした今回サンプリングまでの受電電力量から今回サンプリングまでの所定の送電損失電力量を除いた送電電力量を減算し、さらに前記制御目標値設定手段からの制御目標値を加算した値を誤差量として次回のサンプリング区間にて補正を行う誤差補正手段と、
今回サンプリング区間における受電電力量と前回サンプリング区間における受電電力量の差を変動予測値として次回のサンプリング区間における受電電力量の予測を行う受電電力量予測手段と、
前記誤差補正手段による誤差補正値と前記受電電力量予測手段による受電電力量予測値の加算結果に送電損失電力量相当分を加算する送電損失電力量加算手段と、
前記送電損失電力量加算手段の出力を必要送電電力量とし、これを稼働中の発電所発電機に対して経済負荷配分を行う電力量配分手段と、
前記電力量配分手段の出力を各発電所発電機の担当分電力量を次回サンプリング区間幅で出力しうる電力値に変換し、次回のサンプリング区間における各発電所発電機の発電電力指令とする手段とを具備することを特徴とする。
前記電力託送における同時同量を規定する時間区間内を、所定のサンプリング区間で区切るサンプリング設定手順と、
前記時間区間における、前記需要家設置の電力量計により計量された前記需要家が受電した受電電力量と、前記発電所設置の電力量計により計量された前記発電所が電力系統に逆送した送電電力量とから所定の送電損失電力量を除いた電力量との間の所定の関係である制御目標値を設定する制御目標値設定手順と、
前記サンプリング設定手順にて設定された前記サンプリング区間毎に計量される受電電力量と送電電力量と所定の送電損失電力量とに基づき、サンプリング区間毎に前記時間区間の開始時間を起点とした今回サンプリングまでの受電電力量から今回サンプリングまでの所定の送電損失電力量を除いた送電電力量を減算し、さらに前記制御目標値設定手順からの制御目標値を加算した値を誤差量として次回のサンプリング区間にて補正を行う誤差補正手順と、
今回サンプリング区間における受電電力量と前回サンプリング区間における受電電力量との差を変動予測値として次回のサンプリング区間における受電電力量の予測を行う受電電力量予測手順と、
前記誤差補正手順による誤差補正値と前記受電電力量予測手順による受電電力量予測値との加算結果に送電損失電力量相当分を加算する送電損失電力量加算手順と、
前記送電損失電力量加算手順の出力を必要送電電力量とし、これを稼働中の発電所発電機に対して経済負荷配分を行う電力量配分手順と、
前記電力量配分手順の出力を、各発電所発電機の担当分電力量を次回サンプリング区間幅で出力しうる電力値に変換し、次回のサンプリング区間における各発電所発電機の発電電力指令とする電力指令手順と
を実行させるための電力託送における発電電力制御プログラム、である。
請求項1と請求項2に対応する本発明の第1実施形態を説明する。
α=(Pb×tb+Pn×tn)
−(Prb×tb+Prn×tn)×(1−Loss/100)
となる。
請求項3に対応する本発明の第2実施形態では、制御のタイミングは図3にあるように正30分の0分を基点にした一定周期(図3では5分周期)に限定せず、例えば図4では2分を基点(オフセット2分)として一定周期と設定できるようにしたものである。発電設備の応答性や頻繁に制御をかけるストレスの低減などから1分程度の短い周期に設定出来ない場合、基本的に周期は長めに設定して発電設備へ電力指令を与える回数を増やさないで、正30分の最後の区間(図4の場合では3分)を短くすることで制御の成り行き任せとなる時間が短くなるので誤差が大きくなる可能性を低減できる。
請求項4に対応する本発明の第3実施形態は、図5にあるように、図1の構成に新規に不感帯補正部50を設けて、発電設備の電力制御における制御不感帯のために実際の発電出力が変化しないことを考え、不感帯相当量を加算又は減算することで発電出力の変化を促すように構成している。
上記実施形態においては、発明を特定する事項が管理センター400内に設置される電力託送用電力制御装置41のロジックとして説明したが、このロジックはハードウェア構成、ソフトウェア構成のずれであっても良い。また、電力託送用電力制御装置41に代えて、発電コントローラ4又は発電コントローラ4より上位のブロックに、電力託送用電力制御装置41のロジックを組込むことも可能である。この場合、電力託送用電力制御装置41、発電コントローラ4又は上位ブロックがコンピュータにより構成され、該コンピュータにより実行されるプログラムの各手順により上記ロジックを定義するものである。
Claims (5)
- 複数の発電所の発電電力を、電力系統を介して複数の需要家に供給する電力託送における発電電力制御装置において、
前記電力託送における同時同量を規定する時間区間内を、所定のサンプリング区間で区切るサンプリング設定手段と、
前記時間区間における、前記需要家設置の電力量計により計量された前記需要家が受電した受電電力量と、前記発電所設置の電力量計により計量された前記発電所が電力系統に逆送した送電電力量とから所定の送電損失電力量を除いた電力量との間の所定の関係である制御目標値を設定する制御目標値設定手段と、
前記サンプリング設定手段にて設定された前記サンプリング区間毎に計量される受電電力量と送電電力量と所定の送電損失電力量とに基づき、サンプリング区間毎に前記時間区間の開始時間を起点とした今回サンプリングまでの受電電力量から今回サンプリングまでの所定の送電損失電力量を除いた送電電力量を減算し、さらに前記制御目標値設定手段からの制御目標値を加算した値を誤差量として次回のサンプリング区間にて補正を行う誤差補正手段と、
今回サンプリング区間における受電電力量と前回サンプリング区間における受電電力量との差を変動予測値として次回のサンプリング区間における受電電力量の予測を行う受電電力量予測手段と、
前記誤差補正手段による誤差補正値と前記受電電力量予測手段による受電電力量予測値との加算結果に送電損失電力量相当分を加算する送電損失電力量加算手段と、
前記送電損失電力量加算手段の出力を必要送電電力量とし、これを稼働中の発電所発電機に対して経済負荷配分を行う電力量配分手段と、
前記電力量配分手段の出力を、各発電所発電機の担当分電力量を次回サンプリング区間幅で出力しうる電力値に変換し、次回のサンプリング区間における各発電所発電機の発電電力指令とする電力指令手段と
を具備することを特徴とする電力託送における発電電力制御装置。 - 前記請求項1記載の電力託送における発電電力制御装置において、前記制御目標値設定手段は、制御目標値の設定を、電力系統を利用する際の電力会社との契約電力値に基づく前記同時同量を規定する時間の電力量を100%とする%値との位置づけにして、オペレータが入力した前記%値を前記電力会社との契約電力値に基づき前記同時同量を規定する時間の制御目標値の電力量に変換して出力することを特徴とする電力託送における発電電力制御装置。
- 前記請求項1記載の電力託送における発電電力制御装置において、前記サンプリング設定手段による所定のサンプリングは、正30分区間の0分を基点とした一定周期とオフセットにより設定することを特徴とする電力託送における発電電力制御装置。
- 前記請求項1乃至3のいずれか一項記載の電力託送における発電電力制御装置において、各発電所発電機の制御不感帯を考慮した補正を行うために不感帯補正手段を更に設け、前記電力量配分手段により各発電所発電機へ配分する電力量から決まる次回のサンプリング区間における各発電所発電機の発電電力指令に制御不感帯相当の量でもって補正出来ることを特徴とする電力託送における発電電力制御装置。
- 複数の発電所の発電電力を、電力系統を介して複数の需要家に供給する電力託送における発電電力制御のためのコンピュータに、
前記電力託送における同時同量を規定する時間区間内を、所定のサンプリング区間で区切るサンプリング設定手順と、
前記時間区間における、前記需要家設置の電力量計により計量された前記需要家が受電した受電電力量と、前記発電所設置の電力量計により計量された前記発電所が電力系統に逆送した送電電力量とから所定の送電損失電力量を除いた電力量との間の所定の関係である制御目標値を設定する制御目標値設定手順と、
前記サンプリング設定手順にて設定された前記サンプリング区間毎に計量される受電電力量と送電電力量と所定の送電損失電力量とに基づき、サンプリング区間毎に前記時間区間の開始時間を起点とした今回サンプリングまでの受電電力量から今回サンプリングまでの所定の送電損失電力量を除いた送電電力量を減算し、さらに前記制御目標値設定手順からの制御目標値を加算した値を誤差量として次回のサンプリング区間にて補正を行う誤差補正手順と、
今回サンプリング区間における受電電力量と前回サンプリング区間における受電電力量との差を変動予測値として次回のサンプリング区間における受電電力量の予測を行う受電電力量予測手順と、
前記誤差補正手順による誤差補正値と前記受電電力量予測手順による受電電力量予測値との加算結果に送電損失電力量相当分を加算する送電損失電力量加算手順と、
前記送電損失電力量加算手順の出力を必要送電電力量とし、これを稼働中の発電所発電機に対して経済負荷配分を行う電力量配分手順と、
前記電力量配分手順の出力を、各発電所発電機の担当分電力量を次回サンプリング区間幅で出力しうる電力値に変換し、次回のサンプリング区間における各発電所発電機の発電電力指令とする電力指令手順と
を実行させるための電力託送における発電電力制御プログラム。
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JP2003293456A JP4031412B2 (ja) | 2003-08-14 | 2003-08-14 | 電力託送における発電電力制御装置及びプログラム |
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JP2009296853A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Ihi Corp | ガスタービン発電プラントの発電量制御方法および装置 |
JP2011188598A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Hitachi Ltd | 統括電力量制御装置 |
JP2015023668A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | 株式会社Nttファシリティーズ | 節電支援システム、及び節電支援装置 |
WO2020039632A1 (ja) | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 株式会社日立製作所 | 送電損失計算装置及び送電損失計算方法 |
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