JP2005063324A - 表示体駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クロック信号にジッタを与えることなくスペクトルを効率的に拡散させ不要放射のピークを減らす方法を提供し特に表示体システム構築において不要放射対策を容易にする。また、簡単な回路により同等以上の効果が得られる方式を提供する。
【解決手段】本表示体駆動装置は表示情報を画素配列および走査方法に従ってサンプリングするサンプル手段を備え、サンプリングタイミングを決定するクロック信号を発生するクロック発生回路と、拡散信号を発生する手段と、前記クロック信号と前記拡散信号の排他的論理和を取る論理回路を具備し、前記クロック信号は前記論理回路の出力信号により配給されることを特徴とする。拡散には、M系列を用いて安いコストで能率よくスペクトルを拡散する。
【選択図】 図1

Description

本発明は表示体駆動装置から放射される不要放射電磁界を削減する技術に関する。デジタル機器の表示体としてCRTや液晶表示体が普及している。これら表示体の駆動回路のほとんどはシステム全体に配給されるクロック信号を基準にして作動するように設計されている。このクロック信号は周波数が高い上にシステム上で広い面積を占有する表示素子周辺に渡って張り巡らされるために電磁界の不要放射の一因となっている。機器から発生する不要な放射電磁界は他のシステムへの重篤な妨害の一因であり公的規格によって規制の対象であり規格を満足しないと製品を出荷することもできない。より高スピードのデジタル機器普及とともにクロック信号が原因の不要放射も多くなりその対策が困難となっている。
従来の不要電磁波を減らす技術として一般にシールドの強化があるが、表示体はその機能上、表示部表面をシールドで覆うわけには行かない。またシールド自体も金属やメッキを使用するため筐体が重くなったりコストがかかったりする。また、メッキなどの方法は資源再利用などの面からも不適当な技術である。その他の方法としてクロック信号に変調をかけ不要放射のピークを減らす方法がある。(例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7参照)
従来のこれらの方法はクロック信号にFM変調をかけ不要放射のスペクトルピークを側帯波に拡散する方法である。変調波の周波数と振幅によって側帯波構造を変更できる。
特開昭61-024321号公報 特開平9‐98152号公報 特開2000‐125149号公報 特開平07-245862号公報 特開平10‐031470号公報 特開2000‐216667号公報 特開2000‐252817号公報
しかしながら従来のこれらの方法はFM変調であるために側波の広がりが一様かつ十分でなく能率が悪い。また側帯波がより多く含まれるようにするためにクロック信号にかなり深い変調をかける必要があり、これはすなわちクロック信号にジッタを付加することに他ならない。クロック信号にジッタがあるとシステムの性能や安定性が劣化するなどの問題点があった。また従来のこれらの方法では拡散する不要放射のスペクトルのコントロールができないために拡散した不要放射がシステムの受信系に回り込みかえって妨害が増える場合があるという問題点もあった。さらに従来のこれらの方法ではクロックの発生に電圧制御発振器を用いているためその構成が複雑であり実施する際にIC化が容易でないなどコストがかかるという問題点もあった。またこれらの従来の技術は特許文献5をのぞき一般のデジタル機器に実施されるもので表示体の駆動装置への利用を考えたものではない。表示体では開口面が多く不要放射のスペクトル拡散を余程効率的に行わないと十分な対策になり得ない。
そこで本発明はクロック信号にジッタを与えることなくスペクトルを効率的に拡散させ不要放射のピークを減らす方法を提供し特に表示体システム構築において不要放射対策を容易にする事を目的とする。
また本発明の他の目的は簡単な回路により同等以上の効果が得られる方式を提供することを目的とする。
本発明の表示体駆動装置は表示情報を表示体の画素配列および走査方法に従ってサンプリングするサンプル手段を備え、前記サンプル手段により得た画素情報を表示体画素に配給する表示体駆動装置において、前記サンプリング手段のサンプリングタイミングを決定するクロック信号を発生するクロック発生回路と、広い周波数成分を含む拡散信号を発生する手段と、前記クロック発生回路から発生されたクロック信号と前記拡散信号の排他的論理和を取る論理回路を具備し、前記クロック信号は前記論理回路の出力信号により配給されることを特徴とする。
上記構成によれば電圧制御発振器のような複雑な回路要素を用いることなく排他的論理和による論理回路によってクロック信号に含まれるスペクトルピークの拡散が可能なため実現が容易である。また拡散信号はそのスペクトル構造を独立に選択できるため、その選択の仕方によって効率良く,ジッタが少なく、また自システムへの妨害も少ない不要放射のスペクトル拡散が可能でありシステムの不要放射対策を容易にする。
本発明の表示体駆動装置はまた、クロック信号を発生するクロック発生回路と、前記クロック信号からM系列による拡散信号を発生する拡散信号発生回路と、前記クロック信号と前記拡散信号との排他的論理和を計算する論理回路を備え、前記クロック信号は前記論理回路の出力信号で配給される事を特徴とする。
本発明ではM系列による拡散信号を用いてクロック信号のスペクトルを拡散する。M系列の拡散信号によればその発生が電圧制御発振器(VCO)のようなアナログ回路を含む回路素子を要せず論理回路のみで実現できる上、拡散されるスペクトルの側波構造が平坦でかつ一様に拡散できるため効率の良い拡散を行うことが可能である。
本発明の表示体駆動装置はまたクロック信号を発生するクロック発生回路と、前記クロック信号からM系列による拡散信号を発生する拡散信号発生回路と、前記クロック信号と拡散信号との排他的論理和を計算する論理回路を具備し、前記クロック信号は前記論理回路の出力信号と前記拡散信号の2つの信号によって配給され、前記クロック信号の受信端部では受信した前記論理回路出力と前記拡散信号の排他的論理和をとって前記クロック信号を再生することを特徴とする。
本発明の上記構成によれば鋭いスペクトルピークをもつクロック信号でなく論理回路により拡散されたスペクトルを持つ信号でクロックを配給し、クロックの受信側ではもとの拡散信号と再度排他的論理和を取ることによりクロックを再生できる。そのため高い周波数成分を持つクロックを直接引きまわす必要が無くクロック信号に含まれる周波数成分の不要放射を減らすことができる。
本発明の表示体駆動装置はまたクロック信号の受信部には前記論理回路の出力信号に同期することにより拡散信号を取り出す同期回路を具備し、前記同期回路から出力される前記拡散信号と前記論理回路出力信号の排他的論理和をとって前記クロック信号を再生することを特徴とする。
本発明の上記構成によればクロック信号を使用するブロックすなわちクロック信号の受信部でクロック信号に同期して拡散信号を取り出す回路を具備するため拡散信号をクロック信号と併行して配給する必要がない。これにより配線スペースを節約でき実装上の効率が良い。
本発明の表示体駆動装置はまた表示情報を表示体の画素配列および走査方法に従ってサンプリングするサンプル手段を備え、前記サンプル手段により得た画素情報を表示体画素に配給する表示体駆動装置において、広い周波数成分を含む拡散信号を発生する手段と、前記サンプリング手段のサンプリングタイミングを決定するクロック信号を発生するクロック発生回路と、前記拡散信号と前記クロック信号との排他的論理和を取る第1の論理回路と、前記拡散信号と前記サンプリング手段から出力される画素信号との排他的論理和を取る第2の論理回路を具備し、前記クロック信号は前記第1の論理回路により変調された信号により配給され、前記画素情報は前記第2の論理回路により変調された信号により配給されることを特徴とする。
本発明の上記構成はクロック信号のほかにさらに画像情報を伝送する信号にも拡散信号により拡散したものである。この構成によれば、クロック信号と並んで高い周波数成分を含み不要放射の要因となる画像信号から放射される不要放射も減らすことができる。
本発明の表示体駆動装置はまた表示情報を表示体の画素配列および走査方法に従ってサンプリングし画素信号を出力するサンプル回路と、クロック信号を発生するクロック発生回路と、前記クロック信号からM系列による拡散信号を発生する拡散信号発生回路と、前記クロック信号と前記拡散信号との排他的論理和を計算する第1の論理回路、前記画素信号と前記拡散信号との排他的論理和を計算する第2の論理回路を具備し、前記クロック信号および前記画素信号はそれぞれ前記第1、第2の論理回路出力で配給される事を特徴とする。
本発明のこの構成によればクロック信号および画像信号の両方をスペクトルの広がりが平坦なM系列により拡散するため能率よく不要放射のスペクトルを拡散できる。
本発明の表示体駆動装置はまた画素信号のサンプリングは等周期でおこなわれ、少なくとも等周期のクロック信号を発生するクロック発生回路、前記クロック信号からM系列による拡散信号を発生する拡散信号発生回路、前記クロック信号と前記拡散信号との排他的論理和を計算する第1の論理回路、前記サンプリング手段から出力される画素信号と前記拡散信号との排他的論理和を計算する第2の論理回路を具備し、クロック信号は前記第1の論理回路出力信号と前記拡散信号の2つの信号によって配給され、信号の受信端では受信した前記第1の論理回路の出力と前記拡散信号の排他的論理和をとってクロック信号を再生し、また前記第2の論理回路出力と前記拡散信号の排他的論理和をとって画素情報を再生することを特徴とする。
本発明のこの構成によれば送信側でスペクトル拡散のため変更を加えられたクロック信号、画像信号がもとに復元できる。復元は拡散信号と再度排他的論理和をとるだけで良く構造が簡単である。
本発明の表示体駆動装置はまたクロック信号の受信部には前記第1の論理回路出力信号に同期し拡散信号を取り出す同期回路を具備し、前記同期回路から出力される拡散信号とそれぞれ前記第1、第2の論理回路出力信号との排他的論理和をとってクロック信号および画素信号を再生することを特徴とする。
本発明のこの構造によれば拡散信号は信号の受信側で再生できるため拡散信号を送信側から配給する必要がなく、機器への実装においてコネクタのピン数や配線領域を圧縮でき効率が良い。
本発明の表示体駆動装置はまた拡散信号は前記排他的論理和回路出力が該表示体駆動装置への影響を極小にするようスペクトル調整された信号であることを特徴とする。
本発明のこの構成によれば拡散信号として拡散された信号のスペクトルをある程度自由に変更できるので、例えば表示体のクロック信号の高調波が自システムの受信機へ回り込んで妨害となるような場合でも不要放射のスペクトルを帯域外に追い出すことが可能でありシステム設計を容易にできる。
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る表示体駆動装置の実施例の要部をノートブックコンピュータなどで液晶表示体を用いた場合を例示する図である。表示素子として液晶表示体を使用した例であるが同様の概念は他の表示体すなわちCRTやプラズマディスプレイなどのマトリックス表示装置にも適用可能である。まず、システムの大まかな動作の概要を説明する。ノートブックコンピュータでは表示装置として液晶表示体111が使用される。その表示体に表示される内容はCPU101により生成されビデオメモリ105に記憶される。LCDコントローラ110はビデオメモリ105の内容を表示体への走査順序にしたがって読み出しビデオ信号出力116へ出力する。LCDコントローラ110は同様に表示体駆動の同期を取る同期信号117も出力する。本発明の構成の要部は基準となる周期的なパルスを発生する発振器102と広いスペクトルを有するパルス列を発生するM系列発生器103と該M系列発生器103により発生されたM系列パルスと発振器103で発生されたパルス列を乗算する排他的論理和回路104を具備する。
図2は各部の出力波形を説明する図であり図2(a)は発振器102の出力信号波形、同図(b)はM系列発生器103にて発生されたM系列信号、同図(c)は排他的論理和回路104の出力を示す。また、同図(d)、(e)、(f)はそれぞれ同図(a)、(b)、(c)のフーリエ変換であり電力スペクトルを示す。なお図3は図2の細部が良く見えるように図2の左側の部分を拡大した図であり、図3(a)は発振器102の出力信号波形、同図(b)はM系列発生器103にて発生されたM系列信号、同図(c)は排他的論理和回路104の出力を示す。また、同図(d)、(e)、(f)はそれぞれ同図(a)、(b)、(c)のフーリエ変換であり電力スペクトルを示す。同図(g)はビデオ出力信号116を示す。
発振器102は等間隔のパルスを発生しその信号はクロック周波数をfcとすると図2(e)または図3(d)のようにfcの整数倍に強いスペクトルを示す。なお、発振器102で発生するクロック信号のデュ-ティ比が50%であれば偶数倍の高調波成分は消失し奇数n次の高調波の強さは基本波の1/nである。M系列発生器103は発振器102の信号からM系列を発生する。シフトレジスタ106の出力タップのいくつかの論理和を排他的論理和回路109で発生し初段に帰還するとタップの取り方によりシフトレジスタ106が取りうる全ての状態を巡回する場合がある。このような場合、シフトレジスタの段数をmとするとこの出力シーケンスの長さは2-1でありM系列または最長系列とよばれる。M系列の自己相関関数はτ=0で2-1、τ≠0のとき‐1をとることが知られている。これは自己相関関数がデルタ関数となるランダムノイズと構造が似ており擬似雑音系列(PNシーケンス)とも呼ばれる所以である。ウィナーヒンチンの公式から自己相関関数のフーリエ変換がスペクトルを示すので、このような信号のスペクトルは非常に広いスペクトルを持つことが分かる。図3(e)に示すようにスペクトルのエンベロープの最初の零点はfc、すなわちシフトレジスタ106に入力されたクロック周波数となり。スペクトルのエネルギーはDCからfcまでほぼ一様に線スペクトルが細かい間隔で分布する。図2、3のスペクトルはm=7のときを例示したものである。各線スペクトルの周波数間隔fsは
[数1]
fs=fc/2-1=fc/(M系列の長さ)
である。
排他的論理和回路104はM系列発生器103の信号と発振器102の信号の排他的論理和を取る。排他的論理和は論理1のとき‐1(Volt)、論理0のとき1(Volt)の電圧値を取るものとすると電圧の乗算器と考えることが出きる。よって、排他的論理和回路104の出力はM系列と発振器102出力の積であり、そのスペクトルは両信号スペクトルの畳みこみで計算される。図2または図3の(c)に排他的論理和回路104の出力波形、(f)にそのパワースペクトルを示す。クロック信号として発振器102の信号をそのまま使った場合のスペクトル(同図(d))と比較するとそのピークが劇的に小さくなっているのが分かる。従ってこの信号をクロックとして配信すれば不要放射のピークを押さえることが出きる。なお、図1の108は遅延回路で発振器102信号位相を90度シフトしている。このようにすることにより発振器102出力とM系列信号が同じに変化することが無くクロックとして配信される信号107のパルス幅が確保される。
114、115はそれぞれ液晶表示体111の列、行を駆動するドライバで各列、行の電極に接続されている。シフトレジスタ112は行の先頭の表示情報が送られてくるタイミングに合わせ同期信号117を読みこみ以後排他的論理和回路104で配給されるクロック信号のたち上がりエッジで右にシフトしていく。サンプルアンドホールド回路113はシフトレジスタ112の出力に従ってビデオ信号をサンプルし列電極を駆動するデータを保持していく。シフトレジスタ112が読みこんだ同期信号を右端までシフトし1行分の表示データをサンプルし終わると次の同期信号がLCDコントローラ110からやってくる。この同期信号にしたがって、サンプルアンドホールド回路に保持された1行分の表示データは列ドライバ114に転送される、と同時に行ドライバ115も1行シフトされ対応する行を駆動する。すなわちこの実施例では図3(c)、(g)に示すようにビデオ信号117を等間隔でないクロックすなわち排他的論理和回路104により変調されたクロックのたち上がりエッジによってサンプリングする。LCDコントローラ110は等間隔でないクロックのたち上がりエッジによりビデオメモリ105を読み出しビデオデータ117を送出するのでクロックが等間隔でなくても特に不都合はなくクロック周期の偏移をクロック周期の±1/2なのでシステム設計は容易である。このようにして特に高い周波数を必要とする列ドライバ114に接続されたシフトレジスタ112のシフトクロックが排他的論理和回路104によりそのスペクトルが拡散されているのでピークを持つ不要放射を生じることがない。実施に際しても簡単な論理回路のみで構成できるのできわめて容易に実現で機構化が高い。以上、113にサンプルアンドホールド回路を用いる場合を例に説明したが、これはLCDコントロール内にDA変換器を内蔵しビデオ信号がアナログで送られてくる場合である。別の方法としてLCDコントロール内にはDA変換器をもたずビデオ信号がデジタルで送られてくる場合もある。このような場合は113でサンプルアンドホールド回路の替わりにラッチ回路を用いて列ドライバ114内にてパルス幅変調などによってDA変換する。この場合でも同様の技術が使用できることを付け加えておく。
図4は本発明に係る他の実施例の要部を説明する図である。実施例2は液晶TVの場合を例示している。表示体として液晶に限らずプラズマディスプレイなどのマトリックス表示体を使用する場合も同様な概念によって実施可能である。図4で図1と同じ番号がついている要素は図1と同じであるため説明を省略する。実施例1ではクロック信号が等周期でない場合を例に説明した。図4に示すようにTVチューナ401から出力されるビデオ信号116は実施例1のようにビデオメモリに蓄えられず直接表示体111の駆動回路に送られる。そのため、サンプルアンドホールド回路113などでサンプルする画像信号の基準となるクロックが等間隔でないと具合が悪い。実施例2の要部は周期的なパルスを発生する発振器102と広いスペクトルを有するパルス列を発生するM系列発生器103と該M系列発生器103により発生されたM系列パルスと発振器102で発生されたパルス列を乗算する排他的論理和回路104と排他的論理和回路406を備え排他的論理和回路104の信号107とM系列信号408の排他的論理和を取りクロックを再生する。LCDコントローラ410は実施例2ではビデオメモリを持たないため図1の場合と動作が異なる。LCDコントローラ410はTV信号の同期回路405から発生される同期信号404と再生されたクロック信号すなわち排他的論理和回路406の出力に従って表示体に必要なタイミングを発生する。図5は各部の出力波形を説明する図であり図5(a)は発振器102の出力信号波形、同図(b)はM系列発生器103にて発生されたM系列信号、同図(c)は排他的論理和回路104の出力を示す。また、同図(d)、(e)、(f)はそれぞれ同図(a)、(b)、(c)のフーリエ変換であり電力スペクトルを示す。なお図5は実施例1の図3に相当し細部が良く見えるように先頭の部分を拡大した図である。図2に相当する波形図は省略する。
このような構成によってクロック受信部内では図5(b)、(c)の信号の排他的論理和を排他的論理和回路406によって計算し同図(a)の信号、すなわちクロック信号410を再生する。これによってクロックの配信はスペクトルピークの小さい信号、すなわち拡散信号408と拡散されたクロック信号107、で配信しそれを使う受信端で等間隔のクロックを再生することができる。このようにして高いスペクトルピークを持つ信号の引きまわしを最小にし不要放射を減らすことが出きる。クロック発振器102の信号や再生した後のクロック信号すなわち排他的論理和回路406の出力の配線は極力短く実装の占有面積も小さくする必要がある。例えば排他的論理和回路406はLCDコントローラ410や列ドライバチップ(通常はシフトレジスタ112、サンプルアンドホールド回路113、液晶ドライバ114を含み数十の列電極を駆動するようにまとめられている)の各チップごとに内蔵させても良い。このような構成を取ると高い効果が得られる。
なお、実施例2では実施例1のクロック発生部101内の遅延回路108に相当する回路を省略している。このようにしてもスペクトルのピークを低減するという効果は同じである。また図3(c)の波形は同図(a)、(b)の波形のトランジェントが同時に起こるためにスキューによる細いパルスも図示されているが、これらは従来の通常の方法によって除去できるのでその除去についてここでは特に言及しない。図3(f)と図5(f)に示されるクロックとして配信される信号のスペクトルを比較してみると実施例1のほうがスペクトルがfcを中心に高い方へ若干偏っているのが観測される。これは実施例1では(c)の波形にそのパルス幅がせまいものが存在するためである。
実施例2では本体から表示部へ渡す信号として拡散信号408と拡散されたクロック信号107と同期信号404とビデオ信号116を使う場合を例示しているが、同期信号404の変わりにLCDコントローラ410の出力信号117で配信しても良い。その場合、LCDコントローラ410は本体側に置かれることになりその基準となるクロックはクロック発振器102からの出力を使ってもよい。
パーソナルコンピュータとプロジェクタを接続する場合、通常パーソナルコンピュータからはビデオ信号が出力されておりプロジェクタではそれを等間隔サンプリングし表示する。従ってこの場合も実施例2同様の技術が使用できる。
本発明に係るさらに別の実施例の要部を図6に示す。実施例2と同様に図1と同じ番号が付されているブロックは図1の場合と同じ物であり動作も同じなので説明は省略する。その要部は周期的なパルスを発生する発振器102と広いスペクトルを有するパルス列を発生するM系列発生器103と該M系列発生器103により発生されたM系列パルスと発振器102で発生されたパルス列を乗算する排他的論理和回路104、さらに排他的論理和回路614はM系列発生器611によって発生される信号と排他的論理和回路104の信号107の排他的論理和を取りクロックを再生する。M系列発生器611はシフトレジスタ613と排他的論理和回路612によって構成される。610は同期回路でクロックとして配信される変調された信号107からタイミングを抽出してM系列発生器611の同期を取る。実施例2ではクロック配信のために107、408の2本の信号を配信する必要がある。実施例3ではクロック受信部内にM系列発生器611、排他的論理和回路614を含みクロックの受信部内でM系列を発生させクロック信号615を再生する。この構成によりシステム内に実施例2に示したようなM系列信号408を配信する必要がなくなり配線スペースを省略できシステム設計を容易に出きる。
実施例1、2、3ではM系列信号によってクロックに含まれるスペクトルのピークを分散させ不要放射のピークを少なくする技術であった。見方を変えると不要放射トータルの電力は減っているわけではなく電力密度を減らしているだけであり、本来クロック信号には存在しなかった周波数成分の妨害波が小さなピークパワーではあるが拡散される。これにより、受信系に拡散されたわずかな放射エネルギーが回り込み妨害になることがある。例えば、図2において、2.5fcがシステムの受信機の周波数であったとすると本発明による拡散前はまったくクロックによる妨害成分がなかったのに若干の妨害成分が現れていることが同図(d)、(f)より分かる。実施例4にこの対策として、図2において周波数2.5fcの妨害成分を消失させる方法を例示する。周波数スペクトルは畳みこみの原理により図2の(e)が同図(d)の各線スペクトルを中心に折り返し加算されるため、2.5fcのところに零点を持ってくるには同図(e)の拡散信号として0.5fcのところに零点を持つものを用意すれば良い。これは以下のようにして実現することができる。図7にその構成の要部を、図8に波形図を示し説明する。その構成は実施例1、2、3のM系列発生器103を図7のように変更したものである。周期的なパルスを発生する発振器102と広いスペクトルを有するパルス列を発生するM系列発生器703と該M系列発生器703により発生されたM系列パルスと発振器102で発生されたパルス列を乗算する排他的論理和回路104にて構成されるがM系列発生器103はと発振器102との間に1/2分周回路710が挿入されている。そのためM系列発生器703は実施例1、2、3の場合に比べ1/2の速さで動作しその周期は2倍となるため図8(e)に示すように0.5fcに零点を持つようになる。従って、排他的論理和回路704の出力は図8(f)のようになり2.5fcのところに零点を持ってくることが出きる。なお図8(a)は発振器102出力波形、同図(b)はM系列発生器703出力波形、同図(c)はクロックとして配信される信号707すなわち排他的論理和回路104出力波形であり、同図(d)、(e)、(f)はそれぞれ同図(a)、(b)、(c)のパワースペクトルを示す。分周回路710は1/2分周として例を示したが任意整数n分の1分周した場合は零点はDCからfcの間にn個できる。これによって簡単な構成により不要放射成分のゼロ点を任意の場所に持ってくることが可能となる。
実施例4においてDC近傍のエネルギー成分の少ない拡散信号を用いるとクロック周波数(またはその高調波周波数)近傍の妨害も回避できる。このためには拡散に用いたM系列に細工しDC近傍のスペクトルを除去すれば良い。図9にその実施例を示す。拡散信号として用いる波形を図9の拡散信号発生器912のように、シフトレジスタ106、排他的論理和回路109によって構成されるM系列発生器703を発振器102の出力パルスを1/2分周器710により分周して駆動する。該M系列発生器703出力と1/2分周器710出力を排他的論理和回路910により乗算すればその信号のスペクトルは図10(g)に示すようにDC近傍でエネルギーが零となる。図10は実施例5の各部分の信号を図示し、(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ、発振器102出力、M系列発生器703出力、拡散信号発生器912出力、および排他的論理和回路904出力、すなわち拡散されたクロック信号907であり、(e)、(f)、(g)、(h)はそれぞれのパワースペクトルを示す。この拡散信号発生器912出力信号を排他的論理和回路904により発振器102出力に乗算すれば図10(h)に示すようにクロック周波数fcの高調波周波数nfcでスペクトルが零の信号を得ることができる。この信号をクロックとして配給しクロック受信側で使用すればよい。なお108、911は90度位相器(遅延回路)である。この回路働きにより各出力のパルス幅が以上に細くなったりすることを回避できる。これらの位相器のある,無しによってパワースペクトル分布は若干異なるが零点への影響はない。実施例2、3のように拡散信号もいっしょに配布したり、またはクロック受信側で拡散信号を再生すれば等間隔のクロック信号を再生でき、このように応用しても良い。液晶TVや携帯電話など特定の受信チャネルに内部クロックの高調波が回り込み妨害になる場合には実施例4、5は特に効果が大きい。装置内にスペクトル構造の異なる複数の拡散信号発生器を備え受信チャネル毎に最も妨害の少ない拡散信号を切り替えて使用することも可能である。本実施例によれば拡散信号の発生や切り替えは簡単な論理回路で構成できるためコストや実装面積が増大するというようなデメリットもなく容易に実施できる。
本発明によるさらに他の実施例を図11を用いて説明する。同図において図1または図4と同じ番号が振られているブロックはそれらの図のものと同じなので説明を省略する。ハイビジョンや高解像度の表示装置を有するパーソナルコンピュータのビデオ信号には高い周波数成分が含まれビデオ信号からも不要放射が生じることがある。その場合は図11に示すようにビデオ信号116も拡散する。乗算器1104によってビデオ信号116と拡散信号408との積信号1103を取り表示部へ配信する。表示部では乗算器1106によって積信号1103と拡散信号408との積を計算しもとのビデオ信号に復元する。乗算器1104または1106は拡散信号408が論理1のときは極性を反転させ論理0のときは入力された信号をそのまま出力する。すなわち論理1で‐1を乗算し、論理0で1を乗算するように作動する。LCDコントローラ110の出力がデジタルの場合はデジタル回路により計算が可能であり、またアナログのときは図12に示すような回路によって実現できる。すなわち入力端子1201に入力されたアナログ信号をゲイン−1の反転増幅器1202とゲイン+1の増幅器1202でそれぞれ増幅しておき入力端子1204に入力された論理によってスイッチ1205を切り替える。論理1のときは反転増幅器1202側へ、論理0のときは増幅器1203側へスイッチを倒す。拡散信号408とビデオ信号116は一般的にほとんど相関が無いので乗算器1104によって積信号を取ってもその結果が周期的になったり、スペクトルに鋭いピークが現れたりすることは無く、ビデオ信号に含まれていた鋭いピークの周波数成分は広く拡散される。そのためこの線を引きまわしても不要な電磁界が放射されることはなく放射のピークは抑圧される。
実施例6では乗算器1106にてビデオ信号を復元しているが乗算器1106を持たずそのままサンプルアンドホールド回路113へ渡し、列ドライバ114で処理をしても良い。特に液晶表示体においてその特性上、ビデオ信号がDCから数〜数十MHzという6桁以上の広帯域となるため表示体の電極の抵抗値や浮遊容量が十分に応答できない。そのため周囲が黒の表示で1点だけ白を表示する場合と周囲も白で当該画素も白を表示するときでは画素に伝達される電圧値が異なる。あるいはそのような場合液晶特有の高誘電特性により液晶の特性自体が変化してしまう。隣り合う画素の表示状況に影響を受け表示のムラとなって著しく表示品位を劣化させる。従来の技術ではこの問題を解決するためにビデオ信号を周期的に反転させて伝送し表示体の対抗電極もそれに合わせ反転させるなどして液晶の画素にかかる電界を反転させていた。この方法ではビデオ信号の反転周期が一定のため例えば周囲の照明(商用電源の周波数)などにより影響を受けたり、反転周期と同等の周期的な縞模様を表示するときには著しい表示劣化を招いた。本実施例によるM系列による拡散信号で反転させればその周波数スペクトルは一様に散らばり表示のばらつきやむらも効率良く抑制できる。
本発明では液晶表示体を用いる場合を主な例として説明したがこれに限定されるもので無く、CRTばかりでなくプラズマディスプレイなどのフラットディスプレイを用いた表示装置にも幅広く利用可能である。構造が似ている撮像素子の駆動回路やシリアル通信回路としても利用可能である。
本発明の実施例の要部を示すブロック図。 本発明の実施例の要部の信号を示すタイム図と周波数スペクトル図。 本発明の実施例の要部の信号を示すタイム図と周波数スペクトル図で図2の一部を詳述する図。 本発明の他の実施例の要部を示すブロック図。 本発明の他の実施例の要部の信号を示すタイム図と周波数スペクトル図。 本発明のさらに他の実施例の要部を示すブロック図。 本発明のさらに他の実施例の要部を示すブロック図。 本発明の他の実施例の要部の信号を示すタイム図と周波数スペクトル図。 本発明のさらに他の実施例の要部を示すブロック図。 本発明の他の実施例の要部の信号を示すタイム図と周波数スペクトル図 本発明のさらに他の実施例の要部を示すブロック図。 本発明の実施例6に使用されるアナログ乗算器を示すブロック図。
符号の説明
102・・・クロック発振器
103、703、903、611・・・M系列発生器
104、404、904・・・排他的論理和回路
107、607、707、907・・・配給される拡散されたクロック信号
408・・・配給する拡散信号
406、614・・・クロック信号を再生するための排他的論理和回路
610・・・同期回路
1104、1106・・・乗算回路

Claims (9)

  1. 表示情報を表示体の画素配列および走査方法に従ってサンプリングするサンプル手段を備え、前記サンプル手段により得た画素情報を表示体画素に配給する表示体駆動装置において、前記サンプリング手段のサンプリングタイミングを決定するクロック信号を発生するクロック発生回路と、広い周波数成分を含む拡散信号を発生する手段と、前記クロック発生回路から発生されたクロック信号と前記拡散信号の排他的論理和を取る論理回路を具備し、前記クロック信号は前記論理回路の出力信号により配給されることを特徴とする表示体駆動装置。
  2. クロック信号を発生するクロック発生回路と、前記クロック信号からM系列による拡散信号を発生する拡散信号発生回路と、前記クロック信号と前記拡散信号との排他的論理和を計算する論理回路を備え、前記クロック信号は前記論理回路の出力信号で配給される事を特徴とする請求項1記載の表示体駆動装置。
  3. クロック信号を発生するクロック発生回路と、前記クロック信号からM系列による拡散信号を発生する拡散信号発生回路と、前記クロック信号と拡散信号との排他的論理和を計算する論理回路を具備し、前記クロック信号は前記論理回路の出力信号と前記拡散信号の2つの信号によって配給され、前記クロック信号の受信端部では受信した前記論理回路出力と前記拡散信号の排他的論理和をとって前記クロック信号を再生することを特徴とする請求項1または2記載の表示体駆動装置。
  4. クロック信号の受信部には前記論理回路の出力信号に同期することにより拡散信号を取り出す同期回路を具備し、前記同期回路から出力される前記拡散信号と前記論理回路出力信号の排他的論理和をとって前記クロック信号を再生することを特徴とする請求項1または2記載の表示体駆動装置。
  5. 表示情報を表示体の画素配列および走査方法に従ってサンプリングするサンプル手段を備え、前記サンプル手段により得た画素情報を表示体画素に配給する表示体駆動装置において、広い周波数成分を含む拡散信号を発生する手段と、前記サンプリング手段のサンプリングタイミングを決定するクロック信号を発生するクロック発生回路と、前記拡散信号と前記クロック信号との排他的論理和を取る第1の論理回路と、前記拡散信号と前記サンプリング手段から出力される画素信号との排他的論理和を取る第2の論理回路を具備し、前記クロック信号は前記第1の論理回路により変調された信号により配給され、前記画素情報は前記第2の論理回路により変調された信号により配給されることを特徴とする表示体駆動装置。
  6. 表示情報を表示体の画素配列および走査方法に従ってサンプリングし画素信号を出力するサンプル回路と、クロック信号を発生するクロック発生回路と、前記クロック信号からM系列による拡散信号を発生する拡散信号発生回路と、前記クロック信号と前記拡散信号との排他的論理和を計算する第1の論理回路、前記画素信号と前記拡散信号との排他的論理和を計算する第2の論理回路を具備し、前記クロック信号および前記画素信号はそれぞれ前記第1、第2の論理回路出力で配給される事を特徴とする請求項5記載の表示体駆動装置。
  7. 画素信号のサンプリングは等周期でおこなわれ、少なくとも等周期のクロック信号を発生するクロック発生回路、前記クロック信号からM系列による拡散信号を発生する拡散信号発生回路、前記クロック信号と前記拡散信号との排他的論理和を計算する第1の論理回路、前記サンプリング手段から出力される画素信号と前記拡散信号との排他的論理和を計算する第2の論理回路を具備し、クロック信号は前記第1の論理回路出力信号と前記拡散信号の2つの信号によって配給され、信号の受信端では受信した前記第1の論理回路の出力と前記拡散信号の排他的論理和をとってクロック信号を再生し、また前記第2の論理回路出力と前記拡散信号の排他的論理和をとって画素情報を再生することを特徴とする請求項5または6記載の表示体駆動装置。
  8. クロック信号の受信部には前記第1の論理回路出力信号に同期し拡散信号を取り出す同期回路を具備し、前記同期回路から出力される拡散信号とそれぞれ前記第1、第2の論理回路出力信号との排他的論理和をとってクロック信号および画素信号を再生することを特徴とする請求項5乃至7記載の表示体駆動装置。
  9. 拡散信号は前記排他的論理和回路出力が該表示体駆動装置への影響を極小にするようスペクトル調整された信号であることを特徴とする前記請求項1乃至8記載の表示体駆動装置。

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