JP2005061757A - 冷蔵庫 - Google Patents

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展威 作本
Mutsumi Kato
睦 加藤
Keiji Oya
恵司 大矢
Tetsushi Nakatsu
哲史 中津
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Abstract

【課題】 冷蔵庫扉に液晶表示つき操作パネルを有する冷蔵庫において、操作パネルを人間の目線の位置に配置している為、液晶の表示内容を見る必要のないときにも、液晶の表示内容が常に見えており、目障りで、冷蔵庫のデザイン性を損なう問題があった。
【解決手段】 液晶表示付きパネルを冷蔵庫扉に有する冷蔵庫において、液晶表示付きパネルの液晶を保護する液晶保護パネルに樹脂板の片面に金属皮膜を形成した樹脂パネルを用いるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶表示部を扉に有する冷蔵庫に関するものである。
従来の冷蔵庫としては、液晶表示器46が用いられている。図15に示すように1300mm〜1500mmの範囲に扉47に液晶表示器46を有しているため、液晶表示器46に冷蔵庫庫内の温度設定等が表示されて、簡単に見ることができる。
また、液晶表示器46の操作時には、液晶のバックライトの光源として発光ダイオードが点灯し、液晶の表示内容を見えやすくしている。(たとえば特許文献1参照)
また、従来の冷蔵庫としては、扉50に面上調光体48を使用し、かつ、冷蔵庫51庫内にカラー光源49を設けた例が示されている。図16に示すようにカラー光源49と面上調光体48ともに電圧を印加していない状態では、面上調光体48が濁り、冷蔵庫51庫内を見ることができない。ついで、カラー光源49と面上調光体48に電圧を印加した状態では、面上調光体48が透明となって冷蔵庫51庫内を見ることができる。
また、カラーフィルター52を用いることにより、カラー光源49と面上調光体48に電圧を印加した状態でカラーフィルター52の色とカラー光源49の色との混合により内部が見えることとなる。(たとえば特許文献2参照)
特開2000−234849号公報 実公平6−17158号公報
しかしながら、特許文献1に記載の冷蔵庫では、冷蔵室扉に液晶表示つき操作パネルを楽な姿勢で簡単に見ることができる位置に配置している為、液晶の表示内容が見る必要の無いときにも液晶の表示内容が常に見えおり、目障りで、デザイン性を悪化させる問題点があった。
また、特許文献2に記載の冷蔵庫では、冷蔵庫扉に面上調光体を使用している為コストが高価になり、また冷蔵庫内をクリアーに見せる為にカラーフィルターを用いる必要があり、よりコストがかかる部品構成となる問題点があった。
この発明は、係る従来の技術的課題を解決するためになされたもので、液晶表示つき操作パネルを冷蔵庫扉に有する冷蔵庫におけるデザイン性を高め、使い勝手を向上し、かつ、低コストで製造できる冷蔵庫を提供することを目的とするものである。
この発明の冷蔵庫は、液晶表示付き操作パネルの意匠面から液晶に直接人が触れることのできないようにするための保護パネルに樹脂板の片面に金属皮膜を形成したパネルを用いたものである。
この発明に係る液晶表示付き操作パネルを冷蔵庫扉に有する冷蔵庫は、液晶表示付き操作パネルの意匠面から液晶に直接人が触れることのできないようにするための保護パネルに樹脂板の片面に金属皮膜を形成したパネルを用いたことにより、デザイン性に優れ、ユーザーが利用しやすい冷蔵庫を提供することができる。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1について図1乃至図14の図面をもとに説明する。
図1は本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の正面図、図2は本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の側面図である。図1においては、1は冷蔵庫本体、2は冷蔵室扉、3は製氷室扉、4は切替室扉、5は野菜室扉、6は冷凍室扉である。冷蔵庫本体1は、前面が開放された形状の鋼板で構成された外箱とABS等の樹脂材料より成形された内箱との間にウレタン断熱材や真空断熱材などを充填し、かつ各部屋を仕切壁によって区画し冷蔵庫本体1の上部より冷蔵室7・製氷室8・切替室9・野菜室10・冷凍室11が形成されている。なお、冷蔵室扉2は右又は左開きの扉であり、製氷室扉3、切替室扉4、野菜室扉5、冷凍室扉6は引出式の扉であり、開閉可能に構成されている。また、冷蔵室扉2には、操作パネル12が設けられており、この操作パネル12はハーフミラーパネルにより構成された液晶表示付きの操作パネルである。
図2に示すように、冷蔵室扉2には、冷蔵庫各室の温度設定等を行うことのできる液晶表示付き操作パネル12が配置されている。操作パネル12が配置される位置を、成人男性(20代)の目の高さの平均167cmから成人女性(70代)の目の高さの平均125cmの間として、若年層から高齢者まで操作パネルが見やすい位置に配置している。
図3は本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の液晶操作パネルの分解斜視図である。図3を用いて、操作パネル12の部品構成を説明する。13は冷蔵庫本体1内の各貯蔵室の温度設定情報等を表示する液晶、14は液晶13の表示内容を照らすバックライトの光源であり、例えば発光ダイオード(LED)などが使用される。15はLED14の光を液晶13の背面全体に導くための拡散シート・導光板・反射板、16は冷蔵庫本体1内の各貯蔵室の温度設定情報等を入力(押圧)する為のボタン等の入力装置、17は上述の液晶13や発光ダイオード14などの部品を配置した操作表示基板、18は液晶13を保護する液晶保護パネルに樹脂板の片面に金属皮膜を形成したパネル(ハーフミラーパネル)である。また、18’はハーフミラーパネル18を冷蔵庫意匠面より見た液晶13の表示部分を示す。ここで、冷蔵庫意匠面とは冷蔵庫が製品として組み立てられた状態で使用者(ユーザー)の目に見える範囲(正面、側面、上面)を示す。例えば、ハーフミラーパネルの場合の意匠面は図3に示すように液晶13の情報が見える範囲であり、ハーフミラーパネル18の金属皮膜された面の反対側の面が意匠面であり、金属皮膜側の面は非意匠面である。
図4はハーフミラーパネルの構造を説明するための図である。ハーフミラーパネル18は、図4に示すように、例えばポリカーボネイトからなる樹脂板19の表面の片面に金属皮膜20を形成している。また、その金属皮膜20面上に例えば液晶13の表示部以外を例えば黒色アクリル塗料等を吹きつけてトップコート21すれば、表示部以外の光の透過率が低くなり、光の反射率が上がるのでよりミラー感をよりだすことができる。ここで、トップコートとは、黒色などの塗料を吹き付けたりなどして表面などに塗料などの皮膜を形成することなどを表している。
また、特に、保護パネルの樹脂板19に形成する金属皮膜20をアルミ(Al)にすると、明るいシルバーと色となり、よりミラー感を出すことができる。逆に、デザイン上においてミラー感を抑えたい場合には、保護パネルの樹脂板19に形成する金属皮膜20をシリコン(Si)やニッケル(Ni)にすることにより暗いシルバー色となり、ミラー感を抑えることができる。また、表示部以外をトップコートでなく、例えば黒色でシルク印刷を施しても同様の効果が得られる。
操作パネル12のLED14が点灯するおよび消灯時の様子を図5に示す。図5は本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫のLED点灯有無による操作パネルの状態を説明するための図で、図5(a)はLED非点灯時、図5(b)はLED点灯時ある。操作パネル12のボタン16を操作(押圧)したときから、例えば操作パネル12のLED14が1分間点灯する。操作パネル12にハーフミラーパネル18を採用することにより、LED14消灯時には図5(a)のように液晶13の表示内容がハーフミラーパネル18により冷蔵庫意匠面に透過せず見ることができないが、LED14点灯時には図5(b)のようにLED14の光により液晶の表示内容がハーフミラーパネル18を透過し液晶13の表示内容が冷蔵庫意匠面より見ることができる。よって、液晶13の表示内容を冷蔵庫意匠面より見ることのできるタイミングをボタン16操作(押圧)時から一定時間とし、ボタン16操作(押圧)時以外は表示内容を冷蔵庫意匠面より見ることができようにすることが出来る。
したがって、冷蔵室扉2において、ボタン16操作(押圧)時以外は液晶表示が見えなくシンプルな形となり冷蔵庫のデザイン性を向上でき、また鏡として使いやすい目の高さの位置にあるため液晶表示だけでなく鏡としての使い勝手もよく、かつ、操作パネル12操作時等の液晶表示の必要なときには、液晶表示内容を見ることができる。また、冷蔵庫の扉閉め忘れや万が一何らかの故障を生じた場合に、LED14を点灯もしくは点滅させ、使用者にはっきりと知らせることが可能となる。
バックライトの明るさは冷蔵庫の設置する場所の照度によって異なるが、一般的な台所での照度は150ルクス程度といわれている。その照度の場所において認識できるバックライトの輝度は1cd/mであるので、本実施の形態では、バックライトの光源となるLED点灯時に、操作パネル12を冷蔵庫扉意匠面より見た液晶表示部18'の輝度を1cd/m2以上にすることにより、冷蔵庫意匠面より表示内容を認知することができる。
ここで、液晶13部分のバックライト方式について図6・図7を用いて説明する。
図6は液晶の背面にバックライト用の光源を配置させて透過型の液晶を用いたものの説明図である。図6中の24は液晶、25は拡散シート、26は光源、27は基板を示す。図7は液晶の側面から光源の光を入光させる方式で反透過型の液晶を用いるものの説明図である。図7中の28は液晶、29は拡散シート、30は導光板、31は反射板、32は光源、33は基板を示す。バックライト方式としては図6と図7のどちらでも液晶表示部18'の輝度を1cd/m2以上確保できれば液晶の表示内容の認識は可能である。しかしながら、図6においては液晶24をまんべんなく光らせる為に、必ず複数個の光源26が必要であり、高価なものとなってしまう可能性がある。そこで、図7のように液晶28の側面から光を入光させることで、光源32を1灯のみで液晶表示部18'の輝度を1cd/m2以上確保し、安価な方法で実現できる。
操作パネル12の液晶表示部18'の輝度を上げるため、バックライトの光源となるLED14の輝度を上げる手段として、LED14の数を複数個使用することで可能であるが、次のような方法を用いることで輝度を上げることができる。例えば、LEDの輝度の特性としては図8の様な関係にある。図8はLEDの輝度特性として波長と輝度の関係を説明するための図である。図より、オレンジや黄色の光源を用いることで、緑色の光源と比較し4倍程度の明るさを得ることができることがわかる。また、図9はLEDの光源の有効発光角度θを説明するための図である。図9に示すようにLED14'の有効発光角度θをθ=30°以下に押さえれば、集光性を高めることができる。これは、有効発光角度θがθ=30°以上であると、LEDの光が広がりすぎて導光板29に進入する光が減少しバックライトの輝度が上がらなくなり、加えて、実用的には有効発光角度θをθ=8°未満である、LEDの光が導光板30を乱反射せず直進して通過するためバックライトの輝度が上がらないためである。
また、操作パネル12の液晶表示部18'の輝度を上げるためには、図10に示すようにすれば良い。図10は、操作パネル12の液晶表示部18'の輝度を上げるための構成について説明するための図で、図10(a)は構造図、図10(b)は配線図ある。バックライト光源として用いるLEDにおいて図10(a)のように発光点23を2個有し、かつ、LEDの発光点がほぼ同じ位置となるように一体型のユニット形状を構成したLED14''を用い、図10(b)のように接続することにより、1つのLEDによりLED2灯分発光が可能となり、LED14''への配線がLED2個使用時に比べ少なく済み、かつ、スペースもLED2個使用時に比べ半分となり、低コストで小型化できる。
また、バックライトの光源として、本実施の形態であげたLEDのほか、EL、蛍光管を用いてもよい。
ここで、ハーフミラーパネル18の製造工程の概略を図11に示す。図11は本実施の形態の冷蔵庫に使用されるハーフミラーパネルの製造行程を表す図である。まず、アクリルやポリカーボネイト等からなる樹脂板19に脱脂処理行程34(アルコール等による洗浄)を行い、樹脂板19成形時に付着した脂やチリを洗い流す。次に、必要に応じて表面処理行程35(コロナ放電等)を行い、樹脂板19表面を活性化し接着力を改善する。次に、必要に応じてベースコート処理行程36を行い、樹脂板19と金属皮膜20の密着性を改善するともに、樹脂板19表面の微細な凹凸を埋め鏡面を得る為に実施する。
次に、樹脂板19表面に金属皮膜20を形成させる真空蒸着工程37もしくはスパッタリング工程38等を行う。図12は真空蒸着行程37を説明するための図である。図において、高真空圧下で樹脂板19表面に蒸着させるアルミ等の金属42を加熱し、溶融42'、蒸散42' 'させ、樹脂板19表面で冷却し金属皮膜20を形成する。また、図13はスパッタリング行程38を説明するための図である。図において、高真空圧下で加速イオン43を樹脂板19表面に付着させる金属44に衝突させて、その反動ではじき出された金属原子45を樹脂板19表面に付着させる。真空蒸着行程37よりも金属皮膜20のエネルギーが低いので、比較的熱に弱い樹脂材料にも安定して金属皮膜20を形成することもできる。
また、合金や融点の高い金属皮膜20の生成も可能となる。次に、トップコート処理行程39を行う。樹脂板19表面に形成された金属皮膜20は非常に薄いため、トップコート処理行程39を行うことにより、外部からの物理的(こすれ・引っかく等)・化学的(酸化による錆等)作用から金属皮膜20を保護することができる。次に、樹脂板19表面に形成された金属皮膜20面およびその反対側の面にシルク印刷などの印刷行程40等を行い、最後に、樹脂板19を所定の形状に裁断する裁断行程41を行い、ハーフミラーパネル18が完成する。また、金属皮膜20の面にシルク印刷行程40等を施した場合、トップコート処理行程39を省略することも可能である。
また、実施の形態1の図1で示した冷蔵庫以外の別の冷蔵庫の各部屋(各貯蔵室)の配置および冷蔵庫の扉枚数の違うものの実施の形態を図14に示す。図14は本実施の形態の別の冷蔵庫の正面図である。図において、冷蔵庫本体の上部に観音開きタイプの冷蔵室左扉2と冷蔵室右扉2'を有した冷蔵室扉観音開きタイプの6ドアタイプの冷蔵庫が示されている。図において、冷蔵室扉2、2'の下には野菜室扉4、その下に左右に並んで製氷室扉3、4、その下に冷凍室扉6を配置しており、冷蔵室左扉2もしくは冷蔵室右扉2'に上述したハーフミラータイプの液晶表示付き操作パネル12を備えている。また、冷蔵庫本体の上部に冷蔵室扉2があり、その下に野菜室扉4、その下に左右に並んで製氷室扉、その下に冷凍室扉6を配置した5ドアの冷蔵庫であっても良く、冷蔵室扉2には、上述したハーフミラータイプの液晶表示付き操作パネル12を備えていれば良い。
また、上部に配置された左右観音開きタイプの冷蔵室左扉2と冷蔵室右扉2'を有したもので、その下に左右に並んで製氷室扉、その下に野菜室扉4、その下に冷凍室扉6を配置した冷蔵室扉観音開きの6ドアの冷蔵庫であっても冷蔵室左扉2もしくは冷蔵室右扉2'に上述したハーフミラータイプの液晶表示付き操作パネルを備えていれば良い。また、上部に左右観音開きタイプの冷蔵室左扉2と冷蔵室右扉2'があり、冷蔵室左扉2下に製氷室扉、その下に野菜室扉4、その下に冷凍室扉6を配置した冷蔵室扉観音開きの5ドアの冷蔵庫であっても冷蔵室左扉2もしくは冷蔵室右扉2'に上述したハーフミラータイプの液晶表示付き操作パネルを備えていれば良い。
また、上部に左右観音開きタイプの冷蔵室左扉2と冷蔵室右扉2'があり、その下に野菜室扉4、その下に冷凍室扉6を配置した冷蔵室扉観音開きの4ドアの冷蔵庫であっても冷蔵室左扉2もしくは冷蔵室右扉2'に上述したハーフミラータイプの液晶表示付き操作パネルを備えていれば良い。また、上部に冷蔵室扉2があり、その下に野菜室扉4、その下に冷凍室扉6を配置した3ドアの冷蔵庫であり冷蔵室扉2にハーフミラータイプの液晶表示付き操作パネルを備えていても良い。また、上部に冷凍室扉6があり、その下に冷蔵室扉2、その下に野菜室扉4を配置した3ドアの冷蔵庫であっても冷凍室扉6もしくは冷蔵室扉2にハーフミラータイプの液晶表示付き操作パネルを備えていればよい。以上説明した形態の異なる冷蔵庫の例においても、実施の形態1の冷蔵庫と同様の効果を得ることができる。また、冷蔵室扉観音開きの冷蔵庫においては、冷蔵室左右扉どちらに操作パネル12を配置してもよい。また、ハーフミラータイプの液晶表示付き操作パネルの配置位置は、別に冷蔵室扉に限定されるものではなく、冷凍室扉や野菜室扉などでも良い。
本実施の形態においては、冷蔵庫扉にハーフミラーパネルを用いた例を挙げたが、冷蔵庫庫内にハーフミラーパネルを用いても良い。例えば、冷蔵庫庫内の冷蔵室天井部にハーフミラーパネルを取り付けることにより、身長の低い人が冷蔵室上段の棚の奥のほうにに置いている食品等をハーフミラーパネルに反射させてみることができ、食品等の所在を確認できる。また、冷蔵庫庫内の冷蔵室側面にハーフミラーパネルを取り付けても、同様の効果を得られる。ハーフミラーパネルを鏡の代わりにを利用することにより、万が一のパネルの落下やパネルへの強い衝撃が加わった場合に、ハーフミラーパネルは樹脂製であり、鏡(ガラス)のように割れを生じにくく、割れた破片等によるケガの恐れが少ない。
また、ハーフミラーパネルを冷蔵室内スライド室の天板としてや、冷蔵室と野菜室の仕切板にもちい、スライド室内や野菜室内に光源を設け、その光源ON/OFF操作ボタンを庫内に設ければ、使用者の光源ON/OFF操作によりスライド室内や野菜室内に光源がON/OFFし、使用者の要求に応じてスライド室内や野菜室内を見えるようにしたり見えないようにしたりすることができる。
以上ように、この発明に係る液晶表示付き操作パネルを冷蔵庫扉に有する冷蔵庫は、液晶表示付き操作パネルの意匠面から液晶に直接人が触れることのできないようにするための保護パネルに樹脂板の片面に金属皮膜を形成したパネルを用いたことにより、デザイン性に優れた冷蔵庫を提供することができる。
また、この発明に係る液晶表示付き操作パネルを冷蔵庫扉に有する冷蔵庫は、液晶表示付き操作パネルを冷蔵庫設置床面より125cmから167cmの間の位置に設けたことにより、20代男性から70代女性まで目の高さの平均値の範囲となり、液晶の表示内容が見やすい位置に配意することができ、かつ、液晶表示付き操作パネルの意匠面から液晶に直接人が触れることのできないようにするための保護パネルに樹脂板の片面に金属皮膜を形成したパネルを有することにより鏡としても利用できる使い勝手の良い冷蔵庫を提供することができる。
また、この発明に係る液晶表示付き操作パネルを冷蔵庫扉に有する冷蔵庫は、液晶保護パネルに用いる樹脂板の片面に金属皮膜を形成したパネルにおいて、液晶表示部以外の金属蒸着面側にトップコートを施したことにより、反射率が上がり、鏡面となり、デザイン性に優れ、使い勝手の良い冷蔵庫を提供することができる。
また、この発明に係る液晶表示付き操作パネルを冷蔵庫扉に有する冷蔵庫は、液晶保護パネルに用いる樹脂板の片面に金属皮膜を形成したパネルにおいて、パネルの光の透過率を20%から40%の間とし、LED点灯時の表示部の輝度を確保し、LED消灯時に鏡面となり、デザイン性に優れ、表示内容の見えやすい冷蔵庫を提供することができる。
また、この発明に係る液晶表示付き操作パネルを冷蔵庫扉に有する冷蔵庫は、液晶表示付き操作パネルに液晶のバックライトの光源を有し、かつ、パネルの光の透過率を20%から40%の間とした場合に、バックライト点灯時に操作パネルの液晶表示部の輝度を1cd/m2以上に調節して、バックライト点灯時に液晶の表示内容見えやすい使い勝手の良い冷蔵庫を提供することができる。
また、この発明に係る液晶表示付き操作パネルを冷蔵庫扉に有する冷蔵庫は、液晶表
操作パネルの液晶表示部の輝度を上げるために、バックライト光源として用いる発光ダイオード1灯の有効発光角度を30°以下に抑え集光性を高めることで、バックライト点灯時に操作パネルの液晶表示部の輝度を1cd/m2以上確保できるため、発光ダイオードを複数個配置する必要がなく、安価で、かつ、発光ダイオード点灯時に液晶の表示内容見えやすい使い勝手の良い冷蔵庫を提供することができる。
また、この発明に係る液晶表示付き操作パネルを冷蔵庫扉に有する冷蔵庫は、操作パネルの液晶表示部の輝度を上げるために、バックライト光源として用いる発光ダイオードの発光点を複数個有し、かつ、発光ダイオードの発光点がほぼ同じ位置となるように一体型のユニット形状を構成することで、1つの発光ダイオードで複数灯分の発光が可能となり、バックライト点灯時に操作パネルの液晶表示部の輝度を1cd/m2以上確保できるため、発光ダイオード点灯時に液晶の表示内容見えやすい使い勝手の良い冷蔵庫を提供することができる。また、発光ダイオードを複数個使用した場合に比べ発光ダイオードへの配線が少なく、かつ、発光ダイオードを複数個使用した場合に比べ発光ダイオードの設置スペースを小型化できる。
この発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の正面図である。 この発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の側面図である。 この発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の液晶操作パネルの分解斜視図である。 この発明の実施の形態1を示すハーフミラーパネルの構造を説明するための図である。 この発明の実施の形態1を表す冷蔵庫のLED点灯有無による操作パネルの状態を説明するための図である。 この発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の液晶のバックライト方式の構造を示す概念図である。 この発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の液晶のバックライト方式の構造を示す概念図である。 この発明の実施の形態1を表す冷蔵庫のLEDの波長と輝度の関係を説明するための図である。 この発明の実施の形態1を表す冷蔵庫のLEDの光源の有効発光角度θを説明するための図である。 この発明の操作パネル12の液晶表示部18'の輝度を上げるための構成について説明するための図である。 この発明のハーフミラーパネルの製造工程を説明するための図である。 この発明のハーフミラーパネルの真空蒸着行程を説明するための図である。 この発明のハーフミラーパネルのスパッタリング行程を説明するための図である この発明の別の冷蔵庫の正面図である。 従来の冷蔵庫における冷蔵庫正面の模式図である。 従来の保管容器(冷蔵庫)断面図である。
符号の説明
1 冷蔵庫本体、2 冷蔵室扉、3 製氷室扉、4 切替室扉、5.野菜室扉、6 冷凍室扉、7 冷蔵室、8 製氷室、9 切替室、10 野菜室、11 冷凍室、12 操作パネル、13 液晶、14 発光ダイオード(LED)、15 動光板、16 ボタン、17 操作表示基板、18 ハーフミラーパネル、18’ 液晶表示部、19 樹脂板、20 金属皮膜、21 トップコート、22 印刷、23 発光点、40 扉、41 液晶表示器、42 保管容器(冷蔵庫)、43 扉、44 面上調光体、45 カラー光源、46 カラーフィルター。

Claims (8)

  1. 液晶表示付きパネルを冷蔵庫扉に有する冷蔵庫において、前記液晶表示付きパネルの液晶を保護する液晶保護パネルに樹脂板の片面に金属皮膜を形成した樹脂パネルを用いるようにしたこと特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記液晶表示付きパネルを冷蔵庫設置床面より125cmから167cmの間の高さ位置に設けるようにしたこと特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記樹脂板の片面に金属皮膜を形成した液晶保護パネルにおいて、液晶表示部以外の金属皮膜面側に塗料によるトップコートを施したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記樹脂板の片面に金属皮膜を形成した液晶保護パネルにおいて、液晶表示部以外の金属皮膜面側に有色の印刷を施したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記樹脂板の片面に金属皮膜を形成した液晶保護パネルにおいて、前記液晶保護パネルの光透過率を20%以上40%以下の範囲としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 液晶表示付き操作パネルにおいて、前記液晶表示付き操作パネルの液晶表示部にバックライト光源を有し、前記バックライト点灯時に、前記液晶表示部の操作パネルを介した液晶表示部の輝度を1cd/m2以上としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記操作パネルの液晶表示部の輝度を上げるために、バックライト光源として用いる発光ダイオード1灯の有効発光角度θを30°以下として集光性を高めたものを用いるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 前記バックライト光源として用いる発光ダイオードの発光点を複数個有し、前記発光ダイオードの発光点がほぼ同じ位置となるように一体型のユニット形状の発光ダイオードを用いるようにしたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の冷蔵庫。
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