JP2005061127A - コンクリート組立構造体 - Google Patents

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JP2005061127A JP2003294646A JP2003294646A JP2005061127A JP 2005061127 A JP2005061127 A JP 2005061127A JP 2003294646 A JP2003294646 A JP 2003294646A JP 2003294646 A JP2003294646 A JP 2003294646A JP 2005061127 A JP2005061127 A JP 2005061127A
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美晴 松葉
Hirotaka Araki
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Abstract

【課題】 施工性に優れ、側壁部材と頂版部との連結箇所の強度に優れたコンクリート組立構造体を提供する。
【解決手段】 側壁部材2は自立脚部12を一体に有する。側壁部材2,2の上部間型枠部材4に掛け渡し、この型枠部材4にコンクリートを打設して頂版部3を形成する。側壁部材2は自立脚部12を有するため、設置するだけで安定し、幅方向両側に側壁部材2,2を並べた後、これら側壁部材2,2の上部間に型枠部材4を掛け渡し、この型枠部材4の上にコンクリートを打設し、その型枠部材4を型枠及び足場して用いることができる。側壁部材2と打設コンクリート部5とを挿通する斜鉄筋51により、側壁部材2と頂版部3とを強固に一体化することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プレキャストコンクリート部材と現場打ちコンクリートとを組み合わせて構築され、ボックスカルバートや橋梁基礎などに用いることができるコンクリート組立構造体に関する。
ボックスカルバートや橋梁基礎などのコンクリート構造体として、現場で型枠を組んでコンクリートを打設する現場施工によるもの、ボックス状に形成したプレキャスト製品を現場で組立てるもの、プレキャスト部材と現場打ちコンクリートとを組み合わせて構築するものなどがある。
上記プレキャスト部材と現場打ちコンクリートとを組み合わせて構築する組立構造物として、例えば、大型ボックスカルバート(例えば特許文献1)には、プレキャスト又は現場打床版上に、鉄筋組み立て用の通し鉄筋孔を有するベースブロック、及びT型プレキャストブロックを載置し、基礎底版用鉄筋、ポスト鉄筋、ポスト鉄筋位置決め材、及びスターラップ鉄筋、を配筋後コンクリートを打設して現場打基礎底版コンクリートを形成し、さらにT型プレキャストブロックを、順次積み重ねるとともに、前記T型プレキャストブロックの、控壁中空部より突出しているポスト鉄筋を延長して、T型プレキャストブロックの控壁部内に配筋し、胴込コンクリートの打設により側壁を形成するとともに、現場打基礎底版コンクリートと、T型プレキャストブロックとを完全に一体化させ更に、側壁最上部にはプレキャスト頂版と、側壁部を形成するT型プレキャストブロックとを、完全に一体化する為のプレキャスト受台ブロックを重設して、プレキャスト頂版を架設し、プレキャスト頂版の両端部から突出したアンカー鉄筋と、T型プレキャストブロックの控壁中空部、及びプレキャスト受台ブロックの中空部の、所定の位置に配列し突出した、ポスト鉄筋とを連結鉄筋で結合した後、コンクリートを打設して、側壁部と頂版部を完全に合成一体化して構築することが記載されている。
上記のような組立構造物では、プレキャスト部材を用いることにより現場での型枠組み作業が削減され、また、組立式であるため、一体型のものに比べて、運搬における車載寸法及び重量上の制約を受け難く、大型の構造物を現場で構築することができる。
しかし、上記組立構造物では、T型プレキャストブロックを、順次積み重ねるとともに、ポスト鉄筋を延長して、T型プレキャストブロックの控壁部内に配筋し、胴込コンクリートの打設により側壁を形成するとあるように、現場での側壁部分の施工が煩雑となり、また、プレキャスト頂版を用いているが、幅広な構造物の場合、頂版自体が長く重量も大となるため、据付などの作業が煩雑になることが予想され、幅広な構造物には不向きな面がある。
そこで、同一出願人は、幅方向両側に設けられ下部に自立脚部を一体に有するプレキャストコンクリート製の側壁部材と、これら側壁部材の上部間に掛け渡されるプレキャストコンクリート製の型枠部材と、この型枠部材と該型枠部材上にコンクリートを打設して形成された打設コンクリート部とからなる頂版部とを備えるコンクリート組立構造体(例えば特許文献2)を提案した。
まず、コンクリート組立構造体では、現場において、両側の側壁部材を配置し、この側壁部材は自立脚部を有するため、設置するだけで安定する。幅方向両側に側壁部材を並べた後、これら側壁部材の上部間に型枠部材を掛け渡し、この型枠部材の上にコンクリートを打設し、その型枠部材を型枠及び足場として用いることができるから、現場で型枠を組んだり足場を設けたりする必要がなく、かつプレキャスト製の型枠部材と現場打ちコンクリートの合成部材からなる頂版部を備え、比較的幅広な構造に適した組立構造物が得られる。
上記組立構造体では、側壁部材と頂版部との連結構造について、各種の構造が開示されており、打設コンクリート部により側壁部材と頂版部との一体化を図ることができる。そこで、さらに施工性に優れ、強度の高い側壁部材と頂版部との連結構造を得ることができれば、組立構造体の強度の向上と施工性の向上を図ることができる。
実用新案登録第3051350号公報(公報第0004段) 特開2003−193544号公報
そこで、本発明は、施工性に優れ、側壁部材と頂版部との連結箇所の強度に優れたコンクリート組立構造体を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、幅方向両側に設けられ下部に自立脚部を一体に有するプレキャストコンクリート製の側壁部材と、これら側壁部材の上部間に掛け渡されるプレキャストコンクリート製の型枠部材と、この型枠部材と該型枠部材上にコンクリートを打設して形成された打設コンクリート部とからなる頂版部とを備えたコンクリート組立構造体において、前記側壁部材と打設コンクリート部とを挿通する斜鉄筋を備えるものである。
また、請求項2の発明は、前記型枠部材の端面に、前記斜鉄筋に対応して挿通部を形成したものである。
また、請求項3の発明は、前記挿通部が型枠部材の端面に開口するものである。
また、請求項4の発明は、前記側壁部材の上面にフック筋を設け、このフック筋は折り返し部を上にすると共に両端側を該側壁部材に埋設したものである。
また、請求項5の発明は、前記側壁部材内と前記打設コンクリート部内とにそれぞれ定着板を設け、それら定着板に両端側を定着した鋼材を備え、この鋼材には緊張力が付与されていないものである。
また、請求項6の発明は、前記側壁部材の上面から突出した鉄筋と、前記型枠部材の鉄筋とを連結したものである。
また、請求項7の発明は、前記側壁部材の上面にフック筋を設け、このフック筋は折り返し部を上にすると共に両端側を該側壁部材に埋設し、前記フック筋と前記型枠部材の鉄筋とを連結したものである。
請求項1のコンクリート組立構造体によれば、まず、現場において、両側の側壁部材を配置し、この側壁部材は自立脚部を有するため、設置するだけで安定する。幅方向両側に側壁部材を並べた後、これら側壁部材の上部間に型枠部材を掛け渡し、この型枠部材の上にコンクリートを打設し、その型枠部材を型枠及び足場として用いることができるから、現場で型枠を組んだり足場を設けたりする必要がなく、かつプレキャスト製の型枠部材と現場打ちコンクリートの合成部材からなる頂版部を備え、比較的幅広な構造に適した組立構造物が得られる。特に、側壁部材と打設コンクリート部とを挿通する斜鉄筋により、側壁部材と頂版部とを強固に一体化することができる。
また、請求項2のコンクリート組立構造体によれば、予め、側壁部材の上面に斜鉄筋を挿通固定しておき、幅方向両側に側壁部材を並べた後、これら側壁部材の上部間に型枠部材を掛け渡たす際、予め形成された挿通部に鉄筋を挿通して側壁部材に型枠部材を掛け渡すことができる。
また、請求項3のコンクリート組立構造体によれば、挿通部が切欠き部であるから、斜鉄筋を挿通する必要がなく、斜鉄筋位置に切欠き部を合わせることにより、簡便に側壁部材の上に型枠部材を掛け渡すことができる。
また、請求項4のコンクリート組立構造体によれば、側壁部材に埋設したフック筋が打設コンクリート部に埋設されることにより、側壁部材と打設コンクリート部とを効果的に一体化することができる。
また、請求項5のコンクリート組立構造体によれば、側壁部材と頂版部材との連結箇所に開く力が加わると、鋼材には緊張力が付与されていないから、該鋼材の引張応力が有効に作用するため、前記連結箇所での接合強度を高めることができる。
また、請求項6のコンクリート組立構造体によれば、側壁部材の鉄筋と型枠部材の鉄筋とを連結することにより、両者の接合高度が向上する。
また、請求項7のコンクリート組立構造体によれば、側壁部材のフック筋と型枠部材の鉄筋を連結することにより、両者の接合高度が向上する。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な構成を採用することにより、従来にない機能を付加したコンクリート組立構造体が得られ、そのコンクリート組立構造体を夫々記述する。
以下、本発明の実施形態を添付面を参照して説明する。図1〜図6は、本発明の第1実施例を示し、図1に示すように、コンクリート組立構造体1は、幅方向左右に設けられた対をなすプレキャストコンクリート製の側壁部材2,2と、これら側壁部材2,2の上部に設けられた頂版部3とを備え、この頂版部3は側壁部材2,2の上部に掛け渡されたプレキャストコンクリート製の型枠部材4と、この型枠部材4上及び側壁部材2の上部にコンクリートを打設して形成した打設コンクリート部5からなる。尚、側壁部材2は構造物1の長さ方向に対して所定長さで形成されている。
前記側壁部材2は、縦壁部11の下部に横方向の自立脚部12を一体に備え、この自立脚部12は縦壁部11の内面側と外面側に突出した内張出し部12Uと外張出し部12Sとを有し、全体としてほぼ平板状をなし、内張出し部12Uを外張出し部12Sより幅方向に長く形成し、すなわち内張出し部12Uの構造物1の幅方向長さLuを外張出し部12Sの構造物幅方向長さLsより長く形成されている。また、自立脚部12の内端には下向き段部13が形成されている。
前記側壁部材2の上面14には、前記型枠部材4の幅方向端部の載置部4Aが載置され、前記側壁部材2には前記載置部4Aに対応して、内面側に突出した張出し受部15を設けている。
前記型枠部材4は、ほぼ一定厚さの平板状で、構造物1の幅方向に長く、構造物1の長さ方向に短い平面略長方形の形状をなし、構造物幅方向の両端側下面には下段部20を備え、この下段部20が前記上面14に係合載置される。また、型枠部材4には、該型枠部材4の幅方向に連続した骨組構造物である鉄筋トラス21を一体に設けている。尚、この鉄筋トラス21は、型枠部材4の構造物幅方向長さとほぼ同一である。図6に示すように、前記鉄筋トラス21は弦材に鉄筋を用い、上弦材22の下部両側に下弦材23,23を配置し、それら弦材22,23,23は、三角形の頂点の位置にあって、両側の連結斜材24,24により一体に連結され、この連結斜材24は長さ方向の上,下頂点24A,24Bが交互に形成された三角波型に屈曲形成されたものであり、上頂点24Aを上弦材22に抵抗点溶接で溶着し、下頂点24Bを下弦材23に抵抗点溶接で溶着してなる。そして、前記両下弦材23,23を前記型枠部材4に埋設すると共に上部を型枠部材4の上部に露出した状態で前記鉄筋トラス21が型枠部材4に一体に設けられている。
また、図2〜図3に示すように、前記型枠部材4には、長さ方向の埋設鉄筋31が幅方向に複数並んで設けられ、これら埋設鉄筋31に縦方向の連結鉄筋32が長さ方向にほぼ等間隔に並んで配置され、それら連結鉄筋32,32…の上部は型枠部材4の上面から上方に突設し、前記連結鉄筋32,32の上部には長さ方向の上部鉄筋33が結合されている。尚、図2においては、前記鉄筋トラス21を図示省略している。
尚、図中41は、現場打ちコンクリートなどにより形成され、幅方向両側の自立脚部12,12間に設けられた底版部41であり、この底版部41及び両側の自立脚部12,12の上には舗装層42が形成される。
前記側壁部材2の上面14には、斜め方向の鉄筋である斜鉄筋51が設けられ、この斜鉄筋51は下部を前記側壁部材2に埋設固定し、前記上面14から斜鉄筋51の上部を構造物の中央側に向けて突出し、その斜鉄筋51の水平方向に対する角度は約45度である。そして、図2に示すように、斜鉄筋51の上端は前記上部鉄筋33位置まで延設されている。前記側壁部材2には、その幅方向端部の前記載置部4Aに前記斜鉄筋51を挿通する挿通部たる切欠き部52が形成されている。この例の切欠き部52は、側壁部材2の長さ方向両側にそれぞれ設けられ、幅方向端面4W及び長さ方向端面2Lにそれぞれ開口している。また、この切欠き部52の底部は前記斜鉄筋51に対応して斜めに形成されている。
また、図3(B)に示すように、前記側壁部材2には、縦方向の鉄筋が複数埋設されており、幅方向内側には縦鉄筋53の上部53Aが前記上面14より上方に突設され、また、前記側壁部材2の幅方向外側には、縦方向の鉄筋であるフック筋54が設けられ、このフック筋54は、上部54Aを略逆U字状に折り返して前記上面14より上方に突設し、両端を前記側壁部材2に埋設してなる。
図3(A)に示すように、前記上部鉄筋33の端部は、前記縦鉄筋53の上部位置まで延設され、さらに、該上部位置から湾曲状の下向きの大湾曲部33Aが前記フック筋54の外側まで形成され、この大湾曲部33Aの端部に前記フック筋54の上部54Aの曲率とほぼ等しい小湾曲部33Bを形成し、この小湾曲部33Bから前記縦鉄筋53位置まで縦鉄筋53の端部33Tが延設され、この端部33Tと前記端面4Wとの間には間隙が設けられている。尚、前記大湾曲部33Aと小湾曲部33Bと端部33Tとは、前記上部鉄筋33を構成する鉄筋の端部側を折り曲げ加工して形成されたものである。そして、前記大湾曲部33Aはほぼ四分の一円弧(円の四分の一)であり、また、前記小湾曲部33Bもほぼ四分の一円弧である。
尚、図中55,56は、側壁部材2に埋設された横鉄筋であり、その横鉄筋55は、フック筋54の両端側と縦鉄筋53とにそれぞれ連結され、その横鉄筋56は、フック筋54の一方の端部と縦鉄筋53とにそれぞれ連結されている。また、57,57,57A,57Bは、上面14の上部において前記フック筋54内に配筋される長さ鉄筋であり、上側と内側の前記長さ鉄筋57,57はフック筋54に連結され、外側の前記長さ鉄筋57Aは、フック筋54と大湾曲部33A側とに連結され、下側の前記長さ鉄筋57Bは前記端部33T側とに連結される。尚、この連結は針金などの結束具による結束や、溶着などを用いることもできる。
次に、前記組立構造体1の施工方法につき説明すると、まず、構造物1の幅に対応して左右に側壁部材2,2を並べ、さらに、その側壁部材2,2を構造物1の長さ方向に連続して並べる。その側壁部材2は自立脚部12を有するため、現場を平坦に均したり、捨てコンクリートなどにより仕上げた箇所に設定すれば、それ自身で安定して自立したものとなる。
次に、図2などに示すように、両側の側壁部材2,2の上部間に型枠部材4を掛け渡し、この型枠部材4を構造物1の長さ方向に隙間なく並べる。この場合、型枠部材4の載置部4Aに切欠き部52を形成したから、この切欠き部52に斜鉄筋51を挿通する。そして、鉄筋トラス21を設けた型枠部材4は比較的軽量であり、吊り上げ据付作業が容易で、しかも、構造物1が幅広であっても安定した構造のものとなり、該型枠部材4を足場及びコンクリート打設時の型枠に用いることができる。尚、側壁部材2,2間のスパンが大きな場合は、打設コンクリート部5が降下するまで、型枠部材4の途中を支保工などの架設支持体(図示せず)により支持するようにしてもよい。
その型枠部材4を足場として、打設コンクリート部5の配筋作業を行い、上述したように、上部鉄筋33の端部,フック鉄筋54,長さ鉄筋57,57,57A,57Bの連結を行い、また、斜鉄筋51の上端側を連結鉄筋32と上部鉄筋33とに連結する。さらに、長さ方向に複数並べた型枠部材4,4…において、上部鉄筋33,33…を長さ鉄筋34により連結する。この場合、上部鉄筋33と連結鉄筋32の連結個所に上部鉄筋33を連結するようにしてもよく、隣り合う型枠部材4,4同士が長さ鉄筋34により一体化される。また、前記長さ鉄筋57,57,57A,57Bも長さ方向に並べた複数の型枠部材4,4…に渡って設けられており、隣り合う型枠部材4,4同士を一体化する。尚、前記長さ方向鉄筋34を、長さ方向に隣り合う型枠部材4,4の鉄筋トラス21に連結するようにしてもよい。また、打設コンクリート部5のコンクリートを打設する前に、側壁部材2の外周には打設コンクリート部5の型枠材57を設けておき、打設コンクリート部5のコンクリートが降下したら、側壁部材2から取り外す。
このように型枠部材4を用いて安定的に配筋作業を完了した後、型枠部材4上及び上面14上の現場打ちコンクリートを打設し、打設コンクリート部5を形成し、この打設コンクリート部5に鉄筋トラス21の上部が埋設固定され、該打設コンクリート部5と型枠部材4とが一体化された頂版部3が得られ、かつ打設コンクリート部5内の接合板36及びこれに挿通した長さ方向鉄筋34A等により、側壁部材2と頂版部4との一体化は図られる。また、必要に応じて、底版部41を現場打ちコンクリートにより形成し、この構造物1を盛土や埋設してボックスカルバートとすることができる。
また、頂版部3の施工の前に底版部41を形成するようにしてもよく、この場合、側壁部材2の上面14に型枠部材4の荷重が加わると、自立脚部12は内張出し部12Uを長く形成しているから、前記荷重に対して安定し、さらに、内端の下向き段部13が底版部41に上側から係合するため、前記荷重による側壁部材2の回転モーメントに対して一層安定した構造となる。
このようにして構築した構造物1にあっては、型枠部材4と打設コンクリート部5とを組み合わせた頂版部3の構造及びその型枠部材4に設けた骨組構造物たる鉄筋トラス21により、幅広な構造物1として施工面及びコスト面で優れたものとなる。
特に、側壁部材2と型枠部材4との連結個所において、型枠部材4に設けた上部鉄筋33の端部と、側壁部材2に設けたフック筋54とを連結したから、型枠部材4と側壁部材2との連結個所の剛性を効果的に向上し、荷重により発生するモーメントに対して優れた構造を得ることができる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、幅方向両側に設けられ下部に自立脚部12を一体に有するプレキャストコンクリート製の側壁部材2と、これら側壁部材2,2の上部間に掛け渡されるプレキャストコンクリート製の型枠部材4と、この型枠部材4と該型枠部材4上にコンクリートを打設して形成された打設コンクリート部5とからなる頂版部3とを備えたコンクリート組立構造体において、側壁部材2と打設コンクリート部5とを挿通する斜鉄筋51を備えるから、まず、現場において、両側の側壁部材2,2を配置し、この側壁部材2は自立脚部12を有するため、設置するだけで安定し、幅方向両側に側壁部材2,2を並べた後、これら側壁部材2,2の上部間に型枠部材4を掛け渡し、この型枠部材4の上にコンクリートを打設し、その型枠部材4を型枠及び足場して用いることができるから、現場で型枠を組んだり足場を設けたりする必要がなく、かつプレキャスト製の型枠部材4と現場打ちコンクリートの合成部材からなる強度的に優れた頂版部3を備え、比較的幅広な構造に適した組立構造物1を得ることができる。特に、側壁部材2と打設コンクリート部5とを挿通する斜鉄筋51により、側壁部材2と頂版部3とを強固に一体化することができる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、型枠部材4の端面に、斜鉄筋51に対応して挿通部たる切欠き部52を形成したから、予め、側壁部材2の上面14に斜鉄筋51を挿通固定しておき、幅方向両側に側壁部材2を並べた後、これら側壁部材2,2の上部間に型枠部材4を掛け渡たす際、予め形成された切欠き部に鉄筋を挿通して側壁部材2に型枠部材4を掛け渡すことができる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、挿通部たる切欠き部52が型枠部材4の端面4W,4Lに開口するから、斜鉄筋51を挿通する必要がなく、斜鉄筋51位置に切欠き部52を合わせることにより、簡便に側壁部材2の上に型枠部材4を掛け渡すことができる。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、側壁部材2の上面14にフック筋54を設け、このフック筋54は折り返し部を上にすると共に両端側を該側壁部材2に埋設したから、側壁部材2に埋設したフック筋54が打設コンクリート部5に埋設されることにより、側壁部材2と打設コンクリート部5とを効果的に一体化することができる。
また、このように本実施例では、請求項6に対応して、側壁部材2の上面14から突出した鉄筋たるフック筋54及び縦鉄筋53と、型枠部材4の鉄筋たる上部鉄筋33とを連結したから、側壁部材2のフック筋54及び縦鉄筋53と型枠部材4の上部鉄筋33とを連結することにより、両者の接合高度が向上する。
また、このように本実施例では、請求項7に対応して、側壁部材2の上面14にフック筋54を設け、このフック筋54は折り返し部たる上部54Aを上にすると共に両端側を該側壁部材2に埋設し、フック筋54と型枠部材2の鉄筋たる上部鉄筋33とを連結したから、側壁部材2のフック筋54と型枠部材4の上部鉄筋33を連結することにより、両者の接合高度が向上する。
また、実施例上の効果として、型枠部材4に骨組構造物たる鉄筋トラス21を設けたから、骨組構造物により両端支持梁として型枠部材4の性能が向上し、両側壁部材2,2の間が広い、幅広な構造体1を得ることができる。また、前記骨組構造物が鉄筋トラス21であり、該鉄筋トラス21の一部が型枠部材4の上部に出ているから、型枠部材4が両端支持梁として長いスパンに対応可能となり、また、鉄筋トラス21の一部が打設コンクリート部5内に埋設されるから、型枠部材4と打設コンクリート部5との一体化が図られる。
また、実施例上の効果として、鉄筋トラス21として上弦材22と下弦材23,23を2つ備えたものを用いたから、型枠部材4の曲げモーメントに対する強度を効率良く向上することができ、幅広な構造物への対応が可能となる。また、現場で配筋する鉄筋34を鉄筋トラス21に係合したから、型枠部材4と打設コンクリート部5との一体化が図られる。
図7は本発明の第2実施例を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例は骨組構造物の変形例であり、図7に示すように、この例の鉄筋トラス21Aは、下弦材23を1本にしたものであり、この下弦材23を型枠部材4に埋設すると共に、上部を型枠部材4の上部に露出して設けられ、1つの型枠部材4に鉄筋トラス21Aが構造物1の長さ方向に間隔を置いてほぼ平行に複数設けられ、鉄筋トラス21Aを設けることにより幅広な構造物1に適したものになる。
図8〜図10は本発明の第3実施例を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、フック筋を用いる代わりにゲビンデ継手を用いている。また、前記上部鉄筋33には前記大湾曲部33Aが設けられ、この大湾曲部33Aが端部であり、前記側壁部材2の幅方向内,外側に、縦方向の鉄筋である前記縦鉄筋53,53がそれぞれ設けらえれ、外側の縦鉄筋53と前記大湾曲部33Aとが連結される。
前記ゲビンデ継手は、高張力鋼材などからなる鋼材61を備え、この鋼材61は外周全長にネジ部を設けたものであり、上下に定着部62,62を設け、この定着部62には、定着板63と、これを上下から挟んで鋼材61に螺合したナット体64,64とを備え、上部の定着部62は定着板63が打設コンクリート部5に埋設される位置であり、下部の定着部62は側壁材2に埋設される位置で、好ましくは図8に示すように、自立脚部12に埋設される位置に設けられる。尚、側壁部材2に埋設した鋼材61には、緊張力を付与しておらず、また、打設コンクリート部5に上部を埋設した後も、該鋼材61には緊張力を付与しない。
そして、上記実施例と同様に打設コンクリート部5を形成し、側壁部材2と頂版部3とは、上部鉄筋33と縦鉄筋53,53との連結により一体化され、特にこの例では、ゲビンデ継手を用い、鋼材61に緊張力を付与しなかったから、側壁部材2と頂版部3との連結個所を引き離す力が加わると、鋼材61の引張応力が効果的に働くため、連結個所の剛性を高めることができる。
このように本実施例では、請求項1〜3及び6に対応して、上記実施例と同様な作用・効果を奏する。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、側壁部材2内と打設コンクリート部5内とにそれぞれ定着板63を設け、それら定着板63,63に両端側を定着した鋼材61を備え、この鋼材61には緊張力が付与されていないから、側壁部材2と頂版部材3との連結箇所に開く力が加わると、鋼材61には緊張力が付与されていないから、該鋼材61の引張応力が有効に作用するため、連結箇所での接合強度を高めることができる。
図11は本発明の第4実施例を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、斜鉄筋51が長さ方向に隣り合う型枠部材4,4の突き合せ箇所4Mに位置し、該斜鉄筋51に対応して、型枠部材4,4に切欠き部52,52を形成している。また、前記突き合せ箇所4M,4Mの間に、長さ方向に隣り合う前記側壁部材2,2の突き合せ箇所2Mを配置する。
このように本実施例では、斜鉄筋51が長さ方向に隣り合う型枠部材4,4の突合せ箇所4Mにほぼ位置するから、側壁部材2への型枠部材4の掛け渡し作業を簡便に行うことができる。
図12は本発明の第5実施例を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、切欠き部52は、型枠部材4の長さ方向中央側に位置し、該切欠き部52は、端面4Wのみが開口している。
このように端面4Wが開口する切欠き部52を形成することにより、斜鉄筋51を孔に挿通する場合より簡単に施工を行うことができる。
図13は本発明の第6実施例を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、第1実施例で示した組立構造体1において、型枠材59にプレキャストコンクリート版60を用いている。したがって、型枠材59は耐久性を備えるから、コンクリート打設後も、側壁部材2に固定したままで、取り外す必要がない。もちろん取り外しても良いことは言うまでもない。
図14は本発明の第7実施例を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、第3実施例で示した組立構造体1において、型枠材59にプレキャストコンクリート版60を用いている。したがって、型枠材59は耐久性を備えるから、コンクリート打設後も、側壁部材2に固定したままで、取り外す必要がない。もちろん取り外しても良いことは言うまでもない。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、鉄筋の数や配置は適宜選定可能である。また、骨組構造物には、鉄筋トラス以外に、フラットバー等を用いてトラスにしたものでもよい。
本発明の第1実施例を示す組立構造体の断面図である。 同上、擁壁部材と型枠部材の連結箇所の断面図である。 同上、断面図であり、図3(A)は型枠部材の端部の断面図、図3(B)は擁壁部材の上部の断面図である。 同上、型枠部材の端部の平面図である。 同上、図4のA−A線断面図である。 同上、骨組構造物の斜視図である。 本発明の第2実施形態を示す骨組構造物の斜視図である。 本発明の第3実施例を示す組立構造体の断面図である。 同上、擁壁部材と型枠部材の連結箇所の断面図である。 同上、断面図であり、図10(A)は型枠部材の端部の断面図、図10(B)は擁壁部材の上部の断面図である。 本発明の第4実施例を示す擁壁部材と型枠部材の連結箇所の平面説明図である。 本発明の第5実施例を示す型枠部材の端部の断面図である。 本発明の第6実施例を示す擁壁部材と型枠部材の連結箇所の断面図である。 本発明の第7実施例を示す擁壁部材と型枠部材の連結箇所の断面図である。
符号の説明
1 組立構造体
2 側壁部材
3 頂版部
4 型枠部材
5 打設コンクリート部
14 上面
33 上部鉄筋
51 斜鉄筋
52 切欠き部(挿通部)
53 縦鉄筋
54 フック筋
54A 上部(折り返し部)
61 鋼材
63 定着板

Claims (7)

  1. 幅方向両側に設けられ下部に自立脚部を一体に有するプレキャストコンクリート製の側壁部材と、これら側壁部材の上部間に掛け渡されるプレキャストコンクリート製の型枠部材と、この型枠部材と該型枠部材上にコンクリートを打設して形成された打設コンクリート部とからなる頂版部とを備えたコンクリート組立構造体において、前記側壁部材と打設コンクリート部とを挿通する斜鉄筋を備えることを特徴とするコンクリート組立構造体。
  2. 前記型枠部材の端面に、前記斜鉄筋に対応して挿通部を形成したことを特徴とする請求項1記載のコンクリート組立構造体。
  3. 前記挿通部が型枠部材の端面に開口することを特徴とする請求項2記載のコンクリート組立構造体。
  4. 前記側壁部材の上面にフック筋を設け、このフック筋は折り返し部を上にすると共に両端側を該側壁部材に埋設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンクリート組立構造体。
  5. 前記側壁部材内と前記打設コンクリート部内とにそれぞれ定着板を設け、それら定着板に両端側を定着した鋼材を備え、この鋼材には緊張力が付与されていないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンクリート組立構造体。
  6. 前記側壁部材の上面から突出した鉄筋と、前記型枠部材の鉄筋とを連結したことを特徴とする請求項4又は5記載のコンクリート組立体。
  7. 前記側壁部材の上面にフック筋を設け、このフック筋は折り返し部を上にすると共に両端側を該側壁部材に埋設し、前記フック筋と前記型枠部材の鉄筋とを連結したことを特徴とする請求項1記載のコンクリート組立構造体。

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