JP2005059763A - 車両用空調制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用空調制御装置において、無駄のない効率的な空調制御を実現し、車室内の空調(暖房)のための熱源が不足する車両においても十分な空調感(暖房感)を得て、空調(暖房)で余分なエネルギ損失を低減し、空調(暖房)の効率化(熱源不足)を図り、車両効率を向上し、燃料消費量を低減することにある。
【解決手段】吹出口の吹出方向を変更制御可能な吹出方向変更制御手段を設け、乗員の位置を検出する乗員位置検出手段を設け、この乗員位置検出手段により検出された乗員の位置に吹出口の吹出方向を変更制御するように吹出方向変更制御手段を作動制御する制御手段を設けている。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両用空調制御装置に係り、特に少ない風量で空調感を得る車両用空調制御装置に関するものである。
車両においては、車室内の温度を最適に維持するために、空調装置及び空調制御装置を備えている。この空調制御装置は、空調装置としての暖房装置や冷房装置からの空調風を車室内に開口した複数の吹出口から吹き出している。
一般に、車室内の空調(暖房)のための熱源が不足する車両(例えば、ディーゼル車、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)、ハイブリッド車(HEV)等)においては、より少ない温風(風量)で運転者に温度上昇を感じさせる必要があった。そこで、従来、暖房装置としては、足部暖房用吹出口や足元吹出口を設け、この吹出口からの空調風の温度を調整することで、エンジンの始動時からの車室内温度を適正にするものがある。
特開昭58−177705号公報
ところが、従来、車両用空調制御装置において、例えば、上記の特許文献1では、足元吹出口を足元付近に限定しているだけなので、車室内の暖房のための熱源が不足する車両(例えば、ディーゼル車、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)、ハイブリッド車(HEV)等)では、十分な暖房感を得られないという不都合があった。
この発明は、空調装置から送風された空調風を車室内に吹き出す複数の吹出口が備えられた車両用空調制御装置において、前記吹出口の吹出方向を変更制御可能な吹出方向変更制御手段を設け、乗員の位置を検出する乗員位置検出手段を設け、この乗員位置検出手段により検出された乗員の位置に前記吹出口の吹出方向を変更制御するように前記吹出方向変更制御手段を作動制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
この発明の空調制御装置においては、乗員の位置に応じて吹出口の吹出方向を変更制御することから、無駄のない効率的な空調制御を実現し、車室内の空調(暖房)のための熱源が不足する車両においても十分な空調感(暖房感)を得て、空調(暖房)で余分なエネルギ損失を低減し、空調(暖房)の効率化(熱源不足)を図り、車両効率を向上し、燃料消費量を低減することができる。
この発明は、少ない風量(暖房)で空調感(暖房感)を得るという目的を、吹出口の吹出方向を乗員の位置に変更することで実現するものである。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図3は、この発明の第1実施例を示すものである。図3において、2は車両(図示せず)の車室、4は車室2内に配設されたアクセルペダル、6は車室2内に配設されたブレーキペダル、8は車室2外の空調装置(例えば、暖房装置)である。車両は、車室内の空調(暖房)のための熱源が不足する車両として、例えば、ディーゼル車、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)、ハイブリッド車(HEV)等からなるものである。
車両には、空調装置8の空調制御装置10が設けられる。この空調制御装置10は、例えば、乗員の位置としての運転者の足元の吹出口12等の複数の吹出口を備えている。この吹出口12は、空調装置8から送風された空調風を車室2内の各ペダル付近に吹き出すものである。この実施例においては、吹出口12から車室2内に吹き出される空調風は、例えば、温風である。
空調制御装置10には、吹出口12の吹出方向を変更制御可能な吹出方向変更制御手段14が設けられる。この吹出方向変更制御手段14は、温風の吹出方向を切り替えるものであり、例えば、吹出口12を足元のアクセルペダル4・ブレーキペダル6側や上下動及び回転動で揺動させて運転者の足元に指向する吹出位置制御アクチュエータ16からなり、後述する制御手段24により電気的に作動されるものである。
また、空調制御装置10には、乗員の位置を検出する乗員位置検出手段18が設けられる。この乗員位置検出手段18は、例えば、感圧式のもので、乗員の位置としての運転者の足の位置を検出するように、アクセルペダル4の表面に取り付けられて足の圧力で電圧を信号として出力するアクセルペダル取付センサ20と、ブレーキペダル6の表面に取り付けられて足の圧力で電圧を信号として出力するブレーキペダル取付センサ22とからなる。
なお、この場合、乗員位置検出手段18としては、アクセルペダル4やブレーキペダル6が操作されていないときにでも足の位置を検出可能なように、赤外線センサ等を設けることも可能である。また、アクセルペダル4及びブレーキペダル6の動作状態を赤外線センサ等により検出して吹出口12からの温風の吹出方向を切り替えるようにすることで、各ペダル取付センサを省略することも可能である。
空調装置8と吹出位置制御アクチュエータ16とアクセルペダル取付センサ20とブレーキペダル取付センサ22とは、図2に示す如く、制御手段(コントローラ)24に連絡している。また、この制御手段24には、その他のセンサ26が連絡している。
この制御手段24は、乗員位置検出手段18により検出された乗員の足の位置に、つまり、アクセルペダル4又はブレーキペダル6の位置に、吹出口12の吹出方向を変更制御するように、吹出方向変更制御手段14を作動制御するものである。このため、制御手段24は、アクセルペダル取付センサ20又はブレーキペダル取付センサ22によりアクセルペダル4又はブレーキペダル6の暖房対象物を判定する暖房対象判定部24Aと、この暖房対象判定部24Aで判定された暖房対象物によって吹出口12の吹出方向を演算決定する吹出位置演算部24Bと、この吹出位置演算部24Bの演算に基づいて吹出位置制御アクチュエータ16に制御指令を発信する指示部24Cとを備えている。
次に、この第1実施例の作用を、図1のフローチャートに基づいて説明する。
空調装置8が起動すると(ステップ102)、先ず、空調制御装置10のシステムが異常か否かを判断する(ステップ104)。
このステップ104がNOで、空調制御装置10のシステムが正常の場合には、熱源温度が十分か否かを判断し、つまり、吹出口12への温風の温度が十分か否かを判断し(ステップ106)、このステップ106がYESで、熱源温度が十分の場合には、吹出位置制御システムが選択されたか否かを判断する(ステップ108)。
このステップ108がYESの場合には、暖房対象位置検出処理を行い(ステップ110)、次いで、吹出位置決定の処理を行い(ステップ112)、そして、吹出位置制御アクチュエータ16に指令を出し(ステップ114)、吹出温度制御する(ステップ116)。上記の吹出位置決定の処理においては、吹出口12の吹出方向がアクセルペダル4側又はブレーキペダル6側が選択され、そして、この選択された一方のペダルが踏み込み操作で動作した場合には、吹出位置制御アクチュエータ16の作動により吹出口12の吹出方向がその動作に追従して変更される。
そして、このステップ116の処理後、又は、前記ステップ106及びステップ108がNOの場合には、空調装置8において暖房がオンか否かを判断し(ステップ118)、このステップ118がYESの場合には、前記ステップ106に戻し、一方、このステップ118がNOの場合には、空調装置8の暖房を停止する(ステップ120)。
一方、前記ステップ104がYESで、空調制御装置10のシステムが異常の場合には、空調フェール(故障)の処理を行い(ステップ122)、空調制御を実施せず、直ちに、空調装置8の暖房を停止する(ステップ120)。
この結果、吹出口12の吹出方向を変更制御可能な吹出方向変更制御手段14を設け、乗員の位置を検出する乗員位置検出手段18を設け、この乗員位置検出手段18により検出された乗員の位置に吹出口12の吹出方向を変更制御するように、吹出方向変更制御手段14を作動制御することで、特に、空調装置8を暖房装置とした場合に、人間が冷えを感じやすい手足や足先に空調風の吹き出し範囲を限定し、従来よりも少ない温風(風量)で空調感としての暖房感を得られるようにし、これにより、無駄のない効率的な空調制御を実現し、車室内の暖房のための熱源が不足する車両においても十分な暖房感を得て、暖房で余分なエネルギ損失を低減し、暖房の効率化(熱源不足)を図り、車両効率を向上し、燃料消費量を低減することができる。
また、乗員位置検出手段18は、乗員の手足の位置として運転者の足を検出することから、人間の温度変化に敏感な位置を特定可能となり、風量が少なくても快適感を十分に得ることができる。
吹出口12から車室2内に吹き出される空調風は、温風であることから、熱量の少ないエンジンの始動直後や比較的熱源が少ないパワートレインを搭載した車両においても、十分な暖房性能を維持することができる。
図4は、この発明の特別構成であり、第2実施例を示すものである。
この第2実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、空調制御装置10においては、導風路体32に接続してアクセルペダル4側のアクセルペダル側吹出口34−1とブレーキペダル6側のブレーキペダル側吹出口34−2とを固定して設けるとともに、このアクセルペダル側吹出口34−1とブレーキペダル側吹出口34−2とを切り替える切替ダンパ36を設け、この切替ダンパ36を制御手段24により切替動作させる。
この第2実施例の構成によれば、吹出位置決定の処理においては、アクセルペダル4側又はブレーキペダル6側が選択されると、切替ダンパ36を制御手段24により切替動作され、選択された一方のペダル側に空調風が送給されることから、吹出口自体を動かす必要がなくなり、また、簡単な構成とすることができる。
なお、この発明においては、ペダルの踏込み状態に応じて吹出口からの風量を調整することにより、全体で均一な風量を足元に供給することも可能である。また、アクセルペダルの踏込みがあったときに、吹出口をブレーキペダル側に向けたり、一方、ブレーキペダルの踏込みがあったときに、吹出口をアクセルペダル側に向けたりする構成とすることも可能である。
車室内の暖房のための熱源が不足する車両車室内の暖房のための熱源が不足する車両(例えば、ディーゼル車、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)、ハイブリッド車(HEV)等)だけでなく、ガソリン車にもエンジンの始動時等の熱源が不足しているときには、この発明の空調制御装置のシステムが有効である。また、ステアリングホイールについても、この発明の空調制御装置のシステムを適用し、つまり、ステアリングホイールに複数のセンサを取り付け、これらセンサと切れ角センサとの反応から運転者の手の位置を検出し、アクチュエータによって温風の方向を手の位置の切り替えることも可能である。
第1実施例において空調制御のフローチャートである。 第1実施例において空調制御装置のブロック図である。 第1実施例において空調制御装置のシステム構成図である。 第2実施例において空調制御装置の概略構成図である。
符号の説明
2 車室
4 アクセルペダル
6 ブレーキペダル
8 空調装置
10 空調制御装置
12 吹出口
14 吹出方向変更制御手段
16 吹出位置制御アクチュエータ
18 乗員位置検出手段
20 アクセルペダル取付センサ
22 ブレーキペダル取付センサ
24 制御手段

Claims (3)

  1. 空調装置から送風された空調風を車室内に吹き出す複数の吹出口が備えられた車両用空調制御装置において、前記吹出口の吹出方向を変更制御可能な吹出方向変更制御手段を設け、乗員の位置を検出する乗員位置検出手段を設け、この乗員位置検出手段により検出された乗員の位置に前記吹出口の吹出方向を変更制御するように前記吹出方向変更制御手段を作動制御する制御手段を設けたことを特徴とする車両用空調制御装置。
  2. 前記乗員位置検出手段は、乗員の手足の位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調制御装置。
  3. 前記吹出口から前記車室内に吹き出される空調風は、温風であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調制御装置。
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