JP2005059293A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 携帯可能な印刷装置は、ユーザが印刷を指示するための操作部である印刷ボタンに対するユーザの操作に応じて現在時刻を取得し、タイムスタンプTを生成し、生成したタイムスタンプTを被印刷媒体であるラベルL2に印刷するように構成されている。これにより、タイムスタンプTが印刷されたラベルL2を書籍やノート等の紙媒体に貼り付けることによって、時刻付きのしおりとして利用することができ、簡単な操作でユーザが日常的に起こる任意の事象を手軽に時刻と関連付けることを支援することができる。
【選択図】 図13
Description
電源OFF状態J1は、ラベル紙L1の印刷を実行することができない状態を指す。このとき、印刷装置1は単に時計として動作しており、LCD表示制御部32は、図5に示すように、現在の日時AをLCD3に表示させる。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
システム制御部30は各部への通電を開始する。ここで、印刷部9がホルダ8にラベル紙L1がセットされていることを検知した場合には「正常状態J2」に、検知しなかった場合には「警告状態J3」に印刷装置1の動作状態を移行させる。
正常状態J2はユーザからの印刷指示に待機している状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、図6に示すように、現在の日時A、ラベルステータス表示B、電池残量表示C及び枚数表示DをLCD3に表示させる。ここに、時刻表示手段及び回数表示手段としての機能が実現される。図6中のラベルステータス表示Bは、ホルダ8にラベル紙L1がセットされていることを示している。ここで、ラベルステータス表示B中にある位置表示Eは、ラベル紙L1上に印刷されるタイムスタンプTの位置(左揃え、中央揃え、右揃え)を表し、図6中ではタイムスタンプTがラベルL2に対して左揃えで印刷されることを示している。また、その右側の電池残量表示Cは、電池ソケットに格納された電池の残量を黒色のバーで示すものであり、残量が減るに従ってバーの左端が右側に進行する。ここで、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
印刷装置1の動作状態を「電源OFF状態J1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
印刷装置1の動作状態を「印刷状態J4」に移行させ、現在時刻のタイムスタンプTをラベル紙L1に印刷する動作を開始する。
印刷装置1の動作状態を「時刻調節状態J5」に移行させ、ユーザに現在時刻を調節させるための画面を表示するようLCD表示制御部32に指示する。
ラベル紙L1上に印刷されるタイムスタンプTの位置を変更すると共に、LCD3上の位置表示Eを変更するようLCD表示制御部32に指示する。ここに、位置設定手段としての機能が実現されている。ここで、図7はユーザが左右の選択ボタン6c,6dを押下したときのラベルステータス表示Bの変化を示す説明図である。図7に示すように、ユーザが右選択ボタン6dを押す度に、「左揃え」→「中央揃え」→「右揃え」→「左揃え」→・・・と、同様に左選択ボタン6cを押す度に、「右揃え」→「中央揃え」→「左揃え」→「右揃え」→・・・と、位置表示Eが変化する。このような機能により、ラベルL2を貼り付ける位置が用紙の右側又は左側であるかによって、ラベルL2に対するタイムスタンプTの位置を変更することができ、好適である。
一度に印刷するラベルL2の枚数を変更する。すなわち、同じタイムスタンプTをラベル紙L1に印刷する回数を変更する。例えば、図6に示すように、現在の印刷枚数が1枚のとき、ユーザが上選択ボタン6aを押下すると、システム制御部30は印刷枚数を1つ増やして2枚に設定し、LCD表示制御部32にLCD3上の枚数表示Dを1つ増加させるよう指示する。この指示に従い、LCD表示制御部32は、LCD3上の枚数表示Dを「1」から「2」に変更する。ユーザが上選択ボタン6aを押す度に同様の動作を繰り返し、印刷枚数の上限値(ここでは9枚とする)に達すると、以降、上選択ボタン6aが押下されても印刷枚数及び枚数表示Dを変更しない。同様に、ユーザが下選択ボタン6bを押下すると、システム制御部30は印刷枚数を1つ減らし、LCD表示制御部32にLCD3上の枚数表示Dを1つ減少させるよう指示する。ユーザが下選択ボタン6bを押す度に同様の動作を繰り返し、印刷枚数の下限値(1枚)に達すると、以降下選択ボタン6bが押下されても印刷枚数及び枚数表示Dを変更しない。ここに、回数設定手段及び回数表示手段としての機能が実現される。したがって、同一のタイムスタンプTが印刷されたラベルL2が複数枚必要な場合、印刷ボタン2を複数回押すと、各々のラベルL2が示す時刻が異なってしまうが、印刷枚数を設定可能とすることにより時間のずれを防止することができる。
印刷部9は、ユーザがホルダ8よりラベル紙L1を取り出したのを検知すると、その旨をシステム制御部30に送信する。ここに、有無検知手段としての機能が実現される。これを受けて、システム制御部30は印刷装置1の動作状態を「警告状態J3」に移行させる。ここに、印刷制限手段としての機能が実現される。
印刷状態J4はユーザがタイムスタンプTの印刷を指示してからラベル紙L1への印刷が終了するまでの状態を指す。このときのシステム制御部30の動作の詳細を以下に述べる。
LCD3に図8に示すような画面を表示するようLCD表示制御部32に指示し、ユーザに印刷動作中であることを通知する。ここで、図8は印刷状態J4におけるLCD3の表示例を示す説明図である。
現在の日時をクロック34より取得する。
得られた現在時刻をラスタライズし、印刷データであるラスタデータを生成する。ここに、印刷データ生成手段としての機能が実現される。例えば、現在の日時が「2003年2月26日 17時52分27秒」の場合、「2003/02/26 17:52:27」という文字列を生成し、更にこの文字列からラスタデータを生成する。
(3)で生成されたラスタデータを印刷部9に送る。印刷部9は、受け取ったラスタデータに基づいて、現在時刻を示すタイムスタンプTをラベル紙L1に印刷する(図9(a)及び図9(b)参照)。ここで、図9はタイムスタンプTが印刷されたラベルL2の一例を示し、(a)はタイムスタンプTが左揃えで印刷されたラベルL2を示す説明図、(b)はタイムスタンプTが右揃えで印刷されたラベルL2を示す説明図である。図9(a)及び図9(b)に示すようなラベルL2の空白部の裏側には、繰り返し剥がせる接着剤が塗布されている。なお、印刷装置1は、左揃えの場合には接着剤が塗布された位置が右側に、また、右揃えの場合には接着剤が塗布された位置が左側になるようにラベル紙L1を印刷する。これにより、例えば講演中等に紙の資料が配布されている場合や自らが持参したノートに書き込みを行っている場合等に、タイムスタンプTが印刷されたラベルL2をそれらの紙媒体に貼り付けることによって、時刻付きのしおりとして利用することができ、好適である。
ラベルL2がラベル排紙口7より排出されると、印刷部9はシステム制御部30に対し、印刷動作が終了したことを示す信号を送信する。これを受けてシステム制御部30は、直ちに印刷装置1の動作状態を「正常状態J2」に移行させる。なお、印刷状態J4にある場合、ハードキーインターフェース部31がユーザからのボタン押下を検知しても、システム制御部30はそれを無視する。
警告状態J3は、ホルダ8にラベル紙L1がセットされていないため印刷不可能である旨をユーザに警告する状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、図10に示すように、現在の日時A、ラベルステータス表示B及び電池残量表示CをLCD3に表示させる。ここに、警告表示手段としての機能が実現される。ここで、図10は警告状態J3におけるLCD3の表示例を示す説明図である。図10中のラベルステータス表示Bは、ラベル紙L1がセットされていないことを示しており、警告画像として機能する。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
印刷装置1の動作状態を「電源OFF状態J1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
図11に示すようなユーザへの警告画像である警告メッセージをLCD3に一定時間(ここでは2秒間とする)表示するようLCD表示制御部32に指示する。ここに、警告表示手段としての機能が実現される。このとき、状態遷移は起こらない。ここで、図11は警告状態J3におけるLCD3の表示例を示す説明図である。
印刷装置1の動作状態を「時刻調節状態J5」に移行させ、ユーザに現在時刻を調節させるための画面を表示するようLCD表示制御部32に指示する。
印刷部9は、ユーザがホルダ8にラベル紙L1をセットしたのを検知すると、その旨をシステム制御部30に送信する。これを受けて、システム制御部30は印刷装置1の動作状態を「正常状態J2」に移行させる。
時刻調節状態J5は、ユーザにより印刷装置1のクロック34が指し示す現在時刻が調節中である状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、LCD3に図12に示すような画面を表示させる。ここで、図12は時刻調節状態におけるLCD3の表示例を示す説明図である。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
印刷装置1の動作状態を「電源OFF状態J1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
右選択ボタン6dが押されると、LCD表示制御部32に、図12に示すような反転表示部分Fを「年」→「月」→「日」→「時」→「分」→「秒」→「年」→・・・という順に変更するよう指示する。また、左選択ボタン6cが押された場合は、これと逆順に表示を変更するよう指示する。
上選択ボタン6aが押されると、LCD表示制御部32に、図12中で反転表示されている数値を1つ増加させるよう指示する。また、下選択ボタン6bが押された場合には、反転表示されている数値を1つ減少させるよう指示する。
クロック34の現在時刻を、時刻調節ボタン5が押された時に画面に表示されていた時刻に設定する。その直後、ホルダ8にラベル紙L1がセットされている場合には「正常状態J2」に印刷装置1の動作状態を移行させ、ホルダ8にラベル紙L1がセットされていない場合には「警告状態J3」に印刷装置1の動作状態を移行させる。(2)から(4)で時刻修正手段としての機能が実現される。
電源OFF状態K1は、被印刷媒体に対する印刷を実行することができない状態を指す。第一の実施の形態と同様に、印刷装置1Aは単に時計として動作しており、LCD表示制御部32は、図5に示すように、現在の日時AをLCD3に表示させる。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
システム制御部30は各部への通電を開始する。ここで、印刷部9Aがインクホルダ45にインクタンク44がセットされていることを検知した場合には「正常状態K2」に、検知しなかった場合には「警告状態K3」に印刷装置1Aの動作状態を移行させる。
正常状態K2はユーザからの印刷指示に待機している状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、図17に示すように、現在の日時A、インクステータス表示G及び電池残量表示CをLCD3に表示させる。ここに、時刻表示手段としての機能が実現される。図17中のインクステータス表示Gは、インクタンク44がインクホルダ45にセットされており、インクの残量が残り半分程度であることを示している。また、その右側の電池残量表示Cは、電池ソケットに格納された電池の残量を黒色のバーで示すものであり、残量が減るに従ってバーの左端が右側に進行する。ここで、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
印刷装置1Aの動作状態を「電源OFF状態K1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
印刷装置1Aの動作状態を「印刷待機状態K4」に移行させる。
印刷装置1Aの動作状態を「時刻調節状態K5」に移行させ、ユーザに現在時刻を調節させるための画面を表示するようLCD表示制御部32に指示する。
印刷部9Aは、ユーザがインクホルダ45からインクタンク44を取り出した、又はインクタンク44のインクが切れたことを検知すると、その旨をシステム制御部30に送信する。これを受けて、システム制御部30は印刷装置1Aの動作状態を「警告状態K3」に移行させる。
印刷待機状態K4は、ユーザがタイムスタンプTの印刷を指示してから、印刷対象となる被印刷媒体にインクを塗布できるようになるまでの状態を指す。ここに、印刷制限手段としての機能が実現される。このときのシステム制御部30の動作の詳細を、以下に述べる。
現在の日時をクロック34より取得する。
得られた現在時刻をラスタライズし、印刷データであるラスタデータを生成する。ここに、印刷データ生成手段としての機能が実現される。例えば、現在の日時が「2003年2月26日 17時52分27秒」の場合、「2003/02/26 17:52:27」という文字列を生成し、更にこの文字列からラスタデータを生成する。
LCDに図18に示すような警告画面を表示すると共に、バックライトの輝度を上げるようLCD表示制御部32に指示する。ここに、警告表示手段としての機能が実現される。これにより、ユーザに印刷の準備が整ったことを通知する。
以下のユーザ操作を検出するまで、システム制御部30は(1)から(3)のステップを繰り返す。
(a)電源ボタン4押下
印刷装置1Aの動作状態を「電源OFF状態K1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
(b)感圧スイッチ43ON検知
ユーザが印刷装置1Aを紙等の被印刷媒体に押し当てることにより、装置底面部に配設された6つの感圧スイッチ43が全てONになるのを検知すると、「印刷状態K6」に印刷装置1Aの動作状態を移行させる。ここに、有無検知手段としての機能が実現される。
(c)キャンセルボタン40押下
印刷動作を中止し、「正常状態K2」に印刷装置1Aの動作状態を移行させる。
印刷状態K6は、印刷対象となる被印刷媒体にインクを塗布し始めてから終了するまでの状態を指す。このときのシステム制御部30の動作を、以下に述べる。
前述したように生成されたラスタデータを印刷部9Aに送る。印刷部9Aは、受け取ったラスタデータに基づいて、現在時刻を示すタイムスタンプTをユーザが用意した被印刷媒体に印刷ヘッド41により印刷する。
タイムスタンプTの印刷が終了すると、印刷部9Aはシステム制御部30に対し、印刷動作が終了したことを示す信号を送信する。これを受けてシステム制御部30は、直ちに印刷装置1Aの動作状態を「正常状態K2」に移行させる。なお、印刷状態K6にある場合、ハードキーインターフェース部31がユーザからのボタン押下を検知しても、システム制御部30はそれを無視する。
警告状態K3は、インクタンク44がインクホルダ45にセットされていない又はインクタンク44のインクが切れているため印刷不可能である旨をユーザに警告する状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、図19に示すように、現在の日時A、インクステータス表示G及び電池残量表示CをLCD3に表示させる。ここで、図19は警告状態K3におけるLCD3の表示例を示す説明図である。図19中のインクステータス表示Gは、インクタンク44がインクホルダ45にセットされていないことを示しており、警告画像として機能する。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
印刷装置1の動作状態を「電源OFF状態K1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
LCD表示制御部32に、図20に示すように、LCD3にユーザへの警告画像である警告メッセージを一定時間(ここでは2秒間とする)表示するよう指示する。このとき、状態遷移は起こらない。ここで、図20は警告状態K3におけるLCD3の表示例を示す説明図である。
印刷装置1Aの動作状態を「時刻調節状態K5」に移行させ、ユーザに現在時刻を調節させるための画面を表示するようLCD表示制御部32に指示する。
印刷部9Aは、ユーザがインクタンク44をインクホルダ45にセットしたのを検知すると、その旨をシステム制御部30に送信する。これを受けて、システム制御部30は印刷装置1Aの動作状態を「正常状態K2」に移行させる。
時刻調節状態K5は、ユーザにより印刷装置1Aのクロック34が指し示す現在時刻が調節中である状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、第一の実施の形態と同様に、LCD3に図12に示すような画面を表示させる。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
印刷装置1Aの動作状態を「電源OFF状態K1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
右選択ボタン6dが押されると、LCD表示制御部32に、図12に示すような反転表示部分Fを「年」→「月」→「日」→「時」→「分」→「秒」→「年」→・・・という順に変更するよう指示する。また、左選択ボタン6cが押された場合は、これと逆順に表示を変更するよう指示する。
上選択ボタン6aが押されると、LCD表示制御部32に、図12中で反転表示されている数値を1つ増加させるよう指示する。また、下選択ボタン6bが押された場合には、反転表示されている数値を1つ減少させるよう指示する。
クロック34の現在時刻を、時刻調節ボタン5が押された時に画面に表示されていた時刻に設定する。その直後、インクホルダ45にインクタンク44がセットされており、かつ、インクが残っている場合には「正常状態K2」に移行させ、それ以外の場合には「警告状態K3」に印刷装置1Aの動作状態を移行させる。(2)から(4)で時刻修正手段としての機能が実現される。
印刷状態J4は、ユーザがタイムスタンプTの印刷を指示してからラベル紙L1への印刷が終了するまでの状態を指す。このときのシステム制御部30の動作の詳細を以下に述べる。
LCD3に図8に示すような画面を表示するようLCD表示制御部32に指示し、ユーザに印刷動作中であることを通知する。
現在の日時をクロック34より取得する。
現在の地球上の位置情報を取得するよう位置情報受信部55に指示する。この指示を受けて位置情報受信部55は、GPS衛星からの電波受信を開始し、現在の位置情報を取得する。ここに、位置取得手段としての機能が実現される。ここでは、取得した現在位置をLCD3に表示させる処理を行っていないが、これに限るものではなく、取得した現在位置をLCD3に表示させる処理を行っても良い。ここに、位置表示手段としての機能が実現される。このとき、4つ以上のGPS衛星が捕捉できた場合、電波受信時における標準時を求めることができるので、その時刻をメモリ等に記憶しておく。
(3)で現在位置の取得に成功した場合、得られた標準時を用いて、装置に内蔵されたクロック34の現在時刻を修正すると共に、その時刻差を算出する。また、算出した時刻差を用いて、(2)で取得した時刻を修正する。(3)で現在時刻の取得に失敗した場合、時刻の修正を行わない。
現在時刻と位置情報をラスタライズし、印刷データであるラスタデータを生成する。ここに、印刷データ生成手段としての機能が実現される。例えば、現在の日時が「2003年2月26日 17時52分27秒」の場合には「2003/02/26 17:52:27」という文字列を生成し、また現在位置が「北緯35度32分4秒、東経139度35分47秒」の場合には「N35°32′04″,E139°35′47″」、という文字列を生成し、更にこれらの文字列からラスタデータを生成する。なお、GPS衛星の捕捉の失敗により、位置情報を取得できなかった場合には、現在時刻のみをラスタライズする。
(5)で生成されたラスタデータを印刷部9に送る。印刷部9は、受け取ったラスタデータに基づいて、現在時刻を示すタイムスタンプT及び現在位置をラベル紙L1に印刷する。ここで、図24はタイムスタンプT及び位置情報が左揃えで印刷されたラベルL2の一例を示す説明図である。図24に示すようなラベルL2の空白部の裏側には、繰り返し剥がせる接着剤が塗布されている。なお、GPS衛星の捕捉の失敗により、位置情報を取得できなかった場合には、図9に示すように、現在時刻のみをラベルL2に印刷する。
ラベルL2がラベル排紙口7より排出されると、印刷部9はシステム制御部30に対し、印刷動作が終了したことを示す信号を送信する。これを受けてシステム制御部30は、直ちに印刷装置1の動作状態を「正常状態J2」に移行させる。なお、印刷状態J4にある場合、ハードキーインターフェース部31がユーザからのボタン押下を検知しても、システム制御部30はそれを無視する。
印刷状態J4は、ユーザがタイムスタンプTの印刷を指示してから、ラベル紙への印刷が終了するまでの状態を指す。このときのシステム制御部30の動作の詳細を以下に述べる。
LCD3に図8に示すような画面を表示するようLCD表示制御部32に指示し、ユーザに印刷動作中であることを通知する。
現在の日時をクロック34より取得する。
得られた現在時刻をラスタライズし、所定のパターン情報であるバーコード情報を生成する。ここに、パターン生成手段としての機能が実現される。例えば、現在の日時が「2003年2月26日 17時52分27秒」の場合、「20030226175227」という、第一の実施の形態で示した文字列から数字以外の記号を除いた文字列を生成し、更にこの文字列をバーコード情報であるラスタデータに変換する。ここでは、バーコードHの形式は、例えばInterleaved 2 of 5形式とする。
バーコード情報であるラスタデータを印刷部9に送る。印刷部9は、受け取ったラスタデータに基づいて、所定のパターンであるバーコードHをラベル紙L1に印刷する。ここで、図25は現在時刻を示すバーコードHが左揃えで印刷されたラベルL2の一例を示す説明図である。図25に示すようなラベルL2の空白部の裏側には、繰り返し剥がせる接着剤が塗布されている。
ラベルL2がラベル排紙口7より排出されると、印刷部9はシステム制御部30に対し、印刷動作が終了したことを示す信号を送信する。これを受けてシステム制御部30は、直ちに印刷装置1の動作状態を「正常状態J2」に移行させる。なお、印刷状態J4にある場合、ハードキーインターフェース部31がユーザからのボタン押下を検知しても、システム制御部30はそれを無視する。
(a) '03.02.26 17:52:27
(b) 平成15年2月26日 午後5時52分27秒
(c) 05:52:27 PM, Feb. 26, 2003
(d) 2003/02/26 (日付のみ印刷)
(e) 05:52 PM (秒数を省いて時間のみ印刷)
さらに、(a)から(e)のタイムスタンプTの形式を選択可能とするよう構成しても良い。また、第四の実施の形態において説明したものと異なる形式で位置情報を印刷しても構わない。
1A 印刷装置
1B 印刷装置
1C 印刷装置
2 操作部(印刷ボタン)
3 表示部(LCD)
5,6 修正操作部(時刻調節ボタン,選択ボタン)
8 被印刷媒体収容部(ホルダ)
9 印刷部
9A 印刷部
14,15 被印刷媒体搬送部(プラテンローラ,ステップモータ)
L1 被印刷媒体(ラベル紙)
T タイムスタンプ
Claims (18)
- 携帯可能な印刷装置において、
ユーザからの操作を受け付け、ユーザが印刷を指示するための操作部と、
前記操作部に対するユーザの操作に応じて現在時刻を取得し、その現在時刻に基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
前記印刷データ生成手段により生成された前記印刷データに基づいて、現在時刻を示すタイムスタンプを被印刷媒体に印刷する印刷部と、
を具備することを特徴とする印刷装置。 - 前記被印刷媒体を収容する被印刷媒体収容部と、
前記被印刷媒体収容部から前記印刷部に前記被印刷媒体を搬送して供給する被印刷媒体搬送部と、
を具備することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。 - 画像を表示する表示部と、
前記印刷データ生成手段により取得された現在時刻を前記表示部に表示させる時刻表示手段と、
を具備する請求項1又は2記載の印刷装置。 - 前記印刷データ生成手段により取得される現在時刻を生成する時刻生成手段と、
前記時刻生成手段に生成された現在時刻を修正する時刻修正手段と、
を具備することを特徴とする請求項1、2又は3記載の印刷装置。 - 前記時刻修正手段は、
ユーザからの操作を受け付け、前記時刻生成手段により生成された現在時刻を修正するための修正操作部を有し、
前記修正操作部に対する操作者の操作に応じて、前記時刻生成手段に生成された現在時刻を修正することを特徴とする請求項4記載の印刷装置。 - 前記時刻修正手段は、通信により外部から現在時刻を取得し、取得した現在時刻に基づいて、前記時刻生成手段により生成された現在時刻を修正することを特徴とする請求項4記載の印刷装置。
- 前記被印刷媒体に対する前記タイムスタンプの位置を設定する位置設定手段を具備し、
前記印刷部は、前記位置設定手段により設定された前記タイムスタンプの位置に基づいて、前記タイムスタンプを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。 - 画像を表示する表示部と、
前記位置設定手段により設定された前記タイムスタンプの位置を前記表示部に表示させる位置表示手段と、
を具備することを特徴とする請求項7記載の印刷装置。 - 同じ内容の前記タイムスタンプを印刷する回数を設定する回数設定手段を具備し、
前記印刷部は、前記回数設定手段により設定された同じ内容の前記タイムスタンプを印刷する回数に基づいて、前記タイムスタンプを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。 - 画像を表示する表示部と、
前記回数設定手段により設定された前記タイムスタンプを印刷する回数を前記表示部に表示させる回数表示手段と、
を具備することを特徴とする請求項9記載の印刷装置。 - 前記被印刷媒体が印刷される印刷位置に対する前記被印刷媒体の有無を検出する有無検出手段と、
前記有無検出手段により検出された前記被印刷媒体の有無に応じて前記印字部の印刷動作を制限する印刷制限手段と、
を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。 - 画像を表示する表示部と、
前記有無検出手段により検出された前記被印刷媒体の有無に応じて警告画像を前記表示部に表示させる警告表示手段と、
を具備することを特徴とする請求項11記載の印刷装置。 - 前記印刷データ生成手段は、通信により外部から現在時刻を取得することを特徴とする請求項1ないし12のいずれか一記載の印刷装置。
- 地球上での現在位置を取得する位置取得手段を具備し、
前記印刷部は、前記位置取得手段により取得された前記現在位置を前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか一記載の印刷装置。 - 前記印刷データ生成手段により取得された前記現在時刻及び前記位置取得手段により取得された前記現在位置から所定のパターン情報を生成するパターン生成手段を具備し、
前記印刷部は、前記パターン生成手段により生成された所定のパターン情報に基づいて所定のパターンを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項14記載の印刷装置。 - 前記印刷データ生成手段により取得された前記現在時刻から所定のパターン情報を生成するパターン生成手段を具備し、
前記印刷部は、前記パターン生成手段により生成された所定のパターン情報に基づいて所定のパターンを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一記載の印刷装置。 - 前記被印刷媒体は、接着剤からなる接着層を有していることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか一記載の印刷装置。
- 前記被印刷媒体は、ロール状に巻回されたロール紙であることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか一記載の印刷装置。
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JP2016012295A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | カシオ計算機株式会社 | 印刷制御装置およびプログラム |
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-
2003
- 2003-08-08 JP JP2003290259A patent/JP2005059293A/ja active Pending
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