JP2005059293A - 印刷装置 - Google Patents

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Norihiko Murata
憲彦 村田
Shin Aoki
青木  伸
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Abstract

【課題】 簡単な操作でユーザが日常的に起こる任意の事象を手軽に時刻と関連付けることを支援することができる印刷装置を提供することである。
【解決手段】 携帯可能な印刷装置は、ユーザが印刷を指示するための操作部である印刷ボタンに対するユーザの操作に応じて現在時刻を取得し、タイムスタンプTを生成し、生成したタイムスタンプTを被印刷媒体であるラベルL2に印刷するように構成されている。これにより、タイムスタンプTが印刷されたラベルL2を書籍やノート等の紙媒体に貼り付けることによって、時刻付きのしおりとして利用することができ、簡単な操作でユーザが日常的に起こる任意の事象を手軽に時刻と関連付けることを支援することができる。
【選択図】 図13

Description

本発明は、携帯可能な印刷装置に関する。
携帯可能な印刷装置としては、携帯型又は手持ち型のプリンタが従来からよく知られており、主にノートPC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistants)等の持ち運び可能なホスト機器に対する周辺機器として利用されている。このようなプリンタとしては、例えば、被印刷媒体を内蔵するラベルプリンタや被印刷媒体を内蔵せず被印刷媒体に対して直接印刷する走査型プリンタ等が用いられている。
被印刷媒体を内蔵するラベルプリンタは、セットされた被印刷媒体であるラベル等の小型の用紙上に文字パターンを印刷するプリンタである。また、直接印刷する走査型プリンタは、印刷ヘッドを紙等の被印刷媒体上で走査することにより、入力された印刷パターンをその被印刷媒体上に直接印刷するプリンタである。
前述したようなラベルプリンタとしては、例えば、印刷する文字及び数字を入力するためのボタン群やラベルカートリッジ等を格納するためのスペースを本体ケースに備えているプリンタが開発されている。USB(Universal Serial Bus)端子を搭載したプリンタも開発されている。このプリンタは、ホストとなるPCとUSB接続することにより、簡単な操作でラベルを印刷することができる。
また、前述したような走査型プリンタとしては、例えば、感熱式又はインクジェット式の手持ち型のプリンタが開発されている。このようなプリンタは、印刷ヘッドを被印刷媒体に押しつけながら直接印刷し、さらに、移動量を回転ローラによって検出し印刷速度をコントロールしたり(特許文献1参照)、あるいは、被印刷媒体に対するプリントヘッドの現在位置を光学位置センサによって検出し、その現在位置と画像の印刷済み部分の位置とに基づいて、被印刷媒体の対応する部分に画像の対応部分を印刷したりする(特許文献2参照)。
特開平10−29346号公報 特開2002−307756公報
しかしながら、文字入力のために多数のボタンを必要とする従来のプリンタでは、その多数のボタンを配置するスペースが必要となり、装置が大型になってしまう。また、印刷したい文字列や数字列をいちいち手入力する必要があるので、印刷する前に面倒な操作が必要となるという問題点がある。
また、文字入力のために多数のボタンを必要としない従来のプリンタでも、いずれもホストとなるPCやPDAの周辺機器という形で利用されている。すなわち、ユーザはプリンタを利用するためにホスト機器を併せて持ち運ぶ必要があるので、携帯型又は手持ち型のプリンタが本来持っている長所であるはずの「手軽さ」や「利用しやすさ」を損ねてしまうという問題点がある。
ところで、我々は日常のありとあらゆる場面において、常に時刻を頼りにして活動している。特に、近年の高度情報化社会において、時刻は益々重要な役割を持つようになっている。例えば、PCやPDAの急速な普及により、ビジネスを始めとするあらゆる場面で、文書作成日時・更新日時の管理や作業履歴・進捗の管理等、時刻を軸とした情報管理が以前にも増して盛んに行われるようになっている。また、最近では、PCの時計はNTP(Network Time Protocol)、ビデオの時計はテレビの時報、携帯の時計は電波の中の時報を頼りに、各々の電子機器が統一された時刻を維持できるようになっている。
このように、PCや電子機器の世界における時刻が統一された時間ベースで情報を管理可能となった状況下で、現実世界で起こり得る任意の事象に対しても、いつでも手軽に時刻を関連付けることができれば、情報の管理効率が飛躍的に向上することが期待される。具体的には、現実世界で起こったイベントの時刻を記録しておけば、人間の持つ連想記憶能力が働いて、その同時刻又はその前後に利用・更新された電子情報に容易にアクセスすることができると予想される。しかし、現状はこれを実現するようなツールは提供されていない。
本発明の目的は、簡単な操作でユーザが日常的に起こる任意の事象を手軽に時刻と関連付けることを支援することができる印刷装置を提供することである。
請求項1記載の発明は、携帯可能な印刷装置において、ユーザからの操作を受け付け、ユーザが印刷を指示するための操作部と、前記操作部に対するユーザの操作に応じて現在時刻を取得し、その現在時刻に基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記印刷データ生成手段により生成された前記印刷データに基づいて、現在時刻を示すタイムスタンプを被印刷媒体に印刷する印刷部と、を具備することを特徴とする。
したがって、被印刷媒体がラベル紙等である場合には、タイムスタンプがラベル紙に印刷され、このラベル紙を書籍やノート等の紙媒体に貼り付ける付箋として利用することが可能である。また、被印刷媒体が書籍やノート等である場合には、例えば講義中等にタイムスタンプが書籍やノート等の紙媒体に直接印刷される。このようにして、簡単な操作でユーザが日常的に起こる任意の事象を手軽に時刻と関連付けることを支援することが可能になる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の印刷装置において、前記被印刷媒体を収容する被印刷媒体収容部と、前記被印刷媒体収容部から前記印刷部に前記被印刷媒体を搬送して供給する被印刷媒体搬送部と、を具備することを特徴とする。
したがって、タイムスタンプが印刷された被印刷媒体を書籍やノート等の紙媒体に貼り付ける付箋として利用することが可能である。このようにして、簡単な操作でユーザが日常的に起こる任意の事象を手軽に時刻と関連付けることを支援することが可能になる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の印刷装置において、画像を表示する表示部と、前記印刷データ生成手段により取得された現在時刻を前記表示部に表示させる時刻表示手段と、を具備する。
したがって、現在時刻を表示部に表示することによって、印刷前にユーザが現在時刻を確認することが可能になる。
請求項4記載の発明は、請求項1、2又は3記載の印刷装置において、前記印刷データ生成手段により取得される現在時刻を生成する時刻生成手段と、前記時刻生成手段に生成された現在時刻を修正する時刻修正手段と、を具備することを特徴とする。
したがって、現在時刻を修正することによって、正確な現在時刻を取得することが可能になる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の印刷装置において、前記時刻修正手段は、ユーザからの操作を受け付け、前記時刻生成手段により生成された現在時刻を修正するための修正操作部を有し、前記修正操作部に対する操作者の操作に応じて、前記時刻生成手段に生成された現在時刻を修正することを特徴とする。
したがって、ユーザが手軽に現在時刻を修正することよって、正確な現在時刻を取得することが可能になる。
請求項6記載の発明は、請求項4記載の印刷装置において、前記時刻修正手段は、通信により外部から現在時刻を取得し、取得した現在時刻に基づいて、前記時刻生成手段により生成された現在時刻を修正することを特徴とする。
したがって、自動的に現在時刻を修正することによって、ユーザに時刻を修正させることなく、正確な現在時刻を取得することが可能になる。
請求項7記載の発明は、請求項1又は2記載の印刷装置において、前記被印刷媒体に対する前記タイムスタンプの位置を設定する位置設定手段を具備し、前記印刷部は、前記位置設定手段により設定された前記タイムスタンプの位置に基づいて、前記タイムスタンプを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする。
したがって、被印刷媒体に対するタイムスタンプの位置を設定することによって、被印刷媒体に対して希望する位置にタイムスタンプを印刷することが可能になる。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の印刷装置において、画像を表示する表示部と、前記位置設定手段により設定された前記タイムスタンプの位置を前記表示部に表示させる位置表示手段と、を具備することを特徴とする。
したがって、被印刷媒体に対するタイムスタンプの位置を表示部に表示することによって、印刷前にユーザがそのタイムスタンプの位置を確認することが可能になる。
請求項9記載の発明は、請求項1又は2記載の印刷装置において、同じ内容の前記タイムスタンプを印刷する回数を設定する回数設定手段を具備し、前記印刷部は、前記回数設定手段により設定された同じ内容の前記タイムスタンプを印刷する回数に基づいて、前記タイムスタンプを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする。
したがって、同じ内容のタイムスタンプを印刷する回数を設定することによって、同じ内容のタイムスタンプが印刷された被印刷媒体を複数枚得ることが可能になり、同じ内容のタイムスタンプで複数の事象を同一時刻の事象として関連付けることが可能になる。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の印刷装置において、画像を表示する表示部と、前記回数設定手段により設定された前記タイムスタンプを印刷する回数を前記表示部に表示させる回数表示手段と、を具備することを特徴とする。
したがって、同じ内容のタイムスタンプを印刷する回数を表示部に表示することによって、印刷前にユーザがそのタイムスタンプの印刷回数を確認することが可能になる。
請求項11記載の発明は、請求項1又は2記載の印刷装置において、前記被印刷媒体が印刷される印刷位置に対する前記被印刷媒体の有無を検出する有無検出手段と、前記有無検出手段により検出された前記被印刷媒体の有無に応じて前記印字部の印刷動作を制限する印刷制限手段と、を具備することを特徴とする。
したがって、印刷位置に対する被印刷媒体の有無を検出することによって、不用意な印刷動作を防止することが可能になり、特に印刷部がインクジェットのようにインクを吐出させる場合等、印刷位置に被印刷媒体がない状態でインクが吐出することを防止することが可能になる。さらに、有無検出結果に基づく様々な処理が可能になる。
請求項12記載の発明は、請求項11記載の印刷装置において、画像を表示する表示部と、前記有無検出手段により検出された前記被印刷媒体の有無に応じて警告画像を前記表示部に表示させる警告表示手段と、を具備することを特徴とする。
したがって、印刷位置に対する被印刷媒体の有無に応じて警告画像を表示部に表示させることによって、ユーザに印刷位置に対する被印刷媒体の有無を報知することが可能になる。
請求項13記載の発明は、請求項1ないし12のいずれか一記載の印刷装置において、前記印刷データ生成手段は、通信により外部から現在時刻を取得することを特徴とする。
したがって、通信により外部から現在時刻を取得することによって、時刻を生成する手段を備える必要がなく、さらに、簡単に正確な現在時刻を取得することが可能になる。
請求項14記載の発明は、請求項1ないし13のいずれか一記載の印刷装置において、地球上での現在位置を取得する位置取得手段を具備し、前記印刷部は、前記位置取得手段により取得された前記現在位置を前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする。
したがって、現在位置を被印刷媒体に印刷することよって、ユーザが日常的に起こる任意の事象と時刻とを手軽に関連付けた場所を把握することが可能になり、さらに、被印刷媒体を利用する範囲が広がる。
請求項15記載の発明は、請求項14記載の印刷装置において、前記印刷データ生成手段により取得された前記現在時刻及び前記位置取得手段により取得された前記現在位置から所定のパターン情報を生成するパターン生成手段を具備し、前記印刷部は、前記パターン生成手段により生成された所定のパターン情報に基づいて所定のパターンを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする。
したがって、所定のパターン、例えばバーコードを被印刷媒体に印刷することによって、バーコードスキャナ等を備えるパーソナルコンピュータ等によりバーコードから情報が読み込まれ、その情報に応じた様々な処理を実行することが可能になる。例えば、情報処理システムにより記録された動画データ等と任意の事象とを容易に関連付けることが可能になる。
請求項16記載の発明は、請求項1ないし14のいずれか一記載の印刷装置において、前記印刷データ生成手段により取得された前記現在時刻から所定のパターン情報を生成するパターン生成手段を具備し、前記印刷部は、前記パターン生成手段により生成された所定のパターン情報に基づいて所定のパターンを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする。
したがって、所定のパターン、例えばバーコードを被印刷媒体に印刷することによって、バーコードスキャナ等を備えるパーソナルコンピュータ等によりバーコードから情報が読み込まれ、その情報に応じた様々な処理を実行することが可能になる。例えば、情報処理システムにより記録された動画データ等と容易に関連付けることが可能になる。
請求項17記載の発明は、請求項1ないし16のいずれか一記載の印刷装置において、前記被印刷媒体は、接着剤からなる接着層を有していることを特徴とする。
したがって、被印刷媒体が接着層を有していることによって、この被印刷媒体を書籍やノート等の紙媒体に貼り付ける付箋として利用することが可能である。
請求項18記載の発明は、請求項1ないし17のいずれか一記載の印刷装置において、前記被印刷媒体は、ロール状に巻回されたロール紙であることを特徴とする。
したがって、被印刷媒体がロール紙であることによって、ロール紙の長さに応じて被印刷媒体の補給回数を抑えることが可能になり、さらに、シート紙に比べ装置を小型化することが可能になる。
請求項1記載の発明によれば、携帯可能な印刷装置において、被印刷媒体がラベル紙等である場合には、タイムスタンプがラベル紙に印刷され、このラベル紙を書籍やノート等の紙媒体に貼り付ける付箋として利用することが可能である。また、被印刷媒体が書籍やノート等である場合には、例えば講義中等にタイムスタンプが書籍やノート等の紙媒体に直接印刷される。このようにして、簡単な操作でユーザが日常的に起こる任意の事象を手軽に時刻と関連付けることを支援することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の印刷装置において、タイムスタンプが印刷された被印刷媒体を書籍やノート等の紙媒体に貼り付ける付箋として利用することが可能である。このようにして、簡単な操作でユーザが日常的に起こる任意の事象を手軽に時刻と関連付けることを支援することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の印刷装置において、現在時刻を表示部に表示することによって、印刷前にユーザが現在時刻を確認することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1、2又は3記載の印刷装置において、現在時刻を修正することによって、正確な現在時刻を取得することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の印刷装置において、ユーザが手軽に現在時刻を修正することよって、正確な現在時刻を取得することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項4記載の印刷装置において、自動的に現在時刻を修正することによって、ユーザに時刻を修正させることなく、正確な現在時刻を取得することができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項1又は2記載の印刷装置において、被印刷媒体に対するタイムスタンプの位置を設定することによって、被印刷媒体に対して希望する位置にタイムスタンプを印刷することができる。
請求項8記載の発明によれば、請求項7記載の印刷装置において、被印刷媒体に対するタイムスタンプの位置を表示部に表示することによって、印刷前にユーザがそのタイムスタンプの位置を確認することができる。
請求項9記載の発明によれば、請求項1又は2記載の印刷装置において、同じ内容のタイムスタンプを印刷する回数を設定することによって、同じ内容のタイムスタンプが印刷された被印刷媒体を複数枚得ることが可能になり、同じ内容のタイムスタンプで複数の事象を同一時刻の事象として関連付けることができる。
請求項10記載の発明によれば、請求項9記載の印刷装置において、同じ内容のタイムスタンプを印刷する回数を表示部に表示することによって、ユーザがそのタイムスタンプの印刷回数を確認することができる。
請求項11記載の発明によれば、請求項1又は2記載の印刷装置において、印刷位置に対する被印刷媒体の有無を検出することによって、不用意な印刷動作を防止することができ、特に印刷部がインクジェットのようにインクを吐出させる場合等、印刷位置に被印刷媒体がない状態でインクが吐出することを防止することができる。さらに、有無検出結果に基づく様々な処理ができるようになる。
請求項12記載の発明によれば、請求項11記載の印刷装置において、印刷位置に対する被印刷媒体の有無に応じて警告画像を表示部に表示させることによって、ユーザに印刷位置に対する被印刷媒体の有無を報知することができる。
請求項13記載の発明によれば、請求項1ないし12のいずれか一記載の印刷装置において、通信により外部から現在時刻を取得することによって、時刻を生成する手段を備える必要がなく、さらに、簡単に正確な現在時刻を取得することができる。
請求項14記載の発明によれば、請求項1ないし13のいずれか一記載の印刷装置において、地球上での現在位置を被印刷媒体に印刷することよって、ユーザが日常的に起こる任意の事象と時刻とを手軽に関連付けた場所を把握することができ、さらに、被印刷媒体を利用する範囲が広がる。
請求項15記載の発明によれば、請求項14記載の印刷装置において、所定のパターン、例えばバーコードを被印刷媒体に印刷することによって、バーコードスキャナ等を備えるパーソナルコンピュータ等によりバーコードから情報が読み込まれ、その情報に応じた様々な処理を実行することができる。例えば、情報処理システムにより記録された動画データ等と任意の事象とを容易に関連付けることができる。
請求項16記載の発明によれば、請求項1ないし14のいずれか一記載の印刷装置において、所定のパターン、例えばバーコードを被印刷媒体に印刷することによって、バーコードスキャナ等を備えるパーソナルコンピュータ等によりバーコードから情報が読み込まれ、その情報に応じた様々な処理を実行することができる。例えば、情報処理システムにより記録された動画データ等と容易に関連付けることができる。
請求項17記載の発明によれば、請求項1ないし16のいずれか一記載の印刷装置において、被印刷媒体が接着層を有していることによって、この被印刷媒体を書籍やノート等の紙媒体に貼り付ける付箋として利用することができる。
請求項18記載の発明によれば、請求項1ないし17のいずれか一記載の印刷装置において、被印刷媒体がロール紙であることによって、ロール紙の長さに応じて被印刷媒体の補給回数を抑えることができ、さらに、シート紙に比べ装置を小型化することができる。
本発明の第一の実施の形態について図1ないし図13を参照して説明する。本実施の形態の印刷装置は、PCやPDA等の周辺機器としてではなく、単体でタイムスタンプを手軽に印刷するための携帯型印刷装置の一例である。特に、本実施の形態の印刷装置は、印刷ボタンを押下するだけで、装置本体にセットされたラベル紙に現在時刻を示すタイムスタンプを印刷することを可能とする印刷装置の一例である。
図1は本実施の形態の印刷装置の外部構成を概略的に示す正面図である。図1に示すように、印刷装置1の正面には、現在時刻を示すタイムスタンプTを被印刷媒体であるラベル紙L1に印刷するよう指示するための印刷ボタン2、現在の日付及び電池残量等のグラフィックを表示する表示部であるLCD(Liquid Crystal Display)3、電源のON/OFFを切り替えるための電源ボタン4、現在時刻を調節するための画面を表示するための時刻調節ボタン5、LCD3に表示されたグラフィックに示された項目を選択するための選択ボタン6等が設けられている。
印刷装置1の側面には、印刷されたラベル紙L1をラベルL2として排出するためのラベル排紙口7が設けられている。選択ボタン6は、上選択ボタン6a、下選択ボタン6b、左選択ボタン6c及び右選択ボタン6dから構成されている。なお、印刷ボタン2、電源ボタン4、時刻調節ボタン5及び選択ボタン6は、それぞれ、ユーザからの操作を受け付ける操作部として機能する。特に、時刻調節ボタン5及び選択ボタン6は修正操作部として機能する。
図2は本実施の形態の印刷装置1の内部構造を概略的に示す横断側面図である。図2に示すように、印刷装置1の内部には、ロール状に巻回されたラベル紙L1を収容するホルダ8及びラベル紙L1に印刷を行う印刷部9が設けられている。また、ラベル排紙口7には、ラベル紙L1をラベルL2として切断するカッタ10が設けられている。さらに、印刷装置1の内部には、充電池を格納するための電池ソケットや駆動源であるAC電源に接続するためのACアダプタ接続用ジャック(いずれも図示せず)等も設けられている。ここで、ラベル紙L1は、感熱紙が接着層を介して剥離紙に積層されて構成されている。なお、接着層は、例えば繰り返し貼り付けを可能にする接着剤により形成されている。
ホルダ8は、その支持軸11にラベル紙L1の紙管12が回転自在に挿入されることでラベル紙L1を保持する。印刷部9は、サーマルヘッド13、プラテンローラ14、ステップモータ15及びこのステップモータ15の駆動をプラテンローラ14に伝達する駆動伝達機構16等により構成されている。ここで、プラテンローラ14やステップモータ15等が被印刷媒体搬送部として機能する。
サーマルヘッド13は、複数の発熱体(図示せず)を有しており、それらの発熱体がラベル紙L1の搬送方向に対して直交する方向に配列され構成されている。このようなサーマルヘッド13は、ヘッド支持部17に支持され、ヘッド支持部17には操作レバー18が連設されている。操作レバー18は支持フレーム19に軸支されており、支持フレーム19とヘッド支持部17との間には、サーマルヘッド13を常にプラテンローラ14に加圧する加圧バネ20が設けられている。なお、ラベル紙L1の交換時には、操作レバー18の操作によりサーマルヘッド13がプラテンローラ14から離反し、サーマルヘッド13とプラテンローラ14との間に、ホルダ8から引き出されたラベル紙L1がセットされる。
図3は本実施の形態の印刷装置1が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。図3に示すように、印刷装置1は、全体の制御を行うシステム制御部30、各種のボタン2,4,5,6に接続され各ボタン2,4,5,6の押下を検出するためのハードキーインターフェース部31、LCD3に画像を表示させるための信号処理を行ってユーザーインターフェースのための各種の画像を生成しその画像をLCD3に表示させるLCD表示制御部32等を内蔵している。
システム制御部30は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)やメモリ(いずれも図示せず)等から構成されており、LCD表示制御部32は、D/A変換器やオンスクリーンディスプレイコントローラ(いずれも図示せず)等から構成されている。なお、メモリは、CPUが実行する各種プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)やCPUのワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)等から構成されている。
システム制御部30には、モータ駆動回路等の駆動回路(図示せず)を介して印刷部9がバスライン33により接続されている。なお、印刷部9は、ラベル紙L1のホルダ8へのセットを検知する検知部(図示せず)を備えている。また、システム制御部30には、時刻を生成するためのクロック34がバスライン33により接続されており、さらに、電源駆動回路や充電回路等から構成され電力を供給する電源部(図示せず)がバスライン33により接続されている。ここで、クロック34は時刻を生成する時刻生成手段として機能する。
このような構成において、システム制御部30によりプログラムに基づいて実行される印刷装置1の動作について図4ないし図13を参照して説明する。図4は本実施の形態の印刷装置1の動作を説明するための状態遷移図、図5は電源OFF状態におけるLCD3の表示例を示す説明図、図6は正常状態におけるLCD3の表示例を示す説明図である。システム制御部30は、ROMに格納されているプログラムに基づいて、主に、LCD表示制御部32によるLCD3への表示や印刷部9による印刷動作等を制御する。ここで、印刷装置1の動作をその状態毎に説明する。
<電源OFF状態J1>
電源OFF状態J1は、ラベル紙L1の印刷を実行することができない状態を指す。このとき、印刷装置1は単に時計として動作しており、LCD表示制御部32は、図5に示すように、現在の日時AをLCD3に表示させる。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
(1)電源ボタン4押下
システム制御部30は各部への通電を開始する。ここで、印刷部9がホルダ8にラベル紙L1がセットされていることを検知した場合には「正常状態J2」に、検知しなかった場合には「警告状態J3」に印刷装置1の動作状態を移行させる。
<正常状態J2>
正常状態J2はユーザからの印刷指示に待機している状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、図6に示すように、現在の日時A、ラベルステータス表示B、電池残量表示C及び枚数表示DをLCD3に表示させる。ここに、時刻表示手段及び回数表示手段としての機能が実現される。図6中のラベルステータス表示Bは、ホルダ8にラベル紙L1がセットされていることを示している。ここで、ラベルステータス表示B中にある位置表示Eは、ラベル紙L1上に印刷されるタイムスタンプTの位置(左揃え、中央揃え、右揃え)を表し、図6中ではタイムスタンプTがラベルL2に対して左揃えで印刷されることを示している。また、その右側の電池残量表示Cは、電池ソケットに格納された電池の残量を黒色のバーで示すものであり、残量が減るに従ってバーの左端が右側に進行する。ここで、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
(1)電源ボタン4押下
印刷装置1の動作状態を「電源OFF状態J1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
(2)印刷ボタン2押下
印刷装置1の動作状態を「印刷状態J4」に移行させ、現在時刻のタイムスタンプTをラベル紙L1に印刷する動作を開始する。
(3)時刻調節ボタン5押下
印刷装置1の動作状態を「時刻調節状態J5」に移行させ、ユーザに現在時刻を調節させるための画面を表示するようLCD表示制御部32に指示する。
(4)左右選択ボタン6c,6d押下
ラベル紙L1上に印刷されるタイムスタンプTの位置を変更すると共に、LCD3上の位置表示Eを変更するようLCD表示制御部32に指示する。ここに、位置設定手段としての機能が実現されている。ここで、図7はユーザが左右の選択ボタン6c,6dを押下したときのラベルステータス表示Bの変化を示す説明図である。図7に示すように、ユーザが右選択ボタン6dを押す度に、「左揃え」→「中央揃え」→「右揃え」→「左揃え」→・・・と、同様に左選択ボタン6cを押す度に、「右揃え」→「中央揃え」→「左揃え」→「右揃え」→・・・と、位置表示Eが変化する。このような機能により、ラベルL2を貼り付ける位置が用紙の右側又は左側であるかによって、ラベルL2に対するタイムスタンプTの位置を変更することができ、好適である。
(5)上下選択ボタン6a,6b押下
一度に印刷するラベルL2の枚数を変更する。すなわち、同じタイムスタンプTをラベル紙L1に印刷する回数を変更する。例えば、図6に示すように、現在の印刷枚数が1枚のとき、ユーザが上選択ボタン6aを押下すると、システム制御部30は印刷枚数を1つ増やして2枚に設定し、LCD表示制御部32にLCD3上の枚数表示Dを1つ増加させるよう指示する。この指示に従い、LCD表示制御部32は、LCD3上の枚数表示Dを「1」から「2」に変更する。ユーザが上選択ボタン6aを押す度に同様の動作を繰り返し、印刷枚数の上限値(ここでは9枚とする)に達すると、以降、上選択ボタン6aが押下されても印刷枚数及び枚数表示Dを変更しない。同様に、ユーザが下選択ボタン6bを押下すると、システム制御部30は印刷枚数を1つ減らし、LCD表示制御部32にLCD3上の枚数表示Dを1つ減少させるよう指示する。ユーザが下選択ボタン6bを押す度に同様の動作を繰り返し、印刷枚数の下限値(1枚)に達すると、以降下選択ボタン6bが押下されても印刷枚数及び枚数表示Dを変更しない。ここに、回数設定手段及び回数表示手段としての機能が実現される。したがって、同一のタイムスタンプTが印刷されたラベルL2が複数枚必要な場合、印刷ボタン2を複数回押すと、各々のラベルL2が示す時刻が異なってしまうが、印刷枚数を設定可能とすることにより時間のずれを防止することができる。
(6)ラベル紙L1取り出し
印刷部9は、ユーザがホルダ8よりラベル紙L1を取り出したのを検知すると、その旨をシステム制御部30に送信する。ここに、有無検知手段としての機能が実現される。これを受けて、システム制御部30は印刷装置1の動作状態を「警告状態J3」に移行させる。ここに、印刷制限手段としての機能が実現される。
<印刷状態J4>
印刷状態J4はユーザがタイムスタンプTの印刷を指示してからラベル紙L1への印刷が終了するまでの状態を指す。このときのシステム制御部30の動作の詳細を以下に述べる。
(1)画面表示変更
LCD3に図8に示すような画面を表示するようLCD表示制御部32に指示し、ユーザに印刷動作中であることを通知する。ここで、図8は印刷状態J4におけるLCD3の表示例を示す説明図である。
(2)現在時刻取得
現在の日時をクロック34より取得する。
(3)ラスタデータ生成
得られた現在時刻をラスタライズし、印刷データであるラスタデータを生成する。ここに、印刷データ生成手段としての機能が実現される。例えば、現在の日時が「2003年2月26日 17時52分27秒」の場合、「2003/02/26 17:52:27」という文字列を生成し、更にこの文字列からラスタデータを生成する。
(4)印刷開始
(3)で生成されたラスタデータを印刷部9に送る。印刷部9は、受け取ったラスタデータに基づいて、現在時刻を示すタイムスタンプTをラベル紙L1に印刷する(図9(a)及び図9(b)参照)。ここで、図9はタイムスタンプTが印刷されたラベルL2の一例を示し、(a)はタイムスタンプTが左揃えで印刷されたラベルL2を示す説明図、(b)はタイムスタンプTが右揃えで印刷されたラベルL2を示す説明図である。図9(a)及び図9(b)に示すようなラベルL2の空白部の裏側には、繰り返し剥がせる接着剤が塗布されている。なお、印刷装置1は、左揃えの場合には接着剤が塗布された位置が右側に、また、右揃えの場合には接着剤が塗布された位置が左側になるようにラベル紙L1を印刷する。これにより、例えば講演中等に紙の資料が配布されている場合や自らが持参したノートに書き込みを行っている場合等に、タイムスタンプTが印刷されたラベルL2をそれらの紙媒体に貼り付けることによって、時刻付きのしおりとして利用することができ、好適である。
(5)印刷終了
ラベルL2がラベル排紙口7より排出されると、印刷部9はシステム制御部30に対し、印刷動作が終了したことを示す信号を送信する。これを受けてシステム制御部30は、直ちに印刷装置1の動作状態を「正常状態J2」に移行させる。なお、印刷状態J4にある場合、ハードキーインターフェース部31がユーザからのボタン押下を検知しても、システム制御部30はそれを無視する。
<警告状態J3>
警告状態J3は、ホルダ8にラベル紙L1がセットされていないため印刷不可能である旨をユーザに警告する状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、図10に示すように、現在の日時A、ラベルステータス表示B及び電池残量表示CをLCD3に表示させる。ここに、警告表示手段としての機能が実現される。ここで、図10は警告状態J3におけるLCD3の表示例を示す説明図である。図10中のラベルステータス表示Bは、ラベル紙L1がセットされていないことを示しており、警告画像として機能する。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
(1)電源ボタン4押下
印刷装置1の動作状態を「電源OFF状態J1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
(2)印刷ボタン2押下
図11に示すようなユーザへの警告画像である警告メッセージをLCD3に一定時間(ここでは2秒間とする)表示するようLCD表示制御部32に指示する。ここに、警告表示手段としての機能が実現される。このとき、状態遷移は起こらない。ここで、図11は警告状態J3におけるLCD3の表示例を示す説明図である。
(3)時刻調節ボタン5押下
印刷装置1の動作状態を「時刻調節状態J5」に移行させ、ユーザに現在時刻を調節させるための画面を表示するようLCD表示制御部32に指示する。
(4)ラベル紙L1セット
印刷部9は、ユーザがホルダ8にラベル紙L1をセットしたのを検知すると、その旨をシステム制御部30に送信する。これを受けて、システム制御部30は印刷装置1の動作状態を「正常状態J2」に移行させる。
<時刻調節状態J5>
時刻調節状態J5は、ユーザにより印刷装置1のクロック34が指し示す現在時刻が調節中である状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、LCD3に図12に示すような画面を表示させる。ここで、図12は時刻調節状態におけるLCD3の表示例を示す説明図である。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
(1)電源ボタン4押下
印刷装置1の動作状態を「電源OFF状態J1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
(2)左右選択ボタン6c,6d押下
右選択ボタン6dが押されると、LCD表示制御部32に、図12に示すような反転表示部分Fを「年」→「月」→「日」→「時」→「分」→「秒」→「年」→・・・という順に変更するよう指示する。また、左選択ボタン6cが押された場合は、これと逆順に表示を変更するよう指示する。
(3)上下選択ボタン6a,6b押下
上選択ボタン6aが押されると、LCD表示制御部32に、図12中で反転表示されている数値を1つ増加させるよう指示する。また、下選択ボタン6bが押された場合には、反転表示されている数値を1つ減少させるよう指示する。
(4)時刻調節ボタン5押下
クロック34の現在時刻を、時刻調節ボタン5が押された時に画面に表示されていた時刻に設定する。その直後、ホルダ8にラベル紙L1がセットされている場合には「正常状態J2」に印刷装置1の動作状態を移行させ、ホルダ8にラベル紙L1がセットされていない場合には「警告状態J3」に印刷装置1の動作状態を移行させる。(2)から(4)で時刻修正手段としての機能が実現される。
このようにしてタイムスタンプTが印刷されたラベルL2は、例えば、図13に示すように、書籍や教材等に貼り付ける付箋として利用することができる。ここで、図13はタイムスタンプTが印刷されたラベルL2の使用例を示す模式図である。これにより、再度読み直したいような重要な箇所を手軽にマーキングでき、さらに、タイムスタンプTがラベルL2に印刷されているので、前回付箋を付けた箇所からの時間差に基づき、読書又は勉強の進捗を容易に把握することができる。また、教育の現場においては、例えば、付箋が付けられた教材と同時に使用されたプレゼンテーション用のスライドがインターネット上で公開されている場合等に、付箋のタイムスタンプTとスライドの使用日時とを照合することにより、関連するスライドを特定することができるという利点がある。したがって、簡単な操作でユーザが日常的に起こる任意の事象を手軽に時刻と関連付けることを支援することができる。
本発明の第二の実施の形態について図14ないし図19を参照して説明する。本実施の形態の印刷装置は、PCやPDA等の周辺機器としてではなく、単体でタイムスタンプを手軽に印刷するための携帯型印刷装置の一例である。特に、本実施の形態の印刷装置は、印刷ボタンを押下するだけで、ユーザが持参した被印刷媒体(セミナー等で配布された紙の資料やノート等)に、直接タイムスタンプを印刷することを可能とする印刷装置の一例である。
図14は本実施の形態の印刷装置の外部構成を概略的に示し、(a)は正面図、(b)は底面図である。なお、第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。図14に示すように、印刷装置1Aの正面には、現在時刻を示すタイムスタンプTを被印字媒体に印刷するよう指示するための印刷ボタン2、現在の日付及び電池残量等のグラフィックを表示する表示部であるLCD3、電源のON/OFFを切り替えるための電源ボタン4、現在時刻を調節するための画面を表示するための時刻調節ボタン5、LCD3に表示されたグラフィックに示された項目を選択するための選択ボタン6、一旦出した印刷指示を取り消すためのキャンセルボタン40等が設けられている。選択ボタン6は、上選択ボタン6a、下選択ボタン6b、左選択ボタン6c及び右選択ボタン6dから構成されている。なお、印刷ボタン2、電源ボタン4、時刻調節ボタン5及び選択ボタン6は、それぞれ、ユーザからの操作を受け付ける操作部として機能する。特に、時刻調節ボタン5及び選択ボタン6は修正操作部として機能する。
印刷装置1Aの底面には、被印刷媒体にタイムスタンプTを印刷する印刷ヘッド41を露出させる開口部42が設けられており、この開口部42の周囲には、被印刷媒体が印刷される印刷位置に対する被印刷媒体の有無を検知するための感圧型の感圧スイッチ43が設けられている。なお、本実施の形態では、感圧スイッチ43は6個設けられているが、その設置個数は6個に限るものではなく、例えば4個でも良い。
本実施の形態の印刷装置1Aが備える各部の電気的接続は、基本的に第一の実施の形態と同様であり(図3参照)、その相違点について図15を参照して説明する。ここで、図15は本実施の形態の印刷装置1Aの内部構成を概略的に示すブロック図である。図15に示すように、印刷ヘッド41を備える印刷部9Aは、黒色の液体インクが充填されたインクタンク44、インクタンク44を収容するインクホルダ45、システム制御部30より印刷指示及び印刷するラスタデータを受け取るとそれに基づいて印刷ヘッド41へのインク供給量を制御するインク供給部46、スライド自在に支持された印刷ヘッド41を所定方向(ここでは左右方向)にスライド駆動する駆動機構47等を備えている。
このような印刷部9Aは、システム制御部30に接続されており、駆動制御される(図3参照)。なお、印刷部9Aは、インクホルダ45へのインクタンク44のセット及びインクタンク44のインク量を検知する検知部(図示せず)を備えている。また、システム制御部30には、バスライン48を介して感圧スイッチ43が接続されており、さらに、電源駆動回路や充電回路等から構成され電力を供給する電源部(図示せず)がバスライン33により接続されている。ここで、印刷ヘッド41としては、例えば、インクを塗布するためのノズル(図示せず)が300dpi、すなわち84.7μm間隔で計96個ライン状に配設されたヘッドが用いられている。なお、印刷ヘッド41のノズルは、印刷ヘッド41のスライド方向に対して直交する方向に配列されている。
このような構成において、システム制御部30によりプログラムに基づいて実行される印刷装置1Aの動作について図16ないし図20を参照して説明する。図16は本実施の形態の印刷装置1Aの動作を説明するための状態遷移図、図17は正常状態におけるLCD3の表示例を示す説明図、図18は警告状態におけるLCD3の表示例を示す説明図である。システム制御部30は、ROMに格納されているプログラムに基づいて、主に、LCD表示制御部32によるLCD3への表示や印刷部9による印刷動作等を制御する。ここで、印刷装置1の動作をその状態毎に説明する。
<電源OFF状態K1>
電源OFF状態K1は、被印刷媒体に対する印刷を実行することができない状態を指す。第一の実施の形態と同様に、印刷装置1Aは単に時計として動作しており、LCD表示制御部32は、図5に示すように、現在の日時AをLCD3に表示させる。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
(1)電源ボタン4押下
システム制御部30は各部への通電を開始する。ここで、印刷部9Aがインクホルダ45にインクタンク44がセットされていることを検知した場合には「正常状態K2」に、検知しなかった場合には「警告状態K3」に印刷装置1Aの動作状態を移行させる。
<正常状態K2>
正常状態K2はユーザからの印刷指示に待機している状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、図17に示すように、現在の日時A、インクステータス表示G及び電池残量表示CをLCD3に表示させる。ここに、時刻表示手段としての機能が実現される。図17中のインクステータス表示Gは、インクタンク44がインクホルダ45にセットされており、インクの残量が残り半分程度であることを示している。また、その右側の電池残量表示Cは、電池ソケットに格納された電池の残量を黒色のバーで示すものであり、残量が減るに従ってバーの左端が右側に進行する。ここで、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
(1)電源ボタン4押下
印刷装置1Aの動作状態を「電源OFF状態K1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
(2)印刷ボタン2押下
印刷装置1Aの動作状態を「印刷待機状態K4」に移行させる。
(3)時刻調節ボタン5押下
印刷装置1Aの動作状態を「時刻調節状態K5」に移行させ、ユーザに現在時刻を調節させるための画面を表示するようLCD表示制御部32に指示する。
(4)インクタンク44取り出し又はインク切れ
印刷部9Aは、ユーザがインクホルダ45からインクタンク44を取り出した、又はインクタンク44のインクが切れたことを検知すると、その旨をシステム制御部30に送信する。これを受けて、システム制御部30は印刷装置1Aの動作状態を「警告状態K3」に移行させる。
<印刷待機状態K4>
印刷待機状態K4は、ユーザがタイムスタンプTの印刷を指示してから、印刷対象となる被印刷媒体にインクを塗布できるようになるまでの状態を指す。ここに、印刷制限手段としての機能が実現される。このときのシステム制御部30の動作の詳細を、以下に述べる。
(1)現在時刻取得
現在の日時をクロック34より取得する。
(2)ラスタデータ生成
得られた現在時刻をラスタライズし、印刷データであるラスタデータを生成する。ここに、印刷データ生成手段としての機能が実現される。例えば、現在の日時が「2003年2月26日 17時52分27秒」の場合、「2003/02/26 17:52:27」という文字列を生成し、更にこの文字列からラスタデータを生成する。
(3)画面表示変更
LCDに図18に示すような警告画面を表示すると共に、バックライトの輝度を上げるようLCD表示制御部32に指示する。ここに、警告表示手段としての機能が実現される。これにより、ユーザに印刷の準備が整ったことを通知する。
(4)ユーザ操作待ちループ
以下のユーザ操作を検出するまで、システム制御部30は(1)から(3)のステップを繰り返す。
(a)電源ボタン4押下
印刷装置1Aの動作状態を「電源OFF状態K1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
(b)感圧スイッチ43ON検知
ユーザが印刷装置1Aを紙等の被印刷媒体に押し当てることにより、装置底面部に配設された6つの感圧スイッチ43が全てONになるのを検知すると、「印刷状態K6」に印刷装置1Aの動作状態を移行させる。ここに、有無検知手段としての機能が実現される。
(c)キャンセルボタン40押下
印刷動作を中止し、「正常状態K2」に印刷装置1Aの動作状態を移行させる。
<印刷状態K6>
印刷状態K6は、印刷対象となる被印刷媒体にインクを塗布し始めてから終了するまでの状態を指す。このときのシステム制御部30の動作を、以下に述べる。
(1)印刷開始
前述したように生成されたラスタデータを印刷部9Aに送る。印刷部9Aは、受け取ったラスタデータに基づいて、現在時刻を示すタイムスタンプTをユーザが用意した被印刷媒体に印刷ヘッド41により印刷する。
(2)印刷終了
タイムスタンプTの印刷が終了すると、印刷部9Aはシステム制御部30に対し、印刷動作が終了したことを示す信号を送信する。これを受けてシステム制御部30は、直ちに印刷装置1Aの動作状態を「正常状態K2」に移行させる。なお、印刷状態K6にある場合、ハードキーインターフェース部31がユーザからのボタン押下を検知しても、システム制御部30はそれを無視する。
<警告状態K3>
警告状態K3は、インクタンク44がインクホルダ45にセットされていない又はインクタンク44のインクが切れているため印刷不可能である旨をユーザに警告する状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、図19に示すように、現在の日時A、インクステータス表示G及び電池残量表示CをLCD3に表示させる。ここで、図19は警告状態K3におけるLCD3の表示例を示す説明図である。図19中のインクステータス表示Gは、インクタンク44がインクホルダ45にセットされていないことを示しており、警告画像として機能する。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
(1)電源ボタン4押下
印刷装置1の動作状態を「電源OFF状態K1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
(2)印刷ボタン2押下
LCD表示制御部32に、図20に示すように、LCD3にユーザへの警告画像である警告メッセージを一定時間(ここでは2秒間とする)表示するよう指示する。このとき、状態遷移は起こらない。ここで、図20は警告状態K3におけるLCD3の表示例を示す説明図である。
(3)時刻調節ボタン5押下
印刷装置1Aの動作状態を「時刻調節状態K5」に移行させ、ユーザに現在時刻を調節させるための画面を表示するようLCD表示制御部32に指示する。
(4)インクタンク44セット
印刷部9Aは、ユーザがインクタンク44をインクホルダ45にセットしたのを検知すると、その旨をシステム制御部30に送信する。これを受けて、システム制御部30は印刷装置1Aの動作状態を「正常状態K2」に移行させる。
<時刻調節状態K5>
時刻調節状態K5は、ユーザにより印刷装置1Aのクロック34が指し示す現在時刻が調節中である状態を指す。このとき、LCD表示制御部32は、第一の実施の形態と同様に、LCD3に図12に示すような画面を表示させる。また、システム制御部30は、ハードキーインターフェース部31が取得したユーザのボタン押下に対して、以下の動作を行う。
(1)電源ボタン4押下
印刷装置1Aの動作状態を「電源OFF状態K1」に移行させ、時計動作に係る部分以外への通電を停止する。
(2)左右選択ボタン6c,6d押下
右選択ボタン6dが押されると、LCD表示制御部32に、図12に示すような反転表示部分Fを「年」→「月」→「日」→「時」→「分」→「秒」→「年」→・・・という順に変更するよう指示する。また、左選択ボタン6cが押された場合は、これと逆順に表示を変更するよう指示する。
(3)上下選択ボタン6a,6b押下
上選択ボタン6aが押されると、LCD表示制御部32に、図12中で反転表示されている数値を1つ増加させるよう指示する。また、下選択ボタン6bが押された場合には、反転表示されている数値を1つ減少させるよう指示する。
(4)時刻調節ボタン5押下
クロック34の現在時刻を、時刻調節ボタン5が押された時に画面に表示されていた時刻に設定する。その直後、インクホルダ45にインクタンク44がセットされており、かつ、インクが残っている場合には「正常状態K2」に移行させ、それ以外の場合には「警告状態K3」に印刷装置1Aの動作状態を移行させる。(2)から(4)で時刻修正手段としての機能が実現される。
このようにしてタイムスタンプTが書籍、教材やノート等の被印刷媒体に直接印刷される。これにより、前回タイムスタンプTが印刷された箇所からの時間差に基づき、読書又は勉強の進捗を容易に把握することができる。また、教育の現場においては、例えば、タイムスタンプTが印刷された教材と同時に使用されたプレゼンテーション用のスライドがインターネット上で公開されている場合等に、そのタイムスタンプTとスライドの使用日時とを照合することにより、関連するスライドを特定することができるという利点がある。
本発明の第三の実施の形態について図21及び図22を参照して説明する。本実施の形態の印刷装置は、PCやPDA等の周辺機器としてではなく、単体でタイムスタンプTを手軽に印刷するための携帯型印刷装置の一例である。特に、本実施の形態の印刷装置は、外部から標準時を取得することにより、装置に内蔵されたクロックを調節するよう構成した装置の一例である。
本実施の形態の印刷装置1Bは、基本的に第一の実施の形態の印刷装置1と同じ構造であり、それらの相違点は、本実施の形態の印刷装置1Bが時刻調節ボタン5を備えずに、標準電波JJYを受信する時刻受信部50を備えていることである。ここで、図21は本実施の形態の印刷装置1Bが備える各部の電気的接続を示すブロック図である。なお、第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
本実施の形態の各部の電気的接続は、基本的に第一の実施の形態と同様である。簡単に説明すると、図21に示すように、印刷装置1Bは、全体の制御を行うシステム制御部30、各ボタンに接続され各ボタンの状態を検出するためのハードキーインターフェース部31、LCD3に画像を表示させるための信号処理を行ってユーザーインターフェースのための各種の画像を生成しその画像をLCD3に表示させるLCD表示制御部32等を内蔵している。システム制御部30には、モータ駆動回路等の駆動回路(図示せず)を介して印刷部9がバスライン33により接続されている。なお、印刷部9は、ラベル紙L1のホルダ8へのセットを検知する検知部(図示せず)を備えている。また、システム制御部30には、時刻を生成するためのクロック34がバスライン33により接続されており、さらに、時刻受信部50がバスライン33により接続されている。ここで、クロック34は時刻を生成する時刻生成手段として機能する。
この時刻受信部50は、アンテナや受信回路(いずれも図示せず)等から構成されており、標準電波JJYを受信する。ここで、標準電波JJYとは、時間と周波数の標準、並びに協定世界時(UTC)に基づく日本標準時(JST)を知らせるために、独立行政法人通信総合研究所で運用している長波帯の電波である。日本では、福島県の大鷹鳥谷山標準電波送信所から40kHzの送信周波数で、また大分県の羽金山標準電波送信所から60kHzの送信周波数で、その電波が送られている。この電波を受信するには、40kHz又は60kHzに同調されたアンテナ、このアンテナで受信された電波をデコードするIC(例えば、TEMIC社のU4226B)及びデコードされたデータを受け取るPICマイコンを使用すれば良い。
このような構成において、システム制御部30によりプログラムに基づいて実行される印刷装置1Bの動作について図22を参照して説明する。図22は本実施の形態の印刷装置1Bの動作を説明するための状態遷移図である。なお、同一名称及び同一符号を付した各状態における動作は第一の実施の形態と同様である。ただし、時刻を取得する動作のみが異なるので、以下に説明する。
印刷装置1Bは、電源ON/OFFにかかわらず時計として動作し続ける。システム制御部30は、1日に1回、装置本体に内蔵されたクロック34の時刻を調節するために標準電波JJYを受信するように時刻受信部50を制御する。ここに、時刻修正手段としての機能が実現される。
このようにして、時刻受信部50により印刷装置1Bは常に正確な時刻を保持することができ、その結果、他の電子機器と整合のとれた時刻を共有することができる。また、ユーザに時刻を調節させる必要がなく、時刻調節のためのボタンを省略することができる等の利点がある。
本発明の第四の実施の形態について図23及び図24を参照して説明する。本実施の形態の印刷装置は、PCやPDA等の周辺機器としてではなく、単体でタイムスタンプを手軽に印刷するための携帯型印刷装置の一例である。特に、本実施の形態の印刷装置は、外部から現在の位置情報を取得するよう構成した装置の一例である。
本実施の形態の印刷装置1Cは、基本的に第一の実施の形態の印刷装置1と同じ構造であり、それらの相違点は、本実施の形態の印刷装置1Cが、GPS(Global Positioning System)衛星が発信する電波を受信する位置情報受信部55を備えていることである。なお、第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。ここで、図23は本実施の形態の印刷装置1Cが備える各部の電気的接続を示すブロック図である。
本実施の形態の各部の電気的接続は、基本的に第一の実施の形態と同様である。簡単に説明すると、図23に示すように、印刷装置1Cは、全体の制御を行うシステム制御部30、各ボタンに接続され各ボタンの状態を検出するためのハードキーインターフェース部31、LCD3に画像を表示させるための信号処理を行ってユーザーインターフェースのための各種の画像を生成しその画像をLCD3に表示させるLCD表示制御部32等を内蔵している。システム制御部30には、モータ駆動回路等の駆動回路(図示せず)を介して印刷部9がバスライン33により接続されている。なお、印刷部9は、ラベル紙L1のホルダ8へのセットを検知する検知部(図示せず)を備えている。また、システム制御部30には、時刻を生成するためのクロック34がバスライン33により接続されており、さらに、位置情報受信部55が接続されている。ここで、クロック34は時刻を生成する時刻生成手段として機能する。
この位置情報受信部55は、アンテナや受信回路(いずれも図示せず)等から構成されており、GPS衛星が発信する電波を受信する。ここで、GPSとは、地球を周る人工衛星からの電波により全地球的に位置を測定できるシステムである。この電波を受信/デコードするモジュールは、既に多数開発されているので、これを位置情報受信部55に利用することが可能である。
このような構成において、システム制御部30によりプログラムに基づいて実行される印刷装置1Cの動作について説明する。ここでは、印刷状態における動作を以下に説明する。その他の状態における動作は第一の実施の形態と同様である(図4参照)。
<印刷状態J4>
印刷状態J4は、ユーザがタイムスタンプTの印刷を指示してからラベル紙L1への印刷が終了するまでの状態を指す。このときのシステム制御部30の動作の詳細を以下に述べる。
(1)画面表示変更
LCD3に図8に示すような画面を表示するようLCD表示制御部32に指示し、ユーザに印刷動作中であることを通知する。
(2)現在時刻取得
現在の日時をクロック34より取得する。
(3)現在位置及び標準時取得
現在の地球上の位置情報を取得するよう位置情報受信部55に指示する。この指示を受けて位置情報受信部55は、GPS衛星からの電波受信を開始し、現在の位置情報を取得する。ここに、位置取得手段としての機能が実現される。ここでは、取得した現在位置をLCD3に表示させる処理を行っていないが、これに限るものではなく、取得した現在位置をLCD3に表示させる処理を行っても良い。ここに、位置表示手段としての機能が実現される。このとき、4つ以上のGPS衛星が捕捉できた場合、電波受信時における標準時を求めることができるので、その時刻をメモリ等に記憶しておく。
(4)現在時刻修正
(3)で現在位置の取得に成功した場合、得られた標準時を用いて、装置に内蔵されたクロック34の現在時刻を修正すると共に、その時刻差を算出する。また、算出した時刻差を用いて、(2)で取得した時刻を修正する。(3)で現在時刻の取得に失敗した場合、時刻の修正を行わない。
(5)ラスタデータ生成
現在時刻と位置情報をラスタライズし、印刷データであるラスタデータを生成する。ここに、印刷データ生成手段としての機能が実現される。例えば、現在の日時が「2003年2月26日 17時52分27秒」の場合には「2003/02/26 17:52:27」という文字列を生成し、また現在位置が「北緯35度32分4秒、東経139度35分47秒」の場合には「N35°32′04″,E139°35′47″」、という文字列を生成し、更にこれらの文字列からラスタデータを生成する。なお、GPS衛星の捕捉の失敗により、位置情報を取得できなかった場合には、現在時刻のみをラスタライズする。
(6)印刷開始
(5)で生成されたラスタデータを印刷部9に送る。印刷部9は、受け取ったラスタデータに基づいて、現在時刻を示すタイムスタンプT及び現在位置をラベル紙L1に印刷する。ここで、図24はタイムスタンプT及び位置情報が左揃えで印刷されたラベルL2の一例を示す説明図である。図24に示すようなラベルL2の空白部の裏側には、繰り返し剥がせる接着剤が塗布されている。なお、GPS衛星の捕捉の失敗により、位置情報を取得できなかった場合には、図9に示すように、現在時刻のみをラベルL2に印刷する。
(6)印刷終了
ラベルL2がラベル排紙口7より排出されると、印刷部9はシステム制御部30に対し、印刷動作が終了したことを示す信号を送信する。これを受けてシステム制御部30は、直ちに印刷装置1の動作状態を「正常状態J2」に移行させる。なお、印刷状態J4にある場合、ハードキーインターフェース部31がユーザからのボタン押下を検知しても、システム制御部30はそれを無視する。
このようにしてタイムスタンプT及び位置情報が印刷されたラベルL2は、例えば、図13に示すように、書籍や教材等に貼り付ける付箋として利用することができる。これにより、例えば講演中等に紙の資料が配布されている場合や自らが持参したノートに書き込みを行っている場合等に、現在時刻及び位置情報が印刷されたラベルL2をそれらの紙媒体に貼り付けることによって、時刻・位置付きのしおりとして利用することができ、好適である。
本発明の第五の実施の形態について図25及び図26を参照して説明する。本実施の形態の印刷装置は、PCやPDA等の周辺機器としてではなく、単体でタイムスタンプを手軽に印刷するための携帯型印刷装置の一例である。特に、本実施の形態の印刷装置は、文字列のタイムスタンプに代わりにバーコードをラベルに印刷するよう構成した装置の一例である。
本実施の形態の印刷装置は、基本的に第三の実施の形態の印刷装置1Bと同じ構造である(図21参照)。なお、第三の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。この構成において、システム制御部30によりプログラムに基づいて実行される印刷装置の動作について説明する。ここでは、印刷状態における動作を以下に説明する。その他の状態における動作は第三の実施の形態と同様である。
<印刷状態J4>
印刷状態J4は、ユーザがタイムスタンプTの印刷を指示してから、ラベル紙への印刷が終了するまでの状態を指す。このときのシステム制御部30の動作の詳細を以下に述べる。
(1)画面表示変更
LCD3に図8に示すような画面を表示するようLCD表示制御部32に指示し、ユーザに印刷動作中であることを通知する。
(2)現在時刻取得
現在の日時をクロック34より取得する。
(3)バーコード生成
得られた現在時刻をラスタライズし、所定のパターン情報であるバーコード情報を生成する。ここに、パターン生成手段としての機能が実現される。例えば、現在の日時が「2003年2月26日 17時52分27秒」の場合、「20030226175227」という、第一の実施の形態で示した文字列から数字以外の記号を除いた文字列を生成し、更にこの文字列をバーコード情報であるラスタデータに変換する。ここでは、バーコードHの形式は、例えばInterleaved 2 of 5形式とする。
(4)印刷開始
バーコード情報であるラスタデータを印刷部9に送る。印刷部9は、受け取ったラスタデータに基づいて、所定のパターンであるバーコードHをラベル紙L1に印刷する。ここで、図25は現在時刻を示すバーコードHが左揃えで印刷されたラベルL2の一例を示す説明図である。図25に示すようなラベルL2の空白部の裏側には、繰り返し剥がせる接着剤が塗布されている。
(5)印刷終了
ラベルL2がラベル排紙口7より排出されると、印刷部9はシステム制御部30に対し、印刷動作が終了したことを示す信号を送信する。これを受けてシステム制御部30は、直ちに印刷装置1の動作状態を「正常状態J2」に移行させる。なお、印刷状態J4にある場合、ハードキーインターフェース部31がユーザからのボタン押下を検知しても、システム制御部30はそれを無視する。
このようにしてタイムスタンプTがバーコードHとして印刷されたラベルL2は、例えば、書籍や教材等に貼り付ける付箋として利用することができる。これにより、講演中等に紙の資料が配布されている場合や自らが持参したノートに書き込みを行っている場合等に、現在時刻を示すバーコードHが印刷されたラベルをそれらの紙媒体に貼り付けることによって、例えば、情報処理システムにより記録された動画データ等と容易に関連付けることができ、好適である。
そのような情報処理システムについて図26を参照して説明する。図26は現在時刻を示すバーコードHが印刷されたラベルL2の使用例を示す説明図である。図26に示すように、情報処理システムでは、講義中に印刷装置1Dを用いて教材にバーコードHが印刷されたラベルL2を貼り付け、後で自席のPC60でそのバーコードHをバーコードスキャナ61で読み取るという動作が行われる。ここで、バーコードスキャナ61により、バーコードHの示す時刻がPC60に取り込まれると、動画表示プログラムは、その時刻に対応するビデオデータをビデオサーバ(図示せず)へ要求し、受信したビデオデータを表示画面に表示する。これにより、教材等の紙媒体とビデオデータ等の電子情報とを容易に関連付けることができる。
以上の各実施の形態は、本発明の実施の一例を説明したにすぎない。下記のように、本発明の構成要素を別の要素に変更した例について説明する。
例えば、各実施の形態においては、印刷ボタン2を押すことにより印刷動作を開始すると説明したが、印刷指示の出し方は上記以外のものであっても構わない。例えば、既に市販されているPDAにタイムスタンプ印刷機能を付加した装置において、タッチスクリーン画面上に「印刷」と描かれたボタンを表示し、それをペンタップして押下することにより印刷指示を出すことも可能である。
また、各実施の形態においては、タイムスタンプTを「西暦/月/日 時:分:秒」という形式で生成し、印刷すると説明したが、これ以外の形式であっても良い。例えば、現在時刻が「2003年2月26日 17時52分27秒」である場合、以下のような形式で印刷しても構わない。
(a) '03.02.26 17:52:27
(b) 平成15年2月26日 午後5時52分27秒
(c) 05:52:27 PM, Feb. 26, 2003
(d) 2003/02/26 (日付のみ印刷)
(e) 05:52 PM (秒数を省いて時間のみ印刷)
さらに、(a)から(e)のタイムスタンプTの形式を選択可能とするよう構成しても良い。また、第四の実施の形態において説明したものと異なる形式で位置情報を印刷しても構わない。
また、第二の実施の形態においては、印刷部9Aはインクジェット方式であると説明したが、他の印刷方式であっても構わない。
また、第二の実施の形態においては、装置の底面に設けられた6つの感圧スイッチ43全てがONになると被印刷媒体への印刷を開始すると説明したが、これ以外の構成であっても構わない。例えば、底面に感圧スイッチ43を設ける代わりに、図16に示すように印刷待機状態K4において印刷ボタン2を押下すると印刷を開始する等、別の形態であっても良い。
また、第三の実施の形態においては、時刻受信部50が外部の時計から取得した標準時に基づき、装置内部のクロック34を1日1回調節すると説明したが、これ以外の動作で標準時を取得しても構わない。例えば、クロック34を調節する周期を変更(例えば、1時間毎に調節)するようにしても良い。また、随時標準電波JJYを受信できる環境下であれば、印刷装置1Bがクロック34を持たずに時刻受信部50のみを備えれば、第三の実施の形態と同様の動作が可能であり、このような形態であっても構わない。
また、第三の実施の形態においては、時刻受信部50が標準電波JJYを受信することにより標準時を取得すると説明したが、それ以外の仕組みであっても構わない。例えば、時刻受信部50を無線LAN(Local Area Network)インターフェースで構成し、NTPにより標準時を取得するようにしても良い。
また、第五の実施の形態においては、現在時刻がコード化されたバーコードHをバーコードスキャナ61で読み取ることにより、その時刻に対応するビデオデータが表示されるという使用例を紹介したが、それ以外の方法でビデオデータを表示しても構わない。例えば、図9に示すように、タイムスタンプTが文字列として印刷されたラベルL2を、文字認識機能の付いたOCRスキャナ等で読み取るようにしても良い。
また、第五の実施の形態においては、タイムスタンプTをInterleaved 2 of 5形式のバーコードHとして印刷すると説明したが、コード化される文字列及びバーコードHの形式は上記以外であっても構わない。例えば、CODE-39等の他の形式でコード化しても良い。
本発明の第一の実施の形態の印刷装置の外部構成を概略的に示す正面図である。 本発明の第一の実施の形態の印刷装置の内部構造を概略的に示す横断側面図である。 本発明の第一の実施の形態の印刷装置が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。 本発明の第一の実施の形態の印刷装置の動作を説明するための状態遷移図である。 電源OFF状態におけるLCDの表示例を示す説明図である。 正常状態におけるLCDの表示例を示す説明図である。 ユーザが左右の選択ボタンを押下したときのラベルステータス表示の変化を示す説明図である。 印刷状態におけるLCDの表示例を示す説明図である。 図9はタイムスタンプが印刷されたラベルの一例を示し、(a)はタイムスタンプが左揃えで印刷されたラベルを示す説明図、(b)はタイムスタンプが右揃えで印刷されたラベルを示す説明図である。 警告状態におけるLCDの表示例を示す説明図である。 警告状態におけるLCDの表示例を示す説明図である。 時刻調節状態におけるLCDの表示例を示す説明図である。 タイムスタンプが印刷されたラベルの使用例を示す模式図である。 本発明の第二の実施の形態の印刷装置の外部構成を概略的に示し、(a)は正面図、(b)は底面図である。 本発明の第二の実施の形態の印刷装置の内部構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の第二の実施の形態の印刷装置の動作を説明するための状態遷移図である。 正常状態におけるLCDの表示例を示す説明図である。 警告状態におけるLCDの表示例を示す説明図である。 警告状態におけるLCDの表示例を示す説明図である。 警告状態におけるLCDの表示例を示す説明図である。 本発明の第三の実施の形態の印刷装置が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。 本発明の第三の実施の形態の印刷装置の動作を説明するための状態遷移図である。 本発明の第四の実施の形態の印刷装置が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。 タイムスタンプ及び位置情報が左揃えで印刷されたラベルの一例を示す説明図である。 バーコードが左揃えで印刷されたラベルの一例を示す説明図である。 バーコードが印刷されたラベルの使用例を示す説明図である。
符号の説明
1 印刷装置
1A 印刷装置
1B 印刷装置
1C 印刷装置
2 操作部(印刷ボタン)
3 表示部(LCD)
5,6 修正操作部(時刻調節ボタン,選択ボタン)
8 被印刷媒体収容部(ホルダ)
9 印刷部
9A 印刷部
14,15 被印刷媒体搬送部(プラテンローラ,ステップモータ)
L1 被印刷媒体(ラベル紙)
T タイムスタンプ

Claims (18)

  1. 携帯可能な印刷装置において、
    ユーザからの操作を受け付け、ユーザが印刷を指示するための操作部と、
    前記操作部に対するユーザの操作に応じて現在時刻を取得し、その現在時刻に基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記印刷データ生成手段により生成された前記印刷データに基づいて、現在時刻を示すタイムスタンプを被印刷媒体に印刷する印刷部と、
    を具備することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記被印刷媒体を収容する被印刷媒体収容部と、
    前記被印刷媒体収容部から前記印刷部に前記被印刷媒体を搬送して供給する被印刷媒体搬送部と、
    を具備することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 画像を表示する表示部と、
    前記印刷データ生成手段により取得された現在時刻を前記表示部に表示させる時刻表示手段と、
    を具備する請求項1又は2記載の印刷装置。
  4. 前記印刷データ生成手段により取得される現在時刻を生成する時刻生成手段と、
    前記時刻生成手段に生成された現在時刻を修正する時刻修正手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1、2又は3記載の印刷装置。
  5. 前記時刻修正手段は、
    ユーザからの操作を受け付け、前記時刻生成手段により生成された現在時刻を修正するための修正操作部を有し、
    前記修正操作部に対する操作者の操作に応じて、前記時刻生成手段に生成された現在時刻を修正することを特徴とする請求項4記載の印刷装置。
  6. 前記時刻修正手段は、通信により外部から現在時刻を取得し、取得した現在時刻に基づいて、前記時刻生成手段により生成された現在時刻を修正することを特徴とする請求項4記載の印刷装置。
  7. 前記被印刷媒体に対する前記タイムスタンプの位置を設定する位置設定手段を具備し、
    前記印刷部は、前記位置設定手段により設定された前記タイムスタンプの位置に基づいて、前記タイムスタンプを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  8. 画像を表示する表示部と、
    前記位置設定手段により設定された前記タイムスタンプの位置を前記表示部に表示させる位置表示手段と、
    を具備することを特徴とする請求項7記載の印刷装置。
  9. 同じ内容の前記タイムスタンプを印刷する回数を設定する回数設定手段を具備し、
    前記印刷部は、前記回数設定手段により設定された同じ内容の前記タイムスタンプを印刷する回数に基づいて、前記タイムスタンプを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  10. 画像を表示する表示部と、
    前記回数設定手段により設定された前記タイムスタンプを印刷する回数を前記表示部に表示させる回数表示手段と、
    を具備することを特徴とする請求項9記載の印刷装置。
  11. 前記被印刷媒体が印刷される印刷位置に対する前記被印刷媒体の有無を検出する有無検出手段と、
    前記有無検出手段により検出された前記被印刷媒体の有無に応じて前記印字部の印刷動作を制限する印刷制限手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  12. 画像を表示する表示部と、
    前記有無検出手段により検出された前記被印刷媒体の有無に応じて警告画像を前記表示部に表示させる警告表示手段と、
    を具備することを特徴とする請求項11記載の印刷装置。
  13. 前記印刷データ生成手段は、通信により外部から現在時刻を取得することを特徴とする請求項1ないし12のいずれか一記載の印刷装置。
  14. 地球上での現在位置を取得する位置取得手段を具備し、
    前記印刷部は、前記位置取得手段により取得された前記現在位置を前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか一記載の印刷装置。
  15. 前記印刷データ生成手段により取得された前記現在時刻及び前記位置取得手段により取得された前記現在位置から所定のパターン情報を生成するパターン生成手段を具備し、
    前記印刷部は、前記パターン生成手段により生成された所定のパターン情報に基づいて所定のパターンを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項14記載の印刷装置。
  16. 前記印刷データ生成手段により取得された前記現在時刻から所定のパターン情報を生成するパターン生成手段を具備し、
    前記印刷部は、前記パターン生成手段により生成された所定のパターン情報に基づいて所定のパターンを前記被印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一記載の印刷装置。
  17. 前記被印刷媒体は、接着剤からなる接着層を有していることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか一記載の印刷装置。
  18. 前記被印刷媒体は、ロール状に巻回されたロール紙であることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか一記載の印刷装置。

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