JP2005059188A - 切り換え機構および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状記憶合金を用いた切り換え機構において、形状記憶合金と電極との取り付けを最適化して駆動信頼性を向上させること。
【解決手段】本発明は、所定の軌道に沿って移動可能な移動部材2と、移動部材2を介して取り付けられ、各々への通電によって互いに逆方向へ収縮して移動部材の位置を切り換えるための2つの形状記憶合金3a、3bと、形状記憶合金3a、3bの端部に取り付ける電極A、Bとを備える切り換え機構1であり、電極A、Bとして、形状記憶合金3a、3bを挿入する側に設けられる開口部と、その開口端から挿入した形状記憶合金3a、3bを挟んでかしめる保持部とを備え、開口部が保持部から開口端にかけて広がる形状となっているものである。また、この切り換え機構を備える電子機器でもある。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定の軌道に沿って移動可能に取り付けられる移動部材の固定位置を切り換えるための切り換え機構およびこの切り換え機構を用いた電子機器に関する。
近年、撮像装置を備えた電子機器、例えばノート型コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話が多く開発されてきており、その撮像装置の性能向上とともに小型化も必須の要件となってきている。特に、小型の撮像装置を電子機器に組み込む場合、光学部品を小型化するとレンズ収差等による性能劣化が起きやすいため、レンズ自体の小型化には限界がある。したがって、光学部品を保持する部材や駆動機構の簡素化が重要なポイントとなる。
従来、撮像装置における光学部品、例えばフィルタやレンズの位置を切り換える機構としては、移動対象となる部材にアームを取り付けてこのアームを手動によって移動させるものや(例えば、特許文献1参照。)、モータを動力として移動させるものが考えられている。
特開2003−75896号公報
しかしながら、このような切り換え機構として移動部材に取り付けられたアームを手動で駆動するためには電子機器の筐体に部材(アームや保持枠)を設ける必要があり、筐体に突起が現れてしまうことで小型化の妨げとなったり、外観を損なうという問題が生じる。また、モータを用いて筐体内部で駆動できる構成ではモータを収納するためのスペースが必要となるとともに重量の増加を招いてしまうことになる。
このようなモータを駆動源とした場合の問題点を解消するため、本願発明者らは特願2003−135515において、通電型形状記憶合金を駆動源として用いた切り換え機構および電子機器を提案している。この技術によって切り換え機構全体の小型化、軽量化を図ることができるようになっている。しかし、駆動源となる形状記憶合金に通電するための電極が形状記憶合金の端部に取り付けられているが、非常に細い合金であるため電極の確実かつ容易な取り付けが非常に困難となっている。また、形状記憶合金の収縮・復元動作の際に形状記憶合金と電極との接触が発生すると形状記憶合金へ損傷を与える原因となり、信頼性低下を招くことになる。
本発明はこのような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明は、所定の軌道に沿って移動可能な移動部材と、移動部材を介して取り付けられ、各々への通電によって互いに逆方向へ収縮して移動部材の位置を切り換えるための2つの収縮手段と、収縮手段の端部に取り付ける電極とを備える切り換え機構であり、電極として、収縮手段を挿入する側に設けられる開口部と、その開口端から挿入した収縮手段を挟んでかしめる保持部とを備え、開口部が保持部から開口端にかけて広がる形状となっているものである。また、この切り換え機構を備える電子機器でもある。
このような本発明では、電極の開口部から収縮手段を挿入し、保持部でかしめて確実に固定している。また、収縮手段を挿入する開口部の開口端が広がっているため、固定後の収縮手段が収縮・復元動作しても開口端に収縮手段が接触しなくなり、収縮手段の損傷を防止できるようになる。
本発明によれば、収縮手段を確実に保持して機械的、電気的な接続信頼性を向上できるとともに、収縮手段の動作において収縮手段と電極開口端との接触を回避して、収縮手段の損傷を防止でき、信頼性の高い切り換え機構および電子機器を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1は、本実施形態に係る切り換え機構を説明する模式平面図である。すなわち、この切り換え機構1は、所定の軌道に沿って移動可能な移動部材2と、移動部材2の経由部である貫通孔21を介して取り付けられ、各々への通電によって互いに逆方向へ収縮して移動部材2の位置を切り換えるための2つの形状記憶合金(収縮手段)3a、3bとを備えるものである。
移動部材2はピンPを支点として回転移動できるようになっており、ピンPに対して一方端に形状記憶合金3a、3bを経由するための貫通孔21が設けられ、他方端にマグネットM1が設けられている。このピンPはベース部材Bに取り付けられており、ベース部材Bの枠内でアーム状の移動部材2が図中左右方向へ回転移動できるようになっている。
移動部材2の他端側に設けられたマグネットM1の移動軌跡の外側には、位置固定用のマグネットM2が設けられている。マグネットM2はマグネットM1と逆の極性になっており、図1に示す例では移動部材2の切り換え位置に対応して2つ設けられている。
なお、2つのマグネットM2の間には必要に応じてマグネットM3が設けられている。このマグネットM3は、移動部材2の移動軌跡における中間位置に対応して設けられ、マグネットM1と同じ極性となっている。これにより、移動部材2の中立位置での停止を回避できるようになっている。
2つの形状記憶合金3a、3bの引き回しとしては、一端から移動部材2の貫通孔21を介して他端に至るまでの平面視形状が略多角形となるように設定されている。この引き回しを実現するため、プーリー4a、4bがベース部材Bに設けられ、このプーリー4a、4bを介して形状記憶合金3a、3bが引き回されている。
例えば、図中左側の形状記憶合金3aは、一端から移動部材2の貫通孔21に通り、プーリー4aを介して他端まで引き回される。同様に、図中右側の形状記憶合金3bも、一端から移動部材2の貫通孔21に通り、プーリー4bを介して他端まで引き回される。なお、このプーリー4a、4bはテンションピンとして形状記憶合金3a、3bの張り具合を調整できるよう移動可能に取り付けられていてもよい。
このようなプーリー4a、4bを介しての引き回しによって、形状記憶合金3a、3bの引き回しにおける平面視形状が略三角形となり、略三角形の各頂点に対応する部分での形状記憶合金3a、3bの折り返しで、往復する形状記憶合金3a、3bの接触を確実に回避できるようになる。
2つの形状記憶合金3a、3bの端部には各々電極A、Bに接続されており、この電極A、Bに通電することで形状記憶合金3a、3bの収縮動作を実現できる。例えば、形状記憶合金3aの電極Aに通電すると形状記憶合金3aが所定量縮み、移動部材2の一端側が図中左方向へ引き寄せられる。これによりピンPを介して移動部材2の他端側が図中右方向へ回転する状態となる。そして、この回転によりマグネットM1が図中右側のマグネットM2に引き寄せられ、この磁力で位置固定される。
また、形状記憶合金3aの電極Aへの通電を止めると縮んでいた形状記憶合金3aが元に戻る。そしてこの状態で形状記憶合金3bの電極Bへ通電すると形状記憶合金3bが所定量縮み、移動部材2の一端側が図中右方向へ引き寄せられる。これによりピンPを介して移動部材2の他端側が図中左方向へ回転する状態となる。そして、この回転によりマグネットM1が図中左側のマグネットM2に引き寄せられ、この磁力で位置固定される。
このように、形状記憶合金3a、3bへ交互に通電することにより互いに逆方向へ移動部材2を回転させることができ、固定位置を切り換えることが可能となる。
図2は電極部分の拡大模式斜視図である。なお、ここでは電極Aを例として説明するが、電極Bも同様な構造である。すなわち、電極Aは、形状記憶合金3aを挿入するための開口部31と、その開口部31から挿入した形状記憶合金3aを挟んでかしめる保持部32とを備えている。また、この開口部31は、保持部32から開口端31aにかけて広がる形状となっている。
電極Aは、形状記憶合金3aを保持した状態でベース部材Bのはめ込み部51に挿入される。この電極Aのはめ込み部51への挿入は電極Aのバネ性を利用して嵌合されるため、保持部32でのかしめによる形状記憶合金3aの保持を確実なものにすることができる。また、電極Aが挿入されるとベース部材Bのはめ込み部51の開口付近に設けられた凹部52に電極Aの開口端31aが入り込み、電極Aがはめ込み部51から抜け落ちないようになる。
このように、電極Aの開口部31が開口端31aに向けて広がる形状となっていることで、電極Aに挿入される形状記憶合金3aと開口端31aとの間にある程度の距離を設けることができる。
つまり、電極Aの開口部31が広がっていないと形状記憶合金3aと開口端31aとが接触する状態となり、形状記憶合金3aの収縮・復元動作の際の移動によって形状記憶合金3aが開口端31aに対して擦れる状態となり、形状記憶合金3aの損傷を招く原因となる。
本実施形態では、電極Aの開口部31が開口端31aに向けて広がっていることで、形状記憶合金3aと開口端31aとの接触を回避でき、形状記憶合金3aの収縮・復元動作の際に形状記憶合金3aと開口端31aとの擦れが発生せず、形状記憶合金3aの損傷を防止することができる。
図3は、電極のベース部材への取り付けにおける他の例を説明する模式図である。先に示した例では、電極の面とベース部材Bの上面B1とを平行にしてはめ込むようにしたが、図3に示す例では、電極Aの面とベース部材Bの上面B1とを垂直にしてはめ込むようにしている。この場合、ベース部材Bの側面B2側から挿入できるはめ込み部51を設けておき、ここに電極Aを挿入する。なお、はめ込み部51の開口付近に凹部52を設けておくことで、電極Aの開口端31aが凹部52に入り込むため、電極Aの抜け落ちを防止できる。
電極Aをベース部材Bの上面B1に対して平行に挿入するか、垂直に挿入するかは、開口部31の開いている方向と、形状記憶合金3aの移動方向との関係で決めればよい。つまり、形状記憶合金3aの移動方向と電極の開口部31が開いている方向とが合うような向きで電極Aを挿入すれば、形状記憶合金3aと開口端31aとの接触を効果的に回避できるようになる。
図4は、電極の構造を説明する模式図で、(a)は平行型、(b)は垂直型を示している。いずれの電極Aでも、金属板を折り曲げて成形し、折り曲げの頂点部分を先端としてベース部材に差し込むようにして取り付けられる。
図4(a)に示す平行型の電極Aは、ベース部材への取り付け方向(挿入方向)に対して平行な方向に形状記憶合金3aが挿入されるものである。この場合、保持部32の先端に形状記憶合金3aを通すための貫通孔32aが設けられている。
つまり、形状記憶合金3aと電極Aとを接続するにあたり、形状記憶合金3aを開口部31から挿入し、保持部32の貫通孔32aに通す。この状態で形状記憶合金3aにテンションを掛けておき、保持部32をかしめて形状記憶合金3aを挟み込むようにする。貫通孔32aに形状記憶合金3aを通しておくことで、かしめを行う際も形状記憶合金3aを引っ張ることができ、正確にテンションを掛けることができる。
また、図4(b)に示す垂直型の電極Aは、ベース部材への挿入方向に対して垂直な方向に形状記憶合金3aが取り付けられるものである。この電極Aでは、形状記憶合金3aの挿入側に開口部31が開いた形状で設けられている。ベース部材への取り付け方向や形状記憶合金3aの引き回し方向によって、図4(a)に示す平行型の電極Aもしくは図4(b)に示す垂直型の電極Aを用いるようにする。
図5は、電極における保持部の断面形状を説明する模式断面図である。図5(a)に示す例は、保持部32の内面上下両方にV字溝が設けられており、このV字溝に形状記憶合金3aがはめ込まれるようになっている。また、図5(b)に示す例は、保持部32の内面上下一方(この例では上面)にV字溝が設けられており、このV字溝に形状記憶合金3aがはめ込まれるようになっている。また、図5(c)に示す例は、保持部32の内面上下両面に丸形状の溝が設けられており、この溝に形状記憶合金3aがはめ込まれるようになっている。
このような溝に形状記憶合金3aがはめ込まれた状態で保持部32でかしめることで、より確実な圧着保持を行うことが可能となる。
また、図6は保持部の内面状態を説明する模式図(その1)である。この例では、保持部32の内面に例えばサンドブラスト処理による凹凸が形成されたものである。このような凹凸があることにより、保持部32で形状記憶合金3aを挟持してかしめた状態での接触面積が増加して、形状記憶合金3aを確実に保持できるようになる。しかも、かしめた状態で保持部32の内面の凹凸が形状記憶合金3aの表面に形成された酸化膜を破って内部に到達し、電気的導通を確実なものとすることが可能となる。
図7は保持部の内面状態を説明する模式図(その2)である。この例では、保持部32の内面にヘアーライン等の凹凸が形成されたものである。このような凹凸により形状記憶合金3aをどの位置で保持してもずれることなく確実に保持することが可能となる。また、先の例と同様に、かしめた状態で保持部32の内面の凹凸が形状記憶合金3aの表面に形成された酸化膜を破って内部に到達し、電気的導通を確実なものとすることが可能となる。
図8は、他の電極形状を説明する模式斜視図である。この電極Aは筒状の金属の一方端を開口部31、他方端を保持部32にしたもので、開口部31側が広がるような形状となっている。このような筒状の電極Aであっても、開口部31から形状記憶合金3aを挿入し、保持部32でかしめることで固定できる。また、保持部32の先端から形状記憶合金3aを引き出すようにすれば、形状記憶合金3aへテンションをかけながらかしめによる固定を行うことができる。
次に、本実施形態に係る切り換え機構の実施例を説明する。図9、図10は携帯電話機への適用例を説明する模式図で、図9は開いた状態、図10は閉じた状態を示している。
先に説明した本実施形態の切り換え機構1は、携帯電話機10における撮像装置のレンズ駆動機構、特にレンズLの位置を光軸上に配置するか否かを切り換えることで行われる通常撮影モードとマクロ撮影モードとの切り換えを行う機構に適用されている。
すなわち、本実施形態の切り換え機構1は、携帯電話機10における筐体11内部のレンズLの周辺に組み込まれており、切り換え機構1の移動部材2にレンズLが取り付けられている。したがって、移動部材2の回転移動によってレンズLの挿入、非挿入を切り換えることができるようになっている。
携帯電話機10の撮像装置を用いるには、所定のキー操作でカメラ撮影モードに設定した後、画面Gに映し出される映像を参照して所望のタイミングでシャッターボタンに対応したキーを押下する。これにより撮像装置で取り込んだ画像を取得することができる。
このような携帯電話機10における画像取り込みにおいて、撮影モードで画面Gに映像が写し出されている際、例えば矢印キーKの上を選択するとデジタルズーム機能等の望遠動作が働き、キー押下の回数に従って映像を順次大きくして取り込むことができるようになる。
一方、例えば矢印キーKの下を選択するとデジタルズーム機能等の広角動作が働き、先とは反対に、キー押下の回数に従って映像を順次広角で取り込むことができるようになる。
また、本実施形態では、最も広角となるキー押下より更に1回多くキーを押下するとマクロ撮影モードに切り換わるようになっている(なお、他のキー押下でマクロ撮影モードへの切り換えを行ってもよい。)。このキー押下がなされると、先に説明した切り換え機構1の電極(例えば、形状記憶合金3aに接続された電極A、B)に電圧が印加され、移動部材2が回転して第1の回転位置もしくは第2の回転位置に固定される状態となる。この移動部材2の回転および位置固定によってレンズLがマクロ撮影モードに対応した位置へ移動し、そこで固定される。
一方、反対のキー押下によってマクロ撮影モードから通常撮影モードに切り換わると、先に説明した切り換え機構1の電極(例えば、形状記憶合金3bに接続された電極A、B)に電圧が印加され、移動部材2が先と反対に回転して第2の回転位置もしくは第1の回転位置に固定される。この移動部材2の回転および位置固定によってレンズLが通常撮影モードに対応した位置に移動し、そこで固定される。
また、本実施形態の携帯電話機10で、被写体との距離を測定する手段を備えている場合には、測定した距離によって自動的に通常撮影モードからマクロ撮影モードへの切り換え、もしくはマクロ撮影モードから通常撮影モードへの切り換えを行うようにしてもよい。
この場合、被写体との距離が一定値以下になると本実施形態の切り換え機構1の一方の電極A、Bに電圧を印加して移動部材2を回転させ、第1の回転位置もしくは第2の回転位置に固定してレンズLをマクロ撮影モードの位置に設定する。反対に、被写体との距離が一定値を越えると切り換え機構1の他方の電極A、Bに電圧を印加して移動部材2を回転させ、第2の回転位置もしくは第1の回転位置に固定してレンズLを通常撮影モードの位置に設定する。
いずれにおいても本実施形態の携帯電話機10では、レンズLのマクロ切り換え機構が筐体11内部に収まるため、切り換え機構が筐体11から突出することがなくなり、筐体11の薄型化やデザイン上の美観を向上できるようになる。また、マクロ−通常の撮影モード切り換えを電気的な操作によって行うことができるため、ユーザは映像を参照しながらキー操作で切り換えることができたり、自動的な切り換えによって切り換え動作を行うことなくマクロおよび通常撮影を実行できるようにもなる。
なお、本実施形態では携帯電話機10への適用を例としたが、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ノート型コンピュータ、PDA等の携帯端末など、撮影機能を備える他の電子機器への適用も可能である。また、形状記憶合金3a、3bの引き回しにおける平面視形状は、先に説明した略三角形、略四角形以外であっても適用可能である。
本実施形態に係る切り換え機構を説明する模式平面図である。 電極部分の拡大模式斜視図である。 電極のベース部材への取り付けにおける他の例を説明する模式図である。 電極の構造を説明する模式図である。 電極における保持部の断面形状を説明する模式断面図である。 保持部の内面状態を説明する模式図(その1)である。 保持部の内面状態を説明する模式図(その2)である。 他の電極形状を説明する模式斜視図である。 携帯電話機への適用例を説明する模式図(開いた状態)である。 携帯電話機への適用例を説明する模式図(閉じた状態)である。
符号の説明
1…切り換え機構、2…移動部材、3a…形状記憶合金、3b…形状記憶合金、4a…プーリー、4b…プーリー、21…貫通孔、31…開口部、31a…開口端、32…保持部、32a…貫通孔、M1…マグネット、M2…マグネット

Claims (8)

  1. 所定の軌道に沿って移動可能な移動部材と、前記移動部材を介して取り付けられ、各々への通電によって互いに逆方向へ収縮して前記移動部材の位置を切り換えるための2つの収縮手段と、前記収縮手段の端部に取り付ける電極とを備える切り換え機構において、
    前記電極は、前記収縮手段を挿入する側に設けられる開口部と、その開口部から挿入した前記収縮手段を挟んでかしめる保持部とを備えており、
    前記開口部が前記保持部から開口端にかけて広がる形状となっている
    ことを特徴とする切り換え機構。
  2. 前記保持部には前記収縮手段の端部を通すための貫通孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の切り換え機構。
  3. 前記保持部における前記収縮手段を挟む位置に前記収縮手段の挿入方向に沿った凹部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の切り換え機構。
  4. 前記保持部における前記収縮手段の接触部分には凹凸が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の切り換え機構。
  5. 所定の軌道に沿って移動可能な移動部材と、前記移動部材を介して取り付けられ、各々への通電によって互いに逆方向へ収縮して前記移動部材の位置を切り換えるための2つの収縮手段と、前記収縮手段の端部に取り付ける電極とを備える切り換え機構を有する電子機器において、
    前記切り換え機構の電極は、前記収縮手段を挿入する側に設けられる開口部と、その開口端から挿入した前記収縮手段を挟んでかしめる保持部とを備えており、
    前記開口部が前記保持部から開口端にかけて広がる形状となっている
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 前記保持部には前記収縮手段の端部を通すための貫通孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 前記保持部における前記収縮手段を挟む位置に前記収縮手段の挿入方向に沿った凹部が設けられている
    ことを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  8. 前記保持部における前記収縮手段の接触部分には凹凸が設けられている
    ことを特徴とする請求項5記載の電子機器。
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