JP2005059094A - プレス装置とその駆動方法 - Google Patents

プレス装置とその駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005059094A
JP2005059094A JP2004030300A JP2004030300A JP2005059094A JP 2005059094 A JP2005059094 A JP 2005059094A JP 2004030300 A JP2004030300 A JP 2004030300A JP 2004030300 A JP2004030300 A JP 2004030300A JP 2005059094 A JP2005059094 A JP 2005059094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toggle
driving
toggle mechanism
press
upper mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004030300A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4129239B2 (ja
Inventor
Tetsuo Yanase
哲夫 柳瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Frontier Co Ltd
Original Assignee
Frontier Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Frontier Co Ltd filed Critical Frontier Co Ltd
Priority to JP2004030300A priority Critical patent/JP4129239B2/ja
Publication of JP2005059094A publication Critical patent/JP2005059094A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4129239B2 publication Critical patent/JP4129239B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Presses (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 簡単な構成で精密なプレス加工を可能にするプレス装置とその駆動方法を提供する。
【解決手段】 上型40をトグル機構12,14と、トグル機構12,14を駆動するモータ16を有する。トグル機構12,14のトグルアーム26,28の移動に連動するとともに、上型40の移動に直結した当接部材74と、当接部材74の位置を検知するリニア位置センサ70とを備える。対面位置と待避位置との間を移動可能な下型44と、下型44を移動させるリニアスライダ50と、スライドレール48を有する。上型40を下型44に対して押しつける状態で、上型40を受ける受け部材52を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、上下の金型を使用して、所望の材料を打ち抜きまたは塑性加工等するプレス装置とその駆動方法に関する。
従来、比較的小型で構造が簡単なプレス装置としてトグル機構を利用したものが用いられている。このトグル機構を利用したプレス装置は、特許文献1,2に開示されているように、偏心カムを形成する円板の互いに180°反対側に設けられたピンに、一対のクランクアームが軸支され、各クランクアームの他端が各々一対のトグルアームの揺動連結ピンに軸支されている。そして、各トグルアームの他端は、一方が固定ピンに軸支され、他方の端部が上下に摺動する連動部材の基端部に軸支されている。各連動部材はその先端部が上型の両側部に連結され、トグルアームの揺動により上型を上下動させるものである。
特開平9−122770号公報 特開2001−239398号公報
上記従来の技術の場合、トグル機構により往復運動する上型の下死点の位置はほぼ一定であるが、上型の取付機構のガタ等により厳密にはばらつきがあり、下死点の位置を機構的に調節することもできないものであった。従って、プレスする被加工物が薄い場合や高精度の加工を要する場合には、下型の位置をネジ機構により調整し、さらに微調整のための薄いスペーサを下型の下に敷いて高さ位置を調節していた。しかし、この調節作業が面倒なものであり、スペーサの厚さ分の段階的な調節しかできないものであった。特に、フィルム状の薄い被加工物をプレスする場合、下型と被加工物の間にも緩衝材を設けて、上型の打ち抜き刃が確実に被加工物を貫通するように調節しなければならず、この緩衝材に上型の刃が食い込むため緩衝材の消耗も早いものであった。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑み点されたもので、簡単な構成で精密なプレス加工を可能にするプレス装置とその駆動方法を提供することを目的とする。
この発明は、プレス加工を行う上型を駆動するトグル機構を備えたプレス装置であって、上記トグル機構を駆動する電動モータ等の駆動装置と、上記トグル機構のトグルアームの移動に連動するとともに上記上型の移動に直結した当接部材と、この当接部材の位置を検知するリニア位置センサと、このリニア位置センサにより上記駆動装置を停止させる制御手段とを設けたプレス装置である。さらに、上記上型の上方に上記トグル機構および上記駆動装置を設けたものでも良い。
また、上記上型に対して対面位置と待避位置との間を移動可能な下型と、この下型を移動させるリニアスライダとスライドレールから成るスライド装置と、上記上型を下型に対して押しつける状態で上記上型を受ける受け部材と、上記下型の待避時に上記スライド装置の摺動面を矯正する矯正部材を備えたものである。上記下型のスライド装置は、上記駆動部材のベルトが上記スライド装置の取り付け部の移動用開口部を塞ぐものである。
またこの発明は、プレス加工を行う上型をトグル機構を用いて駆動するプレス装置の駆動方法であって、上記トグル機構のトグルアームの移動に連動するとともに上記上型の移動に直結した当接部材を備え、この当接部材の位置をリニア位置センサにより検知し、この検知した信号による上記当接部材の位置の実測値を基に、上記トグル機構の下死点近傍の所望の位置で上記トグル機構の移動を停止させるプレス装置の駆動方法である。
本発明のプレス装置は、上型の動きに直結された当接部材の位置を、精密なリニア位置センサにより検知し、この検知した信号による上記当接部材の位置、即ち上記上型位置の実測値を測り、これを基に上記トグル機構の下死点近傍の所望の位置で正確に上記トグル機構の移動を停止させることができる。これにより、上型の下死点付近の停止位置を、駆動機構の種々の誤差やがたつき等を吸収した実際の値を基にして、極めて精密に制御することができる。さらに、装置が小型であり小さな動力で動作し、正確に上型の位置を検知して精密なプレス加工を可能にする。しかも、加工に要する動力が小さいので、電動モータを用いることができ、電力消費も少なく、騒音も極めて少ない。また、精密に上型の下端位置を設定可能であるので、下型側の上型受け部材も損傷が少なくなり、寿命が長くなる。
さらに、トグル機構を用いているので、構造を簡素化・軽量化することができ、動作当初に大きな力を得ることができ、動作途中の移動速度が速く、上型の下死点近傍では大きなプレス力を得ることができる。
また、上型の上方に上記トグル機構および上記駆動装置を設けることにより、部品点数が少なく構成が簡略化され、動作もより正確かつ確実なものとすることができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図4はこの発明の第一実施形態を示すものであり、この実施形態のプレス装置10は、一対のトグル機構12,14を用いたプレス装置である。このプレス装置10の中央部には、プレス動作を行うプレス用電動モータ16が設けられ、電動のプレス用モータ16の駆動軸に連動機構18が接続され、トグル機構12を動かすために回動する偏心カム20が、連動機構18に設けられている。
偏心カム20は、その円板の互いに180°反対側に揺動ピン21,22が設けられ、揺動ピン21,22には、水平方向に配置された一対のクランクアーム23,24の一端部が軸支されている。クランクアーム23の他端は、トグル機構12の各トグルアーム25,26の揺動連結ピン31に軸支され、クランクアーム24の他端は、トグル機構14の各トグルアーム27,28の揺動連結ピン32に軸支されている。そして、トグルアーム25,27の各他端は、プレス装置10の本体30に設けられた固定ピン33,34に各々軸支されている。また、他方のトグルアーム26,28の各他端は、プレス装置10の本体30の側方に位置して、連動部材35,36の基端部に、揺動連結ピン37,38により各々軸支されている。連動部材35,36は上下方向に配置され、枠状の本体30の図示しない固定部材にガイドされて上下に摺動する。
連動部材35,36の上端部は、上型40の取付部材41の両側部に各々固定されている。上型40は、ガイド部材42により上下方向にガイドされ、所定のストロークで往復動する。上型40は、取付部材41に対して水平になるように固定され、取付部材41も正確に水平に位置するように連動部材35,36に固定されている。
上型40の下方の対面する位置には、下型44が水平方向に進退する固定盤46が、本体30に水平に取り付けられている。固定盤46は、2本のスライドレール48が互いに平行に、本体30に対いて前後方向に取り付けられている。スライドレール48には、各々リニアスライダ50が摺動自在に取り付けられ、リニアスライダ50上に下型44が固定され、上型40と対向する位置と、固定盤46の手前側に移動した退避位置との間を往復動可能に設けられている。
固定盤46のスライドレール48の両側方には、上型40の下死点において、下型に44にかかる上型40の加重を受ける受け部材52が固定されている。これにより、上型40の動作時に、リニアスライダ50に過度の加重がかからないようにしている。また、受け部材52の手前側端部には、リニアスライダ50のスライドレール48に対する摺動面の位置を矯正するローラ54が各々設けられている。ローラ54は、リニアスライダ50が上型40により押さえられて摺動位置が下方にずれたものを、上方に上げるように下型44を僅かにリフトさせる。
さらに、下型44は、その取付部材の中央部下方に一対の取付部56が突出し、取付部56の下端には互いに平行に走行する一対のベルト58の各々の両端部が連結されている。一対のベルト58は、各々等しい長さで、各々一対のプーリ60,61間に無端ベルト状に掛け渡されている。本体30の奥の方のプーリ61は回転軸62に固定され、回転軸62の一端部がプーリ64に固定され、プーリ64は無端ベルト66を介して電動の駆動モータ68側の駆動プーリ69と連結されている。そして、一対のベルト58の上側の走行面は、固定盤46の表面と面一に設けられ、固定盤46に形成された開口部としての、下型44を前後動させる駆動伝達部材の走行空間を塞いでいる。
上型40や下型44等の各部材が設けられた固定盤46は、本体30の上枠部材30aに載置され、上枠部材30aの表裏面は位置精度を出しやすいように研磨されている。さらに、上枠部材30aの下面と本体30の各縦枠部材30bとの間には、高さ調整用の調整ブロック76が差し込まれ、固定盤46の水平度を調整し正確に下型44が水平に設置されるようにしている。
本体30の一方の側面部には、リニア位置センサ70が設けられている。リニア位置センサ70は、突出方向上方に付勢されたプローブ72を有し、プローブ72の先端は連動部材35側に固定された当接部材74に接している。プローブ72は、連動部材35の位置を介して上型40の位置を直接的に検知し、リニア位置センサ70から電気信号として、上型40の位置を出力する。
この実施形態のプレス装置10は、上型40及び下型44を取り付ける前に、トグル機構12,14を動作させて、取付部材14の平行度や駆動ストロークを検査する。その上で、調整ブロック76を取り替えたりして取付精度を出す。またこのとき、取付部材41等の加工精度のバラツキを調整し、精密なプレスを可能にする。
この実施形態のプレス装置10の動作は、上型40を取付部材41に固定し、所定の被加工物を下型44にセットする。そして、プレス加工時の上型40の最下端の位置を、図示しない制御装置により設定する。この最下端の位置は、必ずしもトグル装置12,14の下死点ではなく、下死点近傍の手前の位置であり、上型40のプレス動作に必要な位置の下端で、任意に設定し得る。
被加工物を下型44にセットしてプレス装置10を動作させると、駆動モータ68が動作し、無端ベルト66を介してプーリ61を回転させ、一対のベルト58を回動させる。これにより、下型44がベルト58とともに移動し、上型40との対面位置へ進む。この後、駆動モータ68が停止する。そして、プレス用モータ16が作動し、偏心カム20が一定の角速度で回動する。
偏心カム20の揺動ピン21,22は、上型40の上死点では、図1に示すように、右側のトグル機構12につながったクランクアーム23が軸支された揺動ピン21が、図面左側に位置し、左側のトグル機構14につながったクランクアーム24が軸支された揺動ピン22が、図面右側に位置する。ここで、上型40の上死点では、クランクアーム23,24が水平になるが、トグル機構の特性として、クランクアーム23,24が水平な状態からトグル機構12,14を移動させようとすると、クランクアーム23,24に過大な力が掛かり、動きもスムーズでなくなる。このため、上型40の上死点のわずかに手前で上型40を停止させ、その状態からプレス用モータ16を、退避方向とは逆回転であるプレス方向に回動させることにより、動き出しがスムーズになり、クランクアーム23,24等に無理な力が掛からない。
そして、プレス用モータ16が回動して揺動ピン21,22の位置が移動するとともに、クランクアーム23,24の水平方向の位置が徐々に互いに離れる方向に移動する。これとともに、トグル機構12,14の一対のトグルアーム25,26及びトグルアーム27,28が、互いのなす角度を大きくするように揺動し、トグルアーム26,28の揺動連結ピン37,38が下方に移動し、トグルアーム25,26及びトグルアーム27,28の揺動連結ピン33,37間及び揺動連結ピン34,38間の間隔が広がる。
これにより、連動部材35,36を介して、上型40が下方に移動する。これとともに、連動部材35と一体に移動する当接部材74が下方に移動し、プローブ72に当接してプローブ72を押し下げ、リニア位置センサ70から位置情報が電気信号として制御装置に出力される。
ここで、このときの連動部材35,36の移動速度は、上型40が上死点にある時の偏心カム20の角度を0°すると、上型40の下死点付近ではその角度がほぼ180°である。そして、揺動連結ピン37の移動速度は、クランクアーム23,24及びトグルアーム25,26,27,28の構成により、偏心カム20の角度のsin値のほぼ二乗に比例するため、偏心カム20の回動角度が180°近傍では、偏心カム20の回動速度に対して連動部材35,36は極めて低速で垂直方向に移動していることになる。従って、リニア位置センサ70により位置を検知してプレス用モータ16を停止させても、その応答遅れに対する高さ方向の位置のずれがほとんど無く、極めて精密な位置制御が可能となる。そして、上型40の下死点近傍の手前の設定位置で、制御装置によりプレス用モータ16を停止させ、逆転させる。これにより、上型40の下端位置を精密に制御した所定の加工が行われ、上型40は退避位置に戻る。
この実施形態のプレス装置10によれば、トグル機構12,14を利用した簡単な駆動機構と、トグル機構12,14の特性を利用して、リニア位置センサ70により極めて精密に位置を検知して高さ方向の位置を制御しているので、簡単な装置であっても高い位置制御が可能となり、薄い被加工物の打ち抜きや精度の高いプレス加工等を行うことができる。特に、上型40を駆動するトグルアーム26に連結されて設けられた当接部材74の位置を、精密なリニア位置センサ70により検知し、この検知した信号による当接部材74の位置、即ち上型40の位置の実測値を基に、トグル機構12,14の下死点近傍の所望の位置でトグル機構12,14の移動を停止させるので、上型40の下死点付近の停止位置を種々の誤差やがたつき等を吸収した実測値として精密に調整することができる。
さらに、一対のトグル機構12,14を互いに対称に配置して、クランクアーム23,24の水平方向の力を互いに打ち消すように構成されているので、クランクアーム23,24の受け構造等が不要であり、本体30等の構造を簡素化・軽量化することができる。さらに、トグル機構12,14を用いてクランクアーム23,24を駆動し上型40を作動させているので、動作当初に大きな力を得ることができ、動作途中の移動速度が速く、プレス時の上型の下死点近傍では大きなプレス力を得ることができる。
また、トグル機構12,14の一対のトグルアーム25,27が固定の揺動連結ピン33,34を中心に揺動するとともに、トグルアーム26,28が揺動連結ピン31,32を中心に揺動して、揺動連結ピン37,38に連結された連動部材35,36を垂直方向に摺動させるので、小さい力で大きなプレス力を得ることができる。すなわち、上型40のストロークに対して、クランクアーム23,24のストロークは約2倍となるが、同じ条件で直接上型を駆動する場合と比較して、この実施形態の場合モータ出力が約1/2で良い。
次にこの発明のプレス装置の第二実施形態について、図5,図6を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一符号を付して説明を省略する。この実施形態のプレス装置80は、トグル機構12,14を、上型40の上方に配置し、トグル機構12,14を駆動する連動機構18、及びプレス用モータ16もトグル機構12,14の上方に配置したものである。
この実施形態のトグルアーム25,27の各他端は、プレス装置10の本体30の上面部材82の裏面に突設された垂下部材83,84に設けられた固定ピン33,34に各々軸支されている。また、他方のトグルアーム26,28の各他端は、プレス装置80の本体30の側方に位置して、上型40の取付部材41の軸支部材85,86に揺動連結ピン37,38により各々軸支されている。上型40は、ガイド部材42により上下方向にガイドされ、所定のストロークで往復動する。上型40は、取付部材41に対して水平になるように固定され、取付部材41も正確に水平に位置するようにトグルアーム26,28の各他端に固定されている。
プレス装置10の本体30の上面部材82と垂下部材83,84の互いに接触する表面、及び上型40の取付部材41と軸支部材85,86の互いに接触する表面は、位置精度を出しやすいように研磨されている。さらに、上面部材82と垂下部材83,84の取付面の間には、高さ方向の位置精度を出すためのスペーサ部材87が設けられている。そして、垂下部材83,84は、上面部材82に対してボルト88により引き付けられて固定されているとともに、ボルト89により下方に押されて、ガタつきなく強固に固定されている。
この実施形態のリニア位置センサ70は、上型40の取付部材41の側方に位置し、取付部材41に固定された当接部材90に、プローブ72が当接している。
この実施形態のプレス装置80によれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、トグル機構12,14と上型40との間の機構において、上記実施形態の連動機構35,36をなくし、トグルアーム26,28の各他端が軸支部材85,86を介して上型40の取付部材41に直接各々軸支されているので、部品点数が少なく構成が簡略化され、動作もより確実なものとすることができる。さらに、上面部材82と垂下部材83,84の互いに接触する表面、及び上型40の取付部材41と軸支部材85,86の取付面は、位置精度を出しやすいように研磨され、その間にトグル機構12,14が取り付けられているので、上型40の取付精度をより高いものとすることができる。
次に、この発明のプレス装置の第三実施形態について、図7を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一符号を付して説明を省略する。この実施形態のプレス装置100は、上記第二実施形態と同様に、トグル機構12,14を、上型40の上方に配置し、トグル機構12,14を駆動する連動機構18、及びプレス用モータ16もトグル機構12,14の上方に配置したものである。さらに、上記第一実施形態と同様に、固定盤46に2本のスライドレール48が互いに平行に取り付けられている。スライドレール48には、各々リニアスライダ50が摺動自在に取り付けられ、リニアスライダ50上に下型44が固定され、上型40と対向する位置と、固定盤46の手前側に移動した退避位置との間を往復動可能に設けられている。
さらに、下型44は、その取付部材が一対のベルト58の各々の両端部が連結され、一対のベルト58は、各々等しい長さで、各々一対のプーリ60,61間に無端ベルト状に掛け渡されている。そして、この実施形態においても、一対のベルト58の上側の走行面は、固定盤46の表面と面一に設けられ、固定盤46に形成された駆動伝達部材の図示しない走行空間を塞いでいる。
この実施形態のプレス装置100は、設置面から下型44までの間隔が極めて小さく、図7に示すように、作業現場の卓上に配置して駆動することができ、よりコンパクトな装置として種々の用途に使用可能なものである。
この発明の第一実施形態のプレス装置の正面方向の概略縦断面図である。 この実施形態のプレス装置の側面方向の縦断面図である。 この実施形態のプレス装置の固定盤の平面図である。 この実施形態のプレス装置のリニア位置センサ取付部の拡大側面図である。 この発明の第二実施形態のプレス装置の正面方向の概略縦断面図である。 この実施形態のプレス装置の側面方向の縦断面図である。 この発明の第三実施形態のプレス装置の部分破断側面図である。
符号の説明
10 プレス装置
12,14 トグル機構
16 プレス用モータ
20 偏心カム
21,22 揺動ピン
23,24 クランクアーム
25,26,27,28 トグルアーム
30 本体
31,32,37,38 揺動連結ピン
33,34 固定ピン
35,36 連動部材
40 上型
44 下型
46 固定盤
48 スライドレール
50 リニアスライダ
52 受け部材
54 ローラ
58 ベルト
60,61,64,69 プーリ
70 リニア位置センサ
72 プローブ
74 当接部材

Claims (5)

  1. プレス加工を行う上型を駆動するトグル機構を備えたプレス装置において、上記トグル機構を駆動する駆動装置と、上記トグル機構のトグルアームの移動に連動するとともに上記上型の移動に直結した当接部材と、この当接部材の位置を検知するリニア位置センサと、このリニア位置センサにより上記駆動装置を停止させる制御手段とを設けたことを特徴とするプレス装置。
  2. 上記上型の上方に上記トグル機構および上記駆動装置を設けたことを特徴とする請求項1記載のプレス装置。
  3. 上記上型に対して対面位置と待避位置との間を移動可能な下型と、この下型を移動させるリニアスライダとスライドレールから成るスライド装置と、上記上型を下型に対して押しつける状態で上記上型を受ける受け部材と、上記下型の待避時に上記スライド装置の摺動面を矯正する矯正部材を備えたことを特徴とする請求項1記載のプレス装置。
  4. 上記下型のスライド装置は、上記駆動部材のベルトが上記スライド装置の取り付け部の移動用開口部を塞ぐものであることを特徴とする請求項3記載のプレス装置。
  5. プレス加工を行う上型をトグル機構を用いて駆動するプレス装置の駆動方法において、上記トグル機構のトグルアームの移動に連動するとともに上記上型の移動に直結した当接部材を備え、この当接部材の位置をリニア位置センサにより検知し、この検知した信号による上記当接部材の位置の実測値を基に、上記トグル機構の下死点近傍の所望の位置で上記トグル機構の移動を停止させることを特徴とするプレス装置の駆動方法。
JP2004030300A 2003-07-30 2004-02-06 プレス装置 Expired - Fee Related JP4129239B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004030300A JP4129239B2 (ja) 2003-07-30 2004-02-06 プレス装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003282724 2003-07-30
JP2004030300A JP4129239B2 (ja) 2003-07-30 2004-02-06 プレス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005059094A true JP2005059094A (ja) 2005-03-10
JP4129239B2 JP4129239B2 (ja) 2008-08-06

Family

ID=34380199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004030300A Expired - Fee Related JP4129239B2 (ja) 2003-07-30 2004-02-06 プレス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4129239B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009544473A (ja) * 2006-07-24 2009-12-17 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト プレス
JP2010048294A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Isel Co Ltd 動力伝達装置
JP2017148279A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 アサヒ繊維機販株式会社 衣料用プレス装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102519954B1 (ko) * 2021-06-09 2023-04-10 이동현 필름 다이 커팅 장치 및 그의 타공블록 가이드 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009544473A (ja) * 2006-07-24 2009-12-17 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト プレス
JP2010048294A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Isel Co Ltd 動力伝達装置
JP2017148279A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 アサヒ繊維機販株式会社 衣料用プレス装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4129239B2 (ja) 2008-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7669509B2 (en) Guillotine cutter
KR100526647B1 (ko) 가압 장치
JP2010043918A (ja) 角度測定器および角度測定器を備えているプレス装置
US20100064907A1 (en) Die changing method of press machine and press machine
CN105845506A (zh) 一种继电器超行程参数设置装置
CN110948564A (zh) 一种布料的可调分切装置
JP4129239B2 (ja) プレス装置
JPH0777250B2 (ja) 半導体リード成形装置
CN220312893U (zh) 一种木板的侧面打磨装置
CN210116100U (zh) 一种热熔胶模头快速定位机构
CN106427043B (zh) 一种压力机试验平台高度调节装置
CN108893875B (zh) 一种文胸搭扣缝纫机的搭扣定位机构
TWI510771B (zh) 線性滑軌壽命檢測方法及其檢測裝置
CN218918820U (zh) 晶圆位置调节机构
KR102073584B1 (ko) 마찰 시험장치
JP5308551B2 (ja) 移動テーブル位置決め装置及びスクリーン印刷機
CN211492848U (zh) 一种高精度3d打印机的刮刀高度调节机构
CN213519908U (zh) 一种半导体芯片板推送装载工装
CN217132072U (zh) 铝合金零件开孔定位检测工装
CN212832022U (zh) 一种可精确调节夹绳板高度的绳子夹持输送装置
CN214872986U (zh) 一种伺服电机传动机构
CN219552089U (zh) 一种用于材料试验机的一体式限位杆
CN218974075U (zh) 一种切割状态检测机构
CN211778393U (zh) 一种压力定位的升降机构
WO2021232571A1 (zh) 板材压料靠板装置及板材压料靠板方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080416

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080516

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4129239

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140523

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees