JP2005058472A - 食材洗浄装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 食材の洗浄に用いる水の量を少なくして異物を可及的確実に除去できる食材洗浄装置を提供する。
【解決手段】 容器が着脱可能に収容され、かつ洗浄液を貯留する第1収容空間が上方に開放して設けられるとともに、上部には第1収容空間に収容された容器に上方から嵌り込む閉位置と、第1収容空間を上方に開放する開位置とにわたって開閉可能な蓋部が設けられ、底部には洗浄水を排出する第1排水部が設けられる主槽と、主槽に洗浄液を供給する洗浄液供給部と、主槽に隣接して配置され、洗浄液を貯留する第2収容空間が設けられ、底部には第2収容空間内の洗浄液を排出する第2排水部が設けられる副槽と、主槽の第1収容空間から溢れ出た洗浄液を副槽の第2収容空間に導くとともに、洗浄液から異物を分離する導水部と、容器が主槽に収容された状態で、副槽に貯留される洗浄液を主槽に導いて容器内に噴射するポンプおよび噴射ノズルとを含む。
【選択図】 図4


Description

本発明は、野菜などの食材を洗浄する食材洗浄装置に関する。
野菜などの食材を洗浄する食材洗浄装置の従来技術として、水道からの水を食材が収納される容器内に噴射して、食材を容器内で流動させて洗浄し、容器から溢れ出た水を排出する洗浄装置がある(たとえば特許文献1および2参照)。
特開平9−201294号公報 特開2001−17332号公報
前述の従来技術では、容器内に水道からの水を噴射して、容器から溢れ出た水をそのまま捨ててしまうので、洗浄に用いられる水の量が非常に多くなる。
本発明の目的は、食材の洗浄に用いる水の量を少なくして異物を可及的確実に除去できる食材洗浄装置を提供することである。
本発明は、複数の透孔が形成される有底筒状の容器が着脱可能に収容され、かつ洗浄液を貯留する第1収容空間が上方に開放して設けられるとともに、上部には第1収容空間に収容された容器に上方から嵌り込む閉位置と、第1収容空間を上方に開放する開位置とにわたって開閉可能な蓋部が設けられ、底部には洗浄水を排出する第1排水手段が設けられる主槽と、
主槽に洗浄液を供給する供給手段と、
主槽に隣接して配置され、洗浄液を貯留する第2収容空間が設けられ、底部には第2収容空間内の洗浄液を排出する第2排水手段が設けられる副槽と、
主槽の第1収容空間から溢れ出た洗浄液を副槽の第2収容空間に導くとともに、洗浄液から異物を分離する導水手段と、
容器が主槽に収容された状態で、副槽に貯留される洗浄液を主槽に導いて容器内に噴射する還流噴射手段とを含むことを特徴とする食材洗浄装置である。
本発明によれば、主槽には、複数の透孔が形成される有底筒状の容器が着脱可能に収容され、かつ洗浄液を貯留する第1収容空間が上方に開放して設けられるとともに、上部には第1収容空間に収容された容器に上方から嵌り込む閉位置と、第1収容空間を上方に開放する開位置とにわたって開閉可能な蓋部が設けられ、底部には洗浄水を排出する第1排水手段が設けられる。供給手段は、主槽に洗浄液を供給する。副槽は、主槽に隣接して配置され、洗浄液を貯留する第2収容空間が設けられ、底部には第2収容空間内の洗浄液を排出する第2排水手段が設けられる。導水手段は、主槽の第1収容空間から溢れ出た洗浄液を副槽の第2収容空間に導くとともに、洗浄液から異物を分離する。還流噴射手段は、容器が主槽に収容された状態で、副槽に貯留される洗浄液を主槽に導いて容器内に噴射する。容器に食材を収容して、容器を主槽に収容し、蓋部を閉位置に配置して、供給手段によって主槽の第1収容空間に、洗浄液が第1収容空間から溢れ出して、洗浄液が副槽の第2収容空間に貯留されるまで洗浄液を供給し、還流噴射手段によって副槽に貯留される洗浄液を主槽に導いて容器内に噴射すると、このように噴射された洗浄液によって容器内の食材を洗浄することができる。還流噴射手段によって容器内に洗浄液が噴射されると、第1収容空間から洗浄液が溢れ出し、溢れ出した洗浄液は、導水手段によって、食材から離脱した異物が洗浄液から分離されて、副槽の第2収容空間に導かれる。したがって洗浄液は還流噴射手段および導水手段によって、主槽の第1収容空間と副槽の第2収容空間とを循環し、このように循環する間に、容器内の食材の洗浄に用いられ、食材から離脱した異物の除去がなされるので、従来のように洗浄水を洗浄に用いたらすぐに廃棄する場合に比べて、洗浄に用いられる洗浄液の量を少なくできるとともに洗浄液の状態を可及的に洗浄に適した状態に保つことができる。また所定時間洗浄後に主槽の第1排水手段および副槽の第2排水手段によって、主槽の第1収容空間および副槽の第2収容空間の洗浄水を排出して、再び供給手段によって主槽に洗浄液を供給して、容器内の食材の洗浄を繰返すことによって、食材に付着している異物を可及的確実に除去することができる。
図1は、本発明の実施の一形態の食材洗浄装置10を示す側面図である。図2は、食材洗浄装置10を示す正面図である。図3は、食材洗浄装置10を示す平面図である。図4は、図2の切断面線S4−S4から見た断面図である。食材洗浄装置10は、主槽11、洗浄液供給部12、副槽13、導水部14、ポンプ15および噴射ノズル16を含んで構成される。
主槽11には、第1収容空間17、蓋部18および第1排水部19が設けられる。第1収容空間17は、上方に開放して設けられ、複数の透孔が形成される有底円筒状の容器20が着脱可能に収容され、かつ洗浄液を貯留する。容器20の透孔は、容器20に収容される食材が通過不可能な大きさ、かつ食材に付着している異物を通過可能な大きさに形成される。主槽18は、第1収容空間17に収容されるべき容器20の形状に基づいて形成され、容器20が第1収容空間17に収容された状態で、主槽18の第1収容空間17に臨む側部および底部の内表面は、容器20の側壁および底壁の外表面に臨み、その間隔がわずかに、たとえば3ミリメートル程度となるように形成される。蓋部18は、主槽11の上部に設けられ、第1収容空間17に収容された容器20に上方から嵌り込む閉位置P1と、第1収容空間を上方に開放する開位置P2とにわたって開閉可能である。蓋部18は、閉位置P1に配置されている状態で、周縁部が残余の部分よりも下方に突出するように形成される。
図5は、第1排水部19を拡大して示す断面図である。第1排水手段である第1排水部19は、主槽11の底部11aに設けられ、第1収容空間17に貯留される洗浄水を排出する。第1排水部19は、排水路21、バルブ22およびソレノイド23を含んで構成される。排水路21は、主槽11の底部11aで第1収容空間17を上方に臨んで開口し、第1収容空間17と外空間とを連通する。バルブ22は、上部に主槽11の底部11aに全周にわたって当接可能な弁部22aを有する。弁部22aは、たとえばシリコンゴムなどの弾発性を有する高分子樹脂から成り、上方に向かうにつれて拡径する略円錐台状に形成される。バルブ22は、弁部22aが主槽11に底部11aに全周にわたって当接して、第1排水部19を介して第1収容空間17と外空間とが遮断される遮断位置と、弁部22aが主槽11の底部11aから離間して、第1排水部19を介して第1収容空間17と外空間とが連通する連通位置とにわたって、上下方向に変位可能である。
ソレノイド23は、上下方向に伸縮するプッシュロッド23aを有する。ソレノイド23に電力が供給されていない状態では、プッシュロッド23aは、縮退状態にあり、このときプッシュロッド23aとバルブ22とは離間している。このときバルブ22は遮断位置に配置されている。ソレノイド23に電力が供給されると、プッシュロッド23aが伸長状態になり、プッシュロッド23aがバルブ22に当接して、バルブ22を上方に押し上げる。このときバルブ22は、連通位置に配置されている。ソレノイド23のプッシュロッド23aが伸長状態から縮退状態になると、連通位置に配置されていたバルブ22は自重で下方に変位して、遮断位置に配置される。
供給手段である洗浄液供給部12は、主槽11に洗浄液である洗浄水および殺菌液を供給する。洗浄液供給部12は、上水道に連結され洗浄水が供給される洗浄水供給部24と、塩素などの殺菌作用を有する成分が含まれる殺菌液が供給される殺菌液供給部25とを有する。洗浄水供給部24には、主槽11への洗浄水の供給および非供給を切換える第1バルブ24aが設けられる。殺菌液供給部25には、主槽11への殺菌液の供給および非供給を切換える第2バルブ25aが設けられる。
副槽13は、主槽11に隣接して配置される。副槽13には、第2収容空間26および第2排水部27が設けられる。第2収容空間26は、洗浄液を貯留する。第2排水手段である第2排水部27は、副槽13の底部に設けられ第2収容空間26内の洗浄液を排出する。第2排水部27の構成および動作は、図5に示した第1排水部19と同様であるので、詳細な説明は省略する。
導水手段である導水部14は、主槽11の上部および副槽13の上部に設けられる。導水部14は、導水路28およびフィルタ部29を含んで構成される。導水路28は、主槽11の上部に設けられ、主槽11の第1収容空間17から溢れ出た洗浄液を、副槽13の第2収容空間26に導く。フィルタ部29は、たとえばメッシュ状の生地で実現され、副槽13の上部を覆うようにして設けられ、主槽11の第1収容空間17から溢れ出た洗浄液から虫および塵などの異物を分離する。
図6は、ポンプ15を示す断面図である。ポンプ15は、水中ポンプで実現され、モータ30、導線31、羽根車32およびケーシング33を含んで構成される。モータ30は、たとえば交流モータで実現され、導線31を介して供給される電力によってロータ30aが回転して、ロータ30aに連結される主軸30bが回転する。羽根車32は、遠心羽根車で実現され、モータ30の主軸30bに同軸に連結される。ケーシング33は、その内部に、モータ30および羽根車32を保持する。ケーシング33内には、羽根車32が回転することによって吸込まれた洗浄液を外部に排出するための流路34が形成される。流路34は、羽根車32付近では、モータ30の主軸30bの軸線に沿うとともに、羽根車32の半径方向に沿って延びる。流路34は、さらにモータ30の主軸30bとは間隔をあけて平行に延びる。流路34の両端部は、ケーシング33の外部に臨む。
ポンプ15は、副槽13の第2収容空間26内に配置される。ポンプ15は、第2収容空間26内で、流路34の一端部である吸い込み口34aが副槽13の第2排水部27に臨み、流路34の他端部である吐き出し口34bが上方に臨むように配置される。ポンプ15は、電力が供給されている状態では、吸い込み口34aが洗浄液に浸漬している。この状態でモータ30の主軸30bが回転すると、羽根車32も回転し、吸い込み口34aの近傍の洗浄液が遠心力によって吸込まれて流路34に導かれて、吐き出し口34bから吐出される。
図7は、噴射ノズル16を示す側面図である。図8は、噴射ノズル16の噴射口16aを拡大して示す正面図である。噴射ノズル16の一端部は、ホースを介して、ポンプ16の吐き出し口34bに連結される。噴射ノズル16の他端部は、図8に示すように、残余の部分よりも縮径して、詳細には、長円形に開口して形成される。噴射ノズル16は、蓋部18を厚み方向に貫通するようにして設けられ、蓋部18が閉位置P1に配置される状態で、洗浄液が、容器20の底壁と側壁との間に噴射されるように配置される。このように還流噴射手段を構成するポンプ15および噴射ノズル16によって、容器20が主槽11に収容された状態で、副槽13に貯留される洗浄液が主槽11に導かれて容器20内に噴射される。
図9(1)は、本実施の形態の食材洗浄装置10を示す背面図であり、図9(2)は、ポンプを副槽130外に設けた場合の食材洗浄装置100を示す背面図である。本実施の形態の食材洗浄装置10では、ポンプ15は、図6に示すように、ケーシング33内の流路34が、大略的に上下方向に延びて配置されるので、副槽13の第2排水部27によって第2収容空間26に貯留される洗浄液が排出されると、ポンプ15の流路34の洗浄液もケーシング33からほぼ完全に排出される。一方、図9(2)に示す食材洗浄装置100では、副槽130内の洗浄液を全て排出しても、ポンプ150内に洗浄液が残ってしまい、ポンプ150内の洗浄液が劣化したり雑菌が繁殖したりする危険性がある。本実施の形態の食材洗浄装置10では、主槽11および副槽13内の洗浄液を完全に排出すると、これにともなってポンプ15内の洗浄液も完全に排出されるので、ポンプ15内で洗浄液が劣化したり雑菌が繁殖したりする危険性がほとんどない。
図10は、主槽11の第1収容空間17、特に容器20内の洗浄液および食材50の流れを説明するための断面図である。副槽13の第2収容空間26に貯留されている洗浄液がポンプ15によって噴射ノズル16に供給されて、主槽11の第1収容空間17に収容されている容器20内に噴射される。このとき噴射ノズル16から洗浄液は、矢符f0に示すように、噴射ノズル16から最も離間した容器20の側壁20aと底壁20bとの間に向かう方向に、詳細には噴射ノズル16から前記側壁20aと底壁20bとの間に向かって下方に傾斜する方向に延びる平面に沿って、扇形状に拡散して噴射される。容器20内の食材50は、このような矢符f0に示す洗浄液の流れに沿って、容器20の側壁20aと底壁20bとの間に向かって流動する。
容器20の側壁20aと底壁20bとの間付近に流動してきた洗浄液は、矢符f1に示す容器20の側壁20aに沿って上方に向かう流れと、矢符f2に示す容器20の底壁に沿って略水平に向かう流れとに分かれる。矢符f1に示す洗浄液の流れに乗って流動してきた食材50は、矢符f3に示す洗浄液の流れに乗って、側壁20aに沿って上方に流動し、さらに矢符f4に示す洗浄液の流れに乗って、側壁20aから蓋部18に向かって流動する。このとき蓋部18は、容器20に上方から嵌り込んでいるので、容器20から食材50が漏れ出ることがない。矢符f4に示す洗浄液の流れに乗って流動してきた食材50は、矢符f5に示す洗浄液の流れに乗って、蓋部18に沿って噴射ノズル16に向かって流動し、さらに矢符f6に示す洗浄液の流れに乗って、蓋部18から噴射ノズル16の噴射口16aに向かって流動する。
矢符f2に示す洗浄液の流れに乗って流動してきた食材50は、矢符f7に示す洗浄液の流れに乗って、底壁20bに沿って略水平方向に流動し、さらに矢符f8に示す洗浄液の流れに乗って、底壁20bから側壁20aに向かって流動する。矢符f8に示す洗浄液の流れに乗って流動してきた食材50は、矢符f9に示す洗浄液の流れに乗って、側壁20aに沿って噴射ノズル16に向かって流動し、さらに矢符f10に示す洗浄液の流れに乗って、側壁20aから噴射ノズル16の噴射口16aに向かって流動する。
このように主槽11の第1収容空間17の容器20内では、洗浄液の2つの回転するような流れが生じ、これらの流れに乗って食材50が流動する。このように流動する食材50は、洗浄液との衝突および離反を繰返すので、食材50の表面に付着していた異物を除去することができる。また洗浄液を殺菌液とした場合、殺菌液を食材50の表面に満遍なく接触させることができる。噴射ノズル16の噴射口16aは、図8に示すように、長円形に形成されるので、噴射される洗浄液は、噴射ノズル16から容器20の側壁20aと底壁20bとの間に向かって下方に傾斜する方向に延びる平面に沿って、扇形状に拡散して噴射されるので、容器20内で大きく洗浄液を流動化させることができる。
容器20内に噴射された洗浄液の一部は、容器20の透孔を通過して、矢符11に示すように第1収容空間17から溢れ出る。このように第1収容空間17から溢れ出た洗浄液は、導水部14の導水路28に導かれて、副槽13の上部のフィルタ部29に流出して、フィルタ部29によって濾過されて異物が分離されて、副槽13の第2収容空間26に流入する。このとき蓋部18は、容器20に上方から嵌り込んでいるので、容器20から食材50が漏れ出ることがない。
図11は、食材洗浄装置10の制御機構を示すブロック図である。食材洗浄装置10は、水位センサ35、タイマー36、操作パネル37および制御部38をさらに含んで構成される。水位センサ35は、副槽13に設けられ、副槽13の第2収容空間26の水位が、予め定める水位である規定水位以上になったか否かを検出し、検出信号を制御部38に与える。ここで規定水位とは、副槽13の第2収容空間26に配置されているポンプ15の吸い込み口34aが洗浄液に浸漬する水位以上、主槽13の第1収容空間17の洗浄液の水位未満である。タイマー36は、計時し、時間を表す計時信号を制御部38に与える。操作パネル37は、操作者によって操作されて各種情報が入力されるとともに、各種情報を表示する。制御部38は、食材洗浄装置10を統括的に制御する。
図12は、食材洗浄装置10における食材の洗浄手順を示すフローチャートである。ステップs0で、操作者が洗浄すべき食材を容器20に収容して、この容器20を主槽11の第1収容空間17に収容して、蓋部18を閉位置P1に配置して、操作パネル37のスタートボタンを押圧すると、食材の洗浄手順が開始されて、ステップs1に進む。
ステップs1では、制御部38は、第1排水部19および第2排水部27の各バルブ22を閉じるように制御して、ステップs2に進む。
ステップs2では、制御部38は、洗浄水を主槽11の第1収容空間17に供給するように洗浄水供給部24を制御して、ステップs3に進む。このステップs3において、主槽11の第1収容空間17に洗浄水が供給され、第1収容空間17から溢れ出た洗浄水は、導水部14によって副槽13の第2収容空間26に導かれる。
ステップs3では、制御部38は、水位センサ35が、副槽13の第2収容空間26の洗浄水の水位が予め定める規定水位以上であることを検出したか否かの判断を、規定水位以上であると検出されるまで行い、規定水位以上であると判断すると、ステップs4に進む。
ステップs4では、制御部38は、主槽11の第1収容空間17への洗浄水の供給を停止するように洗浄水供給部24を制御して、ポンプ15に電力を供給するように制御するとともにタイマー36に計時を開始するように制御して、ステップs5に進む。このステップs4において、副槽13の第2収容空間26の洗浄水がポンプ15によって噴射ノズル16に供給されて、主槽11の第1収容空間17の容器20内に噴射される。
ステップs5では、制御部38は、タイマー36からの計時信号に基づいて、予め定める規定時間が経過したか否かの判断を、規定時間経過したと判断されるまで行い、規定時間経過したと判断すると、ステップs6に進む。
ステップs6では、制御部38は、ポンプ15への電力の供給を停止するように制御して、第1排水部19および第2排水部27の各バルブ22を開くように制御して、ステップs7に進む。
ステップs7では、制御部38は、主槽11の第1収容空間17および副槽13の第2収容空間26から洗浄液が全て排出されたか否かの判断を、洗浄液が全て排出されたと判断されるまで行い、洗浄液が全て排出されたと判断すると、ステップs8に進む。ステップs7における主槽11の第1収容空間17および副槽13の第2収容空間26から洗浄液が全て排出されたか否かの判断は、第1排水部19および第2排水部27の各バルブ22を開いてから、予め測定しておいた排水時間が経過したか否かによって判断してもよい。また主槽11の第1収容空間17および副槽13の第2収容空間26から洗浄液が全て排出されたか否かの判断は、第1排水部19および第2排水部27を通過する液体があるか否かを検出するセンサを設け、そのセンサの検出に基づいて判断してもよい。
ステップs8では、制御部38は、第1排水部19および第2排水部27の各バルブ22を閉じるように制御して、ステップs9に進む。
ステップs9では、制御部38は、殺菌液を主槽11の第1収容空間17に供給するように殺菌液供給部25を制御して、ステップs10に進む。このステップs9において、主槽11の第1収容空間17に殺菌液が供給され、第1収容空間17から溢れ出た殺菌液は、導水部14によって副槽13の第2収容空間26に導かれる。
ステップs10では、制御部38は、水位センサ35が、副槽13の第2収容空間26の殺菌液の水位が予め定める規定水位以上であることを検出したか否かの判断を、規定水位以上であると検出されるまで行い、規定水位以上であると判断すると、ステップs11に進む。
ステップs11では、制御部38は、主槽11の第1収容空間17への殺菌液の供給を停止するように殺菌液供給部25を制御して、ポンプ15に電力を供給するように制御するとともにタイマー36に計時を開始するように制御して、ステップs12に進む。このステップs11において、副槽13の第2収容空間26の殺菌液がポンプ15によって噴射ノズル16に供給されて、主槽11の第1収容空間17の容器20内に噴射される。
ステップs12では、制御部38は、タイマー36からの計時信号に基づいて、予め定める規定時間が経過したか否かの判断を、規定時間経過したと判断されるまで行い、規定時間経過したと判断すると、ステップs13に進む。
ステップs13では、制御部38は、ポンプ15への電力の供給を停止するように制御して、第1排水部19および第2排水部27の各バルブ22を開くように制御して、ステップs14に進む。
ステップs14では、制御部38は、主槽11の第1収容空間17および副槽13の第2収容空間26から殺菌液が全て排出されたか否かの判断を、殺菌液が全て排出されたと判断されるまで行い、殺菌液が全て排出されたと判断すると、ステップs15に進む。
ステップs15では、制御部38は、第1排水部19および第2排水部27の各バルブ22を閉じるように制御して、ステップs16に進む。
ステップs16では、制御部38は、洗浄水を主槽11の第1収容空間17に供給するように洗浄水供給部24を制御して、ステップs17に進む。このステップs3において、主槽11の第1収容空間17に洗浄水が供給され、第1収容空間17から溢れ出た洗浄水は、導水部14によって副槽13の第2収容空間26に導かれる。
ステップs17では、制御部38は、水位センサ35が、副槽13の第2収容空間26の洗浄水の水位が予め定める規定水位以上であることを検出したか否かの判断を、規定水位以上であると検出されるまで行い、規定水位以上であると判断すると、ステップs18に進む。
ステップs18では、制御部38は、主槽11の第1収容空間17への洗浄水の供給を停止するように洗浄水供給部24を制御して、ポンプ15に電力を供給するように制御するとともにタイマー36に計時を開始するように制御して、ステップs19に進む。このステップs18において、副槽13の第2収容空間26の洗浄水がポンプ15によって噴射ノズル16に供給されて、主槽11の第1収容空間17の容器20内に噴射される。
ステップs19では、制御部38は、タイマー36からの計時信号に基づいて、予め定める規定時間が経過したか否かの判断を、規定時間経過したと判断されるまで行い、規定時間経過したと判断すると、ステップs20に進む。
ステップs20では、制御部38は、ポンプ15への電力の供給を停止するように制御して、第1排水部19および第2排水部27の各バルブ22を開くように制御して、ステップs21に進む。
ステップs21では、制御部38は、主槽11の第1収容空間17および副槽13の第2収容空間26から洗浄液が全て排出されたか否かの判断を、洗浄液が全て排出されたと判断されるまで行い、洗浄液が全て排出されたと判断すると、ステップs22に進む。
ステップs22では、制御部38は、操作パネル37に設けられるブザーを鳴らして、食材の洗浄が終了したことを操作者に報知して、ステップs23に進み、全ての手順を終了する。
表1は、食材として2mmにスライスした玉葱を、手洗いおよび食材洗浄装置10によって洗浄し、洗浄後の玉葱1グラム当たりに発生する一般生菌および大腸菌の数を比較して示す表である。表2は、食材として1mm幅に千切りしたキャベツを、従来の洗浄装置および食材洗浄装置10によって洗浄し、洗浄後のキャベツ1グラム当たりに発生する一般生菌および大腸菌の数を比較して示す表である。
Figure 2005058472
Figure 2005058472
表1および表2に示すように、食材洗浄装置10によって洗浄された食材は、手洗いおよび従来の洗浄装置に比べて、一般生菌数は100分の1未満、大腸菌群数は0個となり、極めて良好な洗浄性能を有していることが確認できる。
以上のように本実施の形態の食材洗浄装置10によれば、容器20に食材を収納して、容器20を主槽11に収容し、蓋部18を閉位置に配置して、洗浄液供給部12によって主槽11の第1収容空間17に、洗浄液が第1収容空間17から溢れ出して、洗浄液が副槽13の第2収容空間26に貯留されるまで洗浄液を供給し、ポンプ15および噴射ノズル16によって副槽13に貯留される洗浄液を主槽11に導いて容器20内に噴射すると、このように噴射された洗浄液によって容器20内の食材を洗浄することができる。ポンプ15および噴射ノズル16によって容器内に洗浄液が噴射されると、第1収容空間17から洗浄液が溢れ出し、溢れ出した洗浄液は、導水部14によって、食材から離脱した異物が洗浄液から分離されて、副槽13の第2収容空間26に導かれる。したがって洗浄液はポンプ15および噴射ノズル16ならびに導水部14によって、主槽11の第1収容空間17と副槽13の第2収容空間26とを循環し、このように循環する間に、容器20内の食材の洗浄に用いられ、食材から離脱した異物の除去がなされるので、従来のように洗浄水を洗浄に用いたらすぐに廃棄する場合に比べて、洗浄に用いられる洗浄液の量を少なくできるとともに洗浄液の状態を可及的に洗浄に適した状態に保つことができる。また所定時間洗浄後に主槽11の第1排水手段17および副槽13の第2排水手段26によって、主槽11の第1収容空間17および副槽13の第2収容空間26の洗浄水を排出して、再び洗浄液供給部12によって主槽11に洗浄液を供給して、容器20内の食材の洗浄を繰返すことによって、食材に付着している異物を可及的確実に除去することができる。
本発明の実施の一形態の食材洗浄装置10を示す側面図である。 食材洗浄装置10を示す正面図である。 食材洗浄装置10を示す平面図である。 図2の切断面線S4−S4から見た断面図である。 第1排水部19を拡大して示す断面図である。 ポンプ15を示す断面図である。 噴射ノズル16を示す側面図である。 噴射ノズル16の噴射口16aを拡大して示す正面図である。 (1)は、本実施の形態の食材洗浄装置10を示す背面図であり、(2)は、ポンプを副槽130外に設けた場合の食材洗浄装置100を示す背面図である。 主槽11の第1収容空間17、特に容器20内の洗浄液および食材50の流れを説明するための断面図である。 食材洗浄装置10の制御機構を示すブロック図である。 食材洗浄装置10における食材の洗浄手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 食材洗浄装置
11 主槽
12 洗浄液供給部
13 副槽
14 導水部
15 ポンプ
16 噴射ノズル
17 第1収容空間
18 蓋部
19 第1排水部
26 第2収容空間
17 第2排水部

Claims (1)

  1. 複数の透孔が形成される有底筒状の容器が着脱可能に収容され、かつ洗浄液を貯留する第1収容空間が上方に開放して設けられるとともに、上部には第1収容空間に収容された容器に上方から嵌り込む閉位置と、第1収容空間を上方に開放する開位置とにわたって開閉可能な蓋部が設けられ、底部には洗浄水を排出する第1排水手段が設けられる主槽と、
    主槽に洗浄液を供給する供給手段と、
    主槽に隣接して配置され、洗浄液を貯留する第2収容空間が設けられ、底部には第2収容空間内の洗浄液を排出する第2排水手段が設けられる副槽と、
    主槽の第1収容空間から溢れ出た洗浄液を副槽の第2収容空間に導くとともに、洗浄液から異物を分離する導水手段と、
    容器が主槽に収容された状態で、副槽に貯留される洗浄液を主槽に導いて容器内に噴射する還流噴射手段とを含むことを特徴とする食材洗浄装置。
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