JP2005058173A - コンバイン - Google Patents

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grain
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Takahiro Watabe
高広 渡部
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】 穀粒搬送パイプの外側方を覆うカバーの外観を向上させると共に、カバー内に水や塵埃が侵入する不都合を解消する。
【解決手段】 穀粒タンク3の後方に立設される縦パイプ7の外側方を、穀粒タンク3の後部に設けられる開閉カバー11で覆うと共に、穀粒タンク3が縦パイプ7を支点として回動したとき、開閉カバー11を弾機の付勢力で自動的に開放動作させるコンバイン1において、開閉カバー11に、常時はストライカ17に係合して開閉カバー11の開放動作をロックし、かつ、穀粒タンク3の後方への回動に応じて、ストライカ17との係合を自動的に解除する開放ロック機構15を設けるにあたり、開放ロック機構15を、開閉カバー11自体の開放操作に応じて、ストライカ17との係合を解除するように構成する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、穀粒搬送パイプを支点として回動自在な穀粒タンクを備えると共に、穀粒タンクの後部に、穀粒搬送パイプの外側方を覆うカバーが設けられたコンバインに関する。
一般に、この種コンバインのなかには、穀粒が貯溜される穀粒タンクの後方に、タンク内の穀粒を機外に搬送するための穀粒搬送パイプを立設すると共に、該穀粒搬送パイプを支点として前記穀粒タンクを機体外側方に回動自在とし、さらに穀粒タンクの後部に、穀粒搬送パイプの外側方を覆う開閉自在なカバーを設けたものがある。
しかしながら、このようなコンバインでは、カバーを閉じたまま穀粒タンクを後方に回動操作すると、カバーに無理な力が作用して、カバーが変形する可能性がある。
そこで、穀粒タンクの回動に連動して、カバーを自動的に開放動作させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に示されるコンバインは、カバーを常時開放側に付勢すると共に、このカバーに、常時は固定部材に後方から係合してカバーの開放動作をロックし、かつ、穀粒タンクの後方への回動に応じて、固定部材との係合を自動的に解除する開放ロック機構を設けて構成されている。
特開平10−117578号公報
しかしながら、特許文献1に示されるコンバインでは、固定部材に係合するフック部材を、カバーを貫通するように設け、カバーの外側からロック解除操作するように構成されているため、フック部材のロック解除操作部がカバーの外部に露出して、カバーの外観を損なうばかりでなく、フック部材を貫通させるための孔からカバー内部に水や塵埃が侵入するという問題があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、穀粒タンクの後方に立設される穀粒搬送パイプの外側方を、前記穀粒タンクの後部に開閉自在に設けられるカバーで覆うと共に、前記穀粒タンクが前記穀粒搬送パイプを支点として後方に回動したとき、前記カバーを弾機の付勢力で自動的に開放動作させるコンバインにおいて、前記カバーに、常時は固定部材に係合して前記カバーの開放動作をロックし、かつ、前記穀粒タンクの後方への回動に応じて、前記固定部材との係合を自動的に解除する開放ロック機構を設けるにあたり、該開放ロック機構は、前記カバー自体の開放操作に応じて、前記固定部材との係合を解除するように構成されることを特徴とする。
また、前記開放ロック機構は、前記固定部材に後方から係合するフック部材と、該フック部材を前後回動自在に支持するフック回動軸と、前記フック部材を前方に付勢する弾機とを備え、前記カバーの回動軸から前記フック回動軸までの距離が、前記カバーの回動軸から前記固定部材までの距離よりも大きく設定されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、開放ロック機構は、カバー自体の開放操作に応じて、固定部材との係合を解除するため、カバーの外部に開放ロック機構のロック解除操作部を設けたり、ロック解除操作部をカバー外部に臨ませるための貫通孔が不要になる。これにより、カバーの外観を向上させることができるだけでなく、貫通孔から水や塵埃が侵入する不都合を解消することができる。
また、請求項2の発明によれば、カバーの回動軸からフック回動軸までの距離が、カバーの回動軸から固定部材までの距離よりも大きく設定されるので、カバー自体の開放操作に応じて、フック部材と固定部材との係合を確実に解除することができる。
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1はコンバインであって、該コンバイン1は、茎稈を刈り取る前処理部2と、刈り取った茎稈から穀粒を脱穀し、この穀粒を選別する脱穀部(図示せず)と、選別済みの穀粒を貯溜する穀粒タンク3と、脱穀済みの排稈を後処理する後処理部4と、運転席や操作具が設けられる操作部5と、クローラ式の走行部6とを備える。
図2及び図3に示すように、穀粒タンク3に貯溜された穀粒は、穀粒タンク3の後面下端部に固設される固定パイプ(図示せず)と、該固定パイプに回動自在に接続される縦パイプ7(穀粒搬送パイプ)と、該縦パイプ7の上端に一体回動可能で、かつ、上下方向揺動自在に接続される排出パイプ8とを経由して機外に排出される。つまり、穀粒タンク3の底部には、前後方向を向く横螺旋搬送体(図示せず)が配設されており、該横螺旋搬送体が固定パイプまで搬送した穀粒を、縦パイプ7及び排出パイプ8に内装される螺旋搬送体が引き継ぎ、これを排出パイプ8の先端まで搬送するように構成されている。
穀粒タンク3は、縦パイプ7を支点として機体外方(後方)に回動自在となっている。例えば、穀粒タンク3の後面下側に固設される固定パイプを、機体フレームで回動自在に支持すると共に、穀粒タンク3の後面上側に設けられるボス部材9を、縦パイプ7で回動自在に支持すれば、縦パイプ7を支点とする穀粒タンク3の回動が可能になる。そして、穀粒タンク3を機体外方に回動させた場合には、機体中心部が開放されるため、機体中心部のメンテナンスが容易になる。
図2及び図3に示すように、縦パイプ7の後方及び右側方は、固定カバー10及び開閉カバー(カバー)11で覆われている。固定カバー10及び開閉カバー11は、縦パイプ7の後方に立設される支柱12を境として分割形成されており、その左側に設けられる固定カバー10は、支柱12などに対して固定取付されている。一方、開閉カバー11は、縦パイプ7の右側方を覆う側板部11aと、該側板部11aの後端から内側方に延出して縦パイプ7の右後方を覆う後板部11bとを備えて平面視L字形状に形成されている。開閉カバー11の前端部は、穀粒タンク3の後端部に設けられるカバーブラケット13に対し、上下方向を向くカバー回動軸14を介して回動自在に支持されており、このカバー回動軸14を支点とする開閉カバー11の回動により、縦パイプ7の右側方及び右後方が開閉される。また、穀粒タンク3と開閉カバー11との間には、図示しない弾機が介設され、この弾機によって開閉カバー11が常時開放側に付勢されている。
図4に示すように、開閉カバー11における後板部11bの前面(内側面)には、開閉カバー11の開放動作をロックするための開放ロック機構15が設けられている。開放ロック機構15は、開閉カバー11の内側面に設けられるブラケット16と、該ブラケット16から左前方へ突出し、支柱12に設けられるコ字状のストライカ(固定部材)17に後方から係合するフック部材18と、フック部材18とブラケット16との間に介設され、フック部材18を前後回動自在に支持するフック回動軸19と、フック部材18とブラケット16との間に介設され、フック部材18を係合側(前側)に付勢する弾機20とを備えて構成されている。
つまり、開放ロック機構15は、ストライカ17に対するフック部材18の係合により、開閉カバー11の開放動作をロックするように構成されるが、開放ロック機構15を構成する部材は、いずれも開閉カバー11の外側に露出することなく、開閉カバー11の内側に設けられている。また、カバー回動軸14からフック回動軸19までの距離Aは、カバー回動軸14からストライカ17までの距離Bよりも大きく設定される。これにより、開閉カバー11自体に開放方向の力が作用したとき、フック部材18に係合解除方向の力が作用することになる。
次に、開放ロック機構15の動作について、図5及び図6を参照して説明する。図5の(A)に示すように、開閉カバー11が閉状態のときは、フック部材18の係合溝18aがストライカ17に係合し、開閉カバー11の開放動作がロックされる。図5の(B)に示すように、穀粒タンク3が縦パイプ7を支点として後方に回動操作されると、フック部材18はストライカ17から離間する方向に移動する。図5の(C)に示すように、フック部材18がストライカ17から外れると、開閉カバー11の開放ロックが解除され、開閉カバー11が弾機の付勢力で自動的に開放動作することになる。
また、図6の(A)に示すように、開放動作がロックされた開閉カバー11を手動で開放させる場合は、開閉カバー11自体、例えば開閉カバー11の先端傾斜部11cを開放方向に操作する。このように開閉カバー11を開放操作すると、図6の(B)、(C)に示すように、フック部材18が弾機20に抗して後方に回動しながら、ストライカ17から外れる。これにより、開閉カバー11の手動開放操作が可能になる。
一方、開放した開閉カバー11を閉じ状態にするには、開閉カバー11自体を閉じ方向に操作する。開閉カバー11が閉じ方向に回動すると、フック部材18の先端部に形成される傾斜部18bがストライカ17に接当することにより、フック部材18が後方に回動しながらストライカ17を乗り越える。これにより、フック部材18の係合溝18aがストライカ17に自動的に係合し、開閉カバー11の開放動作がロックされることになる。
叙述の如く構成された本実施形態のコンバイン1では、開閉カバー11に、常時はストライカ17に係合して開閉カバー11の開放動作をロックし、かつ、穀粒タンク3の後方への回動に応じて、ストライカ17との係合を自動的に解除する開放ロック機構15を設けるにあたり、開放ロック機構15は、開閉カバー11自体の開放操作に応じて、ストライカ17との係合を解除するように構成されるため、開閉カバー11の外部に開放ロック機構15のロック解除操作部を設けたり、ロック解除操作部をカバー外部に臨ませるための貫通孔が不要になる。これにより、開閉カバー11の外観を向上させることができるだけでなく、貫通孔から水や塵埃が侵入する不都合を解消することができる。
また、開放ロック機構15は、ストライカ17に後方から係合するフック部材18と、該フック部材18を前後回動自在に支持するフック回動軸19と、フック部材18を前方に付勢する弾機20とを備えて構成され、カバー回動軸14からフック回動軸19までの距離Aが、カバー回動軸14からストライカ17までの距離Bよりも大きく設定されるため、開閉カバー11自体の開放操作に応じて、フック部材18とストライカ17との係合を確実に解除することができる。
コンバインの側面図である。 開閉カバーを閉じた状態を示すコンバインの要部斜視図である。 開閉カバーを開いた状態を示すコンバインの要部斜視図である。 開放ロック機構を示す要部平面図である。 (A)〜(C)は、穀粒タンクの回動に伴う開閉カバーの開放動作を示す説明図である。 (A)〜(C)は、手動開放操作に伴う開閉カバーの開放動作を示す説明図である。
符号の説明
1 コンバイン
3 穀粒タンク
7 縦パイプ
10 固定カバー
11 開閉カバー
14 カバー回動軸
15 開放ロック機構
16 ブラケット
17 ストライカ
18 フック部材
19 フック回動軸
20 弾機

Claims (2)

  1. 穀粒タンクの後方に立設される穀粒搬送パイプの外側方を、前記穀粒タンクの後部に開閉自在に設けられるカバーで覆うと共に、前記穀粒タンクが前記穀粒搬送パイプを支点として後方に回動したとき、前記カバーを弾機の付勢力で自動的に開放動作させるコンバインにおいて、前記カバーに、常時は固定部材に係合して前記カバーの開放動作をロックし、かつ、前記穀粒タンクの後方への回動に応じて、前記固定部材との係合を自動的に解除する開放ロック機構を設けるにあたり、該開放ロック機構は、前記カバー自体の開放操作に応じて、前記固定部材との係合を解除するように構成されることを特徴とするコンバイン。
  2. 前記開放ロック機構は、前記固定部材に後方から係合するフック部材と、該フック部材を前後回動自在に支持するフック回動軸と、前記フック部材を前方に付勢する弾機とを備え、前記カバーの回動軸から前記フック回動軸までの距離が、前記カバーの回動軸から前記固定部材までの距離よりも大きく設定されることを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
JP2003296215A 2003-08-20 2003-08-20 コンバイン Pending JP2005058173A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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