JP2005057854A - ブラシレスモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブラシレスモータのロータの回転状態を漏れ磁束を用いて精度良く検出し、ステータの回転磁界の進角制御を的確に行えるようにする。
【解決手段】 ブラシレスモータの回転磁界を発生するステータの内部に回転自在に収納されたロータ19は、ロータコア24に複数の永久磁石25を放射状に支持しており、隣接する永久磁石25間に形成された磁路24bは、円周方向の幅W1が径方向の幅W2よりも狭くなっているため、この磁路24bに臨む位置に配置したホール素子27を通過する漏れ磁束を増加させてロータ19の回転状態を精度良く検出することができる。ホール素子27で検出したロータ19の回転状態に基づいてステータの回転磁界の進角を制御することで、ブラシレスモータのトルクを増加させることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、回転磁界を発生するステータの内部に永久磁石を有するロータを回転自在に配置し、ホール素子で検出したロータの回転状態に基づいてステータの回転磁界の進角を制御するブラシレスモータに関する。
ステータの内部に収納したロータに4個の永久磁石を90°間隔で放射状に取り付け、各永久磁石の径方向外端面が臨むロータコアの外周面にフラックスバリアを構成する孔を形成したブラシレスモータが、下記特許文献1により公知である。この孔は、ロータの永久磁石からの磁束の漏洩や短絡を防止するためのもので、これによりリラクタンストルクを低下させることなく渦電流損失を低減してモータの効率向上を図っている。
またロータの回転状態を検出する二組のホール素子を位相をずらして設け、ロータが第1の方向に回転するときに第1組のホール素子からの信号を用い、ロータが第2の方向に回転するときに第2組のホール素子からの信号を用いることでステータの回転磁界の進角制御を行うものが、下記特許文献2により公知である。
またホール素子でロータの回転位置を検出するとともに回転数検出部でロータの回転数を検出し、ロータの回転位置に基づいてステータの回転磁界の進角制御を行う際に、ロータの回転数に応じて進角を増減するものが、下記特許文献3により公知である。
特開2001−86673号公報 特開平6−311780号公報 特開2001−352780号公報
ところで、特許文献2および特許文献3に記載されたブラシレスモータは、ロータコアの磁路から外部に漏洩する漏れ磁束をホール素子で検出してロータの回転状態を検出しているが、ホール素子を配置した位置にある程度の漏れ磁束を発生させないと充分な検出精度が得られないという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ブラシレスモータのロータの回転状態を漏れ磁束を用いて精度良く検出し、ステータの回転磁界の進角制御を的確に行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、回転磁界を発生するステータと、ステータの内部に回転自在に収納されたロータコアに複数の永久磁石を放射状に支持したロータと、ロータコアからの漏れ磁束を検出するホール素子と、ホール素子で検出した前記漏れ磁束に基づいてロータの回転方向、回転位置および回転速度を検出するとともに、前記回転方向、回転位置および回転速度に基づいてステータの回転磁界の進角を制御する制御手段とを備え、前記ロータコアは隣接する永久磁石間に円周方向の幅が径方向の幅よりも狭い磁路を備えており、この磁路に臨む位置に前記ホール素子を配置したことを特徴とするブラシレスモータが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、回転磁界を発生するステータと、ステータの内部に回転自在に収納されたロータコアに複数の永久磁石を放射状に支持したロータと、ロータコアからの漏れ磁束を検出する第1ホール素子と、ロータコアからの漏れ磁束を検出する第2ホール素子と、第1、第2ホール素子で検出した前記漏れ磁束に基づいてロータの回転方向および回転位置を検出するとともに、前記回転方向および回転位置に基づいてステータの回転磁界を制御する制御手段とを備え、前記第1ホール素子をロータの正回転時におけるステータの回転磁界の進角に対応する位置に配置するとともに、前記第2ホール素子をロータの逆回転時におけるステータの回転磁界の進角に対応する位置に配置し、前記ロータコアは隣接する永久磁石間に円周方向の幅が径方向の幅よりも狭い磁路を備えており、この磁路に臨む位置に前記第1、第2ホール素子を配置したことを特徴とするブラシレスモータが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、ロータコアに磁路の磁気抵抗を増加させるための空間部を形成したことを特徴とするブラシレスモータが提案される。
尚、実施例の第1空間部24c〜第5空間部24gは本発明の空間部に対応し、実施例のモータドライバ31は本発明の制御手段に対応する。
請求項1の構成によれば、ロータコアに放射状に支持した複数の永久磁石間に円周方向の幅が径方向の幅よりも狭い磁路を形成したので、磁路の磁気抵抗が増加して漏れ磁束が発生し易くなり、この磁路に臨む位置に配置したホール素子を通過する漏れ磁束を増加させてロータの回転方向、回転位置および回転速度を精度良く検出することが可能となる。またロータのセンシング用永久磁石が不要になるため、部品点数の削減およびモータの小型化および薄型化に寄与することができる。また漏れ磁束に基づいて検出したロータの回転方向、回転位置および回転速度に基づいて制御手段が回転磁界の進角を制御するので、回転速度に応じた最適の進角を設定してブラシレスモータの出力を増加させることができる。
請求項2の構成によれば、ロータコアに放射状に支持した複数の永久磁石間に円周方向の幅が径方向の幅よりも狭い磁路を形成したので、磁路の磁気抵抗が増加して漏れ磁束が発生し易くなり、この磁路に臨む位置に配置したホール素子を通過する漏れ磁束を増加させてロータの回転方向および回転位置を精度良く検出することが可能となる。またロータのセンシング用永久磁石が不要になるため、部品点数の削減およびモータの小型化および薄型化に寄与することができる。また第1ホール素子をロータの正回転時におけるステータの回転磁界の進角に対応する位置に配置し、第2ホール素子をロータの逆回転時におけるステータの回転磁界の進角に対応する位置に配置したので、複雑なソフトウエアを必要とせずに回転磁界の進角を制御することができる。
請求項3の構成よれば、隣接する永久磁石間の磁路にロータコアの空間部を形成したので、磁路の磁気抵抗を効果的に増加させて漏れ磁束を更に増加させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すもので、図1はブラシレスモータの縦断面図(図2の1−1線断面図)、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1の3−3線矢視図、図4は図3の4−4線拡大断面図、図5はブラシレスモータの制御系のブロック図、図6はホール素子の出力波形およびブラシレスモータの相電圧を示す図、図7は進角制御の効果を示すグラフである。
図1および図2に示すように、薄型のブラシレスモータMのハウジング11は、皿状のアッパーハウジング12および円板状のロアハウジング13を複数のボルト14…で結合してなり、アッパーハウジング12およびロアハウジング13にそれぞれベアリング15,16を介して出力軸17が回転自在に支持される。ブラシレスモータMはハウジング11の内周面に固定されたステータ18と、ステータ18の径方向内側に配置されて出力軸17と共に回転するロータ19とを備える。
ステータ18は積層鋼板よりなる24個のティース21…を円周方向に15°間隔で接続し、各々のティース21…にコイル22…を巻回したものであり、その内周面がロータ19の外周面に僅かなエアギャップを介して対向する。
図3および図4を併せて参照すると明らかなように、ロータ19は、出力軸17に結合されたロータボス23と、ロータボス23の外周に固定された積層鋼板よりなるロータコア24と、ロータコア24に形成した永久磁石保持孔24a…に保持された20個の永久磁石25…とを備える。例えばネオジウム製の永久磁石25…はロータ19の軸線L方向に見て長方形をなしており、その長手方向を軸線Lを中心とする放射方向に沿わせて円周方向に18°間隔で配置される。
永久磁石25…は相対向する長辺がN極どうし、あるいはS極どうしとなるように配置される。隣接する永久磁石25…間にはセクタ状の磁路24b…が区画されており、これらの磁路24b…は円周方向の最大幅W1が径方向の幅W2よりも小さくなるように、つまり径方向に細長く形成される。
各々の永久磁石25…の径方向外端に臨むロータコア24の外周部には20個の切欠状の第1空間部24c…が形成されており、これらの第1空間部24c…を介して永久磁石25…の径方向外端面がエアギャップに露出している。また隣接する永久磁石25…の径方内端間であってロータボス23の外周面に隣接する位置に20個の孔状の第2空間部24d…が形成される。これらの第1、第2空間部24c…,24d…はロータコア24を軸線L方向に貫通する。
ブラシレスモータMのアッパーハウジング12に、軸線Lを中心とする120°間隔で3個の開口12a…が形成されており、基板26に固定したホール素子27が各々の開口12a…からロータ19の上面に臨んでいる。ホール素子27…は、永久磁石25…によってロータコア24に形成された磁束の漏れ磁束を検出することでロータ19の回転位置を検出するためのもので、その回転位置に基づく所定のタイミングでステータ18の24個のコイル22…を順次励磁することでロータ19が駆動される。
さて、ホール素子27…でロータ19の回転位置を精度良く検出するには、ロータコア24からホール素子27…に向かって軸線L方向に漏れる漏れ磁束を増加させる必要がある。本実施例では、ロータコア24に多数(実施例では20個)の永久磁石25…を狭い間隔で放射方向に配置しているため、隣接する永久磁石25…間の磁路24b…の断面積が小さくなって磁束が飽和し、ホール素子27…を通過する漏れ磁束を増加させてロータ19の回転位置の検出精度を高めることができる。
特に、ロータコア24には第1、第2空間部24c…,24d…が形成されており、これらの第1、第2空間部24c…,24d…で磁束の流れをせき止めることで、ホール素子27…に向かう漏れ磁束を更に増加させてロータ19の回転位置の検出精度を一層高めることができる。
以上のように、ロータコア24の磁路24b…からの漏れ磁束を利用してロータ19の回転位置を検出するので、ロータ19の回転位置検出用のセンシング用永久磁石を不要にして部品点数の削減およびモータの小型化および薄型化に寄与することができる。
図5および図6示すように、電気角で120°の位相差を持つ3個のホール素子27…の出力信号(つまりロータ19の回転位置信号)はモータドライバ31に入力され、モータドライバ31は前記出力信号に基づいて3相の相電流をブラシレスモータMに供給する。このとき、3個のホール素子27…の出力信号が入力された回転数検出手段32は、その位相のずれの時間間隔に基づいてブラシレスモータMの回転数を検出する。また3個のホール素子27…のうちの任意の2個の出力信号が入力された回転方向検出手段33は、その出力信号の立ち上がり部あるいは立ち下がり部の前後関係からブラシレスモータMの回転方向を検出する。
モータドライバ31は、その回転方向および回転速度に基づいて ブラシレスモータMに供給する相電流の進角を、例えば0°〜3.5°の範囲で制御する。即ち、ブラシレスモータMの回転数が0のときには進角を0°に設定し、モータMの回転数が最大回転数のときに進角が3.5°になるように、その進角を回転数に応じてリニアに増加させる。あるいは、モータMの回転数が0から所定値までの領域では進角を0°に設定し、前記所定値から最大回転数までの領域では進角を0°から3.5°までリニアに増加させる。
図7は、ブラシレスモータMの回転数−トルク特性および電流−トルク特性を、進角を0°に固定したもの(破線参照)と、進角を3.5°に固定したもの(実線参照)とについて示したもので、進角制御によりブラシレスモータの最大トルクが0.6Nmから1.0Nmへと約70%増加していることがわかる。このように、ロータコア24からの漏れ磁束に基づいて検出したロータ19の回転方向、回転位置および回転速度に基づいてモータドライバ31が回転磁界の進角を制御するので、ロータ19の回転速度に応じた最適の進角を設定してブラシレスモータMの出力を増加させることができる。
次に、図8および図9に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
先ず、第2実施例はホール素子27a…,27b…の配置において第1実施例と異なっている。
第1実施例では、120°間隔で配置した3個のホール素子27…の出力信号をマイクロコンピュータで演算処理することでロータ19の回転方向、回転位置および回転速度を検出するようになっているが、第2実施例では、ロータ19の時計方向の回転位置を検出するための3個の第1ホール素子27a…と、ロータ19の反時計方向の回転位置を検出するための3個の第2ホール素子27b…とを別個に備えている。
ロータ19の時計方向の回転位置を検出するための3個の第1ホール素子27a…は、ティース21…の位相に対して所定角度θ(例えば3.5°)進角した位置に配置されており、これにより第1ホール素子27a…が検出したロータ19の回転位置に基づいてコイル22…を励磁すると、ロータ19が時計方向に高速で回転する際に高効率特性が得られるようになっている。
一方、ロータ19の反時計方向の回転位置を検出するための3個の第2ホール素子27b…は、ティース21…の位相に対して所定角度θ(例えば3.5°)遅角した位置に配置されており、これにより第2ホール素子27b…が検出したロータ19の回転位置に基づいてコイル22…を励磁すると、ロータ19が反時計方向に高速で回転する際に高効率特性が得られるようになっている。
図9に示すように、3個の第1ホール素子27a…および3個の第2ホール素子27b…の出力信号はホール素子選択手段34に入力される。回転数検出手段32は、例えば3個の第1ホール素子27a…のうちの任意の2個の出力信号に基づいて、ブラシレスモータMの回転方向を検出する。ホール素子選択手段34は、検出された回転方向が時計方向であれば3個の第1ホール素子27a…の出力信号をモータドライバ31に出力し、検出された回転方向が反時計方向であれば3個の第2ホール素子27b…の出力信号をモータドライバ31に出力し、モータドライバ31は選択された第1、第2ホール素子27a…,27b…の出力信号に基づいて3相の相電流をブラシレスモータMに供給する。
このとき、第1、第2ホール素子27a…,27b…の出力信号には予め3.5°の進角が設定されているため、モータドライバ31は特別の進角制御を行うことなく、3.5°の進角でステータ18の回転磁界を制御することができ、進角制御のためのソフトウエアを簡素化しながらブラシレスモータMの最大トルクを増加させることができる。
第2実施例のその他の構成および効果は、第1実施例と同じである。
図10〜図12はそれぞれ本発明の第3実施例〜第5実施例を示すもので、これらの実施例はロータコア24の空間部の位置だけが第1実施例と異なっている。
図10の第3実施例は、各磁路24b…の径方向内端寄りの位置で永久磁石25…の両長辺に対向するように第3空間部24e…を形成したもので、その近傍で磁路24b…の断面積を狭めて漏れ磁束を増加させることで、ホール素子27…によるロータ19の回転位置の検出精度を高めるようになっている。
図11の第4実施例は、各磁路24b…の径方向内端寄りの中央位置に第4空間部24f…を形成したもので、その近傍で磁路24b…の断面積を狭めて漏れ磁束を増加させることで、ホール素子27…によるロータ19の回転位置の検出精度を高めるようになっている。
図12の第5実施例は、各磁路24b…の径方向内端よりも更に径方向内側位置に第5空間部24g…を形成したもので、磁路24b…の径方向内端部の断面積を狭めて漏れ磁束を増加させることで、ホール素子27…によるロータ19の回転位置の検出精度を高めるようになっている。
図10〜図12の各実施例において、鎖線で囲んた部分が漏れ磁束が最大になる部分であり、この付近にホール素子27…を配置することで検出精度を高めることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例のブラシレスモータMは24個のコイル22…と20個の永久磁石25…とを備えているが、その数は実施例に限定されるものではない。
また第1空間部24c〜第5空間部24gは空洞である必要はなく、銅のような非磁性体を埋め込んでも良い。
更に、第1空間部24c〜第5空間部24gは軸線L方向に貫通している必要はなく、一部が空間になっている構造でも良いし、それらの形状および配置も実施例に限定されるものではない。
ブラシレスモータの縦断面図(図2の1−1線断面図) 図1の2−2線断面図 図1の3−3線矢視図 図3の4−4線拡大断面図 ブラシレスモータの制御系のブロック図 ホール素子の出力波形およびブラシレスモータの相電圧を示す図 進角制御の効果を示すグラフ 第2実施例に係るホール素子の配置を示す図 第2実施例に係るブラシレスモータの制御系のブロック図 第3実施例に係る空間部の形状を示す図 第4実施例に係る空間部の形状を示す図 第5実施例に係る空間部の形状を示す図
符号の説明
18 ステータ
19 ロータ
24 ロータコア
24b 磁路
24c 第1空間部(空間部)
24d 第2空間部(空間部)
24e 第3空間部(空間部)
24f 第4空間部(空間部)
24g 第5空間部(空間部)
25 永久磁石
27 ホール素子
27a 第1ホール素子
27b 第2ホール素子
31 モータドライバ(制御手段)
W1 円周方向の幅
W2 径方向の幅

Claims (3)

  1. 回転磁界を発生するステータ(18)と、ステータ(18)の内部に回転自在に収納されたロータコア(24)に複数の永久磁石(25)を放射状に支持したロータ(19)と、ロータコア(24)からの漏れ磁束を検出するホール素子(27)と、ホール素子(27)で検出した前記漏れ磁束に基づいてロータ(19)の回転方向、回転位置および回転速度を検出するとともに、前記回転方向、回転位置および回転速度に基づいてステータ(18)の回転磁界の進角を制御する制御手段(31)とを備え、
    前記ロータコア(24)は隣接する永久磁石(25)間に円周方向の幅(W1)が径方向の幅(W2)よりも狭い磁路(24b)を備えており、この磁路(24b)に臨む位置に前記ホール素子(27)を配置したことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 回転磁界を発生するステータ(18)と、ステータ(18)の内部に回転自在に収納されたロータコア(24)に複数の永久磁石(25)を放射状に支持したロータ(19)と、ロータコア(24)からの漏れ磁束を検出する第1ホール素子(27a)と、ロータコア(24)からの漏れ磁束を検出する第2ホール素子(27b)と、第1、第2ホール素子(27a,27b)で検出した前記漏れ磁束に基づいてロータ(19)の回転方向および回転位置を検出するとともに、前記回転方向および回転位置に基づいてステータ(18)の回転磁界を制御する制御手段(31)とを備え、
    前記第1ホール素子(27a)をロータ(19)の正回転時におけるステータ(18)の回転磁界の進角に対応する位置に配置するとともに、前記第2ホール素子(27b)をロータ(19)の逆回転時におけるステータ(18)の回転磁界の進角に対応する位置に配置し、
    前記ロータコア(24)は隣接する永久磁石(25)間に円周方向の幅(W1)が径方向の幅(W2)よりも狭い磁路(24b)を備えており、この磁路(24b)に臨む位置に前記第1、第2ホール素子(27a,27b)を配置したことを特徴とするブラシレスモータ。
  3. ロータコア(24)に磁路(24b)の磁気抵抗を増加させるための空間部(24c〜24g)を形成したことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のブラシレスモータ。
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