JP2005057079A - シリコンエピタキシャルウェーハの製造装置 - Google Patents

シリコンエピタキシャルウェーハの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 基板表面にシリコン等の固体生成物やパーティクルが付着することを抑制することのできるシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置を提供する。
【解決手段】 シリコンエピタキシャルウェーハの製造装置1は、上端部が閉塞されたアウターチューブ2と、上端部が開放された炭化ケイ素製インナーチューブ3と、半導体基板を複数段に配列して支持するボート4と、加熱装置9とを備えている。アウターチューブ2は石英製であり、インナーチューブ3の開放された上端部に、該上端部を上方から覆う炭化ケイ素製のキャップ8を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体基板の表面にシリコンエピタキシャル層を気相成長させるシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置に関する。
シリコンエピタキシャルウェーハは、半導体基板(以下、単に基板と言う)の表面に、シリコンエピタキシャル層を気相成長させることによって製造することができる。このような気相エピタキシャル成長は、例えば、縦型減圧CVD装置によって行われることが知られている。
縦型減圧CVD装置は、上端部が閉塞されたアウターチューブと、該アウターチューブの内部に同軸に設けられて上端部が開放されたインナーチューブと、インナーチューブの下端部に設けられたガス導入管と、アウターチューブの下端部に設けられたガス排気管と、ガス排気管に接続された真空装置と、インナーチューブ内を加熱する加熱装置と、インナーチューブ内に配されて基板を複数段に配列して支持するボートと、ボートの下端部に設けられてインナーチューブ内の温度を保温する保温筒とを備えている。
このような縦型減圧CVD装置を用いて基板にシリコンエピタキシャル層を気相成長させる場合は、まず、基板が搭載されたボートをインナーチューブ内に挿入し、真空装置によってチューブ内を減圧する。その後、インナーチューブ内を所定の温度に加熱しつつ、インナーチューブ内にガス導入管から原料ガスを導入する。ここで、ガス導入管からインナーチューブ内に導入された原料ガスは、インナーチューブの内壁面に沿ってインナーチューブの上端部に向かって流れ、インナーチューブの上端部が開放されていることからアウターチューブの上端部の内壁面に到達した後、アウターチューブとインナーチューブとの間を流れてガス排気管から排気される。このように原料ガスが流れることにより、基板の表面にシリコンエピタキシャル層が気相成長し、シリコンエピタキシャルウェーハが製造される。
ところで、上記縦型減圧CVD装置のアウターチューブ及びインナーチューブは気相成長工程中、高温で加熱されるために、インナーチューブ内に導入された原料ガスは、アウターチューブの上端部の内壁面及びインナーチューブの内壁面で化学反応を起こし、シリコン等の固体生成物を生成する。そして、このシリコン等の固体生成物は、アウターチューブの上端部の内壁面やインナーチューブの内壁面にそのまま付着する。
ここで、アウターチューブは他の材料と比較して低コストで、寸法精度が高い石英を材料としている。しかし、石英は、アウターチューブに付着したシリコン等の固体生成物と熱膨張率に差があるため、シリコン等の固体生成物がアウターチューブの上端部内壁面から剥がれ落ちることがある。これによってシリコン等の固体生成物が基板表面に付着し、シリコンエピタキシャルウェーハの品質を低下させることがある。
そこで、シリコン等の固体生成物がアウターチューブの上端部の内壁面から剥がれ落ちて基板表面に付着することを防止するため、上記従来の縦型減圧CVD装置を改良したものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1では、上端部を閉塞し、上端部近傍の側壁に複数の排気口が設けられたインナーチューブが開示されている。このインナーチューブの下端にはガス導入管が設けられており、ガス導入管から導入された原料ガスはインナーチューブの下端から上端へ向かって上昇し、上記複数の排気口からインナーチューブとアウターチューブとの間の空間を流れて装置外へ排気される。ここで、アウターチューブの周囲にはヒーターが配設されている。そして、このヒーターによって高温に加熱されたインナーチューブ内の原料ガスは、複数の排気口から排気された後に、比較的低温状態にあるアウターチューブの閉塞された上端部(以下、上端閉塞部と言う)の内面に直接衝突することなく、アウターチューブの高温に加熱されている側壁部に衝突し、上記空間を流れて装置外へ排気される。このように、原料ガスが、アウターチューブ上端閉塞部の内面に直接衝突しないことから、この内面に剥がれ易いシリコン等の固体生成物の皮膜が成長し堆積することを抑制でき、装置内のパーティクル量を減少させることができる。また、万一、アウターチューブ上端閉塞部の内面に堆積したシリコン等の固体生成物の皮膜が剥がれた場合でも、上記装置においてはインナーチューブの上端部が閉塞されているため、剥がれたシリコン等の固体生成物の破片がインナーチューブ内に直接落下することがなく、基板上へのパーティクル付着が防止される。
特許文献2の低圧CVD装置では、炭化ケイ素製のインナーチューブとアウターチューブとが開示されている。このインナーチューブは上下端部が開口されており、アウターチューブは上端部が閉塞され、下端部が開口され、下端部外周にフランジ部が設けられている。そして、アウターチューブの下端部外周とフランジ部との接合部のコーナーが、鈍角又はR付となるように炭化ケイ素質材料が肉盛りされており、フランジ部の角部が面取又はR付となるように形成されている。このような構成にすることにより、炭化ケイ素製アウターチューブの内面に形成されたシリコン等の固体生成物は炭化ケイ素と熱膨張率が近いため、アウターチューブの内面から剥がれにくくなり、シリコン等の固体生成物を除去するための洗浄操作の回数を少なくすることができる。
また、ボートを載置する保温筒は、モータに接続され回転可能であり、薄膜形成時には膜厚均一性を向上させるため、一般的に、ボートを載置した保温筒を回転させながら気相成長を行う。
一方、ボートを回転させないで薄膜を形成する縦型減圧CVD装置も提案されている(例えば、特許文献3参照)。この装置では、保温筒が複数枚のバッフル板を多段に重ねて構成されている。そして、バッフル板としては整流板や溝を設けたもの、複数の貫通穴を放射状に配列したもの、バッフル板が漏斗状に形成されたものが提案されている。このようなバッフル板を多段に重ねて保温筒を構成することにより、ボートを載置した保温筒を回転させなくても、保温筒下部の中央より導入された原料ガスを、各バッフル板間から均等に吹き出させ拡散させることができる。
特開平6−275533号公報 特開平9−251991号公報 特開平6−349738号公報
しかしながら、上記特許文献1では、石英製のインナーチューブの上端部は閉塞されており、該上端部近傍の側壁に排気口が設けられているので、アウターチューブ上端閉塞部の内壁面に付着するシリコン等の固体生成物の直接的な基板表面への落下は防ぐことができるが、インナーチューブ上端閉塞部と排気口との間に原料ガスが滞留し、気相成長後の降温の際に、インナーチューブ上端閉塞部の内壁面にシリコン等の固体生成物が形成される。このシリコン等の固体生成物は、次のバッチの気相成長プロセスにおいてインナーチューブ内を加熱する際や気相成長後の降温の際に、インナーチューブを構成する石英とシリコン等の固体生成物との熱膨張率の差から剥がれ落ち、基板表面にパーティクルとして付着する。また、上記特許文献1では、インナーチューブの排気口の数や排気口の面積を調整するためのキャップやアウターチューブ上端閉塞部の内壁面に付着したシリコン等の固体生成物の落下を防ぐため、キャップの排気口の上部に形成された庇が開示されているが、どちらもインナーチューブの上端部は閉塞されているため、上記課題を解決することはできない。
さらに、上記特許文献2の低圧CVD装置における炭化ケイ素製アウターチューブは、下端部に設けられているフランジ部を一体成形で製造することは困難であり、たとえ製造できたとしてもコストが非常に高いという問題がある。また、アウターチューブの上壁と周壁とリング部とを別々に製造して炭化ケイ素の接着剤で接着するという技術も本文献内で開示されているが、アウターチューブのように精度の高いものを接着剤で接着するためには、高い加工技術が必要であり、一体成形ほどではないものの、やはりコストが非常に高くなる。
また、特許文献3では、複数枚のバッフル板を多段に重ねて構成した保温筒が開示されているが、この保温筒はボートを回転させない構造の縦型減圧CVD装置のためのものであって、ボート回転部の振動によって発生するパーティクルのボートへの舞い上がりを防ぐ方策は一切なされていない。さらに、バッフル板は石英製であるので、原料ガスとバッフル板との反応によりシリコン等の固体生成物がバッフル板の表裏面に形成され、そのシリコン等の固体生成物が石英との熱膨張率の差により剥がれて舞い上がることがある。また、ボートを回転させる、回転させないに関わらず、排気口にはインナーチューブ内の圧力を調節するために真空ポンプが取り付けられているが、この真空ポンプを使用して圧力を変動させることによって、インナーチューブ内のパーティクルが上方に舞い上がって基板表面にパーティクルが付着することがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、基板表面にシリコン等の固体生成物やパーティクルが付着することを抑制することのできるシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置を提供することを目的としている。
そこで、上記課題を解決するために、本発明のシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置は、鉛直方向に沿って配置され上端部が閉塞されたアウターチューブと、該アウターチューブの内部に同軸に設けられ、上端部が開放された炭化ケイ素製インナーチューブと、該インナーチューブ内に設けられ半導体基板を複数段に配列して支持するボートと、前記アウターチューブ及びインナーチューブを介して前記半導体基板を加熱する加熱装置とを備え、前記半導体基板を前記加熱装置で加熱しながら前記インナーチューブの下端部から該インナーチューブ内に原料ガスを導入し、該インナーチューブの内壁面に沿って上方に流し、インナーチューブの上端部から前記アウターチューブと前記インナーチューブとの間に前記原料ガスを流して排気させることによって、前記半導体基板の表面にシリコンエピタキシャル層を気相成長させるシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置において、
前記アウターチューブは石英製であり、
前記インナーチューブの開放された上端部には、該上端部を上方から覆う炭化ケイ素製のキャップが設けられていることを特徴とする。
本発明のシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置によれば、アウターチューブは石英製であるため、安価で精度の良いチューブを製造することができる。
また、インナーチューブの開放された上端部に炭化ケイ素製のキャップが設けられているので、このキャップによって、アウターチューブの閉塞された上端部の内壁面に付着するシリコン等の固体生成物の直接的な基板表面への落下を防ぐことができるのは勿論のこと、キャップがシリコン等の固体生成物と熱膨張率の近い炭化ケイ素製であるため、キャップにシリコン等の固体生成物が成長したとしても該シリコン等の固体生成物が剥離、落下し難い。よって、従来と異なり、基板表面にシリコン等の固体生成物が付着することを抑制できる。
また、本発明のシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置において、前記キャップは、上端部が閉塞され前記インナーチューブの上端部を覆うキャップ本体と、該キャップ本体に設けられて前記インナーチューブ内とキャップ本体内とを仕切るインナーチューブカバーとを備え、
前記インナーチューブカバーには、前記インナーチューブ内を上昇する原料ガスを前記キャップ本体内へと排気するための開口部が形成されており、
前記キャップ本体の側壁部には、キャップ本体内の原料ガスを前記アウターチューブ内へと排気するためのガス排気部が形成されていることを特徴とする。
このように、キャップは、上端部が閉塞されインナーチューブの上端部を覆うキャップ本体と、キャップ本体に設けられてインナーチューブ内とキャップ本体内とを仕切るインナーチューブカバーとを備え、インナーチューブカバーには開口部、キャップ本体の側壁部にはガス排気部が形成されているので、インナーチューブ内の原料ガスは、開口部を介してキャップ本体内を流れて、ガス排気部を介してアウターチューブ内へと流れる。ここで、キャップ本体は、シリコン等の固体生成物と熱膨張率の近い炭化ケイ素製であるため、キャップ本体にシリコン等の固体生成物が成長したとしても該シリコン等の固体生成物が剥離、落下し難い。
また、本発明のシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置は、鉛直方向に沿って配置され上端部が閉塞されたアウターチューブと、該アウターチューブの内部に同軸に設けられ、上端部が開放された炭化ケイ素製インナーチューブと、該インナーチューブ内に設けられ半導体基板を複数段に配列して支持するボートと、前記アウターチューブ及びインナーチューブを介して前記半導体基板を加熱する加熱装置と、前記ボートの下端部に設けられて前記インナーチューブ内を保温する保温筒とを備え、前記半導体基板を前記加熱装置で加熱しつつ前記ボートを回転させながら、前記半導体基板の表面にシリコンエピタキシャル層を気相成長させるシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置において、
前記保温筒は円板状の断熱材が複数段配列されて形成されており、前記複数の断熱材のうち少なくとも一つの断熱材は、前記半導体基板の直径より大きく、かつ、前記インナーチューブの直径未満の直径を有する円板であることを特徴とする。
そして、該半導体基板の直径より大きく、かつ、前記インナーチューブの直径未満の直径を有する円板には、原料ガスを流通させるための貫通穴が1又は複数個形成されていることが好ましい。
本発明のシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置によれば、保温筒は円板状の断熱材が複数段配列されて形成され、これら断熱材のうち少なくとも一つは、半導体基板の直径より大きく、かつ、インナーチューブの直径未満の直径を有しているので、ボート挿入時、減圧時、復圧時、ボート取出し時等の圧力変動によってパーティクルが舞い上がった場合でも、半導体基板より直径の大きな断熱材が障害物となるのでパーティクルの上昇を食い止め、基板表面へのパーティクルの付着を防止することができる。そして、該円板に原料ガスを流通させるための貫通穴を1又は複数個形成すれば、原料ガスの流れは分散し、該ガスの流れに鉛直上方以外の方向性が出てくるので、さらにパーティクルの上昇をくい止めることができる。
また、本発明のシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置は、前記半導体基板の直径より大きく、かつ、前記インナーチューブの直径未満の直径を有する断熱材の上部には、少なくとも1枚の前記円板状の断熱材が配置されており、鉛直方向上側から前記保温筒を見た場合に、前記貫通穴が前記円板状の断熱材によって覆われていることを特徴とする。
このように、原料ガスを流通させるための貫通穴が1又は複数個形成され、半導体基板の直径より大きく、かつ、インナーチューブの直径未満の直径を有する前記断熱材の上部には、少なくとも1枚の円板状の断熱材が配置されており、鉛直方向上側から保温筒を見た場合に、前記貫通穴が前記円板状の断熱材によって覆われ見えないため、前記半導体基板より大きく、かつ、インナーチューブの直径未満の直径を有する断熱材に形成された貫通穴を通る原料ガスは、前記円板状の断熱材が障害物となって、直接上方へ流れることを防止できる。したがって、原料ガス中に含まれるパーティクルの上昇をさらに効果的に防止することができる。
なお、前記断熱材の材質は、炭化ケイ素であることが好ましい。
このように断熱材を炭化ケイ素製とすることによって、断熱材が原料ガスと反応して、シリコン等の固体生成物が生成されて断熱材表裏面に付着したとしても、シリコン等の固体生成物と炭化ケイ素の熱膨張率が近いため、圧力変動時に剥がれてパーティクルとなることを抑制することができる。
本発明に係るシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置によれば、アウターチューブは石英製であるため、安価で精度の良いアウターチューブを製造することができる。
また、インナーチューブの開放された上端部に炭化ケイ素製のキャップが設けられているので、アウターチューブ上端内壁面から剥離落下するパーティクルの基板への付着を防げるとともに、万一、キャップにシリコン等の固体生成物が成長したとしても該シリコン等の固体生成物はキャップと熱膨張率が近いので剥離、落下し難い。よって、基板表面にシリコン等の固体生成物が付着することを抑制できる。
また、保温筒は円板状の断熱材が複数段配列されて形成され、これら断熱材のうち少なくとも一つは、半導体基板の直径より大きく、かつ、インナーチューブの直径未満の直径を有しているので、圧力変動によってパーティクルが舞い上がった場合でも、半導体基板より直径の大きな断熱材がパーティクルの上昇を食い止め、基板表面へのパーティクルの付着を効率的に防止することができる。
以下、本発明の第1及び第2の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1の実施の形態]
本発明に係るシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置(以下、単に製造装置と言う)は、半導体基板の表面にシリコンエピタキシャル層を気相成長させるための装置である。なお、本実施の形態では、好適な一例として縦型減圧CVD装置を例に挙げる。
まず、製造装置の構成について説明する。図1(a)、(b)に示すように、製造装置1は、鉛直方向に沿って配置され上端部が閉塞されたアウターチューブ2と、該アウターチューブ2の内部に同軸に設けられ、上端部が開放されたインナーチューブ3と、該インナーチューブ3内に設けられ基板Wを複数段に配列して支持するボート4とを備えている。
アウターチューブ2とインナーチューブ3との間には、下端部が閉塞された円筒状の空間5が形成されている。
インナーチューブ3のガス導入口部分には、ガス導入管6が設けられ、前記空間5のガス排気口部分には、ガス排気管7が設けられている。
アウターチューブ2は石英製であり、インナーチューブ3の開放された上端部には、該上端部を上方から覆う炭化ケイ素製のキャップ8が設けられている(図1(b)参照)。
キャップ8は、上端部が閉塞された筒形状でインナーチューブ3の上端部を覆うキャップ本体81と、該キャップ本体81に設けられてインナーチューブ3内とキャップ本体81内とを仕切るインナーチューブカバー82とを備えている。
インナーチューブカバー82は、キャップ8でインナーチューブ3の上端部を覆う際、インナーチューブ3の上端部に略垂直となるように接する形となり、インナーチューブカバー82の略中央には、インナーチューブ3内を上昇する原料ガスを排気するための開口部82aが形成されている。
キャップ本体81の側壁部には、キャップ本体81の内部とアウターチューブ2内とを連通し、キャップ本体81内の原料ガスをアウターチューブ2内へと排気するためのガス排気部81aが形成されている。
アウターチューブ2の周囲には、該アウターチューブ2を加熱する加熱装置9が配設されている。加熱装置9としては、例えば加熱ヒーター等が挙げられる。また、加熱装置9の周囲には、加熱装置9の全体を覆うようにして断熱材10が配設されている。
また、図示しないが、ガス排気管7には、インナーチューブ3内を減圧するための真空装置、例えば真空ポンプ等が接続されている。
ボート4には、インナーチューブ3の鉛直方向に沿って基板Wを複数段配列するための支持部材(図示しない)が設けられており、これら支持部材によって、基板Wが略平行に支持されている。
また、ボート4の下端部には、ボート4を支持するとともにインナーチューブ3内を所定の温度に保つための保温筒11が設けられている。
さらに、保温筒11の下端部には、ボート4を鉛直軸回りに回転させるためのボート回転機構(図示しない)が設けられている。
次に、上述した構成の製造装置1を用いて基板Wにシリコンエピタキシャル層を気相成長させシリコンエピタキシャルウェーハWを製造する製造方法について、図1(a)を参照して説明する。
まず、予め多数枚の基板Wが搭載されたボート4をインナーチューブ3内に下から挿入する。そして、インナーチューブ3内を真空装置によって減圧しながら水素雰囲気に置換するとともに、加熱装置9によってボート4上の基板Wを所望の成長温度(例えば、約700℃)に加熱して、その温度を維持しながら、ガス導入管6からシリコン原料ガス(例えば、モノシランガス)を導入する。
このようにガス導入管6から導入されたシリコン原料ガスは、インナーチューブ3の内壁に沿って上昇し、インナーチューブ3内を流れた後、キャップ8の開口部82aを介してキャップ本体81内を流れ、ガス排気部81aを介してアウターチューブ2(すなわち、空間5)内へと流れて、ガス排気管7から排気される。これにより基板Wの主表面にシリコンエピタキシャル層が形成され、シリコンエピタキシャルウェーハが製造される。
気相成長後、インナーチューブ3内をエピタキシャルウェーハWの取り出しに適した温度(例えば、400℃程度)に降温する。
次に、インナーチューブ3内に導入するガスを、水素ガスから窒素ガスに切り換えるとともに、インナーチューブ3内を常圧化し、インナーチューブ3からボート4を引き出す。
以上、本発明の第1の実施の形態によれば、アウターチューブ2は石英製であるため、安価で精度の良いチューブを製造することができる。
また、インナーチューブ3の開放された上端部に、炭化ケイ素製のキャップ8が設けられており、このキャップ8は、上端部が閉塞されインナーチューブ3の上端部を覆うキャップ本体81と、キャップ本体81に設けられてインナーチューブ3内とキャップ本体81内とを仕切るインナーチューブカバー82とを備え、インナーチューブカバー82には開口部82a、キャップ本体81の側壁部にはガス排気部81aが形成されている。したがって、このようなキャップ8によって、アウターチューブ2の閉塞された上端部の内壁面に付着するシリコン等の固体生成物の直接的な基板W表面への落下を防ぐことができるのは勿論のこと、キャップ本体82にシリコン等の固体生成物が成長したとしても、キャップ本体82がシリコン等の固体生成物と熱膨張率の近い炭化ケイ素製であるため、シリコン等の固体生成物が剥離、落下し難い。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態に比して保温筒の構成が異なっている。さらに、本発明のインナーチューブの上端部は、第1の実施の形態と同様に開放されているが、該上端部を上方から覆うキャップは設けられていない。その他の構成は同様であるので、同様の符号を付してその説明を省略する。
図2(a)、(b)に示すように、本発明の製造装置1Aに備えられた保温筒11Aは、円板状の断熱材111b、111a、111b,…が鉛直方向に沿って6段配列されて形成されている。すなわち、これら6枚の断熱材111b、111a、111b,…が互いに対向するように3つの支持棒112、112、112によって支持されることにより配列されている。これら断熱材111b、111a、111b,…は、炭化ケイ素製である。
6枚の断熱材111b、111a、111b,…のうち下から2段目の断熱材111aは、基板Wの直径より大きく、かつ、インナーチューブ3の直径未満の直径を有している。すなわち、この断熱材111aの周縁部とインナーチューブ3の内壁との隙間は非常に狭く、原料ガスが流通しにくくなっている。また、この下から2段目の断熱材111aの略中央には、原料ガスを流通させるための1個の貫通穴113が形成されている。
一方、前記下から2段目の断熱材111a以外の5枚の断熱材111bの略中央には、ボート4を支持し回転させる支持軸41が挿入される挿入用穴114がそれぞれ形成されている。挿入用穴114は、貫通穴113よりも径が小さく、かつ、支持軸41が挿入できる程度の大きさとなっている。
そして、下から2段目の断熱材111aの上部に位置する4枚の断熱材111bには、前記貫通穴113が形成されておらず、挿入用孔114に支持軸41が挿入された状態で、鉛直方向上側から保温筒11Aを見た場合に、下から2段目の断熱材111aに形成された貫通穴113が見えないようになっている。
なお、前記下から2段目の断熱材111a以外の5枚の断熱材111bは、断熱材111aの直径よりも小さく、基板Wと略等しい直径を有している。
このような構成の製造装置1Aを用いて基板Wにシリコンエピタキシャル層を気相成長させシリコンエピタキシャルウェーハWを製造する場合には、上述したようにガス導入管6からインナーチューブ3内に原料ガスを導入する。この際に、ガス導入管6から導入された原料ガスは、支持軸41と挿入用穴114との間をほとんど通らずに、断熱材111bの周縁部とインナーチューブ3の内壁との間や、断熱材111aに形成された貫通穴113を介して上昇し、インナーチューブ3内を流れる。そして、インナーチューブ3の上端部からアウターチューブ2(すなわち、空間5)内へと流れて、ガス排気管7から排気される。これにより、基板Wの主表面にシリコンエピタキシャル層が形成され、シリコンエピタキシャルウェーハWが製造される。
以上、本発明の第2の実施の形態によれば、保温筒11Aは円板状の断熱材111b、111a、111b,…が複数段配列されて形成され、これら断熱材111b、111a、111b,…のうち少なくとも一つの断熱材111aは、基板Wの直径より大きく、かつ、インナーチューブ3の直径未満の直径を有しているので、圧力変動によってパーティクルが舞い上がった場合でも、基板Wより直径の大きな断熱材111aが障害物となってパーティクルの上昇を食い止め、基板W表面へのパーティクルの付着を防止することができる。
また、前記断熱材111aには、原料ガスを流通させるための貫通穴113が1個形成され、この断熱材111aの上部には4枚の貫通穴113が無い断熱材111bが配置されており、鉛直方向上側から保温筒11Aを見た場合に前記貫通穴113が見えないため、断熱材111aに形成された貫通穴113を通る原料ガスは、断熱材111bが障害物となって、直接上方へ流れることを防止でき、よって、原料ガス中に含まれるパーティクルの上昇をさらに効果的に防止することができる。
また、断熱材111b、111a、111b,…が炭化ケイ素製であるので、シリコン等の固体生成物が生成されて断熱材111b、111a、111b,…表面に付着したとしても、シリコン等の固体生成物と炭化ケイ素の熱膨張率が近いため、圧力変動時に剥がれてパーティクルとなることを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、第2の実施の形態において、保温筒11Aは断熱材111b、111a、111b,…が6段配列されて形成されていたが、複数段あれば良く、適宜変更可能である。
また、基板Wの直径より大きく、かつ、インナーチューブ3の直径未満の直径を有し、貫通穴113が形成された断熱材111aは、上述したように特に下から2段目に設ける必要はなく、鉛直方向上側から保温筒11Aを見た場合に、貫通穴113が見えないように、この断熱材111aの上方に少なくとも1枚の貫通穴113の無い断熱材111bが配置されるように設ければ良い。
さらに、断熱材111aに形成された貫通穴113は、断熱材111aの略中央に1個形成されているとしたが、形成しなくても良いし、断熱材111aの周縁部等に複数個形成しても良い。
また、シリコン等の固体生成物の基板Wへの付着をより効果的に抑制するため、図3に示す製造装置1Bのように、第2の実施の形態の製造装置1Aにおいて、インナーチューブ3の上端部に第1の実施の形態のキャップ8を設けても良い。なお、図3において上述の構成と同様部分には同様の符号を付した。
本発明の第1の実施の形態を示すためのもので、(a)は、シリコンエピタキシャルウェーハの製造装置の正断面図、(b)は、インナーチューブ及びキャップの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示すためのもので、(a)は、シリコンエピタキシャルウェーハの製造装置の正断面図、(b)は、保温筒の斜視図である。 本発明のその他の実施の形態を示すためのもので、シリコンエピタキシャルウェーハの製造装置の正断面図である。
符号の説明
1、1A シリコンエピタキシャルウェーハの製造装置
2 アウターチューブ
3 インナーチューブ
4 ボート
8 キャップ
9 加熱装置
11A 保温筒
81 キャップ本体
81a ガス排気部
82 インナーチューブカバー
82a 開口部
111a、111b 断熱材
113 貫通穴
W 半導体基板、シリコンエピタキシャルウェーハ

Claims (6)

  1. 鉛直方向に沿って配置され上端部が閉塞されたアウターチューブと、該アウターチューブの内部に同軸に設けられ、上端部が開放された炭化ケイ素製インナーチューブと、該インナーチューブ内に設けられ半導体基板を複数段に配列して支持するボートと、前記アウターチューブ及びインナーチューブを介して前記半導体基板を加熱する加熱装置とを備え、前記半導体基板を前記加熱装置で加熱しながら前記インナーチューブの下端部から該インナーチューブ内に原料ガスを導入し、該インナーチューブの内壁面に沿って上方に流し、インナーチューブの上端部から前記アウターチューブと前記インナーチューブとの間に前記原料ガスを流して排気させることによって、前記半導体基板の表面にシリコンエピタキシャル層を気相成長させるシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置において、
    前記アウターチューブは石英製であり、
    前記インナーチューブの開放された上端部には、該上端部を上方から覆う炭化ケイ素製のキャップが設けられていることを特徴とするシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置。
  2. 前記キャップは、上端部が閉塞され前記インナーチューブの上端部を覆うキャップ本体と、該キャップ本体に設けられて前記インナーチューブ内とキャップ本体内とを仕切るインナーチューブカバーとを備え、
    前記インナーチューブカバーには、前記インナーチューブ内を上昇する原料ガスを前記キャップ本体内へと排気するための開口部が形成されており、
    前記キャップ本体の側壁部には、キャップ本体内の原料ガスを前記アウターチューブ内へと排気するためのガス排気部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置。
  3. 鉛直方向に沿って配置され上端部が閉塞されたアウターチューブと、該アウターチューブの内部に同軸に設けられ、上端部が開放された炭化ケイ素製インナーチューブと、該インナーチューブ内に設けられ半導体基板を複数段に配列して支持するボートと、前記アウターチューブ及びインナーチューブを介して前記半導体基板を加熱する加熱装置と、前記ボートの下端部に設けられて前記インナーチューブ内を保温する保温筒とを備え、前記半導体基板を前記加熱装置で加熱しつつ前記ボートを回転させながら、前記半導体基板の表面にシリコンエピタキシャル層を気相成長させるシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置において、
    前記保温筒は円板状の断熱材が複数段配列されて形成されており、前記複数の断熱材のうち少なくとも一つは、前記半導体基板の直径より大きく、かつ、前記インナーチューブの直径未満の直径を有する円板であることを特徴とするシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置。
  4. 前記円板状の断熱材のうち、前記半導体基板の直径より大きく、かつ、前記インナーチューブの直径未満の直径を有する円板には、原料ガスを流通させるための貫通穴が1又は複数個形成されていることを特徴とする請求項3に記載のシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置。
  5. 前記半導体基板の直径より大きく、かつ、前記インナーチューブの直径未満の直径を有する断熱材の上部には、少なくとも1枚の前記円板状の断熱材が配置されており、鉛直方向上側から前記保温筒を見た場合に、前記貫通穴が前記円板状の断熱材によって覆われていることを特徴とする請求項4に記載のシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置。
  6. 前記断熱材は、炭化ケイ素製であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載のシリコンエピタキシャルウェーハの製造装置。
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