JP2005057033A - ピンフィン型ヒートシンク及びその製造方法 - Google Patents

ピンフィン型ヒートシンク及びその製造方法 Download PDF

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Koji Futamura
光司 二村
Yuji Nakajima
祐司 中嶌
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Nippon Aluminium Co Ltd
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Abstract

【課題】
軸流ファンが取り付けられる大型のピンフィン型ヒートシンクを容易に得ることができる製造方法を提供すること。
【解決手段】
ベースプレート1上に多数のプレートフィンを一体に有する押出形材20を押出成形により形成する成形工程と、多数のプレートフィンを押出方向に対して直角方向に且つ所定間隔置きに切削する切削工程と、を備え、成形工程では、上記直角方向の両側のプレートフィン41を厚肉に形成するようになっており、切削工程では、プレートフィンの押出方向両端部をそのまま残して軸流ファン取付部とするようになっていることを特徴としている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、軸流ファンが取り付けられるピンフィン型ヒートシンク、及びその製造方法、に関するものである。
軸流ファンが取り付けられる従来のピンフィン型ヒートシンクは、冷間鍛造や超音波はんだ付(特許文献1、2参照)で形成されていた。
特開平9−102686号公報 特開平9−277038号公報
しかしながら、冷間鍛造では、鍛造装置上の制約から、大きくても、幅寸法及び長さ寸法が100mm以下のものしか作ることができなかった。
また、超音波はんだ付では、原則として大きさの制限はないが、作業に手間がかかることや歩留りが低いことなどのため、生産コストが高くなっていた。
本発明は、特に、軸流ファンが取り付けられる大型のピンフィン型ヒートシンクを容易に且つ安価に得ることができる製造方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、ベースプレート上に多数のプレートフィンを一体に有する押出形材を切削加工して構成されており、ベースプレートと多数のピンフィンと軸流ファン取付部とを一体に有しており、多数のピンフィンは、多数のプレートフィンを押出方向に対して直角方向に且つ所定間隔置きに切削することによって形成されており、軸流ファン取付部は、上記直角方向の両側の厚肉のプレートフィンの、押出方向両端部を、そのまま残すことによって形成されていることを特徴とするピンフィン型ヒートシンクである。
請求項2記載の発明は、ベースプレートと多数のピンフィンと軸流ファン取付部とを一体に有するピンフィン型ヒートシンクを製造する方法であって、ベースプレート上に多数のプレートフィンを一体に有する押出形材を押出成形により形成する成形工程と、多数のプレートフィンを押出方向に対して直角方向に且つ所定間隔置きに切削する切削工程と、を備え、成形工程では、上記直角方向の両側のプレートフィンを厚肉に形成するようになっており、切削工程では、プレートフィンの押出方向両端部をそのまま残して軸流ファン取付部とするようになっていることを特徴とするピンフィン型ヒートシンクの製造方法である。
請求項1記載の発明によれば、ヒートシンクが、1個の押出形材を切削加工することにより形成されており、ベースプレートと、多数のピンフィンと、4個の軸流ファン取付部と、を一体に有して構成されているので、強度的に優れている。従って、軸流ファンを強固に取り付けることができる。しかも、熱伝導性においてヒートロスが無く、大きな放熱効果を発揮できる。
請求項2記載の発明によれば、押出成形して切削加工するだけで、軸流ファン取付部を有するピンフィン型ヒートシンクを得ることができるので、作業が容易であり、生産コストを安価にできる。
しかも、押出成形による押出形材を用いるので、幅寸法及び長さ寸法が100mmを越えるヒートシンクを得ることができる。従って、冷間鍛造や超音波はんだ付による場合に比して、大型のヒートシンクを容易に且つ安価に得ることができる。
図1は軸流ファンが取り付けられる本発明のピンフィン型ヒートシンクの平面図、図2は図1のII矢視図、図3は図1のIII矢視図である。このヒートシンク10は、ベースプレート1と、多数のピンフィン2と、4個の軸流ファン取付部3と、を一体に有して構成されている。取付部3には、取付用のねじ穴31が形成されている。ヒートシンク10は、1個の押出形材を切削加工することにより形成されている。
ヒートシンク10は、次のようにして製造する。
即ち、まず、部分省略図である図4に示す押出形材20を押出成形により形成する。押出形材20は、ベースプレート1上に、多数のプレートフィンが押出方向Aに対して直角な方向Bに等間隔で並んで形成された構造を有している。但し、直角方向Bの両側に位置するプレートフィン41は、他のプレートフィン42より厚肉に形成されている。その厚肉幅Xは、軸流ファンをねじで固定するのに必要な寸法に設定してある。プレートフィン42は薄肉に形成されている。また、プレートフィン41には、凹部411が形成されている。
そして、図5に示すように、押出形材20をカッター30により切削する。即ち、カッター30を直角方向Bに向けて切削するようセットして、プレートフィン41、42を押出方向Aの所定間隔置きに切削していく。切削深さは、プレートフィン42の高さHと同じである。これにより、プレートフィン41はピンフィン21となり、プレートフィン42はピンフィン22となる。但し、プレートフィン41、42の押出方向Aの両端部410は、軸流ファンの取付に必要な幅で、直角方向Bに切削しないで、そのまま残す。これにより、直角方向Bの両側のプレートフィン41の残された両端部410が取付部3となる。取付部3には、ねじ穴31を形成する。
以上のように、上記製造方法によれば、押出成形して切削加工するだけで、取付部3を有するピンフィン型ヒートシンクを得ることができるので、作業が容易であり、生産コストを安価にできる。
しかも、押出成形による押出形材を用いるので、幅寸法及び長さ寸法が100mmを越えるヒートシンクを得ることができる。従って、従来に比して、大型のヒートシンクを容易に得ることができる。
また、上記構成のヒートシンク10は、1個の押出形材を切削加工することにより形成されており、ベースプレート1と、多数のピンフィン2と、4個の軸流ファン取付部3と、を一体に有して構成されているので、強度的に優れている。従って、軸流ファンを強固に取り付けることができる。
なお、ヒートシンク10を複数個連結して更に大型のヒートシンクを構成してもよい。例えば、ヒートシンク10の一辺101同士又は一辺102同士を接合させてもよい。更に、一辺101同士及び一辺102同士を接合させて4個のヒートシンク10からなる大型ヒートシンクを得てもよい。更には、接合させるヒートシンク10を増して更に大型にしてもよい。
本発明は、軸流ファンが取り付けられる大型のピンフィン型ヒートシンクを容易に得ることができるものであるので、ヒートシンクの分野において利用価値が大きいものである。
本発明のピンフィン型ヒートシンクの平面図である。 図1のII矢視図である。 図1のIII矢視図である 押出形材の部分省略斜視図である。 切削加工を示す斜視部分図である。
符号の説明
1 ベースプレート 2、21、22 ピンフィン 3 軸流ファン取付部 10 ヒートシンク 20 押出形材

Claims (2)

  1. ベースプレート上に多数のプレートフィンを一体に有する押出形材を切削加工して構成されており、
    ベースプレートと多数のピンフィンと軸流ファン取付部とを一体に有しており、
    多数のピンフィンは、多数のプレートフィンを押出方向に対して直角方向に且つ所定間隔置きに切削することによって形成されており、
    軸流ファン取付部は、上記直角方向の両側の厚肉のプレートフィンの、押出方向両端部を、そのまま残すことによって形成されていることを特徴とするピンフィン型ヒートシンク。
  2. ベースプレートと多数のピンフィンと軸流ファン取付部とを一体に有するピンフィン型ヒートシンクを製造する方法であって、
    ベースプレート上に多数のプレートフィンを一体に有する押出形材を押出成形により形成する成形工程と、
    多数のプレートフィンを押出方向に対して直角方向に且つ所定間隔置きに切削する切削工程と、を備え、
    成形工程では、上記直角方向の両側のプレートフィンを厚肉に形成するようになっており、
    切削工程では、プレートフィンの押出方向両端部をそのまま残して軸流ファン取付部とするようになっていることを特徴とするピンフィン型ヒートシンクの製造方法。
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