JP2005056497A - 光ピックアップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 互いに異なる3種類の波長の光源を有する光ピックアップにおいて、アクチュエータなどのレンズ駆動装置の大型化を招くことなく、適合する記録再生波長の異なる各種ディスクの記録、再生を行なうことができる光ピックアップを提供する。
【解決手段】 第1の光ディスクに適合させるための第1の光学系を駆動するレンズ駆動装置40をベース部11に固定する。第2および第3の光ディスクに適合させるための第2の光学系を筐体部26に収容する。そして、筐体部26を駆動する、磁石28などからなる光制御部の一部を、ベース部11に固定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光ディスクなどの記録媒体への記録および/または光ディスクなどの記録媒体の再生が可能な光ピックアップに関する。
光ディスクへの記録密度の高度化に伴い、種々の規格の光ディスクが使用されている。たとえば、波長780nmの光で信号の記録および再生を行うCD(コンパクトディスク)ファミリーのほか、波長650nmの光で信号の記録および再生を行うDVD(デジタルビデオディスク)に関連する複数の規格の光ディスクも用いられている。さらに、DVDの対物レンズのNA(numerical aperture:開口数)はそのままで、波長405nmの光で信号の記録および再生を行なうようにした規格や、また、同じ405nmの波長の光を用いるが、光ディスクのカバーガラス厚さを0.1mmと薄くし、また対物レンズのNAを0.85と高くした、Blu-ray Disk(登録商標 以下BDと称す)も登場している。これら複数の種類の光ディスクを一台で記録および再生する光ピックアップが必要となっており、いくつかの提案がなされている。
その提案の傾向は2つの方向性に分かれている。一つは、カバーガラス厚さの差が、従来の互換技術範囲に収まるような光ディスクのみに対応する方向である。もう一つは、集光レンズのNAが0.85と高く、カバーガラスの厚さが0.1mmと薄い、BDにまで対応できるようにする方向である。この場合には、従来の互換技術の範囲を超えたピックアップを構成することとなる。
前者の方向の技術として、特許文献1に開示された、3つの光源を一つの光ピックアップとして構成するものがある。この光ピックアップでは、波長430nm、635nm、および、780nmの光源を用いている。特許文献1に開示された光源401は、図21に示すように、それぞれ波長の異なる3つの光源401aから401cまで光源を一つにまとめたものであり、この光源401から出射した光を、1個の対物レンズ404で集光している。ただし、この場合、対物レンズ404が1個であるため、対物レンズ404のNAと、光源の波長と、カバーガラス厚さとの関係は一つの組み合わせに決まってしまう。すなわち、波長430nmに対しては、対物レンズのNAが0.65、カバーガラス厚さが0.3mmとなり、波長635nmに対しては、対物レンズのNAが0.65、カバーガラス厚さが0.6mmとなり、波長780nmに対しては、対物レンズのNAが0.65、カバーガラス厚さが1.2mmとなる。
一方で、0.1mmの厚さのカバーガラスを有する、BDのような光ディスクにも対応できるようにした光ピックアップを構成する技術として、2つの対物レンズを備えたものが提案されている。すなわち、0.1mmの厚さのカバーガラスを有する、BDのような光ディスクに対しては、その他の厚さのカバーガラスを有する光ディスクを記録または再生する場合と異なる対物レンズを用いて、記録または再生させるようにしている。また、光学系についても2つに分けて、レンズ駆動装置であるアクチュエータに2つの異なるレンズを搭載することも提案されている。このものにあっては、一方の光学系はBDに特化させる。
特開平11−134702号公報
たとえばBD、DVDおよびCDのように、読み出し波長およびカバーガラスの厚さが互いに異なる光ディスクの記録または再生を、一つの光ピックアップで行なう場合について検討する。
まず、特許文献1に記載された高密度DVD、DVDおよびCDの3種類の光ディスクに対して、一つの対物レンズで対応するようにピックアップを構成する場合には、対物レンズが1個であるため、上述のように、対物レンズのNAと波長とカバーガラス厚さとの関係は一つの組み合わせに決まる。そのため、このままでは、波長が405nm、対物レンズのNAが0.85、カバーガラス厚さが0.1mmであるBDには、対応できないことは明らかである。また、特許文献1に記載の技術の延長で考えると、カバーガラスの厚さや、対物レンズのNAの違いを補償するため、光学位相補償素子を光学系に挿入する方法が考えられる。カバーガラスの厚さはBDの0.1mmに対して、DVD、CDでは0.6mm、1.2mmであり、BDに比べて6倍または12倍と大きく異なる。また、対物レンズのNAも異なる。これらの要因により、全ての光ディスクを記録、または再生するための波面変換機能を持たせようとすると、それに適したレンズ系は極めて複雑なものとなる。
一方、BDのためには独立の光学系を構成し、その他の光ディスク用の異なる光学系を別途設けて、光学系を2つに分離しておき、2個のレンズをアクチュエータに搭載する方法についても、次のような問題がある。2個のレンズを駆動するためには、レンズホルダー部が重くなり、アクチュエータに要求される性能が厳しくなる。さらに、カバーガラスの厚さが薄いBDに対しては、高NAのレンズで集光するので、光ディスクの近傍でアクチュエータを追従させる必要がある。これに対し、DVD、CDでは、BDの場合よりも光ディスクから離れた位置でアクチュエータを追従させる必要がある。アクチュエータにおいては、BDの記録および再生に対しての性能を実現するために、最も高い追従性能が要求されるが、この性能を実現しつつ、これら追従位置の違いに対応するのは、設計上の制約が多く極めて困難である。また、BD単独用に構成する場合より、アクチュエータが、さらに大型化するという問題も生じる。
したがって、この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、互いに異なる3種類の波長の光源を有する光ピックアップにおいて、アクチュエータなどのレンズ駆動装置の大型化を招くことなく、適合する記録再生波長の異なる各種ディスクの記録および/または再生を行なうことができる光ピックアップを提供することを目的とする。
この発明に基づいた光ピックアップに従えば、カバーガラスの厚さおよび適合する光の波長がそれぞれ異なる第1の光ディスク、第2の光ディスクおよび第3の光ディスクに対し、各光ディスクに適合した波長の光を出射して情報を記録または再生するように光ピックアップを構成している。そして、上記第1の光ディスクに適合する波長の光を出射する第1の光源と、上記第1の光源からの出射光を上記第1の光ディスクに集光する第1の集光レンズと、上記第1の集光レンズを駆動するレンズ駆動装置と、上記レンズ駆動装置を支持するベース部と、上記第1の光ディスクからの反射光を上記第1の光源からの出射光と異なる方向に分岐する第1の光分岐部と、上記第1の光分岐部からの分岐光を検出する第1の受光素子とを有する第1の光学系を備えている。また、上記第2の光ディスクに適合する波長の光を出射する第2の光源と、上記第3の光ディスクに適合する波長の光を出射する第3の光源と、上記第2の光源からの出射光および第3の光源からの出射光をそれぞれ第2の光ディスクおよび第3の光ディスクに集光する第2の集光レンズと、上記第2の集光レンズの集光位置を変化させる光制御部と、上記第2の光ディスクおよび上記第3の光ディスクからの反射光を上記第2の光源および上記第3の光源からの出射光と異なる方向に分岐する第2の光分岐部と、上記第2の光分岐部からの分岐光を検出する第2の受光素子とを有する第2の光学系を備えている。さらに、上記第2の光学系は、第2の光源から第2の集光レンズまでの光軸および第3の光源から第2の集光レンズまでの光軸が上記ベース部の少なくとも一部を通過するように構成されており、上記光制御部の少なくとも一部が上記ベース部に固定されている。
上記光ピックアップにおいては、第1の光学系と第2の光学系とで異なる集光レンズを用い、そのレンズの駆動装置も異なるものとした。たとえば、BDに対応する高NAの集光レンズを備えた光学系を、第1の光学系とし、CDやDVDなどに対応する光学系を第2の光学系とすることができ、この場合には、第1の光学系における高NAの集光レンズは、レンズ駆動装置により単独で駆動されるので、レンズ駆動装置の性能を最大限に生かすことができる。
また、第1の光学系を駆動するレンズ駆動装置を支持するベース部を、第2の光学系の光軸の少なくとも一部が通過し、光制御部の少なくとも一部がベース部に固定されているので、光ピックアップをコンパクトに構成することができる。また、ベース部を基準に、第1の光学系および第2の光学系の位置決めが可能となるので、その取付けが容易である。
上記光ピックアップにおいて好ましくは、上記光制御部は、上記第2の光源、上記第3の光源、上記第2の集光レンズ、上記第2の光分岐部および上記第2の受光素子が直接または間接的に固定された筐体部と、上記筐体部を駆動するための磁力を発生させる磁石とを含み、上記磁石は、上記ベース部に固定されている。
この構成によると、ベース部に固定した磁石により、第2の光学系の全体が固定された筐体部を駆動させるので、第2の光学系全体を駆動させることができる。
上記光ピックアップにおいて好ましくは、上記光制御部は、上記第2の光源、上記第3の光源、上記第2の光分岐部および上記第2の受光素子が直接または間接的に固定された筐体部と、上記筐体部を駆動するための磁力を発生させる磁石とを含み、上記第2の集光レンズを保持するレンズホルダ、および、上記磁石は、上記ベース部に固定されている。
この構成によると、第2の集光レンズを、レンズホルダを介してベース部に固定するので、光制御部はレンズを駆動しない。これにより、可動部における重心が低くなり、より安定したフォーカス方向への制御が可能となる。
上記光ピックアップにおいてさらに好ましくは、上記筐体部は、上記ベース部に対して軸を介して摺動可能となるように構成されており、上記軸は、ベース部に連結されていると共に、上記軸の少なくとも一部は、上記ベース部に格納されている。
この構成によると、筐体部が、ベース部に連結された軸により位置決めされる。第1の光学系の集光レンズを駆動するレンズ駆動装置は、ベース部に固定されており、第1の光学系と第2の光学系とで基準を共有できる。これにより第1の光学系と第2の光学系における光軸のずれなどを、さらに小さくすることができる。また軸は、少なくともその一部がベース部に格納されているので、光ピックアップをコンパクトに構成することができる。
上記光ピックアップにおいて好ましくは、上記光制御部は、上記第2の光源、上記第3の光源、上記第2の集光レンズ、上記第2の光分岐部および上記第2の受光素子が直接または間接的に固定された筐体部と、上記筐体部を一軸方向に駆動するための磁力を発生させる磁石と、上記筐体部に内蔵された上記第2の光源および上記第3の光源からの出射光の方向を変化させる光偏向素子とを含み、上記筐体部の移動を上記第2の光学系の光軸に平行な方向のみに制限するガイド部と、上記磁石と、上記光偏向素子を制御する制御部とが、上記ベース部に固定されている。
この構成によると、ガイド部により、筐体部の移動を第2の光学系の光軸に平行な方向に制限するので、第2の光学系の、フォーカス方向におけるさらに安定した制御が可能となる。また、一方向にのみ対応すれば足りるので、ベース部に固定する磁石などの配置を簡易化することができる。
上記光ピックアップにおいて好ましくは、上記光制御部は、上記第2の光源、上記第3の光源、上記第2の集光レンズ、上記第2の光分岐部および上記第2の受光素子が直接または間接的に固定された筐体部と、上記第2の光源および上記第3の光源からの出射光の方向を変化させる光偏向素子と、上記第2の光源および上記第3の光源からの出射光の広がりを変化させる波面変換素子とを含み、上記光偏向素子を制御する制御部と、上記筐体部とが上記ベース部に固定されている。
この構成によると、第2の光学系を機械的に駆動させる装置が必要なくなるので、第2の光学系における、フォーカス方向およびラディアル方向の制御を簡便な構造で行なうことができる。
本発明によると、互いに異なる3種類の波長の光源を有する光ピックアップにおいて、アクチュエータなどのレンズ駆動装置の大型化を招くことなく、適合する記録再生波長の異なる各種ディスクの記録および/または再生を行なうことができる。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1における光ピックアップについて、図1から図5を参照して説明する。なお、図1は、本実施の形態における光ピックアップの構造を示す平面図であり、図2は、図1におけるII−II矢視断面図であり、図3は、図1におけるIII−III矢視端面図であり、図4は、図1におけるIV−IV矢視断面図であり、図5は、図1におけるV−V矢視断面図である。
以下の説明においては、現在、光ピックアップとして主に使用されている光源の波長を考慮して説明する。本実施例では、一例として第1の光源にBDに対応する波長405nmのレーザを用い、第2の光源にDVDに対応する波長650nmの光源を用い、第3の光源にCDに対応する波長780nmの光源を用いる場合について説明する。また、第2の光源と、第3の光源とは、2種の異なる発光点を有する、2波長の単体レーザを光源として用いる場合について説明するが、それぞれ別体に構成された単体レーザを用いてもよい。
図1に示すように、第1の光源1から出射した、波長405nmの光は、レンズ4(この例ではコリメータレンズ)で平行光となり、たとえばビームスプリッタからなる光分岐素子2を介して、第1の集光レンズ10により、光ディスクに集光される。その光ディスクからの反射光は、光分岐素子2で、今度は分岐され、集光レンズ5およびシリンドリカルレンズ6を介して、第1の受光素子3に入射する。第1の受光素子3としては、たとえば増幅回路内蔵型受光素子を用いることができる。
この第1の集光レンズ10から光ディスクに出射する光の光軸の方向や、その光ディスクの半径方向に、第1の集光レンズ10を駆動するレンズ駆動装置は、ここではアクチュエータ40により構成されている。アクチュエータ40は、ベース部11上に磁石14を設け、図1に示すように、第1の集光レンズ10をレンズホルダー13に格納し、そのレンズホルダー13を給電基板15に付けられた4つの板バネ16で支持して構成している。以上説明したように、第1の光学系は構成されている。
図2に示すように、ハウジング8を基準として、立ち上げミラー7のほか、ビームスプリッタからなる光分岐素子2や、レンズ4、光源1が配置されている。また、図2では図示しないが、第1の受光素子3、集光レンズ5およびシリンドリカルレンズ6もハウジング8を基準に配置される。図2に示すように、光源の存在する部分と、アクチュエータ40が存在する部分とは、図2における上下に離れて独立して存在しており、この上下方向、すなわちベース部11に略垂直な方向の光路長が長く構成されている。
この図1および図2には図示していないが、光ディスクとしてBDを用いる場合は、レンズ4と光分岐素子2との間に、ビーム形状を変えるビーム整形プリズムを設けることもある。また、光分岐素子2は、PBS(polarized beam splitter(偏光ビームスプリッタ))となる。この他、4分の1波長板や、ビームエキスパンダー(又は収差補償用液晶素子)がPBSからなる光分岐素子2と第1の集光レンズ10との間に設けられる。この4分の1波長板でBDへ入射する光を円偏光にすることができ、ビームエキスパンダー(又は収差補償用液晶素子)でBDのカバーガラス厚さ誤差などで発生する球面収差といった余分の収差をキャンセルすることができる。さらに、第1の集光レンズは、NAが0.85と非常に高い対物レンズを用いる。
また、ベース部11には、第2の光学系を配設するための貫通穴12が形成されている。第2の光学系は、第2の光源または第3の光源からの光により光ディスクを再生するための光学系である。
図3に示すように、ベース部11の表面に略垂直な方向の貫通穴12を利用して、第2の光学系が形成されている。光源21は、第2の光源と第3の光源を兼ねており、光源21から2種の波長の光を出射することができる。光源21から出射した、波長650nmの光または波長780nmの光は、ここではNA変換レンズからなるレンズ24を介して、第2の集光レンズ20で光ディスクに集光される。ここでは、第2の集光レンズ20として、異なる波長の光を異なる位置に集光できる対物レンズを用いる。光ディスクに集光された光は反射され、反射した光は、第2の光分岐部としての回折素子22で回折され、第2の受光素子23に入射する。
ここで、第2の受光素子23には、第2の光源からの光および第3の光源からの光の双方が入射する。また、この実施の形態では、第2の受光素子23は、光源21と共にパッケージ25に収納された、一体型の受発光ユニットにより構成されている。さらに回折素子22は、光ディスクとしてDVDも記録再生するので、4分の1波長板的な機能も有する液晶を用いた偏光依存性を有する回折素子(以下、偏光ホログラムと称す)であっても良い。この偏光ホログラムを用いることで、第2および第3の光源を兼ねた光源21を用いてDVDやCDを再生する場合の光学系を、より簡素にすることができる。なお、図4に示すように、第2の光学系を収納する筐体部26の外周には、コイル29が設けられており、これに通電することで、筐体部26が駆動される。
以下、本実施の形態の光ピックアップにおける、記録再生時の動作について説明する。図5に示すように、第1の光源1から出射された波長405nmの光は、これに対応する第1の集光レンズ10を介して、BD用の光ディスク51に集光する。この第1の集光レンズは、アクチュエータ40(図5ではレンズホルダー13の周辺のみ図示)により駆動される。また、第2、第3の光源を兼ねる光源21から出射された、波長650nmまたは780nmの光は、第2の集光レンズ20を介して光ディスク52(DVDやCD)に集光する。その光ディスク52からの反射光は、回折素子22で分岐されて、第2の受光素子23で検出される。
第1の集光レンズ10は、BDの記録および再生時に適切になるよう追従性が確保されたアクチュエータ40によって駆動される。そのため、アクチュエータ40の性能は、BDのみを再生する光ピックアップの性能と変らない性能を得ることができる。
一方、DVDや、CDを再生する場合は、光源21、第2の集光レンズ20、回折素子22および受光素子23からなる第2の光学系の主要部が筐体部26に収まっているので、第2の光学系を筐体部26ごとフォーカス方向や、ディスク半径方向に駆動する。
この筐体部26の駆動装置(光制御部)は、ベース部11の表面に略垂直な方向に形成された貫通穴12に配設される。筐体部26の駆動は、ベース部11に取り付けられた磁石28と、筐体部26に巻きつけるように取り付けられているコイル29とにより行うことができる。また、筐体部26にはベース部11に形成された摺動軸30が貫通する摺動部27が設けられている。筐体部26は、摺動軸30の長手方向への直線移動および摺動軸30を中心とした回転移動が可能である。
このように構成することで、高NAの第1の集光レンズ10を駆動するアクチュエータ40には何ら変更を加えることなく、第2の光学系にいて、フォーカス方向の制御、ラディアル方向への制御を行うことができる。これにより、第1の光学系におけるレンズ駆動装置の性能を最大限に生かすことができる。また、第2の光学系を駆動する光制御部を、アクチュエータ40を固定したベース部11に格納しているので、光ピックアップ全体の投影面積の拡大を最小限に抑えることができる。
また、摺動軸30はベース部11に連結して設けられており、アクチュエータ40のレンズホルダー13などもベース部11を基準に取り付けられる。従って、第1の集光レンズ10の光軸方向の動きと、第2の光学系の主要部を収納する筐体部26の光軸方向の動きのずれを小さくすることができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について、図6から図8を用いて説明する。本実施の形態の説明においては、上記実施の形態1と異なる構成を中心に説明する。実施の形態1と同一の機能を有する構成については同一の参照番号を付しその説明は繰り返さない。ここで、図6は、本実施の形態における光ピックアップの構造を示す平面図であり、図7は、図6におけるVII−VII矢視端面図であり、図8は、図6におけるVIII−VIII矢視断面の筐体部およびその周囲の構造を示す断面図である。
本実施の形態における、光源1から出射する光を第1の集光レンズ10で集光し、光ディスクに記録再生する第1の光学系の構成は、実施の形態1と同一である。
第2の集光レンズ20を用いて、第2および第3の光源となる光源21からの出射光を光ディスクに集光して記録および再生を行う第2の光学系の構成については、実施の形態1と異なる。図6に示すように、第2の集光レンズ20は、レンズホルダ31に固定されている。レンズホルダ31は、第2の集光レンズ20を直接保持する水平板と、その両端に接続され、水平板をベース部11に固定する垂直板とで構成されている。第2の集光レンズ20は、このようにレンズホルダ31で固定されることで、ベース部11に対し常に静止している。
第2の光源と第3の光源を兼ねる光源21から出射した光は、NA変換レンズ24を介して、第2の集光レンズ20により光ディスクに集光される。その光ディスクからの反射光が回折素子22で分岐されて回折光となり、第2の受光素子23で受光される。このように構成された第2の光学系の主要部のうちで、第2の集光レンズ20を除く残り全てが、図7が示すように光源21と、受光素子23とを収納したパッケージ25とともに筐体部26に収納されて、一体に駆動される。
上記のように、第1の集光レンズ10を駆動するアクチュエータ40が固定されたベース部11には、第2の集光レンズ20を固定するレンズホルダ31を取り付けられる。これによりベース部11に設けられた貫通穴12は、実施の形態1における貫通穴よりも小さくすることができる。これは筐体部26が第2の集光レンズ20を格納しない構成としたことにより、筐体部26自体を実施の形態1の場合よりスリムに設計できるためである。
また、筐体部26の駆動は、実施の形態1と同様、ベース部11に磁石28を取り付け、筐体部26に取り付けられているコイル(図示せず)に通電することで行う。また、筐体部26には、実施の形態1と同様、ベース部11に形成された摺動軸30が貫通する摺動部27が設けられている。
この実施の形態の構成によると、可動部としての筐体部26の、摺動軸30に対する重心が低くなり、より安定したフォーカス方向への制御が可能になる。
また、実施の形態1と同様に、摺動軸30はベース部11に連結して形成され、アクチュエータ40のレンズホルダー13などもベース部11を基準に取り付けられる。従って、第1の集光レンズ10の光軸方向の動きと、筐体部26の光軸方向の動きのずれを小さくすることができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について、図9から図13を用いて説明する。本実施の形態の説明においては、上記実施の形態1と異なる構成を中心に説明する。実施の形態1と同一の機能を有する構成については同一の参照番号を付しその説明は繰り返さない。ここで、図9は、本実施の形態における光ピックアップの構造を示す平面図であり、図10は、図9におけるX−X矢視端面図であり、図11は、光デバイスの構造を示す拡大図であり、図12は、制御部と光デバイスの配線構造を示す拡大図であり、図13は、ベース部と筐体部との位置関係を示す平面図である。
本実施の形態においても、図9に示すように、光源1から出射する光を第1の集光レンズ10で集光し、光ディスクに記録再生する第1の光学系の構成は、実施の形態1と同一である。
一方、第2の集光レンズ20を用いて、第2および第3の光源となる光源201からの出射光を光ディスクに集光して記録および再生を行う第2の光学系の構成については、実施の形態1の構成と異なる。実施の形態3においては、光源201と一体に構成された光デバイス200を設けている。光デバイス200は、第2の光源と第3の光源を兼ねる光源201と、そこからの出射光を図11の矢印の方向(図11における左右方向)に動かす機能を有する、光偏向素子202とによって構成されている。光ディスクの半径方向の集光点の移動は、光源部分を構成する光デバイス200により実現している。すなわち、光源201から出射した光は、光デバイス200の内部を通過するが、その際光デバイス200からの出射位置を変化させることで、上記集光点を移動させている。
ここで、第2の光源と第3の光源を兼ねる光源201から出射した光が、NA変換レンズ24を介して、第2の集光レンズ20で光ディスクに集光される。その光ディスクからの反射光が回折素子22で分岐されて回折光となり、第2の受光素子23で受光する。このように構成された第2の光学系の主要部が、筐体部26に収納されている。また、この筐体部26を駆動する駆動装置がベース部11と、筐体部26と、磁石28とで構成される。ただし、本実施の形態では、実施の形態1と異なり、筐体部26を駆動する上記駆動装置は、フォーカス方向の制御だけ行う。
これに伴い、ベース部11に設けられた貫通穴12の内部において、貫通穴12の内側面と筐体部26との隙間は、貫通穴12の内側面が、筐体部26のガイド部となる程度にまで小さくしている。ここで、筐体部26と貫通穴12とによる傾き防止方向と、摺動軸30と摺動部27とによる傾き防止方向とを直交させるようにすることで、より傾きに強い摺動機構が実現する。この構造について、図13に基づき説明する。
図13におけるV方向については、貫通穴12と筐体部26との隙間をできるだけ小さくすることで、傾きを最小限にしている。ここでは、筐体部26の外面を、その水平断面が楕円となるように構成しており、V方向と直交する方向には、摺動を容易にするための比較的大きな隙間が形成されている。一方、摺動軸30と摺動部27とは、W方向の隙間をできるだけ小さくしており、これによりW方向の傾きを最小限にすることができる。このX方向とW方向とは直交するので、筐体部26はベース部11に対して傾きを最小限にすることができる。ここでは、筐体部26の外面および貫通穴12の内側面並びに摺動軸30および摺動部27によりガイド部が構成されている。この構成により、筐体部26の安定したフォーカス方向の駆動が可能になる。
光デバイス200を構成する光偏向素子202は、図11に示すように電気光学効果により、屈折部250aから250dの屈折率を変化させて光の進行方向を制御する素子であり、電極240への電圧印加により光の進行方向の制御がなされる。ここで、光偏向素子202を制御するため、ベース部11の裏面に制御部としての制御回路261が設けられている。制御回路261と光偏向素子202とは、レーザマウント部263を介して、ケーブル262により接続されている。
光偏向素子202により、光の進行方向を変化させることで、第2の集光レンズ20から見ると相対的に光源が移動したようになる。これにより、第2の集光レンズ20から出射する光の集光点も移動することになる。従って、この移動方向を光ディスクのトラックに直角な方向に定めれば、光ディスクの半径方向、すなわちラディアル方向への集光点の位置制御が可能となる。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4について、図14から図20を用いて説明する。本実施の形態の説明においては、上記実施の形態1と異なる構成を中心に説明する。実施の形態1と同一の機能を有する構成については同一の参照番号を付しその説明は繰り返さない。ここで、図14は、本実施の形態における光ピックアップの構造を示す平面図であり、図15は、図14におけるXIV−XIV矢視端面図であり、図16は、光デバイスの構造を示す拡大図であり、図17は、波面変換素子の構造を示す斜視図であり、図18は、波面変換素子の機能を示す説明図であり、図19は、波面変換素子の一部を拡大した正面図であり、図20は、制御部と光デバイスの配線構造を示す拡大図である。
本実施の形態においても、図14に示すように、光源1から出射する光を第1の集光レンズ10で集光し、光ディスクに記録再生する第1の光学系の構成は、実施の形態1と同一である。
一方、第2の集光レンズ20を用いて、第2および第3の光源となる光源301からの出射光を光ディスクに集光して記録および再生を行う第2の光学系の構成については、実施の形態1の構成と異なる。実施の形態4においては、光源301と一体に構成された光デバイス300を設けている。
また、本実施の形態においては、筐体部26を機械的に駆動しない。このため、筐体部26は、ベース部11の貫通穴12に挿入された状態で、ベース部11に固定されている。また、本実施の形態の筐体部26には、上記実施の形態では筐体部26に設けていた、コイルも設けられていない。本実施の形態において、第2の集光レンズ20の集光点のフォーカス方向への制御(光ディスクへの集光点の光軸方向への制御)、および、ラディアル方向への制御(光ディスクへトラックを垂直に横断するように制御)は、光デバイス300により行われる。
これにより、集光点のフォーカス方向への制御およびラディアル方向への制御が、最も簡易な形態で行える。さらに、ベース部11には、光デバイスの制御部のみ搭載すればよく、上記の実施の形態では設けていた摺動軸なども不要になるので、ベース部11のさらなる省スペース化となる。なお、この場合のフォーカス方向への集光点の制御は、先に述べた大きなカバーガラス厚さの差を補償することに比べて、その実現ははるかに容易である。
以下に、この光デバイス300の動作について説明する。図16に示すように、光デバイス300は、光源301と、光偏向素子302と、波面変換素子330とで構成されている。光偏向素子302は、上記実施の形態3の光デバイス200の光偏向素子202と同じ機能を有している。波面変換素子330は、図16に示すように、光源301からの出射光の広がり角を変える機能を有している。このように、広がり角を変えることで、NA変換レンズ24を通して、第2の集光レンズ20に入る光の波面の曲率も僅かに変えられ、それに伴い第2の集光レンズ20の集光点も光軸方向に移動することとなる。
ここで、波面変換素子330の一例について説明する。ここで説明する波面変換素子330は、液晶を用いたものである。波面変換素子330においては、入射する光に対して、その中心からの距離に応じて位相のずれを与える。そのため図17に示すように、同心円状に素子が配置されている。波面変換素子330に同じ位相で入射した光が平面波WFinであった場合でも、波面変換素子330を通過すると、出射する光は、図18に示すような球面波WFoに変化する。この素子としては、電気的に屈折率を変化させることができる微小な液晶セル331を、図19に示すようにマトリックス状に配置したものを用いることができる。
また、光偏向素子302と、波面変換素子330は、ベース311に設けた制御部としての制御回路361などにより、給電部340を介して制御される。図20に示すように、制御回路361にはケーブル362の一端が接続されている。ケーブル362の他端は、レーザマウント部363に接続され、制御回路361からの制御信号は、ケーブル362、レーザマウント部363を介して、図16に示す給電部340に伝送される。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
この発明に基づいた実施の形態1における光ピックアップの構造を示す平面図である。 図1におけるII−II矢視断面図である。 図1におけるIII−III矢視端面図である。 図1におけるIV−IV矢視断面図である。 図1におけるV−V矢視断面図である。 この発明に基づいた実施の形態2における光ピックアップの構造を示す平面図である。 図6におけるVII−VII矢視端面図である。 図6におけるVIII−VIII矢視断面の筐体部およびその周囲の構造を示す断面図である。 実施の形態3における光ピックアップの構造を示す平面図である。 図9におけるX−X矢視端面図である。 光デバイスの構造を示す拡大図である。 制御部と光デバイスの配線構造を示す拡大図である。 ベース部と筐体部との位置関係を示す平面図である。 実施の形態4における光ピックアップの構造を示す平面図である。 図14におけるXV−XV矢視端面図である。 光デバイスの構造を示す拡大図である。 波面変換素子の構造を示す斜視図である。 波面変換素子の機能を示す説明図である。 波面変換素子の一部を拡大した正面図である。 制御部と光デバイスの配線構造を示す拡大図である。 従来の光ピックアップの構造を示す図である。
符号の説明
1 第1の光源、3 第1の受光素子、10 第1の集光レンズ、11 ベース部、13 レンズホルダー、20 第2の集光レンズ、21,201,301 光源(第2の光源、第3の光源)、23 第2の受光素子、26 筐体部、28 磁石、30 摺動軸(軸)、31 レンズホルダ、40 アクチュエータ(レンズ駆動装置)、51,52 光ディスク、202,302 光偏向素子、261,361 制御回路(制御部)、330 波面変換素子。

Claims (6)

  1. カバーガラスの厚さおよび適合する光の波長がそれぞれ異なる第1の光ディスク、第2の光ディスクおよび第3の光ディスクに対し、各光ディスクに適合した波長の光を出射して情報を記録または再生する光ピックアップであって、
    前記第1の光ディスクに適合する波長の光を出射する第1の光源と、前記第1の光源からの出射光を前記第1の光ディスクに集光する第1の集光レンズと、前記第1の集光レンズを駆動するレンズ駆動装置と、前記レンズ駆動装置を支持するベース部と、前記第1の光ディスクからの反射光を前記第1の光源からの出射光と異なる方向に分岐する第1の光分岐部と、前記第1の光分岐部からの分岐光を検出する第1の受光素子とを有する第1の光学系と、
    前記第2の光ディスクに適合する波長の光を出射する第2の光源と、前記第3の光ディスクに適合する波長の光を出射する第3の光源と、前記第2の光源からの出射光および第3の光源からの出射光をそれぞれ第2の光ディスクおよび第3の光ディスクに集光する第2の集光レンズと、前記第2の集光レンズの集光位置を変化させる光制御部と、前記第2の光ディスクおよび前記第3の光ディスクからの反射光を前記第2の光源および前記第3の光源からの出射光と異なる方向に分岐する第2の光分岐部と、前記第2の光分岐部からの分岐光を検出する第2の受光素子とを有する第2の光学系とを備え、
    前記第2の光学系は、第2の光源から第2の集光レンズまでの光軸および第3の光源から第2の集光レンズまでの光軸が前記ベース部の少なくとも一部を通過するように構成され、
    前記光制御部の少なくとも一部が前記ベース部に固定されている、光ピックアップ。
  2. 前記光制御部は、前記第2の光源、前記第3の光源、前記第2の集光レンズ、前記第2の光分岐部および前記第2の受光素子が直接または間接的に固定された筐体部と、前記筐体部を駆動するための磁力を発生させる磁石とを含み、
    前記磁石は、前記ベース部に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 前記光制御部は、前記第2の光源、前記第3の光源、前記第2の光分岐部および前記第2の受光素子が直接または間接的に固定された筐体部と、前記筐体部を駆動するための磁力を発生させる磁石とを含み、
    前記第2の集光レンズを保持するレンズホルダ、および、前記磁石は、前記ベース部に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップ。
  4. 前記筐体部は、前記ベース部に対して軸を介して摺動可能となるように構成されており、前記軸はベース部に連結されていると共に、前記軸の少なくとも一部は、前記ベース部に格納されていることを特徴とする、請求項2または3に記載の光ピックアップ。
  5. 前記光制御部は、前記第2の光源、前記第3の光源、前記第2の集光レンズ、前記第2の光分岐部および前記第2の受光素子が直接または間接的に固定された筐体部と、前記筐体部を一軸方向に駆動するための磁力を発生させる磁石と、前記筐体部に内蔵された前記第2の光源および前記第3の光源からの出射光の方向を変化させる光偏向素子とを含み、
    前記筐体部の移動を前記第2の光学系の光軸に平行な方向のみに制限するガイド部と、前記磁石と、前記光偏向素子を制御する制御部とが、前記ベース部に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップ。
  6. 前記光制御部は、前記第2の光源、前記第3の光源、前記第2の集光レンズ、前記第2の光分岐部および前記第2の受光素子が直接または間接的に固定された筐体部と、前記第2の光源および前記第3の光源からの出射光の方向を変化させる光偏向素子と、前記第2の光源および前記第3の光源からの出射光の広がりを変化させる波面変換素子とを含み、
    前記光偏向素子を制御する制御部と、前記筐体部とが前記ベース部に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップ。
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