JP2005056385A - 曲面細分割装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 曲面細分割装置10の細分割レベル決定部13は、曲面の形状を定義する制御点の情報の入力を受け付け、当該曲面の細分割レベルを決定する。次に、決定された細分割レベルに対応する制御テーブルを、細分割処理演算制御部16に設定する。細分割処理演算制御部16は、設定された制御テーブルに基づき、ワークメモリ部14及び細分割処理演算部15を制御して細分割処理を実行する。
【選択図】 図2
Description
曲面形式で表現されたオブジェクトを、ハードウェアを用いて高速に描画するためには、コントロールポイントから曲面上に存在する点を算出し、それらの点を連結することによってポリゴンモデルとして近似する方法が非常に有効である。また、ベジェ曲面には、コントロールポイント間の内分点を順次求めることにより、最終的に曲面上の点を算出できるという性質がある(詳細は後述)。この性質を利用して曲面図形を処理する従来技術として、「図形情報生成装置、画像処理装置、情報処理装置、図形情報生成方法及び記憶媒体」がある(特許文献1参照)。
また、本発明は、パラメトリック曲面における第1軸方向及び第2軸方向の細分割レベルが異なる場合であっても、3次元曲面生成の高速処理が可能な曲面細分割装置を提供することをも目的とする。
この構成によると、前記細分割処理演算手段において曲面を定義する制御点情報を細分割処理した後の新たな制御点情報を別のワークメモリ部に格納するのではなく、細分割処理を行った第1制御点情報に上書きして格納する。従って、細分割処理演算手段は、より小規模なワークメモリ部のメモリ容量で細分割処理を行うことが可能となる。
この構成においては、細分割処理演算手段における細分割処理の前後におけるメモリ番地が記述される制御テーブルを記憶する制御テーブル保持手段を備える。従って、演算制御部は、複雑な制御を行う必要がなくなり、演算量を削減することが可能となる。
この構成においては、細分割レベル決定手段において半整数値の細分割レベルを設定して、細分割回数が整数値か半整数値かを判定して、条件に合わせた制御点の選択を行う制御点選択手段を備えるために、細分割処理後のポリゴン生成手段におけるポリゴン生成数を急激に増加させることを防止して、ポリゴン生成における計算負荷を軽減することが可能となる。
また、細分割処理演算部で処理された結果を、そのデータが処理される前に格納されていたメモリアドレスから上書きすることや、再帰的な処理を用いることによって、より小規模なメモリ容量で実現することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る曲面細分割装置を、図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態1に係る曲面細分割装置10は、曲面情報入力受付部12、細分割レベル決定部13、ワークメモリ部14、細分割処理演算部15、及び細分割処理演算制御部16を備える。以下、それぞれの機能について詳細に説明する。
上述したように、有理ベジェ曲面には、コントロールポイント間の内分点を順次求めることによって、最終的に曲面上に存在する点を算出することができるという性質がある。以降では、この性質を利用して曲面上に存在する点を算出し、有理ベジェ曲面を複数の区分曲面パッチに分割する処理を、細分割処理と称す。
細分割レベルを予め決定しておき、全てのパッチを固定レベルで細分割する。細分割レベルの決定は非常に高速に行えるが、細かく分割されなければならないパッチが分割されなかったり、逆に細分割する必要のないパッチが分割されてしまうなど、処理効率が低下するという問題がある。
3次元CGにおいて、オブジェクトを描画するためには、仮想空間中に視点位置及び視線方向を決定する必要がある。ここで、視点に近い位置にあるオブジェクトは大きく表示される可能性が高く、視点から離れた位置にあるオブジェクトは小さく表示される可能性が高い。従って、視点に近いオブジェクトは細かく分割し、離れた位置のオブジェクトは粗く分割すると考えるのが自然である。そこで、視点位置からオブジェクトへの距離を算出し、算出された距離に応じて細分割レベルを動的に制御する。具体的には、例えば図5に示すような、視点からの距離とそれに対応する細分割レベルの関係を表すテーブルを用意しておき、そのテーブルを参照することによって、それぞれの曲面パッチに対する細分割レベルを決定する。例えば、図5においてML4<=Lの場合には5回の細分割処理を行うことを意味している。
(2)と同様の理由から、曲面パッチを仮想空間中に設置されたスクリーンに投影し、その表示面積に応じて細分割レベルを決定する。具体的には、(2)の例と同様に、スクリーン上での表示面積とそれに対応する細分割レベルの関係を表すテーブルを用意し、それを参照することによって、それぞれの曲面パッチに対する細分割レベルを決定すれば良い。
(2)や(3)の方法では、u、v方向に対して異なる細分割レベルを決定することができない。そこで、コントロールポイント間の距離を用いることにより、u、vそれぞれの方向に対する細分割レベルを決定する。例えば、図2において、以下の値をそれぞれ算出する。
LV=(|Q03−Q00|+|Q33−Q30|)/2
|・|は、2個のコントロールポイント間の距離を表す。そして、(2)や(3)の場合と同様に、LU、LVとそれに対応する細分割レベルの関係を表すテーブルを用意しておき、算出されたLUの値に基づいてu方向の細分割レベルを、LVの値に基づいてv方向の細分割レベルを決定する。
ゾーン0:j=0、1、2、3 k=0、1、2、3
ゾーン1:j=3、4、5、6 k=0、1、2、3
ゾーン2:j=0、1、2、3 k=3、4、5、6
ゾーン3:j=3、4、5、6 k=3、4、5、6
と定義する。尚、同一ゾーン内に格納されるデータは1個の曲面パッチを構成するコントロールポイントの集合である。
(1)初期状態
(2)u、vいずれかの方向のみ処理する場合
(3)u、v両方向処理する場合
以下で、それぞれの場合について述べる。
初期状態では、図6に示されるように、基本ブロック番号0、ゾーン0の位置に入力データが格納されている。従って、いずれの方向の処理を行う場合にも、このデータを読み出し、演算結果を基本ブロック番号0の領域に再び書き込む。従って、入力データが格納されていた領域は、新たに生成されたデータによって上書きされる。
u、vいずれかの方向のみ処理する場合には、細分割処理演算部15で処理された結果を、次の基本ブロック番号の領域に書き込む。従って、入出力アルゴリズムは以下のようになる。
(ロ)演算の結果生成されたデータを、基本ブロック番号(i+1)の領域に、j方向(又はk方向)に書き込む。
u、v両方向とも処理する場合には、u方向の演算処理結果は次の基本ブロック番号の領域に書き込む。続いて、v方向の処理では演算結果を同一の基本ブロック番号の領域に書き込む。従って、v方向処理前のデータが格納されていた領域は、新たに生成されたデータによって上書きされる。入出力アルゴリズムは以下の通りである。
(ロ)演算の結果生成されたデータを、基本ブロック(i+1)の領域に、j方向に書き込む。
(ニ)演算の結果生成されたデータを、基本ブロック(i+1)の領域に、k方向に書き込む。
図14は、本発明の細分割処理演算部15のu方向分割における基本的なアルゴリズムの説明図である。
図15(a)に示すように、k方向のメモリ領域に空きがある場合においては、同一基本ブロック上でデータ上書きを行う。また、図15(b)に示すように、k方向のメモリ領域に空きがない場合においては、次の基本ブロックにデータ書込みを行う。
細分割処理が終了した時点で、描画処理のために次段に転送される頂点データの構成には以下の3通りの場合が考えられる。
(b)v方向の頂点数がu方向の頂点数よりも多い場合
(c)u方向の頂点数とv方向の頂点数が等しい場合
それぞれの場合における頂点の構成を模式的に表現したものを図9に示す。図9(a)〜(c)が、上述した3通りの場合にそれぞれ対応している。また、黒点はベジェ曲面上にない頂点であり、白抜きの点は曲面上に存在する頂点である。CGにおいて、オブジェクトを描画するには、オブジェクトを構成する各頂点の輝度を計算するための法線ベクトルが必要である。従って、曲面を描画するにも、次段で曲面上に存在する各頂点における法線ベクトルを算出しなければならない。ここで、図9(a)及び(b)では、最終的に生成される頂点のうち、曲面上に存在する点は6個である。一方、図9(c)では、曲面上に存在する頂点が9個ある。これは次段でまとめて処理可能な法線ベクトルの数に、差があることを意味している。細分割レベルが同じであれば最終的に生成される頂点数は変わらないことを考慮すると、図9(a)及び(b)では、重複して計算する法線ベクトルの個数が多くなり、効率が悪い。また、重複計算を避けるためには算出した法線ベクトルを一時的に保持するバッファメモリを設ければよいが、メモリの規模が大きくなってしまうという問題がある。従って、できる限り図9(c)の構成で出力することが望ましい。この理由から、各制御テーブルはレベルの高い方向から処理を開始し、細分割レベルの低い方向で細分割処理を終了し、且つその直前にはそれと異なる方向で分割することが必要となるために、最終ステップでuv両方向の細分割処理を実行するように作成される。尚、u方向レベルとv方向レベルが同一である場合にはどちらの方向から処理を開始しても良い。
以下、本発明の実施の形態2に係る曲面細分割装置を、図面を参照しながら説明する。尚、本実施の形態2において、u方向とv方向で細分割レベル数が入れ替わっている細分割処理においては、同一の制御テーブルで実行するように制御でき、細分割処理演算制御部16の規模を縮小できることを特徴とする。
また、v方向レベルがu方向レベルよりも大きい場合(ステップS21がNOの場合)には、図15に示すように、データを反時計回りに90度回転させた並びでデータを格納する。すなわち、以下の関係が成り立つ(ステップS23)。
最後に、ステップS24において、決定された順序に従ってワークメモリ部14にデータを格納する(ステップS24)。そして、曲面情報の入力制御における一連の動作を終了する。尚、ワークメモリ部14、細分割処理演算部15、及び細分割処理演算制御部16の動作は上述した実施の形態1と同様である。
図19に示すように、u方向=2、v方向=1の細分割回数の制御テーブルと、u方向=1、v方向=2の細分割回数の制御テーブルを比較すると、下記の3つの点が異なる。
(1)基本ブロック番号iは変化しない。
(2)j列とk列はinput及びoutput共に列を入れ替える。
(3)Dに記載されている読み込み方向及び書き込み方向であるj列をk列を入れ替える。
次に、本発明の実施の形態3に係る曲面細分割装置を、図面を参照しながら説明する。尚、本実施の形態3においては、曲面細分割装置は、曲面上に存在する点を用いたポリゴンの構成方法を制御することによって、ポリゴン数の急激な増加を抑制するポリゴン生成部を備えることを特徴とする。
細分割処理を用いた曲面の描画では通常、生成されたコントロールポイントのうち、ベジェ曲面上に存在する頂点を連結することによってポリゴン近似を行う。例えば、図9(c)のような頂点データが得られたとすると、曲面パッチを図21(a)に示すように、8個の三角形ポリゴンに分割する。また、曲面パッチはuv方向に各1回細分割処理されると、4個のサブパッチに分割される(図4参照)。従って、uv方向に各1回細分割処理すると、最終的に生成されるポリゴン数は4倍になり、細分割レベルが大きくなるにつれて、ポリゴン数は急激に増大する。
11 曲面情報
12 曲面情報入力受付部
13 細分割レベル決定部
14 ワークメモリ部
15 細分割処理演算部
16 細分割処理演算制御部
16 制御テーブル格納部
20 制御テーブル
31 曲面情報入力制御部
41 ポリゴン生成部
Claims (27)
- 曲面の細分割回数を決定する細分割レベル決定手段と、
前記曲面の形状を定義する制御点情報と、細分割処理の中間結果及び最終結果とを格納するワークメモリ部と、
前記ワークメモリ部より前記曲面を定義する第1軸方向又は第2軸方向に隣接する一連の細分割処理前の制御点情報である第1制御点情報を読み出し、前記細分割処理を実行して生成した細分割処理後の新たな制御点情報である第2制御点情報を生成し、前記ワークメモリ部に書き込む細分割処理演算手段と、
前記細分割処理演算手段において細分割処理の演算が実行される前記第1制御点情報が格納されているワークメモリ部の第1メモリ番地、及び前記細分割処理演算手段において細分割処理が実行されることにより生成される前記第2制御点情報を格納する前記ワークメモリ部の第2メモリ番地を決定する演算制御手段とを備え、
前記細分割処理演算手段は、前記演算制御手段からの制御に従って、前記ワークメモリ部の前記第1メモリ番地に重複する前記第2メモリ番地に前記第2制御点情報を上書き可能である
ことを特徴とする曲面細分割装置。 - 前記演算制御手段は、細分割回数の多い軸方向の細分割処理を実行し、続いて前記細分割回数の少ない軸方向の前記細分割処理を実行する場合においては、前記細分割回数の少ない軸方向の前記細分割処理が実行されることにより生成される前記第2制御点情報を、前記細分割回数の少ない軸方向の前記細分割処理が実行される前に格納されていた前記ワークメモリ部の前記第1メモリ番地から上書きするように前記第2メモリ番地を決定する
ことを特徴とする請求項1記載の曲面細分割装置。 - 前記演算制御手段は、さらに、細分割処理により順次生成される曲面の形状を定義する制御点情報を再帰的に処理するように、前記演算手段に入力する前記制御点情報が格納されているワークメモリ部の第1メモリ番地、及び前記細分割処理演算手段において細分割処理が実行されることにより生成される前記制御点情報を格納する前記第2メモリ番地を決定する
ことを特徴とする請求項1記載の曲面細分割装置。 - 前記演算制御手段は、さらに、前記細分割レベル決定手段において決定された前記曲面を定義する前記第1軸方向及び前記第2軸方向の前記細分割回数を比較し、細分割回数の少ない軸方向より前記細分割処理を終了し、且つ当該細分割処理の1つ以前の細分割処理においては当該軸方向と異なる軸方向で前記細分割処理を行うように前記細分割処理演算手段の動作を制御する
ことを特徴とする請求項1記載の曲面細分割装置。 - 前記演算制御手段は、さらに、前記細分割レベル決定手段において決定された前記曲面を定義する前記第1軸方向及び前記第2軸方向の前記細分割回数を比較し、前記細分割回数の多い軸方向より前記細分割処理を開始するように前記細分割処理演算手段の動作を制御する
ことを特徴とする請求項1記載の曲面細分割装置。 - 前記演算制御手段は、さらに、曲面を定義する第1軸方向及び第2軸方向における細分割回数を比較し、前記細分割回数の多い方の値から、前記細分割回数の少ない方の値を減算して差分値を算出し、細分割処理の開始から、算出された前記差分値の回数だけ連続して前記細分割回数の多い方と判定された軸方向に、前記細分割処理を実行するように前記細分割処理演算手段の動作を制御する
ことを特徴とする請求項1記載の曲面細分割装置。 - 前記細分割処理演算手段は、2個の制御点の中点を算出する手段を基本単位として、前記基本単位を並列及び直列に組み合わせることで前記曲面の細分割処理を行う
ことを特徴とする請求項1記載の曲面細分割装置。 - 前記曲面細分割装置は、さらに、
前記細分割レベル決定手段において決定される細分割回数の組み合わせについて、前記演算手段に入力する前記第1制御点情報が格納されている前記ワークメモリ部の前記第1メモリ番地、及び前記細分割処理演算手段において細分割処理が実行されることにより生成される前記第2制御点情報を格納する前記ワークメモリ部の前記第2メモリ番地を、前記細分割処理の開始から終了まで処理順に記述した制御テーブルを保持する制御テーブル保持手段を備え、
前記演算制御手段は、前記制御テーブルを参照して、前記第1メモリ番地及び前記第2メモリ番地を決定する
ことを特徴とする請求項1記載の曲面細分割装置。 - 前記演算制御手段は、前記第1軸方向及び前記第2軸方向の細分割回数が入れ替わっている場合においては、同一の制御テーブルを参照して前記細分割処理演算手段に前記第1メモリ番地及び前記第2メモリ番地を指定する
ことを特徴とする請求項8記載の曲面細分割装置。 - 前記曲面細分割装置は、さらに、
前記細分割レベル決定手段において決定された前記第1軸方向及び前記第2軸方向の細分割回数の大小に応じて、曲面の形状を定義する制御点情報の前記ワークメモリ部への格納順序を制御する曲面情報入力制御手段を備える
ことを特徴とする請求項9記載の曲面細分割装置。 - 前記曲面情報入力制御手段は、前記第1軸方向の細分割回数が前記第2軸方向の細分割回数よりも大きい又は等しい場合には、前記ワークメモリ部の先頭アドレスから、曲面の形状を定義する制御点情報を、前記制御点情報に付与された第2軸方向のインデックスの小さい方から順に、また前記第2軸方向のインデックスが等しければ第1軸方向の前記インデックスの小さい方から順に格納し、
前記第2軸方向の細分割回数が前記第1軸方向の細分割回数よりも大きい場合には、前記ワークメモリ部の先頭アドレスから、前記制御点情報に付与された前記第1軸方向のインデックスの大きい方から順に、また前記第1軸方向のインデックスが等しければ前記第2軸方向のインデックスの小さい方から順に格納する
ことを特徴とする請求項10記載の曲面細分割装置。 - 前記細分割処理演算手段が前記第1軸方向と前記第2軸方向の細分割回数が入れ替わっている制御テーブルを用いて細分割処理を行う場合には、
前記曲面情報入力手段は、制御テーブルの書き換えを行い、
前記細分割処理演算手段は、前記書き換え後の前記制御テーブルを用いて細分割処理を行う
ことを特徴とする請求項9記載の曲面細分割装置。 - 前記曲面情報入力手段は、前記制御テーブルの基本ブロック以外のインプットとアウトプットの列を入れ替えて、且つ読み込み方向と書き込み方向とを書き換える
ことを特徴とする請求項12記載の曲面細分割装置。 - 前記細分割レベル決定手段は、前記細分割処理演算手段における細分割回数として、整数値でない細分割回数を設定可能である
ことを特徴とする請求項1記載の曲面細分割装置。 - 前記曲面細分割装置は、さらに、
前記細分割処理演算手段における細分割回数が整数値又は半整数値であるか否かを判定して、ポリゴン生成における制御点を選択する制御点選択手段と、
前記制御点選択手段において選択された制御点を用いてポリゴンを生成するポリゴン生成手段とを備える
ことを特徴とする請求項14記載の曲面細分割装置。 - 前記制御点選択手段は、前記細分割回数が前記第1軸方向及び前記第2軸方向のいずれの方向も整数値であると判定した場合においては、前記曲面上に存在する全ての制御点を選択し、
前記ポリゴン生成手段は、前記制御点選択手段において選択された近接する前記制御点を連結することにより前記ポリゴンを生成する
ことを特徴とする請求項14記載の曲面細分割装置。 - 前記制御点選択手段は、曲面を定義する前記第1軸方向又は前記第2軸方向のいずれかの方向のみが半整数値である場合には、前記曲面上に存在する制御点のうち、前記曲面の4隅に存在する制御点と、前記曲面のエッジ上に存在しない制御点と、前記細分割回数が半整数値でない軸方向のエッジ上に存在する制御点とを選択し、
前記ポリゴン生成手段は、前記制御点選択手段において選択された近接する制御点を連結することにより前記ポリゴンを生成する
ことを特徴とする請求項14記載の曲面細分割装置。 - 前記制御点選択手段は、曲面を定義する第1軸方向及び第2軸方向のいずれの方向も半整数値である場合には、前記曲面上に存在する制御点のうち、前記曲面の4隅に存在する前記制御点、及び前記曲面のエッジ上に存在しない前記制御点を選択し、
前記ポリゴン生成手段は、前記制御点選択手段において選択された近接する制御点を連結することによってポリゴンを生成する
ことを特徴とする請求項14記載の曲面細分割装置。 - 前記制御点選択手段は、前記曲面が四角形状であり、且つ前記第1軸方向及び前記第2軸方向が半整数値である場合においては、前記曲面の四隅及び前記四角形状のエッジ上に存在しない制御点を選択し、
前記ポリゴン生成手段は、前記エッジ上に存在しない制御点と、前記四隅に位置する制御点を連結することにより前記ポリゴンを生成する
ことを特徴とする請求項14記載の曲面細分割装置。 - 前記曲面は、有理又は非有理ベジェ曲面である
ことを特徴とする請求項1から請求項19のいずれか1項に記載の曲面細分割装置。 - 曲面の細分割回数を決定する細分割レベル決定手段と、
前記曲面の形状を定義する制御点情報と、細分割処理の中間結果及び最終結果を格納するワークメモリ部と、
前記ワークメモリ部より前記曲面を定義する第1軸方向又は第2軸方向に隣接する一連の細分割処理前の制御点情報である第1制御点情報を読み出し、前記細分割処理を実行して生成した細分割処理後の新たな制御点情報である第2制御点情報を生成し、前記ワークメモリ部に書き込む細分割処理演算手段と、
前記細分割処理演算手段において細分割処理の演算が実行される前記第1制御点情報が格納されているワークメモリ部の第1メモリ番地、及び前記細分割処理演算手段において細分割処理が実行されることにより生成される前記第2制御点情報を格納する前記ワークメモリ部の第2メモリ番地を決定する演算制御手段とを備え、
前記細分割処理演算手段は、前記演算制御手段からの制御に従って、前記ワークメモリ部の前記第1メモリ番地に重複する前記第2メモリ番地に前記第2制御点情報を上書き可能であり、
前記細分割レベル決定手段は、前記細分割処理演算手段における細分割回数として、整数値でない細分割回数を設定可能である
ことを特徴とする曲面細分割装置。 - 前記曲面細分割装置は、さらに、
前記細分割処理演算手段における細分割回数が整数値又は半整数値であるか否かを判定して、ポリゴン生成における制御点を選択する制御点選択手段と、
前記制御点選択手段において選択された制御点を用いてポリゴンを生成するポリゴン生成手段とを備える
ことを特徴とする請求項21記載の曲面細分割装置。 - 前記制御点選択手段は、前記細分割回数が前記第1軸方向及び前記第2軸方向のいずれの方向も整数値であると判定した場合においては、前記曲面上に存在する全ての制御点を選択し、
前記ポリゴン生成手段は、前記制御点選択手段において選択された近接する前記制御点を連結することにより前記ポリゴンを生成する
ことを特徴とする請求項21記載の曲面細分割装置。 - 前記制御点選択手段は、曲面を定義する前記第1軸方向又は前記第2軸方向のいずれかの方向のみが半整数値である場合には、前記曲面上に存在する制御点のうち、前記曲面の4隅に存在する制御点と、前記曲面のエッジ上に存在しない制御点と、前記細分割回数が半整数値でない軸方向のエッジ上に存在する制御点とを選択し、
前記ポリゴン生成手段は、前記制御点選択手段において選択された近接する制御点を連結することにより前記ポリゴンを生成する
ことを特徴とする請求項21記載の曲面細分割装置。 - 前記制御点選択手段は、曲面を定義する第1軸方向及び第2軸方向のいずれの方向も半整数値である場合には、前記曲面上に存在する制御点のうち、前記曲面の4隅に存在する前記制御点、及び前記曲面のエッジ上に存在しない前記制御点を選択し、
前記ポリゴン生成手段は、前記制御点選択手段において選択された近接する制御点を連結することによってポリゴンを生成する
ことを特徴とする請求項21記載の曲面細分割装置。 - 曲面の細分割回数を決定する細分割レベル決定ステップと、
前記曲面の形状を定義する制御点情報と、細分割処理の中間結果及び最終結果を格納するワークメモリ部より前記曲面を定義する第1軸方向又は第2軸方向に隣接する一連の細分割処理前の制御点情報である第1制御点情報を読み出し、前記細分割処理を実行して生成した細分割処理後の新たな制御点情報である第2制御点情報を生成し、前記ワークメモリ部に書き込む細分割処理演算ステップと、
前記細分割処理演算ステップにおいて細分割処理の演算が実行される前記第1制御点情報が格納されているワークメモリ部の第1メモリ番地、及び前記細分割処理演算ステップにおいて細分割処理が実行されることにより生成される前記第2制御点情報を格納する前記ワークメモリ部の第2メモリ番地を決定する演算制御ステップとを含み、
前記細分割処理演算ステップにおいては、前記演算制御ステップにおける制御に従って、前記ワークメモリ部の前記第1メモリ番地に重複する前記第2メモリ番地に前記第2制御点情報を上書き可能である
ことを特徴とする曲面細分割方法。 - 曲面の細分割回数を決定する細分割レベル決定ステップと、
前記曲面の形状を定義する制御点情報と、細分割処理の中間結果及び最終結果を格納するワークメモリ部より前記曲面を定義する第1軸方向又は第2軸方向に隣接する一連の細分割処理前の制御点情報である第1制御点情報を読み出し、前記細分割処理を実行して生成した細分割処理後の新たな制御点情報である第2制御点情報を生成し、前記ワークメモリ部に書き込む細分割処理演算ステップと、
前記細分割処理演算ステップにおいて細分割処理の演算が実行される前記第1制御点情報が格納されているワークメモリ部の第1メモリ番地、及び前記細分割処理演算ステップにおいて細分割処理が実行されることにより生成される前記第2制御点情報を格納する前記ワークメモリ部の第2メモリ番地を決定する演算制御ステップとをコンピュータに実行させ、
前記細分割処理演算ステップにおいては、前記演算制御ステップにおける制御に従って、前記ワークメモリ部の前記第1メモリ番地に重複する前記第2メモリ番地に前記第2制御点情報を上書き可能である
ことを特徴とするプログラム。
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JP4479957B2 (ja) | 2010-06-09 |
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