JP2005054820A - ホースプロテクタおよびホース接続方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧入作業を確実に行うことができる新規なホースプロテクタを提供すること。
【解決手段】弾性を有した弾性ホース2の外周に緩く装着されて弾性ホースを保護するホースプロテクタ4において、ホースプロテクタ4の管状の先端部の一部を軸方向に延ばしてセンサ部41を形成した。
このホースプロテクタ4にあっては、弾性ホース2にヒータパイプ12を圧入させた際に、バルジ部12bがセンサ部41と径方向で重なる位置に達したことを圧入抵抗の変化により知ることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】弾性を有した弾性ホース2の外周に緩く装着されて弾性ホースを保護するホースプロテクタ4において、ホースプロテクタ4の管状の先端部の一部を軸方向に延ばしてセンサ部41を形成した。
このホースプロテクタ4にあっては、弾性ホース2にヒータパイプ12を圧入させた際に、バルジ部12bがセンサ部41と径方向で重なる位置に達したことを圧入抵抗の変化により知ることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾性ホースを保護する環状のホースプロテクタ、ならびに、このホースプロテクタにより保護されたゴムホースなどの弾性ホースに、パイプ、コネクタなどの管状の接続管の端部を圧入させてクランプ部材により締め付けるホース接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パイプなどの管状の接続管の端部を、ゴムホースなどの弾性ホースの先端部に圧入させるホース接続構造にあっては、接続管の端部に外周を外側に拡径させたバルジ部を設け、このバルジ部を弾性ホースの先端部に圧入させるとともに、このバルジ部を越えて弾性ホースの先端部と接続管の先端部とがラップしている部分を弾性ホースの外側からクランプ部材により締め付けることが行われている。また、弾性ホースの外周に、保護用のホースプロテクタを装着することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来のホース接続構造にあっては、ホース先端部への圧入作業およびクランプ部材による締付作業を目視しにくい部位で行う場合、ホース端部に対する接続管の圧入量が不足するなど圧入作業が不確実となったり、クランプ部材による締付位置がバルジ部と重なるなど不適切な位置となって締付作業が不確実になったりするおそれがあった。
【0004】
本発明は、上述した従来の問題点に着目して成されたもので、圧入作業を確実に行うことができる新規なホースプロテクタを提供すること、ならびに、圧入作業およびクランプ部材の締付作業を確実に行うことができるホース接続方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、請求項1に記載のホースプロテクタは、
管状に形成され、弾性を有した弾性ホースの外周に緩く装着されて弾性ホースを保護するホースプロテクタにおいて、
前記ホースプロテクタの管状の先端部の一部を軸方向に延ばしてセンサ部を形成したことを特徴とする手段とした。
同じく上述の目的を達成するため、請求項2に記載のホース接続方法は、
請求項1に記載のホースプロテクタを用いて、先端部に外径方向に拡径したバルジ部を有した管状の接続管の先端部を、弾性を有した弾性ホースの先端部に圧入させ、前記接続管が圧入されている部分の弾性ホースの外周をクランプ部材で締め付けて弾性ホースと接続管とを接続させるホース接続方法であって、
前記弾性ホースの外周に請求項1に記載のホースプロテクタを装着するとともに、前記弾性ホースの先端を前記ホースプロテクタの先端から予め決められた必要ラップ代に相当する量だけ突出させ、さらに、このホースプロテクタの先端から突出された弾性ホースの先端部に、前記弾性ホースの外径よりも大径であり、かつ、前記ホースプロテクタの外径よりも小径である拡径状態に維持したクランプ部材を装着する組付工程と、
前記弾性ホースに装着したクランプ部材が脱落しないように弾性ホースの先端部を一般部よりも高くした状態に維持したまま、前記接続管の先端部を、弾性ホース端部に圧入させる圧入工程と、
前記接続管のバルジ部がホースプロテクタのセンサ部の位置に径方向で重なることで圧入抵抗が増大した時点で圧入を停止する圧入停止工程と、
前記弾性ホースの先端部に装着された拡径状態のクランプ部材を縮径させて弾性ホースを締め付けるクランプ部材締付工程と、
を順に実行することを特徴とする手段とした。
【0006】
【発明の作用および効果】
本発明のホースプロテクタを用いて本発明の接続方法により接続管と弾性ホースとを接続する手順を説明する。
(組付工程)
この組付工程にあっては、弾性ホースの外周にホースプロテクタを装着するとともに、弾性ホースの先端をホースプロテクタの先端から予め決められた必要ラップ代に相当する量だけ目視により突出させ、さらに、このホースプロテクタの先端から突出された弾性ホースの先端部に、拡径状態に維持されたクランプ部材を装着し、これにより、弾性ホースとホースプロテクタとクランプ部材とを1つに組み付ける。
(圧入工程)
この圧入工程にあっては、拡径状態のクランプ部材が脱落しないように弾性ホースの先端部を弾性ホースの一般部よりも高くした状態に維持したままで、接続管の先端部を、弾性ホース端部に圧入させる。
(圧入停止工程)
この圧入停止工程にあっては、上記圧入作業を実行することにより接続管のバルジ部がホースプロテクタのセンサ部の位置に径方向で重なる位置まで達することで圧入抵抗が増大した時点で圧入を停止する。
すなわち、接続管を弾性ホースに圧入させると、接続管のバルジ部により弾性ホースは拡径方向に弾性変形される。ところが、このバルジ部が、ホースプロテクタのセンサ部に重なる位置まで達すると、弾性ホースの拡径方向の弾性変形がセンサ部により一部分だけ規制される。このため、圧入抵抗が、バルジ部がセンサ部に達する前の時点に比べて増大するもので、この圧入抵抗の増大を感じた時点で作業者は圧入作業を終了する。
このように、本発明のホースプロテクタにあっては、圧入作業の終了時点を、目視することなく圧入抵抗の変化により認識できる。
また、バルジ部にホースプロテクタが径方向で重なると、弾性ホースの拡径方向の弾性変形がホースプロテクタにより規制されて弾性ホースに剪断方向力が作用するが、本発明のホースプロテクタにあっては、弾性ホースの弾性変形を規制するセンサ部はホースプロテクタの一部のみに形成しているために、弾性ホースに対して剪断方向に作用する力を弱くして弾性ホースの耐久性に悪影響を与えないようにできる。
(クランプ部材締付工程)
このクランプ部材締付工程では、予め、弾性ホースの先端部に装着していた拡径状態のクランプ部材を縮径させて弾性ホースを締め付ける。
このとき、接続管は、バルジ部がセンサ部と重なる位置に達するまで確実に圧入されて、必要なラップ代が確保されており、また、クランプ部材は、ホースプロテクタと重なることなくセンサ部よりも弾性ホースの先端側に配置されているため、バルジ部と重なることもなく、よって、適正な位置に締め付けることができる。
なお、このクランプ部材は、ねじを回して拡径・縮径を行うものや、クランプ部材の拡径状態を維持する係止を外すと自動的に縮径されるものなど、各種用いることができるもので、係止を外すタイプでは、この締付作業を目視することなく行うことができる。
【0007】
以上説明したように、本発明のホースプロテクタでは、接続管の適正な圧入量を知ることができるとともに、弾性ホースに大きな剪断力がかからないようにできる新規なホースプロテクタを提供することができる。
また、このホースプロテクタを用いたホース接続方法にあっては、目視しなくても適正な量だけ接続管を弾性ホースに圧入させることができるとともに、適正な位置にクランプ部材を締め付けることができ、作業性・信頼性を向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施の形態のホースプロテクタを用いたホース接続状態を示す側面図、図2は同状態を示す斜視図である。
この実施形態は、自動車の図外のエンジンとヒータユニット1とで冷却水を循環させる管路において、ヒータユニット1への弾性ホース2,2の接続に適用したものである。
前記ヒータユニット1は、複数の取付ブラケット11において図外の車体にボルト止めされ、このヒータユニット1の下部からは、特許請求の範囲の接続管としての2本のヒータパイプ12,12が、下方に突出して設けられている。なお、前記ヒータパイプ12,12の先端部には、外径方向に拡径したバルジ部12b,12bが設けられている。
一方、図外のエンジンから2本のエンジン側パイプ13,13が前記ヒータユニット1の下方まで略水平方向に延在されている。なお、前記エンジン側パイプ13,13は、図外のエンジン側から延びる支持ブラケット14により支持されている。なお、前記エンジン側パイプ13,13の先端部にも、外径方向に拡径したバルジ部13b,13bが設けられている。
なお、図外のエンジンは、車体に対して変位することがあるため、この変位を吸収するために上述のようにエンジン側パイプ13,13とヒータパイプ12,12とを弾性ホース2,2により接続するものである。
【0009】
これらエンジン側パイプ13,13と前記ヒータパイプ12,12とが、それぞれ弾性ホース2,2により接続されているもので、その接続構造について説明する。
前記ヒータパイプ12,12ならびにエンジン側パイプ13,13の先端部が、前記弾性ホース2,2の端部から所定のラップ代m1〜m3を確保して圧入されている。
また、各パイプ12,13と弾性ホース2とがラップしているラップ部Lの外周であってバルジ部12b,13bが配置されている部位よりも弾性ホース2の先端側の位置にクランプ部材3が装着されて弾性ホース2を締め付けている。
【0010】
ここで、前記クランプ部材3について説明すると、前記クランプ部材3は、図3に示すように、アウタ部材31とインナ部材32とを有している。前記アウタ部材31は、環状のばね材を切断してCの字状に拡径可能に形成されている。前記インナ部材32は、前記アウタ部材31の内周に装着され、環状の両端部には相互に径脱可能な係止片32a,32bならびに摘み部32c,32dを有している。したがって、両部材31,32を同図(a)に示すように拡径した状態で両係止片32a,32bを係止させるとこの拡径状態に維持され、両摘み部32c,32dにより両係止片32a,32bを軸方向に変位させて両者の係止を外すと同図(b)に示すように縮径される構成となっている。
そして、前記クランプ部材3は、縮径状態では、前記弾性ホース2を締め付けることができる内径に形成されている一方、拡径状態では、クランプ部材3の内周は、弾性ホース2の外径よりも大径となるとともに、後述するホースプロテクタ4の外径よりは小径となる寸法に形成されている。
【0011】
図1,2に示すように、前記弾性ホース2の外周には、前記ラップ部Lとほぼ重ならない位置において、この弾性ホース2を他の車両部品との接触から保護するための樹脂あるいは金属により管状に形成されたホースプロテクタ4が装着されている。なお、このホースプロテクタ4は、その内径が前記弾性ホース2の外径よりも僅かに大きく形成されていて、弾性ホース2の外周に緩く嵌められて装着されている。
さらに、前記ホースプロテクタ4において、実施の形態の接続方法を実施するヒータパイプ12と弾性ホース2との接続部分側の端部には、管状の先端部の一部が軸方向に延びてセンサ部41が形成されている。
前記ホースプロテクタ4は、図示の接続状態では、前記センサ部41がヒータパイプ12のバルジ部12bに径方向で重なり、他の一般部はバルジ部12bと径方向で重ならないように配置されている。
なお、この図示の例では、ホースプロテクタ4の端部を斜めにカットすることによりセンサ部41が形成されているが、このセンサ部41の形状はこの形状に限定されるものではなく、図4に示すように、前記ホースプロテクタ4の一部のみを延ばしてセンサ部241,341を形成してもよい。
【0012】
以上説明した接続状態において、前記弾性ホース2とエンジン側パイプ13,13との接続部位は、目視しやすい部位であるのに対し、前記弾性ホース2とヒータパイプ12,12との接続部位は、ヒータユニット1の陰になって目視しにくい部位となっている。
そこで、本実施の形態のホース接続方法は、前記弾性ホース2とヒータパイプ12,12との接続に適用するもので、その手順を説明する。
【0013】
(組付工程)
この組付工程にあっては、弾性ホース2の外周にホースプロテクタ4を装着するとともに、弾性ホース2の先端をホースプロテクタ4の先端から予め決められたラップ代m1,m2に相当する量だけ目視により突出させる。
さらに、このホースプロテクタ4の先端から突出された弾性ホース2の先端部に係止片32a,32bを係止させた拡径状態のクランプ部材3を装着し、これにより、弾性ホース2とホースプロテクタ4とクランプ部材3とを1つに組み付ける。
【0014】
(圧入工程)
この圧入工程にあっては、クランプ部材3が脱落しないように弾性ホース2の先端部を弾性ホース2の一般部よりも高くした状態に維持したままで、ヒータパイプ12に対して弾性ホース2を下方から押し上げるようにして、ヒータパイプ12の先端部を、弾性ホース2の端部に圧入させる。
【0015】
(圧入停止工程)
この圧入停止工程にあっては、上記圧入作業を実行することによりヒータパイプ12のバルジ部12bがホースプロテクタ4のセンサ部41の位置に径方向で重なる位置まで達すると、バルジ部12bによる弾性ホース2の弾性変形がセンサ部41により一部規制されることになり圧入抵抗が増大する。このように、圧入抵抗が増大した時点で圧入を停止する。
すなわち、ヒータパイプ12を弾性ホース2に圧入させたときには、バルジ部12bにより弾性ホース2は拡径方向に弾性変形される。ところが、このバルジ部12bが、ホースプロテクタ4のセンサ部41に重なる位置まで達すると、弾性ホース2の拡径方向の弾性変形がセンサ部41により一部分だけ規制され、その反力が圧入抵抗として作用する。このため、圧入抵抗が、バルジ部12bがセンサ部41に達する前の時点に比べて増大するもので、この圧入抵抗の増大を感じた時点で作業者は圧入作業を終了する。
したがって、作業者は、目視しなくてもその圧入抵抗の変化によりバルジ部12bがセンサ部41に達したこと、すなわちヒータパイプ12と弾性ホース2とのラップ量が適正なラップ代m1〜m2となったことを知ることができる。
また、バルジ部12bの全周にホースプロテクタ4が重なると、弾性ホース2の拡径方向の弾性変形がホースプロテクタ4により規制されて弾性ホース2に剪断力が作用するが、本実施の形態では、弾性ホース2の弾性変形を規制するセンサ部41はホースプロテクタ4の一部のみに形成しているために、作用する剪断力を反対側に逃がすころで弱め、弾性ホース2の耐久性に悪影響を与えないようにできる。
【0016】
(クランプ部材締付工程)
このクランプ部材締付工程では、予め、弾性ホース2の先端部に装着していた拡径状態のクランプ部材3の係止片32a,32bの係止を外して縮径状態に変位させる。
このとき、ヒータパイプ12は、バルジ部12bがセンサ部41と重なる位置に達するまで確実に圧入されて、適正なラップ代m1,m2が確保されており、また、クランプ部材3は、ホースプロテクタ4と重なることなくセンサ部41よりも先端側に配置されているため、バルジ部12bと重なることもなく、よって、図示のように適正な位置に締め付けることができる。
この締付作業は、クランプ部材3の摘み部32c,32dを相互に軸方向に変位させて係止片32a,32bの係止を外すだけであり、目視することなく行うことができる。
なお、上述のように弾性ホース2,2の一端をヒータパイプ12,12に接続させた後に、弾性ホース2,2の他端をエンジン側パイプ13,13に接続させるが、この部位は目視しやすい部位であるため、従来からの方法に基づいて接続させるものであり、その手順の説明は省略する。
【0017】
以上説明したように、本実施の形態のホースプロテクタ4にあっては、センサ部41を設けたため、弾性ホース12に対するヒータパイプ12の適正な圧入量を検出することができるもので、このような新規なホースプロテクタを提供することができるという効果が得られる。
また、このホースプロテクタ4を用いたホース接続方法にあっては、目視しなくてもヒータパイプ12を弾性ホース2に適正な量だけ圧入させることができるとともに、適正な位置にクランプ部材3を締め付けることができ、従来と比較して作業性・信頼性を向上させることができるという効果が得られる。
【0018】
以上、本発明の実施の形態を図面に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0019】
例えば、実施の形態では、自動車のヒータユニットとエンジンとで冷却水を循環させる管路に適用した例を示したが、本発明のホースプロテクタは、接続管に弾性ホースを接続させる構成であれば、自動車以外の車両や、産業機器などあらゆる分野に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のホースプロテクタを用いたホース接続状態を示す側面図である。
【図2】実施の形態のホースプロテクタを用いたホース接続状態を示す斜視図である。
【図3】クランプ部材を示す正面図であって、(a)は締付状態、(b)は緩め状態を示している。
【図4】クランプ部材の他の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ヒータユニット
11 取付ブラケット
12 ヒータパイプ(接続管)
12b バルジ部
13 エンジン側パイプ
13b バルジ部
14 支持ブラケット
2 弾性ホース
3 クランプ部材
31 アウタ部材
32 インナ部材
32a,32b 係止片
4 ホースプロテクタ
41 センサ部
241 センサ部
341 センサ部
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾性ホースを保護する環状のホースプロテクタ、ならびに、このホースプロテクタにより保護されたゴムホースなどの弾性ホースに、パイプ、コネクタなどの管状の接続管の端部を圧入させてクランプ部材により締め付けるホース接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パイプなどの管状の接続管の端部を、ゴムホースなどの弾性ホースの先端部に圧入させるホース接続構造にあっては、接続管の端部に外周を外側に拡径させたバルジ部を設け、このバルジ部を弾性ホースの先端部に圧入させるとともに、このバルジ部を越えて弾性ホースの先端部と接続管の先端部とがラップしている部分を弾性ホースの外側からクランプ部材により締め付けることが行われている。また、弾性ホースの外周に、保護用のホースプロテクタを装着することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来のホース接続構造にあっては、ホース先端部への圧入作業およびクランプ部材による締付作業を目視しにくい部位で行う場合、ホース端部に対する接続管の圧入量が不足するなど圧入作業が不確実となったり、クランプ部材による締付位置がバルジ部と重なるなど不適切な位置となって締付作業が不確実になったりするおそれがあった。
【0004】
本発明は、上述した従来の問題点に着目して成されたもので、圧入作業を確実に行うことができる新規なホースプロテクタを提供すること、ならびに、圧入作業およびクランプ部材の締付作業を確実に行うことができるホース接続方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、請求項1に記載のホースプロテクタは、
管状に形成され、弾性を有した弾性ホースの外周に緩く装着されて弾性ホースを保護するホースプロテクタにおいて、
前記ホースプロテクタの管状の先端部の一部を軸方向に延ばしてセンサ部を形成したことを特徴とする手段とした。
同じく上述の目的を達成するため、請求項2に記載のホース接続方法は、
請求項1に記載のホースプロテクタを用いて、先端部に外径方向に拡径したバルジ部を有した管状の接続管の先端部を、弾性を有した弾性ホースの先端部に圧入させ、前記接続管が圧入されている部分の弾性ホースの外周をクランプ部材で締め付けて弾性ホースと接続管とを接続させるホース接続方法であって、
前記弾性ホースの外周に請求項1に記載のホースプロテクタを装着するとともに、前記弾性ホースの先端を前記ホースプロテクタの先端から予め決められた必要ラップ代に相当する量だけ突出させ、さらに、このホースプロテクタの先端から突出された弾性ホースの先端部に、前記弾性ホースの外径よりも大径であり、かつ、前記ホースプロテクタの外径よりも小径である拡径状態に維持したクランプ部材を装着する組付工程と、
前記弾性ホースに装着したクランプ部材が脱落しないように弾性ホースの先端部を一般部よりも高くした状態に維持したまま、前記接続管の先端部を、弾性ホース端部に圧入させる圧入工程と、
前記接続管のバルジ部がホースプロテクタのセンサ部の位置に径方向で重なることで圧入抵抗が増大した時点で圧入を停止する圧入停止工程と、
前記弾性ホースの先端部に装着された拡径状態のクランプ部材を縮径させて弾性ホースを締め付けるクランプ部材締付工程と、
を順に実行することを特徴とする手段とした。
【0006】
【発明の作用および効果】
本発明のホースプロテクタを用いて本発明の接続方法により接続管と弾性ホースとを接続する手順を説明する。
(組付工程)
この組付工程にあっては、弾性ホースの外周にホースプロテクタを装着するとともに、弾性ホースの先端をホースプロテクタの先端から予め決められた必要ラップ代に相当する量だけ目視により突出させ、さらに、このホースプロテクタの先端から突出された弾性ホースの先端部に、拡径状態に維持されたクランプ部材を装着し、これにより、弾性ホースとホースプロテクタとクランプ部材とを1つに組み付ける。
(圧入工程)
この圧入工程にあっては、拡径状態のクランプ部材が脱落しないように弾性ホースの先端部を弾性ホースの一般部よりも高くした状態に維持したままで、接続管の先端部を、弾性ホース端部に圧入させる。
(圧入停止工程)
この圧入停止工程にあっては、上記圧入作業を実行することにより接続管のバルジ部がホースプロテクタのセンサ部の位置に径方向で重なる位置まで達することで圧入抵抗が増大した時点で圧入を停止する。
すなわち、接続管を弾性ホースに圧入させると、接続管のバルジ部により弾性ホースは拡径方向に弾性変形される。ところが、このバルジ部が、ホースプロテクタのセンサ部に重なる位置まで達すると、弾性ホースの拡径方向の弾性変形がセンサ部により一部分だけ規制される。このため、圧入抵抗が、バルジ部がセンサ部に達する前の時点に比べて増大するもので、この圧入抵抗の増大を感じた時点で作業者は圧入作業を終了する。
このように、本発明のホースプロテクタにあっては、圧入作業の終了時点を、目視することなく圧入抵抗の変化により認識できる。
また、バルジ部にホースプロテクタが径方向で重なると、弾性ホースの拡径方向の弾性変形がホースプロテクタにより規制されて弾性ホースに剪断方向力が作用するが、本発明のホースプロテクタにあっては、弾性ホースの弾性変形を規制するセンサ部はホースプロテクタの一部のみに形成しているために、弾性ホースに対して剪断方向に作用する力を弱くして弾性ホースの耐久性に悪影響を与えないようにできる。
(クランプ部材締付工程)
このクランプ部材締付工程では、予め、弾性ホースの先端部に装着していた拡径状態のクランプ部材を縮径させて弾性ホースを締め付ける。
このとき、接続管は、バルジ部がセンサ部と重なる位置に達するまで確実に圧入されて、必要なラップ代が確保されており、また、クランプ部材は、ホースプロテクタと重なることなくセンサ部よりも弾性ホースの先端側に配置されているため、バルジ部と重なることもなく、よって、適正な位置に締め付けることができる。
なお、このクランプ部材は、ねじを回して拡径・縮径を行うものや、クランプ部材の拡径状態を維持する係止を外すと自動的に縮径されるものなど、各種用いることができるもので、係止を外すタイプでは、この締付作業を目視することなく行うことができる。
【0007】
以上説明したように、本発明のホースプロテクタでは、接続管の適正な圧入量を知ることができるとともに、弾性ホースに大きな剪断力がかからないようにできる新規なホースプロテクタを提供することができる。
また、このホースプロテクタを用いたホース接続方法にあっては、目視しなくても適正な量だけ接続管を弾性ホースに圧入させることができるとともに、適正な位置にクランプ部材を締め付けることができ、作業性・信頼性を向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施の形態のホースプロテクタを用いたホース接続状態を示す側面図、図2は同状態を示す斜視図である。
この実施形態は、自動車の図外のエンジンとヒータユニット1とで冷却水を循環させる管路において、ヒータユニット1への弾性ホース2,2の接続に適用したものである。
前記ヒータユニット1は、複数の取付ブラケット11において図外の車体にボルト止めされ、このヒータユニット1の下部からは、特許請求の範囲の接続管としての2本のヒータパイプ12,12が、下方に突出して設けられている。なお、前記ヒータパイプ12,12の先端部には、外径方向に拡径したバルジ部12b,12bが設けられている。
一方、図外のエンジンから2本のエンジン側パイプ13,13が前記ヒータユニット1の下方まで略水平方向に延在されている。なお、前記エンジン側パイプ13,13は、図外のエンジン側から延びる支持ブラケット14により支持されている。なお、前記エンジン側パイプ13,13の先端部にも、外径方向に拡径したバルジ部13b,13bが設けられている。
なお、図外のエンジンは、車体に対して変位することがあるため、この変位を吸収するために上述のようにエンジン側パイプ13,13とヒータパイプ12,12とを弾性ホース2,2により接続するものである。
【0009】
これらエンジン側パイプ13,13と前記ヒータパイプ12,12とが、それぞれ弾性ホース2,2により接続されているもので、その接続構造について説明する。
前記ヒータパイプ12,12ならびにエンジン側パイプ13,13の先端部が、前記弾性ホース2,2の端部から所定のラップ代m1〜m3を確保して圧入されている。
また、各パイプ12,13と弾性ホース2とがラップしているラップ部Lの外周であってバルジ部12b,13bが配置されている部位よりも弾性ホース2の先端側の位置にクランプ部材3が装着されて弾性ホース2を締め付けている。
【0010】
ここで、前記クランプ部材3について説明すると、前記クランプ部材3は、図3に示すように、アウタ部材31とインナ部材32とを有している。前記アウタ部材31は、環状のばね材を切断してCの字状に拡径可能に形成されている。前記インナ部材32は、前記アウタ部材31の内周に装着され、環状の両端部には相互に径脱可能な係止片32a,32bならびに摘み部32c,32dを有している。したがって、両部材31,32を同図(a)に示すように拡径した状態で両係止片32a,32bを係止させるとこの拡径状態に維持され、両摘み部32c,32dにより両係止片32a,32bを軸方向に変位させて両者の係止を外すと同図(b)に示すように縮径される構成となっている。
そして、前記クランプ部材3は、縮径状態では、前記弾性ホース2を締め付けることができる内径に形成されている一方、拡径状態では、クランプ部材3の内周は、弾性ホース2の外径よりも大径となるとともに、後述するホースプロテクタ4の外径よりは小径となる寸法に形成されている。
【0011】
図1,2に示すように、前記弾性ホース2の外周には、前記ラップ部Lとほぼ重ならない位置において、この弾性ホース2を他の車両部品との接触から保護するための樹脂あるいは金属により管状に形成されたホースプロテクタ4が装着されている。なお、このホースプロテクタ4は、その内径が前記弾性ホース2の外径よりも僅かに大きく形成されていて、弾性ホース2の外周に緩く嵌められて装着されている。
さらに、前記ホースプロテクタ4において、実施の形態の接続方法を実施するヒータパイプ12と弾性ホース2との接続部分側の端部には、管状の先端部の一部が軸方向に延びてセンサ部41が形成されている。
前記ホースプロテクタ4は、図示の接続状態では、前記センサ部41がヒータパイプ12のバルジ部12bに径方向で重なり、他の一般部はバルジ部12bと径方向で重ならないように配置されている。
なお、この図示の例では、ホースプロテクタ4の端部を斜めにカットすることによりセンサ部41が形成されているが、このセンサ部41の形状はこの形状に限定されるものではなく、図4に示すように、前記ホースプロテクタ4の一部のみを延ばしてセンサ部241,341を形成してもよい。
【0012】
以上説明した接続状態において、前記弾性ホース2とエンジン側パイプ13,13との接続部位は、目視しやすい部位であるのに対し、前記弾性ホース2とヒータパイプ12,12との接続部位は、ヒータユニット1の陰になって目視しにくい部位となっている。
そこで、本実施の形態のホース接続方法は、前記弾性ホース2とヒータパイプ12,12との接続に適用するもので、その手順を説明する。
【0013】
(組付工程)
この組付工程にあっては、弾性ホース2の外周にホースプロテクタ4を装着するとともに、弾性ホース2の先端をホースプロテクタ4の先端から予め決められたラップ代m1,m2に相当する量だけ目視により突出させる。
さらに、このホースプロテクタ4の先端から突出された弾性ホース2の先端部に係止片32a,32bを係止させた拡径状態のクランプ部材3を装着し、これにより、弾性ホース2とホースプロテクタ4とクランプ部材3とを1つに組み付ける。
【0014】
(圧入工程)
この圧入工程にあっては、クランプ部材3が脱落しないように弾性ホース2の先端部を弾性ホース2の一般部よりも高くした状態に維持したままで、ヒータパイプ12に対して弾性ホース2を下方から押し上げるようにして、ヒータパイプ12の先端部を、弾性ホース2の端部に圧入させる。
【0015】
(圧入停止工程)
この圧入停止工程にあっては、上記圧入作業を実行することによりヒータパイプ12のバルジ部12bがホースプロテクタ4のセンサ部41の位置に径方向で重なる位置まで達すると、バルジ部12bによる弾性ホース2の弾性変形がセンサ部41により一部規制されることになり圧入抵抗が増大する。このように、圧入抵抗が増大した時点で圧入を停止する。
すなわち、ヒータパイプ12を弾性ホース2に圧入させたときには、バルジ部12bにより弾性ホース2は拡径方向に弾性変形される。ところが、このバルジ部12bが、ホースプロテクタ4のセンサ部41に重なる位置まで達すると、弾性ホース2の拡径方向の弾性変形がセンサ部41により一部分だけ規制され、その反力が圧入抵抗として作用する。このため、圧入抵抗が、バルジ部12bがセンサ部41に達する前の時点に比べて増大するもので、この圧入抵抗の増大を感じた時点で作業者は圧入作業を終了する。
したがって、作業者は、目視しなくてもその圧入抵抗の変化によりバルジ部12bがセンサ部41に達したこと、すなわちヒータパイプ12と弾性ホース2とのラップ量が適正なラップ代m1〜m2となったことを知ることができる。
また、バルジ部12bの全周にホースプロテクタ4が重なると、弾性ホース2の拡径方向の弾性変形がホースプロテクタ4により規制されて弾性ホース2に剪断力が作用するが、本実施の形態では、弾性ホース2の弾性変形を規制するセンサ部41はホースプロテクタ4の一部のみに形成しているために、作用する剪断力を反対側に逃がすころで弱め、弾性ホース2の耐久性に悪影響を与えないようにできる。
【0016】
(クランプ部材締付工程)
このクランプ部材締付工程では、予め、弾性ホース2の先端部に装着していた拡径状態のクランプ部材3の係止片32a,32bの係止を外して縮径状態に変位させる。
このとき、ヒータパイプ12は、バルジ部12bがセンサ部41と重なる位置に達するまで確実に圧入されて、適正なラップ代m1,m2が確保されており、また、クランプ部材3は、ホースプロテクタ4と重なることなくセンサ部41よりも先端側に配置されているため、バルジ部12bと重なることもなく、よって、図示のように適正な位置に締め付けることができる。
この締付作業は、クランプ部材3の摘み部32c,32dを相互に軸方向に変位させて係止片32a,32bの係止を外すだけであり、目視することなく行うことができる。
なお、上述のように弾性ホース2,2の一端をヒータパイプ12,12に接続させた後に、弾性ホース2,2の他端をエンジン側パイプ13,13に接続させるが、この部位は目視しやすい部位であるため、従来からの方法に基づいて接続させるものであり、その手順の説明は省略する。
【0017】
以上説明したように、本実施の形態のホースプロテクタ4にあっては、センサ部41を設けたため、弾性ホース12に対するヒータパイプ12の適正な圧入量を検出することができるもので、このような新規なホースプロテクタを提供することができるという効果が得られる。
また、このホースプロテクタ4を用いたホース接続方法にあっては、目視しなくてもヒータパイプ12を弾性ホース2に適正な量だけ圧入させることができるとともに、適正な位置にクランプ部材3を締め付けることができ、従来と比較して作業性・信頼性を向上させることができるという効果が得られる。
【0018】
以上、本発明の実施の形態を図面に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0019】
例えば、実施の形態では、自動車のヒータユニットとエンジンとで冷却水を循環させる管路に適用した例を示したが、本発明のホースプロテクタは、接続管に弾性ホースを接続させる構成であれば、自動車以外の車両や、産業機器などあらゆる分野に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のホースプロテクタを用いたホース接続状態を示す側面図である。
【図2】実施の形態のホースプロテクタを用いたホース接続状態を示す斜視図である。
【図3】クランプ部材を示す正面図であって、(a)は締付状態、(b)は緩め状態を示している。
【図4】クランプ部材の他の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ヒータユニット
11 取付ブラケット
12 ヒータパイプ(接続管)
12b バルジ部
13 エンジン側パイプ
13b バルジ部
14 支持ブラケット
2 弾性ホース
3 クランプ部材
31 アウタ部材
32 インナ部材
32a,32b 係止片
4 ホースプロテクタ
41 センサ部
241 センサ部
341 センサ部
Claims (2)
- 管状に形成され、弾性を有した弾性ホースの外周に緩く装着されて弾性ホースを保護するホースプロテクタにおいて、
前記ホースプロテクタの管状の先端部の一部を軸方向に延ばしてセンサ部を形成したことを特徴とするホースプロテクタ。 - 請求項1に記載のホースプロテクタを用いて、先端部に外径方向に拡径したバルジ部を有した管状の接続管の先端部を、弾性を有した弾性ホースの先端部に圧入させ、前記接続管が圧入されている部分の弾性ホースの外周をクランプ部材で締め付けて弾性ホースと接続管とを接続させるホース接続方法であって、
前記弾性ホースの外周に請求項1に記載のホースプロテクタを装着するとともに、前記弾性ホースの先端を前記ホースプロテクタの先端から予め決められた必要ラップ代に相当する量だけ突出させ、さらに、このホースプロテクタの先端から突出された弾性ホースの先端部に、前記弾性ホースの外径よりも大径であり、かつ、前記ホースプロテクタの外径よりも小径である拡径状態に維持したクランプ部材を装着する組付工程と、
前記弾性ホースに装着したクランプ部材が脱落しないように弾性ホースの先端部を一般部よりも高くした状態に維持したまま、前記接続管の先端部を、弾性ホース端部に圧入させる圧入工程と、
前記接続管のバルジ部がホースプロテクタのセンサ部の位置に径方向で重なることで圧入抵抗が増大した時点で圧入を停止する圧入停止工程と、
前記弾性ホースの先端部に装着された拡径状態のクランプ部材を縮径させて弾性ホースを締め付けるクランプ部材締付工程と、を順に実行することを特徴とするホース接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003206121A JP2005054820A (ja) | 2003-08-05 | 2003-08-05 | ホースプロテクタおよびホース接続方法 |
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ID=34363099
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020014437A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 株式会社クボタ | 農作業機 |
-
2003
- 2003-08-05 JP JP2003206121A patent/JP2005054820A/ja active Pending
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